JP3005841B2 - 半導体装置用リ−ドフレ−ム及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置用リ−ドフレ−ム及びその製造方法

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JP3005841B2 JP34064893A JP34064893A JP3005841B2 JP 3005841 B2 JP3005841 B2 JP 3005841B2 JP 34064893 A JP34064893 A JP 34064893A JP 34064893 A JP34064893 A JP 34064893A JP 3005841 B2 JP3005841 B2 JP 3005841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型化を図れる半導体装
置用リードフレ−ムに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置はリードフレームのパッドに
半導体チップ(以下 チップという)を搭載し、チップ
端子とインナーリードをボンディングワイヤ−で接続
し、樹脂等でインナーリード以内の部分をパッケージ
し、当該パッケージから突出しているアウターリードを
所定形状に成形して製造される。
【0003】半導体装置はメモリの高集積化、ロジック
の多機能化、あるいは半導体装置を組合せたモジュ−ル
が増加している。これらは小型化が重要な要件で、回路
基板に高密度にて実装できるようにすることを要請され
る。
【0004】また、チップは集積度が高くなるとともに
大型になっている。一方、前述の如く半導体装置は小型
化が命題の一つであるので、いきおい当該チップと接続
する配線回路は多ピンでピッチは微細となる。
【0005】多ピン化については、例えば特開平3−8
9539号公報にインナーリードの先端から所定間隔を
隔てパッドに向け、導体パタ−ンを設けた絶縁性フィル
ムを設置したリードフレームがある。これはリードパタ
ーンが微細なインナーリードの先端部を、前記導体パタ
−ンに代替させることで多ピン化を図れる作用効果があ
る。
【0006】
【この発明が解決しようとする課題】しかし、チップを
リードフレームに組立て接続する際は、チップと導体パ
タ−ンの先端部、及び導体パタ−ン後端部とインナーリ
ードの2段階のワイヤ−ボンディングが必要となり、ボ
ンディング作業が煩雑になる。また、該ボンディングで
は加熱作用があって局部的温度上昇をもたらし、材質及
び電気特性に悪影響を及ぼす。
【0007】他に、多ピン化にはTABテ−プ技術があ
るが、これでは取扱いが難しく、回路基板への実装に制
約があること、コスト高になる等の問題がある。
【0008】本発明はチップの接続組立が1工程のワイ
ヤ−ボンディングででき、その接続に起因する加熱の影
響を減らせ、またワイヤ−ボンディング性が優れるとと
もに、リ−ドの先端幅を維持しながらリ−ドピッチを微
細にできる半導体装置用リードフレームを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、金属板
製リードフレームのインナーリードの先端に、めっきの
析出金属で形成した1種又は異種金属の積層からなるリ
−ド先端部が連設されている半導体装置用リードフレー
ムにある。他の要旨は、プレス又はエッチングで金属板
からリードフレームのリードパターンをインナーリード
先端部を除き形成し、一方、めっきリ−ド支え板にレジ
ストドライフイルムを貼付し、該レジストドライフイル
ムにインナーリード先端部のリードパターンを焼付け、
現像してレジストマスクを形成し、前記金属板製リード
フレームとレジストマスクを形成しためっきリ−ド支え
板を位置決めし、押え板とマスクで挟持し、めっき液を
接触させインナーリードの先端部をめっき析出金属の1
種又は異種金属の積層で形成し金属板製インナーリード
に連設する半導体装置用リードフレームの製造方法にあ
る。
【0010】
【作用】本発明は、金属板製リードフレームのインナー
リードに先端部が、めっきによる析出金属で形成されて
いるので、リ−ドピッチが狭く微細で多ピンのリードフ
レームが得られる。また、めっきによるリード先端の断
面形状は長方形状となり、リ−ド幅端部にダレがなくワ
イヤ−ボンディングが確実且つ容易になされる。
【0011】前記めっきの金属析出を、異種金属の積層
としたもの例えば金、銀又はパラジュウムをめっきで析
出させ、その後、銅又はNiを積層してめっきしたもの
は、ワイヤ−ボンディング性がさらに優れる。
【0012】チップを接続組立てる際のリードフレーム
とのワイヤ−ボンディングは、インナーリードとの1段
階でよくボンディング作業が煩雑ならない。
【0013】
【実施例】次に、本発明について1実施例に基づき図面
を参照して詳細に説明する。図面において、1は金属板
例えば銅、銅合金又は鉄−Ni合金板から製造されたリ
ードフレームで、インナーリード2の先端部を除きリー
ドパターンが形成されている。3はアウターリード、4
はタイバ−、5はガイドホ−ル、6はサイドレ−ルであ
る。
【0014】この実施例のリードフレーム1はパッドを
形成していないが、これを形成したもの、また後記めっ
きリ−ド支え板にパッドパタ−ンを形成し、めっきによ
って形成するものでも本発明は適用できる。リードフレ
ーム1はプレスあるいはエッチングにより前記リードパ
ターンが形成される。
【0015】リードフレーム1はインナーリード2の先
端部までは金属板から形成してなく、微細パタ−ンを呈
する先端部2aは図2の(A)に示すようにめっきの析
出金属15で、金属板製のインナーリード2に連設して
いる。該析出金属15は金属板製のインナーリード2が
銅あるいは銅合金である場合には銅で、また鉄−Ni合
金板製である場合にはNi系であることが好ましい。
【0016】インナーリード2の先端部2aの形成につ
いて述べる。まず、めっきでの析出金属との密着性が低
