JPH06110112A - 駆動力変換装置 - Google Patents

駆動力変換装置

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Publication number
JPH06110112A
JPH06110112A JP26172992A JP26172992A JPH06110112A JP H06110112 A JPH06110112 A JP H06110112A JP 26172992 A JP26172992 A JP 26172992A JP 26172992 A JP26172992 A JP 26172992A JP H06110112 A JPH06110112 A JP H06110112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
gear means
feed screw
screw shaft
driving force
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26172992A
Other languages
English (en)
Inventor
Gohachi Katagiri
護八 片桐
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP26172992A priority Critical patent/JPH06110112A/ja
Publication of JPH06110112A publication Critical patent/JPH06110112A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのモータで複数の部材を駆動させること
ができ、かつ小型で低コストな駆動力変換装置を提供す
る。 【構成】 駆動力変換装置1は、モータ2の駆動力を伝
達する減速ギヤー列3と、この減速ギヤー列3に螺合し
て回転駆動される送りねじ軸4と、この送りねじ軸4に
螺合していて、同軸によって軸方向に移動する、あるい
は同軸に連動して回転する第1の歯車手段5と、この第
1の歯車手段5に保持されていて、同歯車手段5によっ
て上記軸方向に移動する直進枠6と、この直進枠6に回
転自在に支持され、且つ上記第1の歯車手段5に噛合し
て駆動力が伝達される第2の歯車手段7と、同第1の歯
車手段5が送りねじ軸4に連動して回転するときにはカ
メラ本体に一体に設けられたラック8と協働して上記直
進枠6の軸方向の移動の規制と、直進枠6を軸方向に移
動するときには上記第1の歯車手段5に係合して該歯車
手段5の回転の規制とをソレノイド15により選択的に
切り換えて行う係止手段9とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動力変換装置、より
詳しくは、モータ等の駆動力発生装置の駆動力を、目的
に応じて複数の部材の駆動に切り換える駆動力変換装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの自動化が進み、モータ等
のアクチュエータにより駆動させる部分が増えている。
一方,同時にカメラの小型化も要求されているが、駆動
部分に応じた複数のアクチュエータを設けることは、ス
ペース的,重量的,コスト的な点から小型化の要求とは
相反している。このような要求を満足するために、単一
のアクチュエータで複数の機材を作動させる必要性が高
い。
【0003】従来、特開昭63−23138号公報に開
示されているように、モータの一方向の回転出力とマグ
ネットとをアクチュエータとして用い、差動歯車機材
と、マグネットによる係止機材とで構成されるクラッチ
機材で、巧みに焦点調節機材と露出制御機材とを作動さ
せる駆動力変換装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭63−23138号公報に記載の駆動力変換装置は
クラッチ要素として差動歯車機材を用いているため、比
較的大きなスペースを必要とし、部品点数も多いために
コストも高くなり、カメラの小型化,低コスト化を阻害
していた。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成の差動機材を用いて、動力伝達切
り換えを行うことにより、1つのモータで複数の部材を
駆動させることができる、かつ小型で低コストな駆動力
変換装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による駆動力変換装置は、駆動源によって
回転駆動される送りねじ軸と、この送りねじ軸に螺合し
ていて同軸によって軸方向に移動するあるいは同軸に連
動して回転する第1の歯車手段と、この第1の歯車手段
に保持されていて同歯車手段によって上記軸方向に移動
する直進部材と、この直進部材に回転自在に支持され且
つ上記第1の歯車手段に噛合して駆動力が伝達される第
2の歯車手段と、上記第1の歯車手段の近傍の直進部材
上に配置されていて同第1の歯車手段が送りねじ軸に連
動して回転するときには不動部材と協働して上記直進部
材の軸方向の移動の規制と直進部材を軸方向に移動する
ときには上記第1の歯車手段に係合して該歯車手段の回
転の規制とを選択的に行う係止手段とを具備したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】送りねじ軸が駆動源によって回転駆動され、係
止手段が第1の歯車手段に係合して該歯車手段の回転を
規制する場合には、該第1の歯車手段が軸方向に移動し
て直進部材が同軸方向に移動し、一方、係止手段が不動
部材と協働して上記直進部材の軸方向の移動を規制する
場合には、第1の歯車手段が送りねじ軸に連動して回転
し、第2の歯車手段に駆動力が伝達される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図5は、本発明の第1実施例を示した
ものである。
【0009】図1に示すように、この駆動力変換装置1
は、駆動源であるモータ2等の駆動力を変換するもので
あり、この駆動力を伝達する減速ギヤー列3と、この減
速ギヤー列3に螺合して回転駆動される送りねじ軸4
と、この送りねじ軸4に螺合していて、同軸によって軸
方向に移動する、あるいは同軸に連動して回転する第1
の歯車手段5と、この第1の歯車手段5に保持されてい
て、同歯車手段5によって上記軸方向に移動する直進部
材である直進枠6と、この直進枠6に回転自在に支持さ
れ、且つ上記第1の歯車手段5に噛合して駆動力が伝達
される第2の歯車手段7と、上記第1の歯車手段5の近
傍の直進枠6上に配置されていて、同第1の歯車手段5
が送りねじ軸4に連動して回転するときにはカメラ本体
に一体に設けられた不動部材であるラック8と協働して
上記直進枠6の軸方向の移動の規制と、直進枠6を軸方
向に移動するときには上記第1の歯車手段5に係合して
該歯車手段5の回転の規制とを選択的に行う係止手段9
とでその主要部を構成されている。
【0010】上記モータ2は、カメラ本体に固定されて
いて、正逆回転の自在な可逆モータであり、出力軸の先
端にピニオンギヤー2aが取り付けられている。
【0011】上記減速ギヤー列3は、カメラ本体に回動
自在に軸支されており、上記ピニオンギヤー2aに噛合
して、モータ2による駆動力を低回転,高トルクなもの
