JPH01127233A - 金属条のスリット方法 - Google Patents

金属条のスリット方法

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JPH01127233A
JPH01127233A JP28238787A JP28238787A JPH01127233A JP H01127233 A JPH01127233 A JP H01127233A JP 28238787 A JP28238787 A JP 28238787A JP 28238787 A JP28238787 A JP 28238787A JP H01127233 A JPH01127233 A JP H01127233A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal strip
metal
slitting
excepting
predetermined width
Prior art date
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Pending
Application number
JP28238787A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Sakamoto
阪本 睦夫
Hideyuki Chokai
秀行 鳥海
Masahiko Ota
雅彦 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気電子機器部品材料等に使用される金属条
を所定の幅に切断する所謂スリット方法の改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
電気電子機器部品材料等に使用される金属条は、通常鋳
塊より熱間圧延、冷間圧延等の工程を経て製造された広
幅条を所定の幅に切断、即ちスリットして使用されてい
る。第3図(a)及び(b)は従来の方法でスリット加
工した場合の加工前後における金属条の断面形状を示す
横断面図であって、lは切断前の金属条、2a〜2dは
切断後の金属条である。金属条1は、円板状刃を組合わ
せて回転させる所謂スリフタ−設備により、長手方向に
連続して切断されて23〜2dとなり、2b及び2cが
製品としてコイル状に巻取られ、両端の2a及び2dは
通常寸法精度が悪い為屑として処理される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記電気電子機器部品材料用金属条としては、従来から
導電性、耐蝕性等が良好な銅及びアルミニウム或いはこ
れらの合金が使用されているが、近年これら電気電子機
器部品は益々小型化、高性能化する傾向にあり、そこに
使用される金属条に対しても非常に平滑な表面である事
が要求されている。然しなから前記銅、アルミニウム或
いはこれらの合金は一般に比較的軟質である為、この様
な金属条をスリッターで切断しようとすると、ガイド或
いは押さえ治具等によって外傷を生じやすく、歩留りが
悪いという問題点があった。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は上記の点に鑑み鋭意検討の結果なされたもので
あり、その目的とするところは、軟質の金属条を切断し
ても表面に外傷の無い金属条が得られる様な金属条のス
リット方法を提供する事である。
即ち本発明は、金属条の側面以外の表面をプラスチック
フィルムで被覆した後、前記金属条を所定の幅に切断す
る事を特徴とする金属条のスリット方法である0本発明
の方法に用いるプラスチックフィルムは、厚さ10〜1
00μm程度の薄いもので、片面に例えばアクリル系等
の粘着性が弱い接着剤を塗布したものを用いる事が望ま
しいが、材質的には特に制限されるものではなく、例え
ばビニル系、ゴム系等を使用する事が出来る。
次に本発明の実施B様を図面を用いて具体的に説明する
。第1図(a)及び(b)は、金属条1の側面以外の全
表面をプラスチックフィルム31及び32で被覆した後
スリット加工した場合の、加工前後における金属条の断
面形状を示す横断面図である。前記広幅の金属条lは、
長手方向に連続して、所定の幅に切断されて金属条2a
〜2dとなり、2b及び2cが製品としてコイル状に巻
取られ、両端の2a及び2dは通常寸法精度が悪い為屑
として処理される。
第2図(a)〜(c)は、金属条lの切断される部分以
外をプラスチックフィルム31a、31b、32a及び
32bで被覆してスリット加工した場合の、加工前後に
おける金属条の横断面図でる。この場合は切断部がプラ
スチックフィルムで被覆されていない為、第1図の場合
に比較して切断面力番れいに仕上がり、又後工程の屑再
溶解時の作業が容易であるという利点がある。又スリッ
ト加工後、同時又は別工程で前記プラスチックフィルム
の内、後工程における外傷防止等に必要な部分以外は剥
離して除去する(第2図(c)は全部のプラスチックフ
ィルムを剥離した場合である)、この際プラスチックフ
ィルムに塗布する接着剤として粘着性が弱いものを使用
しておけば、該プラスチックフィルムを剥離した面は通
常そのままで差し支えないが、必要に応じて有機溶剤等
により洗浄を行なう事が望ましい、又第2図において表
面の一部のみに平滑度が要求される場合は、例えば31
a、31bのプラスチックフィルムのみを貼付ける事に
よって該プラスチックフィルムの節約を計った方が経済
的に有利である。
尚本発明の方法が適用される金属条は、前記単一金属条
に限定されるものではなく、所謂クラッド条、メッキ条
と呼ばれる複合金属条に対しても同様な効果を得る事が
出来る。
〔作用〕
本発明の方法においては、金属条の側面以外の表面をプ
ラスチックフィルムで被覆した後、前記金属条を所定の
幅に切断しているので、比較的軟質な材料であってもガ
イド或いは押さえ治具等によって外傷を生じる事がなく
、電気電子機器部品用材料等表面の平滑度が厳しく要求
される金属条を歩留り良く製造する事が出来る。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により更に具体的に説明する。第1
図(a)及び(b)に示す様に、厚さ0゜3mm、輻5
0mmのタフピッチ銅条(1)の両面に、厚さ0.05
mmのポリプロピレンフィルム(31,32)に接着剤
としてアクリル樹脂が塗布された粘着テープ(商品名ヒ
タレックス)を貼り付けたコイル(IQOkg/lコイ
ル)を10コイル用意し、これをスリットして、幅45
mmのタフピッチ銅条(2b、2c)を製造したところ
、ガイド或いは押さえ治具等による外傷は全く発生しな
かった。
〔比較例〕
実施例に用いたのと同じタフピッチ銅条のコイルを、該
タフピッチ銅条の表面にプラスチックフィルムを被覆し
ないで、実施例と同様な寸法にスリットしたところ、l
Oコイル中2コイルにガイド、押さえ治具等による外傷
が発生した。
〔発明の効果] 本発明方法によれば、比較的軟質な材料であってもスリ
ット加工時に外傷を生じる事がなく、表面の平滑度が要
求される金属条を歩留り良く製造する事ができる等工業
上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)及び第2図(a)〜(C)は本発
明方法による金属条のスリット方法の一例を示す横断面
図、第3図(a)、(b)は従来の金属条のスリット方
法を示す横断面図である。 1−・切断前の金属条、2a〜2d−切断後の金属条、
31.31a 〜31d、32.32a〜32d−プラ
スチックフィルム。 特許出願人 古河電気工業株式会社 (a)             (b)第1図 (C) 第2図 (a)              (b)第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属条の側面以外の表面をプラスチックフィルム
    で被覆した後、前記金属条を所定の幅に切断する事を特
    徴とする金属条のスリット方法。
  2. (2)金属条を所定の幅に切断した後、該金属条の表面
    に被覆されたプラスチックフィルムの全部又は一部を剥
    離する事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属
    条のスリット方法。
  3. (3)金属条の切断される部分がプラスチックフィルム
    で被覆されていない事を特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の金属条のスリット方法。
JP28238787A 1987-11-09 1987-11-09 金属条のスリット方法 Pending JPH01127233A (ja)

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