JP3479880B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3479880B2 JP2000230128A JP2000230128A JP3479880B2 JP 3479880 B2 JP3479880 B2 JP 3479880B2 JP 2000230128 A JP2000230128 A JP 2000230128A JP 2000230128 A JP2000230128 A JP 2000230128A JP 3479880 B2 JP3479880 B2 JP 3479880B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピンドルモータに係
り、特に流体の動圧を利用したスピンドルモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置およびそのすべ
り軸受スピンドルモータは、特開平3−272318号
公報に記載のように、ラジアル軸受とスラスト軸受が分
離した構造であった。また、潤滑油のシール部は回転側
に設けられていた。また、特開平4−6667号公報に
記載のように、ラジアル軸受部は上下磁気ディスクの取
付け寸法内に配置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスク装置の小
型および薄型化に対応して、スピンドルモータを小型化
薄型化することが求められている。さらに、記憶容量の
増大とデータ転送レートの高速化に対応して、スピンド
ルモータの軸受にすべり軸受を用いて、非同期振動の低
減と回転速度の高速化を図ってきた。
【0004】本発明の目的は、すべり軸受スピンドルモ
ータの小型化、薄型化を図るとともに、大容量化に対応
し外部振動によって磁気ディスクを振動させない剛性の
高いすべり軸受を提供し、さらに、潤滑油を外部に漏ら
さない信頼性の高いすべり軸受スピンドルモータを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスピンドルモータは、流体による動圧軸受
を用いたスピンドルモータにおいて、前記動圧軸受が、
回転体に取り付けた円筒状の軸受と固定側の軸とで構成
され、前記回転体に取り付けた円筒状軸受は、側面にラ
ジアル方向の動圧発生部を設け、上面および下面にスラ
スト方向の動圧発生部を設けたラジアル軸受およびスラ
スト軸受一体構造で、前記固定軸の軸側面と円筒内面と
の間でラジアル軸受を構成し、前記軸に取り付けた上下
2つのスラスト軸受板との間でスラスト軸受を構成して
おり、該固定側の軸に取り付けた上下2つのスラスト軸
受板は、各々、中央部にねじまたは前記固定側の軸が挿
通される穴が設けられた環状で、磁石の両側にヨークが
位置して厚さ方向に2枚のヨークと磁石が積層状とされ
た構造とし、該上下2つのスラスト軸受板と前記回転軸
側に設けたシール用ヨークとの間に各々磁性流体を注入
して磁性シールを構成するとともに、前記上下2つのス
ラスト軸受板のヨークが、各々スラスト方向の動圧発生
部との間でスラスト軸受を形成した構成とした。
【0006】また、前記回転体の円筒状軸受の内周面は
3つ以上の円弧部からなる動圧軸受であり、前記ラジア
ル軸受の前記固定軸と前記円弧部との間隔のもっとも広
い部分と前記スラスト軸受との間に連通する潤滑油供給
溝を有し、前記スラスト軸受部は、前記潤滑油供給溝に
連通する部分でギャップがもっとも広いテーパ状の円弧
面で構成されている構成とした。
【0007】本発明によれば、すべり軸受のラジアル軸
受とスラスト軸受とを一体構造にし、さらに、同スラス
ト軸受に磁性流体シールを設けたことにより、装置の小
型化・薄型化および高信頼シールを実現することができ
る。また、スラスト軸受部の固定側に磁性流体シールの
磁石を設けることにより、ハブの重量が低減し、高速回
転と低消費電力化が図れるなどの作用を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明になるス
ピンドルモータの一実施形態の構成を示す断面図であ
る。
【0009】図1のすべり軸受は円筒状であり、固定側
はベース18とベース18に接着材で固定した軸26お
よびステータ8で構成される。軸26には、ネジ14用
のネジ穴13と潤滑油用貫通口27がある。また、軸2
6にはスラスト軸受と磁気シールを兼ねた下部磁気シー
ル付スラスト板8を接着する。
【0010】ステータ8は、積層鋼板22とコイル21
で構成し、回転磁界を発生させる。回転側は、ハブ7と
ハブ7に接着したラジアル・スラスト一体軸受17とロ
ータマグネット20とヨーク19とシール用ヨーク1
6、23および密閉板9で構成される。
【0011】ラジアル・スラスト一体軸受17には、回
