JPS63307099A - プリセット装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、給油所に設置される給油装置のプリセットス
イッチの押圧により数字が歩進表示され該押圧の解除に
より表示数字が設定されるようにしたプリセット装置に
関する。

［従来技術］ 従来のプリセット装置は、プリセットデータすなわち量
や金額毎にプリセットスイッチを要し、従って面積や体
積が大きくｔす、給油ノズル付近に設けることができず
、離れた場所に設けているので、作業員がプリセット信
号を入力するのに手間がかかつて作業性が悪い。

また、１一つのプリセットスイッチを設け、スイッチを
押す毎にプリセット値を歩進する装置が提供されている
が、プリセット量によって何回も押す必要があり、操作
性が悪い。

この問題を解決するため、本出願人は先に特願昭６２−
８８６１０号において、プリセットスイッチの押圧によ
り数字が歩進表示され、押圧の解除により表示数字が設
定されるようにしたプリセット装置を提案している。

この提案自体は有効なものであるが、しかし歩進速度が
一定である。従って、歩進が少い場合は良いが、多い場
合（例えばｉ＆高量の４０Ｒ設定）は時間（例えば９秒
）がかかり、客はいらだち、時間は無駄になる。また歩
進速度を初めから速くすると、歩進の少ない場合は直ぐ
に押圧を解除しなければならず、操作がしに＜＜、更に
、目も馴れる前なので見過しのエラーが発生する。

［発明の目的］ 従って本発明の目的は、歩進の多い場合に時間を節約し
、歩進の少ない場合に操作が容易なプリセット装置を提
供することにある。

［発明の構成］ 本発明によれば、プリセットスイッチの押圧により数字
が歩進表示され該押圧の解除により表示数字が設定され
るようにしたプリセット装置において、押圧初期の歩進
速度を初期以後の歩進速度より遅くするようにｆ４ｏｌ
！するｗ４Ｉ１１手段を設けている。

［発明の作用効果］ 従って、歩進の少ない場合は初期の遅い歩進速度により
容易な操作でミス無く表示数字を設定することができ、
歩進の多い場合は速い歩進速度で短時間に表示数字を設
定して客のいらだちをなくし、時間を節約することがで
きる。

［好ましい実施の態様］ 本発明の実施に際し、歩進初期（例えば２ステツプまで
）は歩進速度を１０００マイクロ秒とし、初期以降（例
えば３ステツプから）は歩進速度を例えば５００マイク
ロ秒とするのが好ましい。

［実施例］ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明を実施した給油装置を示し、給油所の敷
地Ｘには事務所Ｏが設けられ、そのキャノビイ１にはホ
ース処理装！２が設けられている。

このホース処理装置２内には、ホースリールモータ３で
駆動されるホースリール４が収納されており、そのホー
スリール４には給油ホース５が巻回されている。この給
油ホース５の先端には給油ノズル６が設けられ、また、
その先端付近にはスイッチボックス７が設けられている
。このスイッチボックス７には後述するプリセットスイ
ッチ８、昇降スイッチ９が設けられている。この昇降ス
イッチ９は給油ノズル６が上昇位置Ｈにあるときに押す
と、下降位置ずなわち給油量ＥＥＬまで給油ノズル６を
下降させ、下降位ｆｉＬにあるときに押すと、上昇位！
ｆＨまで給油ノズル６を上昇させるようになっている。

この上昇又は下降位置の検出は、ホース処理装置２に設
けたノズル位置検知器１２で行われるようになっている
。

他方、図示しない給油タンクから延びる給油管１３には
、ポンプモータ１４で駆動されるポンプ１５が設けられ
、そのポンプ１５には給油ホース５に連結された配管１
６が接続されている。この配管１６には、流量パルス発
信器１７を備えた流量計１８と、元弁すなわち制御弁１
９とが設けられており、モータ３、プリセットスイッチ
８、昇降スイッチ９、ノズル位置検知器１２、モータ１
４、流量パルス発信器１７および制御弁１９は事務所Ｏ
に設けられたＩ［ｌｌｌ１ｖｔ置３０に接続され、その
制御装置３０には、キャノピイ１から吊設された給油デ
ータ表示器２０、プリセット表示器２１が接続されてい
る。

