JPH01130141A - ズームレンズ付カメラのファインダー駆動機構 - Google Patents

ズームレンズ付カメラのファインダー駆動機構

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JPH01130141A
JPH01130141A JP28884087A JP28884087A JPH01130141A JP H01130141 A JPH01130141 A JP H01130141A JP 28884087 A JP28884087 A JP 28884087A JP 28884087 A JP28884087 A JP 28884087A JP H01130141 A JPH01130141 A JP H01130141A
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鴨田 隆
Toshio Yoshida
吉田 利男
Nobuyuki Kameyama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ズームレンズを装着しているカメラのファ
インダーの倍率を、撮影レンズのズーミングに応じて連
続的に変化させるためのファインダー駆動機構に関する
〔従来の技術〕
レンズ群を適宜に移動させることにより焦点距離を連続
的に変更して写真の撮影を行なえるズームレンズがある
。近年、手軽に写真が撮れるようにいわゆるコンパクト
カメラが普及しているが。
これにズームレンズを装着したズームレンズ付コンパク
トカメラが開発されている。
ズームレンズ付カメラでは、モータなどの動力を用いて
撮影レンズを保持した鏡胴をカメラボディに対して光軸
方向に進退させて焦点距離を変化させている6、このよ
うなカメラでは、被写体を適切に捉えるために、撮影レ
ンズの焦点距離の変化に応じてファインダーの倍率も連
続的に変化することが要求される。
従来、ファインダーの倍率を連続的に変化させるには、
移動鏡胴を駆動するモータの回転を適宜に減速してファ
インダーの駆動機構に連動させて行なっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように、従来はモータの回転を鏡胴駆動用とファ
インダー駆動用のそれぞれの伝達系を介して鏡胴とファ
インダーに別々に伝達している。
しかし動力の伝達系が2系統となるため、構造が複雑と
なってしまう。そのため、鏡胴の移動そのものに連動さ
せてファインダーを駆動するようにすれば構造が簡単と
なるとともに、鏡胴がどの位置に移動してもファインダ
ーを連動させて相応の倍率に変化させられる。
しかしながら、鏡胴が移動してファインダーを駆動しよ
うとする際に、鏡胴がファインダーからの反力の影響を
受ける。特に、鏡胴の移動を光軸に平行なガイド棒を用
いて行なう場合には、上記反力によりガイド棒にガイド
される部位を中心にして鏡胴が回動ふてしまうから、ズ
ーミング時に光軸がずれてしまい、適切な撮影ができな
くなる。
また、突出した位置にある鏡胴に不用意な外力が加えら
れる場合には、鏡胴がこの外力によって適宜に移動でき
るようにしておくと、鏡胴や内部の部品が変形したり破
損したりしなくて好ましい。
このように、モータの動力以外の外力によって移動する
場合でも、ファインダーを連動させる必要がある。
そこで、この発明の目的は、外力によって不用意に鏡胴
が移動してしまった場合にも、ファインダーの倍率がそ
の移動後の撮影レンズの焦点距離に応じて変更され、ま
た鏡胴が移動する際にファインダーから受ける反力を極
力小さくしてズーミング時に光軸がずれることをなくし
たズームレンズ付カメラのファインダー駆動機構を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明に係るファインダ
ー駆動機構は、モータの回転により鏡胴をカメラボディ
に対して進退させて撮影レンズの焦点距離を連続的に変
化させるズームレンズを具備したズームレンズ付カメラ
において、前記鏡胴の移動により変位する連動部材を設
け、この連動部材の位置に応じてファインダーが所定の
倍率に変更されるようにしたことを特徴とし、また、鏡
胴が移動する場合には上記連動部材が抵抗となってその
反力により鏡胴が円滑に移動しないことを防止するため
に、鏡胴の進退を光軸に平行なガイド捧で案内し、前記