に変換するものである。
【0012】上記送りねじ軸4は、雄ねじが周面に螺刻
された細長の軸部材であり、その一端部には上記ピニオ
ンギヤー2aに噛合するギヤー部4aが一体的に設けら
れている。そして、その両端をカメラ本体から突出した
保持部11に枢支されて軸周りに回動自在となってい
る。なお、この保持部11は、送りねじ軸4の軸方向の
移動を規制している。
【0013】上記第1の歯車手段5は、図2に示すよう
に、その内周面に形成された雌ねじ5cにより上記送り
ねじ軸4に回動自在に螺合されるようになっている。こ
の第1の歯車手段5は、その周面に周溝5aが刻設され
ていて、この周溝5aより左側の周面にギヤー部5bが
刻設されている。
【0014】図1に戻って、上記直進枠6は、上記第1
の歯車手段5を取り付けるための孔が穿設されていて、
この孔に上記周溝5aを嵌合して該歯車手段5を回動自
在に支持している。また、この直進枠6はカメラ本体に
固定された支持軸12により支持されるようになってい
て、ガタつきを軽減するための円筒突起6aを介して支
持軸12を挿通している。一方、直進枠6の同支持軸1
2のほぼ対角線上の位置には、該直進枠6の回動を規制
するための回転止め軸13が、U字形に穿設された切欠
6bに挿通されている。なお、この回転止め軸13はカ
メラ本体に固定されている。このような構成により、該
直進枠6は、送りねじ軸4の軸周りの回動を規制されな
がら、同軸方向に移動可能となっている。
【0015】上記第2の歯車手段7は、この直進枠6に
回動自在に軸支されていて、上記第1の歯車手段5と噛
合して、カメラの他の部材へ駆動力を伝達するようにな
っている。
【0016】上記係止手段9は、上記直進枠6に回動自
在に軸支されている係止レバー14を有していて、この
係止レバー14は、その一端部にカメラ本体に設けられ
た不動部材であるラック8に係止して直進枠6の送りね
じ軸4の軸方向の移動を規制する直進係止部14aを有
し、他端部には上記第1の歯車手段5のギヤー部に係合
して、該第1の歯車手段5の回転を規制する回転係止部
14bが設けられている。このような構成の係止レバー
14は、右回転すると、その回転係止部が第1の歯車手
段5に当接してその回転を阻止し、左回転するとその直
進係止部14aがラック8に当接して直進枠6の摺動を
阻止するようになっている。
【0017】そして、この係止レバー14は、係止手段
切換装置であるソレノイド15と係合している。該ソレ
ノイド15は、ソレノイド本体15a,プランジャ15
b,離反ばね15c等により構成されていて、直進枠6
に一体的に支持され、非通電時には係止レバー14を右
回転させ、通電時には左回転させるように該係止レバー
14と当接されている。
【0018】上述のような構成において、第1の歯車手
段5が送りねじ軸4の軸方向に直進する場合と,同送り
ねじ軸4が同軸周りに回転する場合について、各々の効
率を計算で求める。図3,図4において、リード角βの
4角ねじの有効径で考えた場合の第1の歯車手段5,送
りねじ軸4に加わる力のつりあいにより、数式1,数式
2,数式5,数式6をたて、これらを用いて効率を数式
4,数式8で求めている。
【0019】まず図3に、第1の歯車手段5が送りねじ
軸4の軸方向に直進する場合を説明する。図3(A)に
示すように、第1の歯車手段5は、送りねじ軸4と回転
止めである係止レバー14の回転係止部14bと接触し
ていて、これらから力が加わっている。まず、送りねじ
軸4からは抗力Nと、この抗力Nに垂直な摩擦力μ1N
が働く。一方、上記係止レバー14からは、送りねじ軸
4の軸に垂直な方向に抗力R1と、この抗力R1に垂直で
該第1の歯車手段5の運動方向とは反対方向に摩擦力μ
2R1が働く。そして、これらの合力が第1の歯車手段5
に加わる直進方向の負荷Fbとつり合っている。上述の
ように係止レバー14により回転方向に運動が規制され
ているため、負荷Fbは運動方向と平行である。
【0020】ここに、上述の図3(A)に表れる各力を
まとめて記しておく。 Fb:送りねじ軸に加わる力 φ :第1の歯車手段と送りねじ軸との摩擦角 β :リード角 θ1:第1の歯車手段と第1の歯車手段の回転止めとの
摩擦角 μ1:第1の歯車手段と送りねじ軸との摩擦係数 μ2:第1の歯車手段と第1の歯車手段の回転止めとの
摩擦係数 N :送りねじ軸から加わる抗力 R1:第1の歯車手段に加わる回転止めからの抗力 これらによりFbとNとの関係を求めると、
【数1】 次に、図3(B)に示すように、送りねじ軸4は、第1
の歯車手段5と送りねじ軸4のスラスト受けである保持
部11と接触していて、これらから力を受けている。ま
ず、第1の歯車手段5からは上記抗力Nと摩擦力μ1N
の反作用を受け、スラスト受けからは送りねじ軸4に垂
直な方向の抗力R2と、この抗力R2に垂直で運動方向に
平行な摩擦力μ3R2を受けている。そして、これらの合
力が送りねじ軸4に加わる直進方向の負荷Faとつり合
っている。
【0021】ここに、上述の図3(B)に表れる各力を
まとめて記しておく。 Fa:第1の歯車手段に加わる直進方向の負荷 φ :第1の歯車手段と送りねじ軸との摩擦角 β :リード角 θ2:送りねじ軸と送りねじ軸のスラスト受けとの摩擦
角 μ1:第1の歯車手段と送りねじ軸との摩擦係数 μ3:送りねじ軸と送りねじ軸のスラスト受けとの摩擦
係数 N :送りねじ軸から加わる抗力 R2:送りねじ軸に加わるスラスト受けからの抗力 これらによりFaとNとの関係を求めると、
【数2】 上記数式1,数式2を連立して、FaとFbの関係を求め
ると、
【数3】 そして、第1の歯車手段が直進する場合の効率η1は、 η1=(第1の歯車手段の直進出力の仕事量)/(送り
ねじ軸の回転入力の仕事量) により計算する。以下、 π:円周率 d:送りねじ軸の有効径 とおく。これらにより、
【数4】 次に、送りねじ軸4が同軸周りに回転する場合を図4に
説明する。まず、図4(A)に示すように、第1の歯車
手段5は送りねじ軸4に螺合していて、この送りねじ軸
4から抗力Nを受ける。また、第1の歯車手段5のスラ
スト止めより抗力R3を受け、この抗力に垂直に摩擦力
R3を受けている。そして、これらの合力が第1の歯車
手段5に加わる回転方向の負荷Fcとつり合っている。
【0022】ここに、上述の図4(A)に表れる各力を
まとめて記しておく。 Fc:第1の歯車手段に加わる回転方向の負荷 θ3:第1の歯車手段と第1の歯車手段のスラスト受け
との摩擦角 μ4:第1の歯車手段と第1の歯車手段のスラスト受け
との摩擦係数 R3:第1の歯車手段に加わるスラスト止めからの抗力
【数5】 次に、送りねじ軸に加わる力のつり合いの式を同様にた
てる。ここに、 R4:送りねじ軸に加わるスラスト受けからの抗力 である。
【数6】 上記数式5と数式6を連立して、FaとFcの関係を求め
ると、
【数7】 そして、上記η1と同様に第1の歯車手段5が回転する
場合の効率η2を求めると、
【数8】 となる。
【0023】上述のような効率η1,η2と、リード角β
との関係を図5に示す。図で明らかなように、η1はリ
ード角βの増加にともない急激に効率が増加するが,β
=30°付近で効率約50%の最大値をとった後、再び
減少に転じ、やがて急激に減少する。一方、η2はリー
ド角の増加にともない急激な効率の増加を見せるが、や
がて緩やかな増加に転じ、リード角が90°になったと
ころでほぼ100%の効率に達する。なお、β≦11.
