JPH05233612A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH05233612A
JPH05233612A JP4027809A JP2780992A JPH05233612A JP H05233612 A JPH05233612 A JP H05233612A JP 4027809 A JP4027809 A JP 4027809A JP 2780992 A JP2780992 A JP 2780992A JP H05233612 A JPH05233612 A JP H05233612A
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JP4027809A
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Minoru Asafuku
実 浅福
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アプリケーションプログラムから文書編集プ
ログラムの文書の構成要素の一部に変換するものにおい
て、変換機能の開発効率の向上を図ったデータ処理装置
を提供する。 【構成】 画面上に直線、円などの幾何学図形、ビット
マップからなるビットイメージ、文字などを表示するユ
ーザインタフェース2を持ち処理を行う複数のプログラ
ム1を備えたデータ処理装置において、プログラム1の
ユーザインタフェース2を通して引き渡される図形など
のデータに基づいて画面表示処理を行う画面表示ルーチ
ン群3と、ルーチン群3の各内部に設け図形などのデー
タから文書編集プログラム用データの生成機能を有する
文書データ生成手段4と、ルーチン群3を画面表示と文
書データ変換のいずれの処理か切り替える処理モード切
り替え手段2′とを備え、切り替え手段2′よりルーチ
ン群3を文書編集プログラム用文書データの生成モード
に切り替えて文書編集プログラム用データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面上に線や円や多角
形などの幾何学図形、ビットマップからなるビットイメ
ージ、及び文字を表示するユーザインタフェースを持つ
アプリケーションプログラムから、これとは別の幾何学
図形、ビットイメージ、文字などを構成要素として扱え
る文書編集プログラムの文書データを自動的に生成する
データ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRT画面上で生成加工されたデータを
そのまま例えば提出資料として使用するのに、A4版や
B4版などのサイズを指定することによって、任意の大
きさのハードコピーを出力できるようにしたCRT画面
のハードコピー方式が提案されている(例えば特開平3
−102518号公報参照)。
【0003】ところで、いま、線や円や多角形などの幾
何学図形、ビットマップで表現されコード化できないイ
メージデータからなるビットイメージ、文字などを構成
要素として扱えるワードプロセッサなどの文書編集プロ
グラム(Aプログラム)と、画面上に幾何学図形、ビッ
トイメージ、文字などを表示するユーザインタフェース
を持つような、Aプログラムとは別の各種処理を行うス
プレッドシートやデータベース検索プログラムなどのア
プリケーションプログラム(Bプログラム)が使用され
る業務について考察する。この場合、Bプログラムで
は、各種処理を行ってその処理結果を例えば表やグラ
フ、所定のフォーマットに生成加工して表示出力され、
このようにBプログラムで生成加工されたデータは、画
面上に表示されるだけでなく最終的にAプログラムによ
って編集される文書の構成要素の一部に変換され、報告
書などの形にまとめるように要求されることが多い。そ
のため、Bプログラムでは、例えば処理結果のデータと
これを表示出力するため表やグラフ、所定のフォーマッ
トに生成加工する各種データを有している。
【0004】他方、Bプログラムの表示の意味や使用方
法を説明する文書を作成する目的でAプログラムが使用
されることも多く、この場合Bプログラムの表示画面を
忠実にAプログラムの文書の構成要素の一部に変換する
機能が必要とされる。
【0005】この機能を実現する場合、従来は主に以下
の2つの方法が用いられていた。図6及び図7はアプリ