この給油データ表示器２０は、給油量表示計２０ａ、給
油金額表示計２０ｂおよび単個表示計２００を有し、各
数値を表示できるようになっている。

プリセット表示器２１は、プリセットスイッチ８を押し
て給油量をプリセットしたときに、そのプリセット量を
量又は金額で表示し、プリセット表示部２１ａの表示値
が量か金額かを示すランプ２１ｂ、２１Ｃを有する。

第２図において、制卿装Ｗ　３０はマイクロコンピュー
タで構成されていて中央処理装置（ＣＰＵ）３１が設け
られ、入出力装！（Ｉｌｏ＞３２を介して前記各機器か
らの信号が中央処理装置３１に入力され、また中央処理
装置３１からの信号が入出力装置３２を介して前記各機
器に伝えられるようになっている。また制御装置３０は
中央処理装置３１の他にロム（ＲＯＭ）３３と、ラム（
ＲＡＭ）３４と、クロック３５とを備えている。

次に作用について説明する。

第３図は全体の機能ブロック図を示している。

第３図において、制御装Ｗ１３０には昇降スイッチ９か
らの信号とノズル位置検知器１２からの位置検知信号に
よりホースリールモータ３に正逆転信号を出力し、ポン
プモータ１４に駆動信号を出力し、制御弁１９に開閉信
号を出力し、かつプリセット量設定手段３８および計数
演算手段３９にリセット信号を出力する昇降判断手段３
７と、流量パルス発信器１７からのパルス信号を計数演
算し、給油データ表示器に表示信号を出力し、昇降判断
手段３７からの信号によりリセットされる計数演算手段
３９とプリセットスイッチ８からの信号入力時間をクロ
ック３５からの信号に基づき計測し、プリセット量設定
手段３８に出力する計時手段４１と、計時手段４１から
の計時時間（ＴＢ）信号に基づき第９図に示す時間経過
毎に第８図に示す歩進数とプリセットデータを記憶した
記憶手段３３からプリセット値を読み出し設定し、その
値をプリセット表示器２１に出力するプリセット量設定
手段３８と、プリセット量設定手段３８で設定された数
値と、計数演算手段３９の数値とを比較し、一致した時
に制御弁１９に弁閉信号を出力する比較手段４５とより
構成されている。

第４図において、給油のために上昇位ｉ１Ｈで昇降スイ
ッチ９を押すと制御装Ｗ３０の昇降判断手段３７は昇降
スイッチ９が、ＯＮされたことを判断しくステップＳ１
）、ノズル位置検出器１２からの信号に基づいて、給油
ノズル６が上昇位置Ｈにあることを判断しくステップＳ
２）、ホースリールモータ３に正転信号を出力して正転
し給油ノズル６を下降させる（ステップ５３）９次いで
検出器１２からの信号に基づいて給油量！Ｌｔ、で下降
すると、モータ３を停止しくステップＳ４）、プリセッ
ト量設定手段３８および計数演算手段３９にリセット信
号を出力して前回の給油データを消去し、給油データ表
示器２０およびプリセット表示器２１の前回給油データ
を帰零し、制御信号を出力してポンプモータ１４をＯＮ
Ｌ、制御弁１９を開き、給油可能状態にする（ステップ
Ｓ５）。

第５図において、プリセットスイッチ８を押すと（ステ
ップ５ｈｏ）、計時手段４１はクロック３うからの信号
をプリセットスイッチ８の押圧が解かれるまで計時する
（ステップＳ５１．５５２）。

