JP2000220633A - 動圧型軸受装置およびその製造方法 - Google Patents

動圧型軸受装置およびその製造方法

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JP2000220633A JP11020558A JP2055899A JP2000220633A JP 2000220633 A JP2000220633 A JP 2000220633A JP 11020558 A JP11020558 A JP 11020558A JP 2055899 A JP2055899 A JP 2055899A JP 2000220633 A JP2000220633 A JP 2000220633A
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Kazuo Okamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラスト軸受部の軸受隙間の設定を容易にす
ると共に、高精度の軸受隙間を実現可能とする。 【解決手段】 有底円筒状のハウジング6の底部にその
底面6a1よりも突出する当接部12を設ける。ハウジング
6内に軸部材2を挿入してこれを当接部12に当接させる
と共に、ハウジング6内に、軸部材2との相対回転時に
生じる動圧作用で軸部材2を非接触状態で回転自在に支
持する軸受本体7を挿入し、軸受本体7を軸部材2と係
合させて軸受本体7の位置決めを行う。その後、軸部材
2を押し込んで当接部12を後退させることにより、動圧
作用により軸部材2を非接触状態でスラスト支持するス
ラスト軸受部11のスラスト軸受隙間Cs1、Cs2を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動圧型軸受装置に
関する。この軸受装置は、特に情報機器、例えばHD
D、FDD等の磁気ディスク装置、CD−ROM、DV
D−ROM等の光ディスク装置、MD、MO等の光磁気
ディスク装置などのスピンドルモータ、あるいはレーザ
ビームプリンタ(LBP)のポリゴンスキャナモータな
どのスピンドル支持用として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】上記各種情報機器のスピンドルモータに
は、高回転精度の他、高速化、低コスト化、低騒音化な
どが求められている。これらの要求性能を決定づける構
成要素の一つに当該モータのスピンドルを支持する軸受
があり、近年では、この種の軸受として、上記要求性能
に優れた特性を有する動圧型軸受の使用が検討され、あ
るいは実際に使用されている。
【0003】図6はこの種のスピンドルモータの一例
で、軸受装置21で回転自在に支持された回転軸22aを、
ハウジング26に固定したステータ24と、回転軸22aに装
着したロータ25との間に生じる励磁力で回転駆動する構
造である。軸受装置21には、ラジアル荷重を支持するラ
ジアル軸受部30とスラスト荷重を支持するスラスト軸受
部31とが設けられ、これらの軸受部30、31は何れも軸受
面に動圧発生用の溝(動圧溝)を有する動圧型軸受であ
る。ラジアル軸受部30の動圧溝は、ハウジング26の内周
面26a(ラジアル軸受面)に形成され、スラスト軸受部
31の動圧溝は、回転軸22aの下端に固定したスラスト円
盤22bの両端面22b1、22b2(スラスト軸受面)にそれぞ
れ形成される。ハウジング26の底部には、スラスト円盤
22bの厚さにスラスト軸受隙間の幅(10〜20μm程
度)を加算した段差が設けられ、この段差部分にバック
メタル32を組み込むことによって、スラスト円盤22bの
軸方向両側に上記所定幅のスラスト軸受隙間Cs1、Cs2
が形成される。
【0004】この軸受装置21は、ハウジング26にスラス
ト円盤22bとバックメタル32を組み込んだ後、ハウジン
グ26内径部に、ハウジング26の内径よりラジアル軸受隙
間Cr 分だけ小径の回転軸22aを挿入し、さらに回転軸
22a先端をスラスト円盤22bの内径部に圧入することに
よって組立てられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記軸受装置において
は、スラスト円盤22bの両端面の動圧溝加工はプレス加
工により低コストに行い得るが、ハウジング内周面26a
の動圧溝加工はハウジング26形状に対応した専用の高精
度加工装置により行う必要があり、製造コストが高くな
る。従って、製造コストのさらなる低減が望まれ、この
要請に応えるべく、図7に示すように、ハウジング26を
一体の袋型とし、ハウジング26の内径部に、動圧溝付き
のラジアル軸受面27aを有する軸受本体27を固定する構
造が提案されている。