転により軸26との間でラジアル方向の動圧を発生する
ラジアル軸受部12、25がある。また、同軸受17に
は、回転により上部磁性流体シール付スラスト板11と
下部磁性流体シール付スラスト板24との間で、スラス
ト方向の動圧を発生するスラスト軸受部15、28があ
る。また、上部磁性流体シール付スラスト板11は、ネ
ジ14によって軸26に固定され、さらに接着材により
ネジ14に接着される。
【0012】ヨーク19はロータマグネット20の磁路
を構成する。そして、ステータ8とロータマグネット2
0とでモータを構成し、回転トルクを発生させて回転部
を回転させる。また、上部磁性流体シール付スラスト板
11と、シール用ヨーク16の間に磁性流体を注入し、
同スラスト板11の磁力線と磁性流体とですべり軸受部
の潤滑油を密閉する。
【0013】同様に、下部磁性流体シール付スラスト板
24とシール用ヨーク16との間に磁性流体を注入し、
同スラスト板24の磁力線と磁性流体とですべり軸受部
の潤滑油を密閉する。また、ハブ7には、螺旋状に溝を
設けたネジ・シール10を設けて潤滑油の外部への漏れ
を防止する。
【0014】さらに、ハブ7には、接着により密閉板9
を取付け、潤滑油の外部への漏れを防止する。また、ハ
ブ7には、クランプリング6を接着し、磁気ディスク円
板1、2、3を固定する。磁気ディスク円板1、2、3
はスペーサ4、5により円板間隔を確保する。
【0015】なお、本実施形態のラジアル・スラスト一
体軸受17および同ラジアル軸受の動圧発生部の位置
を、ハブ7に固定した最上位磁気ディスク3と最下位磁
気ディスク1の間の寸法と同じかそれより大きく、か
つ、最上位磁気ディスク3と最下位磁気ディスク1と同
じ位置か、さらに外側に配置する。
【0016】このようにラジアル・スラスト一体軸受1
7を構成することにより、ラジアル軸受部12の圧力発
生部とラジアル軸受部25の圧力発生部との距離が長く
なるため、軸26の倒れによるモーメント力を減少で
き、磁気ディスク1、2、3の倒れを小さくすることが
できる。
【0017】このことは、外部振動に対して、剛性を高
くでき磁気ディスクの振動を小さくするのに効果があ
る。さらに、磁気ディスクをクランプリングと接着材に
よりハブに固定する構造にして、ラジアル・スラスト一
体軸受17が最上位磁気ディスク3より外側に位置して
も薄型化が可能な構造とした。
【0018】このように、すべり軸受をラジアル軸受部
とスラスト軸受部を一体としたラジアル・スラスト一体
軸受とし、同スラスト軸受部に磁性流体シール部を設け
た構造とすることで、潤滑油が外部に漏れない信頼性の
高い、しかも、小型で薄型な磁気ディスクスピンドルモ
ータが可能になった。
【0019】図2は、図1のラジアル・スラスト一体軸
受17の軸受部の構成を示す。ラジアル軸受部は3つの
円弧40、41、42で構成される。円弧40、41、
42は、給油溝43、44、45と回転中心を結ぶ線上
以外に円弧の中心を持つ非対称な円弧である。そして、
軸26と円弧40、41、42の間に潤滑油を注入し、
ラジアル・スラスト一体軸受17を回転させることによ
り、同ギャップ部で動圧を発生させる。
【0020】また、スラスト軸受部は、図3に示すテー
パランド46、47、48で構成する。同テーパランド
と磁性流体シール付スラスト板11、24との間に潤滑
油を注入し、同ギャップ部で動圧を発生させる。
【0021】図4は、上部磁性流体シール付スラスト板
の構成図を示す。磁石51の両側にヨーク50、53を
接着したもので、シール用ヨーク16との間で磁力線5
2、54が広がらないように作用させることができる。
【0022】これにより、シール用ヨーク16との間に
磁性流体を注入し、強力な磁力により、すべり軸受の潤
滑油を密閉する。また、ヨーク53とラジアル・スラス
ト軸受17のスラスト軸受部15とでスラスト軸受を構
成する。
【0023】図5は、下部磁性流体シール付スラスト板
の構成図を示す。磁石61の両側にヨーク60、63を
接着したもので、シール用ヨーク23との間で磁力線6
2、64が広がらないように作用させることができる。
【0024】これにより、シール用ヨーク23との間に
磁性流体を注入し、強力な磁力によりすべり軸受の潤滑
油を密閉する。また、ヨーク60とラジアル・スラスト
軸受17のスラスト軸受部28とでスラスト軸受を構成
する。
【0025】図6は、他のラジアル・スラスト軸受部の
構成を示す。回転部のラジアル・スラスト一体軸受72
は、図1の軸26に対応する内面に動圧を発生する溝7
1、73を設け、さらに、上側と下側に図3に示すテー
パランドのスラスト軸受部70、74を設ける。同構造
により、ラジアル方向の動圧を高くでき、すべり軸受の
剛性を向上できる。
【0026】図7は、他のラジアル・スラスト軸受の構
成を示す。固定軸77に動圧を発生させる溝75、76
