JPH07182771A - 光または磁気ディスク装置 - Google Patents
光または磁気ディスク装置Info
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- JPH07182771A JPH07182771A JP32156493A JP32156493A JPH07182771A JP H07182771 A JPH07182771 A JP H07182771A JP 32156493 A JP32156493 A JP 32156493A JP 32156493 A JP32156493 A JP 32156493A JP H07182771 A JPH07182771 A JP H07182771A
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- seal
- base plate
- magnetic disk
- magnetic
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】磁気ディスクが装着されるハブ1と、該ハブ内
のべり軸受2を回転可能に支持するスピンドル4を備え
たベースプレート3とを有し、該ベースプレート上のモ
ータステータ5とハブ1内のロータマグネット6により
回転されるものにおいて、スピンドル4はすべり軸受2
のスラスト軸受部2cを支持する段付き部7を有し、該
段付き部の上端部外周面と前記ベースプレートおよびハ
ブの内面とで構成され、前すべり軸受の摺動部と連通
し、かつ、スピンドル軸心と同心円状に形成された環状
のシール室10を有し、該シール室は環状マグネット1
3と少なくとも2個の環状ポールピース14とにより形
成された磁気ループにより保持された磁性流体によって
前記すべり軸受部の気密がシールされている磁気ディス
ク装置にある。 【効果】シール部がスピンドル軸面上にないので、すべ
り軸受の摺動面を長くすることができ、ディスクの回転
面の平坦性が優れた装置を提供できる。
のべり軸受2を回転可能に支持するスピンドル4を備え
たベースプレート3とを有し、該ベースプレート上のモ
ータステータ5とハブ1内のロータマグネット6により
回転されるものにおいて、スピンドル4はすべり軸受2
のスラスト軸受部2cを支持する段付き部7を有し、該
段付き部の上端部外周面と前記ベースプレートおよびハ
ブの内面とで構成され、前すべり軸受の摺動部と連通
し、かつ、スピンドル軸心と同心円状に形成された環状
のシール室10を有し、該シール室は環状マグネット1
3と少なくとも2個の環状ポールピース14とにより形
成された磁気ループにより保持された磁性流体によって
前記すべり軸受部の気密がシールされている磁気ディス
ク装置にある。 【効果】シール部がスピンドル軸面上にないので、すべ
り軸受の摺動面を長くすることができ、ディスクの回転
面の平坦性が優れた装置を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気密構造のスピンドル
ユニットを備え、かつ、高精度な回転が要求される光ま
たは磁気ディスク装置に関する。
ユニットを備え、かつ、高精度な回転が要求される光ま
たは磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのダウンサイジング化に伴
い光または磁気ディスク装置は高速,小型,高精度化が
要求されている。
い光または磁気ディスク装置は高速,小型,高精度化が
要求されている。
【0003】磁気ディスク用スピンドルユニットは、こ
れまで一般に玉軸受が用いられて来たが、回転が高速化
されると、玉軸受方式では回転に同期しない非同期振動
が増加するため、磁気ディスクのトラックピッチを小さ
くすることができず、そのために記録密度に影響を及ぼ
ので、こうした磁気ディスク等の高速回転(6300〜
10000rpm)用スピンドルユニットではすべり軸
受方式が有利である。
れまで一般に玉軸受が用いられて来たが、回転が高速化
されると、玉軸受方式では回転に同期しない非同期振動
が増加するため、磁気ディスクのトラックピッチを小さ
くすることができず、そのために記録密度に影響を及ぼ
ので、こうした磁気ディスク等の高速回転(6300〜
10000rpm)用スピンドルユニットではすべり軸
受方式が有利である。
【0004】しかし、玉軸受がグリース潤滑であるのに
対し、すべり軸受では油等の流体潤滑であるため潤滑剤
が漏洩し易く、ディスク等への汚染が問題となり、これ
を防止するためのシール装置が必要となる。
対し、すべり軸受では油等の流体潤滑であるため潤滑剤
が漏洩し易く、ディスク等への汚染が問題となり、これ
を防止するためのシール装置が必要となる。
【0005】しかし、こうした小型の磁気ディスク装置
では、そのフォームファクタが決められており、磁気デ
ィスクのサイズでハブの寸法(例えば、直径20mm×
高さ10mm程度のものもある)が決まる。従って、す
べり軸受方式を採用する場合、特開昭59−11096
