JPH01123088A - 部分メッキ条の製造方法 - Google Patents
部分メッキ条の製造方法Info
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- JPH01123088A JPH01123088A JP27953587A JP27953587A JPH01123088A JP H01123088 A JPH01123088 A JP H01123088A JP 27953587 A JP27953587 A JP 27953587A JP 27953587 A JP27953587 A JP 27953587A JP H01123088 A JPH01123088 A JP H01123088A
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Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、電気電子機器部品材料等に使用される部分メ
ッキ条の製造方法の改良に関するものである。
ッキ条の製造方法の改良に関するものである。
近年コネクター等の電気電子機器用配線接続部品に用い
られる金属条として、りん青銅、黄銅等のバネ用銅合金
或いはステンレス鋼の表面の必要箇所即ち電気接点部分
のみに金、銀等の貴金属或いは錫、半田等を部分メッキ
した部分メッキ条が広(使用されている。
られる金属条として、りん青銅、黄銅等のバネ用銅合金
或いはステンレス鋼の表面の必要箇所即ち電気接点部分
のみに金、銀等の貴金属或いは錫、半田等を部分メッキ
した部分メッキ条が広(使用されている。
而して前記部分メッキ条は、従来は例えば第2図(a)
及び(b)に示す様に、鋳塊より熱間圧延、冷間圧延等
の工程を経て製造された製品幅よりも広幅の金属条6を
所定製品幅に切断して、金属条61及び62としく両端
の63及び64は通常寸法精度が悪い高層として処理さ
れる)、シかる後この様にして得られた金属条61及び
62のそれぞれについて、第3図(a)〜(C)に金属
′条61の場合について示すように、前記金属条の一部
即ちメツ、キが不必要な箇所を、予め片面に接着剤が塗
布されたプラスチックテープ2d及び2eでマスキング
して部分メッキを行ない、所定の部分メッキ層3aを得
た後、前記プラスチックテープ2d及び2eを機械的に
剥離する事によって製造されていた。
及び(b)に示す様に、鋳塊より熱間圧延、冷間圧延等
の工程を経て製造された製品幅よりも広幅の金属条6を
所定製品幅に切断して、金属条61及び62としく両端
の63及び64は通常寸法精度が悪い高層として処理さ
れる)、シかる後この様にして得られた金属条61及び
62のそれぞれについて、第3図(a)〜(C)に金属
′条61の場合について示すように、前記金属条の一部
即ちメツ、キが不必要な箇所を、予め片面に接着剤が塗
布されたプラスチックテープ2d及び2eでマスキング
して部分メッキを行ない、所定の部分メッキ層3aを得
た後、前記プラスチックテープ2d及び2eを機械的に
剥離する事によって製造されていた。
上述の様に、従来の部分メッキ条の製造方法においては
、製品幅よりも広幅の金属条を所定製品幅にスリットし
た後、この様にして得られた製品幅の金属条のそれぞれ
について別個に部分メッキを行なっていたので、メッキ
作業に要する時間が長くなり、能率が悪かった。
、製品幅よりも広幅の金属条を所定製品幅にスリットし
た後、この様にして得られた製品幅の金属条のそれぞれ
について別個に部分メッキを行なっていたので、メッキ
作業に要する時間が長くなり、能率が悪かった。
又前記電気電子機器部品材料用金属条は通常0゜1−1
mm程度の厚さであって、前記製品幅にスリットされた
金属条の側面をプラスチックテープでマスキングする事
が困難である為、部分メッキが不必要な金属条の側面に
も部分メッキ層3bが付着してしまうという問題点があ
った。即ちメッキ層が金、銀等の貴金属である場合は、
部分メッキ層3bの形成は極めて不経済であり、又前記
メッキ層がハンダ等の軟質物質である場合は、後工程の
プレスによる打抜作業時にガイドとの接触によって摩耗
粉が発生する等実用上好ましくない現象が生じていた。
mm程度の厚さであって、前記製品幅にスリットされた
金属条の側面をプラスチックテープでマスキングする事
が困難である為、部分メッキが不必要な金属条の側面に
も部分メッキ層3bが付着してしまうという問題点があ
