JPH0113153B2 - - Google Patents

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JPH0113153B2
JPH0113153B2 JP59029888A JP2988884A JPH0113153B2 JP H0113153 B2 JPH0113153 B2 JP H0113153B2 JP 59029888 A JP59029888 A JP 59029888A JP 2988884 A JP2988884 A JP 2988884A JP H0113153 B2 JPH0113153 B2 JP H0113153B2
Authority
JP
Japan
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column
sales
vending machine
mode
data
Prior art date
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Application number
JP59029888A
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English (en)
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JPS60175196A (ja
Inventor
Jukichi Hayashi
Eiji Itako
Masahiro Yasuhara
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NIPPON KONRATSUKUSU KK
Original Assignee
NIPPON KONRATSUKUSU KK
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Publication date
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Priority to US06/700,646 priority patent/US4654800A/en
Priority to KR1019850000946A priority patent/KR910002806B1/ko
Publication of JPS60175196A publication Critical patent/JPS60175196A/ja
Publication of JPH0113153B2 publication Critical patent/JPH0113153B2/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は自動販売機の制御装置に関し、特に、
各種販売条件の設定,確認及び売上金額,売上個
数等の把握、さらには故障個所の把握が容易にで
きる自動販売機の制御装置に関する。 従来の技術 従来からの自動販売機においては、販売条件は
販売価格のみであつたが、最近では、連続販売で
きる連続販売機能,同一種類の商品を複数のコラ
ムに収納し、各コラムから循環して平均的に取出
して販売する循環取出し機能,一度にある数まで
まとめ買いされたとき割引いて販売する割引き販
売機能、さらには、ルーレツト等のくじ機能等が
付された自動販売機が開発されている。 これら機能の販売条件を設定するには、自動販
売機全体に対し、固定的に設定する方法が一般的
であつた。 ただ、販売価格については、各コラム毎に販売
価格をスイツチ等によつて設定できるようにされ
ている。そして、コラム毎に販売価格設定用のス
イツチ等を設けることがコスト高になること等か
ら、1つの販売価格設定器と金額表示器を利用し
て、各コラム毎に販売価格を設定表示する方法も
特開昭57―199036号公報で知られている。 また、販売商品の品種別の売上個数及び自動販
売機全体の売上個数,売上金額を表示する自動販
売機は特開昭51―133094号公報で知られている。 発明が解決しようとする課題 販売価格以外に上述した各種機能に伴う販売条
件を、各コラム毎に任意に設定,変更かつ、表示
できるようにするには、上述したスイツチ等によ
る方法では、各コラム毎にこれらの機能設定を行
うための設定手段を必要とし、コスト高になる
上、大きな空間を必要とする。また、上述した特
開昭57―199036号公報に開示された方法では、販
売価格のみしか設定,表示ができない。また、他
に販売条件を設定,表示できるとしても、表示さ
れているものが何の販売条件項目か把握できない
という問題を有している。 また、自動販売機による販売状況を管理するに
は、単に自動販売機が販売した商品の数量を知る
だけでは管理上不十分である。特に、1つの自動
販売機内に酒類やジユース等、種類の異なつた商
品を収納し自動販売を行うような場合、商品品種
毎に販売管理データが得られることが望ましい。 しかし、上述した特開昭51―133094号公報に記
載されたものでも、商品品種毎に得られるデータ
は売上個数のみである。販売管理の会計上、商品
品種毎の売上個数,売上金額,総売上数量,総売
上金額,その他売上管理データが品種毎または総
トータルで得られることが望ましい。売上管理デ
ータを細かく分類して得ようとすると、管理デー
タの指定方法及びデータの表示方法に問題が出て
くる。自動販売機の商品収納コラム毎に販売数量
や金額を記憶表示する方式では記憶表示する手段
が多くなり問題がある。また、上記特開昭51―
133094号公報に記載されているように、1つの表
示に管理データを選択して表示させる方式では、
現在表示しているデータが何のデータか確認する
ことが難しいという欠点がある。さらに、自動販
売機に異常が生じたとき、その異常個所を表示す
る手段を、従来のものは専用に設ける必要があ
り、コスト高になつていた。 そこで、本発明の目的は、各種販売条件、各種
管理データ及び異常個所をコラム別に一組の表示
手段で順次選択して表示できる自動販売機の制御
装置を提供することにある。 課題を解決するための手段 第1図は、本発明が上記課題を解決するために
採用した手段のブロツク図で、本発明の自動販売
機の制御装置は、自動販売機の各コラム毎及び複
数のコラムに関連する共通事項の各種販売条件デ
ータ、販売が行われる毎に更新される売上管理項
目のデータ、及び自動販売機に異常が生じたとき
異常個所をコードで記憶する記憶手段MTと、上
記各種販売条件,売上管理項目の各項目を択一的
に選択表示する項目選択手段DCTと、自動販売
機の異常を表示する異常表示手段EDと、異常確
認スイツチECSと、販売条件に対するデータを上
記記憶手段MTに設定するデータ設定手段DIT
と、上記共通項目の番号及び各コラムの番号を択
一的に選択するコラム番号選択手段CCTと、上
記コラム番号選択手段CCTで選択した番号を表
示するコラム番号表示手段CDPと、上記販売条
件,売上管理項目のデータ及び異常個所のコード
を表示するデータ表示手段NDPと、上記コラム
番号選択手段CCTで選択された番号を上記コラ
ム番号表示手段CDPに表示し、上記項目選択手
段DCTで選択された項目でコラム番号選択手段
CCTで選択された番号のコラムの販売条件,売
上管理項目のデータを、上記記憶手段MTから読
出し上記データ表示手段NDPに表示し、かつ、
上記データ設定手段DITより設定されたデータ
を、上記コラム番号表示手段CDPに表示された
番号に対するコラムの販売条件データとして、上
記記憶手段MTに書込むと共に、上記異常確認ス
イツチECSから入力があると上記記憶手段MTよ
り異常個所コードを読取り上記データ表示手段
NDPに表示させ、故障と関連するコラムのコラ
ム番号をコラム番号表示手段CDPに表示させる
制御手段CTを設けることにより上記課題を解決
した。 作 用 コラム番号選択手段CCTで複数のコラムに関
連する共通事項番号またはコラムの番号を選択す
ると、制御手段CTは選択された番号をコラム番
号表示手段CDPに表示する。また、項目選択手
段DCTで販売条件項目または売上管理項目を選
択し入力すると、項目選択手段DCTは選択され
た項目を表示すると共に、制御手段CTはコラム
番号表示手段CDPに表示された番号の複数のコ
ラムに関連する共通事項またはコラムに対する、
項目選択手段DCTで選択された項目の販売条件
データまたは売上管理データを、上記記憶手段
MTより読出し、データ表示手段NDPに表示す
る。 一方、販売条件を設定するときや変更するとき