【0006】しかし、図7の構造では、スラスト軸受部
31の軸受隙間Cs1、Cs2を精度をよくするために寸法測
定等の煩雑な作業を要し、組立工数が増大するという不
具合がある。この問題は、図6と同様にハウジング26の
底部を別部材(バックメタル32等)で封口することによ
って解消することができるが、その場合、バックメタル
とハウジング26の接合部からの潤滑油の漏れが懸念さ
れ、また、バックメタルの組込みに伴う工数増加も問題
となる。
【0007】そこで、本発明は、上記の動圧型軸受装置
(図7参照)において、スラスト軸受部の軸受隙間の設
定を容易にすると共に、高精度の軸受隙間を実現可能と
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、軸部材と、有底筒状のハウジングと、
ハウジング内に設けられ、軸部材との相対回転時に生じ
る動圧作用で軸部材を非接触状態で回転自在に支持する
軸受本体と、上記相対回転時に生じる動圧作用で軸部材
を非接触状態でスラスト支持するスラスト軸受部とを有
する動圧型軸受装置において、ハウジングの底部に、組
立時に上記スラスト軸受部の軸受隙間を設定するための
隙間設定手段を設けた。
【0009】隙間設定手段としては、例えばハウジング
の底面よりも突出した位置で軸部材と当接可能で、かつ
当接後の軸部材の押し込みにより後退する当接部を有す
るものが考えられる。軸受装置の組立時において、ハウ
ジングに軸部材を挿入する際に、当接部をハウジング底
面よりも突出した位置で軸部材に当接させれば、軸部材
の位置(軸方向の位置)が定まる。その後、この軸部材
と係合するまで軸受本体をハウジングに挿入すれば、軸
受本体の位置決めを行うことができる。このように軸受
本体を位置決めした上で軸部材のみを押し込み(軸受本
体は動かない)、当接部を後退させれば、スラスト軸受
部に当接部の後退量に応じた幅の軸受隙間を形成するこ
とができる。なお、スラスト軸受部は、ハウジングの底
部と、これに対向する軸受本体の端面との間に設けるこ
とができる。
【0010】この場合の当接部は、軸部材の押し込みに
よって移動する移動部材に設けたり、あるいは上記軸部
材の押し込みによって変形する突起に設けることができ
る。
【0011】また、上記動圧型軸受装置は、有底円筒状
のハウジングの底部にその底面よりも突出する当接部を
設け、ハウジング内に軸部材を挿入してこれを当接部に
当接させると共に、ハウジング内に、軸部材との相対回
転時に生じる動圧作用で軸部材を非接触状態で回転自在
に支持する軸受本体を挿入し、軸受本体を軸部材と係合
させて軸受本体の位置決めを行い、その後軸部材を押し
込んで当接部を後退させることにより、動圧作用により
軸部材を非接触状態でスラスト支持するスラスト軸受部
のスラスト軸受隙間を形成する、という手順で製造され
得る。
【0012】当接部を、軸部材の押し込みによって移動
する移動部材に設けたり、あるいは軸部材の押し込みに
より変形する突起に設ければ、当接部の後退を当該移動
部材の移動や突起の変形によって行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図5に基いて説明する。
【0014】図1は、本発明にかかる動圧型軸受装置1
を有する情報機器用スピンドルモータの一例で、HDD
(ハードディスクドライブ)スピンドルモータの断面図
である。このスピンドルモータは、軸部材2を回転自在
に支持する軸受装置1と、軸部材2に取付けられ、図示
しない磁気ディスクを一又は複数枚保持するディスクハ
ブ3と、半径方向のギャップを介して対向させたステー
タ4およびロータ5とを有する。ステータ4は軸受装置
1のハウジング6外周部に取付けられ、ロータ5はディ
スクハブ3の内周面に取付けられている。ステータ4に
通電すると、ステータ4とロータ5との間の励磁力でロ
ータ5が回転し、ディスクハブ3および軸部材2が回転
する。
【0015】軸受装置1は、軸部材2と、有底円筒状の
ハウジング6と、ハウジング6の内周面に固定された厚
肉円筒状の軸受本体7と、軸受本体7の一端側(ハウジ
ング6の開口側をいう)を密封するシール部材8と、ハ
ウジング6の他端開口部を封口する底部6aに設けられた
隙間設定手段9とを主な構成要素とする。軸部材2は、
回転軸2aと回転軸2aの下端部に圧入等で固定したスラス
ト円盤2bとで構成され、回転軸2aを軸受本体7の内径部
に、スラスト円盤2bを軸受本体7とハウジング6の底部
6aとの間の空間に収容した垂直姿勢で配置される。
【0016】軸受本体7は、例えば軟質金属あるいは合
金(例えば銅、真鍮等)で形成される。軸受本体7の内
周面には、動圧溝を有するラジアル軸受面7aが形成さ
れ、これより軸部材2の回転時には、ラジアル軸受面7a
と回転軸2aの外周面との間のラジアル軸受隙間Cr に動