った。即ちメッキ層が金、銀等の貴金属である場合は、
部分メッキ層3bの形成は極めて不経済であり、又前記
メッキ層がハンダ等の軟質物質である場合は、後工程の
プレスによる打抜作業時にガイドとの接触によって摩耗
粉が発生する等実用上好ましくない現象が生じていた。
本発明は上記の点に鑑み鋭意検討の結果なされたもので
あり、その目的とするところは、部分メッキの能率が良
く、金属条側面への不必要なメッキ層付着の問題が無い
、即ち安価で実用上を利な部分メッキ条の製造方法を提
供する事である。
あり、その目的とするところは、部分メッキの能率が良
く、金属条側面への不必要なメッキ層付着の問題が無い
、即ち安価で実用上を利な部分メッキ条の製造方法を提
供する事である。
即ち本発明は、製品幅の金属条よりも広幅の金属条の一
部を予めプラスチックテープでマスキングして部分メッ
キを行ない、この様にして得られた製品幅よりも広幅の
部分メッキ条を、前記マスキングテープの一部又は全部
を残した状態で所定製品幅にスリットする事を特徴とす
る部分メッキ条の製造方法である。
部を予めプラスチックテープでマスキングして部分メッ
キを行ない、この様にして得られた製品幅よりも広幅の
部分メッキ条を、前記マスキングテープの一部又は全部
を残した状態で所定製品幅にスリットする事を特徴とす
る部分メッキ条の製造方法である。
次に本発明の実施B様を図面を用いて具体的に説明する
。第1図(a)〜(d)は本発明の一実施例を示す横断
面図であって、lは製品幅よりも広幅の金属条、laは
銅合金条、lb、lcは金合金、2a〜2Cはプラスチ
ックテープ、3は部分メッキ層、4b、4cは部分メッ
キ条、4a、4dは屑、5は製品幅よりも広幅の部分メ
ッキ条である。銅合金等の製品幅よりも広幅の金属条1
の表面をブラスチッ、クチ−12a〜2Cで部分的にマ
スキングした後、メッキを行なって製品幅よりも広幅の
部分メッキ条5を得る。該製品幅よりも広幅の部分メッ
キ条5の表面からマスキングテープ2cを剥離した状態
で所定幅にスリットして製品幅の部分メッキ条4b及び
4Cを得る。ここでマスキングテープ2cを剥離するの
は、スリット時の作業を容易にする為であって、該マス
キングテープ2cを残留させた状態でス・1ノツトして
も差し支えない。一方マスキングテープ2a及び2bに
関しては、スリット時のガイド等による擦り傷を防止す
る為、これらを残留させた状態でスリットする必要があ
る。即ち本発明方法においては、製品幅よりも広幅の金
属条に部分メッキを行ない、これを所定の製品幅にスリ
ー/ トしているので、前記スリット工程で表面傷等が
発生して製品の゛歩留りが低下するのを防ぐ為、特に表
面傷等が発生しやすい箇所には前記マスキングテープを
残留させたままの状態でスリットする事が経済的に好ま
しい、尚前記スリット加工の際両端の4a及び4dは通
常寸法精度が悪い高層として処理される。
。第1図(a)〜(d)は本発明の一実施例を示す横断
面図であって、lは製品幅よりも広幅の金属条、laは
銅合金条、lb、lcは金合金、2a〜2Cはプラスチ
ックテープ、3は部分メッキ層、4b、4cは部分メッ
キ条、4a、4dは屑、5は製品幅よりも広幅の部分メ
ッキ条である。銅合金等の製品幅よりも広幅の金属条1
の表面をブラスチッ、クチ−12a〜2Cで部分的にマ
スキングした後、メッキを行なって製品幅よりも広幅の
部分メッキ条5を得る。該製品幅よりも広幅の部分メッ
キ条5の表面からマスキングテープ2cを剥離した状態
で所定幅にスリットして製品幅の部分メッキ条4b及び
4Cを得る。ここでマスキングテープ2cを剥離するの
は、スリット時の作業を容易にする為であって、該マス
キングテープ2cを残留させた状態でス・1ノツトして
も差し支えない。一方マスキングテープ2a及び2bに
関しては、スリット時のガイド等による擦り傷を防止す
る為、これらを残留させた状態でスリットする必要があ
る。即ち本発明方法においては、製品幅よりも広幅の金
属条に部分メッキを行ない、これを所定の製品幅にスリ
ー/ トしているので、前記スリット工程で表面傷等が
発生して製品の゛歩留りが低下するのを防ぐ為、特に表
面傷等が発生しやすい箇所には前記マスキングテープを
残留させたままの状態でスリットする事が経済的に好ま
しい、尚前記スリット加工の際両端の4a及び4dは通
常寸法精度が悪い高層として処理される。
マスキングテープ2a及び2bは、スリット俊ただちに
剥離しても差し支えないが、保管及び’?I4送中部背