を設ける。回転部の軸受は円筒状であり、図1と同様に
円筒の上側と下側に図3に示すテーパランドのスラスト
軸受部を設ける。同構造により、ラジアル方向の動圧を
高くでき、すべり軸受の剛性を向上できる。
【0027】図8は、図1のすべり軸受スピンドルモー
タの組立図を示す。固定側は、ベース18にステータ8
を接着材により固定する。次に下側磁性流体シール付ス
ラスト板24を接着した軸26をベース18に接着す
る。
【0028】回転側は、ハブ7にラジアル・スラスト軸
受17を接着材により固定する。次にシール用ヨーク1
6、23をハブ7に接着する。次に下側磁性流体シール
部にシール用磁性流体を注入し、さらに動圧用の潤滑油
を注入したのちハブ7を軸26に挿入する。
【0029】そして、上側磁性流体シール付スラスト板
11をネジ14で軸26に固定し、さらに接着材で同ス
ラスト板11とネジ14を固定する。そして、シール用
磁性流体を上側磁性流体シール部に注入する。最後に密
閉板9をハブ7に接着する。
【0030】このように、本実施形態の磁気ディスク装
置すべり軸受スピンドルモータは、接着材により組み立
てるように構成したため、小型、薄型にすることができ
る。なお、すべり軸受の潤滑油には磁性流体シールに用
いた磁性流体を使用することもできる。さらに、薄型化
のためには、ベース18を磁気ディスク装置の筐体のベ
ースカバーと一体に構成することもできる。
【0031】図9は、本発明の別の実施形態の磁気ディ
スク装置すべり軸受の構成を示す断面図である。本実施
形態は、図1に示した実施形態と同じ構成であって、回
転トルクを発生させるステータとロータマグネットは図
示していない。
【0032】本実施形態の特徴は、シール用磁石80と
シール用ヨーク81の下部磁性流体シール構造および軸
26の上部に設けたネジ穴90により、軸26を磁気デ
ィスク装置のケースに固定する構造であって、シール用
磁石91と軸26とで上部磁性流体シールを構成してい
る。
【0033】図10に本実施形態のシール用ヨーク81
の構成図を示す。シール用ヨーク81に突起82、83
を設け、シール用磁石80の磁力線84、85が突起8
2、83に集中するように構成し、磁性流体86と強力
な磁力によりすべり軸受の潤滑油を密閉する。
【0034】また、図11および図12は、本実施形態
のシール用磁石80の構成を示す。図11と図12は、
磁石の磁化の方向を面内方向と軸方向にしたもので、シ
ール用ヨーク81の突起82、83に磁力線87、88
が集中するようになっている。このような構成にするこ
とにより、シール用磁石80は磁力線を集中させるヨー
クを必要としないため簡単な構造となり、小型化、薄型
化に効果がある。
【0035】また、図9の磁気ディスク装置すべり軸受
スピンドルモータは、軸26の上部と下部を磁気ディス
ク装置のケースに固定する両端支持構造のため、回転振
動を小さくすることができ、トラック密度の高密度化に
効果がある。
【0036】この場合の上部磁性流体シールは、シール
用磁石91と軸26との間に磁性流体を注入した構造で
あって、シール用磁石91は、リング状磁石の両側にリ
ング状ヨークを積層したもので、図5の磁性流体シール
付きスラスト板と同じ構造である。
【0037】以上のように、これらの実施形態によれ
ば、すべり軸受をラジアル軸受とスラスト軸受とを一体
で構成し、さらにスラスト軸受部に磁性流体シール部を
設けることにより、磁気ディスク装置のスピンドルモー
タの小型、薄型および高信頼シールに効果がある。
【0038】また、ラジアル軸受の2つの動圧発生部
を、積層したディスクの最上位ディスクと最下位ディス
クの位置と同じか、それより外側に配置したことによ
り、軸の倒れおよび外乱振動に対して、ディスクの倒れ
および振動を低減できる効果がある。
【0039】さらに、ディスクを固定するクランプを接
着によりハブに固定させるように構成し、最上位ディス
クより外側にすべり軸受が位置しても、クランプ部の高
さを必要としないため、スピンドルモータの薄型化に効
果がある。また、スピンドルモータを組立てる場合に接
着材により固定しているため、小型、薄型化に効果があ
る。
【0040】
【発明の効果】上述のとおり本発明によれば、すべり軸
受スピンドルモータの小型化、薄型化を図ることがで
き、大容量化に対応し外部振動によって磁気ディスクを
振動させない剛性の高いすべり軸受が得られる。さら
に、潤滑油を外部に漏らさない信頼性の高いすべり軸受
スピンドルモータを用いた磁気ディスク装置およびその
すべり軸受を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の磁気ディスク装置すべり
軸受の構成を示す断面図
【図2】本実施形態におけるラジアル・スラスト軸受部
の構成図