は、設定変更する販売条件項目及びコラムを項目
選択手段DCT,コラム番号選択手段CCTで選択
し表示させ、データ設定手段DITより販売条件デ
ータを入力すると、制御手段CTは、そのとき選
択されコラム番号表示手段CDPに表示されてい
る番号に対する共通事項またはコラムに対する選
択された販売条件として、入力データを上記記憶
手段MTに書込む。 また、自動販売機に異常が生じ、上記異常表示
手段EDに異常表示がされ、そのとき異常確認ス
イツチECSがオンされると、上記制御手段CTは
上記記憶手段MTに記憶された異常個所を示すコ
ードを上記データ表示手段NDPに表示し、コラ
ムに異常が生じているものであれば、異常が生じ
たコラムの番号を上記コラム番号表示手段CDP
に表示させ、異常個所を正確に示すことができ
る。 実施例 第2図は、本発明の一実施例のブロツク図で、
1は自動販売機を制御する中央処理装置(以下
CPUという)で、2は該自動販売機制御のため
の制御プログラムを記憶するROM、3は演算処
理及び後述する自動販売機管理のためのテーブル
を記憶するRAM、4は入出力回路で、第3図に
示す操作パネル5及び硬貨の受入れ及び釣銭の払
出しを行うコインメツクCM,紙幣選別機BV,
払出しを行う商品払出し部に接続されている。 操作パネル5には、第3図に示すように、自動
販売機における商品収納コラムのコラム番号を表
示するためのコラム番号表示器CDP、数値によ
つて各種情報を表示するデータ表示器NDP、上
記コラム番号表示器CDPで表示するコラム番号
を選択するためのコラム番号選択スイツチでコラ
ム番号を増加させるコラムアツプスイツチS1、
コラム番号を減少させるコラムダウンスイツチS
2が設けられている。さらに、DSは手動で4桁
の0〜9の数字が入力でき、各種データを設定す
るためのデジタルスイツチ、該デジタルスイツチ
DSで設定された数値を、RAM3内の後述するテ
ーブル内に記憶させるためのセツトスイツチSS
が設けられている。また、M1〜M3はモードス
イツチで、M1は売上管理を行うためのモードス
イツチ、M2は各種の項目に設定値を設定するた
めの項目設定モードスイツチ、M3は自動販売機
の異常状態を確認するための異常状態確認モード
スイツチであり、L0〜L13は表示ランプで、
L0は売上管理モードで売上金額表示モードが選
択されたとき点灯し、L1は売上数量表示モード
が選択されたとき点灯し、L2は商品在庫数表示
モードが選択されたとき点灯して、売上管理モー
ドスイツチM1が押される毎に上記ランプL0〜
L2は循環して点灯し、売上金額,売上数量,在
庫数の各表示モードを選択するようになつてい
る。同様に、ランプL3〜L9も項目設定モード
スイツチM2が押される毎に順次循環して点灯
し、各項目を選択するようになつており、L3は
各商品収納コラムに収納された商品の価格を設定
するための販売価格設定モード、L4は各商品収
納コラムに収納した商品数を設定するためのコラ
ム収納数設定モード、L5は収納商品や自動販売
機の商品取出口に合せて受入れ金額までまとめ販
売ができるようにする連続販売設定モード、L6
は販売価格が同じで同じ種類の商品を収納したコ
ラムをグループ化し、そのグループ化した各コラ
ムから平均的に販売するように設定するグループ
販売設定モード、L7はまとめ買いをするとき、
クーポン券を出したり価格を割引くためのまとめ
買いの本数を設定する割引本数設定モード、L8
はルーレツト付の自動販売機でルーレツトが当つ
たときや、上記割引き本数設定モードで割引本数
が設定されたとき、その設定本数の販売時に割引
く金額を設定するための割引販売設定モード、L
9はくじつき自動販売機、例えば、ルーレツト付
自動販売機でルーレツトが当つたとき商品1本の
オマケ販売を設定するためのオマケ販売設定モー
ドを表示ランプで、これらランプL3〜L9を項
目設定モードスイツチM2を押すことによつて順
次選択し、点灯させて各設定モードを選択するよ
うになつている。 ランプL10は自動販売機のシステムが異常な
とき点灯するもので、このシステム異常には第1
表のようなものがあり、これら異常が検出された
とき、該ランプL10を点灯し、RAM4内の後
述するシステム異常テーブルに異常個所を記憶
し、異常確認解除モードスイツチM3が該システ
ム異常を選択したときランプを点滅させ、第1表
の故障番号をデータ表示器NDPに表示するよう
になつている。
【表】 同様に、コインメツクCMが異常のとき、CM
異常ランプL11が点灯し、異常確認解除モード
スイツチM3が該CM異常を選択したとき、第2
表の故障番号をデータ表示器NDPに表示するよ
うになつている。
【表】 また、同様に、紙幣選別機BVが異常の時は
BV異常ランプL12が点灯し、該BV異常を選
択した時は、第3表の故障番号をデータ表示器
NDPに表示する。
【表】 なお、L13は電池の電圧が低下し、電池交換
が必要なとき点灯するものである。 また、CSは売上管理を行うとき使用する売上
金額・数量をクリアするクリアスイツチで、この
クリアスイツチCSを押すと、ランプL14が点
灯し、RAM3内の後述する管理テーブルT1に
記憶している全売上金額、各コラム毎の売上金
額,全売上数量,各コラム毎の売上数量を「0」
にクリアするものである。RSは残数リセツトス
イツチで、該残数リセツトスイツチRSが押され
ると、ランプL15が点灯し、後述する管理テー
ブルT1のコラム収納数の欄に記憶された各コラ
ム毎の商品収納数を同管理テーブルT1の在庫数
欄に書込むためのものである。 第4図は、RAM3に記憶された管理テーブル
T1の一例を示すもので、モードアドレス0〜9
はランプL0〜L9に対応するもので、モードア
ドレス「0」は売上金額を当該自動販売機で売上
げた総売上金額及び各コラム毎の売上金額を記憶
するもので、当該自動販売機が商品を販売する毎
に、販売商品の収納されたコラムに対応するコラ
ムアドレス1〜nに売上金額を加算記憶し、か
つ、当該自動販売機の総売上金額を記憶するコラ
ムアドレス「0」の欄にも売上金額を加算記憶す
るものである。同様に、モードアドレス「1」は
商品の売上数量を記憶する記憶部で、これも当該
自動販売機で販売した総売上数量及び各コラム毎
の売上数量がコラムアドレス「0」及び1〜nに
各々販売される毎に加算し、記憶されるようにな
つている。 また、モードアドレス「2」は当該自動販売機
の各コラムに残つている商品の在庫数を記憶する
記憶部で、この記憶部も商品が販売される毎に販
売商品が収納されていたコラムに対応するコラム
アドレスの記憶部から「1」減算して在庫数を記
憶するものである。なお、この場合は、コラムア
ドレス「0」には何も記憶してなく、総在庫数に
ついては記憶していない。 また、モードアドレス3〜9は、項目設定モー
ドスイツチM2によつて選択されるもので、各モ
ードアドレス3〜9はランプL3〜L9で示すそ
れぞれの設定モードと対応しており、アツプ,ダ
ウンコラムスイツチS1,S2,セツトスイツチ
SSを操作して各データを自動販売機全体に対し
て及び各コラム毎に設定した値を記憶する記憶部
である。 そこで、上記管理テーブルT1に記憶されたデ
ータを読出したり、該管理テーブルに設定値を設
定する方法について概説する。 まず、売上管理モードスイツチM1を押し、売
上金額モードにするとランプL0が点灯し、か
つ、CPUはコラムアドレス「0」を選択する。
次に、アツプ,ダウンのコラムスイツチS1,S
2を操操して、コラム番号表示器CDPにコラム
番号を表示させると、その表示された番号に対応
するコラムアドレスをCPU1は選択することと
なる。例えば、コラム番号表示器CDPに「0」
を表示させると、CPU1はコラムアドレス
「0」,モードアドレス「0」に記憶された、すな
わち、第4図イで示す例では「156780」を読出
し、データ表示器NDPに表示し、当該自動販売
機の総売上金額を表示することとなる。また、ア
ツプ,ダウンのコラムスイツチS1,S2を操作
してコラム番号表示器CDPの表示を、例えば
「1」にすると、第1コラムから販売した売上金
額(第4図イの例では「1200」)をデータ表示器
NDPに表示することとなる。以下、アツプ,ダ
ウンのコラムスイツチS1,S2でコラムを選択
し、コラム番号表示器CDPにコラム番号を表示
させれば、そのコラム番号のコラムから販売され
た売上金額がデータ表示器NDPに表示されるこ
ととなる。同様に、売上管理モードスイツチM1
を押し、売上数量表示モードにすれば、ランプL
1が点灯し、CPU1はモードアドレス「1」に
記憶した売上数量をアツプ,ダウンのコラムスイ