くく密着しないめっきリ−ド支え板6例えばステンレス
板に図3に示すようにレジストドライフィルム7を貼着
し、後述するようにレジストマスクを形成する。
【0017】前記レジストドライフィルム7にインナー
リード2の先端部2aのリードパターンを焼付け、現像
し、図4に示すようにリード先端部2aの形成箇所を開
口したレジストマスク8を形成する。
【0018】前記めっきリ−ド支え板6を図5に示すよ
うなめっき装置9に通板させる。該図5において、10
は押え板で、めっきリード支え板6を上方から押え支持
するものである。11はマスクで、上部にはリ−ド保護
ゴムマスク12が設けられ、該マスク11を前記押え板
10側に進行させリードフレーム1を挟持し、当該リー
ドフレーム1にめっき液が付着するのを防止する。
【0019】13は位置決めピンでマスク11に設けら
れ、リードフレーム1とめっきリ−ド支え板6の位置決
めをし、リードフレーム1のインナーリード2の先端に
先端部2aのレジストマスク8を合致させる。またリー
ドフレーム1には陰極が接続されるようになっている。
【0020】14はめっき液を噴射するノズルで陽極が
接続している。該ノズル14は、めっきリ−ド支え板6
とリードフレーム1を位置決め、押え板10とマスク1
1で挟持してから、例えばめっきでNiを析出させる場
合は無光沢スルファミン酸ニッケルを、銅を析出させる
場合は硫酸銅又はピロリン酸銅の各めっき液を噴射し、
インナーリード2の先端部2aをめっきの析出金属で形
成する。
【0021】めっきの析出金属はインナーリード先端部
2aのレジストマスク8の開口箇所に、インナーリード
2に連設して形成される。この際、前記めっきリ−ド支
え板6はめっき析出金属が密着しない金属から製作され
ているので、当該めっきリ−ド支え板6に接着せず、図
6示すようにインナーリード2の先端に密着しそれから
延びる形で生じる。
【0022】該めっきで形成された先端部2aのリ−ド
断面形状はレジストマスクの開口部の長方形状となり、
ワイヤ−ボンディングがし易く且つ確実に行える。
【0023】インナーリード先端部2aの形成を異種金
属の積層めっきでする場合は、例えば先に中性銀めっき
液又は中性金めっき液を使用して、インナーリード先端
部2aのレジストマスク8の開口箇所に、銀又は金を薄
く例えば3μm厚程度に析出させ、その後、洗浄し、銅
又はNiを積層してめっきし図2の(B)のように異種
の析出金属15a、15bから先端部2aを形成する。
この場合はワイヤ−ボンディングに有利な金又は銀等が
リ−ド先端部2aの構成材料の一部となっているので、
ワイヤ−ボンディングが一段と優れる。
【0024】めっき析出金属を連設するインナーリード
2の端部は、密着強度を高めるのに図7の(A)、
(B)に示すように傾斜16、コイニング17など接着
面積をひろげる面加工を行うのが好ましい。
【0025】また、インナーリード2に図6のようにテ
−プ18を貼着して通板時等での変形を防止するように
してから、前記めっきをしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、金属板製のリードフレームの
インナーリードの先端に、めっきによる析出金属で先端
部を連設しているので、リードパターンが微細なインナ
ーリード先端部がめっきで形成され、リ−ドピッチが例
えば50μm、リ−ド幅が80μm程度の微細で多ピン
なリードフレームが安定して得られる。
【0027】また、チップと微細なリードフレームとの
接続は、従来の導体回路パタ−ンを設けた場合のように
ワイヤ−ボンディングを2か所でする必要はなく、ボン
ディング熱による半導体装置の材質劣化を生じない。さ
らに、TABテ−プの場合より実装の自由度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例におけるリードフレームを示
す図。
【図2】本発明の1実施例でのインナーリードの先端部
の側断面を示す図。
【図3】本発明の1実施例でのめっきリ−ド支え板を示
す図。
【図4】めっきリ−ド支え板に形成したレジストマスク
を示す図。
【図5】本発明の1実施例におけるインナーリード先端
部形成のめっき装置を示す図。
【図6】本発明の1実施例で形成したインナーリード先
端部を示す図。
【図7】本発明での金属板製のインナーリードの端部の
側断面を示す図。
【符号の説明】
1 リードフレーム 2 インナーリード 3 アウターリード 4 タイバ− 5 ガイドホ−ル 6 めっきリ−ド支え板 7 レジストドライフィルム 8 レジストマスク 9 めっき装置 10 押え板 11 マスク 12 リ−ド保護ゴムマスク 13 位置決めピン 14 ノズル 15 析出金属 16 傾斜 17 コイニング 18 テ−プ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス又はエッチングで金属板からリー
    ドフレームのリードパターンをインナーリード先端部を
    除き形成し、一方、めっきリード支え板にレジストドラ
    イフイルムを貼付し、該レジストドライフイルムにイン
    ナーリード先端部のリードパターンを焼付け、現像して
    レジストマスクを形成し、前記金属板製リードフレーム
    とレジストマスクを形成しためっきリード支え板を位置
    決めし、押え板とマスクで挟持し、めっき液を接触させ
    インナーリードの先端部をめっき析出金属の1種又は異
    種金属の積層で形成し金属板製インナーリードに連設す
    ることを特徴とする半導体装置用リードフレームの製造
    方法。
JP34064893A 1993-12-07 1993-12-07 半導体装置用リ−ドフレ−ム及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3005841B2 (ja)

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