JPH0113003Y2 - - Google Patents

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JPH0113003Y2
JPH0113003Y2 JP1983046330U JP4633083U JPH0113003Y2 JP H0113003 Y2 JPH0113003 Y2 JP H0113003Y2 JP 1983046330 U JP1983046330 U JP 1983046330U JP 4633083 U JP4633083 U JP 4633083U JP H0113003 Y2 JPH0113003 Y2 JP H0113003Y2
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JP
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steering
dash panel
column
mounting wall
pedal
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JP1983046330U
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JPS59150678U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は、ステアリング装置の支持構造に関
する。
一般に自動車のステアリング装置は、そのステ
アリングコラムの上部を例えばステアリングサポ
ートを介してインストルメントパネルに固定し、
かつ下部をダツシユパネルに固定して支持させる
べくしている。
しかして前記ステアリングコラムをダツシユパ
ネルに固定支持させるにあたつて、従来では例え
ば実開昭55−113668号公報に示されるごとく、前
記コラムの下部に板状固定部材を設けると共に、
前記ダツシユパネルに前記コラムの貫通孔を形成
して、該貫通孔に前記コラムの下端を貫通させて
前記固定部材を前記パネルに固定することによ
り、前記コラムの下部を支持させるべくしてい
る。
ところが、前記従来の支持構造では、ダツシユ
パネルに対するステアリングコラムの取付強度が
充分でなく、ステアリングホイールが振動するな
どの問題があつた。
本考案者は以上のごとき問題を解決すべく考察
を重ねた結果、前記ダツシユパネルにおけるステ
アリングコラムの取付部近くには、フツトペダル
を支持するペダルブラケツトが設けられているこ
とに着目し、このブラケツトを利用して、格別な
補強部材を用いることなく前記コラムを強固に支
持させるべくしたのである。
しかして本考案の構成は、ステアリングコラム
と、該コラム内に挿嵌するステアリングシヤフト
とを備え、前記ステアリングコラムの下部をダツ
シユパネルに支持したステアリング装置の支持構
造において、前記ダツシユパネルにフツトペダル
を支持する一対の側壁を備えたペダルブラケツト
の前記側壁下部に、これら側壁下部間を連結する
前記ダツシユパネルへの取付壁を一体に設けて、
該取付壁を、前記ダツシユパネルにおけるステア
リングコラムの支持部位に重合させて取付る一
方、取付壁とダツシユパネルとの重合部に、ステ
アリングシヤフトの貫通孔を設けて、前記ステア
リングシヤフトを貫通させると共に、前記重合部
に前記ステアリングコラムの下端部を取付けたこ
とを特徴とするものである。
以下本考案にかゝるステアリング装置の支持構
造を図面の実施例によつて説明する。
図中1はエンジンルームと車室とを画成するダ
ツシユパネル、2はカウルを構成するカウルイン
ナーパネルである。
3はステアリング装置であつて、ステアリング
コラム31と、該コラム31内に挿嵌するステア
リングシヤフト32と、このシヤフト32の上端
部に結合したステアリングホイール33とから成
り、このステアリング装置3は、前記コラム31
の上部をステアリングサポート4を介してインス
トルメントパネルの補強メンバー18に固定し、
かつ前記コラム31の下部を前記ダツシユパネル
1に固定して両持状に支持されている。
5は一対の側壁56,56を備え、前記ダツシ
ユパネル1に取付けたペダルブラケツトで、該ブ
ラケツト5にフツトペダルつまりクラツチペダル
6及びブレーキペダル7を揺動可能に支持させて
いる。
しかして前記ステアリング装置3におけるステ
アリングコラム31の下端部を、前記ペダルブラ
ケツト5を利用して、次のごとく支持させるべく
したのである。
即ち、前記ダツシユパネル1にフツトペダルを
支持する一対の側壁56,56を備えたペダルブ
ラケツト5の前記側壁56,56下部に、これら
側壁56,56下部間を連結する前記ダツシユパ
ネル1への取付壁51を一体に設けて、該取付壁
51を、前記ダツシユパネル1におけるステアリ
ングコラム31の支持部位に重合させて取付る一
方、取付壁51とダツシユパネル1との重合部
に、ステアリングシヤフト32の貫通孔52,1
aを設けて、前記ステアリングシヤフト32を貫
通させると共に、前記重合部に前記ステアリング
コラム31の下端部を取付けたのである。
具体的には、前記ペダルブラケツト5を、箱形
のブラケツト本体53と、該本体53の一側に固
定する断面概略コ字形のクラツチペダル用第1支
持枠54と、前記本体53の他側に固定する断面
概略L形のブレーキペダル用第2支持枠55とか
ら形成し、この第1支持枠54にクラツチペダル
6を、第2支持枠55にブレーキペダル7を揺動
可能に支持させるべくなすのである。
前記ブラケツト本体53は、前壁の両側端から
後上方に延びる側壁56,56を設け、この両側
壁56の後上部に該各側壁56を連結する連結壁
57を設けて形成するのであり、前記本体53の
前壁を前述したダツシユパネル1への取付壁51
となし、この取付壁51を前記パネル1における
ステアリングコラム31の支持部位に取付け、前
記取付壁51により前記支持部位を補強させると
共に、前記取付壁51の内側面に前記コラム31
の下端部をステアリングポスト8を介して支持さ
せ、前記コラム31の下端部を前記ダツシユパネ
ル1にブラケツト取付壁51及びステアリングポ
スト8を介して支持させることにより、前記コラ
ム31を強固に支持させるのである。
また前記取付壁51には、貫通孔52を形成
し、かつ該貫通孔52と対応する前記ダツシユパ
ネル1に貫通孔1aを形成して、これら各貫通孔
1a,52に前記コラム31の下端から突出する
ステアリングシヤフト32を貫通させ、ユニバー
サルジヨイント9を介してエンジンルーム内のス
テアリングギヤボツクス10に連結させるのであ
る。
図の実施例では、前記ブラケツト本体53の取
