JPH10324039A - 印刷フォーマットを対話的に変更する方法及びプリンタエミュレータ - Google Patents

印刷フォーマットを対話的に変更する方法及びプリンタエミュレータ

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JPH10324039A
JPH10324039A JP9135310A JP13531097A JPH10324039A JP H10324039 A JPH10324039 A JP H10324039A JP 9135310 A JP9135310 A JP 9135310A JP 13531097 A JP13531097 A JP 13531097A JP H10324039 A JPH10324039 A JP H10324039A
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JP
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JP9135310A
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Hiroshi Toushiba
宏 東芝
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の帳票処理システムでは新規の帳票フォ
ーマットに簡単に対応することができなかった。 【解決手段】 プリンタに出力される印字データを受け
取って印刷イメージを作成し、その印刷イメージをディ
スプレイ装置の画面に表示し、表示された印刷イメージ
を画面上で編集し、編集された印刷イメージの印字デー
タをプリンタに出力して、帳票の印刷フォーマットを対
話的に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の帳票に従っ
て印字データをプリンタに送り出す装置に係り、ある帳
票に従って組み立てた特定フォーマットの印字データ
を、プリンタに送り出す前に修正し、別の帳票に合う印
字データにしてからプリンタに送り出すことを可能にし
た方法に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機によって各種の帳票を処理するシ
ステムにおいて、あらかじめ罫線が印刷された特定の書
式の用紙に文書を印刷したり、あるいは特定の帳票を使
用することを前提として、その帳票のフォーマットに合
わせて印字データをプリンタに出力することがよく行わ
れる。特に、帳票を処理するシステムにおいては、特定
の帳票フォーマットに合わせて処理プログラムを作成し
ておき、印刷時にユーザがいちいち印刷フォーマットを
設定しなくてもよいようにしている。また、複数の帳票
に対応できるように、処理プログラムをそれらの帳票に
合わせて作成しておき、処理時にユーザが帳票の種類を
指定できるようにもしている。
【0003】このように従来は、印刷を処理するプログ
ラム自体を、帳票のフォーマットに合わせて最適になる
ように作成していた。そのため、特定の帳票を使ってい
る限りは、ユーザは印刷フォーマットについて設定を変
える必要がなかった。また、あらかじめ使用することが
わかっている幾つかの帳票についても、そのいずれかを
ユーザは選択するだけでよく、全く手間いらずであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特定の帳票を使ってい
る限りは、それ専用に処理プログラムが作成されている
ので効率よく帳票印刷を処理できるが、別の帳票を使お
うとした場合や、従来の帳票のフォーマットが一部変更
されたような場合、処理プログラムそのものを作り変え
なければならないので、一般ユーザは対応が極めて困難
であった。また、複数の帳票に対応できるように作成さ
れた処理プログラムであっても、無限の種類の帳票に対
応することは不可能であり、新規の帳票に対応するため
には、やはり処理プログラムの修正が必要であった。
【0005】文書処理装置等、いわゆるワードプロセッ
サのようなものであれば、文書の作成時に、対象とする
帳票のフォーマットに合わせて文字をページ上に入力
し、新しいフォーマットの帳票に対応することもでき
る。しかし、そのためには、文字あるいはデータが入っ
たページをすべて新しいフォーマットに合わせて修正す
