JP2014079858A - 動圧平面軸受構造および平面研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スラスト方向およびラジアル方向への振動に強い動圧平面軸受構造、および、この動圧平面軸受構造を採用して下定盤や内歯歯車の振動を抑制して研磨精度を向上させた平面研磨装置を提供する。
【解決手段】回転体を支持する動圧平面軸受構造において、回転体の環状の水平面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷を支持する複数の第1動圧発生部233と、外周側に正の傾きを持つ回転体の環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持する複数の第2動圧発生部234と、を備えることを特徴とする動圧平面軸受構造を平面研磨装置に採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転体の回転支持を行う動圧平面軸受構造、および、この動圧平面軸受構造により定盤等の回転体の回転支持を行う平面研磨装置に関する。
平面研磨装置は、研磨中の加工物に振動が加えられることを極度に嫌う。そこで、加工物を支持する定盤の軸受けとして動圧平面軸受構造を採用している。このような動圧平面軸受構造について図を参照しつつ説明する。動圧平面軸受は、図8で示すように、断面凹状である流体軸受皿101の中に、下定盤支持部102の回転体103が位置し、下定盤104を支持している。また、断面凹状である流体軸受皿105の中に、内歯歯車支持部106の回転体107が位置し、内歯歯車108を支持している。このように、流体軸受皿101,105の底面109および外周壁内面110がそれぞれ対向して直接的に動圧平面軸受構造を形成していた。
流体軸受皿101の底面には、図9で示すように、スラスト用の底面動圧発生部111が複数配置されている。底面動圧発生部111は、図10の従来構造の流体軸受皿101の底部に形成された底面動圧発生部111の断面拡大図で示すように、中央の軸受部111aと、この軸受部111aの両側の傾斜部111bと、この傾斜部111bに隣接する凹部111cを備え、凹部111cや傾斜部111bから軸受部111aに流入した流体により回転体103を浮上させる力が加えられる。両側の傾斜部111bにより回転体103の回転方向113がどちらの方向でも回転体103に動圧を発生させることができる。なお、流体軸受皿105にも同様の底面動圧発生部(スラスト用)111が形成される。
また、流体軸受皿101の側面には、図9で示すように、ラジアル用の側面動圧発生部112が複数配置されている。側面動圧発生部112は、図11の従来構造の流体軸受皿101の外側部に形成された側面動圧発生部112の断面拡大図で示すように、中央の軸受部112aと、この軸受部112aの両側の傾斜部112bを備え、傾斜部112bから軸受部112aに流入した流体により回転体103を半径方向で中心側へ向けて動圧が作用する。回転方向113がどちらの方向でも回転体103に動圧を発生させることができる。なお、流体軸受皿105にも同様の側面動圧発生部(ラジアル用)112が形成される。
また、このような動圧平面軸受構造を採用する平面研磨装置の従来技術の他の例として、特許文献1(特開昭52−56489号公報、「精密ラップ盤」)が開示されている。この従来技術は、回転するラップ下定盤のスラスト方向およびラジアル方向の負荷をそれぞれ支持する動圧平面軸受としてラップ下定盤における振動を少なくし、高速、高ラップ圧加工を可能とした精密ラップ盤に関するものである。
このようにラップ盤回転軸のスラスト方向およびラジアル方向の負荷を動圧平面軸受で受けることにより、高い負荷力に対しても大きな剛性を確保し、高速回転時にも振動を発生せず、かつ外部の振動をラップ下定盤等に伝達しないようにして、高精度で安定したラップ運動を保証でき、ラップ面形状が正確にワーク加工面に転写されて高い精度の加工面を得ることができる。
また、動圧平面軸受構造を採用する平面研磨装置の従来技術の他の例として、特許文献2(特開平8−174408号公報、「平面研磨装置」)が開示されている。この従来技術は、ワークを保持するワークキャリアを遊星運動させる回転自在の太陽歯車および内歯歯車のうち、少なくとも内歯歯車を流体軸受け構造とすることで加工中の振動を防止し、その結果キャリアのうねりを生じないようにしてキャリアの変形や破損等を防止すると同時に、ワークの加工精度の向上を実現する構造としている。