付壁51と、該本体53の側部に固定する第2支
持枠55の取付壁58とをほゞ面一となして、こ
れら各取付壁51,58を前記ダツシユボード1
に固定ボルトBを介して固定すると共に、前記本
体53の連結壁57を、前記カウルインナーパネ
ル1の下部に支持させた取付壁1bに固定ボルト
Bを介して固定させている。
また前記クラツチペダル6を支持するにあたつ
て、図の実施例では前記第1支持枠54とブラケ
ツト本体53の側壁56との間に、シヤフト11
を支持させ、該シヤフト11上にスペーサ12を
挿嵌させると共に、このスペーサ12上にプツシ
ユ13,13を介して筒軸14を挿嵌支持させ
て、該筒軸14に前記クラツチペダル6を固定さ
せている。
また前記ブレーキペダル7も前記クラツチペダ
ル6の場合と同様に、前記本体53の側壁56
と、第2支持枠55の取付壁58から後方に延び
る側片59との間に、シヤフト11を支持させ、
該シヤフト11上にスペーサ12及びプツシユ1
3を介して筒軸14を挿嵌支持させて、該筒軸1
4にブレーキペダル7を固定させている。
図中15は前記ブラケツト本体53の両側壁5
6,56及び第2支持枠55の側片59間にわた
つて挿通させた補強パイプで、該パイプ15にお
ける前記第2支持枠55の側片59と前記本体5
3の側壁56との中間には、前記ブレーキペダル
7のストツパー16を設けている。
また図中17は前記第2支持枠55の取付壁5
8に形成したブレーキブースタ貫通孔である。
以上説明したごとく本考案にかゝるステアリン
グ装置の支持構造では、前記ダツシユパネルにフ
ツトペダルを支持する一対の側壁を備えたペダル
ブラケツトの前記側壁下部に、これら側壁下部間
を連結する前記ダツシユパネルへの取付壁を一体
に設けて、該取付壁を、前記ダツシユパネルにお
けるステアリングコラムの支持部位に重合させて
取付る一方、取付壁とダツシユパネルとの重合部
に、ステアリングシヤフトの貫通孔を設けて、前
記ステアリングシヤフトを貫通させると共に、前
記重合部に前記ステアリングコラムの下端部を取
付けたから、ペダルブラケツトの取付壁によりダ
ツシユパネルが補強され、格別の補強部材を用い
ることなく、ステアリングコラムの下端部をダツ
シユパネルに強固に支持することができる。した
がつて、ステアリングコラムの支持剛性を大幅に
向上させることができて、ステアリングホイール
の振動を軽減できるのである。しかも、ステアリ
ングシヤフトを貫通孔に貫通させ、格別の補強部
材を用いることなく、ペダルブラケツトの取付壁
を利用してステアリングコラムの下端部をダツシ
ユパネルに強固に支持させるべくしたため、構成
部品点数が少なく構造が簡単となるばかりか、制
作コストを低廉ならしめ得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝるステアリング装置の支
持構造を示す一部切欠側面図、第2図はそのペダ
ルブラケツトの拡大斜面図、第3図は同縦断面図
である。 1……ダツシユパネル、31……ステアリング
コラム、32……ステアリングシヤフト、5……
ペダルブラケツト、51……取付壁、52……貫
通孔、6,7……フツトペダル(クラツチ及びブ
レーキペダル)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングコラムと、該コラム内に挿嵌する
    ステアリングシヤフトとを備え、前記ステアリン
    グコラムの下部をダツシユパネルに支持したステ
    アリング装置の支持構造において、前記ダツシユ
    パネルにフツトペダルを支持する一対の側壁を備
    えたペダルブラケツトの前記側壁下部に、これら
    側壁下部間を連結する前記ダツシユパネルへの取
    付壁を一体に設けて、該取付壁を、前記ダツシユ
    パネルにおけるステアリングコラムの支持部位に
    重合させて取付る一方、取付壁とダツシユパネル
    との重合部に、ステアリングシヤフトの貫通孔を
    設けて、前記ステアリングシヤフトを貫通させる
    と共に、前記重合部に前記ステアリングコラムの
    下端部を取付けたことを特徴とするステアリング
    装置の支持構造。
JP4633083U 1983-03-29 1983-03-29 ステアリング装置の支持構造 Granted JPS59150678U (ja)

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JP4633083U JPS59150678U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 ステアリング装置の支持構造

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JP4633083U JPS59150678U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 ステアリング装置の支持構造

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Publication Number Publication Date
JPS59150678U JPS59150678U (ja) 1984-10-08
JPH0113003Y2 true JPH0113003Y2 (ja) 1989-04-17

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ID=30176883

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354076B1 (ko) * 1997-05-30 2002-11-18 기아자동차주식회사 자동차의 조향축 브래킷 구조
JP4633218B2 (ja) * 2000-02-10 2011-02-16 富士重工業株式会社 ステアリングコラムアッシイの支持構造
JP4918153B2 (ja) 2010-07-02 2012-04-18 本田技研工業株式会社 車体前部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58112641U (ja) * 1982-01-28 1983-08-01 三菱自動車工業株式会社 ペダルブラケツトの取付構造
JPS59136377U (ja) * 1983-03-03 1984-09-11 いすゞ自動車株式会社 自動車のステアリング支持装置

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