ケーションプログラムから文書編集プログラムのデータ
を生成する従来の方法を説明するための図であり、1
1、21は複数のアプリケーションプログラム(Bプロ
グラム)、12、22は文書編集プログラム(Aプログ
ラム)、13、23は画面表示ルーチン群(ライブラ
リ)、14、24は表示画面、15、25はAプログラ
ム文書データ、16はビットイメージ変換手段、26は
文書データ生成部を示す。
【0006】従来の1つの方法は、図6に示すような構
成によって実現されるものである。すなわち、図6にお
いて、アプリケーションプログラム11は、各種処理を
行い処理結果を適宜所定の表やグラフ、フォーマットな
どにして表示出力したりするものであり、そのために文
字や直線、ビットイメージ、多角形などを表示するユー
ザインタフェースを持つプログラムである。画面表示ル
ーチン群13は、アプリケーションプログラム11の下
位にあって、アプリケーションプログラム11のユーザ
インタフェース(表示処理部)を介してそれぞれ文字や
直線、ビットイメージ、多角形などのデータを受け取り
文字表示や直線表示、ビットイメージ表示、及び多角形
表示などを行うライブラリであり、例えばフレームバッ
ファに文字は文字コードのデータを入力してこれを文字
フォントに展開し、幾何学図形は始点と終点の座標、或
いは始点の座標と方向と長さ、始点と終点と半径、中心
と半径などのデータを入力して直線や曲線を描画し、ビ
ットイメージは、ビットマップのデータを入力して画素
単位にオン/オフの割付を行う。ビットイメージ変換手
段16は、アプリケーションプログラム11の処理結果
がユーザインタフェースを介して画面表示ルーチン群1
3でそれぞれ画面に展開表示され、画面表示が終了した
状態でその表示画面14の内容を表示画素単位のビット
イメージデータとして読み込み、これをビットイメージ
変換手段16により文書編集プログラム12のビットイ
メージ表現形式に変換してその文書データ15を文書編
集プログラム12に渡すものである。このようにビット
イメージ表現形式に変換してその文書データ15を文書
編集プログラム12に渡すため、ビットイメージ変換手
段16を第3のプログラムとして用意し、あるいは同様
の処理を行う機能をアプリケーションプログラム11内
に持っている。
【0007】もう1つの方法は、図7に示すようにアプ
リケーションプログラム21の画面表示用ルーチン23
とは別に、文書編集プログラム22への出力用に、より
簡便な外観のフォーマットのデータを作成するルーチン
(文書データ生成部26)をアプリケーションプログラ
ム21が持ち、これによって作成された文書データ25
を文書編集プログラム25に渡すものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方式には以下のような問題点があった。
【0009】まず、図6に示す例では、幾何学図形、
表、文字もすべてビットイメージに変換されてしまうた
め、文書編集プログラムに取り込まれた後に幾何学図形
を移動/変形したり、表に行を追加したり、文字のフォ
ントを変更したり、というような元々のデータの性質に
応じた編集ができなくなってしまう。また、アプリケー
ションプログラムの画面の解像度に制約されてしまい、
文書編集プログラムがより高解像度の表示を行うことが
できたり、プリンタのフォントを用いて印刷を行うこと
ができても、これらの機能を利用出来ない。
【0010】また、図7に示す例では、文書編集プログ
ラムへの出力ルーチンがアプリケーションプログラム
(Bプログラム)の種類に依存してしまい、他のアプリ
ケーションプログラム(Bプログラム)への再利用が困
難になる。このため文書編集プログラムに出力をするア
プリケーションを多種開発する場合には開発効率が悪
い。また、画面表示の外観と文書編集プログラムでの外
観とを一致させようとすれば、ほぼ画面表示ルーチンと
同様な変換ルーチンを作成する必要があり、生産性の低
下は著しい。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、アプリケーションプログラムから文書編集プログ
ラムの文書の構成要素の一部に変換するものにおいて、
汎用性が高くかつ高品質の変換が実現でき、変換機能の
開発効率、生産性の向上を図ったデータ処理装置を提供
することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のデー