特に装置が大型化して内歯歯車の径が大きくなるとこのような傾向が顕著となることから、内歯歯車を流体軸受け構造とすることはキャリアの保護と研磨精度の向上を図るうえで非常に有効であるとしている。
また、動圧平面軸受構造を採用する平面研磨装置の従来技術の他の例として、特許文献3(特開2002−66910号公報、「研磨装置」)が開示されている。この従来技術は、平面研磨装置の各回転体の軸受構造をラジアルおよびスラスト方向の両方で一体化した流体軸受とし、加工中の割れや欠け及び加工後の精度の低下をきたさないように装置の振動及び回転むらを発生させない構造としている。
従来技術の動圧平面軸受構造や平面研磨装置はこのようなものである。
特開昭52−56489号公報 特開平8−174408号公報 特開2002−66910号公報
一般的な動圧平面軸受構造の機能としては、回転体と軸受面が相対すべり運動によって、軸受隙間に介在する潤滑流体膜に圧力(動圧)を発生させ、これによって比較的大きな荷重を支持することである。この時、回転体側(スラスト方向にフリーな方)が僅かに浮上するが、この浮上量は回転体の回転速度に比例して増加する傾向となる。なお、回転体が停止しているときは略接触状態といってもよい状態となっている。
従って、動圧平面軸受構造を平面研磨装置の軸受として適用する場合には、鉛直方向すなわちスラスト方向の荷重を支持する構造としては適用が比較的容易であるが、回転体の半径方向すなわちラジアル方向の荷重を支持する構造あるいは回転体の軸心を一定に保持する構造としては適用が困難であった。
これは、ラジアル方向の回転体と軸受面の隙間は各部材の設計値および製作精度で決まる量であり、回転体が停止しているときはこの隙間は軸受面からみて回転体のガタとなるので、極力この隙間は小さくなる方向で設計および製作することになる。
一方、回転体が回転している時は、軸受面との隙間量および回転体の回転速度等により軸受隙間に介在する潤滑流体膜に発生する動圧力の大きさが決まるので、不確定要素が大きい。つまり、この隙間量が小さかったり、あるいは回転体の回転速度が小さかったりした場合(もちろん軸受面の作り方や配置数とも相関あるが)、圧力が十分に上がらなければラジアル方向の軸受として機能せず、回転体に横揺れが発生することになり、これが振動源になったりワークの加工精度が低下したりする懸念があった。
しかるに、例えば下定盤下部にある円環状リングを軸受台に設けられた環状溝内に挿入して嵌合する時、円環状リングの外周面と軸受台上の環状溝の内周面との隙間が小さいと、互いに干渉して嵌合自身ができないことになり、一方、この隙間が大きいと嵌合作業は問題ないが流体軸受としての機能が不十分となり、下定盤のラジアル方向への横ずれや振動が発生するなど、ラジアル方向での流体軸受性能を確保することは従来から大きな課題であった。特に大型の平面研磨装置の動圧平面軸受構造の場合、各部材の組立後の円環状リング外周面の外径精度や環状溝内周面の内径精度を其々確保することは困難な状況であった。
さらに、動圧発生部の形状(切込み・斜面・水平面)を回転体の円環状リング側に形成するか、軸受台上の環状溝側に形成するか、いずれの場合においても、大きな構造体に微細な追加工を施すことになるので加工作業自身が煩雑で多大な加工時間を要したり、加工精度の確保が難しいという加工工程に係る問題があった。
さらに、以上のような方法では、特にラジアル方向に対して隙間調整が全くできないので、流体軸受性能の確保が難しいという問題があった。
上記の特許文献1では、下定盤軸受部のスラスト方向およびラジアル方向ともに動圧平面軸受構造とする記載があるが、特にラジアル方向への軸受機能を発現させるための記述は見られない。
さらに特許文献2では、少なくとも内歯歯車の軸受を流体軸受とする記載はあるが、前記と同様にラジアル方向への軸受機能を発現させるための記述は見られない。
また、特許文献3では、各回転体のスラスト方向およびラジアル方向の両方を一体化した流体軸受とする記載はあるが、前記と同様にラジアル方向への軸受機能を発現させるための記述は見られない。
そして、いずれの場合でも、ラジアル方向に対して下定盤の横揺れや振動、または、内歯歯車の横揺れや振動が発生すればスラスト方向に流体軸受構造を適用してもその効果は減殺されてしまう懸念があり、キャリアやワークの損傷防止やワークの加工精度を確保することは困難であった。
