JPH01129354A

JPH01129354A - 文書処理装置

Info

Publication number: JPH01129354A
Application number: JP62287404A
Authority: JP
Inventors: Hideki Hashikura; 橋倉　英樹
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1987-11-16
Filing date: 1987-11-16
Publication date: 1989-05-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、記憶媒体に記憶された階層構造を持つ複数
の文書を処理する文書処理装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のドキュメント処理装置においては、単純
な文書作成・ばかりでなく、データベース的な処理が可
能な、例えば作成された文書を階層構造に記憶させて、
所望とする文書を速やかに検索表示する装置が提案され
ている。

第８図、第９図は従来の文書処理装置における文書表示
処理動作を説明する模式図である。

これらの図において、５１は表示画面で、第８図に示す
表示画面５１に階層構造の親レベルとなる親文書５２ａ
〜５２ｆを表示し、第９図に、例えば親文書５２ｄに関
する子文書５３を表示した状態を示しである。

まず、オペレータは、階層構造に記憶された文書の親文
書５２ａ〜５２ｆを表示するコマンドを入力すると、図
示しない記憶媒体から階層構造に記憶された文書の親文
書５２ａ〜５２ｆが読み出されて、表示装置の画面は、
例えば第８図に示した表示画面５１となる。

ここで、オペレータが指示手段となる、例えばキーボー
ドまたはポインティングデバイスを使用して親文書５２
ｄを指示すると、表示画面５１は第９図に示すように、
親文書５２ｄに従属する子文書５３が表示される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

、５．　　　　　　従来の文書処理装置は上記のように
構成されており、オペレータから要求された親文書５２
ｄに関する子文書５３を表示する際には、既に表示され
ている親文書５２ａ〜５２ｆと子文書５３が対等に表示
されるため、オペレータがその従属関係を把握できず、
次の文書処理、例えば子文書５３を親交書５２ａ〜５２
ｆに対して階層させる場合に、既に階層されているにも
かかわらず、誤った階層処理を再度実行して、親文書と
子文書の階層関係を不整合なものとしてしまうといった
操作性上の問題点がありた。

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、階層的に構築された文書情報を表示する際に、階
層関係にある文書どうしを異なる形態で表示することに
より、階層レベルの異なる文書を容易に識別できる文書
処理装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る文書処理装置は、文書記憶手段から読み
出される各文書の階層レベルを判断する階層構造判断手
段と、この階層構造判断手段により判断された階層レベ
ルに基づいて読み出した各文書の表示形態を変更する表
示形態変更手段とを設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、文書記憶手段から各文書が読み出
される際に、階層構造判断手段が各文書の階層レベルを
判断し、判断された階層レベルに基づいて表示形態変更
手段が読み出した各文書の表示形態を変更する。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す文書処理装置の構成
を説明するブロック図であり、１はこの発明の文書記憶
手段となる文書記憶部で、例えばフロッピーディスク、
ハードディスクまたはＲＡＭ（主メモリ）等の記憶媒体
で構成され、文書データ２．この文書データ２に階層す
る文書データ３−１〜３−Ｎがポインタ情報によって複
数文書記憶される。４はコントロール部で、この発明の
階層構造判断手段となる階層構造判別部５．この発明の
表示形態変更手段となる表示変更部６．ビデオ情報記憶
部７（例えばビデオＲＡＭ）等から構成され、図示しな
いＲＯＭに格納された制御プログラムに基づいて各部を
制御する。例えば階層構造判別部５は、入力部９からの
指示により、文書記憶部１から各文書が読み出される際
に、各文書の階層レベルを判断する。また、表示変更部
６は、階層構造判別部５により判断された階層レベルに
基づいて読み出した各文書の表示形態を変更、例えばフ
ォントサイズ変更表示、バックグラウンド反転表示、輝
度変更表示２色別表示しながらビデオ情報記憶部７に文
字フォントを展開する。

なお、コントロール部４は、例えば表示部８のコンソー
ル内に設けられ、入力部９からの指示に応じて後述する
文書表示処理を実行する。

また、表示部８はＣＲＴデイスプレィばかりでなく、液
晶表示器、バックライト液晶表示器、プラズマ表示器等
で構成してもよい。

第２図は、第１図に示した文書データの構造を説明する
模式図であり、１１は文書で、文字データ１２．改行コ
ード１３．ポインタ１４から構成され、文字データ１２
は、文書１１に対応する文字コードから構成され、ポイ
ンタ１４は、文字データ１２の階層関係を指示するアド
レス情報から構成される。