中部分メッキ条を保護する為には、後工程のプレス直前
上残留させておく事が望ましい。
剥離しても差し支えないが、保管及び’?I4送中部背
中部分メッキ条を保護する為には、後工程のプレス直前
上残留させておく事が望ましい。
特に製品幅よりも広幅の金属条lが銅合金条1aに部分
的に金合金lb、IC等をクラッドした所謂インレイ条
である場合、或いは金をストライブ状に部分メッキした
所謂全ストライブ条等の複合条である場合は、軟質の金
合金層を保護する点で前記本発明の方法は特に有利であ
る。即ちこれらの金合金層は一般に厚さが1μm程度と
薄く、又接点材料として使用される為、表面を汚染から
保護する事が特に重要である。
的に金合金lb、IC等をクラッドした所謂インレイ条
である場合、或いは金をストライブ状に部分メッキした
所謂全ストライブ条等の複合条である場合は、軟質の金
合金層を保護する点で前記本発明の方法は特に有利であ
る。即ちこれらの金合金層は一般に厚さが1μm程度と
薄く、又接点材料として使用される為、表面を汚染から
保護する事が特に重要である。
尚第1図(a)〜(d)は1本の製品幅よりも広幅の金
属条から2本の製品幅の部分メッキ条を得る所謂2本取
りの場合を示したが、3本取り以上にする事も可能であ
る。又前記広幅の金属条から1本の製品幅の部分メッキ
条を得る所謂1本取りの場合は、メッキの能率は従来法
と同程度であるが、金属条側面への不必要なメッキ層の
付着が無いという利点を存している。
属条から2本の製品幅の部分メッキ条を得る所謂2本取
りの場合を示したが、3本取り以上にする事も可能であ
る。又前記広幅の金属条から1本の製品幅の部分メッキ
条を得る所謂1本取りの場合は、メッキの能率は従来法
と同程度であるが、金属条側面への不必要なメッキ層の
付着が無いという利点を存している。
本発明の方法においては、製品幅よりも広幅の金属条の
一部を予めプラスチックテープでマスキングして部分メ
ッキを行ない、この様にして得られた製品幅よりも広幅
の部分メッキ条を、特に表面傷等が発生しやすい箇所に
は前記マスキングテープを残留させたままの状態で、所
定製品幅にスリットして部分メッキ条を製造しているの
で、前記部分メッキ条を能率良く製造する事が出来、し
かも得られた部分メッキ条の側面への不必要なメッキ層
の付着が無い事、及び得られた製品に表面欠陥がないと
いう利点を有している。
一部を予めプラスチックテープでマスキングして部分メ
ッキを行ない、この様にして得られた製品幅よりも広幅
の部分メッキ条を、特に表面傷等が発生しやすい箇所に
は前記マスキングテープを残留させたままの状態で、所
定製品幅にスリットして部分メッキ条を製造しているの
で、前記部分メッキ条を能率良く製造する事が出来、し
かも得られた部分メッキ条の側面への不必要なメッキ層
の付着が無い事、及び得られた製品に表面欠陥がないと
いう利点を有している。
次に本発明を実施例により更に具体的に説明する。第1
図(a)〜(c)に示す様に、厚さ0.2mm、幅10
0mmのりん青銅条(1)の一部を、予め片面にアクリ
ル系の接着剤を塗布したポリプロピレンテープ(2a〜
2c)でマスキングして、厚さ50μmの半田メッキを
部分メッキし、この様にして得られた製品幅よりも広幅
の部分メッキ条5をスリットして、幅45mmの部分メ
ッキ条4b、4cを製造した。前記本発明方法は、製品
幅よりも広幅の金属条を所定製品幅にスリットした後、
この様にして得られた製品幅の金属条のそれぞれについ
て別個に部分メッキを行なう従来法に比べて、約2倍の
メッキ速度で部分メッキを行なう事が出来た。又この様
にして得られた部分メッキ条4b、4cは、側面に半田
メッキ層が形成されていないので、後工程のプレスによ
る打抜作業時に半田粉発生の問題を生しなかった。
図(a)〜(c)に示す様に、厚さ0.2mm、幅10
0mmのりん青銅条(1)の一部を、予め片面にアクリ
ル系の接着剤を塗布したポリプロピレンテープ(2a〜
2c)でマスキングして、厚さ50μmの半田メッキを
部分メッキし、この様にして得られた製品幅よりも広幅
の部分メッキ条5をスリットして、幅45mmの部分メ
ッキ条4b、4cを製造した。前記本発明方法は、製品
幅よりも広幅の金属条を所定製品幅にスリットした後、
この様にして得られた製品幅の金属条のそれぞれについ
て別個に部分メッキを行なう従来法に比べて、約2倍の
メッキ速度で部分メッキを行なう事が出来た。又この様
にして得られた部分メッキ条4b、4cは、側面に半田