そこで、本発明は上記した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、スラスト方向およびラジアル方向への振動に強い動圧平面軸受構造、および、この動圧平面軸受構造を採用して下定盤や内歯歯車の振動を抑制して研磨精度を向上させた平面研磨装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、
回転体を支持する動圧平面軸受構造において、
回転体の環状の水平面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷を支持する複数の第1動圧発生部と、
外周側に正の傾きを持つ回転体の環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持する複数の第2動圧発生部と、
を備えることを特徴とする動圧平面軸受構造とした。
また、本発明の請求項2に係る発明は、
回転体を支持する動圧平面軸受構造において、
内周側に正の傾きを持つ回転体の環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持する複数の第1動圧発生部と、
外周側に正の傾きを持つ回転体の環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持する複数の第2動圧発生部と、
を備えることを特徴とする動圧平面軸受構造とした。
また、本発明の請求項3に係る発明は、
前記第1動圧発生部および前記第2動圧発生部を其々第1動圧発生部材および第2動圧発生部材として構成し、流体軸受皿内に其々着脱自在に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の動圧平面軸受構造とした。
また、本発明の請求項4に係る発明は、
前記回転体と、前記複数の第1動圧発生部および前記複数の第2動圧発生部との間は、回転体が停止状態において隙間が略ゼロとなるように設定したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の動圧平面軸受構造とした。
また、本発明の請求項5に係る発明は、
下定盤にワークを押し付けると共に内歯歯車および太陽歯車に噛み合うワークキャリアがワークを相対的に回転させてワークを研磨する平面研磨装置であって、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の動圧平面軸受構造を採用し、動圧平面軸受構造の前記回転体が下定盤および/または内歯歯車の一部であることを特徴とする平面研磨装置とした。
このような本発明によれば、スラスト方向およびラジアル方向への振動に強い動圧平面軸受構造、および、この動圧平面軸受構造を採用して下定盤や内歯歯車の振動を抑制して研磨精度を向上させた平面研磨装置を提供することができる。
本発明を実施するための形態の動圧平面軸受構造および平面研磨装置の縦断面図である。 本発明を実施するための形態の動圧平面軸受構造の平面図である。 本発明を実施するための形態の動圧平面軸受構造に係る下定盤用動圧平面軸受構造のA部拡大図である。 本発明を実施するための形態の動圧平面軸受構造に係る内歯歯車用動圧平面軸受構造のB部拡大図である。 第1動圧発生部のC−C断面拡大図である。 第2動圧発生部のD−D断面拡大図である。 本発明を実施するための他の形態の内歯歯車用動圧平面軸受構造の断面拡大図である。 従来技術の平面研磨装置の縦断面図である。 流体軸受皿を表す平面図である。 底面動圧発生部のE−E断面拡大図である 側面動圧発生部を表すF部拡大図である。
続いて、本発明の動圧平面軸受構造および平面研磨装置を実施するための形態について、図1〜図5を参照しつつ説明する。
平面研磨装置1は、図1の平面研磨装置の要部の縦断面図や図2の動圧平面軸受構造を上部からみた配置図で示すように、下定盤10、下定盤受け11、下定盤駆動軸12、内歯歯車13、内歯歯車受け14、内歯歯車駆動用歯車15、歯車駆動シャフト16、太陽歯車17、太陽歯車駆動軸18、キャリア19、ワーク20、ベース部21、中間ベース部22、下定盤用動圧平面軸受構造23、内歯歯車用動圧平面軸受構造24を備えている。
続いて各構成について説明する。