3°でη2=0,67.3°≦βでη1=0となり、第1
の歯車手段の回転,直進が各々不可能となる。
【0024】このような効率η1,η2とリード角βとの
関係において、η1,η2ともに良好な効率を示すリード
角βは約20°〜50°である。この領域ではη1,η2
ともにほぼ効率40%以上を保っている。こうして、リ
ード角βを20°〜50°にする事により、第1の歯車
手段5の回転,直進の差動を良好に機能させることがで
きる。
【0025】ただし、送りねじ軸4と第1の歯車手段5
との摩擦角φ=11.3°、第1の歯車手段と第1の歯
車手段回転止めとの摩擦角θ1=11.3°、送りねじ
軸と本体との摩擦角θ2=2.9°、第1の歯車手段と
直進枠との摩擦角θ3=11.3°とした。なお、上記
摩擦角11.3°は摩擦係数=0.2、摩擦角2.9°
は摩擦係数=0.05°にそれぞれ対応している。
【0026】図6は、本発明の第2実施例を示したもの
である。この第2実施例は、上述の第1実施例とほぼ同
様な構成であり、レンズシャッタカメラに適用して、第
2の歯車手段からの駆動力をシャッターチャージに用い
たものである。なお、同様の機能を果たす部材には同じ
符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。
【0027】アパーチャ22が設けられたカメラ本体2
1には、可逆モータ2が固定されている。この可逆モー
タ2の出力軸に取り付けられたピニオンギヤー2aに
は、減速ギヤー列3とともにフォトインタラプタギヤー
(以下、PIギヤーと記す)23が噛合していて、同P
Iギヤー23はカメラ本体21に回動自在に軸支されて
いる。
【0028】そして、このPIギヤー23に対応するオ
ートフォーカスフォトインタラプタ(以下、AFPIと
記す)24がカメラ本体21に固定されている。該AF
PI24は、PIギヤー23に形成された透光,遮光の
パターンにより、モータ2の回転量を光電的に検出して
出力するように構成され、カメラ本体21に固定されて
いる。
【0029】矩形の板状の直進枠25は上記直進枠6と
ほぼ同様の構成に加え、さらにカメラ本体21のアパー
チャ22の前方に円形の露光開口26が穿孔されてい
る。そして、この直進枠25の右下角部からは突起27
を突設している。
【0030】上記直進枠25の光軸方向の前後動によ
り、突起27がオートフォーカススイッチ(以下、AF
SWと記す)28をオン,オフするようになっている。
このAFSW28はリーフスイッチであり、カメラ本体
21に固定されていて、図の状態でオン状態を示し、直
進枠25が前方に移動するとオフするように構成されて
いる。
【0031】係止レバー14は、ややくの字型に曲折し
て形成されていて、上記直進枠25に回動自在に軸支さ
れ、該レバー14の一端部に、カメラ本体21に設けら
れたラック8に係止して直進枠25の光軸方向の移動を
規制する直進係止部14aを有し、他端部には上記第1
の歯車手段5のギヤー部に係合して、該第1の歯車手段
5の回転を規制する回転係止部14bが設けられてい
る。
【0032】そして、この係止レバー14を制御駆動す
るためのソレノイド15が、直進枠25上の係止レバー
14の近傍に固定され、該係止レバー14と係合してい
る。このソレノイド15は、非通電時に係止レバー14
を右回転方向に付勢して第1の歯車手段5の回転を阻止
し、通電時には左回転方向に付勢して直進枠25の移動
を阻止するようになっている。
【0033】この実施例では、第2の歯車手段はAEギ
ヤー7aとなっていて、端面にカム溝29が刻設されて
いる。
【0034】AEレバー31は、直進枠25に回動自在
に軸支され、一腕部31aの先端部に設けられた突起3
1bが上記AEギヤー7aのカム溝29に嵌合し、他腕
部31cの先端部に光軸後方に突設された突起31d
が、直進枠25に穿設された縦長の長孔32を挿通して
後述するセクタ33に嵌合している。またこの他端から
は後述するAEフォトインタラプタ(以下、AEPIと
記す)35に対応する凸部34が延設されている。
【0035】上記セクタ33は、直進枠25のAEレバ
ー31が取り付けられている面とは反対の面に回動可能
に軸支されていて、上記カム29によりAEレバー31
が回動し、これによりセクタ33を駆動して、露光開口
26を遮蔽する位置と開放する位置とに移動させるよう
になっている。
【0036】上記AEPI35は、直進枠25上の上記
長孔32の近傍に固定され、AEレバー31の回転によ
り、セクタ33の開口始まり近傍で、タイミング信号を
出力するように構成されている。
【0037】なお、上記モータ2,ソレノイド15,A
EPI35,AFPI24,AFSW28は、図示しな
い制御回路に電気的に接続されている。
【0038】このように構成された第2実施例の作用を
説明する。
【0039】図示しない制御回路により、モータ2が図
中左回転を開始する。このモータ2の回転力がギヤー列
3により伝達され送りねじ軸4を右回転する。
【0040】このとき、ソレノイド15が非通電状態で
ある場合には、第1の歯車手段5は係止レバー14によ
り回転が阻止されている。従って、直進枠25は光軸方
向の前方に移動する。
【0041】やがて、AFSW28がオンからオフとな
り、これをトリガーとして、AFPI24によりPIギ
ヤー23のパターン数を計数して直進枠25の位置を検
出する。所定のパターン数でモータ2を停止して、ピン
トの調節を終了する。
【0042】次に、ソレノイド15が通電状態である場
合には、係止レバー14により直進枠25と第1の歯車
手段5の光軸方向の移動が阻止されているため、該第1
の歯車手段5は送りねじ軸4と一体に右回転する。
【0043】従って、AEギヤー7aが左回転するの
で、AEレバー31によってセクタ33が開口方向に回
転する。一方、該AEレバー31の移動により、AEP
I35がトリガー信号を出力し、このトリガ信号を計時
することによってセクタ33の開口量を検出し、所定時
間でモータ2を右回転させて、セクタ33を閉じて露出
調節が終了する。
【0044】ソレノイド15をオフし、さらにモータ2
を右回転させて、直進枠25を後退させ、AFSW28
のオンにより、モータ2を停止して初期状態に戻る。
【0045】このような第2実施例によれば、簡単な構
成によって駆動力を選択して伝達することにより、1つ
のモータで焦点調節と露光調節とを駆動することがで
き、小型で安価な駆動力変換装置とする事ができる。
【0046】第3実施例を図7ないし図13で説明す
