JPH077886A - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JPH077886A JPH077886A JP14639293A JP14639293A JPH077886A JP H077886 A JPH077886 A JP H077886A JP 14639293 A JP14639293 A JP 14639293A JP 14639293 A JP14639293 A JP 14639293A JP H077886 A JPH077886 A JP H077886A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclined surface
- motor
- dynamic pressure
- shaft portion
- pressure bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高さが低減できるモータの提供。
【構成】 モータは、励磁状態で電流磁界を発生するス
テータコイル20を備えた静止部材10と、コイルの電流磁
界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネッ
ト31を備えた回転部材11とを有している。静止部材10
は、ハウジング12とスラスト板13とを有している。回転
部材11は、略逆円錐台状に形成された回転軸部21とロー
タハブ22とを有している。ハウジング12は、回転軸部21
が挿入される貫通孔16を有し、孔16の下端がスラスト板
13により閉塞されている。回転部材11の回転軸部21の外
周斜面部28と傾斜面18とが対向した部分に動圧軸受け部
A が、軸部21底面部29とスラスト板13の上面とが対向し
た部分に動圧軸受け部B が設けられている。軸受け部A
は、外周斜面部28に形成された凹条溝33を有し、軸受け
部B は、底面部29に形成された凹状溝33a を有し、これ
らの溝に潤滑剤が充填されている。
テータコイル20を備えた静止部材10と、コイルの電流磁
界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネッ
ト31を備えた回転部材11とを有している。静止部材10
は、ハウジング12とスラスト板13とを有している。回転
部材11は、略逆円錐台状に形成された回転軸部21とロー
タハブ22とを有している。ハウジング12は、回転軸部21
が挿入される貫通孔16を有し、孔16の下端がスラスト板
13により閉塞されている。回転部材11の回転軸部21の外
周斜面部28と傾斜面18とが対向した部分に動圧軸受け部
A が、軸部21底面部29とスラスト板13の上面とが対向し
た部分に動圧軸受け部B が設けられている。軸受け部A
は、外周斜面部28に形成された凹条溝33を有し、軸受け
部B は、底面部29に形成された凹状溝33a を有し、これ
らの溝に潤滑剤が充填されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータに関し、特
に、動圧軸受け構造を採用したモータに関するものであ
る。
に、動圧軸受け構造を採用したモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の回転駆動用のモータ
として、従来から、ブラシレス多相直流モータが用いら
れている。この種のモータはスピンドルモータとも呼ば
れ、基本的な構成として、励磁状態において電流磁界を
発生するステータコイルを備えたステータと、このステ
ータコイルの電流磁界との電磁相互作用により回転力を
得るロータマグネットを備えたロータとを有している。
として、従来から、ブラシレス多相直流モータが用いら
れている。この種のモータはスピンドルモータとも呼ば
れ、基本的な構成として、励磁状態において電流磁界を
発生するステータコイルを備えたステータと、このステ
ータコイルの電流磁界との電磁相互作用により回転力を
得るロータマグネットを備えたロータとを有している。
【0003】このような構造のモータでは、近時、磁気
ディスク装置の小型化に伴って、モータも小型化が強く
要請されており、この要請に応える技術として、ステー
タとロータとの間に設けられる軸受け構造において、動
圧軸受けを採用することが検討されている。この動圧軸
受けは、例えば、特開平3−60355号公報にその一
例が開示されているように、ロータとステータとの周方
向の摺接面に、ヘリングボーン状の溝を刻設し、ロータ
が回転することにより、溝部分に充填されている潤滑剤
の圧力を高め、この圧力上昇により、ロータとステータ
との間を離間させ、ラジアル方向の軸受け部として機能
させる。
ディスク装置の小型化に伴って、モータも小型化が強く
要請されており、この要請に応える技術として、ステー
タとロータとの間に設けられる軸受け構造において、動