ツチS1,S2で選択し、コラム番号表示器
CDPに表示したコラム番号毎にデータ表示器
NDPに表示することとなる。なお、コラム番号
を「0」にすれば、当該自動販売機で売上げた総
数量(第4図イの例では「250」)がデータ表示器
NDPに表示される。また、同様に在庫数表示モ
ードにすれば、ランプL2が点灯し、コラム番号
表示器CDPに表示した番号のコラム内の商品在
庫数を上記管理テーブルから読出し、データ表示
器NDPに表示されることとなる。 次に、項目設定モードスイツチM2を押し、販
売価格設定モードにするとランプL3が点灯す
る。そして、CPU1はアツプ,ダウンのコラム
スイツチS1,S2で選択され、コラム番号表示
器CDPに表示されたコラム番号のコラムアドレ
スとモードアドレス「3」により第4図イの管理
テーブルから現在記憶している各コラムの販売価
格をデータ表示器NDPに表示させる。すなわち、
コラム「1」では「60」,コラム「2」では
「100」がそれぞれ表示されることとなる。これに
より、現在各コラムに設定している販売価格を確
認することができる。さらに、販売価格を新たに
設定するには、設定しようとするコラム番号をコ
ラム番号表示器CDPに表示させ、デジタルスイ
ツチDSに設定金額を設定し、セツトスイツチSS
を押すことにより、CPU1はデジタルスイツチ
DSの設定値を読取り、コラム番号表示器CDPに
表示された番号に対応するコラムアドレス位置に
その設定値を書込むと共にデータ表示器NDPに
その設定値を表示することとなる。このようにし
て、各コラム毎に販売価格を設定することができ
るものである。また、コラム毎の商品収納数の確
認及び設定に関しても同様で、項目設定モードス
イツチM2を押し、コラム収納数設定モードにし
てランプL4を点灯させ、コラム番号表示器
CDPにコラム番号を表示させれば、CPU1は表
示したコラム番号に対応するコラム収納数を上記
管理テーブルより読出し、データ表示器NDPに
表示し確認することができる。また、デジタルス
イツチDSに当該コラムに収納した商品数を設定
しセツトスイツチSSを押せば、上記管理テーー
ブルの当該記憶位置に記憶されることとなる。 次に、連続販売を設定する場合には項目設定モ
ードスイツチM2を押し、連続販売設定モードに
してランプL5を点灯させる。次に、コラム番号
表示器CDPを「0」にして、連続販売でも最大
連続販売可能の数をデジタルスイツチDSに設定
する。もし、数量制限なしで受入れ金額まで連続
販売するように設定する時はデジタルスイツチ
DSには「0」を設定する。そして、セツトスイ
ツチSSを押せば、第4図イの管理テーブルのモ
ードアドレス「5」,コラムアドレス「0」の記
憶値にはデジタルスイツチDSで設定した数値が
記憶される。そして、アツプ,ダウンのコラムス
イツチS1,S2を操作して各コラム毎に連続販
売可能か否かを設定する。これは、デジタルスイ
ツチDSに「0」を設定してセツトスイツチSSを
押すと管理テーブルの当該位置に「0」が記憶さ
れ、連続販売可能なコラムとなり、数量制限した
値、または無制限に商品を販売できることとな
る。また、連続販売ができず単品のみのコラムに
対してはデジタルスイツチDSを「1」にしてセ
ツトスイツチSSを押せば管理テーブルには「1」
が記憶され、単品のみの販売となる。 販売価格が同じで、同じ種類の商品が複数のコ
ラムに収納されたとき、これらのコラムから平均
的に商品を販売したい場合のグループ販売の設定
について次に述べる。 まず、ランプL6を点灯させ、グループ販売設
定モードにしてグループ販売コラムの番号をコラ
ム番号表示器CDPに表示させ、そのコラムがど
のグループに属するかグループ番号をデジタルス
イツチDSに設定してセツトスイツチSSを押す
と、管理テーブルのグループ販売設定モードアド
レスの当該コラムのアドレスにグループ番号が記
憶されることとなる。このようにして、グループ
販売するコラムにはそのコラムの属するグループ
番号が記憶されることとなる。第4図イに示す管
理テーブルの例では第3コラムと第4コラムが第
1のグループに属している例を示している。な
お、「0」が記憶されているコラムはグループ販
売を行わないコラムを示している。 次に、割引販売の設定について述べる。 割引販売には第4表で示すような割引販売を可
能としており、それぞれ組合わせて設定する必要
がある。
【表】 まず、ルーレツトを持つた自動販売機でルーレ
ツトが当つたとき1個のオマケ(特定の商品)を
販売するように、本制御装置を設定するときは、
ランプL7を点灯させ、割引本数設定モードにし
てコラム番号表示器CDP「0」を表示させて、管
理テーブルのモードアドレス「7」,コラムアド
レス「0」を選択し、デジタルスイツチDSを
「0」に設定し、セツトスイツチSSを押し、上選
択アドレスへ「0」を記憶させ(割引本数はゼ
ロ)、次に、ランプL8を点灯させ、割引販売設
定モードにして、コラム番号表示器CDPを「0」
にしてコラムアドレス「0」を選択し、モードア
ドレス「8」,コラムアドレス「0」の位置に同
様に「0」を記憶させ(割引価格もゼロ)、次に
ランプL9を点灯させ、オマケ販売設定モードに
してオマケ販売を行う商品の収納されたコラムに
対して「1」を記憶させる。第4図イの例ではコ
ラム1がオマケ販売を行うように設定されてい
る。 次に、ルーレツトの当りのとき割引販売を行う
ときには、同様に、割引本数は「0」に設定し、
割引販売モード(モードアドレス8)のコラムア
ドレス「0」には割引く金額を記憶させ、次に、
オマケ販売設定モードにして上述と同様、ルーレ
ツトに当たつたとき割引販売するコラムのアドレ
スに「1」を記憶させていく。また、まとめ買い
をしたとき、クーポン券や割引販売を行うときは
割引本数をモードアドレス7,コラムアドレス0
の位置に記憶させ(第4図イの例では「5」を記
憶)、割引販売設定モードにしてコラムアドレス
「0」にクーポン券を出す場合は「0」を、販売
金額を割引くときはその割引額を(第4図イの例
では30円割引)記憶させ、次に割引する商品のコ
ラムのアドレスに「1」を記憶させる。これによ
り、割引商品を設定本数以上販売すると設定割引
金額だけ差引いて釣銭を出すようにするものであ
る。 第4図ロにRAM3内に設けられたシステム異
常テーブルT2の例を示しているが、第1表で示
す故障番号0で示すコインメツクCMとの通信異
常が生じたとき、CPU1は上記システム異常テ
ーブルのアドレス「0」に「1」を記憶するよう
になつており、また、各コラム1〜nにおいて、
第1表の故障番号1〜5が生じたときには、故障
が生じたコラム番号に対応するアドレス1〜nの
位置に上記故障番号が記憶されるようになつてい
る。さらに、故障番号6のリレーボツクスのヒユ
ーズROMのデータが異常のときは、アドレスn
+1の位置に「1」が記憶されるようになつてい
る。そして、故障が生じ、上記システム異常テー
ブルにデータが記憶されるとランプL10が点灯
し、モードスイツチM3が押されると上記ランプ
L1を点滅させ、CPU1は上記システム異常テ
ーブルを読出し、コラム番号表示器CDP,デー
タ表示器NDPに故障コラム番号及び故障番号を
表示する。 なお、故障番号7,8,9に関しては、CPU
1は直接当該スイツチの状態を検出して故障番号
を表示するものである。 また、コインメツクCMや紙幣選別機BVの異
常を検出したときは、CPU1はランプL11,
L12を点灯させ、かつ、第4図ハのCM異常テ
ーブルT3,同ニのBV異常テーブルT4に、第
2表、第3表で示す故障番号1〜8及び1〜3に
対応するアドレス位置へ「1」を記憶させ、モー
ドスイツチM3が押されたときは各々「1」が記
憶していたアドレスの番号、すなわち、故障番号
をデータ表示器NDPに表示するものである。 また、電池の電圧が下がつたときにはランプL
13を点灯する。 以上が、本発明の自動販売機の制御装置の動作
概要であるが、次に、第5図以下の処理フローを
参照しながら、本発明の一実施例の売上管理処
理,項目設定処理,項目設定確認処理及び異常確
認解除処理について詳細に説明する。 第5図において、まず、当該制御装置に電源が
入力されると、待機状態となり、CPU1はモー
ドカウンタMC及びコラムカウンタCCをそれぞ
れ「0」に設定する(ステツプ101)。なお、モー
ドカウンタMCの値は、第4図イの管理テーブル
T1のモードアドレスの値及びランプL0〜L9
に対応し、モードカウンタMCの値によつて管理
テーブルT1のモードアドレスが選択されること
となり、ランプも対応するものが点灯するもので
ある。また、コラムカウンタCCの値は管理テー