る。この第3実施例は、1モータによってズーミングと
フォーカシングを行うものである。この第3実施例にお
いても、上述の第1,第2実施例と同様の機能を果たす
部材には、同じ符号を付して説明を省略する。
【0047】図8(A)に示すように、この第3実施例
のレンズ鏡筒は、固定枠41と、この固定枠41の内周
面に摺動自在に嵌合された移動枠42と、この移動枠4
2の先端部の内方に固定された第1レンズ群L1を支持
する第1レンズ群保持枠45と、上記移動枠42に枢支
された送りねじ軸4により光軸方向に移動可能な、第2
レンズ群L2を支持する直進部材である第2レンズ群保
持枠46と、上記移動枠42の後端部の内方に固定され
た第3レンズ群L3を支持する第3レンズ群保持枠47
とでその主要部が構成されている。
【0048】上記第1ないし第3レンズ群L1〜L3
は、それぞれ凸,凸,凹レンズ群となっていて、各レン
ズ群は、図8(B)に示すように、ワイド(W)からテ
レ(T)へ移動する。
【0049】上記固定枠41は、図示しないカメラ本体
に固定されている。この固定枠41にはカム溝41aが
内周面の3等分位置に刻設されていて、同内周面の1つ
のカム溝41aの前方には内歯ギヤー41bが形成され
ている。そして、この固定枠41の内周面の先端部に
は、遮光布で構成されたリング状の遮光部44が固定さ
れ、この遮光部44の内周面は移動枠42の周面に圧接
して、前方からの有害光の進入を防ぐようになってい
る。
【0050】上記移動枠42の周面の後方には、ボス4
2aが3等分位置に植設されている。このボス42a
は、上記固定枠41のカム溝41aに摺動可能に嵌合す
るようになっていて、これにより移動枠42はカム溝4
1aに沿って回転しつつ前後動可能に固定枠41に支持
されている。
【0051】この移動枠42の内部には、図7に示すよ
うに、モータ2が固定されていて、このモータ2のピニ
オンギヤー2aには、伝達ギヤー51を介してPIギヤ
ー23が噛合している。このPIギヤー23に形成され
たスリット孔により、フォトインタラプタ(以下、PI
と記す)52は、PIギヤー23の回転を光学的に検出
するようになっていて、該PI52は、やはり上記移動
枠42に固定されている。
【0052】また、上記ピニオンギヤー2aには、減速
ギヤー53と伝達ギヤー54とを介して送りねじ軸4が
そのギヤー部4aで噛合している。これらの構成によ
り、送りねじ軸4には、モータ2のピニオンギヤー2a
からの駆動力が伝達されるようになっている。
【0053】上記送りねじ軸4は、回動自在に移動枠4
2に枢支されていて、その周面に雄ねじが刻設されてい
て、第1の歯車手段を構成するナット56が螺合してい
る。このナット56は、第2レンズ群保持枠46に回動
自在に支持されている。
【0054】上記ナット56には、やはり第1の歯車手
段を構成するギヤー58が噛合していて、やはり第2レ
ンズ群保持枠46に回動自在に軸支されている。また、
このギヤー58は、その中心軸部にキー軸61が嵌合さ
れており、同キー軸61に回転は一体的に、前後動可能
になっている。
【0055】上記キー軸61は、移動枠42に回動自在
に支持されており、また、付勢ばね61aが同軸に遊嵌
されていて、同付勢ばね61aにより第2レンズ群保持
枠46を後方に付勢するようになっている。同キー軸6
1の後端部には、ギヤー部61bが一体的に形成されて
いる。
【0056】上記キー軸61のギヤー部61bには、移
動枠42に回動自在に軸支されたギヤー65が噛合し、
一方、同ギヤー65は、固定枠41の上記内歯ギヤー4
1bとも噛合している。
【0057】第2レンズ群保持枠46は、下端部に設け
られたU字状切欠46aにより移動枠42のガイド凸部
63に嵌合し、一方、上部やや左側にはガタつきを規制
するための円筒凸部46bを有する貫通孔46cが穿設
されて、この貫通孔46cにより上記キー軸61と嵌合
している。そして、これらの構成により該第2レンズ群
保持枠46は光軸方向に摺動可能に支持されている。
【0058】第2レンズ群保持枠46の光軸前方の端面
には、2枚のセクタ67が、露光光束を遮蔽する位置
と、開放する位置とに回動可能に軸支されている。
【0059】図9に示すように、シャッタレバー(以
下、Sレバーと記す)71は、第2レンズ群保持枠46
の裏面に回動自在に軸支されていて、ばね72により図
で右回転方向に付勢されている。該Sレバー71は、一
腕部71aの先端部にピン71bが固植されてセクタ6
7の長孔67aに嵌合し、Sレバー71の回動によりセ
クタ67を開閉するようになっていて、一方、他腕部7
1cの先端部71dは、後述するプランジャ75の端面
に対向している。
【0060】電磁駆動源であり、係止手段切換装置であ
るソレノイド76とプランジャ75とが第2レンズ群保
持枠46の裏面に配置され、ソレノイド76は第2レン
ズ群保持枠46に一体的に支持されている。上記プラン
ジャ75はソレノイド76に嵌合しており、図で上下方
向に可動に支持されている。ソレノイド76への通電に
より、プランジャ75には上下方向への吸引力が作用す
るようになっている。
【0061】プランジャ75は、ばね77により下方へ
付勢されている。該プランジャ75の下方の端面部75
aは、上記Sレバー71の他腕部71cの先端部71d
と当接し、上方の先端部75bは後述する係止手段であ
る係止レバー81に対向している。ソレノイド76に通
電すると、プランジャ75が上方に移動し、Sレバー7
1が右回転して、セクタ67を開放するようになってい
る。
【0062】上記係止レバー81は、第2レンズ群保持
枠46の裏面に回動自在に軸支されており、ばね82で
左回転方向に付勢されている。この係止レバー81の一
腕部81aの先端部には係止用突起81bが形成され、
この突起81bがギヤー58に係止して同ギヤー58の
回転を阻止するようになっていて、一方、他腕部81c
の先端部には係止端部81dが形成され、第2レンズ群
保持枠46の光軸方向の移動を阻止するように、移動枠
42の内周面に形成された係止部83と対向している。
これにより、ソレノイド76の通電でプランジャ75が
吸引されて、プランジャ75の先端部75bにより係止
レバー81が右回転し、上記係止部83に当接して第2
レンズ群保持枠46の光軸方向の移動を阻止するように
なっている。
【0063】なお、図9では、第2レンズ群保持枠46
は、撮影に使用しない最遠撮影距離より遠距離に相当す
る過遠位置にある。係止レバー81は、過遠位置では移
