JPH0418665A - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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JPH0418665A
JPH0418665A JP2121789A JP12178990A JPH0418665A JP H0418665 A JPH0418665 A JP H0418665A JP 2121789 A JP2121789 A JP 2121789A JP 12178990 A JP12178990 A JP 12178990A JP H0418665 A JPH0418665 A JP H0418665A
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JP2121789A
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Katsuhiko Hashimoto
勝彦 橋本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、文章処理手段及び入力された文章データを記
憶するための記憶手段を有する小型電子機器の改良に関
する。
(従来の技術) 近年広く利用されている小型の電子機器又はコンピュー
タの中には、装備している牛−ボードを用いて文章を入
力することができ、入力された文章を記憶することがで
きるものがある。このような小型電子機器に於いて作成
される文章の種類は、会議用の資料、結婚披露宴の司会
用資料等、多岐にわたるが、多くの文章は階層的な構成
を当然に有している。文章の階層構造は、具体的には、
タイトル、タイトルに従属する複数の議題又は項目名、
各議題又は項目名に従属する詳細な内容といった形をと
る。1個の議題又は項目名に従属する内容を更に複数の
まとまりのある部分に分けることができる場合も多い。
(発明が解決しようとする課題) 従来の小型電子機器は、電子機器に設けられている表示
装置上では、字下げを行ったり、項番を設けたりすると
いうユーザの工夫により、上述したような文章の階層構
造を示すことができる。しかし、電子機器の内部では、
文章は一次元の文字コード列で表現されているため、ユ
ーザが意図する階層構造に基づいて文章を処理すること
はできなかった。例えば、入力した文章から成る議題に
関する部分を削除しようとする場合、ユーザは、その議
題と、その議題に関する内容とを、表示装置上で確認し
ながら削除対象として指定しなければならなかった。小
型電子機器に設けられている表示装置は通常、ごく小さ
いものであるため、このような削除作業は、削除対象部
分が広範囲に亙る場合には特に、煩雑なものであった。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、文章をその階層構造に基づい
て取り扱うことができる小型電子機器を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明の小型電子機器は、文章作成手段と、該文章作成
手段を用いて入力された文章データを記憶する記憶手段
とが設けられた小型電子機器であって、該文章作成手段
が、操作者の操作に基づいて複数の階層の何れかを選択
する手段、及び入力され、該記憶手段に格納された文章
データを選択された階層に対応付けて管理する手段を備
えており、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の他の小型電子機器は、1個以上の文章処理機能
を有する文章作成手段と、該文章作成手段を用いて入力
された文章データを記憶する記憶手段とか設けられた小
型電子機器であって、該文一 章作成手段が、操作者の操作に基づいて複数の階層の何
れかを選択する手段、入力され、該記憶手段に格納され
た文章データを選択された階層に対応付けて管理する手
段、操作者の操作に基づいて、記憶されている文章デー
タの何れかを選択する手段、並びに該管理手段が保持し
ている管理情報に基づいて、該文章データ選択手段を用
いて選択された文章データと、該選択された文章データ
の階層に直接に従属する下位の階層及び間接に従属する
下位の階層に対応付けられた文章データとに対して該文
章処理機能の何れかを一括して実行する手段を備えてお
り、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の更に他の小型電子機器は、文章作成手段と、該
文章作成手段を用いて入力された文章データを記憶する
記憶手段と、該文章作成手段以外の他のデータ処理手段
とが設けられた小型電子機器であって、該文章作成手段
が、操作者の操作に基づいて複数の階層の何れかを選択
する手段、入力され、該記憶手段に格納された文章デー
タを選択された階層に対応付けて管理する手段、操作者
の操作に基づいて、記憶されている文章データの何れか
を選択する手段、並びに該管理手段が保持している管理
情報に基づいて、該文章データ選択手段を用いて選択さ
れた文章データと、該選択された文章データの階層に直
接に従属する下位の階層及び間接に従属する下位の階層
に対応付けられた文章データとを該他のデータ処理手段
によってアクセス可能な記憶手段に格納する手段を備え
ており、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の更に他の小型電子機器は、文章作成手段と、該
文章作成手段を用いて入力された文章データを記憶する
記憶手段と、該記憶手段に記憶されている文章データを
表示できる表示手段とが設けられた小型電子機器であっ
て、該文章作成手段が、操作者の操作に基づいて複数の
階層の何れかを選択する手段、入力された文章データを
選択された階層に対応付けて管理する手段、操作者の操
作に基づいて、記憶されている文章データの何れかを選
択する手段、並びに該管理手段が保持して一8= いる管理情報に基づいて、選択された文章データと、該
選択された文章データの階層と等位の階層であって、且
つ該選択された文章データの階層が従属する上位の階層
に従属している階層に属する文章データとを該表示手段
に表示する手段を備えており、そのことにより上記目的
が達成される。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。
第1図に本発明の一実施例の外観を示す。第1図の小型