ブルのコラムアドレスに対応し、コラムカウンタ
の値によりコラムアドレスを選択し、かつ、コラ
ム番号表示器CDPにその値を表示するものであ
る。そこで、CPU1は、モードカウンタの値
「0」とコラムカウンタCCの値「0」に対応する
第4図イで示す管理テーブルT1のモードアドレ
ス「0」,コラムアドレス「0」に記憶されたデ
ータを読出し、データ表示器NDPにそのデータ、
すなわち、該自動販売機の売上金額を表示する。
なお、その際、コラムカウンタCCの値はコラム
番号表示器CDPに表示され、「0」が表示される
こととなり、さらに、ランプL0が点灯している
(ステツプ102)。そして、CPU1はアツプ,ダウ
ンコラムスイツチS1,S2が押されたか、各モ
ードスイツチM1,M2,M3及び売上金額・数
量クリアスイツチCS,残数リセツトスイツチRS
が押されたか、コインメツクCMから入金信号が
入力されたか否かスキヤニングしており(ステツ
プ103〜110)、入金信号があれば販売ルーチン処
理(ステツプ111)を行い、上記ステツプ103〜
110の処理を順次行う。また、アツプ,ダウンコ
ラムスイツチS1,S2,各モードスイツチM1
〜M3,クリアスイツチCS,リセツトスイツチ
RSが押されると、それぞれコラムアツプ処理
(ステツプ112),コラムダウン処理(ステツプ
113),売上管理モード処理(ステツプ114),項目
設定モード処理(ステツプ115)、異常確認解除モ
ード処理(ステツプ116),売上金額・数量クリア
処理(ステツプ117),残数リセツト処理(ステツ
プ118)を各々行うこととなる。そこで、今、ア
ツプコラムスイツチS1が押されると、第6図に
示すコラムアツプ処理を行う。すなわち、コラム
カウンタCCに1加算し(ステツプ121)(今まで
コラムカウンタCCは「0」であるから「1」と
なる)、タイマーTをスタートさせる(ステツプ
122)。そして、モードカウンタMCの値(現在
「0」)とコラムカウンタCCの値(現在「1」)に
対応するモードアドレス―コラムアドレス(0―
1)の位置のデータをデータ表示器NDPに表示
する(この例では1200が表示される)。それと共
にコラムカウンタCCの値はコラム番号表示器
CDPに表示(「1」表示)されるから(ステツプ
123)、コラム番号表示器CDP,データ表示器
NDPによつて、第1コラムからは1200円の売上
をしたことがわかる。そして、CPU1はアツプ
コラムスイツチS1がOFFかどうか判断し(ス
テツプ124)、OFFならば第5図のメインルーチ
ンにリターンし、オンしていればタイマーTがタ
イムアツプするまで待つて(ステツプ125)タイ
ムアツプすると、コラムカウンタCCが自動販売
機の最大コラム数nに達したか否か判断し(ステ
ツプ126)、達していなければ再びステツプ121以
下の処理を行う。もし、達していればコラムカウ
ンタCCを「0」にセツトして、ステツプ122以下
の処理を行う。このようにして、アツプコラムス
イツチS1をオンし続けると、コラム番号表示器
CDPは順次コラム番号を増加していき、また、
データ表示器NDPはコラム番号表示器CDPで表
示されたコラム番号のコラムから販売された売上
金額を管理テーブルT1より読出して表示するこ
ととなる。これによつて、自動販売機の総売上金
額コラム毎の売上金額を把握することができるも
ので売上管理が容易になる。 また、ダウンコラムスイツチS2がオンされる
と、第7図のコラムダウン処理が行なわれるが、
この処理は、第6図のコラムアツプ処理と略同一
で、異なる点はコラムカウンタCCが減算される
点(ステツプ131)、コラムカウンタCCが「0」
になつたときコラムカウンタCCを自動販売機の
コラム数nに設定する点(ステツプ136,137)が
異なるのみで、各コラムの売上金額を各コラム毎
に表示する点は同じである。 次に、売上管理モードスイツチM1が押された
とき(ステツプ105)の売上管理モード処理につ
いて、第8図と共に述べる。 売上管理モードスイツチM1が押されると、ま
ず、モードカウンタMC,コラムカウンタCCを
「0」にセツトし(ステツプ141)、モードカウン
タMCに対応するランプL0を点灯し、売上金額
表示モードを示し、コラム番号表示器CDPには
コラムカウンタCCの値(「0」)を表示し、デー
タ表示器NDPには管理テーブルのモードカウン
タMC,コラムカウンタCCの値に対応するモー
ドアドレス「0」,コラムアドレス「0」位置に
記憶された売上金額を表示する(ステツプ142)。
これは、前に述べたステツプ102の処理と同じで
ある。そして、アツプ,ダウンコラムスイツチS
1,S2が押されると(ステツプ143,144)、前
述したように第6図、第7図のコラムアツプ処
理,コラムダウン処理を行い、各コラム毎の売上
金額を表示する。また、モードスイツチM2,M
3が押されると、第5図のメインルーチンで述べ
たように、それぞれ項目設定モード処理(ステツ
プ115),異常確認解除モード処理(ステツプ116)
へ移行する。また、さらに売上管理モードスイツ
チM1が再び押されると(ステツプ147)、CPU
1はモニタカウンタMCに「1」加算し(ステツ
プ149)、モードカウンタMCの値が「3」でなけ
ればステツプ142以下の処理を再び行い、「3」で
あればモードカウンタMCを「0」にセツトし、
ステツプ142以下の処理を行う。今、モードカウ
ンタMCが「1」加算されて「1」の値になつた
とすると、ランプL1が点灯し、売上数量表示モ
ードが選択されたことを示し、管理テーブルのモ
ードアドレス1が選択され、コラム番号表示器
CDPで表示し、管理テーブルT1のコラム番号
のコラムアドレスが選択され、選択表示されたコ
ラムで販売した売上数量を管理テーブルT1から
読取り、データ表示器NDPで表示する。コラム
番号表示器CDPに0を表示させれば、全売上数
量は第4図イの例で250をデータ表示器NDPに表
示し、アツプダウンスイツチS1,S2を押せ
ば、コラムアツプ処理(ステツプ112),コラムダ
ウン処理(ステツプ113),すなわち、第6図、第
7図で示す処理を行い、コラムカウンタCCを加
算(ステツプ121)または減算(ステツプ131)
し、各コラムの番号をコラム番号表示器CDPに
表示すると共にデータ表示器NDPには表示され
たコラムでの販売数量を管理テーブルT1より読
出して表示する(ステツプ123,133)。第4図の
例では、アツプ,ダウンスイツチS1,S2を押
し続けるとコラム番号表示器CDPには0,1,
2……nが表示され、データ表示器NDPには表
示されたコラムに対応する売上数量の250,20,
40……が順次表示され、どのコラムに収納した商
品が多く販売されたか等の管理を行いやすくす
る。 さらに、売上管理モードスイツチM1が押され
ると、モードカウンタは「2」となり(ステツプ
149)、モードアドレス2が選択され、アツプ,ダ
ウンコラムスイツチS1,S2を押して(ステツ
プ143,144)、コラムカウンタCCを加算または減
算してコラム番号表示器CDPにコラム番号を表
示させると、第6図、第7図に示す処理に従つ
て、モードアドレス2とコラムカウンタCCで表
示されたコラム番号のコラムアドレスが選択され
てデータ表示器NDPに選択された管理テーブル
T1のアドレスに記憶されたデータが表示され
る。第4図イで示す例では、コラム番号表示器
CDPが1,2,3と変化すれば、データ表示器
NDPは80,60,50……と順次第1、第2、第3
……コラムの在庫数量を表示することとなる。 さらに、売上管理モードスイツチM1が押され
るとモードカウンタMCは「3」となるため、モ
ードカウンタMCは「0」にセツトされ(ステツ
プ151)、ステツプ142以下の処理を行うこととな
る。すなわち、売上管理モードスイツチM1が押
される毎にランプL0〜L2は巡回して点灯し、
その点灯した売上管理モードを選択し、上述した
処理、すなわち、ステツプ142以下の処理を行う
こととなる。 また、売上管理モードが選択されていてコイン
メツクCMから入力信号が入力されると(ステツ
プ148)、販売ルーチン処理を行い(ステツプ
111)、再びステツプ142以下の処理を行う。 以上が、売上管理モードにおける処理である
が、第5図で示すメインルーチンの状態でも、第
8図の売上管理モード状態でも、項目設定モード
スイツチM2や異常確認解除モードスイツチM3
が押されると(ステツプ106,107,145,146)、
それぞれ項目設定モード処理,異常確認解除モー
ド処理に移行する。 そこで、項目設定モードスイツチM2が押され
(ステツプ106,145)、項目設定モード処理に移行