動枠42の係止部83に対向し、撮影距離範囲内では移
動枠42の逃げ部84に対向している。この逃げ部84
に対向している場合には、係止レバー81が右回転して
も、第2レンズ群保持枠46の光軸方向の移動は阻止さ
れない。
【0064】また、移動枠42の凸部63の後方には、
開口阻止部85が形成されていて、上記過遠位置で、S
レバー71の右回転を略閉じ位置で阻止するように構成
されている。
【0065】このような第3実施例のレンズ鏡筒のズー
ム動作を図12で説明する。まず、図示しないズームボ
タンの入力操作(S1)に応じて、モータ2がCCW
(図中左回転)する(S2)。これにより、ピニオンギ
ヤー2aと連結した減速ギヤー53,伝達ギヤー54,
送りねじ軸4,伝達ギヤー51,PIギヤー23が回転
する。このとき、ソレノイド76はオフなので、係止レ
バー81はギヤー58の回転を係止している。したがっ
て、ギヤー58と接続しているナット56も回転が阻止
されている。送りねじ軸4は右回転し、雄ねじは左ねじ
であるからナット56は光軸後方へ移動しようとし、こ
のナット56と一体に第2レンズ群保持枠46が後方に
移動しようとする。
【0066】この第2レンズ群保持枠46が移動してい
る間は、モータ2の回転に応じてPIギヤー23が回転
し、PI52がスリットのパルスを検出する。第2レン
ズ群保持枠46が後方に当接して停止するとPIギヤー
23が回転しなくなり、設定時間t1以上たっても、P
I52が次のスリットを検出しない。これにより判断し
て(S3)、一旦モータ2を停止する(S4)。このと
き、第2レンズ群保持枠46は、上記過遠位置(つまり
図9の状態)にある。
【0067】次に、ソレノイド76に通電してオンする
(S5)。すると、図10に示すように、プランジャ
(図中PLと略記)75が上方に移動し、係止レバー8
1が右回転してギヤー58の係止が解除され、一方、係
止レバー81の係止端部81dが移動枠42の係止部8
3に係止して、第2レンズ群保持枠46の直進が係止さ
れる。Sレバー71は、ばね72により右回転しようと
するが、Sレバー71が移動枠42の開口阻止部85に
当接し、セクタ67は開口しない。
【0068】次に、モータ2を、例えばテレ方向へなら
CCW(左回転)させる(S6)。これにより、送りね
じ軸4は右回転する。このとき、係止レバー81によっ
て第2レンズ群保持枠46の直進、つまり、ナット56
の直進が阻止されているため、同ナット56は送りねじ
軸4と一体的に右回転する。したがって、ギヤー65が
右回転する。
【0069】これにより、移動枠42全体が左回転し、
固定枠41のカム41aに沿って光軸方向(テレ方向)
に移動する。
【0070】ズーミング中に、ズームボタンの操作が停
止されたのを検知して(S7)、モータ2を停止し(S
8)ソレノイド76への通電をオフする(S9)。これ
により、移動枠42の移動が停止し、ズーミングが終了
する。
【0071】次に図13により、フォーカシング動作お
よびシャッタ動作を説明する。図示しないレリーズ手段
が操作され、セカンドレリーズが入力される(S11)
と、モータ2がCW(右回転)する(S12)。送りね
じ軸4が左回転し、係止レバー81によりナット56の
回転が係止されているので、第2レンズ群保持枠46が
光軸方向に前進する。
【0072】この第2レンズ群保持枠46の移動量は、
PIパルス数によりカウントされ、ズーミングによる第
2レンズ群保持枠46の移動量とフォーカシングによる
移動量との和に対応したパルス数Pが設定されており、
PIのパルスカウントがPとなったかどうかを判定して
(S13)、モータを停止し(S14)、第2レンズ群
保持枠46を所定位置に停止させる。
【0073】つぎに、ソレノイド76がオンされ(S1
5)、図11に示すようにプランジャ75が上方に吸引
される。Sレバー71がばね72の付勢力により右回転
する。このとき、Sレバー71は移動枠42の開口阻止
部85より前方にあり、セクタ67が開口していく。ま
た、係止レバー81は右回転し、係止レバー81の係止
端部81dは移動枠42の逃げ部84の範囲であり、移
動枠42には係止されない。つまり、第2レンズ群保持
枠46の光軸方向の移動が阻止されることはない。
【0074】露光量を適正とするように設定されたソレ
ノイド76への通電時間t2となったことが判定された
ら(S16)、通電がオフされ(S17)、プランジャ
75がばね77の付勢力により下方に移動する。これに
より、Sレバー71が左回転してセクタ67が閉じる。
【0075】つぎに、モータ2をCCW(左回転)させ
(S18)、第2レンズ群保持枠46を光軸方向の後方
に移動させる。第2レンズ群保持枠46が後方に当接す
ると、モータ2が回転しなくなり、PIパルスが検出さ
れなくなる。設定した時間t1以上パルスが検出されな
ければ(S19)、モータ2を停止し(S20)、一連
のレリーズシーケンスが終了する。
【0076】このような第3実施例によれば、簡単な構
成によって、駆動力を選択して伝達することにより、1
つのモータでフォーカシングとズーミングとを駆動で
き、安価で小型なレンズ鏡筒とすることができる。ま
た、駆動力切り換えのためのプランジャと、シャッタ駆
動のプランジャを共用しているので、さらに小型で安価
なレンズ鏡筒となる。
【0077】なお、本発明の駆動力変換装置は、上述の
実施例に限定されるものではなく、1つのモータで複数
の部材を駆動させる場合に広く用いることができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成の差動機材を用いて、動力伝達切り換えを行う
ことにより、1つのモータで複数の部材を駆動させるこ
とができる、かつ小型で低コストな駆動力変換装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す駆動力変換装置の斜
視図。
【図2】上記第1実施例の送りねじ軸と第1の歯車手段
の断面図。
【図3】上記第1実施例の第1の歯車手段が直進する場
合の、力のつり合いを説明する図。
【図4】上記第1実施例の第1の歯車手段が回転する場
合の、力のつり合いを説明する図。
【図5】上記第1実施例の効率とリード角との関係を説
明する線図。
【図6】本発明の第2実施例を示す駆動力変換装置の斜
視図。
【図7】本発明の第3実施例の駆動力変換装置を有する
レンズ鏡筒の斜視図。
【図8】上記第3実施例のレンズ鏡筒の、(A)断面
図,(B)各レンズ群のズームによる移動を示す線図。