電子機器lは、本体2及び本体カバー3を備えている。
本体2はキーボード4を備えている。キーボード4は、
モードを切り換えるためのキーを含むモード切換部41
と、電源キー、各種の操作を行うための複数の機能キー
(「挿入」キ「選択」キー及び「呼出」キーを含む)及
びカーソル移動キーを含む操作指示部42と、文字デー
タを入力するための文字キー及び数字データを入力する
ための数字キーを含むデータ入力部43とを有している
本体カバー3の前面には、複数の行の表示が可能な液晶
デイスプレィ(LCD)5、及び透明キーボード6が設
けられている。LCD5の代わりに、消費電力の小さい
他の表示デバイスを用いることもできる。本体カバー3
の裏面のヒンジ部付近に設けられた挿入口(図示せず)
から後述するメモリカードを挿入し、装着すると、その
メモリカードは、その表面が透明キーボード6を通して
見えるように位置する。透明キーボード6はメモリカー
ドによって供給されるアプリケーションプログラムの実
行時に使用される。
メモリカードの内部構成を第2図に模式的に示す。第2
図に示すように、メモリカード7は、アプリケーション
プログラムが格納されているROM71.該アプリケー
ションプログラムの実行時に発生する可変情報を記憶す
るためのRAM72、ROM71及びRAM72を第1
図の小型電子機器1に接続するためのメスコネクタ73
、並びにRAMに格納された情報を保持するためのバク
クアノプ用電池74を備えている。ROM71内のアプ
リケ−/ヨンプログラムが実行時に可変情報を発生しな
いものである場合には、RAM72及び電池74を設け
る必要はない。
メモリカード7の表面には、第3図に示す例のように、
メモリカード7内のアプリケーションプログラムに固有
のキーシンボルが印刷されている。
これらのキーシンボルはキーとしての機能は有しておら
ず、実際のキー人力は前述の透明キーボード6を用いて
行われる。
第4図に小型電子機器lのハードウェア構造を示す。小
型電子機器1を制御する制御部8は、CPU81及びゲ
ートアレイ82を含んでいる。
第1図に示したLCD5は、デコーダ51、ビットマツ
プメモリ52、コモンドライバ53及びセグメントドラ
イバ54を介して制御部8に接続されている。LCD5
に表示すべきデータは制御部8からデコーダ51に与え
られる。デコーダ51はそのデータをデコードして、ビ
ットマツプメモリ52に書き込む。ビットマツプメモリ
52は、LCD5の1ドツトに対して1ビツトが割り当
てられたメモリであり、点灯すべきドツトに対応するビ
ットには「1」が、そうでないビットには「0」が書き
込まれる。コモンドライバ53及びセグメントドライバ
54は、ビットマツプメモリ52の記憶内容に従って、
LCD5上に文字、図形等を表示する。
参照符号45は、キーボード4からのキー人力を検出す
るためのキーマトリクスを示している。
また、参照符号65は、透明キーボード6からのキー人
力を検出するためのキーマトリクスを示している。
制御部8には又、ROM9及びRAMl0が接続されて
いる。ROM9には、キーボード4及び透明キーボード
6からのデータ入力、LCD5に対する表示等の基本機
能を実行するための基本プログラムと、カレンダー表示
機能、住所録機能、文章作成機能、スケジュール管理機
能及びメモ機能を実現するためのアプリケーションプロ
グラムと、カレンダー表示のためのアプリケーションプ
ログラム等に於いて使用される、固定内容を有する複数
のテーブルとが格納されている。RAMIIt 0は、ROM9に記憶されているアプリケーションプロ
グラムによって必要とされる可変情報を記憶するための
ものである。RAMl0には、住所録記憶領域101、
スケジュール記憶領域102、メモデータ記憶領域10
3、メモデータ記憶領域103内のメモデータに関する
情報を管理するためのテーブル104、各種のモードを
記憶するためのモード記憶領域105、文章データ記憶
領域106、文章記憶領域106内の文章データの階層
関係等を管理するための管理テーブル107、及びアプ
リケーションプログラム間でデータのやり取りを行うた
めのデータ交換用記憶領域110が設けられている。R
AMl0には又、各種の変数、ポインタ、フラグのため
の領域が設けられている。
制御部8には更に、リアルタイムクロック(RTC)1
1、プリンタ等の外部機器を接続するための拡張用端子
12、及びメモリカード専用の拡張用端子13が接続さ
れている。拡張用端子13には、メモリカード7のメス
コネクタ73と接続されるオスコネクタ14及びオスコ
ネクタ14にメモリカード7のメスコネクタ73が接続
されていることを検出するための検出部15が接続され
ている。
第5図に小型電子機器1のメモリマツプを示す。
第5図に示すように、小型電子機器1のアドレスは、電
子機器1内蔵のROM9、電子機器1内蔵のRAMI 
O、メモリカード7内の記憶素子にこの順序で割り付け
られている。ROM9及びRAMl0の容量は一定であ
るため、これらに割り付けられるアドレスは固定されて
いる。これに対して、メモリカード7内の記憶素子(R
OM71及びRAM72を含む場合とROM71のみの
場合とがある)には、電子機器1内蔵のRAMl0の最
終アドレスの次からのアドレスが割り付けられる。メモ
リカード7内の記憶素子の容量はメモリカード毎に異な
っていてよい。つまり、メモリカード内の記憶素子に割
り付けられるアドレスの内の最終のアドレスはメモリカ
ード毎に異なっていてよい。但し該最終アドレスの上限
は、制御部=14= 8の仕様によって定まる。
次に、第6図及び第7図を参照して小型電子機器1の電
源投入時の動作を説明する。
第6図にモード切換部41を示す。モード切換部41は
6個のモード選択キー41a〜41fを有している。モ
ード選択キー41a〜41eは、電子機器I内蔵のRO
M9に格納されているアプリケーションプログラムを起
動するためのものである。これに対してモード選択キー
41fは、小型電子機器lに装着されているメモリカー
ド7内のアプリケーションプログラムを起動するための
ものである。
第7図のフローチャートに示すように、電源投入時には
、先ず小型電子機器1の各部の初期化が行われ(ステッ
プSl)、モード選択キー41a〜41fの押下が待た
れる(ステップS2)。何れかのモード選択キーが押下
されると、押下されたモード選択キーに対応するアプリ
ケーションプログラムが起動される(ステップ83〜S
8)。
尚、−構成るアプリケーションプログラムが起動された