タ処理装置は、図1に示すように画面上に直線、円、多
角形などの幾何学図形、ビットマップからなるビットイ
メージ、文字などを表示するユーザインタフェースを持
ち各種処理を行う複数のプログラム1を備えたデータ処
理装置において、前記複数のプログラム1のユーザイン
タフェースを通して引き渡される前記幾何学図形、ビッ
トイメージ、文字などのデータに基づいて画面表示処理
を行う画面表示ルーチン群3と、前記画面表示ルーチン
群3の各内部に設け幾何学図形、ビットイメージ、文字
などのデータから文書編集プログラム用データの生成機
能を有する文書データ生成手段4と、前記画面表示ルー
チン群3を画面表示と文書データ変換のいずれの処理を
行うか切り替える処理モード切り替え手段2とを備え、
前記処理モード切り替え手段2より前記画面表示ルーチ
ン群3を文書編集プログラム用文書データの生成モード
に切り替えて各前記文書データ生成手段4で前記文書編
集プログラム用データを生成するように構成したことを
特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明のデータ処理装置では、文書編集プログ
ラム用の文書データの生成機能を有する文書データ生成
手段4を各種処理を行うプログラム1が共通に使用し画
面表示処理を行う画面表示ルーチン群3の各内部に設け
たので、幾何学図形表示ルーチン、ビットイメージ表示
ルーチンなどアプリケーションプログラム1が画面表示
に使用する画面表示ルーチン群3の内部に対応する文書
編集プログラムデータ生成機能をアプリケーションプロ
グラム1の下位に持たせることができ、多種のアプリケ
ーションが共通に使用できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のデータ処理装置の1実施例を示
す図、図2は本発明のデータ処理装置による文書データ
の生成例を説明するための図であり、1はアプリケーシ
ョンプログラム、2はユーザインタフェース、2′、
2″は表示/変換処理切替部、3は画面表示ルーチン
群、4は文書データ生成部、5は画面、6は文書デー
タ、101は入力部、102は入出力制御部、103は
表示部、104は処理部を示す。
【0015】本発明のデータ処理装置は、全体の構成概
要を示すと、例えば図1(イ)に示すようにデータやコ
マンド等の入力を行う入力部101、入力部101から
入力されたデータの処理、コマンドの実行、表示部10
3への表示データの生成その他の処理を行うデータ処理
部104、入力データや処理データの表示出力を行う表
示部103、入力部101からのデータやコマンド等の
入力や表示部103への表示データの出力、データ処理
部102との間の入出力データの制御を行う入出力制御
部102からなる。そして、処理部104は、複数のア
プリケーションプログラム(Bプログラム)1や文書処
理部(Aプログラム)6、画面表示ルーチン群(表示補
助部)3等を有し、文書処理その他の各種の処理を行う
ものであり、これら処理の関係を示したのが図1(ロ)
である。
【0016】複数のアプリケーションプログラム(Bプ
ログラム)1は、先に説明したように画面上に幾何学図
形、ビットイメージ、文字などを表示するユーザインタ
フェース2を持つ、文書編集プログラムとは別の各種処
理を行うプログラムである。これら各アプリケーション
プログラム1がどのような処理を行いどのような画面表
示を行うものであってもその処理を細分化していくと、
「文字表示」、「直線表示」、「ビットイメージ表
示」、「多角形領域表示」、「円表示」、「幾何学図形
表示」などの基本的な画面表示処理に分解される。画面
表示ルーチン群3は、これら画面表示処理を行うもので
ある。
【0017】例えばアプリケーションプログラム1が統
計処理を行ってその処理結果を表とグラフで画面表示す
る場合、アプリケーションプログラム1の画面上に幾何
学図形、ビットイメージ、文字などを表示するユーザイ
ンタフェース2において、基本的な画面表示処理の単位
に分解して画面表示ルーチン群3にそれぞれのデータが
引き渡される。画面表示のどの表示位置にどの文字を表
示しなさいというような、処理結果の標題や名称、項目
名、目盛値、統計値などの文字データがそれぞれの表示
位置のデータと共に画面表示ルーチン群3の文字表示ル
ーチンに引き渡される。また、表の縦横罫線やグラフの
