JPH05160319A - リードフレーム及びその製造方法 - Google Patents

リードフレーム及びその製造方法

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JPH05160319A
JPH05160319A JP35707991A JP35707991A JPH05160319A JP H05160319 A JPH05160319 A JP H05160319A JP 35707991 A JP35707991 A JP 35707991A JP 35707991 A JP35707991 A JP 35707991A JP H05160319 A JPH05160319 A JP H05160319A
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隆廣 飯島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 細幅のリードを狭ピッチで形成することがで
き、且つ取扱が容易な機械的強度を有し得るリードフレ
ームの製造方法を提供する。 【構成】 金属薄板30にリードを形成する部分に、予
めめっきによって導電性金属層12を積層し、次いで導
電性金属層12をエッチングすることなく導電性金属層
間の金属薄体30にエッチングを施すことによって、金
属薄体30から形成された基部10の少なくとも一面に
積層された導電性金属層12で補強されたリードが狭い
ピッチで形成されたリードフレームを得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレーム及びその
製造方法に関し、更に詳細には金属薄板にエッチングが
施されてリードが形成されたリードフレーム及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、リードフレームに
搭載された半導体チップは、半導体チップ近傍に位置す
るインナーリード先端とワイヤボンディング等によって
電気的に連結されている。この様な半導体装置において
は、インナーリードと連結されているアウターリードを
介して半導体チップと外部装置との信号等の受け渡しが
なされる。従来、かかるリードフレームは、プレス加工
によって形成されてきたが、最近の半導体チップの高集
積化に伴うリードフレームの多ピン化及び/又は半導体
装置の小型化等によって、インナーリード等の高密度化
が要請されている。このため、リードフレームにおける
リードの高密度化を図るべく、細幅のリードを狭ピッチ
で形成することのできるエッチング法が採用されつつあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エッチング法によれ
ば、プレス加工よりも細幅のリードが狭ピッチで形成さ
れたリードフレームを製造することができる。ところ
で、エッチング法においても、得られるリードフレーム
におけるリードのピッチは、エッチング加工に供する金
属薄板の板厚に因る。このことを図8を用いて説明す
る。先ず、図8aの如く、エッチングを施すエッチング
部分112、112を残して両面に保護皮膜110を形
成した金属薄板100をエッチング液に浸漬することに
よって、エッチング部分112、112に同時にエッチ
ングが施される(図8b)。更に、エッチング部分11
2、112のエッチングが進行すると、エッチング幅が
当初予定していた幅よりも拡大されつつエッチングが施
され(図8c)、エッチング部分112、112が貫通
してエッチング孔114が穿設されたとき、エッチング
が完了する(図8d)。
【0004】この様にして穿設されるエッチング孔11
4の幅を狭くせんとするとき、エッチング処理中にエッ
チング幅が拡大する現象のため、エッチング孔114の
最小幅はエッチング加工に供する金属薄板の板厚によっ
て決定する。従って、細幅のリードを狭ピッチで形成す
るためには、エッチング加工に供する金属薄板の板厚も
薄くすることが必要である。しかしながら、エッチング
加工に供する金属薄板の板厚を薄くすると、得られるリ
ードフレームを構成するリードの機械的強度が低下し、
得られたリードフレームの取扱が困難となる。そこで、
本発明の目的は、所望の細幅のリードを狭ピッチで形成
することができ、且つ取扱が容易な機械的強度を有し得
るリードフレーム及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成すべく検討を重ねた結果、金属薄板にリードを形