下定盤10は、環状円板であり、上面にワーク20を研磨するラップ面/ポリッシュ面を有する。なお、図示しないが、下定盤10の上面に図示しない研磨布を貼り付け、研磨布によりワークを研磨することもある。また、図示しないが上定盤を備える構成とすることもあり、この場合に下定盤10および上定盤は、共通回転軸を回転中心として回転するように支持される。
下定盤受け11は、上側で下定盤10が固定されており、自らの回転とともに下定盤10を回転させる。下定盤受け11は、本発明の動圧平面軸受構造である下定盤用動圧平面軸受構造23により下側から支持されており、円滑に回転するようになされている。
下定盤駆動軸12は、下定盤受け11に連結されており、下定盤受け11および下定盤10を回転させる。この下定盤駆動軸12には図示しない下定盤駆動部が設けられており、下定盤駆動軸12および下定盤受け11を介して下定盤10の回転速度や回転方向についての制御を行う。
内歯歯車13は、下定盤10の外周側に配置されている。内歯歯車13の内周側には歯が形成されている。内歯歯車13は、内歯歯車受け14に固定されている。
内歯歯車受け14は、段状円筒体であり、本発明の動圧平面軸受構造である内歯歯車用動圧平面軸受構造24により下側から支持されており、円滑に回転するようになされている。そして内歯歯車受け14の内部で下側に内歯歯車受け14と一体に固定された内歯歯車が形成されている。
内歯歯車駆動用歯車15は、歯車駆動シャフト16の上端に一体に固定されている。内歯歯車駆動用歯車15は、内歯歯車受け14の内部下側の内歯歯車と噛み合う。
歯車駆動シャフト16は、図示しない内歯歯車駆動部により回転駆動される。
したがって、図示しない内歯歯車駆動部、歯車駆動シャフト16、内歯歯車駆動用歯車15、内歯歯車受け14の内部下側の内歯歯車、内歯歯車受け14、内歯歯車13とトルクが伝達されるようになされており、内歯歯車駆動部が内歯歯車13の回転速度や回転方向についての制御を行う。
太陽歯車17は、下定盤10の内周側(中心側)に配置されている。太陽歯車17の外周側には歯が形成されている。
太陽歯車駆動軸18は、先端で太陽歯車17と連結される。太陽歯車駆動軸18は、下端で図示しない太陽歯車駆動部により回転駆動される。この太陽歯車駆動軸18は、下定盤駆動軸12の中心孔に遊挿されており、下定盤駆動軸12と太陽歯車駆動軸18とはそれぞれ独立して回転するようになされている。まとめると、下定盤駆動軸12は図示しない軸支部により回転可能に支持され、さらに太陽歯車駆動軸18は下定盤駆動軸12により回転可能に支持される。
キャリア19は、図1で示すように下定盤10上に配置されている。キャリア19は、外周に歯が形成されており、内歯歯車13および太陽歯車17と噛み合っている。キャリア19においてワーク20を保持するワーク保持孔が形成されている。キャリア19はワーク20に応じて各種用意されており、1個のキャリア19に1個のワーク保持孔が形成されるものであったり、または、複数個のワーク保持孔が形成されるものであったりする。
下定盤駆動部、太陽歯車駆動部、内歯歯車駆動部という3台の駆動部が、そして上定盤がある場合には上定盤駆動部も含めた4台の駆動部が、いずれもモータドライバ装置に接続され、演算制御部により回転が制御されており、回転速度を調節して最適なラッピング・ポリッシングを行う。
ベース部21は図示しない堅牢な架台に固定されている。ベース部21の外周の上側には環状の内歯歯車用動圧平面軸受構造24が設けられている。内歯歯車用動圧平面軸受構造24は、詳しくは図4で示すような構成を有する。
中間ベース部22は環状であって、このベース部21の上側に形成されており、中間ベース部22の上側には環状の下定盤用動圧平面軸受構造23が設けられている。下定盤用動圧平面軸受構造23は、詳しくは図3で示すような構成を有する。
続いて本発明の特徴をなす動圧平面軸受構造について説明する。まずは、下定盤用動圧平面軸受構造23について説明する。
下定盤用動圧平面軸受構造23は、図3で示すように、下定盤用流体軸受皿231、回転体232、複数(本形態では図2で示すように8個)の下定盤用第1動圧発生部233、複数(本形態では図2で示すように8個)の下定盤用第2動圧発生部234を備えている。
下定盤用流体軸受皿231は、図2で示すように平面視環状でありかつ図3で示すように断面凹状に形成されて、内部に下定盤用油槽231aが形成される。下定盤用油槽231a内には潤滑油が貯留されている。
