JP3338117B2 - スピンドルモータおよび軸受け用部品の製造方法 - Google Patents
スピンドルモータおよび軸受け用部品の製造方法Info
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Description
よび軸受け用部品の製造方法に関し、特に、動圧軸受け
構造を採用したスピンドルモータおよび同軸受け構造部
品の製造方法に関するものである。
として、従来から、ブラシレス多相直流モータが用いら
れている。この種のモータはスピンドルモータとも呼ば
れ、基本的な構成として、励磁状態において電流磁界を
発生するステータコイルを備えたステータと、このステ
ータコイルの電流磁界との電磁相互作用により回転力を
得るロータマグネットを備えたロータとを有している。
近時、磁気ディスク装置の小型化に伴って、モータも小
型化が強く要請されており、この要請に応える技術とし
て、ステータとロータとの間に設けられる軸受け構造に
おいて、動圧軸受けを採用することが検討されている。
この動圧軸受けは、例えば、特開平3−60355号公
報にその一例が開示されているように、ロータとステー
タとの周方向の摺接面に、ヘリングボーン状の溝を刻設
し、ロータが回転することにより、溝部分に充填されて
いる潤滑剤の圧力を高め、この圧力上昇により、ロータ
とステータとの間を離間させ、ラジアル方向の軸受け部
として機能させる。
は、ロータの回転軸の端面側にスパイラル状の溝を設
け、回転軸の回転に伴うポンピング作用により、この部
分の圧力を高め、上昇した圧力により軸を浮上させるも
のである。しかしながら、このようなスピンドルモータ
の動圧軸受け部には、以下に説明する技術的課題があっ
た。
ピンドルモータの動圧軸受け部では、ヘリングボーン状
ないしはスパイラル状の溝を刻設することになるが、こ
の溝の形成は、通常、化学的なエッチングにより行って
いたので、製作工程が複雑になり、製造コストが上昇す
るという問題があった。
れたものであり、その目的とするところは、簡単な工程
により、安価に製造することができるスピンドルモータ
および軸受け部品の製造方法を提供することにある。
め、第1の発明は、励磁状態で電流磁界を発生するステ
ータコイルを備えた静止部材と、前記ステータコイルの
電流磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマ
グネットを備えた回転部材と、前記静止部材と回転部材
との間に設けられた動圧軸受け部とを有するスピンドル
モータにおいて、前記動圧軸受け部は、前記静止部材側
に設けられた円盤状軸受け部材に形成された凹状溝を有
し、前記円盤状軸受け部材は、前記凹状溝がプレス加工
によりその両面に同時に形成されることを特徴とする。
成される面に対応して、その外周縁に凹状の切欠部を設
けることができる。また、前記円盤状軸受け部材は、前
記凹状溝を形成する面が、半径方向内方に向けて、軸線
方向内方に傾斜したテーパー面に形成することができ
る。さらに、前記円盤状軸受け部材は、前記凹状溝を形
成する面が、当該凹状溝の形成中心から半径方向内外方
向に向けて、軸線方向外方に傾斜したテーパ面に形成す
ることができる。
の軸部から半径方向外方に突出する円盤状軸受け部とを
有する静止部材を形成する工程と、前記円盤状軸受け部
の両面に同時にプレス加工を施してスラスト軸受け用の
凹状溝を形成する工程とを含むことを特徴とする。 ま
た、前記静止部材を形成する工程と前記凹状溝を形成す
る工程との間に、前記円盤状軸受け部の前記凹状溝が形
成される面の外周縁に凹状の切欠部を形成する工程を設
けることができる。
記凹状溝を形成する工程との間に、前記円盤状軸受け部
の前記凹状溝が形成される面を半径方向内方に向けて、
軸線方向内方に傾斜したテーパ面に形成する工程を設け
ることができる。さらにまた、前記静止部材を形成する