場合に於いても、モード選択キー41a〜41fを押下
することによって他のアプリケーションプログラムを起
動することができる。
モード選択キー41aが押下された場合には、カレンダ
ープログラムが起動される(ステップS3)。カレンダ
ープログラムは、主に、現在の年月日を含む1力月分の
カレンダーの表示を行う。
モード選択キー411)が押下された場合には住所録プ
ログラムが起動される(ステップS4)。
住所録プログラムでは、名前と、電話番号と、住所とを
組にして記憶する住所録の作成が可能である。また、電
話番号や住所を知りたい人の名前を入力することにより
、知りたい情報を住所録から取り出すことができる。
モード選択キー41cが押下された場合には文章作成プ
ログラムが起動される(ステップS5)。
文章作成プログラムでは、後に詳述するように、階層構
造を有する文章の作成及び操作が可能である。
モード選択キ〜416が押下された場合にはスIs I6− ケジユールプログラムが起動される(ステップS6)。
スケジュールプログラムでは、日イ寸とスケジュール項
目との組で構成されるスケジュールを記憶するスケジュ
ール表の作成、及び現在の日付に最も近い将来のスケジ
ュールのスケジュール表からの呼出が可能である。
モード選択キー41eが押下された場合にはメモプログ
ラムが起動される(ステップ37)。メモプログラムで
は、メモデータの入力及び入力されたメモデータの表示
が可能である。
モード選択キー41fが押下された場合には、先ず、検
出部15を用いてメモリカード7のメスコネクタ73が
小型電子機器lのオスコネクタ14に接続されているか
否かを電気的に検出するごとによって、メモリカード7
が装着されているか否かが判断される。メモリカード7
が装着されていないと判断された場合にはモード選択キ
ー41fの押下は無効とされるが、メモリカード7が装
着されていると判断された場合には、メモリカード7内
のROM71に格納されているアプリケーションプログ
ラムが実行される。
次にアプリケーションプログラムについて説明する。
先ず、文章作成プログラムについて説明する。
第8図に文章作成プログラムによる文章データの管理方
式を示す。入力された文章データは、文章全体の中での
配列順序と同一の順序でRA M 10内の文章データ
記憶領域106に記憶される。文章データ記憶領域10
6内の文章データ同士は、図示しない区切りコードによ
って区切られている。
本実施例では、各文章データに階層が対応付けられてお
り、各文章データには、その文章データの階層の一段下
位の階層に対応する1個以上の文章データが直接に従属
することができる。従って、文章デ〜り記憶領域106
内の文章データは、全体として木構造の階層関係を有す
る。
文章データ記憶領域106に記憶されている文章データ
の階層関係は、管理テーブル107を用いて管理される
。管理テーブル107は複数の固定長エントリ108を
有している。第8図に於いて管理テーブル107の各エ
ントリ108から文章データ記憶領域に引かれている矢
印は、管理テーブル107のエントリ108と文章デー
タとの対応付けを示している。第8図から分かるように
、管理テーブル107のエントリ108は、文章データ
記憶領域106内での文章データの記憶順序に従って、
管理テーブル107内で配列されている。
管理テーブル107の各エントリ108は、階層フィー
ルド111、子存在フラグ112及び文字数フィールド
113から構成されている。階層フィールド111には
、そのエントリ108に対応する文章データの階層を表
す2進数が記憶されている。本実施例では、上位の階層
はど小さい数値で表される。2進数ro O00Jで表
される最も上位の階層は文章のタイトル専用である。2
進数roooIJ、ro OI OJ及び「0011」
で表される階層は、それぞれ「大項目」、「中項目」及
び「小項目」と称される文章データに対応する。小項目
の階層よりも下位の階層に対応付けられる文章データの
入力も、もちろん可能である。
子存在フラグ112には、そのエントリ108に対応す
る文章データに直接従属する文章データが存在する場合
には「1」が、そうでない場合にはrOJが記憶される
。文字数フィールド113には、そのエントリ】08に
対応する文章データの文字数が記憶される。
前述したように管理テーブル107の舌ントリ108は
、文章データ記憶領域106内での文章データの記憶順
序に従って管理テーブル107内で配列されているため
、木構造の階層関係を明示的に示すためのエントリ10
8間のポインタチエインは必要でない。
テーブルポインタ109は管理テーブル107のエント
リ108を指し示すポインタであり、テーブルポインタ
109によって指し示されるエントリ108は、後述す
るように、文章作成プログラムを用いた文章の作成及び
修正作業に伴って変化する。
文章作成プログラムの動作の理解を容易にするために、
プログラムの動作の説明の前に、第9A図〜第9■図を
参照して、文章作成プログラムを用いた文章作成の手順
及び作成した文章の操作の手順の一例を説明する。
文章作成時には、先ず第9A図のような表示が行われ、
作成する文章のタイトルの入力が要求される。第9B図
は、タイトルとして[ファクシミリ放送受信機]という
文字データが入力された後の表示状態を示しており、タ
イトル行の次の行の1字分字下げをした位置にマーク9
1が点滅表示され、大項目の入力が促される。本実施例
では、行の中でのマーク91の位置によって文章データ
の階層を操作者に対して示している。従って、中項目及
び小項目は、それぞれマーク91の2字分の字下げ及び
3字分の字下げによってその階層が示される。
入力されたタイトル(文章データ)は、第8図に示すよ
うに、文章データ記憶領域106の先頭に格納される。
タイトルに対応する管理テーブル107のエントリ10
8には、階層情報[000O」及び文字数r00001
Q11J  (10進数では11)が書き込まれる。ま
た、エントリ108の子存在フラグ112は、タイトル
については常に「1」にされる。
第9C図は、4個の大項目が入力された後の表示状態を
示している。人力された大項目は、第8図にその一部を
示すように、文章データ記憶領域106に格納される。
管理テーブル107には各大項目に対応するエントリ1
08が作成される。
これらのエントリ108の階層フィールド111には、
rooolJが書き込まれる。各エントリ108の文字
数フィールド113には、対応する大項目の文字数が格