る必要があり、前述した処理プログラムの修正と同じく
らいに困難を伴っていた。
【0006】このように、従来の帳票処理システムで
は、新規の帳票フォーマットに簡単に対応することがで
きなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリンタに出
力される印字データを受け取り、受け取った印字データ
を文字コードと制御コードに分離し、制御コードを解析
して独立した文字列毎に属性情報を付加して記憶し、属
性情報に従って文字列の印刷イメージをディスプレイ装
置の画面に表示し、オペレータの指示に応じて表示され
た印刷イメージを編集し、編集された印刷イメージの印
字データをプリンタに出力するこで上記課題を解決する
ものである。
【0008】
【実施例】図2は、実施例である印刷システムの構成を
示すブロック図であり、メモリ20には、アプリケーショ
ンプログラム21とそのアプリケーションプログラム21が
管理する文書データ22とがあり、アプリケーションプロ
グラム21は文書データ22を印字データとして出力する。
アプリケーションプログラム21が出力する印字データ
は、プリンタ31に出力される前にインターフェース23が
受け取り、それを到着順に1次バッファ24に記憶する。
解析処理26は、1次バッファ24に記憶された印字データ
を読み出し、制御コードを解析して、文字列をその配置
情報と属性情報との組み合わせによる構造体の形で2次
バッファ25に記憶する。そして、これら構造体は表示制
御28によって読み出されて、印刷イメージでディスプレ
イ30の画面に表示される。
【0009】一方、編集処理27は、2次バッファ25に記
憶され、また画面に表示されている文字列の構造体につ
いて、ユーザの入力を受け付けて対話的に編集を行う。
その結果文字列の印刷位置や属性が変更されたならば、
その変更を文字列の構造体に反映するように、構造体の
内容を修正する。修正された構造体は、表示制御28によ
って新しい位置または属性で表示されるので、ユーザは
印刷イメージの表示を確認しながら編集作業をするもの
である。
【0010】また、印刷制御29はユーザの指示に応答し
て、2次バッファ25に記憶されている文字列の構造体を
読み出し、印刷イメージに変換してプリンタ31に出力す
る。尚、実施例の印刷システムは帳票を印刷するもので
あり、アプリケーションプログラム21から出力される印
字データは、すべてのページにわたって同じフォーマッ
トで構成されている。即ち、ある帳票のフォーマットに
合わせて、毎ページ同じ位置に同じ体裁で文字が出力さ
れることを想定して、動作するものである。
【0011】図1は、2次バッファ25に記憶されている
文字列の構造体を示す。1つ以上の文字を含むひと続き
の文字列毎に、文字列保持構造体12と呼ぶ構造体にデー
タが記憶される。構造体の内容は、その文字列をあらわ
す文字コードと、その文字列内の文字のピッチと、フォ
ントの指定情報と、帳票上で文字列を印刷する位置の座
標と、そしてそれ以外の制御情報である。文字列保持構
造体12は普通、1枚の帳票に対して複数存在するので、
それぞれの構造体を指し示すメモリハンドルを集めて、
画面保持テーブル11に記憶する。そして、このメモリハ
ンドルの記憶順が、即ち、アプリケーションプログラム
21から送られてきた印字データの順番である。また、画
面保持テーブル11も複数存在する場合があり、次のテー
ブルのポインタによってリンクされる。
【0012】図3は、プリンタ31に文字列「abc」と
「def」を出力する場合の印字データの例と、それに
対応する印刷フォーマットを示した図である。同図
(a)に示すように、先ず、制御シーケンスの先頭を示
す「エスケープ」コードに続いて、「垂直タブ」を示す
コードとそのパラメータの「5」、そして文字列「ab
c」の文字コードがある。これらは同図(b)に示すよ
うに、印刷範囲の原点から垂直方向に5単位進んだ位
置、即ち、垂直タブを5回実行した位置に、文字列「a
bc」を印刷することを指示するものである。
【0013】そして、次の制御シーケンスは、「エスケ
ープ」コードに続いて、「水平タブ」を示すコードとそ
のパラメータの「6」、そして文字列「def」があ
る。印刷の「現在位置」は、先行する文字列「abc」
の処理によって垂直方向に5単位進んでいるので、文字