第３図は、第８図に示した文書の階層構造を説明する模
式図であり、２１は記憶部のアドレスであり、各文書は
第２図に示した各文書１１の構造になっている。すなわ
ち、文字データで、例えば「タイトル」の場合を示し、
５５ａはは改行コード、５６ａはポインタを示し、ｒｏ
　０００Ｊ　　（何処も指示しない）を指示している。

以下、各文章は第２図に示した構造となっている。

この図から分かるように、親文書５４ａ〜５４ｄは各子
文書、孫文書とともにアドレス２１が示すアドレスに順
次記憶され、親文書５４ｂに階層する子文書がアドレス
２１はｒｌｏｏＯＪから記憶され、親文書５４ｃに階層
する子文書はアドレス２１がｒ１８００Ｊから記憶され
、親文書５４ｄに階層する子文書は、アドレス２１が「
２１００」から記憶され、子文書５７に階層する孫文書
は、アドレス２１がｒ２５００Ｊから記憶されている。

そして、これらの子文書は、上位文書となる親文書５４
ａ〜５４ｄのポインタ１４に相当するものにより指示可
能となっている。そこで、階層構造判別部５が読み出さ
れる文書のポインタ１４のアドレスを参照することによ
り、階層関係を把握することができ、この階層関係から
表示変更部６に対して、読み出した文書の表示形態変更
有無と表示形態情報、例えば子文書の文字フォントサイ
ズ変更等を指示し、変更された文書データをビデオ情報
記憶部７に展開する。

第４図はこの発明による階層レベル別表示処理動作を説
明する模式図であり、第１図および第８図と同一のもの
には同じ符号を付しである。

この図において、２５は子文書で、親文書５２ｄ、すな
わち親文書５４ｃに階層し、子文書２５が親文書５２ｄ
、すなわち親文書５４ｃの表示フォントサイズよりも小
さいフォントで表示した状態を示しである。

第５図はこの発明による階層レベル別表示処理手順の一
例を説明するフローチャートである。なお、（１）〜（
１２）は各ステップを示す。

入力部９より文書記憶部１に記憶された文書データの読
み出しが指示されると、指示された文書データの階層レ
ベルを判断しく１）、階層レベルが親かどうかをポイン
タ１４の内容から判断しく２）、ＹＥＳならば表示変更
部６に対して読み出される文書データに対するフォント
サイズを３２ドツトに設定するフォント設定データＤＩ
を送出する（３）。

次いで、指示された文書データを文書記憶部１から読み
出しく４）、読み出した文書データがエンドコードかど
うかを判断しく５）、ＹＥＳならばステップ（３）で送
出されたフォント設定データＤ１に設定されるフォント
データをビデオ情報記憶部７に展開して指示された文書
を表示部８に表示しく６）、ステップ（４）に戻る。

一方、ステップ（５）の判断でＮｏの場合は次の文書の
階層レベルを参照しく７）、エンドコードかどうかを判
定しく８）、ＹＥＳならば処理を終了し、ＮＯならばス
テップ（２）に戻る。

一方、ステップ（２）の判断でＮｏの場合は、階層レベ
ルが子レベルかどうかを判断しく９）、ＹＥＳならば表
示変更部６に対して読み出される文書データに対するフ
ォントサイズを２４ドツトに設定するフォント設定デー
タＤ２を送出して（１０）、ステップ（４）に戻る。

一方、ステップ（９）の判断でＮＯの場合は、階層レベ
ルが孫レベルであるかどうかを判断しく１１）、ＹＥＳ
ならば表示変更部６に対して読み出される文書データに
対するフォントサイズを１６ドツトに設定するフォント
設定データＤ３を送出して（１２）、ステップ（４）に
戻る。

一方、ステップ（１１）以降は、階層する下位の文書レ
ベルを順次調べて、それに対応する文字フォントサイズ
で、読み出した文書を表示すると、例えば第４図に示し
たように、親文書５２ｄ、すなわち親文書５４ｃの子文
書５３（第４図に示した子文書２５）が親交書５２ｄ、
すなわち親文書５４ｃよりも小さい文字フォントサイズ
で表示され、オペレータに容易に階層構造を識別させる
ことが可能となる。

なお、上記実施例では、階層関係にある下位の文書を上
位の文書と識別可能、例えば文字フォントサイズを変更
して表示する場合について説明したが、第６図に示すよ
うに、文字フォントサイズは親文書５４ａ〜５４ｄと同
一として、子文書５３を他の文書のバックグラウンドと
異なる背景（Ｍ４点）で表示させるような、変更表示で
あってもよく、オペレータにその旨を喚起させる表示変
更ならば同様の効果が期待できる。