すると、第9図に示す項目設定モード処理ルーチ
ンを実行する。まず、モードカウンタMCを
「3」に設定し、管理テーブルT1のモードアド
レス「3」を選択し、販売価格設定モードにし、
ランプL3を表示する。そして、コラムカウンタ
CCを「1」に設定し、コラム番号表示器CDPに
「1」を表示すると共に管理テーブルT1のコラ
ムアドレス「1」を選択し、モードアドレス
「3」,コラムアドレス「1」で選択された管理テ
ーブルT1に記憶した販売価格をデータ表示器
NDPに表示する(第4図の例では60が表示され
る)(ステツプ161,162)。 そして、CPU1はモードスイツチM1,アツ
プ,ダウンコラムスイツチS1,S2,セツトス
イツチSS,モードスイツチM2が押されている
か否か判断し(ステツプ163〜167)、さらに、コ
インメツクCMから入金信号が入力されていない
か(ステツプ168)巡回して判断しており、入金
信号があれば販売ルーチン処理(ステツプ111)
を行つてステツプ163〜168の判断を巡回して行
う。 そして、アツプ,ダウンコラムスイツチS1,
S2が押されると、第6図、第7図で説明したコ
ラムアツプ処理ルーチン(ステツプ112),コラム
ダウン処理ルーチン(ステツプ113)を行うこと
となる。なお、今回データ表示器NDPに表示さ
れるものは、管理テーブルのモードアドレス3に
記憶された各コラムの商品販売価格が表示される
こととなる。 そこで、販売価格を変更設定したい場合には、
アツプ,ダウンコラムスイツチS1,S2で販売
価格を変更するコラムがコラム番号表示器CDP
に呼出し、設定する販売価格をデジタルスイツチ
DSに設定し、セツトスイツチSSを押せば(ステ
ツプ166),タイマーTがスタートし、一定時間以
上セツトスイツチSSが押されていれば(ステツ
プ170,171)、CPU1はブザーを鳴らし、かつ、
デジタルスイツチDSの値を読出し(ステツプ
172)、その値を設定されたコラムカウンタCCの
値(コラム番号表示器CDPに表示された値)の
コラムアドレスで、かつ、モードアドレスの
「3」の位置に書込み記憶させることとなる(ス
テツプ173)。そして、データ表示器NDPには書
込んだ新しい販売価格を表示することとなる(ス
テツプ174)。そして、セツトスイツチがオフにな
ると(ステツプ175)、コラムカウンタCCに「1」
加算し(ステツプ176)、該コラムカウンタCCの
値が当該自動販売機の最大コラム数nより「1」
だけ多い値でなければ(ステツプ177)、再びステ
ツプ162以下の処理を行う。もし、コラムカウン
タCCが「n+1」の値であれば、モードカウン
タの値が5または7または8であると、該コラム
カウンタCCを「0」に設定し、異なればコラム
カウンタCCを「1」に設定して再びステツプ162
以下の処理を行う。このようにして、コラムカウ
ンタCCの値を進めて、デジタルスイツチDSに販
売価格を設定してセツトスイツチを一定時間押す
と、新しい販売価格が管理テーブルT1に記憶さ
れ、各コラムの商品販売価格が設定されたことと
なる。 次に、項目設定モードスイツチM2を押すと
(ステツプ167)、モードカウンタMCは「1」加
算され(ステツプ181)、例えばモードカウンタ
MCが「4」になると、モードアドレスの4が選
択され、各コラムのコラム収納数を確認及び設定
変更を可能とする。 すなわち、モードカウンタMCは「10」,「5」,
「7」,「8」でもないから(ステツプ182,183)、
コラムカウンタCCを「1」にセツトし、再びス
テツプ162以下の処理を行う。この場合、データ
表示器NDPにはコラム番号表示器CDPで表示さ
れたコラムに収納された商品の収納数が表示さ
れ、確認することができる。また、この収納数を
変更したいときはデジタルスイツチDSに当該コ
ラムに収納した商品収納数をセツトし、セツトス
イツチSSを押せば(ステツプ166)、上述したよ
うにステツプ169〜180の処理が行なわれ、管理テ
ーブルのモードアドレス4のコラム収納数記憶欄
の選択されたコラムアドレス位置に新しい商品収
納数が記憶されることとなる。 さらに、項目設定モードスイツチM2を押すと
(ステツプ167)、モードカウンタMCは「5」と
なり(ステツプ181)、管理テーブルT1のモード
アドレス「5」が選択され、連続販売の確認及び
設定が可能となる。モードカウンタMCは「5」
であるから(ステツプ182,183)、コラムカウン
タCCは「0」に設定され(ステツプ184)、ラン
プL5が点灯し、コラム番号表示器には「0」、
データ表示器NDPにはモードアドレス5、コラ
ムアドレス0の欄に記憶されたデータ、すなわ
ち、連続販売数が表示されることになる(ステツ
プ162)。 もし、連続販売販売数を変えたい場合にはデジ
タルスイツチDSにその連続販売数を設定してセ
ツトスイツチSSを押し(ステツプ166)、ステツ
プ169以下の処理を行えば、新しい連続販売数が
モードアドレス「5」、コラムアドレス「0」に
書込まれ、新しく設定されたこととなる。 そして、前述したと同様、アツプ,ダウンコラ
ムスイツチS1,S2,デジタルスイツチDS,
セツトスイツチSSを操作して、連続販売するコ
ラムに対しては「0」を設定し、連続販売を行わ
ないコラムに対しては「1」を設定すれば、「0」
を設定したコラムからはモードアドレス「5」,
コラムアドレス「0」に設定した連続販売数まで
連続して販売を可能とする。以上が、連続販売の
設定である。 次に、項目設定モードスイツチM2を押すと
(ステツプ167)、モードカウンタMCは「6」と
なり(ステツプ181)、モードアドレスは「6」が
選択され、グループ販売設定モードとなる。そし
て、コラムカウンタCCは「1」に設定される
(ステツプ182,183,185)。そして、ステツプ162
以下の処理が行われるが、この場合もアツプ,ダ
ウンコラムスイツチS1,S2,デジタルスイツ
チDS,セツトスイツチSSを操作して、同一種類
で同一価格の商品を収納したコラムから平均的に
商品を販売するためにコラムをグループ化したと
き、またはするとき、そのグループ番号、例えば
「1」,「2」,「3」……を各コラム毎に確認及び
設定していく。また、グループ販売を行わないコ
ラムに対しては「0」を設定する。第4図イに示
す例ではモードアドレス「6」のコラムアドレス
「1」,「2」には「0」が記憶され、コラムアド
レス「3」,「4」には「1」が記憶されており、
第1、第2コラムは単品販売でグループ化されて
なく、第3、第4コラムは同一グループで、この
第3、第4コラムからは、平均的に商品が減るよ
うに販売が行われるものである。 次に、割引販売の設定について説明する。 項目設定モードスイツチM2を押し、モードカ
ウンタMCを「7」にし、ランプL7を点灯し、
コラム番号表示器CDPには「0」、データ表示器
NDPにはモードアドレス「7」、コラムアドレス
「0」に記憶された内容を表示し、現在の割引本
数を確認することができる。そして、新たに割引
販売を設定するきは第4表に従い、ルーレツトの
当りによりオマケ販売を行うときは「0」を、ま
とめ買いに対してクーポン券や販売金額を割引く
ときはそのまとめ買いの数をデジタルスイツチに
設定し、セツトスイツチSSを押せば(ステツプ
166)、ステツプ169以下の処理によりデジタルス
イツチに設定された数はモードアドレス「7」、
コラムアドレス「0」の欄に記憶される。次に、
項目設定モードスイツチM2を押し(ステツプ
167)、モードカウンタMCを「8」にすると、前
記テーブルT1のモードアドレス「8」が選択さ
れ、割引販売設定モードとなり、コラムカウンタ
CCは「0」に設定され、ランプL8が点灯し、
コラム番号表示器CDPは「0」、データ表示器
NDPはモードアドレス「8」,コラムアドレス
「0」の内容が表示される。そこで、この割引金
額を変更する場合、ルーレツトの当りにより、オ
マケを販売するときやまとめ買いでクーポン券を
払出すときには「0」、ルーレツトの当り,まと
め買いにより販売金額を割引くときにはその金額
をデジタルスイツチDSに設定し、セツトスイツ
チSSを押せば(ステツプ166)、ステツプ169以下
の処理が行われ、モードアドレス「8」,コラム
アドレス「0」の欄にその設定値が記憶されるこ
ととなる。そして、ルーレツトの当りやまとめ買
いで割引販売するコラム及びまとめ買いでクーポ
ン券を出すコラムに対し、それぞれ「1」を、そ
れ以外は「0」をモードアドレス8のアドレス1
〜nに前述同様設定すればよい。 また、ルーレツトの当りにより1個のオマケを
販売する場合には、項目設定モードスイツチM2