第６図においてプリセット量設定手段３８は、計時手段
４１の計数値Ｔ８が第９図に示すように例えば当初の５
０ｍ５ｅｃ　（チャタリング防止の為）の後に、最初は
１０００１００Ｏ毎と長い間隔で１つづつ２回歩進し、
それ以後は５００ｍ５ｅｃ毎と短い間隔で１つづつ歩進
し第８図に示すように１歩進毎に対応するアドレスに記
憶されているプリセットデータを記憶手段３３から読み
出して設定し、プリセット表示器２１に表示する（ステ
ップ８５５〜３５９・・・）、そして、歩進数がｔ　Ｉ
ＯＧ：なると再びｔｌより始まる。なお金額を表示する
時はランプ２１ｂが点灯し、量を表示するときはランプ
２１ｃが点灯する。

このようにプリセットスイッチをＯＮしている時間で、
新型のプリセット量を容易に設定することができる。設
定に際し、プリセットスイッチ８の押圧初期の歩進速度
は１０００マイクロ秒と遅いので、見過しエラーなく容
易な操作で表示数字を設定することができ、以後は速い
ので歩進数が多い場合でも短時間で表示数字を設定する
ことができ、客のいらだちをなくし、時間を節約するこ
とができる。

次に給油ノズル６を自動車の給油口に挿入しノズルバル
ブを開いて給油を開始し、第７図に示すように、流量パ
ルス発信器１７から流量パルスが入力すると（ステップ
５ＳＯ）、計数演算手段３つはパルス信号に基づいて給
油量を演算し、給油データ表示器２０の給油量表示計２
０ａに給油量を、給油金額表示計２０ｂに金額を表示す
る（ステップ５６１）、そして、比較手段４５は計数演
算手段３９からの給油量がプリセット量設定手段３８の
設定値に等しくなったか否かを判断しくステップ５６２
）、ＹＥＳになったら、制御弁１９に閉弁信号を出力し
て閉弁しくステップ３６３）　、’ＪＩＪｍを終る。

第４図において、給油が終って昇降スイッチ９が押され
ると（ステップＳ１）、この場合は給油ノズル６が給油
量１ｆＬにあるので、ステップＳ２はＮｏとなり、昇降
制御手段３７は制御信号を出力してポンプモータ１４を
ＯＦＦし、制御弁１９を閉じ（ステップＳ６）、ホース
リールモータ３を逆転させる（ステップＳ１）、そして
給油ノズル６が上昇位置まで上昇すると（ステップＳ８
）、モータ３を停止して制御を終る。

［まとめ］ 以上説明したように本発明によれば、プリセットスイッ
チの押圧初期の歩進速度を遅くして見過しエラーなく容
易な操作で表示数字を設定し、初期以降は歩進速度を速
くして歩進数が多い場合でも翅時間で表示数字を設定す
ることができ、客のいらだちをなくし、時間を節約する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したプリセット装置を備えた給油
装置を示す全体構成図、第２図は制御ブロック図、第３
図は全体の機能ブロック図、第４図は給油ノズルの昇降
の制御フローチャート図、第５図はプリセット量設定時
の計時制御フローチャート図、第６図はプリセット量設
定の制御フローチャート図、第７図はプリセット給油の
制御フローチャート図、第８図は歩進数とプリセットデ
ータの一例を示す図、第９図は歩進数と歩進速度の関係
を示す図である。 ８・・・プリセットスイッチ　　９・・・昇降スイッチ
　　２１・・・プリセット表示器　　３０・・・制御装
置　　３５・・・クロック　　３８・・・プリセット量
設定手段　　４１・・・計時手段 第２図 第４図 第５図 手続補正古 昭和６３年２月３日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリセットスイッチの押圧により数字が歩進表示され該
   押圧の解除により表示数字が設定されるようにしたプリ
   セット装置において、押圧初期の歩進速度を初期以後の
   歩進速度より遅くするように制御する制御手段を設けた
   ことを特徴とするプリセット装置。