回転体232は、平面視環状であって下定盤受け11の下側で一体に固定されているリング体232aと、リング体232aの下面内周側に設けられる円環状の回転体水平部232bと、リング体232aの下面外周側に設けられ、外周側に向けて上昇する正の傾きを有する円錐台形外周面状の回転体傾斜部232cと、を有する。
複数の下定盤用第1動圧発生部233は、図2で示すように、下定盤用流体軸受皿231の下定盤用油槽231a内の円環状の水平面である底面上にあって内周側に沿って配置されており、回転円周方向に一定間隔で複数(本形態では8個)設けられている。
下定盤用第1動圧発生部233は、図5のC−C断面を表す拡大図で示すような基本構造を有している。下定盤用第1動圧発生部233は、さらに軸受部233a、両側の傾斜部233b、両側の切込部233cを備え、左右対称に形成してなる断面視で多段の面である。一方向に回転させる場合には左右対称に形成する必要はないが、本形態では回転体の回転方向が正転および逆転してもいずれでも動圧軸受として機能するように左右対称に構成している。
軸受部233aは各流体軸受皿の底面を基準として最大高さに位置する平坦面であり、また、両側の傾斜部233bはこの平坦面である軸受部233aへ向けて上昇するように傾斜する。切込部233cは傾斜部233bの端部よりもさらに下側に底面があるように形成されている。なお、切込部233cにはボルト取り付け孔があり、下定盤用第1動圧発生部233を流体軸受皿231の底面に固定ボルト(鉛直方向)235にて固定する。
複数の下定盤用第1動圧発生部233が有するそれぞれの軸受部233aの上面は、環状である同一の水平面に位置しており、図5で示すように回転体232の回転体水平部232bに対向する。停止時には回転体232の回転体水平部232bと軸受部233aとが接触して停止する。このような下定盤用第1動圧発生部233は、回転体232が回転すると水平に形成された上側の軸受部233aに対して垂直方向の動圧を発生させ、回転体232の鉛直方向負荷(スラスト荷重)を支持する。下定盤用第1動圧発生部233はこのようなものとなる。
複数の下定盤用第2動圧発生部234は、図2で示すように、下定盤用流体軸受皿231の下定盤用油槽231a内の外周側に回転円周方向に一定間隔で複数(本形態では8個)設けられている。
下定盤用第2動圧発生部234は、図6のD−D断面を表す拡大図で示すような基本構造を有している。下定盤用第2動圧発生部234は、さらに軸受部234a、両側の傾斜部234bを備え、断面視で円弧面を中央として左右対称の多段な形状である。軸受部234aは回転体の静止時に回転体232の回転体傾斜部232cと接触する円弧面であり、その両側の傾斜部234bはこの円弧面である軸受部234aへ向けて上昇するように傾斜しており、潤滑油導入面として機能する。
下定盤用第2動圧発生部234は、各流体軸受皿の底面および外周壁円弧面にそれぞれ沿って固定される。本部材も一方向に回転させる場合には左右対称に形成する必要はないが、本形態では回転体の回転方向が正転および逆転してもいずれでも動圧軸受として機能するように左右対称に構成している。
複数の下定盤用第2動圧発生部234が有するそれぞれの軸受部234aの円弧面は、下向きに先細る円錐台形内周面に位置しており、図6で示すように回転体232の下向きに先細る円錐台形外周面状の回転体傾斜部232cに対向する。
下定盤用第2動圧発生部234は、外周側に行くに連れて上昇するように傾斜する軸受部234aに対して垂直方向の動圧を発生させ、回転体232の鉛直方向負荷(スラスト荷重)および半径方向負荷(ラジアル荷重)を支持する。
このような下定盤用動圧平面軸受構造23では、図2の平面図で示すように、下定盤用流体軸受皿231の皿内内周側で第1動圧発生部233が回転方向に一定間隔で複数個(本形態では8個)設けられ、さらに下定盤用流体軸受皿231の皿内外周側で第2動圧発生部234が回転方向に一定間隔で複数個(本形態では8個)設けられる。
そして、第1動圧発生部233および第2動圧発生部234は、複数組(本形態では8組)が回転方向に一定間隔で設けられる。複数の第1動圧発生部233は共通の一つの部品として製作され、また、第2動圧発生部234は共通の一つの部品として製作されるので加工上の制約等はない。