連動部材を変位させる駆動部を、上記ガイド棒を挿通し
た鏡胴のガイド部近傍に設けたことも特徴としている。
〔作 用〕
上記鏡胴を、モータによりあるいは不用意な外力により
移動させると、その移動に上記連動部材を介してファイ
ンダーが適切な倍率となるよう駆動されるから、いずれ
の場合でもファインダーは撮影レンズの焦点距離に応じ
た倍率となって被写体を視認できる。
また、上記駆動部を上記ガイド部近傍に設けたものでは
、鏡胴の移動による連動部材からの反力の作用点と鏡胴
が不用意な動きをしようとする支点とが近接しているか
ら、鏡胴はセルフロックされることなく円滑に移動する
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて、この発明に係るズー
ムレンズ付カメラのファインダー駆動機構を具体的に説
明する。
まず、第1図に基づいて、このファインダー駆動機構に
よって倍率が変化するファインダーを装着したズームレ
ンズ付コンパクトカメラのレンズ駆動部の構造について
説明する。
このズームレンズは、前群レンズ1と後群レンズ2との
2群ズームである。前群レンズ1はシャッターユニット
3に収められ、このシャッターユニット3を移動鏡胴4
の前部に3本の止めネジ3aによって止着する。なお、
この止めネジ3aのうち2本の止めネジ3aには、バネ
座金3bを介在させることにより前群レンズ1の光軸方
向の倒れを調整できる。
移動鏡胴4はほぼ直方体の枠状部材に上記シャッターユ
ニット3を止着する取付板4aを形成した形状としであ
る。移動鏡胴4の上面後方にはほぼ矩形状に光軸と平行
に透孔を形成してガイド孔4bを設け、このガイド孔4
bに、後群レンズ2のレンズマウント5の上端部に形成
した突起部5aを挿通することによりこの後群レンズ2
を移動鏡胴4の後部に配設する。
上記レンズマウント5の下部の側端部には光軸と平行な
方向の透孔を形成してガイド部5bを設け。
このガイド部5bにブツシュ5Cを嵌着する。このブツ
シュ5Cに後群ガイド棒6aを挿通し、この後群ガイド
捧6aの移動鏡胴4側先端部を移動鏡胴4内に設けた支
持部で支持させる。後群ガイド捧6aの後端部には押さ
え板6bを当接させ、この押さえ板6bを止めネジ6C
によって移動鏡胴4に止着する。なお、後群ガイド捧6
aのレンズマウント5と移動鏡胴4内の上記支持部との
間には押しバネ6dを巻装し、その復元力を、レンズマ
ウント5が前記ガイド孔4bと後群ガイド捧6aとに案
内されて後方に移動するよう付勢しである。
レンズマウント5の下面には適宜な窪み部を形成し、こ
の窪み部に焦点調整ピン7の偏心ピン7aとフランジ部
7bとを嵌入し、押さえ板7cを止めネジ7dによって
レンズマウント5に止着することによ゛り焦点調整ピン
7をレンズマウント5に固定する。レンズマウント5に
固定した上記焦点調整ピン7には円形の支点ピン7eを
形成してあり、この支点ピン7eを上記押さえ板7cの
透孔部7fを貫通させて連動レバー8の連動孔8aに遊
挿する。
連動レバー8はほぼL字形をし、その一方の腕部の先端
に上記連動孔8aを形成しである。はぼL字形の屈曲部
には透孔8bを形成し、この透孔8bを貫通する支持ネ
ジ8cを移動鏡胴4′の下面に締め付けて、連動レバー
8を移動鏡胴4に対してこの支持ネジ8Cを中心にして
回動自在に設ける。また、連動レバー8の他方の腕部の
先端には、移動鏡胴4とは反対の方向に指向して突出し
た連動ピン8dを設けである。
移動鏡胴4の側面後方には、透孔を形成してカム部9を
設けである。
また、移動鏡胴4の上面の側端部には、移動鏡胴4のガ
イド部として光軸方向に透孔を形成した主ガイド部4C
を設け、この主ガイド部4Cにブツシュ4dを嵌着する
。この主ガイド部4Cの側方近傍には、駆動部であるカ
ム面10aを形成したカム板10を固着しである。なお
、このカム板10は上記主ガイド部4Cと共通にして、
主ガイド部4Cの側面に上記カム面10aを形成したも
のであっても構わない。
移動鏡胴4の上記カム部9を設けた側面とは反対側の側
面の下部には、破線で示すように、先端部をほぼU字形
に切り欠いた副ガイド部4eを設けである。
以上のように前群レンズ1、後群レンズ2、連動レバー
8などを装着した移動鏡胴4を、カメラボディA(第4
図示)に固定した固定枠11に収容させる。このとき、
上記主ガイド部4Cに主ガイド捧4fを挿通し、固定枠
11の後端部上方にある支持部11aにこの主ガイド棒
4fの後端部を支持させる。