圧軸受けを採用することが検討されている。この動圧軸
受けは、例えば、特開平3−60355号公報にその一
例が開示されているように、ロータとステータとの周方
向の摺接面に、ヘリングボーン状の溝を刻設し、ロータ
が回転することにより、溝部分に充填されている潤滑剤
の圧力を高め、この圧力上昇により、ロータとステータ
との間を離間させ、ラジアル方向の軸受け部として機能
させる。
【0004】また、スラスト方向の動圧軸受け部として
は、ロータの回転軸の端面側にスパイラル状の溝を設
け、回転軸の回転に伴うポンピング作用により、この部
分の圧力を高め、上昇した圧力により軸を浮上させるも
のである。しかしながら、このようなモータの動圧軸受
け部には、以下に説明する技術的課題があった。
は、ロータの回転軸の端面側にスパイラル状の溝を設
け、回転軸の回転に伴うポンピング作用により、この部
分の圧力を高め、上昇した圧力により軸を浮上させるも
のである。しかしながら、このようなモータの動圧軸受
け部には、以下に説明する技術的課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述したモ
ータの動圧軸受け部は、ロータの回転軸の外周面と端面
とにそれぞれラジアルおよびスラスト方向の動圧軸受け
部を設けていたので、モータの高さが大きくなるという
問題があった。本発明は、このような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、高さを低
くすることができるモータを提供することにある。
ータの動圧軸受け部は、ロータの回転軸の外周面と端面
とにそれぞれラジアルおよびスラスト方向の動圧軸受け
部を設けていたので、モータの高さが大きくなるという
問題があった。本発明は、このような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、高さを低
くすることができるモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明は、励磁状態で電流磁界を発生するステー
タコイルを備えた静止部材と、前記ステータコイルの電
流磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグ
ネットを備えた回転部材と、前記静止部材と回転部材と
の間に設けられた動圧軸受け部とを有するモータにおい
て、前記回転部材は、略逆円錐台状の回転軸部と、この
回転軸部が設けられたロータとを有し、前記静止部材
は、前記回転軸部の外周斜面部と対向する上方に向けて
拡開した傾斜面が形成された孔部を有するハウジングを
有し、前記動圧軸受け部の凹状溝を、少なくとも前記外
周斜面部または前記傾斜面のいずれか一方に形成したこ
とを特徴とする。
め、第1発明は、励磁状態で電流磁界を発生するステー
タコイルを備えた静止部材と、前記ステータコイルの電
流磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグ
ネットを備えた回転部材と、前記静止部材と回転部材と
の間に設けられた動圧軸受け部とを有するモータにおい
て、前記回転部材は、略逆円錐台状の回転軸部と、この
回転軸部が設けられたロータとを有し、前記静止部材
は、前記回転軸部の外周斜面部と対向する上方に向けて
拡開した傾斜面が形成された孔部を有するハウジングを
有し、前記動圧軸受け部の凹状溝を、少なくとも前記外
周斜面部または前記傾斜面のいずれか一方に形成したこ
とを特徴とする。
【0007】また、第2発明は、励磁状態で電流磁界を
発生するステータコイルを備えた静止部材と、前記ステ
ータコイルの電流磁界との電磁相互作用により回転力を
得るロータマグネットを備えた回転部材と、前記静止部
材と回転部材との間に設けられた動圧軸受け部とを有す
るモータにおいて、前記静止部材は、略円錐台状の中心
軸部と、この中心軸部が設けられたハウジングとを有
し、前記回転部材は、前記中心軸部の外周斜面部と対向
する上方に向けて拡開した傾斜面が形成された孔部を有
するロータを有し、前記動圧軸受け部の凹状溝を、少な
くとも前記外周斜面部または前記傾斜面のいずれか一方
に形成したことを特徴とする。
発生するステータコイルを備えた静止部材と、前記ステ
ータコイルの電流磁界との電磁相互作用により回転力を
得るロータマグネットを備えた回転部材と、前記静止部
材と回転部材との間に設けられた動圧軸受け部とを有す
るモータにおいて、前記静止部材は、略円錐台状の中心
軸部と、この中心軸部が設けられたハウジングとを有
し、前記回転部材は、前記中心軸部の外周斜面部と対向
する上方に向けて拡開した傾斜面が形成された孔部を有
するロータを有し、前記動圧軸受け部の凹状溝を、少な
くとも前記外周斜面部または前記傾斜面のいずれか一方