横軸、縦軸の位置とスケール、棒グラフであればそれぞ
れの棒の長さと表示位置、折れ線グラフであれば各線の
始点と終点などのデータが画面表示ルーチン群3の直線
表示ルーチンに引き渡される。さらに、グラフが多角形
の領域内に表示するレーダグラフの場合には、その多角
形のデータとその表示位置のデータが画面表示ルーチン
群3の多角形表示ルーチンに、上記のいずれでもなくビ
ットマップからなるビットイメージのデータがあればそ
のデータは画面表示ルーチン群3のビットイメージ表示
ルーチンに引き渡される。ここで、ビットイメージのデ
ータは、所謂ビットマップからなるデータであり、画像
のようなイメージだけでなく、先に説明した図6に示す
従来の方法で得られたような、文字や幾何学図形として
処理できるデータ構造では取り込まれていないデータで
ある。したがって、表示画面の内容を表示画素単位のビ
ットイメージデータとして読み込んだデータ(フレーム
メモリそのものから読み込んだデータ)や、イメージス
キャナで読み込まれたデータを含むものであることはい
うまでもない。
【0018】画面表示ルーチン群3は、上記のように各
アプリケーションプログラム1から渡された各データを
それぞれの特有の処理によって画面表示用のフレームメ
モリに展開するものであり、各アプリケーションプログ
ラム1が共通に使用するものである。例えば文字表示ル
ーチンであればコード化された文字データから所定の字
体、サイズなどで文字フォントを指定された所定の位置
に展開する処理を行うことによって、グラフや表の標
題、名称、縦軸、横軸の名称、単位、メモリ、項目名、
各欄の数値などの文字情報が表示される。同様に、直線
表示ルーチンや多角形表示ルーチンであれば表の縦横罫
線やグラフの横軸、縦軸の位置とスケール、棒グラフで
あればそれぞれの棒の長さと表示位置、折れ線グラフで
あれば各線の始点と終点などのデータから直線、多角形
の描画処理を行い、ビットイメージ表示ルーチンであれ
ばビットイメージデータをフレームメモリの所内の領域
に書き込む処理を行うことによって、それぞれの対応す
る幾何学図形やビットイメージが文字と共に表示され
る。
【0019】文書データ生成部4は、アプリケーション
プログラム1が画面表示に使用する画面表示ルーチン群
3の各内部にあって、アプリケーションプログラム1か
ら渡された上記の各データより文書編集プログラム用の
文書データ(文書編集プログラム構成要素データ)を生
成する機能を有するものである。つまり、画面表示ルー
チン群3は、先に説明したようにアプリケーションプロ
グラム1から渡されたデータを画面表示用のフレームバ
ッファに展開するものであるが、文書データ生成部4
は、そのフレームバッファに展開する各データをワード
プロセッサなどの文書編集プログラムで文字、線や円、
多角形などの幾何学図形、ビットイメージの構成データ
として扱えるフォーマットの文書データに変換するもの
である。
【0020】表示/変換処理切替部2′は、アプリケー
ションプログラム1の内部にあって、画面表示ルーチン
群3を上記のフレームバッファに展開する画面表示処理
モードと文書データに変換する処理のいずれを行うか切
り替える処理モード切り替え手段である。なお、アプリ
ケーションプログラム1とは別に表示/変換処理切替部
2″をおいてもよい。
【0021】本発明のデータ処理装置は、上記のように
多種のアプリケーションプログラム1が共通に画面表示
ルーチン群3を使用できるように、文書編集プログラム
用の文書データ変換機能をもつ文書データ生成部4をア
プリケーションプログラム1にもつのではなくその下位
レベルの画面表示ルーチン群3の各内部におくように構
成したものである。
【0022】本発明のデータ処理装置によるアプリケー
ションプログラム1の対文書編集プログラム出力機能
は、上記のように画面表示ルーチン群3を通して表示さ
れるアプリケーションプログラム1の処理結果を画面表
示ルーチン群3の内部に持つ文書データ生成部4で文書
編集プログラム用の文書データに変換して出力する機能
であって、まず、アプリケーションプログラム1の表示
/変換処理切替部2′から画面表示ルーチン群3に対し
て画面表示ではなく文書編集プログラムデータ生成モー
ドに切り替える処理を実行する。その後、従来の画面表
示ルーチンをそのまま実行することによって画面表示ル