【図3】本実施形態におけるスラスト軸受部の断面図
【図4】本実施形態における上部磁性流体シール付スラ
スト板の構成図
【図5】本実施形態における下部磁性流体シール付スラ
スト板の構成図
【図6】他のラジアル・スラスト軸受部の構成図
【図7】他のラジアル軸受部の構成図
【図8】本実施形態におけるすべり軸受スピンドルモー
タの組立図
【図9】本発明の別の実施形態の磁気ディスク装置すべ
り軸受の構成を示す断面図
【図10】本実施形態のシール用ヨークの構成図
【図11】別の実施形態のシール用磁石の一例を示す構
成図
【図12】別の実施形態のシール用磁石の他の例を示す
構成図
【符号の説明】
1、2、3 磁気ディスク 4、5 スペーサ 6 クランプリング 7 ハブ 8 ステータ 9 密閉板 10 ネジシール 11 上部磁性流体シール付スラスト板 12 ラジアル軸受部 13 ネジ穴 14 固定ネジ 15 スラスト軸受部 16 シール用ヨーク 17 ラジアル・スラスト一体軸受 18 ベース 19 ヨーク 20 ロータマグネット 21 コイル 22 積層剛板 23 シール用ヨーク 24 下部磁性流体シール付スラスト板 25 ラジアル軸受部 26 軸 27 貫通口 28 スラスト軸受部 40、41、42 円弧 43、44、45 給油溝 46、47、48 テーパランド 50 ヨーク 51 磁石 52 磁力線 53 ヨーク 54 磁力線 60 ヨーク 61 磁石 62 磁力線 63 ヨーク 64 磁力線 70 スラスト軸受部 71 溝 72 ラジアル・スラスト一体軸受 73 溝 74 スラスト軸受部 75、76 溝 77 固定軸 80 シール用磁石 81 シール用ヨーク 82、83 突起 84、85 磁力線 86 磁性流体 87、88 磁力線 90 ネジ穴 91 シール用磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02K 5/00 H02K 5/00 B 5/16 5/16 Z 5/167 5/167 A 21/22 21/22 M (72)発明者 井上 知昭 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 仲野 正昭 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 平7−59326(JP,A) 特開 平6−315241(JP,A) 特開 平7−95743(JP,A) 特開 平5−288214(JP,A) 特開 平3−277156(JP,A) 特開 平5−118320(JP,A) 実開 平6−70464(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 7/08 H02K 5/167

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体による動圧軸受を用いたスピンドル
    モータにおいて、前記動圧軸受が、回転体に取り付けた
    円筒状の軸受と固定側の軸とで構成され、前記回転体に
    取り付けた円筒状軸受は、側面にラジアル方向の動圧発
    生部を設け、上面および下面にスラスト方向の動圧発生
    部を設けたラジアル軸受およびスラスト軸受一体構造
    で、前記固定軸の軸側面と円筒内面との間でラジアル軸
    受を構成し、前記軸に取り付けた上下2つのスラスト軸
    受板との間でスラスト軸受を構成しており、該固定側の
    軸に取り付けた上下2つのスラスト軸受板は、各々、
    央部にねじまたは前記固定側の軸が挿通される穴が設け
    られた環状で、磁石の両側にヨークが位置して厚さ方向
    に2枚のヨークと磁石が積層状とされた構造とし、該上
    下2つのスラスト軸受板と前記回転軸側に設けたシール
    用ヨークとの間に各々磁性流体を注入して磁性シールを
    構成するとともに、前記上下2つのスラスト軸受板のヨ
    ークが、各々スラスト方向の動圧発生部との間でスラス
    ト軸受を形成したスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 前記回転体の円筒状軸受の内周面は3つ
    以上の円弧部からなる動圧軸受であり、前記ラジアル軸
    受の前記固定軸と前記円弧部との間隔のもっとも広い部
    分と前記スラスト軸受との間に連通する潤滑油供給溝を
    有し、前記スラスト軸受部は、前記潤滑油供給溝に連通
    する部分でギャップがもっとも広いテーパ状の円弧面で
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピ
    ンドルモータ。
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