また、上記副ガイド部4eの先端の切欠部に副ガイド捧
4gを挿通し、その後端部を固定枠11の内側の側面に
設け゛た支持部11bに支持させる。そして、固定枠1
1の前側周縁に、枠状の蓋体12を止めネジ12aで締
め付けて止着する。
固定枠11の下面には、第1図および第4図に示すよう
に、カム面13aが形成されたカム孔13を設け、前記
連動レバー8の連動ピン8dの側面がこのカム面13a
に当接する。
また、固定枠11の側面には垂直方向を回転軸としたウ
オーム14を配設してあり、二のウオーム14の回転軸
を固定枠11の上面よりも上方に突出させ。
この突出部に駆動ギヤ15を嵌着しである。固定枠11
の上面にはギヤ16aなど適宜枚数のギヤからなる適宜
な減速比のギヤ列16を配設し1図示しないモータの回
転をこのギヤ列】6を介して駆動ギヤ15に伝達してい
る。ウオーム】4には固定枠11の側面に軸支したウオ
ームホイール17が噛合し、このウオームホイール17
と同軸上に伝達ギヤ18を設けである。これらウオーム
ホイール17と伝達ギヤ18とは相互に回転自在として
あり、これらの側面間に適宜な摩擦力を付与して、これ
らのギヤに加えられた負荷が所定の大きさ以上になると
、一方のギヤが停止し他方のギヤが空転するようにしで
ある。
上記伝達ギヤ18には固定枠11に軸支した中間ギヤ1
9が噛合し、この中間ギヤ19にエンコーダ20を駆動
するギヤと扇形ギヤ21とが噛合している。
上記扇形ギヤ21の回動軸21aは固定枠11の側面に
形成した透孔11cを貫通し、この回動軸21aの先端
部は、前記移動鏡胴4の後方下端部に形成した切欠部4
hを通過して固定枠11に収容した移動鏡胴4の内側に
位置する。そして、この回動軸21aの先端部に入力レ
バー22の基端部を止めネジ22aによって止着し、こ
の入力レバー22と扇形ギヤ21とが同期して回動する
ようにしである。この入力レバー22の自由端部には扇
形ギヤ21の方向に指向して駆動ピン22bを突設して
あり、この駆動ピン22bを移動鏡胴4の側面に形成し
た前記カム部9に遊挿しである。
固定枠11の上面であって、これに収容した移動鏡胴4
の前記カム板10のほぼ上方に位置する部分には、カム
面10aに対応した形状の透孔11dを形成しである。
また、固定枠11の上面には連動部材である連動板23
を、止めネジ23aによってそのほぼ中央部で回動自在
に軸支しである。この連動板23の一端部には下方に指
向した係合ピン23bを突設するとともに、バネの復元
力などを付勢し、この係合ピン23bが上記透孔lid
を貫通してカム板10のカム面10aに常時当接してい
る。連動板23の他端部には上方に指向した入力ピン2
3cを突設してあり、この入力ピン23cをファインダ
ーの図示しない変倍機構に連動しである。
ファインダー40は、第2図および第3図に示すように
、カメラボディAの上部であって、固定枠11のほぼ上
方に配設される。このファインダー40の前方には、凸
レンズ41aと凹レンズ41bとで構成した対物レンズ
41があり、凹レンズ41bの後方に反射鏡42、視野
枠43.接眼レンズ44が配設される。第2図は標準撮
影時の状態を示し、移動鏡胴4が後退し、対物レンズ4
1の凹レンズ41bが前方にあって凸レンズ41aに接
近している。また、第3図は望遠撮影時の状態を示し、
移動鏡胴4が前進するとともに後群レンズ2が移動鏡胴
4に対して前進して前群レンズ1に接近し、凹レンズ4
1bは後退して凸レンズ41aと反射鏡42とのほぼ中
間に位置している。そして、撮影レンズが標準位置から
望遠位置に連続して焦点距離を変化させるときには、フ
ァインダー40では、凹レンズ41bが第2図に示すよ
うに凸レンズ41aに接近した位置から徐々に後退して
離れ、第3図に示すような状態となる。このような変倍
の動作は、上記入力ピン23cと凹レンズ41bとの間
にリンク、機構を介在させたり、ピニオン・ラックなど
により、連動板23の回動運動を凹レンズ41bの直線
運動に変換する機構によって果たされる。なお、連動板
23は、カメラボディAあるいはファインダー40のケ
ースなどに軸支したものであっても構わない。
以上により構成したこの発明に係るファインダー駆動機
構の動作を、前群レンズ1と後群レンズ2の移動動作と
ともに説明する。
図示しないモータが回転すると、ギヤ列16を介して駆
動ギヤ15が回転してウオーム14が回転する。
ウオーム14が回転するとこれに噛合し、たウオームホ