【図9】上記第3実施例の第2レンズ群保持枠の、
(A)レイアウト図,(B)係止レバーと係止部のAA
断面図,(C)開口阻止部のBB断面図。
【図10】上記第3実施例の第2レンズ群保持枠におい
て、係止レバーが移動枠の係止部に係止した状態を示
す、(A)第2レンズ群保持枠のレイアウト図,(B)
係止レバーと係止部のAA断面図,(C)開口阻止部の
BB断面図。
【図11】上記第3実施例の第2レンズ群保持枠におい
て、係止レバーが移動枠の逃げ部に係止した状態を示
す、(A)第2レンズ群保持枠のレイアウト図,(B)
係止レバーと係止部のAA断面図,(C)開口阻止部の
BB断面図。
【図12】上記第3実施例のレンズ鏡筒のズーム動作を
説明するフローチャート。
【図13】上記第3実施例のレンズ鏡筒のフォーカシン
グ動作およびシャッタ動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…駆動力変換装置 2…モータ(駆動源) 4…送りねじ軸 5…第1の歯車手段 6…直進枠(直進部材) 7…第2の歯車手段 8…ラック(不動部材) 14…係止レバー(係止手段) 15…ソレノイド(係止手段切換装置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】従来、特開昭63−23138号公報に開
示されているように、モータの一方向の回転出力とマグ
ネットとをアクチュエータとして用い、差動歯車機
と、マグネットによる係止機とで構成されるクラッチ
で、巧みに焦点調節機と露出制御機とを作動さ
せる駆動力変換装置が知られている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭63−23138号公報に記載の駆動力変換装置は
クラッチ要素として差動歯車機を用いているため、比
較的大きなスペースを必要とし、部品点数も多いために
コストも高くなり、カメラの小型化,低コスト化を阻害
していた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による駆動力変換装置は、駆動源によって
回転駆動される第1のねじ手段と、上記第1のねじ手段
と螺合していて回転が規制されているときには上記第1
のねじ手段に対して相対的に軸方向に移動し上記第1の
ねじ手段に対する軸方向の移動が規制されているときに
は上記第1のねじ手段に対して相対的に回転する第2の
ねじ手段と、上記第2のねじ手段を回転可能に支持し同
ねじ手段が上記第1のねじ手段の軸方向に移動する際に
上記第2のねじ手段とともに軸方向に直進移動する直進
部材と、上記第2のねじ手段の上記直進部材上に配置さ
れていて上記第2のねじ手段の回転または上記直進部材
の直進移動を選択的に阻止する係止手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】第1のねじ手段が駆動源によって回転駆動さ
れ、第2のねじ手段が、回転が規制されているときには
上記第1のねじ手段に対して相対的に軸方向に移動し、
一方、上記第1のねじ手段に対する軸方向の移動が規制
されているときには上記第1のねじ手段に対して相対的
に回転し、直進部材が上記第2のねじ手段を回転可能に
支持するとともに、同ねじ手段が上記第1のねじ手段の
軸方向に移動する際に、上記第2のねじ手段とともに軸
方向に直進移動し、係止手段が上記第2のねじ手段の回
転、または上記直進部材の直進移動を選択的に阻止す
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1から図5は、本発明の第1実施例を示したも
のである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図1に示すように、この駆動力変換装置1
は、駆動源であるモータ2等の駆動力を変換するもので
あり、この駆動力を伝達する減速ギヤー列3と、この減
速ギヤー列3に合して回転駆動される送りねじ軸4
と、この送りねじ軸4に螺合していて、同軸によって軸
方向に移動する、あるいは同軸に連動して回転する第1
の歯車手段5と、この第1の歯車手段5に保持されてい
て、同歯車手段5によって上記軸方向に移動する直進部
材である直進枠6と、この直進枠6に回転自在に支持さ
れ、且つ上記第1の歯車手段5に噛合して駆動力が伝達
される第2の歯車手段7と、上記第1の歯車手段5の近
傍の直進枠6上に配置されていて、同第1の歯車手段5
が送りねじ軸4に連動して回転するときにはカメラ本体
に一体に設けられた不動部材であるラック8と協働して
上記直進枠6の軸方向の移動の規制と、直進枠6を軸方
向に移動するときには上記第1の歯車手段5に係合して
該歯車手段5の回転の規制とを選択的に行う係止手段9
とでその主要部を構成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】上記送りねじ軸4は、雄ねじが周面に螺刻
された細長の軸部材であり、その一端部には上記ギヤー
列3に噛合するギヤー部4aが一体的に設けられてい
る。そして、その両端をカメラ本体から突出した保持部
11に枢支されて軸周りに回動自在となっている。な
お、この保持部11は、送りねじ軸4の軸方向の移動を
規制している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】上記係止手段9は、上記直進枠6に回動自
在に軸支されている係止レバー14を有していて、この
係止レバー14は、その一端部にカメラ本体に設けられ
た不動部材であるラック8に係止して直進枠6の送りね
じ軸4の軸方向の移動を規制する直進係止部14aを有
し、他端部には上記第1の歯車手段5のギヤー部5b
係合して、該第1の歯車手段5の回転を規制する回転係
止部14bが設けられている。このような構成の係止レ
バー14は、右回転すると、その回転係止部が第1の歯
車手段5に当接してその回転を阻止し、左回転するとそ
の直進係止部14aがラック8に当接して直進枠6の摺
動を阻止するようになっている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】そして、この係止レバー14は、係止手段
切換装置であるソレノイド15と係合している。該ソレ
ノイド15は、ソレノイド本体15a,プランジャ15
b,離反ばね15c等により構成されていて、直進枠6
に一体的に支持され、非通電時には係止レバー14を右
回転させ、通電時には左回転させるように該係止レバー