成する部分に、予めめっきによって導電性金属を積層
し、次いで導電性金属層をエッチングすることなく導電
性金属層間の金属薄体にエッチングを施すことによっ
て、充分な強度を有する細幅のリードが狭ピッチで形成
されたリードフレームを得ることができ、得られたリー
ドフレームの取扱が容易であることを見出し、本発明に
到達した。
【0006】即ち、本発明は、金属薄板をエッチングし
てリードが形成されたリードフレームにおいて、該リー
ドには、前記リード間の間隙に臨む側面の各々にエッチ
ングが施された横断面形状が略矩形の基部と、前記基部
の両平面の少なくとも一方の平面にめっきによって積層
されて基部を補強する導電性金属層とが具備されている
ことを特徴とするリードフレームにある。
【0007】また、本発明は、金属薄板をエッチングし
てリードが形成されたリードフレームを製造するに際
し、該金属薄板の少なくとも一面にエッチングを施す部
分に予めレジストを形成した後、前記金属薄板のリード
を形成する部分にめっきによって導電性金属層を積層
し、次いで、前記レジストを除去した後、金属薄板にエ
ッチングを施すエッチング液に対して不溶性である金属
から成る不溶性金属膜を、前記導電性金属層の表面にめ
っきによって選択的に形成し、その後、前記レジストを
除去した金属薄板の部分にエッチングを施してリード間
の間隙を形成することを特徴とするリードフレームの製
造方法である。
【0008】かかる構成の本発明において、基部の平面
の各々に、めっきによって積層された導電性金属層が形
成されていること、及び/又は導電性金属層の厚さが基
部の厚さと略同一厚さであることが、エッチングを施す
金属薄板の板厚を薄くしても得られるリードの強度が補
強されるため、リードの更に一層のファイン化を図るこ
とができる。また、金属薄板を形成する金属と同種の金
属によって導電性金属層を形成するとき、導電性金属層
の表面を覆う不溶性金属膜を形成する金属がエッチング
を施す金属薄板表面に付着することのないように、金属
薄板表面に保護金属膜を形成した後、レジストを所定の
位置に形成することによって、主として導電性に優れた
銅(Cu)等の金属から成るリードを形成することができ
る。更に、導電性金属層の表面に形成した不溶性金属膜
をインナーリードの全面又は部分的に除去することによ
って、その後、インナーリードの所定の箇所に所望の金
属層を形成することができる。
【0009】
【作用】本発明によれば、エッチングに供する金属薄板
の板厚を薄くすることができるため、エッチングによっ
て形成されるリード間のピッチを狭ピッチとすることが
できる。また、金属薄板のリードが成形される部分に、
予め導電性金属層が積層されているため、前記金属薄板
の薄板化に因るリードの機械的強度の低下を補うことが
でき、得られたリードフレームの取扱を容易に行うこと
ができる。
【0010】
【実施例】本発明を図面を用いて更に詳細に説明する。
図1aは、本発明の一実施例であるリードフレームを構
成するインナーリードIの横断面図である。インナーリ
ードIは、エッチング法によって形成されたものであ
る。図1aのインナーリードIの側面はインナーリード
間の間隙(ピッチ)に臨む面であり、中間部近傍にエッ
チングが施された面14、14がある。このエッチング
面14、14を側面とする略矩形の基部10の両平面
に、導電性金属層12、12がめっきによって積層され
ている。本実施例においては、基部10及び導電性金属
層12、12は、共に銅(Cu)金属によって形成されてい
る。この基部10の厚さAは約50μmであって、導電
性金属層12、12の厚さB、Bも約50μmである。
【0011】また、導電性金属層12、12の表面は、
エッチング液に対して不溶である不溶性金属膜16によ
って覆われている。本実施例の不溶性金属膜16は、銀
(Ag)金属から成る厚さ5μm程度の金属膜であって、め
っきによって形成されたものである。この様な図1aに
示すインナーリードIにおいては、基部10と導電性金
属層12、12との間にニッケル(Ni)金属から成る厚さ
1μm以下の保護金属膜18、18が形成されている。
この保護金属膜18、18は、導電性金属層12、12
の表面に銀(Ag)金属から成る不溶性金属膜16をめっき
によって形成する際に、エッチングを施す金属薄板の表
面に銀(Ag)金属が付着しないようにするためである。
【0012】図1aに示すインナーリードIは、図2に
示す製造方法で製造することができる。先ず、銅(Cu)金