に形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成のモータによれば、動圧軸受け部の凹
状溝が、少なくとも外周斜面部またはこの外周斜面部と
対向する傾斜面のいずれか一方に形成しているので、動
圧軸受け部の圧力が高められた時に、その圧力が前記斜
面と直交する方向に作用すると、この作用力の垂直分力
で回転部材を浮上させるとともに、水平分力で回転部材
と静止部材とを離間させる。
状溝が、少なくとも外周斜面部またはこの外周斜面部と
対向する傾斜面のいずれか一方に形成しているので、動
圧軸受け部の圧力が高められた時に、その圧力が前記斜
面と直交する方向に作用すると、この作用力の垂直分力
で回転部材を浮上させるとともに、水平分力で回転部材
と静止部材とを離間させる。
【0009】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図1乃至図3は、本発明に
かかるモータの一例としてのスピンドルモータの第1実
施例を示している。同図に示すスピンドルモータは、シ
ャフト回転型の直流モータであって、断面が概略凸形に
形成された静止部材(ステータ)10と、断面が略ハッ
ト状に形成された回転部材(ロータ)11とを有してい
る。
を参照して詳細に説明する。図1乃至図3は、本発明に
かかるモータの一例としてのスピンドルモータの第1実
施例を示している。同図に示すスピンドルモータは、シ
ャフト回転型の直流モータであって、断面が概略凸形に
形成された静止部材(ステータ)10と、断面が略ハッ
ト状に形成された回転部材(ロータ)11とを有してい
る。
【0010】静止部材10は、ハウジング12とスラス
ト板13とから構成されている。ハウジング12は、平
板状の基部14と、基部14の中心に突設された筒状部
15と、筒状部15の中心にあって、これを上下に貫通
する貫通孔16と、筒状部15の外周に形成された段部
17とから構成されている。貫通孔16は、上端側の開
口径が下端側の開口径よりも大きくなっていて、上方に
向けて拡開した傾斜面18が形成されており、貫通孔1
6の下端側が開口部に固設されたスラスト板13により
閉塞されている。筒状部15の外周に設けられた段部1
7には、積層体で構成した環状のステータコア19が固
設され、ステータコア19には、ステータコイル20が
捲回されている。
ト板13とから構成されている。ハウジング12は、平
板状の基部14と、基部14の中心に突設された筒状部
15と、筒状部15の中心にあって、これを上下に貫通
する貫通孔16と、筒状部15の外周に形成された段部
17とから構成されている。貫通孔16は、上端側の開
口径が下端側の開口径よりも大きくなっていて、上方に
向けて拡開した傾斜面18が形成されており、貫通孔1
6の下端側が開口部に固設されたスラスト板13により
閉塞されている。筒状部15の外周に設けられた段部1
7には、積層体で構成した環状のステータコア19が固
設され、ステータコア19には、ステータコイル20が
捲回されている。
【0011】回転部材11は、略逆円錐台状の回転軸部
21と、この回転軸部21が固着されるロータハブ22
とを有している。ロータハブ22は、平板状の基部23
と、基部23の外周縁に垂設された環状壁24と、環状
壁24の下端に延設されたフランジ部25と、基部23
の中心に穿設された孔部26とから構成されている。回
転軸部21は、円筒状の頭部27と、この頭部27の下
端に一体に形成され、前記ハウジング12の傾斜面18
と同じ傾斜角度を有する外周斜面部28と、底面部29
とを有している。このように構成された回転軸部21
は、頭部27をロータハブ22の孔部26内に固着する
ことで、ロータハブ22と一体化される。なお、このロ
ータハブ22と回転軸部21は、一体に形成することも
可能である。
21と、この回転軸部21が固着されるロータハブ22
とを有している。ロータハブ22は、平板状の基部23
と、基部23の外周縁に垂設された環状壁24と、環状
壁24の下端に延設されたフランジ部25と、基部23
の中心に穿設された孔部26とから構成されている。回
転軸部21は、円筒状の頭部27と、この頭部27の下
端に一体に形成され、前記ハウジング12の傾斜面18
と同じ傾斜角度を有する外周斜面部28と、底面部29
とを有している。このように構成された回転軸部21
は、頭部27をロータハブ22の孔部26内に固着する
ことで、ロータハブ22と一体化される。なお、このロ
ータハブ22と回転軸部21は、一体に形成することも
可能である。
【0012】また、ロータハブ22の環状壁24の内周
面には、環状のロータヨーク30が固設されており、ロ
ータヨーク30の内周面には、ステータコア19に対向
するようにしてロータマグネット31が固設されてい
る。ロータハブ22の環状壁24の外周には、円盤状の
磁気ディスクが上下方向に所定の間隔をおいて嵌着され
る。
面には、環状のロータヨーク30が固設されており、ロ