を押し、モードアドレス9のオマケ販売設定モー
ドにしてそのオマケ販売を行うコラムのコラムア
ドレスに前述同様「1」を設定すればよい。それ
により、自動販売機は管理テーブルT1に記憶さ
れたデータに基づき、割引き販売を行うこととな
る。 以上が、項目設定モードにおける各項目の設定
動作である。 次に、売上管理を行うために管理テーブルT1
の売上金額,売上数量をリセツトし、在庫数に各
コラムに収納した商品数を設定する処理について
述べる。 第10図は、管理テーブルT1の売上金額,売
上数量をリセツトするときの処理で、まず、待機
状態の第5図で示すメインルーチンにおいて、売
上金額・数量をクリアするためのクリアスイツチ
CSが押されると(ステツプ108)、第10図の売
上金額・数量クリア処理ルーチンへ移行する。そ
こで、CPU1はタイマーTをスタートさせ(ス
テツプ191)、該タイマーTがタイムアツプするま
で(例えば1秒間)、クリアスイツチCSが押され
ていないと第5図のメインルーチンへ復帰し、押
されているとブザーを鳴らすと共にランプL14
を点灯し、タイマーTをスタートさせる(ステツ
プ192〜194)。そして、コインメツクCMからの
入金信号入力がタイマーTのタイムアツプまでな
ければ(ステツプ195,203)、ランプL14を消
灯し、メインルーチンへ復帰する(ステツプ
202)。入金信号があると、次のステツプ196以下
へ進むが、このステツプ195の入金信号があるか
否かの判断ステツプはなくてもよく、ステツプ
194からステツプ196へ進めてもよい。この実施例
では誤つてクリアスイツチCSを押し、売上金額
等がクリアされることを防止するために、クリア
スイツチを押した後コインを自動販売機に投入
し、それによりクリア動作を始めるようにしたも
のである。 そこで、ステツプ196に移行し、モードカウン
タMC,コラムカウンタCCを「0」に設定し、
このモードカウンタMC,コラムカウンタCCの
値の管理テーブルT1の各アドレス位置、すなわ
ち、この場合はモードアドレス「0」,コラムア
ドレス「0」位置である総売上金額記憶位置に
「0」を書込みクリアすることとなる(ステツプ
197)。そして、コラムカウンタCCが最大コラム
数nに達したか否か判断し(ステツプ198)、達し
ていなければ、該コラムカウンタCCを「1」歩
進させ、このコラムカウンタCCとモードカウン
タMC(=0)で指定されるコラムアドレス,モ
ードアドレス位置に「0」を書込んでいく(ステ
ツプ198,199,197)。すなわち、コラムアドレス
を1個ずつ進め、モードアドレス「0」(売上金
額アドレス位置)の記憶位置をすべて「0」にク
リアするものである。 こうして、総売上金額,各コラム売上金額がす
べてクリアされ、コラムカウンタCCが最大コラ
ム数nになると、モードカウンタMCが「1」で
あるか否か判断し、「1」でなければモードカウ
ンタMを「1」,コラムカウンタCCを「0」に設
定し(ステツプ200,201)、以下、ステツプ197,
198,199の処理を繰返して売上数量をすべて
「0」にクリアする。そして、すべてクリアされ、
コラムカウンタCCが最大コラム数nとなり、か
つ、モードカウンタMCが「1」であれば、ラン
プL14を消灯し(ステツプ202)、売上金額・数
量クリア処理は終了してメインルーチンに復帰す
る。 次に、第11図のフローチヤートと共に残数リ
セツト処理について述べる。残数リセツトスイツ
チRSが押されると、CPU1はまずタイマーTを
スタートさせ、該残数リセツトスイツチRSがタ
イマーTのタイムアツプまで押されていなければ
第5図のメインルーチンへ復帰させ、押されてい
ればブザーを鳴らしてランプL15を点灯し、コ
ラムカウンタCCを「1」に設定する(ステツプ
211〜214)。そして、セツトスイツチSSが押され
るまで待ち(ステツプ215)。モードカウンタMC
を「4」に設定し、モードカウンタMCの値(=
4)とコラムカウンタCCの値で示されるモード
アドレス4のコラム収納数の値をコラムカウンタ
CCで指定されるコラム毎に読出し、かつ、コラ
ム番号表示器CDP,データ表示器NDPに表示さ
せる(ステツプ216〜218)。そして、モードカウ
ンタMCを「2」にセツトし、モードアドレス
「2」とコラムカウンタCCで指示されるコラムア
ドレスに上記読み込んだコラム収納数をモードア
ドレス「2」の在庫数記憶位置に書込む(ステツ
プ220)。そして、セツトスイツチSSがオフにな
るのを待ち(ステツプ221)、コラムカウンタCC
が最大コラム数nでなければ(ステツプ222)、コ
ラムカウンタCCを1歩進させ(ステツプ223)再
びステツプ216以下の処理を行う。そして、コラ
ムカウンタCCが最大コラム数nに達すればラン
プL15を消灯し、メインルーチンへ復帰する。
このようにして、モードアドレス「4」の各コラ
ムに収納した商品数が記憶されているコラム収納
数記憶位置のデータはモードアドレス2の在庫数
を記憶する欄へ書込まれることとなる。 このようにして、売上金額,売上数量,在庫数
がリセツトされれば、当該自動販売機で販売され
る毎に売上金額,売上数量はそれぞれ加算され、
在庫数は減算されて、現在の販売状況を常に記憶
することとなる。 なお、上記実施例では、売上金額・数量クリア
スイツチCS,残数リセツトスイツチRSを設け、
これらのスイツチにより売上金額,売上数量を
「0」にリセツト及び在庫数を設定するようにし
たが、必ずしもこれらのスイツチCS,RSは設け
る必要はなく、デジタルスイツチDSとセツトス
イツチSSを使用して、第9図に示す項目設定モ
ード処理方式でそれぞれ売上金額,売上数量を
「0」に、在庫数を各コラムに投入した商品数に
設定すればよい。この場合、第5図のステツプ
101では、モードカウンタMC=0,コラムカウ
ンタCC=0と設定し、ステツプ178,183ではモ
ードカウンタMC=1か5か7か8かの判断を行
うこととなる。そして、デジタルスイツチDSに
「0」または在庫数を設定し、セツトスイツチSS
を順次押していけば、管理テーブルT1は売上金
額,売上数量は「0」、在庫数は始めに投入した
商品数となり、その後の販売実績を記憶すること
となる。 次に、異常確認解除モード処理について説明す
る。 CPU1は、自動販売機システムの異常やコイ
ンメツクCMの異常,紙幣選別機BVの異常、バ
ツテリーの電圧低下等を検出すると、それぞれ対
応するランプL10〜L13を点灯し、かつ、第
4図ロ,ハ,ニで示したシステム異常テーブル,
BV異常テーブル、BV異常テーブルにその異常
個所に対応する故障番号等を記憶すると共に、シ
ステム異常,CM異常,BV異常の各フラグを
「1」にする。 そこで、上記ランプL10〜L13が点灯する
ため、オペレータが異常確認解除モードスイツチ
M3を押すと(ステツプ107)、CPU1は、第1
2図に示す異常確認解除モード処理を開始する。
CPU1は、システム異常フラグ,CM異常フラ
グ,BV異常フラグを読み(ステツプ231〜233)、
これらのフラグが立つておればそれぞれシステム
異常確認・解除処理(ステツプ238),CM異常確
認解除処理(ステツプ239),BV異常確認解除処
理(ステツプ240)の処理へと移行する。各フラ
グが立つていなければバツテリ入力をリードし、
入力電圧が低く異常であればランプL13を点灯
し(ステツプ235〜237)、第5図のメインルーチ
ンに復帰し待機状態となる。 システム異常フラグが立つているときのシステ
ム異常確認解除処理について、第13図、第14
図に従つて述べる。 まず、CPU1はエラーフラツグERを「0」に
設定し(ステツプ241)、第4図ロに示すRAM3
内のシステム異常テーブルT2のアドレス「0」
を読み、コインメツクCMとの通信に異常があつ
たのか否か検出し(ステツプ242)、「0」が記憶
され、異常がなかつたときは、次にアドレス「n
+1」を読み、システム設定異常が記憶されてい
るか否か検出する(ステツプ243)。異常が検出さ
れなければ、コラムカウンタCCを「1」にセツ
トし(ステツプ244)、該コラムカウンタCCの値
と対応する各コラムの異常を記憶するシステム異
常テーブルT2のアドレス「1」を読み(ステツ
プ245)、異常が記憶されていなければ(ステツプ
246)、コラムカウンタCCが最大コラム数nにな
るまで歩進しながら(ステツプ247,248)、ステ
ツプ245以下の処理を行い、各コラムに対応する
システム異常テーブルのアドレスを読み、異常が
記憶されているか否か検出する(ステツプ246)。
そして、コラムカウンタCCが最大コラム数nに
なると(ステツプ247)故障が確認され、または