属から成る金属薄板30(厚さ50μm)の両面に、厚
さ1μm以下のニッケル(Ni)金属から成る保護金属膜1
8、18をめっきによって形成する(図2イ)。このニ
ッケルめっきは電解めっき或いは無電解めっきのいずれ
であってもよい。この様に両面にニッケルめっきが施さ
れた金属薄板30において、エッチングを施す部分にフ
ォトレジスト32、32・・・を塗布した後(図2
ロ)、フォトレジスト32、32・・・が塗布されてお
らず保護金属層18、18の表面が露出している部分、
つまりインナーリードを形成する部分に銅(Cu)金属を電
解めっきによって積層して導電性金属層12、12・・
・を形成する(図2ハ)。
【0013】次いで、フォトレジスト32、32・・・
を除去し(図2ニ)、導電性金属層12、12・・・の
各表面に銀(Ag)金属から成り且つ厚さ5μmの金属層1
6をめっきによって形成する。この金属層16は、本実
施例において使用するエッチング液に対して不溶性であ
る不溶性金属層(以下、不溶性金属層16を称すること
がある)である(図2ホ)。この場合、銀(Ag)金属を導
電性金属層12に選択的に付着する必要があるため、置
換めっきを施す。かかる置換めっきに使用するめっき液
としては、シアン化カリウム〔KCN〕とシアン化銀カ
リウム〔KAg(CN)2 〕とが溶解された溶液を使用
することができる。その後、エッチング液に金属薄板3
0を浸漬し、不溶性金属層16の非被覆部分にエッチン
グを施し、インナーリードIを形成する(図2ヘ)。
【0014】この様に本実施例においては、エッチング
が施されてインナーリード間の間隙となる部分が、エッ
チング加工に供する薄板化された金属薄板30と略同一
厚さであるため、インナーリードのピッチを狭ピッチと
することができる。更に、金属薄板30の薄板化に伴い
低下するリードの機械的強度は、銅(Cu)金属から成る導
電性金属層12、12の積層によって補うことができ
る。このため、本実施例の様に、板厚50μmの金属薄
板30の両面に、厚さ50μmの導電性金属層12、1
2を形成することによって、厚さ150μmのインナー
リードが100μmのピッチで形成されたリードフレー
ムを得ることができる。
【0015】図1aにおいては、基部10及び導電性金
属層12、12が共に銅(Cu)金属によって形成されてい
るが、基部10及び導電性金属層12、12を異種の金
属で形成することができる。この場合、基部20を形成
する金属を鉄(Fe)ーニッケル(Ni)合金とすると、図1b
に示す様に、図1aに示す保護金属膜18を介すること
なく銅(Cu)金属から成る導電性金属層12を基部20の
両面の各々に直接形成できる。鉄(Fe)ーニッケル(Ni)合
金から成る金属薄板には、導電性金属層12を覆う銀(A
g)から成る不溶性金属層16を置換めっきによって形成
する際に、銀(Ag)金属が付着しないからである。この様
な図1bのインナーリードの製造工程においては、図2
に示すニッケル(Ni)金属から成る保護金属膜18を形成
する工程(図2イ)を省略できる。
【0016】図1〜図2においては、インナーリードを
構成する基部10の両面に導電性金属層12、12が形
成されていたが、図3に示す様に、基部10の一面にの
み導電性金属層12が形成されいるインナーリードであ
ってもよい。かかる図3に示すインナーリードIは、図
4に示す工程で製造することができる。この図4の製造
工程においては、銅(Cu)金属から成る金属薄板30の一
面の全面に亘ってフォトレジスト34を塗布し、他方の
面にはニッケルめっきを施してニッケル(Ni)金属から成
る保護金属膜18を形成した後(図4イ)、エッチング
を施す部分にフォトレジスト32、32・・・を塗布す
る(図4ロ)。この様なフォトレジスト32、32・・
・を塗布した金属薄板30において、フォトレジスト3
2、32・・・が塗布されておらず保護金属層18の表
面が露出している部分、つまりインナーリードを形成す
る部分に銅(Cu)金属を電解めっきによって積層して導電
性金属層12・・・を形成する(図4ハ)。
【0017】次いで、金属薄板30の一面に塗布された
フォトレジスト34及び他方の面に塗布されたフォトレ
ジスト32、32・・・を除去した後、金属薄板30の
全面が露出する一面にエッチングを施す部分にフォトレ
ジスト36、36・・・を塗布し(図4ニ)、銀(Ag)金
属から成る不溶性金属層16を導電性金属層12、12
・・・の表面及び金属薄板30が露出している部分に形