1号公報に開示されるように環状永久磁石にポールピー
スを取り付け、ポールピース端面と回転軸との間の半径
方向ギャップを磁性流体で満たすことによりシールして
装置の小型化を図っている。
では、そのフォームファクタが決められており、磁気デ
ィスクのサイズでハブの寸法(例えば、直径20mm×
高さ10mm程度のものもある)が決まる。従って、す
べり軸受方式を採用する場合、特開昭59−11096
1号公報に開示されるように環状永久磁石にポールピー
スを取り付け、ポールピース端面と回転軸との間の半径
方向ギャップを磁性流体で満たすことによりシールして
装置の小型化を図っている。
【0006】また、特開平1−234662号公報に
は、磁石の中心孔周縁をN極とS極とに交互に分極し、
該磁石の中心孔に回転軸を嵌め合わせ、両者の隙間に磁
性流体を保持させ密封した軸の密封装置が開示されてい
る。
は、磁石の中心孔周縁をN極とS極とに交互に分極し、
該磁石の中心孔に回転軸を嵌め合わせ、両者の隙間に磁
性流体を保持させ密封した軸の密封装置が開示されてい
る。
【0007】さらにまた、特開平3−89079号公報
には、円筒部とシャフトとの間に介装された磁性流体シ
ール装置において、上記シャフトに環状磁石を固着する
と共に、上記円筒部に内径方向に開口する箱形(コの字
形)のポールピースを取り付け、該箱形のポールピース
で上記環状磁石の上下面および外周面の3方を包囲し、
箱形ポールピースの各内面にリング状の突起、特に、環
状磁石の上下面と対向する面にはそれぞれ2つの突起を
設け、各突起と環状磁石との隙間に磁性流体からなるシ
ール部を形成した磁性流体シール装置が開示されてい
る。
には、円筒部とシャフトとの間に介装された磁性流体シ
ール装置において、上記シャフトに環状磁石を固着する
と共に、上記円筒部に内径方向に開口する箱形(コの字
形)のポールピースを取り付け、該箱形のポールピース
で上記環状磁石の上下面および外周面の3方を包囲し、
箱形ポールピースの各内面にリング状の突起、特に、環
状磁石の上下面と対向する面にはそれぞれ2つの突起を
設け、各突起と環状磁石との隙間に磁性流体からなるシ
ール部を形成した磁性流体シール装置が開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、いず
れも回転軸の半径方向にポールピースを設け、その間隙
を磁性流体によりシールするシール装置であるが、いず
れもシール装置が回転軸面に形成されているため、その
分だけ軸長が長く必要となり、小型磁気ディスク装置の
ようにフォームファクタが決められているものでは、シ
ール部の軸長方向の長さを極力短くする必要がある。し
かし、回転軸を短くすると回転ぶれを起こし易くなると
云う問題がある。
れも回転軸の半径方向にポールピースを設け、その間隙
を磁性流体によりシールするシール装置であるが、いず
れもシール装置が回転軸面に形成されているため、その
分だけ軸長が長く必要となり、小型磁気ディスク装置の
ようにフォームファクタが決められているものでは、シ
ール部の軸長方向の長さを極力短くする必要がある。し
かし、回転軸を短くすると回転ぶれを起こし易くなると
云う問題がある。
【0009】特に、1.8インチ以下の小型の磁気ディ
スク装置においては、モータ容量の関係からインハブタ
イプの駆動モータの使用に制限があり、前記のシール装
置では、小型でシール特性の優れたものを得ることは容
易でない。
スク装置においては、モータ容量の関係からインハブタ
イプの駆動モータの使用に制限があり、前記のシール装
置では、小型でシール特性の優れたものを得ることは容
易でない。
【0010】また、シール部が1つのものではシール耐
圧が必然的に低いと云う問題があり、磁性流体によるデ
ィスク等の汚損防止が十分でないと云う問題があった。
圧が必然的に低いと云う問題があり、磁性流体によるデ
ィスク等の汚損防止が十分でないと云う問題があった。
【0011】本発明の目的は、磁性流体を用いシール特
性の優れたシール装置を備えた光または磁気ディスク装
置を提供することにある。
性の優れたシール装置を備えた光または磁気ディスク装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の要旨は次のとおりである。
明の要旨は次のとおりである。
【0013】光または磁気ディスクが装着されるハブ
と、該ハブ内に設けたすべり軸受を挿着して該ハブを回
転可能に支持するスピンドルを備えたベースプレートを
有し、前記ベースプレートに設けたモータステータと前
記ハブ内に設けたロータマグネットによりモータ室を構
成し、前記ハブを回転駆動させる光または磁気ディスク
装置において、前記スピンドルは、挿着された前記すべ
り軸受のスラスト軸受部を支持する段付き部を有し、該
段付き部の上端部外周面と前記ベースプレートおよびハ
ブの内面とで構成され、前記すべり軸受部の摺動部と連
通し、かつ、前記スピンドルの軸心と同心円状に形成さ
れた環状のシール室を有し、前記シール室は、環状マグ