ータヨーク30の内周面には、ステータコア19に対向
するようにしてロータマグネット31が固設されてい
る。ロータハブ22の環状壁24の外周には、円盤状の
磁気ディスクが上下方向に所定の間隔をおいて嵌着され
る。
【0013】以上のように構成されたスピンドルモータ
では、モータの組立状態において、回転軸部21の外周
斜面部28と貫通孔16の傾斜面18、および回転軸部
21の底面部29とスラスト板13の上面とが対向す
る。そして、これらの対向した部分にそれぞれ動圧軸受
け部A,Bが設けられている。すなわち、本実施例のモ
ータでは、回転軸部21の外周斜面部28に上下方向に
間隔をおいて複数条(図示した実施例では2条)の凹条
溝33が形成されている。この凹状溝33は、略く字形
に屈曲したヘリングボーン状のものであって、外周斜面
部28側に代えて、この外周斜面部28に対向する傾斜
面18側に形成することも可能である。
では、モータの組立状態において、回転軸部21の外周
斜面部28と貫通孔16の傾斜面18、および回転軸部
21の底面部29とスラスト板13の上面とが対向す
る。そして、これらの対向した部分にそれぞれ動圧軸受
け部A,Bが設けられている。すなわち、本実施例のモ
ータでは、回転軸部21の外周斜面部28に上下方向に
間隔をおいて複数条(図示した実施例では2条)の凹条
溝33が形成されている。この凹状溝33は、略く字形
に屈曲したヘリングボーン状のものであって、外周斜面
部28側に代えて、この外周斜面部28に対向する傾斜
面18側に形成することも可能である。
【0014】また、回転軸部21の底面部29にも複数
の凹状溝33aが形成されている。この凹状溝33a
は、所定の方向に傾斜したスパイラル状のものであっ
て、底面部29に代えて、この底面部29に対向するス
ラスト板13の上面側に形成することも可能である。こ
のように形成された凹状溝33,33aは、潤滑剤が充
填されることで動圧軸受けとして機能するものである
(図2参照)。
の凹状溝33aが形成されている。この凹状溝33a
は、所定の方向に傾斜したスパイラル状のものであっ
て、底面部29に代えて、この底面部29に対向するス
ラスト板13の上面側に形成することも可能である。こ
のように形成された凹状溝33,33aは、潤滑剤が充
填されることで動圧軸受けとして機能するものである
(図2参照)。
【0015】さて、以上のように構成されたスピンドル
モータでは、ステータコイル20に所定の直流電流を供
給すると、ステータコイル20により電流磁界が発生
し、この電流磁界とロータマグネット31との間に電磁
相互作用が発生し、この作用力により矢印(図1および
図2)で示す方向に回転部材11が回転する。このと
き、本発明の動圧軸受け部A,Bでは、以下のような作
用が得られる。すなわち、まず、外周斜面部28に設け
られた動圧軸受け部Aの凹状溝33では、回転部材11
が回転すると、この回転に伴って、潤滑剤が溝33の両
端から中心に向かって押しやられるため、溝33の中心
で圧力が高められ、この作用力fは、図3に示すよう
に、傾斜面18ないしは外周斜面部28に直交する方向
になる。
モータでは、ステータコイル20に所定の直流電流を供
給すると、ステータコイル20により電流磁界が発生
し、この電流磁界とロータマグネット31との間に電磁
相互作用が発生し、この作用力により矢印(図1および
図2)で示す方向に回転部材11が回転する。このと
き、本発明の動圧軸受け部A,Bでは、以下のような作
用が得られる。すなわち、まず、外周斜面部28に設け
られた動圧軸受け部Aの凹状溝33では、回転部材11
が回転すると、この回転に伴って、潤滑剤が溝33の両
端から中心に向かって押しやられるため、溝33の中心
で圧力が高められ、この作用力fは、図3に示すよう
に、傾斜面18ないしは外周斜面部28に直交する方向
になる。
【0016】このため、作用力fの垂直分力fy は、回
転軸部21を下方から押し上げ、これを浮上させる力と
して作用し、水平分力fx は、外周斜面部28を傾斜面
18から離間させる方向に作用し、この動圧軸受け部A
は、ラジアル方向とスラスト方向とに作用することにな
る。また、底面部29に設けられた動圧軸受け部Bの凹
状溝33aは、スパイラル状に形成されているので、回
転部材11が回転すると、この回転に伴って、潤滑剤が
溝33aの端から中心に向かって押しやられるため、溝
33aの中心で圧力が高められ、この作用力は、回転軸
部21を浮上させる方向に作用する。
転軸部21を下方から押し上げ、これを浮上させる力と
して作用し、水平分力fx は、外周斜面部28を傾斜面
18から離間させる方向に作用し、この動圧軸受け部A
は、ラジアル方向とスラスト方向とに作用することにな
る。また、底面部29に設けられた動圧軸受け部Bの凹
状溝33aは、スパイラル状に形成されているので、回
転部材11が回転すると、この回転に伴って、潤滑剤が