工程と前記凹状溝を形成する工程との間に、前記円盤状
軸受け部の前記凹状溝が形成される面を当該凹状溝の形
成中心から半径方向内外方向に向けて、軸線方向外方に
傾斜した面に形成する工程を設けることができる。
受け部は、静止部材側に設けられた円盤状軸受け部材に
形成された凹状溝を有し、円盤状軸受け部材は、その面
上に前記凹状溝がプレス加工をその両面に同時施すこと
により形成されるので、この凹状溝を容易に形成するこ
とができ、スピンドルモータを安価に提供することがで
きる。また、請求項2の構成によれば、円盤状軸受け部
材と軸部とを別体に形成し、円盤状軸受け部材を軸部に
嵌着した状態で、プレス加工を施すので、凹状溝をプレ
ス成形する際に、円盤状軸受け部材の軸部に嵌着された
個所が、凹状溝の形成に伴って、部分的に内方に膨出変
形し、この膨出変形により、円盤状軸受け部材が軸部に
固設される。
受け部材は、凹状溝が形成される面に対応して、その外
周縁に凹状の切欠部が設けられているので、この切欠部
が潤滑剤の溜部となるとともに、凹状溝をプレス成形す
る際の、軸受け部材の外周縁側の膨出変形が、切欠部の
形成部分でのみ発生し、軸受け部材の外周縁の有害な変
形が防止される。
ば、円盤状軸受け部材は、凹状溝を形成する面が、半径
方向内方に向けて、軸線方向内方に傾斜したテーパー
面、もしくは、当該凹状溝の形成中心から半径方向内外
方向に向けて、軸線方向外方に傾斜した面に形成されて
いるので、凹状溝をプレス形成する際の、軸受け部材の
面方向の膨出変形が、これらのテーパー面で吸収され、
軸受け部材の有害な面変形が防止される。
を参照して詳細に説明する。図1から図3は、本発明に
かかるスピンドルモータの第1実施例を示している。同
図に示すスピンドルモータは、シャフト固定型の直流モ
ータであって、断面が概略凸形に形成された静止部材
(ステータ)10と、断面が略ハット状に形成された回
転部材(ロータ)11とを有している。
部13とから構成されている。ブラケット12は、外周
に設けられたリング状のフランジ部14と、このフラン
ジ部14の内側に位置する外周壁部15と、外周壁部1
5の内方に形成された環状の底部16と、底部16の内
周側に設けられた円筒状の内周壁部17とを有してい
る。
は、上下に貫通する円形断面の孔部18が形成されてい
る。中心軸部13は、上方に設けられた大径部13a
と、下方に設けられた小径部13bとを有し、孔部18
内には、中心軸部13の小径部13の下端側が嵌着固定
されている。また、内周壁部17の外周には、環状の積
層体からなるステータコア19が固着され、ステータコ
ア19には、ステータコイル20が捲回されている。
いたスリーブを一体化したロータハブ21を有してい
る。ロータハブ21は、環状の基部22と、基部22の
下端外周縁に突設され、内周面に段部23が形成された
中空筒部24と、基部22の外周に形成された環状壁部
25と、環状壁部25の外周に垂設された環状外壁部2
6と、環状外壁部26の下端外周に周設された環状張出
部27とを有している。
向に貫通する貫通孔28が形成され、この貫通孔28内
には、前記中心軸部13の大径部13aが挿通されてい
る。そして、ロータハブ21の環状外壁部26の内周面
には、環状のロータヨーク29が、全高の略半分を下方
に突出するようにして固設されており、ロータヨーク2
9の内周面には、ステータコア19に対向するようにし
てロータマグネット30が固設されている。
は、円盤状の磁気ディスク31が上下方向に所定の間隔
をおいて嵌着され、磁気ディスク31は、環状壁部25
に穿設されたネジ孔32にビス33を螺着することによ
り装着される取付金具34により固定されている。ま
た、ブラケット12は、磁気ディスク装置側の取付ベー
ス35に接着固定されるとともに、中心軸部13は、そ
の先端に形成された雄ネジ36に磁気ディスク装置側の