ネットと少なくとも2個の環状ポールピースにより磁気
ループが形成され、該磁気ループにより保持された磁性
流体によって前記すべり軸受部の気密がシールされてい
ることを特徴とする光または磁気ディスク装置にある。
と、該ハブ内に設けたすべり軸受を挿着して該ハブを回
転可能に支持するスピンドルを備えたベースプレートを
有し、前記ベースプレートに設けたモータステータと前
記ハブ内に設けたロータマグネットによりモータ室を構
成し、前記ハブを回転駆動させる光または磁気ディスク
装置において、前記スピンドルは、挿着された前記すべ
り軸受のスラスト軸受部を支持する段付き部を有し、該
段付き部の上端部外周面と前記ベースプレートおよびハ
ブの内面とで構成され、前記すべり軸受部の摺動部と連
通し、かつ、前記スピンドルの軸心と同心円状に形成さ
れた環状のシール室を有し、前記シール室は、環状マグ
ネットと少なくとも2個の環状ポールピースにより磁気
ループが形成され、該磁気ループにより保持された磁性
流体によって前記すべり軸受部の気密がシールされてい
ることを特徴とする光または磁気ディスク装置にある。
【0014】上記において、スピンドルとすべり軸受間
の潤滑剤として、磁性流体が封入されており、該磁性流
体は前記ポールピースおよびマグネットと共働してシー
ルを構成している。
の潤滑剤として、磁性流体が封入されており、該磁性流
体は前記ポールピースおよびマグネットと共働してシー
ルを構成している。
【0015】前記ベースプレートとハブとの最外周部に
両者がラップする部分を設け、該ラップ部の両者の対向
面に環状マグネットと少なくとも2個の環状ポールピー
スとを装着して磁気ループを形成し、該磁気ループによ
り保持された磁性流体によって前記モータ室内の気密を
シールする第2シール部を設けるのが好ましい。
両者がラップする部分を設け、該ラップ部の両者の対向
面に環状マグネットと少なくとも2個の環状ポールピー
スとを装着して磁気ループを形成し、該磁気ループによ
り保持された磁性流体によって前記モータ室内の気密を
シールする第2シール部を設けるのが好ましい。
【0016】さらにまた、前記シール室のハブ外壁とこ
れに対向するよう形成したベースプレートスリーブとの
間にネジシールを構成して磁性流体の漏洩を防止するこ
とが望ましい。
れに対向するよう形成したベースプレートスリーブとの
間にネジシールを構成して磁性流体の漏洩を防止するこ
とが望ましい。
【0017】
【作用】本発明の光または磁気ディスク装置のスピンド
ルユニットにおいては、スピンドルと数ミクロンの隙間
を有して挿着されたすべり軸受は、磁性流体からなる潤
滑剤によって潤滑される。
ルユニットにおいては、スピンドルと数ミクロンの隙間
を有して挿着されたすべり軸受は、磁性流体からなる潤
滑剤によって潤滑される。
【0018】その際、すべり軸受の軸長が長いものほ
ど、回転時のディスク面のぶれが発生しにくい。このデ
ィスク面のぶれは、回転面の平坦性に大きく影響を及ぼ
し、ディスクの記録密度を左右するので重要である。本
発明の前記ディスク装置のスピンドルユニットは、上記
の点で従来のものに比べて優れている。特に、小型の磁
気ディスク装置においては軸方向の長さに制限があるた
め本発明のシール装置を備えたスピンドルユニットが有
利である。
ど、回転時のディスク面のぶれが発生しにくい。このデ
ィスク面のぶれは、回転面の平坦性に大きく影響を及ぼ
し、ディスクの記録密度を左右するので重要である。本
発明の前記ディスク装置のスピンドルユニットは、上記
の点で従来のものに比べて優れている。特に、小型の磁
気ディスク装置においては軸方向の長さに制限があるた
め本発明のシール装置を備えたスピンドルユニットが有
利である。
【0019】次は、第2シールを設けることにより軸受
部の耐圧をバックアップして磁性流体の外部への漏洩を
抑制できるので、上記ディスク等の汚染を防止すると云
う優れた作用を有する。
部の耐圧をバックアップして磁性流体の外部への漏洩を
抑制できるので、上記ディスク等の汚染を防止すると云
う優れた作用を有する。
【0020】更にまた、前記ネジシールを設けることに
よって、一層のシール効果を得ることができる。
よって、一層のシール効果を得ることができる。
【0021】
〔実施例 1〕以下、本発明の一実施例を図1および図
2により詳細に説明する。
2により詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の磁気ディスク装置のスピン
ドルユニット部の部分断面斜視図を、また、第2図は縦
断面図を示したもので、これにより説明する。
ドルユニット部の部分断面斜視図を、また、第2図は縦
断面図を示したもので、これにより説明する。
【0023】磁気ディスク19を装着するハブ1には、
すべり軸受2が嵌着されており、下部ベースプレート3
に取付けたスピンドル4によって回転可能に支持されて
いる。該すべり軸受2は、ラジアル軸受部2a,2bと
スラスト軸受部2c,2dとで構成されている。
すべり軸受2が嵌着されており、下部ベースプレート3