故障が直つてエラーフラツグERが「0」になつ
ていれば(ステツプ247)、第12図の異常確認解
除モード処理のメインルーチンに復帰する。しか
し、エラーフラツグERが「0」でなければ再び
ステツプ242以下の処理を行う。 また、ステツプ242でコインメツクとの通信異
常が記憶されていると、CPU1はコラム番号表
示器CDPの表示を消し、データ表示器NDPに故
障コード「0」を表示し(ステツプ250)、タイマ
ールーチン処理ステツプ251へ移行する。タイマ
ールーチン処理は第15図に示すルーチンで、ま
ず、ランプL11を点灯し、タイマーTをスター
トさせる(ステツプ291)。次に、モードスイツチ
M1,M2がONか否か判断し(ステツプ292,
293)、ONしていれば、それぞれ売上管理モード
処理ルーチン、項目設定モード処理ルーチンへ移
行する。これらのモードスイツチがONしてな
く。かつ、異常確認・解除モードスイツチM3も
ONされていなければ(ステツプ294)、タイマー
Tが0.5秒経時するまで上記ステツプ292〜295の
処理を行う。そして、その間モードスイツチM3
が押されればタイマールーチン処理は復帰し、第
13図のルーチンに移行する。しかし、タイマー
Tが0.5秒になるまで、モードスイツチM1,M
2,M3が押されなければ、CPU1はランプL
10を消灯し(ステツプ296)、タイマーTが1秒
を計時するまで再びモードスイツチM1,M2,
M3がONされたか否か判断し(ステツプ297〜
300)、なお、その間モードスイツチM3が押され
たとき、及びタイマーTが1秒を計時したとき、
このタイマールーチン処理は終了し、第13図の
処理へ復帰する。なお、タイマーTが1秒になる
前にモードスイツチM1,M2が押されたとき
は、売上管理モード処理,項目設定モード処理に
移行することは前と同様である。このタイマール
ーチンによつてランプL10は点滅することとな
る。そして、このタイマールーチン251が終了し、
第13図に復帰し、モードスイツチM3がONさ
れれば(ステツプ252)、次の異常解除処理の第1
5図に移行するか、モードスイツチM3が押され
なければエラーフラツグERを「1」にセツトし
(ステツプ253)、ステツプ243以下の処理を行う。
また、システム設定異常が検出されると(ステツ
プ243)、上記したCM通信異常を検出したときの
処理とほぼ同じ処理(ステツプ254,251,255,
256)を行う。ただ、異なる点は、データ表示器
NDPに故障番号「6」を表示し、故障個所を知
らせる点である。 また、ステツプ246でコラムに異常を検出した
ときは、異常の検出したコラム、すなわち、コラ
ムカウンタの値をコラム番号表示器CDPに表示
すると共に該コラムに対応するシステム異常テー
ブルのアドレスに記憶された1〜5までの故障番
号を表示し(ステツプ257)、以後の処理(ステツ
プ251,258,259)は上記したCM通信異常の時
と同じ処理を行う。その結果、CM通信に異常が
あるか(ステツプ242)、システム設定に異常があ
るか(ステツプ243)、各コラムの異常が検出され
るか(ステツプ246)して、かつモードスイツチ
M1,M2,M3が押されないと(ステツプ252,
255,258)、エラーフラツグERは「1」にセツト
されているから(ステツプ253,256,259)、
CPU1はエラーフラツグERの「1」を読み(ス
テツプ249)、ステツプ242以下の処理を繰返し、
その結果、ランプL10は点滅し、かつ、コラム
番号表示器CDPまたはデータ表示器NDPには故
障コラム及び故障番号を表示し、そのため、オペ
レータは故障原因を確認することができる。 そして、オペレータがモードスイツチM3を押
すと(ステツプ252,255,258)、CPU1は第1
4図のシステム異常解除処理ルーチンを行う。な
お、この処理は自動販売機自体が自動的に故障解
除動作を行つたり、再度異常個所をチエツクし
て、すでに復旧していないかどうかチエツクする
処理である。 そこで、CPU1はエラーフラツグERを「0」
にセツトし(ステツプ261)、システム設定の異常
であれば(ステツプ262)、自動販売機側のヒユー
ズROMを読み(ステツプ263)、該ヒユーズ
ROMの各アドレスに記憶されている値を合計
し、かつ、このヒユーズROMの合計欄のアドレ
スに記載されている数が一致していれば(ステツ
プ264)、すでに異常はなくなつているからシステ
ム異常テーブルT2のアドレスn+1を「0」に
して故障番号「6」をクリアする(ステツプ
265)。しかし、合計した数が合計欄の数と合致し
ていなければ、エラーフラツグERを「1」に設
定し(ステツプ266)、次のステツプ267へ移行す
る。なお、ヒユーズROMの合計欄のアドレスに
は正常なときの各アドレスの記憶値の合計値が記
憶されており、また、各アドレスには自動販売機
の各部の状態が常に記憶されるようになつてお
り、異常が生じると該アドレスの記憶値が変化す
るものである。ステツプ267では、CPU1はコラ
ムカウンタCCを「1」にセツトし、該コラムカ
ウンタCCの値のシステム異常テーブルのアドレ
スを読み(ステツプ268)、これらのアドレス位置
に故障番号1〜5,7〜9が記憶されているか否
か判断し(ステツプ269,270)、故障番号「1」
が記憶されていれば、ステツプ276以下の処理を
行い、故障番号7,8,9が記憶されていれば、
該故障番号7,8,9に対応するフラツプスイツ
チ,デリバリスイツチ,シユートスイツチ(第1
表参照)がOFFになつているか否か検出し(ス
テツプ272)、OFFになつていれば、システム異
常テーブルT2の当該アドレスの当該故障番号を
クリアし(ステツプ282)、OFFになつていなけ
ればエラーフラツグERを「1」にする(ステツ
プ273)。また、故障番号が2,3,4,5であれ
ば(ステツプ270)、システム異常テーブルT2の
当該アドレスの当該故障番号をクリアする(ステ
ツプ281)。この故障番号2,3,4,5について
は、単に故障を検出するたけで、再度故障位置を
当該制御装置が検出する等の処理は行わない。 以上のステツプ268〜273までの処理を最大コラ
ム数nにコラムカウンタCCがなるまで行い、各
コラム毎に故障を検出するものである。そして、
故障番号「1」が検出されると(ステツプ269)、
これは商品詰りであり(第1表参照)、商品払出
用のモータ等を駆動すると共にタイマーTをスタ
ートさせ(ステツプ276)、タイマーTがタイムア
ツプするまで商品の払出を検出するキヤリアスイ
ツチがOFFになるか否か検出する(ステツプ
277,278)。そして、タイマーTがタイムアツプ
までキヤリアスイツチがOFFしなければエラー
フラツグERを「1」に設定し(ステツプ280)、
モータを停止させ(ステツプ281)、次のステツプ
274に移行する。また、タイムアツプ前にキヤリ
アスイツチのOFFを検出すると商品詰りは解消
したことであり、システム異常テーブルの当該コ
ラムのアドレスに記憶した故障番号「1」をクリ
アし、ステツプ281以下の処理へ移行する。 このようにして、システム異常について、故障
番号を表示確認し及び故障解除処理をすべてのコ
ラムに対して行つてコラムカウンタCCが最大コ
ラム数nになると、CPU1はエラーフラツグER
が「1」ならばランプL10を点灯し、「0」な
らばランプL10を消灯し(ステツプ283〜285)、
システム異常確認解除処理は終了し、第12図の
異常確認解除モード処理へ復帰する。 次に、コインメツク異常確認解除処理について
は、第16図にその処理フローを示す。 コインメツク異常フラグが立つていると(第1
2図ステツプ232)、CPU1は第4図イに示すよ
うなRAM3内のCM異常テーブルを読み(ステ
ツプ311)、異常が記憶されている(「1」が書込
まれている)アドレス、すなわち、故障番号をデ
ータ表示器NDPに表示し、かつ、コラム番号表
示器CDPは消去して(ステツプ312)、前述した
タイムルーチン処理をモードスイツチM3が押さ
れるまで行い、ランプL11を点滅させる。そし
て、モードスイツチM3が押されれば、第12図
のルーチンへ復帰する。また、紙幣選別機BVの
異常が記憶されているときも、第17図に示すよ
うに、コインメツクCM異常確認解除処理と同じ
で、異なる点は、ステツプ321の第4図ニのBV
異常テーブルを読む点及び点滅させるランプL1
2である点である。 発明の効果 本発明は、商品の販売価格,連続販売条件,割
引販売条件等の各種販売条件項目、及び売上個
数,売上金額等の売上管理項目を、商品が収納さ
れているコラム毎または複数のコラムに関連する