また、下定盤受け11のリング体232aの形状は、先に説明したように、底面は回転体水平部232bと、外周角部を面取り形状にカットした回転体傾斜部232cを有する形態として、下定盤用第1動圧発生部233の軸受部233a、および、下定盤用第2動圧発生部234の軸受部234aに倣うように予め加工されている。ここで下定盤受け11の加工寸法誤差や下定盤用流体軸受皿231の加工寸法誤差や設置誤差、あるいは双方の諸変形などの影響により各々の面接触状態は必ずしも保証されないが、下定盤受け11を各動圧発生部材上にセットして面当り状態を調整(動圧発生部材の固定位置調整や追加工など)する調整作業により比較的容易に対処が可能である。
このような下定盤用動圧平面軸受構造23では、回転体が停止状態において、回転体232の回転体水平部232bと第1動圧発生部233の軸受け部233aとの間、および、回転体232の回転体傾斜部232cと第2動圧発生部234の軸受け部234aとの間が、隙間を略ゼロとなるように設計した。これにより、停止時にはこれらはほぼ当接して固定される。そして、回転体232の回転時には動圧を発生させて動圧軸受けとして機能する。下定盤用動圧平面軸受構造23はこのようなものとなる。
続いて本発明の特徴をなす動圧平面軸受構造として、内歯歯車用動圧平面軸受構造24について説明する。
内歯歯車用動圧平面軸受構造24は、図4で示すように、内歯歯車用流体軸受皿241、回転体242、複数(本形態では8個)の内歯歯車用第1動圧発生部243、複数(本形態では8個)の内歯歯車用第2動圧発生部244を備えている。
内歯歯車用動圧平面軸受構造24は下定盤用動圧平面軸受構造23の寸法を変更したものである。内歯歯車13および内歯歯車受け14などの重量は、下定盤10や下定盤受け11の重量よりも相対的に小さいため、内歯歯車用動圧平面軸受構造24の半径方向の幅を小さくしているが流体軸受部の基本構造は相似形となっている。このように寸法が異なる以外では、内歯歯車用流体軸受皿241は下定盤用流体軸受皿231と同じ構成・機能を有し、回転体242は回転体232と同じ構成・機能を有し、内歯歯車用第1動圧発生部243は下定盤用第1動圧発生部233と同じ構成・機能を有し、内歯歯車用第2動圧発生部244は下定盤用第2動圧発生部234と同じ構成・機能を有する。このため、重複する説明を省略する。
このような内歯歯車用動圧平面軸受構造24では、内歯歯車13は内歯歯車受け14を介して内歯歯車用流体軸受皿241で支持されており、内歯歯車用流体軸受皿241の底面内周側には内歯歯車用第1動圧発生部243が回転方向に一定間隔で固定され、さらに内歯歯車流体軸受皿10の底面外周側には内歯歯車用第2動圧発生部24が同様に回転方向に一定間隔で固定されている。
また、このような内歯歯車用動圧平面軸受構造24では、回転体が停止状態において、回転体242の回転体水平部242bと第1動圧発生部243の軸受部との間、および、回転体242の回転体傾斜部242cと第2動圧発生部244の軸受部との間が、隙間を略ゼロとなるように設計した。これにより、停止時にはこれらはほぼ当接して固定される。そして、回転体242の回転時には動圧を発生させて動圧軸受けとして機能する。内歯歯車用動圧平面軸受構造24はこのようなものとなる。
続いて、本形態の平面研磨装置1の具体的な加工動作について説明する。まず、ワークキャリア19にワーク20を設置する設置工程が行われる。この設置工程については従来技術と同様であり、例えば、図1で示すように、ワークキャリア19に穿設されたワーク保持孔内に、ワーク20が装着される。この装着はワークハンドリングロボットを用いるなどしてワークキャリア19へのワーク20の装着とワークキャリア19からのワーク20の取り出しについては自動化しても良い。最終的に下定盤10の上にワークキャリア19が配置されている。ワークキャリア19に穿設されたワーク保持穴にラッピングまたはポリッシングされるワーク20が保持される。
続いて、各部を動作させる。下定盤10は、下定盤回転駆動部から駆動力が伝達され、この駆動力に応じて回転する。下定盤10および下定盤受け11は、後述するが下定盤用動圧平面軸受構造23により円滑に回転動作する。そして、太陽歯車17は太陽歯車回転駆動部により回転駆動され、また、内歯歯車13が内歯歯車回転駆動部により回転駆動される。後述するが内歯歯車13は流体軸受けにより円滑に回転動作する。ワークキャリア19の外周の歯面は太陽歯車17および内歯歯車13と噛合っており、ワークキャリア19は遊星運動を開始する。この際、図示しない上定盤が着盤される。