に取付けたスピンドル4によって回転可能に支持されて
いる。該すべり軸受2は、ラジアル軸受部2a,2bと
スラスト軸受部2c,2dとで構成されている。
【0024】ハブ1とベースプレート3とでモータ室1
1が構成されており、ベースプレート3上にモータステ
ータ5が取り付けられている。ハブ1のモータステータ
5と対向する半径方向の位置(ハブ1の裾部内周面)に
環状にロータマグネット6が取り付けられ、モータステ
ータ5とロータマグネット6とによりハブ1を回転駆動
するようになっている。
1が構成されており、ベースプレート3上にモータステ
ータ5が取り付けられている。ハブ1のモータステータ
5と対向する半径方向の位置(ハブ1の裾部内周面)に
環状にロータマグネット6が取り付けられ、モータステ
ータ5とロータマグネット6とによりハブ1を回転駆動
するようになっている。
【0025】また、前記スピンドル4は段付き部7を有
し、前記すべり軸受2の下端のスラスト軸受部2cによ
りハブ1とそれに取付けられた磁気ディスク19の重量
をスラスト支持している。一方、スピンドル4の上端に
はスラストキャップ8が取り付けられており、すべり軸
受2の上端のスラスト軸受部2dを保持し、前記ハブ1
のスラスト方向の位置決め作用を有する。
し、前記すべり軸受2の下端のスラスト軸受部2cによ
りハブ1とそれに取付けられた磁気ディスク19の重量
をスラスト支持している。一方、スピンドル4の上端に
はスラストキャップ8が取り付けられており、すべり軸
受2の上端のスラスト軸受部2dを保持し、前記ハブ1
のスラスト方向の位置決め作用を有する。
【0026】前記スピンドル4の段付き部7の上端部外
周には、スピンドル4とすべり軸受2のスラスト軸受
部,ラジアル軸受部およびスラスト軸受部の微小な間隙
と連通した空間からなるシール室10が、前記モータ室
11より内周側に、スピンドル軸と同心環状に設けられ
ており、磁性流体が封入されている。
周には、スピンドル4とすべり軸受2のスラスト軸受
部,ラジアル軸受部およびスラスト軸受部の微小な間隙
と連通した空間からなるシール室10が、前記モータ室
11より内周側に、スピンドル軸と同心環状に設けられ
ており、磁性流体が封入されている。
【0027】また、ハブ1のスピンドル4の上端との対
向部にはシールキャップ20が装着され、外気と遮断さ
れている。
向部にはシールキャップ20が装着され、外気と遮断さ
れている。
【0028】次に、シール装置について説明する。前記
シール室10内に設けられているシール構造の一例を図
3の部分縦断面図により説明する。
シール室10内に設けられているシール構造の一例を図
3の部分縦断面図により説明する。
【0029】シール室10のベースプレート3側に半径
方向に着磁した環状のマグネット13が挿着されてお
り、該マグネット13を挾んで同心円上に形成された2
つの環状のポールピース14とで、磁気ループが軸方向
に構成され、封入された磁性流体とでシール21を構成
している。
方向に着磁した環状のマグネット13が挿着されてお
り、該マグネット13を挾んで同心円上に形成された2
つの環状のポールピース14とで、磁気ループが軸方向
に構成され、封入された磁性流体とでシール21を構成
している。
【0030】また、第2シール装置は、前記ロータマグ
ネット6が取付けられたハブ1の裾部の外周面に2つの
環状のポールピース18が取付けられ、該ポールピース
18と対向するベースプレート3の端部内面に取付けら
れた環状のマグネット17とで磁気ループを形成し、封
入された磁性流体とでシール22を構成している。
ネット6が取付けられたハブ1の裾部の外周面に2つの
環状のポールピース18が取付けられ、該ポールピース
18と対向するベースプレート3の端部内面に取付けら
れた環状のマグネット17とで磁気ループを形成し、封
入された磁性流体とでシール22を構成している。
【0031】なお、前記第1のシール21または第2の
シール22を構成する2つのポールピースとマグネット
の配置については、前記のいずれの構成であってもよ
い。例えば、第1のシール21は図4に示すようにポー
ルピース14を環状マグネット13の対向面側に設けて
もよい。また、本実施例においては、いずれもポールピ
ースが2個の場合を示したが、必要に応じて2個以上設
けてもよい。但しいずれの場合も、鎖線で示される磁気
ループが形成され磁性流体12が保持できるものでなけ
ればならない。
シール22を構成する2つのポールピースとマグネット
の配置については、前記のいずれの構成であってもよ
い。例えば、第1のシール21は図4に示すようにポー
ルピース14を環状マグネット13の対向面側に設けて
もよい。また、本実施例においては、いずれもポールピ
ースが2個の場合を示したが、必要に応じて2個以上設
けてもよい。但しいずれの場合も、鎖線で示される磁気
ループが形成され磁性流体12が保持できるものでなけ
ればならない。
【0032】また、前記第1シール装置の外周部に、ベ
ースプレート3のモータステータ5より内周側に設けた