第６図はこの発明による階層関係表示動作の一例を説明
する模式図であり、第４図と同一のものには同じ符号を
付しである。

この図において、３１は網点領域で、この網点領域３１
に子文書３２が表示される。

第７図はこの発明による他の階層レベル別表示処理手順
の一例を説明するフローチャートである。なお、（１）
〜（１２）は各ステップを示す。

入力部９より文書記憶部１に記憶された文書データの読
み出しが指示されると、指示された文書が一夕の階層レ
ベルを判断しく１）、階層レベルが親かどうかをポイン
タ１４の内容から判断しく２）、ＹＥＳならば表示変更
部６に対して読み出される文書データに対するバックグ
ラウンドを白に設定するバックグラウンド設定データＢ
、を送出する（３）。

次いで、指示された文書データを文書記憶部１から読み
出しく４）、読み出した文書データがエンドコードかど
うかを判断しく５）、ＹＥＳならばステップ（３）で送
出されたバックグラウンド設定データＢｌに基づいてフ
ォントデータをビデオ情報記憶部７に展開、例えばオア
ゲートでフォントデータと網点パターンとを重畳展開し
て、指示された文書を表示部８に表示しく６）、ステッ
プ（４）に戻る。

一方、ステップ（５）の判断でＮｏの場合は次の文書の
階層レベルを参照しく７）、エンドコードかどうかを判
定しく８）、ＹＥＳならばｍ埋を終了し、Ｎｏならばス
テップ（２）に戻る。

一方、ステップ（２）の判断ＮＯの場合は、階層レベル
が子レベルかどうかを判断しく９）、ＹＥＳならば表示
変更部６に対して読み出される文書データに対するバッ
クグラウンドを網点に設定するバックグラウンド設定デ
ータＢ２を送出して（１０）、ステップ（４）に戻る。

一方、ステップ（９）の判断でＮＯの場合は、階層レベ
ルが孫レベルであるかどうかを判断しく１１）、ＹＥＳ
ならば表示変更部６に対して読み出される文書データに
対するバックグラウンドを黒に設定するバックグラウン
ド設定データＢ３を送出して（１２）、ステップ（４）
に戻る。

一方、ステップ（１１）以降は、階層する下位の文′“
書レベルを順次調べて、それに対応するバックグラウン
ドで、読み出した文書を表示する。

また、表示部８の構成により、輝度変更または色変更等
の表示変更処理が可能ならば、階層構造関係にある文書
を識別可能に表示できる。

（発明の効果）以上説明したように、この発明は文書記憶手段から読み
出される各文書の階層レベルを判断する階層構造判断手
段と、この階層構造判断手段により判断された階層レベ
ルに基づいて読み出した各文書の表示形態を変更する表
示形態変更手段とを設けたので、表示部に表示される文
書の階層関係を容易に識別可能となり、階層関係にある
各文書を効率よく編集処理でき、文書処理効率を大幅に
向上できる優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す文書処理装置の構成
を説明するブロック図、第２図は、第１図に示した文書
データの構造を説明する模式図、第３図は、第８図に示
した文書の階層構造を説明する模式図、第４図はこの発
明による階層レベル別表示処理動作を説明する模式図、
第５図はこの発明による階層レベル別表示処理手順の一
例を説明するフローチャート、第６、図はこの発明によ
る階層関係表示動作の一例を説明する模式図、第７図は
この発明による他の階層レベル別表示処理手順の一例を
説明するフローチャート、第８図、第９図は従来の文書
処理装・置における文書表示処理動作を説明する模式図
である。図中、１は文書記憶部、４はコントロール部、５は階層
構造判別部、６は表示変更部、７はビデオ情報記憶部、
８は表示部、９は入力部である。第１図第４図第６図第５図第７図第８図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）階層化された文書を記憶する文書記憶手段と、こ
の文書記憶手段に記憶された各階層別の文書を表示する
表示手段とを有し、各文書を編集処理する文書処理装置
において、前記文書記憶手段から読み出される各文書の
階層レベルを判断する階層構造判断手段と、この階層構
造判断手段により判断された階層レベルに基づいて読み
出した各文書の表示形態を変更する表示形態変更手段と
を具備したことを特徴とする文書処理装置。
（２）表示形態変更手段は、階層レベルに基づいて読み
出した各文書の表示フォントサイズを変更することを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の文書処理装置
。
（３）表示形態変更手段は、階層レベルに基づいて読み
出した各文書の輝度を変更することを特徴とする特許請
求の範囲第（１）項記載の文書処理装置。
（４）表示形態変更手段は、階層レベルに基づいて読み
出した各文書のバックグラウンドを変更することを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項記載の文書処理装置。
（５）表示形態変更手段は、階層レベルに基づいて読み
出した各文書の表示色を変更することを特徴とする特許
請求の範囲第（１）項記載の文書処理装置。