イール17が回転し、このウオームホイール17との間
の摩擦力により伝達ギヤ18が回転する。この伝達ギヤ
18の回転が中間ギヤ19を介して扇形ギヤ21に伝達
され、この扇形ギヤ21が回動軸21a を中心に第1
図上矢標P方向に回動する。なお、扇形ギヤ21をこの
方向に回転させるときのモータの回転を正回転とする。
扇形ギヤ21が回動すると、これと同軸上にある入力レ
バー22が同期して同方向に揺動する。このため、入力
レバー22の駆動ピン22bは回動軸21aを中心に扇
形ギヤ21と同方向に旋回する。この駆動ピン22bの
旋回によりカム部9が押され、駆動ピン22bがカム部
9の上端部から下端部に移動する。したがって、このカ
ム部9を形成しである移動鏡胴4が、主ガイド部4cと
副ガイド棒4gに案内されて固定枠11に対して前方、
即ち被写体側に移動する。移動鏡胴4の前部には前群レ
ンズ1を含むシャッターユニット3が止着してあり、前
群レンズ1も前進する。
移動鏡胴4が前進すると、この移動鏡胴4に軸支しであ
る連動レバー8も同様に移動する。連動レバー8の連動
ピン8dは固定枠11に形成したカム孔13のカム面1
3aに当接しているから、連動レバー8が固定枠11に
対して前進すると、この連動レバー8はカム面13aに
案内されて支持ネジ8cを中心として第4図上反時計回
り方向に回動する。他方、連動レバー8には焦点調整ピ
ン7を介して後群レンズ2のレンズマウント5が連繋し
ているから、連動レバー8の回動により押しバネ6dの
復元力に抗してレンズマウント5が移動鏡胴4に一対し
て前方に移動する。このため、後群レンズ2が移動鏡胴
4に対して前方に移動し、前群レンズ1との間隔を狭め
ることになり、焦点距離を連続的に変化させる。移動鏡
胴4が最前方まで移動したときに、前群レンズ1と後群
レンズ2とが最前方に位置するとともに、後群レンズ2
が前群レンズ1に最も近づき、焦点距離が最長になる。
また、駆動ピン22bがカム部9の下端部に位置し、移
動鏡胴4の先端部が固定枠11から突出した位置となる
なお、前群レンズ1と後群レンズ2がズーミングを行な
う場合の光学的な位置関係を確保するには、カム面13
aのカム曲線を所定のものとなるように設計すればよい
駆動ピン22bがカム部9の下端部に位置して移動鏡胴
4が最前方に位置している状態から、移動鏡胴4を後退
させるには、図示しないモータを逆回転させればよい。
モータの逆回転により扇形ギヤ21が第1図上反矢標P
方向に回動するから、駆動ピン22bも同方向に旋回す
る。このため、移動鏡胴4は上述とは逆に固定枠11に
収容されながら後退する。
レンズマウント5は常時後方に移動するよう押しバネ6
dの復元力を受けていて、連動レバー8は焦点調整ピン
7を介して、第4図上時計回り方向に回動する力を受け
ているから、その連動ピン8d。
はこの力によりカム面13aに当接している。したがっ
て、連動ピン8dはカム面13aに案内されて支持ネジ
8cを中心として第4図上時計回り方向に旋回する。こ
のため、支点ピン7eも同方向に旋回し、レンズマウン
ト5が移動鏡胴4に対して後退する。
これにより後群レンズ2が後退し、移動鏡胴4に伴われ
る前群レンズ1の後退と協働して焦点距離を最短距離ま
で連続的に変化させる。
上述のように移動鏡胴4が進退すると、カム板10のカ
ム面10aに係合ピン23bが当接している連動板23
が回動する。この連動板23の回動の方向は、移動鏡胴
4が前進するときと後退するときとで逆となる。この連
動板23の回動がリンクなどで構成した図示しない変倍
機構を介して凹レンズ41bに伝達され、これが前述の
ように、移動鏡胴4が前進するときには後退し、反対に
後退するときには前進する。この凹レンズ41bの進退
によりファインダー40の倍率を撮影レンズの焦点距離
に応じて連続的に変化させる。
また、移動鏡胴4が固定枠11から突出した状態で、カ
メラを不用意に落したり打ち付けたりして不用意に鏡胴
に外力が加えられたときには、この外力によって移動鏡
胴4が後退する。このように外力によって移動鏡胴4が
進退する場合でも連動板23は回動する櫓から、凹レン
ズ41bは進退する。
しかも、モータで移動鏡胴4を駆動する場合と同様に、
移動鏡胴4の停止位置における焦点距離に応じた倍率と
なる位置に凹レンズ41bも停止し、以後正常にモータ
で移動鏡胴4を駆動する場合にも支障が生じない。なお
、不用意に移動鏡胴4が進退する場合に、扇形ギヤ21