14と連結されている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】上述のような構成において、第1の歯車手
段5が送りねじ軸4の軸方向に直進する場合と,同歯車
手段5が同軸周りに回転する場合について、各々の効率
を計算で求める。図3,図4において、リード角βの4
角ねじの有効径で考えた場合の第1の歯車手段5,送り
ねじ軸4に加わる力のつりあいにより、数式1,数式
2,数式5,数式6をたて、これらを用いて効率を数式
4,数式8で求めている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】まず図3に、第1の歯車手段5が送りねじ
軸4の軸方向に直進する場合を説明する。図3(A)に
示すように、第1の歯車手段5は、送りねじ軸4と回転
止めである係止レバー14の回転係止部14bと接触し
ていて、これらから力が加わっている。まず、送りねじ
軸4からは抗力Nと、この抗力Nに垂直な摩擦力μ1N
が働く。一方、上記係止レバー14からは、送りねじ軸
4の軸に垂直な方向に抗力R1と、この抗力R1に垂直で
該第1の歯車手段5の運動方向とは反対方向に摩擦力μ
2R1が働く。そして、これらのが第1の歯車手段5に
加わる直進方向の負荷Fbとつり合っている。上述のよ
うに係止レバー14により回転方向に運動が規制されて
いるため、負荷Fbは運動方向と平行である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ここに、上述の図3(A)に表れる各力を
まとめて記しておく。 Fb:第1の歯車手段に加わる直進方向の負荷 φ :第1の歯車手段と送りねじ軸との摩擦角arctanμ1 β :リード角 θ1:第1の歯車手段と第1の歯車手段の回転止めとの
摩擦角arctanμ2 μ1:第1の歯車手段と送りねじ軸との摩擦係数 μ2:第1の歯車手段と第1の歯車手段の回転止めとの
摩擦係数 N :送りねじ軸から加わる抗力 R1:第1の歯車手段に加わる回転止めからの抗力 これらによりFbとNとの関係を求めると、
【数1】 次に、図3(B)に示すように、送りねじ軸4は、第1
の歯車手段5と送りねじ軸4のスラスト受けである保持
部11と接触していて、これらからの抗と回転方向の
駆動力Faを受けている。まず、第1の歯車手段5から
は上記抗力Nと摩擦力μ1Nの反作用を受け、スラスト
受けからは送りねじ軸4に垂直な方向の抗力R2と、こ
の抗力R2に垂直で運動方向に逆向きな摩擦力μ3R2を
受けている。そして、これらのが送りねじ軸4に加わ
回転方向の駆動力Faとつり合っている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ここに、上述の図3(B)に表れる各力を
まとめて記しておく。 Fa:送りねじ軸に加わる回転方向の駆動力 φ :第1の歯車手段と送りねじ軸との摩擦角arctanμ1 β :リード角 θ2:送りねじ軸と送りねじ軸のスラスト受けとの摩擦
arctanμ3 μ1:第1の歯車手段と送りねじ軸との摩擦係数 μ3:送りねじ軸と送りねじ軸のスラスト受けとの摩擦
係数 N :第1の歯車手段から加わる抗力 R2:送りねじ軸に加わるスラスト受けからの抗力 これらによりFaとNとの関係を求めると、
【数2】 上記数式1,数式2を連立して、FaとFbの関係を求め
ると、
【数3】 そして、第1の歯車手段が直進する場合の効率η1は、 η1=(第1の歯車手段の直進出力の仕事量)/(送り
ねじ軸の回転入力の仕事量) により計算する。以下、 π:円周率 d:送りねじ軸の有効径 とおく。これらにより、
【数4】 次に、送りねじ軸4が同軸周りに回転する場合を図4に
説明する。まず、図4(A)に示すように、第1の歯車
手段5は送りねじ軸4に螺合していて、この送りねじ軸
4から抗力Nを受ける。また、第1の歯車手段5のスラ
スト止めより抗力R3を受け、この抗力に垂直に摩擦力
R3を受けている。そして、これらのが第1の歯車手
段5に加わる回転方向の負荷Fcとつり合っている。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】ここに、上述の図4(A)に表れる各力を
まとめて記しておく。 Fc:第1の歯車手段に加わる回転方向の負荷 θ3:第1の歯車手段と第1の歯車手段のスラスト受け
との摩擦角arctanμ4 μ4:第1の歯車手段と第1の歯車手段のスラスト受け
との摩擦係数 R3:第1の歯車手段に加わるスラスト止めからの抗力
【数5】 次に、送りねじ軸に加わる力のつり合いの式を同様にた
てる。ここに、 R4:送りねじ軸に加わるスラスト受けからの抗力 である。
【数6】 上記数式5と数式6を連立して、FaとFcの関係を求め
ると、
【数7】 そして、上記η1と同様に第1の歯車手段5が回転する
場合の効率η2を求めると、
【数8】 となる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ただし、送りねじ軸4と第1の歯車手段5
との摩擦角φ=11.3°、第1の歯車手段と第1の歯
車手段回転止めとの摩擦角θ1=11.3°、送りねじ
軸と本体との摩擦角θ2=2.9°、第1の歯車手段と
直進枠との摩擦角θ3=11.3°とした。なお、上記
摩擦角11.3°は摩擦係数=0.2、摩擦角2.9°
は摩擦係数=0.05にそれぞれ対応している。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図6は、本発明の第2実施例を示したもの
である。この第2実施例は、上述の第1実施例とほぼ同
様な構成であり、レンズシャッタカメラに適用して、第
2の歯車手段からの駆動力をシャッター駆動に用いたも
のである。なお、同様の機能を果たす部材には同じ符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】次に、ソレノイド15通電し、モータ2
を左回転させる。係止レバー14により直進枠25と第
1の歯車手段5の光軸方向の移動が阻止されているた
め、該第1の歯車手段5は送りねじ軸4と一体に右回転
する。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】従って、AEギヤー7aが左回転するの
で、AEレバー31によってセクタ33が開口方向に回
転する。一方、該AEレバー31の移動により、AEP
I35がトリガー信号を出力し、このトリガ信号から