納される。子存在フラグ112は、大項目の入力時点で
はその大項目に従属する文章データ(中項目)は存在し
ないため、「0」に設定される。子存在フラグ112は
、従属する中項目が入力されるときに「1」に変更され
る。
本実施例では、1個の大項目が入力されると、引き続い
て、その大項目の入力時のマーク91の字下げと同一の
字下げが行われた位置にマーク9=21 2が点滅表示され、次の大項目の入力が促される。
尚、後述するように、点滅表示されたマークをカーソル
移動キーを用いて移動させることにより、入力すべき文
章データの階層を変更することができる。
大項目の入力が終了し、中項目を入力する場合には、先
ずカーソル移動キーを操作して、入力しようとする中項
目の親に相当する大項目を選択する。選択されている大
項目は、第9D図に示すように、点滅するマーク93に
よって示される。ここで「挿入」キーを押下すると、第
9E図に示すように、点滅するマーク94のみが表示さ
れた新たな行が挿入される。マーク94の表示位置は、
選択された大項目に付加されているマーク93の表示位
置と同一になる。次に、中項目を入力するために、カー
ソル移動キーを用いてマーク94を1字分右へ移動させ
る(第9F図)。このとき、挿入された行の1行上の大
項目に付加されているマーク93は、白抜きのマークか
ら黒で塗りつふされたマークに変更される。本実施例で
は、白抜きのマークによって、そのマークに対応する文
章データには従属する文章データが存在しないことを示
し、黒で塗りつぶされたマークによって、そのマークに
対応する文章データには従属する文章データが存在する
ことを示している。尚、従属する文章データの存否の表
示は、マークの形状を変えることによっても行うことが
できる。
第9G図は、2個の中項目「試作受信機の概要」及び「
受信特性」の入力後の表示状態を示している。第2番目
の中項目「受信特性」の入力も又、「挿入」キーを用い
て新たな行を挿入することによって行われる。入力され
た中項目は第8図の文章データ記憶領域106に格納さ
れる。管理テーブル107内にはこれらの中項目に対応
するエントリ108が作成され、作成されたエントリ1
08に適切なデータが書き込まれる。また、従属する中
項目が入力されたため、大項目「試作した・・・」に対
応するエントリ108の子存在フィールド112に「1
」が書き込まれる。
小項目は、中項目の人力手順に類似の手順で入力できる
(第9H図)。第9I図は、全ての入力が終了した時点
での表示状態を示している。
第10A図及び第10B図を参照して、文章作成プログ
ラムの文章作成時の動作を説明する。
先ず、タイトルの入力を要求する表示を行う(ステップ
5ll)。ステップS12ではタイトルが入力される。
人力されたタイトルは、文章データ記憶領域106に記
憶され、管理テーブル107内のタイトル用のエントリ
108に適切なデータが書き込まれる(ステップ513
)。ステップS14では、階層を表す変数Aに大項目の
ための数値「1」が代入される。次に、改行を行い、マ
ークを点滅表示する(ステップ515)。また、テーブ
ルポインタ109を次のエントリ108を指し示すよう
に更新する(ステップ816)。ステップ317では、
文章データの人力に用いられる文字キー又は数字キーが
操作されたか否かを判断し、文字キー又は数字キーが操
作されたと判断した場合にはステップ318へ進み、そ
うでない場合には第10B図のステップS21へ進む。
ステップS18では、大項目が入力される。入力された
大項目は文章データ記憶領域106に格納され、テーブ
ルポインタ109によって指し示されている管理テーブ
ル107のエントリ108に適切なデータが書き込まれ
る(ステップ519)。
ステップS19の処理が終了すると、ステップS15へ
戻る。
ステップS21 (第10B図)では、カーソル移動キ
ーが押下されたか否かを判断し、カーソル移動キーが押
下されたと判断した場合にはステップS22へ進み、そ
うでない場合にはステップS27へ進む。ステップ32
2では、押下されたカーソル移動キーが上下方向の十−
であるか左右方向のキーであるかを判断し、上下方向の
キーであると判断した場合にはステップS23へ進み、
左右方向のキーであると判断した場合にはステップS2
5へ進む。
ステップS23では、押下されたカーソル移動キーの種
類に基づいて点滅させるマークを変更する。また、ステ
ップ324では、押下されたカーツル移動キーの種類に
基づいてテーブルポインタ109を更新し、更新された
テーブルポインタ109に指し示されているエントリ1
08の階層フィールド111の内容で変数Aを更新する
。その後、ステップS21へ戻る。
他方、ステップS25では、押下されたカーソル移動キ
ーの種類に基づいて、点滅表示されているマークを左右
に移動し、変数Aを更新する。次にステップ326で、
点滅表示されているマークの後に入力されようとしてい
る文章データの直接の親に相当する文章データに対応す
るエントリ108の子存在フラグ112を更新する。こ
のようなエントリ108は、管理テーブル107をテー
ブルポインタ109に指し示されている位置から上方へ
探索することによって容易に見いだされる。
その後、ステップS21へ戻る。
ステップ327では、押下されたキーが「挿入」キーで
あるか否かを判断し、「挿入」キーであると判断した場
合にはステップS28へ進み、そうでない場合にはステ
ップS31へ進む。
ステップ328では、新たな行が挿入される。
次に、挿入された行中の変数Aの値に基づく位置にマー
クを点滅表示させる(ステップ529)。
ステップS30では、テーブルポインタ109を次のエ
ントリ108を指し示すように更新し、その位置に新た
なエントリを挿入するために、更新後のテーブルポイン
タ109によって指し示されているエントリ108以降
の全エントリの内容を1工ントリ分シフトする。その後
、ステップ21Sへ戻る。
ステップS31では、文章データが入力される。
ステップ332では、入力された文章データが文章デー
タ記憶領域106に格納される。文章データを文章デー
タ記憶領域106のどの位置に格納すべきかは、テーブ
ルポインタ109に指し示されているエントリ108よ
りも前の全エントリの文字数フィールド113の値を合
計することによって決定される。他の方法として、文章
データ記憶領域106のための別のポインタを用意スる
こともできる。ステップS32では又、テーブルポイン
ク109に指し示されている管理テーブル107のエン