ベースプレートスリーブ15とハブ1とが接する軸方向
の接触面にネジシール16を形成することにより、磁性
流体12のモータ室11内への漏洩防止の効果を大きく
することができる。上記ネジシール16も必要に応じて
設けることができる。
ースプレート3のモータステータ5より内周側に設けた
ベースプレートスリーブ15とハブ1とが接する軸方向
の接触面にネジシール16を形成することにより、磁性
流体12のモータ室11内への漏洩防止の効果を大きく
することができる。上記ネジシール16も必要に応じて
設けることができる。
【0033】次に、本実施例の作用,効果について説明
する。磁気ディスク装置は使用条件により0〜50℃の
温度環境に晒される。従って、磁気ディスク装置が静止
している場合でも、該ハブ1内の圧力はこれらの温度変
化に対応して上下するが、本実施例においては第2シー
ルがバックアップするため、ハブ1内の磁性流体はモー
タ室11内に流出する恐れは少ない。何等かの異常によ
り内部圧力が第1シールのシール耐圧以上に上昇して
も、第2シールによってバックアップされているのでモ
ータ室11へ漏洩するだけである。
する。磁気ディスク装置は使用条件により0〜50℃の
温度環境に晒される。従って、磁気ディスク装置が静止
している場合でも、該ハブ1内の圧力はこれらの温度変
化に対応して上下するが、本実施例においては第2シー
ルがバックアップするため、ハブ1内の磁性流体はモー
タ室11内に流出する恐れは少ない。何等かの異常によ
り内部圧力が第1シールのシール耐圧以上に上昇して
も、第2シールによってバックアップされているのでモ
ータ室11へ漏洩するだけである。
【0034】また、磁気ディスク装置が回転駆動され、
すべり軸受2の摩擦熱や潤滑油である磁性流体のせん断
による発熱、あるいは、ハブ1に装着された磁気ディス
ク19の風損による発熱によって、ハブ1の温度が上昇
し、内圧が上昇する。一方、モータステータ5も発熱す
るためモータ室11の内圧も上昇する。
すべり軸受2の摩擦熱や潤滑油である磁性流体のせん断
による発熱、あるいは、ハブ1に装着された磁気ディス
ク19の風損による発熱によって、ハブ1の温度が上昇
し、内圧が上昇する。一方、モータステータ5も発熱す
るためモータ室11の内圧も上昇する。
【0035】こうした温度上昇によるハブ1の内周から
外周にかけての圧力分布を図5に示す。ハブ1の軸受室
内が最も高温度になり易く、それに伴って圧力が最も高
くなるが、第1シールにより降圧され、更に、ネジシー
ル16で降圧される。モータ室11の内圧は第2シール
により降圧される。
外周にかけての圧力分布を図5に示す。ハブ1の軸受室
内が最も高温度になり易く、それに伴って圧力が最も高
くなるが、第1シールにより降圧され、更に、ネジシー
ル16で降圧される。モータ室11の内圧は第2シール
により降圧される。
【0036】前記の様に第1シールをすべり軸受2の下
部(スピンドルの段付け部7)に設けたことにより、該
軸受の軸方向の長さが従来のものより大きくとれるの
で、ハブ1をより安定に支持することができ、磁気ディ
スクの回転面の平坦性をより高精度にすることが可能と
なる。
部(スピンドルの段付け部7)に設けたことにより、該
軸受の軸方向の長さが従来のものより大きくとれるの
で、ハブ1をより安定に支持することができ、磁気ディ
スクの回転面の平坦性をより高精度にすることが可能と
なる。
【0037】〔実施例 2〕次に、図5に本発明の他の
実施例を示す。図5は駆動モータがハブ1内に設けられ
た、いわゆるインハブタイプのスピンドルユニットで、
2.5インチ以上のクラスの比較的大型の磁気ディスク
装置に採用されるものである。
実施例を示す。図5は駆動モータがハブ1内に設けられ
た、いわゆるインハブタイプのスピンドルユニットで、
2.5インチ以上のクラスの比較的大型の磁気ディスク
装置に採用されるものである。
【0038】本実施例の特徴は、スピンドルの頭部にも
第1シール21と同様な構造の第3シール23を設けた
ものである。なお、第1,第2シールは、前記実施例1
と同じ位置に設けられている。
第1シール21と同様な構造の第3シール23を設けた
ものである。なお、第1,第2シールは、前記実施例1
と同じ位置に設けられている。
【0039】ベースプレート3にはモータステータ5が
ハブ1内に収納するように取り付けられ、これに対向す
るハブ1の内周面に環状にロータマグネット6が装着さ
れている。ハブ1にすべり軸受2が嵌着されてスピンド
ル4に挿着されている。なお、本実施例ではすべり軸受
2の挿着されているスピンドル4の中央部には、円周溝
が設けられており、上端部にはスラストキャップ8が取
り付けられている。前記第3シール24はこのスラスト
キャップ8に設けられ大気を遮蔽している。
ハブ1内に収納するように取り付けられ、これに対向す
るハブ1の内周面に環状にロータマグネット6が装着さ
れている。ハブ1にすべり軸受2が嵌着されてスピンド
ル4に挿着されている。なお、本実施例ではすべり軸受
2の挿着されているスピンドル4の中央部には、円周溝