圧作用が発生し、回転軸2aが非接触状態で回転自在に支
持される。軸受本体7は軟質金属等だけでなく、例えば
焼結金属によって成形することもでき、その場合の動圧
溝は圧縮成形、すなわち、コアロッドの外周面に動圧溝
形状に対応した凹凸形状の溝型を形成し、コアロッドの
外周に焼結金属を供給して焼結金属を圧迫し、焼結金属
の内周部に溝型形状に対応した動圧溝を転写することに
よって、低コストにかつ高精度に成形することができ
る。この場合、焼結金属の脱型は、圧迫力を解除するこ
とによる焼結金属のスプリングバックを利用して簡単に
行える。
【0017】軸部材2をスラスト支持するスラスト軸受
部11は、動圧溝を有するスラスト軸受面2b1、2b2をス
ラスト円盤2bの両端面に設けて構成される。この構成か
ら、スラスト円盤2bの回転時には、上スラスト軸受面2
b1と軸受本体7の下端面との間のスラスト軸受隙間Cs
1、および下スラスト軸受面2b2とハウジング6の底面
6a1との間のスラスト軸受隙間Cs2にそれぞれ動圧が発
生するので、スラスト円盤2bは軸受本体7の下端面およ
びハウジング6の底面6a1に対してそれぞれ非接触状態
で支持され、これにより軸部材2が軸方向両側からスラ
スト支持される。
【0018】上記ラジアル軸受面7aおよびスラスト軸受
面2b1、2b2の動圧溝形状は任意に選択することがで
き、公知のへリングボーン型、スパイラル型、ステップ
型、多円弧型等の何れかを選択し、あるいはこれらを適
宜組合わせて使用することができる。
【0019】隙間設定手段9は、軸受装置の組立時にお
いてスラスト軸受隙間Cs1、Cs2を規定の幅に設定する
ためのものである。この隙間設定手段9としては、例え
ば図1に示すように、ハウジング6の底部の中心にハウ
ジング底部6aの肉厚にほぼ等しい孔6a2を貫通形成する
と共に、この孔6a2に移動部材、例えば金属製のボール
10を圧入した構造が考えられる。この隙間設定手段9に
よる隙間設定は以下の手順で行われる。
【0020】まず、図2に示すように、ハウジング底部
6aの孔6a2にボール10を圧入する。この時、ボール10上
端の表面(当接部)は、ハウジング底面6a1に対してス
ラスト軸受隙間Cs1、Cs2に相当する幅δ(Cs1とCs2
の和)分だけ突出させておく。次いで、図3に示すよう
に軸部材2をハウジング6の内径部に挿入し、回転軸2a
の軸端をボール表面(当接部12)に当接させる。さらに
軸受本体7をハウジングの内径部に押し込み、上スラス
ト軸受隙間Cs1が0となるまで、すなわち軸受本体7の
下端面がスラスト円盤2bに接触するまで軸受本体7を押
し進め、この状態で軸受本体7をハウジング6内周面に
固着する。この時、軸部材2は当接部12との当接によっ
て軸方向で位置出しされており、さらにこの軸部材2に
軸受本体7が軸方向で係合するため、軸受本体7の軸方
向での位置出しが正確に行われる。なお、軸受本体7の
固着方法としては、圧入あるいは接着等が考えられる。
【0021】次いで、図4に示すように、軸部材2のみ
を下方に押し込み、当接部12がハウジング6の底面6a1
と同一レベルに達するまでボール10を押し戻せば、スラ
スト円盤2bの軸方向両側にスラスト軸受隙間Cs1、Cs2
が形成される。この場合、両スラスト軸受隙間Cs1、C
s2の幅の和はボール10の突出量δと等しいので、突出量
δが正確でありさえすれば、仮にスラスト円盤2b、ハウ
ジング6、軸受本体7等に多少の寸法誤差がある場合に
も高精度なスラスト軸受隙間Cs1、Cs2を形成すること
ができる。
【0022】その後、ハウジング6内を潤滑油で満た
し、軸受本体7の上面側をシール部材8でシールすれば
図1に示す軸受装置1が得られる。移動部材10や孔6a2
の形状、材質等は、軸部材2の押し込みにより移動部材
10が移動できる限り任意に選択することができ、上述の
金属製ボール10や円筒状の孔6a2には限定されない。
【0023】図5は隙間設定手段9の他の実施形態で、
ハウジング6の底面6a1中心部に突起13を一体形成した
ものである。この場合、突起13の先端が回転軸2aの軸端
と当接する当接部12となる。この実施形態は、突起13を
軸部材2の押し込みに伴う圧縮方向の加圧力で変形(塑
性変形)させ、この変形により当接部12をハウジング6
の底面6a1と同一レベルまで後退させるもので、当接部
12の後退動作を突起13の変形により行う点を除き、図2
〜図4と同様の構成でかつ同様の手順で組立てられるた
め、重複説明を省略する。この実施形態の場合、突起13
の変形スペースを確保するため、図示のように突起13の
周囲には浅い肉取り部14を形成する。また、突起13は軸
部材2、特に回転軸2aの軸端よりも軟質の材料で形成す
る。突起13はハウジング6と別体に構成しても構わな
い。