成する(図4ホ)。この不溶性金属層16は、本実施例
において使用するエッチング液に対して不溶性でであっ
て、置換めっきによって形成される。その後、フォトレ
ジスト36、36・・・を除去してからエッチングを施
し、リードフレームIを形成する(図4ヘ)。
【0018】図1〜図4においては、銀(Ag)金属から成
る不溶性金属層16が置換めっきによって形成された例
について説明してきたが、不溶性金属層16を電解めっ
きによって形成してもよい。例えば図2二に示す状態の
金属薄板30に電解めっきによって銀(Ag)金属から成る
不溶性金属層16を形成すると、図5に示す様に、銅(C
u)金属から成る導電性金属12には勿論のこと、ニッケ
ル(Ni)金属から成る保護金属膜18上にも銀(Ag)金属か
ら成る不溶性金属層16が形成される。この場合、銅(C
u)金属に対する銀(Ag)金属の付着力に比較して、ニッケ
ル(Ni)金属金属に対する銀(Ag)金属の付着力が劣るた
め、超音波等を金属薄板30に照射することによって、
ニッケル(Ni)金属から成る保護金属膜18上に形成され
た不溶性金属層16を物理的に剥離することができ、図
2ホに示す状態とすることができる。
【0019】これまで述べてきた実施例では、銅(Cu)金
属から成る導電性金属層12上に形成された銀(Ag)金属
から成る不溶性金属層16は、除去することなく製品と
して出荷することができるが、インナーリードのボンデ
ィング面等に銀(Ag)金属と特質・膜質の異なる別金属、
例えば金(Au)等の金属を部分めっきさせたい場合には、
インナーリードの全面に亘り銀(Ag)金属から成る不溶性
金属層16をエッチング等によって剥離してもよい。ま
た、インナーリードのボンディング面等に相当する部分
に形成された銀(Ag)金属から成る不溶性金属層16を残
留させつつ、その余の部分から不溶性金属層16をエッ
チング等によって部分的に剥離してもよい。この様にし
て不溶性金属層16が剥離されたインナーリード部分
は、図6に示す様に、エッチング面14、14を側面と
する略矩形の基部10の両平面に、導電性金属層12、
12が不溶性金属層16に覆われることなく保護金属膜
18を介して形成されている。
【0020】以上、述べてき実施例においては、銀(Ag)
金属から成る不溶性金属層16を導電性金属12上に形
成してきたが、銀めっきは錫めっきに比較してめっき選
択性にやや劣る傾向があるため、めっき選択性に優れて
いる錫めっきによって錫(Sn)金属から成る不溶性金属層
16を導電性金属層12上に形成してもよい。この例を
図7に示す。図7i は、図2ニの状態にある金属薄板3
0に錫(Sn)金属の無電解めっきを施した状態を示し、導
電性金属層12上に錫(Sn)金属から成る不溶性金属層1
6を選択的に形成したものである。この際に採用しため
っき液は、塩化錫、チオ尿素、ジアリン酸ナトリウム、
クエン酸、EDTA、塩酸、及び1ー塩化ラウリルピリ
ジニウムが含有されているものであった。
【0021】次いで、エッチング液に金属薄板30を浸
漬し、不溶性金属層16の非被覆部分にエッチングを施
した後(図7ii)、インナーリードの先端部(ボンディ
ング面等)に形成された不溶性金属層16をエッチング
によって部分的に剥離した(図7iii )。ボンディング
性向上等のためにボンディング面等に銀(Ag)金属又は金
(Au)金属を部分めっきするためである。尚、必要に応じ
てインナーリードの全面に形成された錫(Sn)金属から成
る不溶性金属層16を剥離してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、幅狭のリードを狭ピッ
チで形成することができ、半導体チップの高集積化等に
伴うリードフレームの多ピン化や半導体装置の小型化等
の要請に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるリードフレームを構成
するインナーリードの横断面図である。
【図2】図1のリードフレームを製造する工程を説明す
るための工程図である。
【図3】図1に示すインナーリードの他の例を示す横断
面図である。
【図4】図3のリードフレームを製造する工程を説明す
るための工程図である。
【図5】図2のリードフレーム製造工程の他の例を示す
工程図である。
【図6】図1に示すインナーリードの他の例を示す横断
面図である。
【図7】図6に示すインナーリードを具備するリードフ
レームの製造工程を示す工程図である。