が設けられており、上端部にはスラストキャップ8が取
り付けられている。前記第3シール24はこのスラスト
キャップ8に設けられ大気を遮蔽している。
【0040】すべり軸受2の両端にはテーパーランドの
スラスト軸受部2c,2dが、スピンドル4と摺動接触
する内周面には非対称3円弧構造のラジアル軸受部2
a,2bがそれぞれ設けられている。また、ハブ1の上
端にはシールキャップ20が設けられ、大気を遮蔽して
いる。
スラスト軸受部2c,2dが、スピンドル4と摺動接触
する内周面には非対称3円弧構造のラジアル軸受部2
a,2bがそれぞれ設けられている。また、ハブ1の上
端にはシールキャップ20が設けられ、大気を遮蔽して
いる。
【0041】なお、実施例1,2で用いた前記すべり軸
受2はテーパーランドのスラスト軸受部2c,2dと、
スピンドル4と摺動面には非対称3円弧構造のラジアル
軸受部2a,2bとが一体に形成されたものである、特
に、構成材料としては焼結金属からなるものが望まし
い。該軸受の平面図を図7に示す。
受2はテーパーランドのスラスト軸受部2c,2dと、
スピンドル4と摺動面には非対称3円弧構造のラジアル
軸受部2a,2bとが一体に形成されたものである、特
に、構成材料としては焼結金属からなるものが望まし
い。該軸受の平面図を図7に示す。
【0042】なお、前記スラストキャップ8の外周面
と、それに対向するハブ1の内周面にネジシール26が
構成されている本実施例のスピンドルユニットのハブの
内外周の圧力分布を図8に示す。
と、それに対向するハブ1の内周面にネジシール26が
構成されている本実施例のスピンドルユニットのハブの
内外周の圧力分布を図8に示す。
【0043】本実施例も前記実施例1と同様に、すべり
軸受2の軸長を長くとれるので、ハブ1を安定に支持で
き、回転時のぶれを抑制できるので、ディスクの回転面
の平坦性の高いスピンドルユニットを提供することがで
きる。
軸受2の軸長を長くとれるので、ハブ1を安定に支持で
き、回転時のぶれを抑制できるので、ディスクの回転面
の平坦性の高いスピンドルユニットを提供することがで
きる。
【0044】なお、必要に応じて、スピンドル4の上端
をネジ26等により固定した、両端固定形のスピンドル
ユニットとすることが可能である。
をネジ26等により固定した、両端固定形のスピンドル
ユニットとすることが可能である。
【0045】前記実施例1および2ともに、第2シール
部を設けたが、場合によってはこれを省略することも可
能である。
部を設けたが、場合によってはこれを省略することも可
能である。
【0046】なお、実施例1,2共に磁気ディスク装置
で本発明を説明したが、スピンドルユニットが同様な構
造の光ディスク装置にも利用できることは述べるまでも
ない。
で本発明を説明したが、スピンドルユニットが同様な構
造の光ディスク装置にも利用できることは述べるまでも
ない。
【0047】
【発明の効果】本発明のスピンドルユニットは、従来の
ようにシール装置をスピンドル軸面上に設けていないの
で、すべり軸受の摺動面を長くすることができ、ハブが
安定に支持されることにより回転時のぶれ等が抑制さ
れ、ディスクの回転面の平坦性の高い光または磁気ディ
スク装置を提供することができる。
ようにシール装置をスピンドル軸面上に設けていないの
で、すべり軸受の摺動面を長くすることができ、ハブが
安定に支持されることにより回転時のぶれ等が抑制さ
れ、ディスクの回転面の平坦性の高い光または磁気ディ
スク装置を提供することができる。
【0048】また、前記第2シール部によりバックアッ
プすることにより、シール効果の高い光または磁気ディ
スク装置を提供することができる。
プすることにより、シール効果の高い光または磁気ディ
スク装置を提供することができる。
【0049】更にまた、前記ネジシールを設けることに
より、シール効果を高めモータ室内への磁性流体の漏洩
を抑制することができる。
より、シール効果を高めモータ室内への磁性流体の漏洩
を抑制することができる。
【図1】実施例1における磁気ディスクス装置のスピン
ドルユニットの部分断面斜視図である。
ドルユニットの部分断面斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の第1シール部の要部断面図である。
【図4】図1の他の一実施例の第1シール部の要部断面
図である。
図である。
【図5】実施例1のスピンドルユニットのハブの内外周
の圧力分布の説明図である。
の圧力分布の説明図である。
【図6】実施例2のインハブタイプの磁気ディスク装置
のスピンドルユニットの縦断面図である。
のスピンドルユニットの縦断面図である。
【図7】テーパーランドのスラスト軸受部と、軸受摺動
面に非対称3円弧構造のラジアル軸受部とが一体形成さ
れたすべり軸受の構成図である。
面に非対称3円弧構造のラジアル軸受部とが一体形成さ
れたすべり軸受の構成図である。
【図8】実施例2のスピンドルユニットのハブの内外周
の圧力分布の説明図である。
の圧力分布の説明図である。
1…ハブ、2…すべり軸受、2a,2b…ラジアル軸受