ーチン群3の各文書データ生成部4で文書編集プログラ
ム用のデータを生成する。あるいは個々の画面表示ルー
チン群3が呼び出される時点でアプリケーションプログ
ラム1から引き渡されるデータにどちらの処理を行うか
判断する情報を持たせ、画面表示ルーチン群3がこれを
もとに処理を切り替える方法を用いてもよい。
【0023】したがって、文書編集プログラムは、編集
する文書の構成要素として上記画面表示ルーチン群3の
個々のルーチンに対応するもの(文字、ビットイメー
ジ、線、etc)が扱えるものであること、しかもアプ
リケーションプログラム1を開発する際にそれらのデー
タ構造が分かっていること、を前提としていることは勿
論である。
【0024】次に、本発明のデータ処理装置による文書
データの生成例を図2により説明する。
【0025】いま、アプリケーションプログラム1によ
って画面表示ルーチン群3が図2に示す画面5を表示し
ているとすると、「富士」、「Name」、「Phot
o」、「Phone」、「1099」からなる文字の部
分が文字表示ルーチンで表示され、「Photo」の文
字部分の下にあるイメージ部分がビットイメージ表示ル
ーチンで表示され、中央の横の実線と縦の2本の点線が
直線表示ルーチンで表示され、文字やイメージを囲った
楕円部分が円表示ルーチンで表示され、三角形のメッシ
ュによる塗り潰し領域が多角形領域表示ルーチンで表示
される。これらアプリケーションプログラム(Bプログ
ラム)1が共通に使用する画面表示ルーチン群3の個々
の内部に文書データ生成部4として文書編集プログラム
(Aプログラム)のデータ生成機能を持っているので、
それぞれで文字データ、ビットイメージデータ、直線デ
ータ、円データ、多角形領域データが生成され、画面5
に対応する文書編集プログラムの文書データ6が得られ
る。
【0026】次に、アプリケーションプログラムと画面
表示ルーチンの処理を説明する。図3はアプリケーショ
ンプログラム1と画面表示ルーチン群3の処理の流れを
説明するための図、図4は表示画面の例を示す図、図5
は従来の方式のアプリケーションプログラム1の処理の
流れを説明するための図である。
【0027】まず、アプリケーションプログラム1は、
図4に示すようにその機能の1つとして一対の数値7と
ビットイメージ9を表示するものとし、「1099」と
いう数値7と図4に示したような何らかのビットイメー
ジ9とこれら2つが対であるという情報をデータとして
得ることができたとする(状態1)。そして、アプリケ
ーションプログラム1は、この結果を表現するために画
面上に図4(イ)に示すような表示をするものとする。
これは、画面上を特定の位置に水平な直線8を表示する
ことによって区切り、その直線8の上部に数値7の「1
099」を数字で表示し、下部にビットイメージ9を表
示するものであるとする。
【0028】このような場合、文書編集プログラムへの
出力機能を持たない従来のアプリケーションプログラム
(Bプログラム)の処理の流れは、まず、図3(イ)で
示すようにBプログラム本来の処理(ステップS1)を
行って「1099」という数値7とビットイメージ9と
これら2つが対であるという情報をデータとして得られ
る(状態1)と、次に図3(ハ)に示すように直線8の
表示位置、その太さ色などの属性を決定して直線表示ル
ーチンを呼び(ステップS2〜S4)、同様に数値7の
表示位置を決定し、数値に対応する文字列「1099」
に変換し、文字サイズなどの属性を決定して文字列を表
示するルーチンを呼び(ステップS5〜S8)、さらに
ビットイメージ9の表示位置、その色などの属性を決定
してビットイメージを表示するルーチンを呼ぶ(ステッ
プS9〜S11)。そして、これらの各画面表示ルーチ
ンがそれぞれの処理を実行することによって、図4に示
す画面表示が行われる。
【0029】本発明のデータ処理装置では、図3(イ)
に示す従来の処理に対し、図3(ロ)に示すように変更
される。すなわち、ステップS1でBプログラム本来の
処理を行って「1099」という数値7とビットイメー
ジ9とこれら2つが対であるという情報をデータとして
得られた後、この状態1から出力先を決定する(ステッ
プS21)と、画面表示/Aプログラム出力かの判断処
理(ステップS22)を行い、この判断処理にしたがっ
て、Aプログラム出力の場合には図1で説明した表示/
変換処理切替部2′により画面表示ルーチン群3をAプ