カバー37を挿入し、ナット38を螺着することにより
固定される。
材は、ステータコイル20に直流電流を供給するフレキ
シブルプリント基板であり、また、同40は、ネジ孔3
2を閉塞するシール部材、同41は、防塵カバーであ
る。以上のように構成されたスピンドルモータでは、中
心軸部13の大径部13aの外周面とロータハブ21の
貫通孔28の内周面とが摺接する部分が、潤滑剤を充填
したラジアル動圧軸受け部42となるので、大径部13
aの外周面にヘリングボーン状溝43が形成されてい
る。
は、上下方向に所定の間隔をおいて2個所形成されてい
て、各ヘリングボーン状溝43の中心は、図1に破線で
示すように、環状外壁部25に装着される磁気ディスク
31の厚み方向の中心軸と一致するように形成されてい
る。また、スラスト方向の動圧軸受け部44は、中心軸
部13の小径部13bの上端に中心に透孔45が形成さ
れた円盤状軸受け部材46を固着し、この円盤状軸受け
部材46の上下面にそれぞれヘリングボーン状の凹状溝
47を形成し、円盤状軸受け部材46の外周縁が段部2
3の内周面から僅かな間隔をおいて離間するようにし、
軸受け部材46の下方に、段部23に固着されたスラス
ト板48を配置し、潤滑剤を充填することにより構成し
ている。
る凹状溝47の詳細を示している。凹状溝47は、図2
には現れていないが、軸受け部材46の下面側にも形成
されており、略く字形に屈曲した形状を有し、軸受け部
材46の内外周円に沿った円周上にあって、周方向に所
定の間隔をおいて複数形成されている。各凹状溝47の
中心を結ぶ仮想円cは、軸受け部材46の幅方向の中心
にほぼ位置している。このような凹状溝47は、本実施
例では以下のようにして形成される。すなわち、凹状溝
47は、円盤状軸受け部材46を中心軸部13の小径部
13bに嵌着した状態で、軸受け部材46の上下面に凹
状溝が形成されるような型を押圧するプレス加工によっ
て形成される。
により形成すると、凹状溝47をプレス成形する際に、
円盤状軸受け部材46の中心軸部13の小径部13bに
嵌着された個所、すなわち、図3においてaで示す上下
2個所が、凹状溝47の形成に伴って、部分的に内方に
膨出変形し、この膨出変形により、円盤状軸受け部材4
6が小径部13bに強固に固設される。
モータでは、フレキシブルプリント基板39を介してス
テータコイル20に所定の直流電流を供給すると、ステ
ータコイル20により電流磁界が発生し、この電流磁界
とロータマグネット30との間に電磁相互作用が発生
し、この作用力により回転部材11が回転する。このと
き、ロータハブ21の貫通孔28の内周面と中心軸部1
3の大径部13aの外周面との間には、ラジアル動圧軸
受け部42が設けられ、また、円盤状軸受け部材46の
上面とロータハブ21の基部22の下端面との間、およ
び、円盤状軸受け部材46の下面とスラスト板48の上
面との間にスラスト動圧軸受け部44がそれぞれ設けら
れているので、ロータハブ21を円滑に回転させること
ができる。
は、特に、円盤状軸受け部材46に形成される凹状溝4
7がプレス加工により形成され、しかも、プレス加工時
の放出変形により軸受け部材46を中心軸部13に固設
するので、簡単な工程により凹状溝47を形成すること
ができるとともに、組み立て工程も簡略化することが可
能になる。
(内側端)は、軸受け部材46の内周縁近傍まで延び、
それらの他端は、軸受け部材46の外周縁近傍まで延び
ているが、図4に示す通り、それらの他端を軸受け部材
46の外周縁に到達するように延長形成することもでき
る。かく形成した場合には、軸受け部材46の外周面と
ハブ21の段部23の内周面との間に存在する潤滑剤が
凹状溝47に流入し易くなる。
の第2実施例を示しており、以下にその特徴点について
のみ説明する。同図に示す実施例では、スラスト動圧軸
受け部44の主構成部である円盤状軸受け部材46aに
は、ヘリングボーン状の凹状溝47が形成される面に対