トリ108に適切なデータが書き込まれる。ここで、エ
ントリ108の階層フィールド111には、変数Aの値
が書き込まれる。このような処理を行った後、ステップ
S21へ戻る。
本実施例の文章作成プログラムでは、成る文章データを
選択することにより、選択された文章データと、選択さ
れた文章データの階層に直接に従属する階層及び間接に
従属する階層に対応付けられた文章データとに対して、
−括して、消去操作、移動操作、複写操作又は他のアプ
リケーションプログラムとのデータの交換に用いられる
データ交換用記憶領域110への複写操作を行うことが
できる。
文章作成プログラムの、この消去等の文章操作を一括し
て行う範囲を自動的に決定する動作を、第11図を参照
して説明する。ステップ341では、文章操作の対象と
なる文章データの内の、最も上位の階層に対応付けられ
た文章データが操作者の操作によって選択される。この
選択は、所望の文章データの行へカーソル移動キーを用
いてカーソルを移動した後、「選択」キーを押下するこ
とによって行われる。ステップS42では、選択された
文章データに対応する管理テーブル107のエントリ1
08にアクセスし、そのエントリ108の位置が記憶さ
れる。ステップS43ては、直前にアクセスされたエン
トリ108の次のエントリ108にアクセスする。ステ
ップS44では、アクセスされたエントリ108にデー
タが記録されているか否かを判断し、データが記録され
ている場合にはステップ345へ進み、そうでない場合
には文章データの終了と判断して範囲の決定処理を終了
する。ステップS45では、ステップS43でアクセス
されたエントリ108の階層フィールド111の値が、
ステップS42で位置が記憶されたエントリ108の階
層フィールド111の値よりも大きいか否かを判断し、
大きい場合にはステップ57I6へ進み、そうでない場
合には処理を終了する。ステップS46では、アクセス
されているエントリ10gに対応する文章データの=2
9− 表示を反転する。ステップ347では、アクセスされて
いるエントリ108の位置を記憶し、ステップ343へ
戻る。
第11図の処理に於いてその位置が記憶されたエントリ
108によって定まる文章の範囲を対象として、適切な
手順で、消去等の文章操作が行われる。このような文章
操作の指定は、対象とする文章の範囲の決定の前に行っ
てもよいし、後で行ってもよい。
第9J図には、大項目「試作した・・・」を選択した場
合に於ける表示状態が示されている。第9J図では、選
択された大項目「試作した・・・」及びその大項目に直
接又は間接に従属する文章データが反転表示されている
本実施例の文章作成プログラムでは又、全ての文章デー
タの表示と、大項目のみの表示とを切り換えることがで
きる。この表示切換処理を、第12図を参照して説明す
る。操作者によってキーボード4を用いて表示切換のた
めの操作か行われると、先ず、現在の表示モードが全表
示モードであるか大項目のみの表示モードであるかを、
図示しないフラグを参照することにより判断する(ステ
ップ551)。全表示モードであると判断した場合には
ステップS52へ進み、そうでない場合にはステップS
57へ進む。ステップ352では、表示モード切換のた
めの上記フラグの更新を行うと共に、管理テーブル10
7からタイトル用のエントリ108を検索する。次に、
ステップS53では、エントリ108の検索が成功した
か否かを判断し、成功した場合にはステップS54へ進
み、そうでない場合には検索すべきエントリ108がこ
れ以上は存在しないため、表示ステップ(ステップ55
8)へ進む。ステップS54では、検索されたエントリ
108の階層フィールド111の内容が大項目の階層を
表すrooolJに等しいか否かを判断し、等しい場合
にはステップ355へ進み、そうでない場合にはステッ
プ356へ進む。ステップS55では、検索されたエン
トリ108の位置を記憶する。ステップS56では、検
索されたエントリ108の次のエントリ108を検索し
、ステップS53へ戻ル。
他方、ステップS57では、表示モード切換のための上
記フラグの更新を行うと共に、管理テーブル107の全
てのエントリ108の位置を記憶し、表示ステップ(ス
テップ558)へ進む。表示ステップであるステップ3
58では、記憶されている二ントリ位置に基づいて、文
章データの表示を行う。
第9に図には、大項目のみの表示モードに於ける表示状
態の一例が示されている。この大項目のみの表示モード
によって、限られた表示デバイス上で文章全体の構成を
把握することが可能となる。
尚、本実施例では、一部の文章データのみの表示モード
としては、大項目のみの表示モードが設けられているだ
けであるが、第12図に示す処理に適切な変更を加える
ことにより、成る大項目に従属する中項目のみの表示、
大項目及び中項目のみの表示等の様々な選択的な表示が
可能となる。
次に、カレンダープログラムの動作を第13図及び第1
4図を参照して説明する。
第13図のフローチャートに示すように、カレンダープ
ログラムは、先ず、RTCllから現在の年月日(例え
ば199・0年5月1日)を読み取り、変数YYXMM
及びDDに年、月及び日を代入する(ステップ561)
。ステップS62では、ROM内のテーブルを参照して
YY年1月1日の曜日を表す数値(日曜Sに対して0、
月曜日に対して1、・・・)を読み出し、変数Wに代入
する(1990年1月1日は月曜日であるため、変数W
にはlが代入される)。ステップS63では、YY年が
閏年であるか否かが判断され、YY年が閏年であればス
テップS65へ、閏年でなければステップS64へ進む
。ステップS65では、MM月が閏年について特別の処
理が必要とされる月である(MM≧2)か否かが判断さ
れ、MM月がそのような月であればステップS66へ、
そうでなければステップS64へ進む。ステップS64
では、閏年に関係しない年についてのROMQ内のテー
ブルから、MM月1日の曜日計算用数値が取り出される
。このテーブルには、例えば5月1日につ−34= いては、5月1日は1月1日から121日目であるため
、121を7で除して得られる余りである2から1を減
じた値1が記憶されている。ステップS66では、閏年
に関係する年についてのROM9内のテーブルから、M
M月1日の曜日計算用数値が取り出される。ステップS
67及び368では、ROMQ内のテーブルからMM月
の日数が取り出される(例えば5月については「31」
が取り出される)。ステップ369では、YY年1月1