続いて、ワークの加工を行う。ワーク200の加工時には、上定盤に設けられたスラリー供給穴からリンスやスラリーを供給しつつ、上定盤および下定盤10を回転させる。また、太陽歯車17および内歯歯車13を回転させることにより上定盤と下定盤10とにより挟持されるワーク20が装着されたワークキャリア19が自転しつつ公転し、ワーク20の両面が研磨される。
これら上定盤、下定盤10、太陽歯車17、内歯歯車13は、それぞれ、上定盤回転駆動部、下定盤回転駆動部、太陽歯車回転駆動部、内歯歯車回転駆動部により回転が制御されており、例えばこれら各駆動部に接続される制御装置により回転速度を調節して最適な研磨を行う。最後に、研磨が終了したワークを取り出す。加工動作はこのようなものである。
この加工動作時の下定盤用動圧平面軸受構造23や内歯歯車用動圧平面軸受構造24の動作の詳細について説明する。なお、下定盤用動圧平面軸受構造23と内歯歯車用動圧平面軸受構造24とは構成・機能が共通であるため、下定盤用動圧平面軸受構造23のみを説明し、内歯歯車用動圧平面軸受構造24の説明を省略する。
下定盤用動圧平面軸受構造23は、定盤の回転時に定盤を浮上させるための動圧を発生させる動圧軸受けとして機能させる。なお、回転始動時において回転体232の回転体水平部232bに圧力流体(潤滑油、水、潤滑用液体など)を供給する供給孔を多数設けて下定盤10を上昇させる静圧軸受けとして機能させるようにしても良い。
回転体232の回転が所定速度を超えると、下定盤用動圧平面軸受構造23の下定盤用第1動圧発生部233では、図5で示すように、上側の回転体232の回転体水平部232bと、下定盤用第1動圧発生部233の軸受部233aとの間には傾斜部232bにより圧縮されながら潤滑油が入り込み、浮上力を回転体232に加えて回転体232を上側方向へ持ち上げるように支持し、動圧軸受けとして機能する。これにより上側の軸受面に対して垂直方向の動圧を発生させ、回転体232の鉛直方向負荷(スラスト荷重)を支持する。
また、下定盤用動圧平面軸受構造23の下定盤用第2動圧発生部234では、図6で示すように、上側の回転体232の回転体傾斜部232cと、下定盤用第2動圧発生部234の軸受部234aとの間には、傾斜部234bにより圧縮されながら潤滑油が入り込み、浮上力を回転体232に加えて回転体232を斜め上側方向へ持ち上げるように支持し、動圧軸受けとして機能する。これにより上側の回転体傾斜部232cに対して垂直方向の動圧を発生させ、回転体232の鉛直方向負荷(スラスト荷重)および半径方向負荷(ラジアル荷重)を支持する。下定盤用動圧平面軸受構造23および内歯歯車用動圧平面軸受構造24はこのように機能する。
以上説明した本形態によれば定盤の回転始動時では下定盤用第1動圧発生部233および下定盤用第2動圧発生部234に回転体232が接するため、安定している。また、定盤回転時では動圧変動による浮上力を加えた動圧軸受として機能させるため、大型の下定盤に対しても充分な浮上力を与えることができる。さらに正逆回転可能とし、研磨能力を向上させている。また、下側から流体を供給して静圧軸受として作用させて安定した回転立ち上がりとするようにしても良い。特に隙間については0近く設定できるため、動圧を確実に発生させることができる。
続いて本発明の他の実施形態について説明する。図7は本発明の他の実施形態を表す内歯歯車軸受構造部拡大図である。内歯歯車用動圧平面軸受構造25は、図7で示すように、内歯歯車用流体軸受皿251、回転体252、複数の内歯歯車用第1動圧発生部253、複数の内歯歯車用第2動圧発生部254を備えている。
内歯歯車用動圧平面軸受構造25は先に説明した内歯歯車用動圧平面軸受構造25と比較すると、回転体252のリング体252aに対し、内周側に正の傾きを持つようにして内周側に上側に先細る円錐台形内周面状の内周側傾斜面252bと、外周側に正の傾きを持つようにして下側に先細る円錐台形外周面状の外周側傾斜面252cと、を形成し、また、内歯歯車用第1動圧発生部253を、内周側に正の傾きを持つ環状の傾斜面を有し、内歯歯車用第2動圧発生部254を外周側に正の傾きを持つ環状の傾斜面を有するようにした。