溝33aの端から中心に向かって押しやられるため、溝
33aの中心で圧力が高められ、この作用力は、回転軸
部21を浮上させる方向に作用する。
【0017】従って、回転部材11側の重力と動圧軸受
け部A,Bの浮上力とをバランスさせると、モータを円
滑に回転させることができる。さて、以上のように構成
された本実施例のスピンドルモータでは、外周斜面部2
8側に設けた動圧軸受け部Aが、スラストおよびラジア
ル方向の軸受け機能を有しているので、動圧軸受け部B
は補助的なものとなり、場合によってはこの軸受け部B
を省略し、スラスト板13の上面と底面部29との間の
間隔を油膜が形成できる程度の間隔にすることもできる
ので、モータの高さを低減させることができる。
け部A,Bの浮上力とをバランスさせると、モータを円
滑に回転させることができる。さて、以上のように構成
された本実施例のスピンドルモータでは、外周斜面部2
8側に設けた動圧軸受け部Aが、スラストおよびラジア
ル方向の軸受け機能を有しているので、動圧軸受け部B
は補助的なものとなり、場合によってはこの軸受け部B
を省略し、スラスト板13の上面と底面部29との間の
間隔を油膜が形成できる程度の間隔にすることもできる
ので、モータの高さを低減させることができる。
【0018】なお、図1に示したモータでは、ステータ
コイル20に電流を供給しない場合には、ロータマグネ
ット31がステータコイル20を吸引しているので、こ
の吸引力により回転部材11の脱落は防止されるが、ハ
ウジング12の基部14外周に環状のマグネット36を
貼着し、かつ、回転部材11のロータハブ22を鉄系材
料で形成すると、マグネット36の吸引力により回転部
材11が吸引されるので、回転部材11の脱落がより確
実に阻止される。
コイル20に電流を供給しない場合には、ロータマグネ
ット31がステータコイル20を吸引しているので、こ
の吸引力により回転部材11の脱落は防止されるが、ハ
ウジング12の基部14外周に環状のマグネット36を
貼着し、かつ、回転部材11のロータハブ22を鉄系材
料で形成すると、マグネット36の吸引力により回転部
材11が吸引されるので、回転部材11の脱落がより確
実に阻止される。
【0019】また、上記実施例で示したハウジング12
は、アルミ合金やマグネシウム合金の鋳造で形成されて
いるが、例えば、比較的硬質の合成樹脂で形成すること
も可能であって、この場合に、本発明のモータでは、ハ
ウジング12の貫通孔16が上方に向けて拡開した形状
になっているので、ハウジング12を型成形する際に、
型抜きが容易に行える。
は、アルミ合金やマグネシウム合金の鋳造で形成されて
いるが、例えば、比較的硬質の合成樹脂で形成すること
も可能であって、この場合に、本発明のモータでは、ハ
ウジング12の貫通孔16が上方に向けて拡開した形状
になっているので、ハウジング12を型成形する際に、
型抜きが容易に行える。
【0020】さらに、ハウジング12の貫通孔16の傾
斜面18に凹状溝33を設ける場合には、型抜きが容易
となるように、凹状溝33の側壁の傾きを型抜き方向に
対して拡開し、かつ、型抜き方向を基準に前記傾斜面よ
り傾斜が小さくなるように設定することが望ましい。さ
らにまた、上記実施例では、凹状溝33としてヘリング
ボーン状のものを形成しているが、この溝はスパイラル
状のものであってもよく、この場合、スパイラル状の溝
を外周傾斜面28(または傾斜面18)の下端まで形成
することによって、スラスト板13に関連する溝を省略
することができる。
斜面18に凹状溝33を設ける場合には、型抜きが容易
となるように、凹状溝33の側壁の傾きを型抜き方向に
対して拡開し、かつ、型抜き方向を基準に前記傾斜面よ
り傾斜が小さくなるように設定することが望ましい。さ
らにまた、上記実施例では、凹状溝33としてヘリング
ボーン状のものを形成しているが、この溝はスパイラル
状のものであってもよく、この場合、スパイラル状の溝
を外周傾斜面28(または傾斜面18)の下端まで形成
することによって、スラスト板13に関連する溝を省略
することができる。
【0021】図4は、本発明にかかるスピンドルモータ
の他の実施例を示している。同図に示すスピンドルモー
タは、シャフト固定型の直流モータであって、静止部材
(ステータ)50と、回転部材(ロータ)51とを有し
ている。静止部材50は、ハウジング52と中心軸部5
3とから構成されている。ハウジング52は、平板状の
基部54と、基部54の中心に突設された筒状部55
と、筒状部55の中心にあって、これを上下に貫通する
孔部56と、筒状部55の外周に形成された段部57と
から構成されている。中心軸部53は、略円錐台状に形
成されたものであり、孔部56内に嵌着固定される円筒
状のベース58と、このベース58の上部に一体に形成
された円錐台状の頭部59とを有し、頭部59は、所定
の傾斜角度を有する外周斜面部60と、円形の上面部6
1とから構成されている。