メッキ層が形成されていないので、後工程のプレスによ
る打抜作業時に半田粉発生の問題を生しなかった。
本発明方法によれば、部分メッキの能率が向上すると共
に、金属条側面等への不必要なメッキ層付着の問題がな
く、実用上有利な部分メッキ条を歩留り良(得る事が出
来る等工業上顕著な効果を奏するものである。
に、金属条側面等への不必要なメッキ層付着の問題がな
く、実用上有利な部分メッキ条を歩留り良(得る事が出
来る等工業上顕著な効果を奏するものである。
第1図(a)〜(d)は本発明方法による部分メッキ条
製造方法の一例を示す横断面図、第2図(a) 〜(b
)及び第3図(a) 〜(、c)は従)1(の部分メッ
キ条製造方法を示す横断面図である。 1−製品幅よりも広幅の金属条、la−・−銅合金条、
1b、IC−金合金、2 a 〜2 e−プラスチック
テープ、3.3a、3b−・一部分メッキ層、4b、4
c一部分メッキ条、4a、4d−屑、5−・製品幅より
も広幅の部分メッキ条、6−製品幅よりも広幅の金属条
、61.62−金属条、63.64−屑。 特許出願人 古河電気工業株式会社 (a) (b)第2図 (a) (b)
(c)第3図
製造方法の一例を示す横断面図、第2図(a) 〜(b
)及び第3図(a) 〜(、c)は従)1(の部分メッ
キ条製造方法を示す横断面図である。 1−製品幅よりも広幅の金属条、la−・−銅合金条、
1b、IC−金合金、2 a 〜2 e−プラスチック
テープ、3.3a、3b−・一部分メッキ層、4b、4
c一部分メッキ条、4a、4d−屑、5−・製品幅より
も広幅の部分メッキ条、6−製品幅よりも広幅の金属条
、61.62−金属条、63.64−屑。 特許出願人 古河電気工業株式会社 (a) (b)第2図 (a) (b)
(c)第3図
Claims (2)
- (1)製品幅の金属条よりも広幅の金属条の一部を予め
プラスチックテープでマスキングして部分メッキを行な
い、この様にして得られた製品幅よりも広幅の部分メッ
キ条を、前記マスキングテープの一部又は全部を残した
状態で所定製品幅にスリットする事を特徴とする部分メ
ッキ条の製造方法。 - (2)製品幅よりも広幅の部分メッキ条を所定製品幅に
スリットした後、この様にして得られた部分メッキ条表
面に被覆されたマスキングテープの全部又は一部を剥離
する事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の部分メ
ッキ条の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62279535A JP2520920B2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 部分メッキ条の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62279535A JP2520920B2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 部分メッキ条の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01123088A true JPH01123088A (ja) | 1989-05-16 |
JP2520920B2 JP2520920B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=17612357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62279535A Expired - Lifetime JP2520920B2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 部分メッキ条の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520920B2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP62279535A patent/JP2520920B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2520920B2 (ja) | 1996-07-31 |
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