日の曜日を表す数値にMM月1日の曜日計算用数値を加
算することにより、YY年MM月1日の曜日が得られる
(1 +1 =2により、1990年5月1日は火曜日
)。最後に、以上で得られた情報に基づいてYY年MM
月のカレンダーを表示しくステップ570)、表示され
たカレンダー中のDD日の表示を点滅させる(ステップ
571)。
カレンダープログラムは、上述のカレンダーの表示後、
カーソル移動キーが操作されると、第14図のフローチ
ャートを参照して以下で説明するように、前月又は後月
のカレンダーを表示する。
ステップS72及びS73では、カーソル移動キーが押
下されたか否かを判断しており、上方移動キーが押下さ
れたと判断した場合にはステップS74へ、下方移動キ
ーが押下されたと判断した場合にはステップ375へ進
む。ステップS74及びS75では、現在表示されてい
るカレンダーの月が1年の最初の月(1月)であるか、
1年の最後の月(12月)であるかを判断し、判断結果
にしたがって、処理はステップ376〜S79の何れか
へ進む。ステップ376〜S79では、変数YY及び/
又はMMに適切な数値を代入する。変数DDには1を代
入しくステップ580)、第13図のステップS62へ
戻る。
住所録プログラムの動作を第15図及び第16図を参照
して説明する。
住所録プログラムは先ず、LCD5に「名前?」という
表示を行い、検索のキーワードとして用いる名前の入力
を要求する(ステップ581)。ステップS82では、
入力された名前が変数Aに代入される。このとき、操作
者は代入の指示に際して、入力した名前を用いた検索を
行う場合にはカーソル移動キーを用い、入力した名前に
関する住所録データを新たに登録する場合には「入力」
牛−を用いる。「入力」キーが用いられたか否かはステ
ップS83で判断され、「入力」キーが用いられた場合
には第16図のステップS’96に進み、そうでない場
合にはステップS84に進む。RAM10内の住所録記
憶領域101には名前、住所及び電話番号が組にされた
住所録データが格納されているが、ステップS84では
、住所録記憶領域101内の先頭の住所録データの位置
をIXレジスタにセットする。ステップS85では、I
xレジスタが示す住所録データ中の名前と変数Aに代入
された名前とが一致する否かを判断し、一致する場合に
は名前、住所及び電話番号を表示しくステ、ブ589)
、一致しない場合には■Xレジスタに1を加え、次の住
所録データの位置をIXレジスタに記憶させる(ステ・
ノブ586)。ステップS87では、+Xレジスタが示
す位置に住所録データがあるか否かを判断し、データが
存在しない場合には該当する名前が記憶されていないこ
とを表示しくステップ588)、データが存在する場合
にはステップS85で再度名前の一致の判断を行う。
ステップ389で住所録データの表示が行われた後で、
カーソル移動キーが操作されると、表示中のデータの前
後に記憶されている住所録データが表示される。第15
図に於いて、ステップS90及びS91では、カーソル
移動キーが押下されたか否かを判断し、上方移動キーが
押下されたと判断した場合にはステップS92へ進み、
下方移動キーが押下されたと判断した場合にはステップ
S93へ進む。ステップS92では、IXレジスタから
Iを減じ、前の住所録データの位置をIXレジスタに記
憶させる。これに対してステップS93では、IXレジ
スタに1を加え、次の住所録データの位置をIXレジス
タに記憶させる。ステップS94では、■Xレジスタが
示す位置に住所録データが存在するか否かを判断し、デ
ータが存在する場合には表示ステップ(ステップ589
)へ戻り、データが存在しない場合には該当するデータ
がないことを表示する(ステップ595)。
ステップS82での名前の入力に際して「入力」キーが
用いられた場合には、第16図のステップ396へ進む
。ステップS96ては、住所の入力が促される。人力さ
れた住所は変数Bに代入される(ステップ597)。次
にステップS98で電話番号の入力が促される。入力さ
れた電話番号は変数Cに代入される(ステップ599)
。ステップ5100では、RAMI O内の住所録記憶
領域101に記憶されている最終の住所録データの次に
変数A、  B及びCに代入されているデータを格納す
ることにより、−大分の住所録データの登録を完了する
住所録プログラムでは又、文章作成プログラムによって
データ交換用記憶領域110に格納された文章データを
、「呼出」キーを用いて住所録データとして取り込むこ
とができる。
次に、スケジュールプログラムの動作を第17図〜第1
9図を参照して説明する。
第17図に示すように、スケジュールプログラムは先ず
、RTCIIから現在の年月日を読み取り、変数YY、
、MM及びDDに年、月及び日をそれぞれ代入する(ス
テップ3101)。RAMl0内のスケジュール記憶領
域〈スケジュール表)102には前述したスケジュール
が日付順に記憶されているが、ステップ5102では、
スケジュール記憶領域102の先頭に記憶されているス
ケジュールの位置をIXレジスタにセットする。ステッ
プ5103では、IXレジスタが示すスケジュールの年
がYY以上であるかを判断し、この条件が成立する場合
にはステップ5106へ、成立しない場合にはステップ
5104へ進む。ステップ5104では、スケジュール
記憶領域102内の次のスケジュールの位置をIXレジ
スタに記憶させるために加算を行う。ステップ5105
では、IXレジスタが示す位置にスケジュールが存在す
るか否かを判断し、スケジュールが存在する場合にはス
テップ5103へ戻り、存在しない場合にはステップ5
112で、該当するスケジュールがないことを表示する
。ステップ3103〜5IO5での処理により、現在の
年を含む将来に於けるスケジュールの内で最も現在に近
いものが検索される。
ステ、プ5106〜5I08は、ステップ5103〜5
105と同様のループ構造を有しており、スケジュール
の月についての判断を行うステップである。
ステップ8109〜5111は、ステップ3103〜5
105と同様のループ構造を有しており、スケジュール
の日についての判断を行うステップである。
ステップ5113では、検索されたスケジュール(日付
及びスケジュール項目を含む)を表示する。
ステップ5113でスケジュールが表示された後で、カ
ーソル移動キーが操作されると、第18図に示す処理に
より、表示中のスケジュールの前後に記憶されているス
ケジュールが表示される。