部、2c,2d…スラスト軸受部、3…ベースプレー
ト、4…スピンドル、5…モータステータ、6…ロータ
マグネット、7…段付き部、8…スラストキャップ、9
…ハブスリーブ、10…シール室、11…モータ室、1
2…磁性流体、13…マグネット、14…ポールピー
ス、15…ベースプレートスリーブ、16…ネジシー
ル、17…マグネット、18…ポールピース、19…磁
気ディスク、20…シールキャップ、21…第1のシー
ル、22…第2のシール、23…第3のシール、24…
マグネット、25…ポールピース、26…ネジ、31…
導油溝、32…テーパランド。
部、2c,2d…スラスト軸受部、3…ベースプレー
ト、4…スピンドル、5…モータステータ、6…ロータ
マグネット、7…段付き部、8…スラストキャップ、9
…ハブスリーブ、10…シール室、11…モータ室、1
2…磁性流体、13…マグネット、14…ポールピー
ス、15…ベースプレートスリーブ、16…ネジシー
ル、17…マグネット、18…ポールピース、19…磁
気ディスク、20…シールキャップ、21…第1のシー
ル、22…第2のシール、23…第3のシール、24…
マグネット、25…ポールピース、26…ネジ、31…
導油溝、32…テーパランド。
フロントページの続き (72)発明者 森 健次 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 吉田 隆 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 河野 敬 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 光または磁気ディスクが装着されるハブ
と、該ハブ内に設けたすべり軸受を挿着して該ハブを回
転可能に支持するスピンドルを備えたベースプレートを
有し、前記ベースプレートに設けたモータステータと前
記ハブ内に設けたロータマグネットによりモータ室を構
成し、前記ハブを回転駆動させる光または磁気ディスク
装置において、 前記スピンドルは、挿着された前記すべり軸受のスラス
ト軸受部を支持する段付き部を有し、該段付き部の上端
部外周面と前記ベースプレートおよびハブの内面とで構
成され、前記すべり軸受部の摺動部と連通し、かつ、前
記スピンドルの軸心と同心円状に形成された環状のシー
ル室を有し、 前記シール室は、環状マグネットと少なくとも2個の環
状ポールピースにより磁気ループが形成され、該磁気ル
ープにより保持された磁性流体によって前記すべり軸受
部の気密がシールされていることを特徴とする光または
磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 光または磁気ディスクが装着されるハブ
と、該ハブ内に設けたすべり軸受を挿着して該ハブを回
転可能に支持するスピンドルを備えたベースプレートを
有し、前記ベースプレートに設けたモータステータと前
記ハブ内に設けたロータマグネットによりモータ室を構
成し、前記ハブを回転駆動させる光または磁気ディスク
装置において、 前記スピンドルは、挿着された前記すべり軸受のスラス
ト軸受部を支持する段付き部を有し、該段付き部の上端
部外周面と前記ベースプレートおよびハブの内面とで構
成され、前記すべり軸受部の摺動部と連通し、かつ、前
記スピンドルの軸心と同心円状に形成された環状のシー
ル室を有し、 前記シール室は環状マグネットと少なくとも2個の環状
ポールピースにより磁気ループが形成され、該磁気ルー
プにより保持された磁性流体によって前記すべり軸受部
の気密をシールする第1シールを構成し、 前記ベースプレートの外周部とハブとの対向面に環状マ
グネットと少なくとも2個の環状ポールピースとを設け
て磁気ループを形成し、該磁気ループにより磁性流体を
保持した第2シールを構成し、 前記第1シールと第2シールとで前記すべり軸受部の機
密をシールすることを特徴とする光または磁気ディスク
装置。 - 【請求項3】 前記ベースプレートとハブとの最外周部
に両者がラップする部分を設け、該ラップ部の両者の対
向面に環状マグネットと少なくとも2個の環状ポールピ
ースとを装着して磁気ループを形成し、該磁気ループに
より保持された磁性流体によって前記モータ室内の気密
をシールする第2シール部を設けた請求項2に記載の光
または磁気ディスク装置。 - 【請求項4】 前記シール室のハブ外壁とこれに対向す
るよう形成したベースプレートスリーブとの間にネジシ
ールを構成した請求項1,2または3に記載の光または
磁気ディスク装置。 - 【請求項5】 前記シール室を構成するハブとベースプ
レートとの対向面のいずれか一方に環状ポールピースを
設け、他の対向面には環状マグネットを装着した請求項
1〜4のいずれかに記載の光または磁気ディスク装置。 - 【請求項6】 前記すべり軸受は、テーパーランドのス
ラスト軸受部と、スピンドルとの摺動面が非対称3円弧
構造のラジアル軸受部とが一体に形成されている請求項
1〜5のいずれかに記載の光または磁気ディスク装置。 - 【請求項7】 前記すべり軸受は、テーパーランドのス