【図8】エッチングの進行状態を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
10、20 基部 12 導電性金属層 14 エッチング面 16 不溶性金属層 30 金属薄板 32 レジスト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属薄板をエッチングしてリードが形成
    されたリードフレームにおいて、 該リードには、前記リード間の間隙に臨む側面の各々に
    エッチングが施された横断面形状が略矩形の基部と、 前記基部の両平面の少なくとも一方の平面にめっきによ
    って積層されて基部を補強する導電性金属層とが具備さ
    れていることを特徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】 基部の平面の各々に、めっきによって積
    層された導電性金属層が形成されている請求項1記載の
    リードフレーム。
  3. 【請求項3】 導電性金属層の表面に、金属薄板をエッ
    チングするエッチング液に対して不溶性の金属から成る
    不溶性金属層が形成されている請求項1又は請求項2記
    載のリードフレーム。
  4. 【請求項4】 導電性金属層の表面に形成された不溶性
    金属層がインナーリードの全面又は部分的に除去されて
    いる請求項3記載のリードフレーム。
  5. 【請求項5】 導電性金属層の厚さが、基部の厚さと略
    同一厚さである請求項1〜4のいずれか1項記載のリー
    ドフレーム。
  6. 【請求項6】 金属薄板をエッチングしてリードが形成
    されたリードフレームを製造するに際し、 該金属薄板の少なくとも一面のエッチングを施す部分に
    予めレジストを形成した後、前記金属薄板のリードを形
    成する部分にめっきによって導電性金属層を積層し、 次いで、前記レジストを除去した後、金属薄板にエッチ
    ングを施すエッチング液に対して不溶性である金属から
    成る不溶性金属膜を、前記導電性金属層の表面にめっき
    によって選択的に形成し、 その後、前記レジストを除去した金属薄板の部分にエッ
    チングを施してリード間の間隙を形成することを特徴と
    するリードフレームの製造方法。
  7. 【請求項7】 金属薄板の各面のエッチングを施す部分
    にレジストを形成する請求項6記載のリードフレームの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 金属薄板を形成する金属と同種の金属に
    よって導電性金属層を形成するとき、導電性金属層の表
    面に付着する不溶性金属膜を形成する金属がエッチング
    を施す金属薄板表面に付着することのないように、金属
    薄板表面に保護金属膜を形成した後、レジストを所定の
    位置に形成する請求項6又は請求項7記載のリードフレ
    ームの製造方法。
  9. 【請求項9】 導電性金属層の表面に形成された不溶性
    金属層をインナーリードの全面又は部分的に除去する請
    求項6記載のリードフレームの製造方法。
  10. 【請求項10】 導電性金属層の厚さを、金属薄板の厚
    さと略同一厚さとする請求項6、請求項8、又は請求項
    9記載のリードフレームの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005522860A (ja) * 2002-04-11 2005-07-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ キャリヤ、キャリヤを製造する方法および電子機器
KR101297662B1 (ko) * 2008-04-10 2013-08-21 삼성테크윈 주식회사 리드프레임의 제조방법

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JP2005522860A (ja) * 2002-04-11 2005-07-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ キャリヤ、キャリヤを製造する方法および電子機器
KR101297662B1 (ko) * 2008-04-10 2013-08-21 삼성테크윈 주식회사 리드프레임의 제조방법

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