第18図に於いて、ステップ3114及び3115では
、カーソル移動キーが押下されたか否かを判断し、上方
移動キーが押下されたと判断した場合にはステップ81
16へ進み、下方移動キーが押下されたと判断した場合
にはステップ5117へ進む。ステップSl 16では
、IXレジスタから1を減じ、前のスケジュールの記憶
位置をIXレジスタに記憶させる。これに対してステッ
プ5117では、IXレジスタに1を加え、次のスケジ
ュールの位置をIXレジスタに記憶させる。ステップ3
118では、IXレジスタが示す位置にスケジュールが
存在するか否かを判断し、スケジュールが存在する場合
には表示ステップ(ステップ5113)へ戻り、スケジ
ュールが存在しない場合には該当するスケジュールがな
いことを表示する(ステップS 119)。
スケジュールプログラムの動作中にクリアキー「C」を
押下すると、第19図のステップ5121へ進み、スケ
ジュール入力のモードに入る。ステップ5121では、
スケジュールの日付の入力が促される。人力された日付
は変数Aに代入され一41= る(ステップ5122)。次にステップ5123でスケ
ジュール項目の入力が促される。入力されたスケジュー
ル項目は変数Bに代入される(ステップ5124)。ス
テップ5125では、入力されたスケジュールがスケジ
ュール記憶領域102のどの位置に記憶されるべきかを
、入力されたスケジュールの日付とスケジュール記憶領
域102に記憶されているスケジュールの日付とを比較
スることによって決定し、その位置に入力されたスケジ
ュールを格納するための領域を確保スルへ<その位置以
降のスケジュールをシフトし、そのことによって作られ
た記憶領域に入力されたスケジュールを格納する。
スケジュール入力モードでは又、文章作成プログラムに
よってデータ交換用記憶領域110に格納された文章デ
ータを、「呼出」キーを用いてスケジュール内に取り込
むことができる。
メモプログラムの動作を第20図〜第22図を参照して
説明する。第20図に示すように、メモプログラムは先
ず、RAMl0内のメモデータ記憶領域103に記憶さ
れているメモデータの該記憶領域内での開始位置と文字
数とを管理しているテーブル104の、−蓄量後に記憶
されているメモデータの位置及び文字数を記憶している
エントリの位置を■xレジスタにセットする(ステップ
5131)。次に、■Xレジスタの内容とテーブルの内
容を用いてメモデータ記憶領域103から該当するメモ
データを読み出しくステップ3132)、読み出された
メモデータを表示する(ステップ5133)。
ステップ5133でメモデータが表示された後で、カー
ソル移動キーが操作されると、第21図に示す処理によ
り、表示中のメモデータの前後に記憶されているメモデ
ータが表示される。第21図に於いて、ステップ513
4及び5135では、カーソル移動キーが押下されたか
否かを判断し、上方移動キーが押下されたと判断した場
合にはステップ5136へ進み、下方移動キーが押下さ
れたと判断した場合にはステップ5137へ進む。
ステップ8136では、IXレジスタから1を減=43 じ、前のメモデータの開始位置及び文字数を記憶してい
るテーブル104のエントリの位置をIXレジスタに記
憶させる。これに対してステップ5137では、Ixレ
ジスタに1を加え、次のメモデータの開始位置及び文字
数を記憶しているテーブル104のエントリの位置をf
Xレジスタに記憶させる。ステップ5138では、IX
レジスタが示すテーブルエントリにデータが存在するか
否かを判断することによってメモデータが存在するか否
かを判断し、テーブルエントリにデータが存在する場合
にはメモデータ読み出しステップ(ステップ5132)
へ戻り、データが存在しない場合には該当するメモデー
タがないことを表示する(ステップS 139)。
メモプログラムの動作中に文字キー又は数字牛−を操作
すると、第22図のステップ3141へ進み、メモデー
タ入力のモードに入る。ステップ5141ではメモデー
タが入力され、最後に「入力」キーが押下されると、入
力されたメモデータはメモデータ記憶領域103に記憶
されている最後のメモデータの次に追加される(ステッ
プ5142)。ステップ5143では、ステップ514
2で記憶したメモデータの開始位置及び文字数を保持す
るエントリをテーブル104に追加する。
メモデータ入力モードでは又、文章作成プログラムによ
ってデータ交換用記憶領域11.0に格納された文章デ
ータを、「呼出」キーを用いてメモデータとして取り込
むことができる。データ交換用記憶領域110には文章
データが区切り記号と共に格納されているので、メモプ
ログラムはこの区切りコードを用いて1、取り込んだ文
章データを適切な改行を伴ってLCD5上に表示するこ
とができる。
最後に、メモリカードによって供給されるアプリケーシ
ョンプログラムの一例として、第3図のメモリカード7
内のアプリケーションプログラムの動作を説明する。前
述したように、メモリカード7上にはキーシンボルが印
刷されており、このキーシンボルは実際にはキーとして
は機能しないが、以下では簡単のために、キーシンボル
をキーとして機能するものとして取り扱う。
第3図のメモリカード7内のアプリケーションプログラ
ムは、スペリングチエツク機能付き英語辞書のプログラ
ムである。このプログラムは、先ず、第23A図に示す
ように、単語の入力を要求する表示をLCD5上に行う
。第23B図に示すように単語を入力した後、メモリカ
ード7上の「C0RRECTJキー701を押下すると
、メモリカード7内の辞書中で入力された単語を検索し
、単語を辞書中で発見すると、第23C図に示すように
、 rIT’  S  C0RRECTJ と表示する
ことにより、入力単語の綴りが正しいことを操作者に示
す。
次にメモリカード7上のrALTERNAT IVEj
キー702を押下すると、第23D図に示すように、入
力単語に綴りが類似している単語とそれらの単語の数が
LCD5上に表示される。また、メモリカード7上のr
DEFINrTI○Nコキー703を押下すると、第2
3E図に示すように、入力された単語の定義が表示され
る。第23E図の単語の定義の表示状態に於いて、メモ
リカード7上のrsYNONYMJキー704を押下す
ると、第23F図に示すように、入力された単語の同義
語が表示される。尚、メモリカード7上のカーソル移動
キー707及び708は、LCD5上の表示内容をスク
ロールさせるために用いられる。また、rHYPHEN
J牛−705は、入力した単語の綴りの切れ目を表示さ