の他の実施例を示している。同図に示すスピンドルモー
タは、シャフト固定型の直流モータであって、静止部材
(ステータ)50と、回転部材(ロータ)51とを有し
ている。静止部材50は、ハウジング52と中心軸部5
3とから構成されている。ハウジング52は、平板状の
基部54と、基部54の中心に突設された筒状部55
と、筒状部55の中心にあって、これを上下に貫通する
孔部56と、筒状部55の外周に形成された段部57と
から構成されている。中心軸部53は、略円錐台状に形
成されたものであり、孔部56内に嵌着固定される円筒
状のベース58と、このベース58の上部に一体に形成
された円錐台状の頭部59とを有し、頭部59は、所定
の傾斜角度を有する外周斜面部60と、円形の上面部6
1とから構成されている。
【0022】筒状部55の外周に設けられた段部57に
は、積層体で構成した環状のステータコア62が固設さ
れ、ステータコア62には、ステータコイル63が捲回
されている。回転部材51は、ロータハブ64とスラス
ト板65とを有している。ロータハブ64は、中心に垂
設された筒部66と、この筒部66の外周に設けられた
円盤状の基部67と、基部67の外周に垂設された環状
壁部68と、環状壁部68の下端外周に延設されたフラ
ンジ部69とを有している。筒部66の中心には、これ
を上下に貫通し、前記中心軸部53の外周斜面部60と
ほぼ同じ傾斜角度で、上方に向けて拡開する貫通孔70
が形成されている。
は、積層体で構成した環状のステータコア62が固設さ
れ、ステータコア62には、ステータコイル63が捲回
されている。回転部材51は、ロータハブ64とスラス
ト板65とを有している。ロータハブ64は、中心に垂
設された筒部66と、この筒部66の外周に設けられた
円盤状の基部67と、基部67の外周に垂設された環状
壁部68と、環状壁部68の下端外周に延設されたフラ
ンジ部69とを有している。筒部66の中心には、これ
を上下に貫通し、前記中心軸部53の外周斜面部60と
ほぼ同じ傾斜角度で、上方に向けて拡開する貫通孔70
が形成されている。
【0023】この貫通孔70は、その上端側が中心軸部
53の上面部61と対向するようにして、基部67に装
着されるスラスト板65により閉塞される。また、ロー
タハブ64の環状壁部68の内周面には、環状のロータ
ヨーク71が固設されており、ロータヨーク71の内周
面には、ステータコア62に対向するようにしてロータ
マグネット72が固設されている。そして、ロータハブ
64の環状壁部68の外周には、図外の円盤状の磁気デ
ィスクが上下方向に所定の間隔をおいて嵌着されること
になる。
53の上面部61と対向するようにして、基部67に装
着されるスラスト板65により閉塞される。また、ロー
タハブ64の環状壁部68の内周面には、環状のロータ
ヨーク71が固設されており、ロータヨーク71の内周
面には、ステータコア62に対向するようにしてロータ
マグネット72が固設されている。そして、ロータハブ
64の環状壁部68の外周には、図外の円盤状の磁気デ
ィスクが上下方向に所定の間隔をおいて嵌着されること
になる。
【0024】以上のように構成されたスピンドルモータ
では、モータの組立状態では、中心軸部53の外周斜面
部60と貫通孔70の傾斜面とが対向し、かつ、中心軸
部53の上面部61とスラスト板65の上面とが対向す
る。そして、これらの対向した部分にそれぞれ図1に示
したモータと同様に、動圧軸受け部A,Bが設けられて
いる。すなわち、本実施例のモータでは、中心軸部53
の外周斜面部60に上下方向に間隔をおいて複数条の凹
条溝73が形成されている。この凹状溝73は、略く字
形に屈曲したヘリングボーン状のものであって、外周斜
面部60側に代えて、この外周斜面部60に対向する貫
通孔70の傾斜面側に形成することも可能である。
では、モータの組立状態では、中心軸部53の外周斜面
部60と貫通孔70の傾斜面とが対向し、かつ、中心軸
部53の上面部61とスラスト板65の上面とが対向す
る。そして、これらの対向した部分にそれぞれ図1に示
したモータと同様に、動圧軸受け部A,Bが設けられて
いる。すなわち、本実施例のモータでは、中心軸部53
の外周斜面部60に上下方向に間隔をおいて複数条の凹
条溝73が形成されている。この凹状溝73は、略く字
形に屈曲したヘリングボーン状のものであって、外周斜
面部60側に代えて、この外周斜面部60に対向する貫
通孔70の傾斜面側に形成することも可能である。
【0025】また、中心軸部53の上面部61にも複数
の凹状溝73aが形成されている。この凹状溝73a
は、所定の方向に傾斜したスパイラル状のものであっ
て、上面部61に代えて、この底面部61に対向するス
ラスト板65の下面側に形成することも可能である。こ
のように形成された凹状溝73,73aは、潤滑剤が充
填されることで動圧軸受けとして機能するものである。
なお、この実施例においても、第1実施例と同様に、所