内歯歯車用第1動圧発生部253の内周側に正の傾きを持つ環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持し、また、内歯歯車用第2動圧発生部254の外周側に正の傾きを持つ環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持する。内歯歯車用第1動圧発生部253や内歯歯車用第2動圧発生部254は固定ボルト(水平方向)255により固定されている。
なお、本形態では動圧平面軸受構造25が内歯歯車用であるものとして説明したが、これに限定する趣旨ではなく、下定盤用に適用してもよく、各種適用することができる。
以上、本発明の動圧平面軸受構造および平面研磨装置について説明した。
本発明では内歯歯車や下定盤を支持する支持部それぞれ流体軸受けを採用した構成であるものとして説明した。しかしながら、内歯歯車のみに流体軸受けを採用した構成、または、下定盤のみに流体軸受けを採用した構成としても本発明の効果を奏しうる。
このような本発明の動圧平面軸受構造および平面研磨装置は、特にシリコン、ガラス、金属その他種々の材料により形成されたワークの片面または両面の研磨での使用が好適である。
1:平面研磨装置
10:下定盤
11:下定盤受け
12:下定盤駆動軸
13:内歯歯車
14:内歯歯車受け
15:内歯歯車駆動用歯車
16:歯車駆動シャフト
17:太陽歯車
18:太陽歯車駆動軸
19:キャリア
20:ワーク
21:ベース部
22:中間ベース部
23:下定盤用動圧平面軸受構造
231:下定盤用流体軸受皿
231a:下定盤用油槽
232:回転体
232a:リング体
232b:回転体水平部
232c:回転体傾斜部
233:下定盤用第1動圧発生部
233a:軸受部
233b:傾斜部
233c:切込部
234:下定盤用第2動圧発生部
234a:軸受部
234b:傾斜部
235:固定ボルト
24:内歯歯車用動圧平面軸受構造
241:内歯歯車用流体軸受皿
241a:内歯歯車用油槽
242:回転体
243:内歯歯車用第1動圧発生部
244:内歯歯車用第2動圧発生部
245:固定ボルト
25:内歯歯車用動圧平面軸受構造
251:内歯歯車用流体軸受皿
251a:内歯歯車用油槽
252:回転体
253:内歯歯車用第1動圧発生部
254:内歯歯車用第2動圧発生部
255:固定ボルト

Claims (5)

  1. 回転体を支持する動圧平面軸受構造において、
    回転体の環状の水平面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷を支持する複数の第1動圧発生部と、
    外周側に正の傾きを持つ回転体の環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持する複数の第2動圧発生部と、
    を備えることを特徴とする動圧平面軸受構造。
  2. 回転体を支持する動圧平面軸受構造において、
    内周側に正の傾きを持つ回転体の環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持する複数の第1動圧発生部と、
    外周側に正の傾きを持つ回転体の環状の傾斜面に対して垂直に動圧を発生し、回転体の鉛直方向負荷および半径方向負荷を支持する複数の第2動圧発生部と、
    を備えることを特徴とする動圧平面軸受構造。
  3. 前記第1動圧発生部および前記第2動圧発生部を其々第1動圧発生部材および第2動圧発生部材として構成し、流体軸受皿内に其々着脱自在に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の動圧平面軸受構造。
  4. 前記回転体と、前記複数の第1動圧発生部および前記複数の第2動圧発生部との間は、回転体が停止状態において隙間が略ゼロとなるように設定したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の動圧平面軸受構造。
  5. 下定盤にワークを押し付けると共に内歯歯車および太陽歯車に噛み合うワークキャリアがワークを相対的に回転させてワークを研磨する平面研磨装置であって、
    請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の動圧平面軸受構造を採用し、動圧平面軸受構造の前記回転体が下定盤および/または内歯歯車の一部であることを特徴とする平面研磨装置。
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