れるためのキーである。「?」キー706は、入力しよ
うとする単語中の不明の文字の代わりに文字「?」を入
力するためのキーである。入力単語の検索に於いて、入
力単語中の文字「?」の位置については辞書内の単語と
の一致判断が省略されるため、文字「?」を用いること
によって綴りが不明確な単語の検索が可能である。
(発明の効果) 本発明によれば、階層構造を有する文章を作成腰作成さ
れた文章をその階層構造に基づいて操作することが可能
な小型電子機器が提供される。
本発明の小型電子機器では又、文章処理の対象として文
章中の成る文章データを選択するだけで、その文章デー
タに直接又は間接に従属する文章データが自動的に該対
象に組み入れられるため、階層構造を有する文章の処理
に於いて処理対象を効率的に、且つ誤りなく選択するこ
とができる。本発明の小型電子機器では又、成る階層に
対応付けられる文章データのみを表示し、その階層より
も下位の階層に対応付けられる文章データの表示を省略
することができ、このため、小型電子機器に設けられて
いる表示デバイスの大きさが限られている場合に於いて
も、文章全体の構成を容易に把握することができる。要
約すると、本発明の小型電子機器によれば、本質的に階
層構造を有する文章を効率よく作成することが可能とな
る。
4、  ゛   の    な■ 第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図はその実施
例に於いて用いられるメモリカードの内部構造を模式的
に示す図、第3図は第2図のメモリカードの平面図、第
4図はその実施例の/%ードウエア構造を示すブロック
図、第5図はその実施例のメモリマツプを示す図、第6
図はその実施例のモード切換部を示す図、第7図はその
実施例の電源投入時の動作を示すフローチャート、第8
図は文章作成プログラムによる文章データの管理方式を
説明するための図、第9A図〜第9に図は文章作成プロ
グラムによる文章作成及び文章操作の一例の各段階に於
ける表示状態を示す図、第10A図、第10B図、第1
1図及び第12図は文章作成プログラムの動作を示すフ
ローチャート、第13図及び第14図はカレンダープロ
グラムの動作を示すフローチャート、第15図及び第1
6図は住所録プログラムの動作を示すフローチャート、
第17図〜第19図はスケジュールプログラムの動作を
示すフローチャート、第20図〜第22図はメモプログ
ラムの動作を示すフローチャート、第23A図〜第23
F図は第3図のメモリカード内のアプリケーションプロ
グラムの動作中の表示状態を示す図である。
1・・・小型電子機器、4・・・キーホード、5・・・
LCD、6・・・透明キーボード、7・・・メモリカー
ド、8=50 ・・・制御部、9・・・ROM、10・・・RAM51
06・・・文章データ記憶領域、107・・・管理テー
ブル、108・・・管理テーブルのエントリ、111・
・・階層フィールド、112・・・子存在フラグ、11
3・・・文字数フィールド、109・・・テーブルポイ
ンタ、110・・・データ交換用記憶領域。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、文章作成手段と、該文章作成手段を用いて入力され
    た文章データを記憶する記憶手段とが設けられた小型電
    子機器であって、 該文章作成手段が、 操作者の操作に基づいて複数の階層の何れかを選択する
    手段、及び 入力され、該記憶手段に格納された文章データを選択さ
    れた階層に対応付けて管理する手段を備えた小型電子機
    器。 2、1個以上の文章処理機能を有する文章作成手段と、
    該文章作成手段を用いて入力された文章データを記憶す
    る記憶手段とが設けられた小型電子機器であって、 該文章作成手段が、 操作者の操作に基づいて複数の階層の何れかを選択する
    手段、 入力され、該記憶手段に格納された文章データを選択さ
    れた階層に対応付けて管理する手段、操作者の操作に基
    づいて、記憶されている文章データの何れかを選択する
    手段、並びに 該管理手段が保持している管理情報に基づいて、該文章
    データ選択手段を用いて選択された文章データと、該選
    択された文章データの階層に直接に従属する下位の階層
    及び間接に従属する下位の階層に対応付けられた文章デ
    ータとに対して該文章処理機能の何れかを一括して実行
    する手段 を備えた小型電子機器。 3、文章作成手段と、該文章作成手段を用いて入力され
    た文章データを記憶する記憶手段と、該文章作成手段以
    外の他のデータ処理手段とが設けられた小型電子機器で
    あって、 該文章作成手段が、 操作者の操作に基づいて複数の階層の何れかを選択する
    手段、 入力され、該記憶手段に格納された文章データを選択さ
    れた階層に対応付けて管理する手段、操作者の操作に基
    づいて、記憶されている文章データの何れかを選択する
    手段、並びに 該管理手段が保持している管理情報に基づいて、該文章
    データ選択手段を用いて選択された文章データと、該選
    択された文章データの階層に直接に従属する下位の階層
    及び間接に従属する下位の階層に対応付けられた文章デ
    ータとを該他のデータ処理手段によってアクセス可能な
    記憶手段に格納する手段 を備えた小型電子機器。 4、文章作成手段と、該文章作成手段を用いて入力され
    た文章データを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶
    されている文章データを表示できる表示手段とが設けら
    れた小型電子機器であって、該文章作成手段が、 操作者の操作に基づいて複数の階層の何れかを選択する
    手段、 入力された文章データを選択された階層に対応付けて管
    理する手段、 操作者の操作に基づいて、記憶されている文章データの
    何れかを選択する手段、並びに 該管理手段が保持している管理情報に基づいて、選択さ
    れた文章データと、該選択された文章データの階層と等
    位の階層であって、且つ該選択された文章データの階層
    が従属する上位の階層に従属している階層に属する文章
    データとを該表示手段に表示する手段 を備えた小型電子機器。
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