望のスラスト力が得られる場合には、凹状溝73aを省
略することもできる。
の凹状溝73aが形成されている。この凹状溝73a
は、所定の方向に傾斜したスパイラル状のものであっ
て、上面部61に代えて、この底面部61に対向するス
ラスト板65の下面側に形成することも可能である。こ
のように形成された凹状溝73,73aは、潤滑剤が充
填されることで動圧軸受けとして機能するものである。
なお、この実施例においても、第1実施例と同様に、所
望のスラスト力が得られる場合には、凹状溝73aを省
略することもできる。
【0026】さて、以上のように構成されたスピンドル
モータでは、ステータコイル63に所定の直流電流を供
給すると、ステータコイル63により電流磁界が発生
し、この電流磁界とロータマグネット72との間に電磁
相互作用が発生し、この作用力により回転部材51が回
転し、上記第1実施例と同等の作用効果が得られる。
モータでは、ステータコイル63に所定の直流電流を供
給すると、ステータコイル63により電流磁界が発生
し、この電流磁界とロータマグネット72との間に電磁
相互作用が発生し、この作用力により回転部材51が回
転し、上記第1実施例と同等の作用効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかるモータによれば、1つの動圧軸受け部で
ラジアルおよびスラスト方向の軸受け機能が得られるの
で、モータの高さを大幅に低減することがかのうにな
る。
本発明にかかるモータによれば、1つの動圧軸受け部で
ラジアルおよびスラスト方向の軸受け機能が得られるの
で、モータの高さを大幅に低減することがかのうにな
る。
【図1】本発明にかかるモータの一例としてのスピンド
ルモータの一実施例を示す断面図である。
ルモータの一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のAーA線矢視図である。
【図3】図1のモータにおける軸受け作用の説明図であ
る。
る。
【図4】本発明にかかるモータ一例としてのスピンドル
モータの他の実施例を示す要部断面図である。
モータの他の実施例を示す要部断面図である。
10,50 静止部材 11,51 回転部材 12,52 ハウジング 13 スラスト板 16 貫通孔 18 傾斜面 19,62 ステータコア 20,63 ステータコイル 21 回転軸部 22,64 ロータハブ 28 外周斜面部 29 底面部 31,72 ロータマグネット 33,33a 凹状溝 73,73a 凹状溝 A,B 動圧軸受け部
Claims (2)
- 【請求項1】 励磁状態で電流磁界を発生するステータ
コイルを備えた静止部材と、前記ステータコイルの電流
磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
ットを備えた回転部材と、前記静止部材と回転部材との
間に設けられた動圧軸受け部とを有するモータにおい
て、 前記回転部材は、略逆円錐台状の回転軸部と、この回転
軸部が設けられたロータとを有し、 前記静止部材は、前記回転軸部の外周斜面部と対向する
上方に向けて拡開した傾斜面が形成された孔部を有する
ハウジングを有し、 前記動圧軸受け部の凹状溝を、少なくとも前記外周斜面
部または前記傾斜面のいずれか一方に形成したことを特
徴とするモータ。 - 【請求項2】 励磁状態で電流磁界を発生するステータ
コイルを備えた静止部材と、前記ステータコイルの電流
磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネ
ットを備えた回転部材と、前記静止部材と回転部材との
間に設けられた動圧軸受け部とを有するモータにおい
て、 前記静止部材は、略円錐台状の中心軸部と、この中心軸
部が設けられたハウジングとを有し、 前記回転部材は、前記中心軸部の外周斜面部と対向する
上方に向けて拡開した傾斜面が形成された孔部を有する
ロータを有し、 前記動圧軸受け部の凹状溝を、少なくとも前記外周斜面
部または前記傾斜面のいずれか一方に形成したことを特
徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14639293A JPH077886A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14639293A JPH077886A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077886A true JPH077886A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15406667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14639293A Withdrawn JPH077886A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077886A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6674200B2 (en) | 2001-06-22 | 2004-01-06 | Nidec Corporation | Spindle motor |