列「def」は、同図(b)に示すようにそこから水平
方向に6単位進んだ位置に印刷される。
【0014】このような印字データをアプリケーション
プログラム21から受け取ると、解析処理26は、文字列を
切り離してそれぞれを文字列保持構造体12に記憶するの
で、実際の印刷フォーマットと文字列保持構造体12の関
係は図4に示すようになる。図からわかるように、画面
保持テーブル11には2つの構造体のメモリハンドルがあ
り、最初のメモリハンドルが指し示す文字列保持構造体
12は、文字列「abc」に関するものである。文字列の
ピッチとフォント情報および制御情報は既定値を使用す
ることが指示され、印刷位置を示す座標は(0,5)で
ある。これは、原点から横方向にゼロ、縦方向に5単位
進んだ位置を指している。
【0015】2つ目のメモリハンドルが指す文字列保持
構造体12は、文字列「def」のものであり、座標は
(6,5)である。このように、構造体に記憶される座
標は、前の文字列からの相対位置ではなく、印刷範囲の
原点を基準にした絶対位置であらわされる。
【0016】一方、アプリケーションプログラム21から
送られてくる印字データの座標は、図3に示したよう
に、直前の文字列からの相対位置である。そこで、解析
処理26は、印字データの先頭から処理を進めながら、印
刷位置の変化を加算していき、文字列それぞれの絶対位
置をそれぞれの構造体に記憶するようにしている。これ
は後の編集作業を考えてのことである。
【0017】そこで、次に、解析処理26の動作につい
て、図6以降のフローチャートを参照しながら説明す
る。図に示すように、解析処理26は1次バッファ24から
順に1バイトずつ読み出して(ステップS601)、それが
制御シーケンスの先頭を示す「エスケープ(ESC)」
コードか否かを判定する(同S602)。「エスケープ」コ
ードでなければ文字であると判断して、それに続く文字
コードを、文字列のピッチや座標等の所定の制御情報と
ともに文字列保持構造体12に記憶する(同S603)。
【0018】一方、「エスケープ」コードであるときは
それに続く制御コードを解釈して実行する(同S604)。
その処理手順は図7に示すように、1次バッファ24から
次の1バイトを読み出し(同S701)、それが0xB1乃
至0xD2(16進数)のどのコードかを判定し、以下
に説明するように該当する制御コードの処理に分岐す
る。
【0019】先ず、図7のフローにおいて制御コードが
0xB1と判定された場合は(ステップS702;Yes)、図
8に示す水平タブの処理に分岐する。解析処理26は、1
次バッファ24からパラメータである次の1バイトを読み
出して、現在の印刷位置に加算する。即ち、現在のX座
標を更新する(同S802)。その後、図7のフローに復帰
する。
【0020】また、図7のフローにおいて制御コードが
0xB3と判定された場合は(同S703;Yes)、図9に示
す絶対垂直タブの処理に分岐する。解析処理26は、1次
バッファ24からパラメータである次の1バイトを読み出
し、現在の印刷位置を更新する。即ち、現在のY座標に
加算したうえでX座標をゼロにする(同S902,903)。そ
の後、図7のフローに復帰する。
【0021】また、図7のフローにおいて制御コードが
0xB2と判定された場合は(同S704;Yes)、図10に
示す相対垂直タブの処理に分岐する。解析処理26は、1
次バッファ24からパラメータである次の1バイトを読み
出し、現在の印刷位置を更新する。即ち、現在のY座標
に加算したときY座標が現在のページに収まる場合は
(同S102;No)そのままY座標を更新する(同S106)。
そうでなければ、何ページ送るかを計算して新しいY座
標を計算し(同S103,104)、ページを更新する(同S10
5)。そして、X座標をゼロにする。その後、図7のフ
ローに復帰する。
【0022】また、図7のフローにおいて制御コードが
0xD0と判定された場合は(同S705;Yes)、図11に
示す水平ピッチの処理に分岐する。解析処理26は、1次
バッファ24からパラメータである次の1バイトを読み出
し、それを水平ピッチの値に設定する(同S112)。その
後、図7のフローに復帰する。
【0023】また、図7のフローにおいて制御コードが
0xD1と判定された場合は(同S706;Yes)、図12に
示す改行ピッチの処理に分岐する。解析処理26は、1次
バッファ24からパラメータである次の1バイトを読み出