時することによってセクタ33の開口量を検出し、所定
時間でモータ2を右回転させて、セクタ33を閉じて
ータ2を停止し露出調節が終了する。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】ソレノイド15をオフし、モータ2を右回
転させて、直進枠25を後退させ、AFSW28のオン
により、モータ2を停止して初期状態に戻る。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】このような第2実施例によれば、簡単な構
成によって駆動力を選択して伝達することにより、1つ
のモータで焦点調節と露光調節とを駆動することがで
き、小型で安価な駆動力変換装置とする事ができる。
お、シャッタ駆動用のカム溝29は、第1の歯車5の端
面に刻設されていてもかまわない。その場合、第2の歯
車手段7aは必要なく、AEレバー31の突起31bは
第1の歯車5のカム溝29に嵌合している。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】第3実施例を図7から図13で説明する。
この第3実施例は、1モータによってズーミングとフォ
ーカシングを行うものである。この第3実施例において
も、上述の第1,第2実施例と同様の機能を果たす部材
には、同じ符号を付して説明を省略する。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】上記送りねじ軸4は、その周面に雄ねじが
刻設されていて、第1の歯車手段を構成するナット56
が螺合している。このナット56は、第2レンズ群保持
枠46に回動自在に支持されている。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】電磁駆動源であり、係止手段切換装置であ
るソレノイド76とプランジャ75とが第2レンズ群保
持枠46の裏面に配置され、ソレノイド76は第2レン
ズ群保持枠46に一体的に支持されている。上記プラン
ジャ75はソレノイド76に嵌合しており、図で上下方
向に可動に支持されている。ソレノイド76への通電に
より、プランジャ75には上方向への吸引力が作用する
ようになっている。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】このような第3実施例のレンズ鏡筒のズー
ム動作を図12で説明する。まず、図示しないズームボ
タンの入力操作(S1)に応じて、モータ2がCCW
(図中左回転)する(S2)。これにより、ピニオンギ
ヤー2aと連結した減速ギヤー53,伝達ギヤー54,
送りねじ軸4,伝達ギヤー51,PIギヤー23が回転
する。このとき、ソレノイド76はオフなので、係止レ
バー81はギヤー58の回転を係止している。したがっ
て、ギヤー58と接続しているナット56も回転が阻止
されている。送りねじ軸4は図中右回転し、雄ねじは左
ねじであるからナット56は光軸後方へ移動しようと
し、このナット56と一体に第2レンズ群保持枠46が
後方に移動しようとする。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】次に、ソレノイド76に通電してオンする
(S5)。すると、図10に示すように、プランジャ7
5が上方に移動し、係止レバー81が右回転してギヤー
58の係止が解除され、一方、係止レバー81の係止端
部81dが移動枠42の係止部83に係止して、第2レ
ンズ群保持枠46の直進が係止される。Sレバー71
は、ばね72により右回転しようとするが、Sレバー7
1が移動枠42の開口阻止部85に当接し、セクタ67
は開口しない。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】次に、モータ2を、例えばテレ方向へなら
CCW(左回転)させる(S6)。これにより、送りね
じ軸4は図中右回転する。このとき、係止レバー81に
よって第2レンズ群保持枠46の直進、つまり、ナット
56の直進が阻止されているため、同ナット56は送り
ねじ軸4と一体的に右回転する。したがって、ギヤー6
5が右回転する。(図7参照)
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源によって回転駆動される送りねじ
    軸と、 この送りねじ軸に螺合していて、同軸によって軸方向に
    移動する、あるいは同軸に連動して回転する第1の歯車
    手段と、 この第1の歯車手段に保持されていて、同歯車手段によ
    って上記軸方向に移動する直進部材と、 この直進部材に回転自在に支持され、且つ上記第1の歯
    車手段に噛合して駆動力が伝達される第2の歯車手段
    と、 上記第1の歯車手段の近傍の直進部材上に配置されてい
    て、同第1の歯車手段が送りねじ軸に連動して回転する
    ときには不動部材と協働して上記直進部材の軸方向の移
    動の規制と、直進部材を軸方向に移動するときには上記
    第1の歯車手段に係合して該歯車手段の回転の規制とを
    選択的に行う係止手段と、 を具備したことを特徴とする駆動力変換装置。
  2. 【請求項2】 上記係止手段は、上記直進部材の軸方向
    の移動の規制と、上記第1の歯車手段の回転の規制とを
    切り換える係止手段切装置換を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の駆動力変換装置。
JP26172992A 1992-09-30 1992-09-30 駆動力変換装置 Withdrawn JPH06110112A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300778A (ja) * 2000-04-14 2001-10-30 Amino:Kk リンク式サーボプレス
US9500839B2 (en) 2012-07-12 2016-11-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lens barrel and image capturing device
JP2018194739A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒、およびそれを有する撮像装置

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