JPH01133847A - 搬送部におけるシート材検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は搬送部におけるシート材検出装置、詳細には例
えば、ファクシミリ装置等の読取り装置の原稿検出セン
サ、特に原稿搬送径路の上部ガイド部を形成し、上方に
開放可能な上部搬送ユニットと、該ユニットに設けられ
た原稿検出センサのアクチユエート部材に関するもので
ある。

［従来の技術］ 従来、この種の装置は原稿搬送径路を開放し、原稿読取
り部のガラスを清掃したり、途中で装置の動作を中止し
たときに原稿を取り出しやすく構成されていた。また、
原稿がセットされたことを検出するセンサや原稿の前端
や後端を読取り位置に位置決めするためのセンサ等（以
下原稿検出センサと呼ぶ）は、原稿搬送径路を形成する
下部搬送ユニットに配設されていた。一方、上部搬送ユ
ニットに装置の操作パネルを一体的に構成するファクシ
ミリ装置等において、上述した原稿検出センサを上部搬
送ユニットに配設することによって、操作パネルのプリ
ント板上に原稿検出センサを配設できる等により製造コ
ストを低減したり、装置を小型化することができる。

しかし、上部搬送ユニットを開放したときに、原稿検出
センサのアクチユエート部材が、重力方向の変化につれ
て回転して原稿検出センサを動作せしめてしまう。これ
により、原稿がセットされたと装置が誤認し、原稿の先
端を読取り位置に搬送しようとモータを駆動したり、ま
た、自動着信したときに原稿があると判断してポーリン
グ送信を行なったり、等本来あるべき動作とは異なる動
作をすることになる。

このようなアクチユエート部材の誤動作を防ぐために、
アクチユエート部材か不要な反射型センサを用いた装置
もあるが、現状では反射型センサの動作か不安定であっ
たり、コストも高くなる等の不都合があった。

［発明の目的］ 本発明は上記従来例の欠点を除去し、安定したシート材
検出装置を提供するものである。

［実施例］ 以下、図示した一実施例に基づいて本発明を説明する。

第１図〜第６図は本発明の実施例で、図においてｌはセ
ンサ、２はセンサｌを動作せしめるアクチユエート部材
、３はアクチユエート部材２の回転中心軸、４はアクチ
ユエート部材を一方向に不正する弾性部材である。セン
サ１は操作部等のプリント基板５に実装されている。

第２図にファクシミリ装置の外観図を示す。

上カバー１１上に設けられた原稿載置台１１１上に原稿
１５がセットされ幅決めガイド１４ａ、１４ｂで両側端
面を規制される。原稿１５は操作パネル１３の内部に設
けられた原稿搬送機構により図示しない読取り部に搬送
され（矢印Ａ方向）、画像情報として読取られた後、排
紙スタック部１６に排出される。−実記録後の受信紙１
７は矢印Ｂ方向に排出される。

第３図は装置の略中央部で切断した縦断面図である。原
稿載置台１１１は記録部のカバーを兼ねており、記録用
サーマルヘッド１０１、サーマルヘッド１０１をプラテ
ンローラ１０６の方向に押圧するハネ１０２、および記
録紙１０４をサーマルヘッド１０１に導くガイド板１０
３をユニット構成部品として持つ。

ローラ状記録紙１０４はホルダ一部１０５に格納されて
おり、プラテンローラ１０６によってサーマルヘッド１
０１に押圧されるとともにカッタ１０７の方向に搬送さ
れ、スタッカ１０８に収納される。

原稿載置台１１１上の原稿１５は予備搬送用異形ローラ
１２１および分離ローラ１２２と摩擦部材１２３からな
る自動急送機構により、複数枚セットされた中から１枚
たけ分離されて給紙搬送ローラ１２４と押圧コロ１２５
により読取部１２６に急送される。読取部１２６は照明
用光源１２９によって照明されており、その反射光が第
１のミラー１３０、第２のミラー１３１で反射した後、
第３のミラー１３２と再び第２のミラー１３１とで各々
２回ずつ反射した後、レンズ１３３で集光されて光電変
換素子１３４上に結像する。読取部１２６を通過した後
は排紙搬送ローラ１２７とその押圧コロ１２８によって
装置外に排出される。

１は原稿がセットされたことを検出するセンサ（以下Ｄ
　Ｓ　＝　Ｄｏｃｕｍｅｎｔ　５ｅｎｓｏｒと呼ぶ）で
、２はＤＳを動作せしめるアクチユエート部材であり、
原稿１５を押込むことによって回軸中心３の回りに回転
し、ＤＳが動作する。６は原稿の先端は通過したときに
アクチユエート部材７が回転中心８の回りに回転するこ
とによって動作するセンサ（以下Ｄ　Ｅ　Ｓ　＝　Ｄｏ
ｃｕｍｅｎｔ　Ｅｄｇｅ５ｅｎｓｏｒと呼ぶ）であり、
原稿１５の後端か通過するまでＯＮの状態になっている
。