し、それを改行ピッチの値に設定する(同S122)。その
後、図7のフローに復帰する。
【0024】また、図7のフローにおいて制御コードが
0xC2と判定された場合は(同S707;Yes)、図13に
示す漢字縦書の処理に分岐する。解析処理26は、1次バ
ッファ24からパラメータである次の1バイトを読み出
し、それが1であれば縦書を設定し(同S134)、0であ
れば横書に設定する(同S133)。その後、図7のフロー
に復帰する。
【0025】また、図7のフローにおいて制御コードが
0xD2と判定された場合は(同S708;Yes)、図14に
示すページ長の処理に分岐する。解析処理26は、1次バ
ッファ24からパラメータである次の1バイトを読み出し
ておいて、ページ変更フラグが立っていれば次ページの
(同S203〜)、そうでなければ本ページのページ長を設
定する(同S208〜)。その後、図7のフローに復帰す
る。
【0026】このように処理した場合の印字データと文
字列保持構造体12との関係を図5を用いて説明する。図
5(a)は文字列「def」を縦書でプリント出力する
場合の印字データの例であり、同図(b)はその解析結
果と印刷例とを示す。図(a)に示す印字データは、印
刷範囲の原点から垂直方向に5単位進んだところに、文
字列「def」を縦書で、即ち文字を90度反時計方向
に回転させて印刷することを指示するものである。
【0027】そして、解析処理26が印字データを解析し
て作る画面保持テーブル11と文字列保持構造体12の内容
は、同図(b)に示すように、文字列は「def」、座
標は(0,5)、フォントの情報は「縦書」であり、そ
の外の文字列のピッチ及び制御情報は既定値が記憶され
る。解析処理26は、こうして作成した画面保持テーブル
11と文字列保持構造体12を2次バッファ25に記憶するの
で、表示制御28は、これらを読み出して、帳票の第1ペ
ージの印字データを、印刷イメージでディスプレイ30の
画面に表示するのである。
【0028】そこで、編集処理27は、画面に表示された
文字列に対して、ユーザの指示に応じて編集を行う。こ
れには例えば、文字列の印刷位置を変更したり、文字の
縦書・横書を変更したり、文字列のピッチや文字サイズ
を変更することが含まれる。編集処理27は、文字列に対
してユーザが行った指示に応答して、その文字列の文字
列保持構造体12の内容を変更する。図15にその手順を
示す。
【0029】例えば、ユーザの指示によって文字列が移
動された場合(ステップS301;Yes)、即ち、その文字列
の印刷位置が変えられた場合は、対応する文字列保持構
造体12の座標を新しい印刷位置の座標に変更する(同S3
06)。また、ユーザの指示によって文字列が横書から縦
書に変更された場合は(同S302;Yes)、編集処理27は、
対応する文字列保持構造体12のフォントの情報に縦書を
記憶する(同S307)。また、ユーザの指示によって文字
のサイズが変更された場合は(同S303;Yes)、対応する
文字列保持構造体12のフォントの情報と文字列のピッチ
を変更する(同S308)。また、ユーザの指示によってそ
の外の属性が変更された場合は(同S304;Yes)、対応す
る文字列保持構造体12の制御情報の値を、ユーザの指示
に従って変更する(同S309)。さらに、文字列が削除さ
れた場合は(同S305;Yes)、その文字列保持構造体12の
文字コードと属性情報を削除する(同S310)。
【0030】ところで、これらの変更は当該文字列だけ
に反映されて、他の文字列には一切影響しない。例え
ば、ある文字列の印刷位置を変更した場合、その文字列
の構造体の内容だけが変更されて、それ以外の文字列の
構造体の内容は何も変更されることがない。また、位置
が変更された文字列についても、その構造体の座標の属
性だけが変更されて、その外の属性はそのままである。
これは、解析処理26が解析の段階で1つ1つの文字列に
ついて独立した属性を与え、別々の文字列保持構造体12
に格納するからである。
【0031】そして、これら変更された文字列保持構造
体12は、表示制御28が読み出して新しい位置あるいは新
しい属性で画面に表示する。そのためユーザは、変更の
結果をディスプレイ30の画面上でその都度確認しながら
処理を進めることができる。
【0032】編集作業が終了すると、ユーザの指示に応
じて2次バッファ25の内容を印刷する。印刷制御29は、