ログラム出力モードに切り替える処理を行う(ステップ
S23)ようにするものである。この場合の画面表示/
Aプログラム出力かの判断は、ユーザの要求に応じて設
定された情報に基づいて行われることはいうまでもな
い。
【0030】また、画面表示ルーチン群3の直線、文
字、ビットイメージなどの各ルーチンにおいても、図3
(ニ)に示す直線表示ルーチンの例のように表示/変換
処理切替部2′による出力モード切り替えに応じて文書
生成モードか否かの判断処理(ステップS26)を行
い、この判断処理にしたがって文書データ生成の処理
(ステップS27)、従来の直線表示ルーチンの処理
(ステップS29)を行うように処理の流れが変更され
る。本発明によれば、このとき、図3(ハ)のステップ
S2〜S11の処理部分には何ら変更を必要としないの
が特徴である。
【0031】一方、先に図7で説明した従来の方法にお
いて、図5(イ)に示す文書編集プログラムへの出力機
能を持たない従来のアプリケーションプログラム(Bプ
ログラム)の処理に対して、上記本発明と同様の出力を
得るためには、図5(ロ)、(ハ)に示すような変更が
必要であった。すなわち、図5(ハ)に示すように直線
8の表示位置、その太さ色などの属性を決定した後Aプ
ログラムの直線データを生成するルーチンを呼び(ステ
ップS31〜S33)、同様に数値7の表示位置を決定
し、数値に対応する文字列「1099」に変換し、文字
サイズなどの属性を決定してAプログラムの文字データ
を生成するルーチンを呼び(ステップS34〜S3
7)、さらにビットイメージ9の表示位置、その色など
の属性を決定してAプログラムのビットイメージデータ
を生成するルーチンを呼ぶ(ステップS38〜S40)
というステップS31〜S40からなる文書編集プログ
ラム出力用の専用のルーチンを用意する必要があった。
そして図5(ロ)に示すようにステップS1でBプログ
ラム本来の処理を行って「1099」という数値7とビ
ットイメージ9とこれら2つが対であるという情報をデ
ータとして得られた後、この状態1から出力先を決定す
る(ステップS21)と、画面表示/Aプログラム出力
かの判断処理(ステップS22)を行い、この判断処理
にしたがって、Aプログラム出力の場合には専用のルー
チン〔A′〕(ステップS31〜S40)を画面表示ル
ーチン〔A〕(ステップS2〜S11)とは別機能とし
て用いるようにしていた。しかも、この文書編集プログ
ラム出力用の専用のルーチンでは、画面への表示が図4
(ロ)のように変更になり画面表示のルーチンを変更し
た場合、それに合わせて作成し直さねばならないという
問題が生じる。
【0032】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、Aプログラムはワードプロセッサなどの
文書編集プログラム、Bプログラムはスプレッドシート
やデータベース検索プログラムなどのアプリケーション
プログラムに相当するものとして説明したが、Bプログ
ラムからAプログラムのデータを自動的に生成する機能
の実現方式に関するものであれば、どのような目的のプ
ログラムであってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、対文書編集プログラムデータ出力機能を各アプリケ
ーションプログラムに実装する際、その主要部分は、従
来の画面表示ルーチンをそのまま利用でき、文書編集プ
ログラムへの変換と表示の処理を切り替える部分だけ実
装すればよい。
【0034】このため多種のアプリケーションは、個々
に対文書編集プログラム出力機能を実装する必要がなく
なるので、アプリケーションプログラムの文書編集プロ
グラムへの変換機能の開発効率/生産性の向上を図るこ
とができる。また、画面表示ルーチン群の個々にデータ
生成が対応しているので、画面表示の外観と文書編集プ
ログラムでの外観とは必然的によく一致するものとな
り、これらの点で従来の方式の問題点を解決することが
できる。
【0035】また、アプリケーションプログラムで幾何
学図形データであるものは文書編集プログラムでも幾何
学図形データに変換される。表データ、文字データにつ
いても同様であるので、これらがすべてビットイメージ
に変換されてしまうことによる従来の方式の問題点も全
て解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ処理装置の1実施例を示す図