応させて、その外周縁に凹状の切欠部49が形成されて
いる。
6aは、上記実施例と同様に中心軸部13の小径部13
bに嵌着した状態でプレス加工により凹状溝47が形成
され、上記第1実施例と同等の作用効果が得られる。こ
のとき、凹状溝47と切欠部49とをプレス加工で同時
に形成することもできるが、まず、第1のプレス加工で
切欠部49を形成し、しかる後に、第2のプレス加工で
凹状溝47を形成するのが望ましい。
潤滑剤の溜部となるとともに、凹状溝47をプレス成形
する際の、軸受け部材46aの外周縁側の膨出変形が、
切欠部49の形成部分でのみ発生し、軸受け部材46a
の外周縁の変形が切欠部49により吸収される。このた
め、軸受け部材46aをモータに組み込んだ際に、軸受
け部材46aの外周縁と、段部23の内周面との間隔が
異常に近接して、ロータハブ21の円滑な回転が阻害さ
れることを防止することができる。
の第3実施例を示しており、以下にその特徴点について
のみ説明する。同図に示す実施例では、スラスト動圧軸
受け部44の主構成部である円盤状軸受け部材46bに
は、その上下面に、中心側(半径方向内方)に向かっ
て、軸線方向内方に傾斜するテーパ面50が形成されて
いる。
6bは、上記実施例と同様に中心軸部13の小径部13
bに嵌着した状態でプレス加工により凹状溝47が形成
され、上記第1実施例と同等の作用効果が得られる。こ
のとき、テーパ面50は、動圧軸受け用の潤滑剤の溜部
となるとともに、凹状溝47をプレス成形する際の、軸
受け部材46bの上下面側の膨出変形が、予め厚みを薄
くしているテーパ面50の部分で発生し、軸受け部材4
6bの上下面の変形がテーパ面50で吸収される。
み込んだ際に、軸受け部材46bの上下面と、基部22
の下端面およびスラスト板48の上面との間隔が異常に
近接して、ロータハブ21の円滑な回転が阻害されるこ
とを防止することができる。図7は、本発明にかかるス
ピンドルモータの第4実施例を示しており、以下にその
特徴点についてのみ説明する。同図に示す実施例では、
スラスト動圧軸受け部44の主構成部である円盤状軸受
け部材46cには、その上下面に、凹状溝47の中心を
結ぶ仮想円cを中心として、半径方向内外方向に向かっ
て、軸線方向外方に傾斜するテーパ面51,52が形成
されている。
6cは、上記実施例と同様に中心軸部13の小径部13
bに嵌着した状態でプレス加工により凹状溝47が形成
され、上記第1実施例と同等の作用効果が得られる。こ
のとき、テーパ面51,52は、動圧軸受け用の潤滑剤
の溜部となるとともに、凹状溝47をプレス成形する際
の、軸受け部材46cの上下面側の膨出変形が、予め厚
みを薄くしているテーパ面51,2の部分で発生し、軸
受け部材46cの上下面の変形がテーパ面50で吸収さ
れる。
み込んだ際に、図5に示した第3実施例と同様に、軸受
け部材46cの上下面と、基部22の下端面およびスラ
スト板48の上面との間隔が異常に近接して、ロータハ
ブ21の円滑な回転が阻害されることを防止することが
できる。なお、上記実施例では、軸受け部材46と中心
軸部13とを別体に形成した場合を例示したが、凹状溝
47を形成するためのプレス加工は、中心軸部13と軸
受け部材46を一体に形成したものにも適用することが
でき、このときにもプレス加工によって凹状溝47を所
望の通りに形成することができる。また、上記実施例で
は、ラジアル動圧軸受け部42のヘリングボーン溝43
を中心軸部13の外周面に形成したものを例示したが、
この溝43は基部22の貫通孔28の内周面に形成して
もよい。
し、中心軸部13の小径部13bの外周面とブラケット
12の孔部18の内周面との間にラジアル動圧軸受け部
を設け、軸回転型のスピンドルモータとした場合にも本
発明を適用することができる。また、実施例では、軸受
け部材46の両面に凹状溝47を設けているが、少なく