2次バッファ25から文字列保持構造体12を順に読み出し
て、これら構造体に記憶されている文字列を帳票の1ペ
ージ目に印刷する。そして、帳票の2ページ目以降につ
いては、1ページ目の印字データに倣って文字列を印刷
する。
【0033】即ち、2ページ目以降の印刷の際には、そ
のページの文字列保持構造体12を先頭から順に読み出
し、そこから文字コードだけを取り出して、その文字コ
ードを1ページ目の対応する同じ順番の文字列保持構造
体12の文字列に置き換えて、1ページ目の文字列保持構
造体12の属性情報に従って印刷する。つまり、文字列の
印刷位置や属性情報は、先の編集作業によって変更され
た1ページ目のそれに従い、文字コードだけを2ページ
目、3ページ目のデータに置き換えて印刷するのであ
る。
【0034】この結果、ユーザが新しい帳票のフォーマ
ットに合うように画面上で変更した印刷フォーマットに
従って、印字データが印刷されるのである。そして、こ
の印字データはもともと、アプリケーションプログラム
21が特定の帳票に合わせて組み立て、出力したものであ
る。つまり、記憶されている文書データ22から帳票を印
刷するアプリケーションプログラム21はそのままで、出
力される印字データだけを別の帳票に合わせて、印刷す
ることができるのである。
【0035】ところで、上述した例では編集処理の結
果、2次バッファ25に記憶された文字列保持構造体12の
うち、帳票の1ページ目のデータだけを変更して、2ペ
ージ目以降のデータは1ページ目の属性に倣って印刷す
るようにしている。しかし、これを、すべてのページの
対応する文字列保持構造体12を同時に変更するようにし
てもよい。編集処理27は、画面に表示された1ページ目
のある文字列が変更されると、その文字列と同じ順番の
2ページ目以降の文字列保持構造体12についても、同じ
ように変更を加えるのである。そして、印刷制御29は、
2次バッファ25に記憶された各ページの印字データ、即
ち、文字列保持構造体12を、順番にそのまま印刷処理す
ればよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、帳票処理プログラムが
ある帳票に従って組み立てた特定フォーマットの印字デ
ータを、プリンタに送り出す前に修正し、別の帳票に合
う印字データにしてからプリンタに送り出すことができ
る。それゆえ、従来とは別の新規の帳票を使おうとした
場合や、従来の帳票のフォーマットが一部変更されたよ
うな場合にも、処理プログラムそのものを作り変える必
要が無いので、プログラム作成知識のない一般ユーザで
も簡単に対応することができる。これにより、従来たか
だか数種類の帳票フォーマットにしか対応できなかった
ところ、対応できるフォーマットの制限を実質なくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の文字列保持構造体と画面保持テーブル
を示す図である。
【図2】実施例の印刷システムの構成を示すブロック図
である。
【図3】実施例における印字データの例と、それに対応
する印刷フォーマットを示した図である。
【図4】実施例における印刷フォーマットと文字列保持
構造体の関係を示す図である。
【図5】実施例における印字データと文字列保持構造体
との関係を示す図である。
【図6】実施例における印字データの解析手順を示す図
である。
【図7】実施例における印字データの解析手順を示す図
である。
【図8】実施例における水平タブの処理手順を示す図で
ある。
【図9】実施例における絶対垂直タブの処理手順を示す
図である。
【図10】実施例における相対垂直タブの処理手順を示
す図である。
【図11】実施例における水平ピッチの処理手順を示す
図である。
【図12】実施例における改行ピッチの処理手順を示す
図である。
【図13】実施例における漢字縦書の処理手順を示す図
である。
【図14】実施例におけるページ長設定の処理手順を示
す図である。
【図15】実施例における編集処理の手順を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 画面保持テーブル 12 文字列保持構造体 21 アプリケーションプログラム 22 文書データ 23 インターフェース 24 1次バッファ 25 2次バッファ 26 解析処理 27 編集処理 28 表示制御 29 印刷制御 30 ディスプレイ 31 プリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタに出力される印字データを受け