ラスト軸受部と、スピンドルとの摺動面が非対称3円弧
構造のラジアル軸受部とが焼結金属により一体に形成さ
れている請求項1〜5のいずれかに記載の光または磁気
ディスク装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32156493A JPH07182771A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 光または磁気ディスク装置 |
DE69425119T DE69425119T2 (de) | 1993-12-14 | 1994-12-08 | Aufzeichnungsplattengerät und rotierende Halterungsstruktur dafür |
EP94119451A EP0658895B1 (en) | 1993-12-14 | 1994-12-08 | Recording disk apparatus and rotational supporting structure therefor |
US08/357,303 US5659445A (en) | 1993-12-14 | 1994-12-13 | Recording disk apparatus and rotational supporting structure therefor having improved lubrication arrangement |
CN94119086A CN1047865C (zh) | 1993-12-14 | 1994-12-14 | 记录盘旋转设备 |
US08/914,180 US5973878A (en) | 1993-12-14 | 1997-08-19 | Recording disk apparatus and rotational supporting structure therefor, having a magnetic lubricant seal which is inclined |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32156493A JPH07182771A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 光または磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07182771A true JPH07182771A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18133983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32156493A Pending JPH07182771A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-21 | 光または磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07182771A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7035044B2 (en) | 2001-06-11 | 2006-04-25 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Magnetic disk device having a low-profile motor without deterioration in the strength of the enclosure |
CN118251549A (zh) * | 2021-11-18 | 2024-06-25 | 特瑞堡密封系统德国有限公司 | 具有循环润滑的开槽导向环和具有此开槽导向环的活塞缸单元 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32156493A patent/JPH07182771A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7035044B2 (en) | 2001-06-11 | 2006-04-25 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Magnetic disk device having a low-profile motor without deterioration in the strength of the enclosure |
CN118251549A (zh) * | 2021-11-18 | 2024-06-25 | 特瑞堡密封系统德国有限公司 | 具有循环润滑的开槽导向环和具有此开槽导向环的活塞缸单元 |
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