事項毎に選択的に表示すると共に、自動販売機に
異常が生じた際にもその異常内容と異常コラム番
号が表示されるので、各コラム毎の販売条件,売
上管理項目,異常の把握が容易となる。特に、販
売条件,売上管理項目に対しては、項目選択手段
によつて販売条件や売上管理項目の内容が表示さ
れ、これら表示された販売条件や売上管理項目に
対するデータが各コラム毎にコラム番号表示手段
とデータ表示手段に1セツトとして同時に表示さ
れるから、各コラム毎に各種販売条件,売上管理
項目のデータを簡単に確認することができ、か
つ、販売価格の異なるもの、連続販売させたいも
の、割引販売したいもの等を商品や販売形態に合
せてきめ細かく販売条件を設定変更でき、バラエ
テイに富んだ自動販売機による販売を可能にし、
かつ、売上個数や売上金額もコラム毎,自動販売
機全体に対して把握できるので、売上管理が容易
となる。また、異常に対しても、異常が生じたコ
ラムとその内容をも表示するから、異常確認解除
処理が容易となり、保守を簡単に行うことができ
る。 さらに、販売価格,連続販売条件,割引販売条
件等の多量にある販売条件に対し、また、売上個
数,売上金額,在庫数等と数多い売上管理項目に
対しても、また、異常に対しても各コラム毎及び
共通するコラム毎に3つの表示手段(コラム番号
表示手段,データ表示手段,項目表示手段)によ
つて選択的に表示させるから、表示手段の数が少
なくてすみ、低価格で高機能の自動販売機を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の課題を解決するために、本発
明が採用した手段のブロツク図、第2図は、本発
明の一実施例のブロツク図、第3図は、同一実施
例の操作パネルのブロツク図、第4図イは管理テ
ーブルの例、ロはシステム異常テーブルの例、ハ
はCM異常テーブルの例、ニはBV異常テーブル
の例、第5図は、本実施例の待機状態におけるメ
インフロー、第6図は、コラムアツプ処理ルーチ
ンのフロー、第7図は、コラムダウン処理ルーチ
ンのフロー、第8図は、売上管理モード処理のフ
ロー、第9図は、項目設定モード処理のフロー、
第10図は、売上金額・数量クリア処理のフロ
ー、第11図は、残数リセツト処理のフロー、第
12図は、異常確認解除モード処理のフロー、第
13図及び第14図は、システム異常確認・解除
処理のフロー、第15図は、タイマールーチンの
フロー、第16図は、CM異常確認・解除処理の
フロー、第17図は、BV異常確認・解除処理の
フローである。 M1〜M3…モードスイツチ、S1…アツプコ
ラムスイツチ、S2…ダウンコラムスイツチ、
DS…デジタルスイツチ、SS…セツトスイツチ、
CDP…コラム番号表示器、NDP…データ表示器、
L1〜L14…ランプ、CS…売上金額・数量ク
リアスイツチ、RS…残数リセツトスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動販売機の制御装置において、該自動販売
    機の各コラム毎及び複数のコラムに関連する共通
    事項の各種販売条件データ、販売が行われる毎に
    更新される売上管理項目のデータ、及び自動販売
    機に異常が生じたとき異常個所をコードで記憶す
    る記憶手段と、上記各種販売条件、売上管理項目
    の各項目を択一的に選択表示する項目選択手段
    と、自動販売機の異常を表示する異常表示手段
    と、異常確認スイツチと、販売条件に対するデー
    タを上記記憶手段に設定するデータ設定手段と、
    上記共通項目の番号及び各コラムの番号を択一的
    に選択するコラム番号選択手段と、上記コラム番
    号選択手段で選択した番号を表示するコラム番号
    表示手段と、上記販売条件、売上管理項目のデー
    タ及び異常個所のコードを表示するデータ表示手
    段と、上記コラム番号選択手段で選択された番号
    を上記コラム番号表示手段に表示し、上記項目選
    択手段で選択された項目でコラム番号選択手段で
    選択された番号のコラムの販売条件、売上管理項
    目のデータを、上記記憶手段から読出し上記デー
    タ表示手段に表示し、かつ、上記データ設定手段
    より設定されたデータを、上記コラム番号表示手
    段に表示された番号に対するコラムの販売条件デ
    ータとして上記記憶手段に書込むと共に、上記異
    常確認スイツチから入力があると上記記憶手段よ
    り異常個所コードを読取り上記データ表示手段に
    表示させ、故障と関連するコラムのコラム番号を
    コラム番号表示手段に表示させる制御手段を有す
    ることを特徴とする自動販売機の制御装置。 2 上記販売条件項目は少なくとも各コラムに収
    納された商品価格を含み、上記売上管理項目は各
    コラム毎の売上金額、売上個数を含む特許請求の
    範囲第1項記載の自動販売機の制御装置。 3 上記販売条件項目は自動販売機への投入金額
    内で連続して販売を可能とする商品を収納したコ
    ラムを指定する情報を含む特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の自動販売機の制御装置。 4 上記販売条件項目は連続販売を可能とする最
    大数をも含む特許請求の範囲第3項記載の自動販
    売機の制御装置。 5 上記販売条件項目は同一価格で同一種類の収
    納商品のコラムから平均的に取出すグループ販売
    のコラムを指示する情報を含む特許請求の範囲第
    1項、第2項、第3項または第4項記載の自動販
    売機の制御装置。 6 上記販売条件項目はまとめ買いされたときに
    割引を行うまとめ買いの商品数量とそのときの割
    引金額を含む特許請求の範囲第1項、第2項、第
    3項、第4項または第5項記載の自動販売機の制
    御装置。 7 上記販売条件項目はまとめ買いされたときに
    割引を行う商品を収納したコラムを指定する情報
    を含む特許請求の範囲第6項記載の自動販売機の
    制御装置。 8 上記販売条件はまとめ買いされたときクーポ
    ン券を払出す、まとめ買いの商品数量と、クーポ
    ン券払出し指令情報を含む特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項、第4項または第5項記載の
    自動販売機の制御装置。 9 上記販売条件項目はまとめ買いされたときク
    ーポン券を払出す商品が収納されたコラムを指定
    する情報を含む特許請求の範囲第8項記載の自動
    販売機の制御装置。 10 上記販売条件項目はくじ付き自動販売機で
    くじに当つたとき割引く金額と、くじ付き販売を
    行う商品の収納されたコラムを指定する情報を含
    む特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項または第5項記載の自動販売機の制御装置。 11 上記販売条件項目はくじ付き自動販売機で
    くじに当つたときオマケを販売する商品の収納さ
    れたコラムを指定する情報を含む特許請求の範囲
    第1項、第2項、第3項、第4項または第5項記
    載の自動販売機の制御装置。 12 上記記憶手段の売上金額、売上数量の項目
    のデータをクリアする売上金額・数量クリア手段
    を有する特許請求の範囲第1項記載の自動販売機
    の制御装置。 13 上記売上金額・数量クリア手段は、売上金
    額・数量クリアスイツチがオンにされ、かつ、自
    動販売機に硬貨が投入されることによつて売上金
    額及び売上数量のデータをクリアする特許請求の
    範囲第12項記載の自動販売機の制御装置。
JP2988884A 1984-02-20 1984-02-20 自動販売機の制御装置 Granted JPS60175196A (ja)

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US06/700,646 US4654800A (en) 1984-02-20 1985-02-12 Control and monitoring apparatus for vending machines
KR1019850000946A KR910002806B1 (ko) 1984-02-20 1985-02-15 자동 판매기의 제어장치

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