＄４図は操作パネル１３のカバーを取り去った状態を示
した斜視図であり、原稿１５は載置台１１１上にセット
されて矢印Ａ方向に搬送される。原稿センサＤＳは操作
パネルのプリント基板５に実装されており、アクチユエ
ート部材２によって原稿がセットされていることを検出
する。ここに、自動給送機構の摩擦部材１２３や搬送ロ
ーラの押圧コロ１２５，１２８およびセンサＤＳＬ、操
作部１３をユニット化した上部搬送ユニット１８は同軸
中心１９．２０で本体フレーム２１に軸支され、情報に
回転させることによって搬送径路を開放することができ
る。次に、第５図と第１図を用いて本発明の詳細な説明
する。

第５図（ａ）は第３図に示した縦断面図の原稿搬送部を
拡大して示した縦断面図である。ここで、第５図（ｂ）
に示すように、上部搬送ユニット１８を回転中心１９の
回りに反時計方向に回転させて原稿搬送径路を開放する
ことができる。ここで、回転軸３の回りに反時計方向の
回転モーメントをアクチユエート部材２に与えるねしり
コイルバネ４が設けられ、アクチユエート部材２は常に
ストッパ部１３５に押し付けられてとまっている。その
ために、アクチユエート部材２はＤＳの検出光をさえぎ
ったままの状態を保ち、装置が誤動作することはない。

ＤＳＩのアクチユエート部材２は一般に回転中心３より
下側、すなわち原稿による作用点側に重心かある。その
ため、上部搬送ユニット１８を第５図（ｂ）に示す反時
計方向に回転させたとき、アクチユエート部材２には回
転中心３の回りに時計方向の回転モーメントを生じさせ
る。したがって、もしバネ４が設けられていなければア
クチユエート部材３が回転しようとし、フォトインタラ
プタ式のＤＳＬの検出光をさえぎっていたアクチユエー
ト部材２の部分２ａか検出光の径路からはずれ、ＤＳが
オンしようとして装置が誤動作する原因となりつる。

アクチユエート部材２は原稿１５の先端によって容易に
回転することが求められ、かつ軟かい紙に傷をつけるこ
とがあってはならない。

そこて、アクチユエート部材２の回転力を２０　ｇｒ−
ａｍ以下に設定することが望ましい。

第６図はねじりコイルバネ４の代りに、アクチユエート
部材２０２の一部に、弾性変形により回転軸２０３の回
りに反時計方向の回転モーメントを与えるバネ部２０２
ｂを設けたものである。バネ部２０２ｂの反力によって
アクチユエート部材２０２はストッパ部２３５に押付け
られて停止しており、上部搬送ユニット２１８か回転し
てアクチユエート部材２０２に作用する重力の方向が変
化しても、遮光部２０２ａがＤＳ２０１の検出光の径路
をさえぎったままの状態を保ち、ＤＳ２０１の出力を一
定に保つ。

［発明の効果］ 以上、説明したように、シート材センサに対向させて、
回転トルクを与える簡単な弾性手段を持つアクチユエー
ト部材を設けることによって、上部搬送ユニットを開放
したときも誤動作のない信頼性の高いシート材検出装置
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す原稿センサ部の詳細図、 第２図はファクシミリ装置の外観図、 第３図はファクシミリ装置の縦断面図、第４図は上部搬
送ユニットの構成を示した斜視図、 第５図は上部搬送ユニットの詳細断面図、第６図は他の
実施例を示す部分断面図、である。 １．６は原稿検出センサ、２，７はアクチユエート部材
、４はねじりコイルバネ、５は操作パネルのプリント基
材、１８は上部搬送ユニット、１９．２０は上部搬送ユ
ニットの回転中心である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シート材を案内する搬送路を形成する上下一対の
   搬送ガイド部材を備え、上記搬送 ガイド部材の上側の搬送ガイド部材を含め て上側搬送ユニットが旋回により上方に開 放可能な搬送部におけるシート材検出装置 において、 上記上側搬送ユニットに配置されるシー ト材検出センサーと、 上記上側搬送ユニットに旋回可能に支持 され、シート材の走行により移動させられ て上記シート材検出センサーに対する相対 位置が変化することによりシート材を検出 するアクチユエート部材と、 上記アクチユエート部材に対して、上記 上側搬送ユニットが開放時に上記アクチユ エート部材に作用する旋回力と逆方向で あって、シート材の走行力よりも弱い付勢 力を付与する弾性手段と、 上記アクチユエート部材の上記逆方向へ の旋回を抑止するストップ部材と、 を有する、搬送部におけるシート材検出装 置。