が揺動して中間ギヤ19を介して伝達ギヤ18が回動す
るが、この伝達ギヤ18と摩擦力によって動力伝達を行
なっているウオームホイール17にはウオーム14が噛
合しているから、これが抵抗となってウオームホイール
17は回転しない。
移動鏡胴4が進退する場合には、カム板10と連動板2
3との係合によって反力が生じる。この反力によって移
動ltt胴4が主ガイド部4cを中心にして回動しよう
として光軸から傾こうとするが、カム面10aが主ガイ
ド部4cの近傍にあるために、反力はほとんど影響する
ことなく移動鏡胴4が進退する。このようなセルフロッ
クは、主ガイド部4cの側面にカム面10aを形成すれ
ば、確実に防止でき。
移動鏡胴4をより円滑に進退できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係るファインダー駆動
機構によれば、撮影レンズを保持した鏡胴が移動した場
合には、その移動がモータにより駆動された場合でも不
用意に外力を受けて移動した場合でも、ファインダーの
倍率も変化して鏡胴の停止位置における焦点距離に適切
に対応したものとなる。したがって、ファインダーから
、常に撮影レンズの焦点距離に応じた倍率で被写体を視
認できる。
また、鏡胴がどのような方法で移動されようとファイン
ダーの倍率を鏡胴の移動に追従して変化できるから、鏡
胴を不用意な外力によって移動できる構成にすることが
でき、外力によって鏡胴が変形したり破損したりするの
を極力防止できる。
さらに、ガイド部近傍にファインダーを連動させるため
の駆動部を設けたから、鏡胴が移動する際にファインダ
ーから受ける反力の影響を極力小さくし、光軸をずらす
ことなく鏡胴を円滑に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るファインダー駆動機構を具備
したズームレンズの一実施例の分解斜視図である。第2
図および第3図は、ズームレンズ付コンパクトカメラの
側面の断面図で、第2図はa準撮影状態を示し、第3図
は望遠撮影状態を示す。第4図は、移動鏡胴が固定枠に
収容された状態の水平線に沿った一部断面図である。 1・・・前群レンズ    2・・・後群レンズ4・・
・移動鏡胴 4c・・・主ガイド部(ガイド部) 4f・・・主ガイド棒    10・・・カム板10a
・・・カム面(駆動部)  If・・・固定枠23・・
・連動板(連動部材)23b・・・係合ピン23c・・
・入力ピン    40・・・ファインダー41・・・
対物レンズ    41b・・・凹レンズ41a・・・
凸レンズ A・・・カメラボディ 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの回転により鏡胴をカメラボディに対して
    進退させて撮影レンズの焦点距離を連続的に変化させる
    ズームレンズを具備したズームレンズ付カメラにおいて
    、 前記鏡胴の移動により変位する連動部材を 設け、この連動部材の位置に応じてファインダーが所定
    の倍率に変更されるようにしたことを特徴とするズーム
    レンズ付カメラのファインダー駆動機構。
  2. (2)鏡胴の進退を光軸に平行なガイド棒で案内し、前
    記連動部材を変位させる駆動部を、上記ガイド棒を挿通
    した鏡胴のガイド部近傍に設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載したズームレンズ付カメラのフ
    ァインダー駆動機構。
JP62288840A 1987-11-16 1987-11-16 ズームレンズ付カメラのファインダー駆動機構 Expired - Lifetime JPH0814677B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62264034A (ja) * 1986-05-12 1987-11-17 Asahi Optical Co Ltd レンズシヤツタ式ズ−ムレンズカメラ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62264034A (ja) * 1986-05-12 1987-11-17 Asahi Optical Co Ltd レンズシヤツタ式ズ−ムレンズカメラ

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