である。
【図2】 本発明のデータ処理装置による文書データの
生成例を説明するための図である。
【図3】 アプリケーションプログラムと画面表示ルー
チンの処理の流れを説明するための図である。
【図4】 表示画面の例を示す図である。
【図5】 従来の方式のアプリケーションプログラムの
処理の流れを説明するための図である。
【図6】 アプリケーションプログラムから文書編集プ
ログラムのデータを生成する従来の方法を説明するため
の図である。
【図7】 アプリケーションプログラムから文書編集プ
ログラムのデータを生成する従来の方法を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…アプリケーションプログラム、2′、2″…表示/
変換処理切替部、3…画面表示ルーチン群、4…文書デ
ータ生成部、5…画面、6…文書データ
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1イ】 本発明のデータ処理装置の1実施例を示す
図である。
【図1ロ】 本発明のデータ処理装置の1実施例を示す
図である。
【図2】 本発明のデータ処理装置による文書データの
生成例を説明するための図である。
【図3】 アプリケーションプログラムと画面表示ルー
チンの処理の流れを説明するための図である。
【図4】 表示画面の例を示す図である。
【図5】 従来の方式のアプリケーションプログラムの
処理の流れを説明するための図である。
【図6】 アプリケーションプログラムから文書編集プ
ログラムのデータを生成する従来の方法を説明するため
の図である。
【図7】 アプリケーションプログラムから文書編集プ
ログラムのデータを生成する従来の方法を説明するため
の図である。
【符号の説明】 1…アプリケーションプログラム、2′、2″…表示/
変換処理切替部、3…画面表示ルーチン群、4…文書デ
ータ生成部、5…画面、6…文書データ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1イ】
【図1ロ】
【図4】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に幾何学図形、ビットイメージ、
    文字などを表示するユーザインタフェースを持ち各種処
    理を行う複数のプログラムを備えたデータ処理装置にお
    いて、 前記複数のプログラムのユーザインタフェースを通して
    引き渡される前記幾何学図形、ビットイメージ、文字な
    どのデータに基づいて画面表示処理を行う画面表示ルー
    チン群と、 前記画面表示ルーチン群の各内部に設け幾何学図形、ビ
    ットイメージ、文字などのデータから文書編集プログラ
    ム用データの生成機能を有する文書データ生成手段と、 前記画面表示ルーチン群を画面表示と文書データ変換の
    いずれの処理を行うか切り替える処理モード切り替え手
    段とを備え、前記処理モード切り替え手段より前記画面
    表示ルーチン群を文書編集プログラム用データの生成モ
    ードに切り替えて各前記文書データ生成手段で前記文書
    編集プログラム用データを生成するように構成したこと
    を特徴とするデータ処理装置。
JP4027809A 1992-02-14 1992-02-14 データ処理装置 Pending JPH05233612A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085674A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Microsoft Corp 形状を使用する共通チャーティング

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085674A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Microsoft Corp 形状を使用する共通チャーティング
JP4700423B2 (ja) * 2004-09-15 2011-06-15 マイクロソフト コーポレーション 形状を使用する共通チャーティング

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