【0024】上記隙間設定手段9は、上記のようにハウ
ジング底面6a1の中心1箇所のみに設ける他、ハウジン
グ底部6aの複数箇所に設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、袋型ハウ
ジングを有する軸受装置においてもスラスト軸受隙間を
簡単な工程で精度よく形成することができ、より一層の
低コスト化と共に、動作の安定性や信頼性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる動圧型軸受装置を有するスピン
ドルモータの断面図である。
【図2】上記動圧型軸受装置の製造手順を示す断面図で
ある。
【図3】上記動圧型軸受装置の製造手順を示す断面図で
ある。
【図4】上記動圧型軸受装置の製造手順を示す断面図で
ある。
【図5】隙間設定手段の他の実施形態を示す断面図であ
る。
【図6】動圧型軸受装置を有するスピンドルモータの断
面図である。
【図7】動圧型軸受装置の他例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 軸受装置 2 軸部材 2a 回転軸 2b スラスト円盤 6 ハウジング 6a 底部 6a1 底面 7 軸受本体 9 隙間設定手段 10 移動部材(ボール) 11 スラスト軸受部 12 当接部 13 突起 Cr ラジアル軸受隙間 Cs1 スラスト軸受隙間 Cs2 スラスト軸受隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古森 功 三重県桑名市大字東方字尾弓田3066 エヌ ティエヌ株式会社内 Fターム(参考) 3J011 AA04 BA02 BA08 CA02 CA06 DA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部材と、有底筒状のハウジングと、ハ
    ウジング内に設けられ、軸部材との相対回転時に生じる
    動圧作用で軸部材を非接触状態で回転自在に支持する軸
    受本体と、上記相対回転時に生じる動圧作用で軸部材を
    非接触状態でスラスト支持するスラスト軸受部とを有す
    る動圧型軸受装置において、 ハウジングの底部に、組立時に上記スラスト軸受部の軸
    受隙間を設定するための隙間設定手段を設けたことを特
    徴とする動圧型軸受装置。
  2. 【請求項2】 上記隙間設定手段が、ハウジングの底面
    よりも突出した位置で軸部材と当接可能で、かつ当接後
    の軸部材の押し込みにより後退する当接部を有する請求
    項1記載の動圧型軸受装置。
  3. 【請求項3】 当接部を、上記軸部材の押し込みによっ
    て移動する移動部材に設けた請求項2記載の動圧型軸受
    装置。
  4. 【請求項4】 当接部を、上記軸部材の押し込みによっ
    て変形する突起に設けた請求項2記載の動圧型軸受装
    置。
  5. 【請求項5】 有底円筒状のハウジングの底部にその底
    面よりも突出する当接部を設け、ハウジング内に軸部材
    を挿入してこれを当接部に当接させると共に、ハウジン
    グ内に、軸部材との相対回転時に生じる動圧作用で軸部
    材を非接触状態で回転自在に支持する軸受本体を挿入
    し、軸受本体を軸部材と係合させて軸受本体の位置決め
    を行い、その後軸部材を押し込んで当接部を後退させる
    ことにより、動圧作用により軸部材を非接触状態でスラ
    スト支持するスラスト軸受部のスラスト軸受隙間を形成
    することを特徴とする動圧型軸受装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 当接部を、上記軸部材の押し込みによっ
    て移動する移動部材に設け、当接部の後退を当該移動部
    材の移動により行う請求項5記載の動圧型軸受装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 当接部を、上記軸部材の押し込みにより
    変形する突起に設け、当接部の後退を当該突起の変形に
    より行う請求項5記載の動圧型軸受装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005188753A (ja) * 2000-08-23 2005-07-14 Ntn Corp 動圧型軸受ユニット
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KR100709101B1 (ko) * 2000-08-23 2007-04-18 엔티엔 가부시키가이샤 동압형 베어링 유닛

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