    取って印刷イメージを作成し、その印刷イメージをディ
    スプレイ装置の画面に表示し、表示された印刷イメージ
    を画面上で編集し、編集された印刷イメージの印字デー
    タをプリンタに出力することを特徴とする印刷フォーマ
    ットを対話的に変更する方法。
  2. 【請求項2】 プリンタに出力される印字データを受け
    取り、受け取った印字データを文字コードと制御コード
    に分離し、制御コードを解析して独立した文字列毎に属
    性情報を付加して記憶し、属性情報に従って文字列の印
    刷イメージをディスプレイ装置の画面に表示し、オペレ
    ータの指示に応じて表示された印刷イメージを編集し、
    編集された印刷イメージの印字データをプリンタに出力
    することを特徴とする印刷フォーマットを対話的に変更
    する方法。
  3. 【請求項3】 プリンタに出力される印字データを受け
    取り、受け取った印字データを文字コードと制御コード
    に分離し、制御コードを解析して独立した文字列毎に属
    性情報を付加して記憶し、1ページ目の印字データにつ
    いて属性情報に従って文字列の印刷イメージをディスプ
    レイ装置の画面に表示し、オペレータの指示に応じて表
    示された印刷イメージを編集し、編集結果に応じて当該
    文字列の属性情報を変更し、編集された印刷イメージの
    印字データをプリンタに出力するとともに、2ページ目
    以降の印字データを対応する1ページ目の文字列の属性
    情報を引き継いでプリンタに出力することを特徴とする
    印刷フォーマットを対話的に変更する方法。
  4. 【請求項4】 プリンタに出力される印字データを受け
    取り、受け取った印字データを文字コードと制御コード
    に分離し、制御コードを解析して独立した文字列毎に属
    性情報を付加して記憶し、1ページ分の印字データにつ
    いて属性情報に従って文字列の印刷イメージをディスプ
    レイ装置の画面に表示し、オペレータの指示に応じて表
    示された印刷イメージを編集し、編集結果に応じて当該
    文字列及び該文字列に対応する他のページの文字列の属
    性情報を変更し、編集された印刷イメージの印字データ
    をプリンタに出力することを特徴とする印刷フォーマッ
    トを対話的に変更する方法。
  5. 【請求項5】 プリンタに出力される印字データを受け
    取るインターフェースと、受け取った印字データを文字
    コードと制御コードに分離し、制御コードを解析して独
    立した文字列毎に属性情報を付加して記憶する解析手段
    と、1ページ分の印字データについて属性情報に従って
    文字列の印刷イメージをディスプレイ装置の画面に表示
    する表示制御手段と、オペレータの指示に応じて表示さ
    れた印刷イメージを編集し、編集結果に応じて当該文字
    列の属性情報を変更する編集手段と、編集された印刷イ
    メージの印字データをプリンタに出力する印刷制御手段
    とを備えたことを特徴とするプリンタエミュレータ。
JP9135310A 1997-05-26 1997-05-26 印刷フォーマットを対話的に変更する方法及びプリンタエミュレータ Pending JPH10324039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018045278A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 日本電気株式会社 帳票作成支援装置、帳票作成支援方法、及びプログラム

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JP2018045278A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 日本電気株式会社 帳票作成支援装置、帳票作成支援方法、及びプログラム

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