ともその片面に凹状溝47を設けることによってスラス
ト軸受けとして機能させることができる。
本発明にかかるスピンドルモータおよび軸受け用部品の
製造方法によれば、動圧軸受け部の凹状溝がプレス加工
により形成されるので、工程が簡単になり、しかも、こ
の凹状溝のプレス加工を利用して軸受け部材の固設が行
えるので、製造工程の簡略化とコストの低減とが可能に
なる。
を示す断面図である。
の断面説明図である。
る。
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 励磁状態で電流磁界を発生するステータ
コイルを備えた静止部材と、前記ステータコイルの電流
磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
ットを備えた回転部材と、前記静止部材と回転部材との
間に設けられた動圧軸受け部とを有するスピンドルモー
タにおいて、 前記動圧軸受け部は、前記静止部材側に設けられた円盤
状軸受け部材に形成された凹状溝を有し、 前記円盤状軸受け部材は、前記凹状溝がプレス加工によ
りその両面に同時に形成されることを特徴とするスピン
ドルモータ。 - 【請求項2】 前記円盤状軸受け部材は、前記軸部と別
体に形成され、前記軸部に嵌着した状態でその面上に前
記凹上溝がプレス加工により形成されることを特徴とす
る請求項1記載のスピンドルモータ。 - 【請求項3】 前記円盤状軸受け部材は、前記凹状溝が
形成される面に対応して、その外周縁に凹状の切欠部が
設けられていることを特徴とする請求項1または2記載
のスピンドルモータ。 - 【請求項4】 前記円盤状軸受け部材は、前記凹状溝を
形成する面が、半径方向内方に向けて、軸線方向内方に
傾斜したテーパ面に形成されていることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれか1記載のスピンドルモータ。 - 【請求項5】 前記円盤状軸受け部材は、前記凹状溝を
形成する面が、当該凹状溝の形成中心から半径方向内外
方向に向けて、軸線方向外方に傾斜した面に形成されて
いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記
載のスピンドルモータ。 - 【請求項6】 円筒状の軸部と、この軸部から半径方向
外方に突出する円盤状軸受け部とを有する静止部材を形
成する工程と、 前記円盤状軸受け部の両面に同時にプレス加工を施して
スラスト軸受け用の凹状溝を形成する工程とを含むこと
を特徴とする軸受け用部品の製造方法。 - 【請求項7】 前記静止部材を形成する工程と前記凹状
溝を形成する工程との間に、前記円盤状軸受け部の前記
凹状溝が形成される面の外周縁に凹状の切欠部を形成す
る工程を設けることを特徴とする請求項6記載の軸受け
用部品の製造 方法。 - 【請求項8】 前記静止部材を形成する工程と前記凹状
溝を形成する工程との間に、前記円盤状軸受け部の前記
凹状溝が形成される面を半径方向内方に向けて、軸線方
向内方に傾斜したテーパ面に形成する工程を設けること
を特徴とする請求項6記載の軸受け用部品の製造方法。 - 【請求項9】 前記静止部材を形成する工程と前記凹状
溝を形成する工程との間に、前記円盤状軸受け部の前記
凹状溝が形成される面を当該凹状溝の形成中心から半径
方向内外方向に向けて、軸線方向外方に傾斜した面に形
成する工程を設けることを特徴とする請求項6記載の軸
受け用部品の製造方法。
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- 1993-04-28 JP JP10276993A patent/JP3338117B2/ja not_active Expired - Fee Related
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