US6686674B2 (en) * | 2000-12-04 | 2004-02-03 | Kura Laboratory Corporation | Motor having single cone fluid dynamic bearing balanced with magnetic attraction |
US7063463B2 (en) | 2003-06-13 | 2006-06-20 | Nippon Densan Co., Ltd. | Conical hydrodynamic bearing device and a recording disk drive equipped with it, and a method of manufacturing a conical hydrodynamic bearing device |
CN1303335C (zh) * | 2003-06-23 | 2007-03-07 | 日本电产株式会社 | 动压轴承装置和具有该装置的记录盘片驱动装置 |
JP2014079858A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Hamai Co Ltd | 動圧平面軸受構造および平面研磨装置 |
US11186445B2 (en) | 2017-11-02 | 2021-11-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Picking system |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14639293A patent/JPH077886A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6686674B2 (en) * | 2000-12-04 | 2004-02-03 | Kura Laboratory Corporation | Motor having single cone fluid dynamic bearing balanced with magnetic attraction |
US6674200B2 (en) | 2001-06-22 | 2004-01-06 | Nidec Corporation | Spindle motor |
US7063463B2 (en) | 2003-06-13 | 2006-06-20 | Nippon Densan Co., Ltd. | Conical hydrodynamic bearing device and a recording disk drive equipped with it, and a method of manufacturing a conical hydrodynamic bearing device |
CN1303334C (zh) * | 2003-06-13 | 2007-03-07 | 日本电产株式会社 | 圆锥型动压轴承装置及其制法和记录盘片驱动装置 |
CN1303335C (zh) * | 2003-06-23 | 2007-03-07 | 日本电产株式会社 | 动压轴承装置和具有该装置的记录盘片驱动装置 |
US7201517B2 (en) | 2003-06-23 | 2007-04-10 | Nidec Corporation | Hydrodynamic bearing device and a recording disk drive equipped with it |
US7455457B2 (en) | 2003-06-23 | 2008-11-25 | Nidec Corporation | Hydrodynamic bearing device and a recording disk drive equipped with it |
JP2014079858A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Hamai Co Ltd | 動圧平面軸受構造および平面研磨装置 |
US11186445B2 (en) | 2017-11-02 | 2021-11-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Picking system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |