JP3065415B2 - リードフレーム及びその製造方法 - Google Patents

リードフレーム及びその製造方法

Info

Publication number
JP3065415B2
JP3065415B2 JP35707991A JP35707991A JP3065415B2 JP 3065415 B2 JP3065415 B2 JP 3065415B2 JP 35707991 A JP35707991 A JP 35707991A JP 35707991 A JP35707991 A JP 35707991A JP 3065415 B2 JP3065415 B2 JP 3065415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
lead frame
etching
insoluble
metal layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35707991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05160319A (ja
Inventor
信一 若林
隆廣 飯島
昌子 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Publication of JPH05160319A publication Critical patent/JPH05160319A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3065415B2 publication Critical patent/JP3065415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレーム及びその
製造方法に関し、更に詳細には金属薄板にエッチング
施してリードが形成されたリードフレーム及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、リードフレームに
搭載された半導体チップは、半導体チップ近傍に位置す
るインナーリード先端とワイヤボンディング等によって
電気的に連結されている。この様な半導体装置において
は、インナーリードと連結されているアウターリードを
介して半導体チップと外部装置との信号等の受け渡しが
なされる。従来、かかるリードフレームは、プレス加工
によって形成されてきたが、最近の半導体チップの高集
積化に伴うリードフレームの多ピン化及び/又は半導体
装置の小型化等によって、インナーリード等の高密度化
が要請されている。このため、リードフレームにおける
リードの高密度化を図るべく、細幅のリードを狭ピッチ
で形成することのできるエッチング法が採用されつつあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エッチング法によれ
ば、プレス加工よりも細幅のリードが狭ピッチで形成さ
れたリードフレームを製造することができる。ところ
で、エッチング法においても、得られるリードフレーム
におけるリードのピッチは、エッチング加工に供する金
属薄板の板厚に因る。このことを図8を用いて説明す
る。先ず、図8(a)の如く、エッチングを施すエッチ
ング部分112、112を残して両面に保護皮膜110
を形成した金属薄板100をエッチング液に浸漬するこ
とによって、エッチング部分112、112に同時にエ
ッチングが施される〔図8(b)〕。更に、エッチング
部分112、112のエッチングが進行すると、エッチ
ング幅が当初予定していた幅よりも拡大されつつエッチ
ングが施され〔図8(c)〕、エッチング部分112、
112が貫通してエッチング孔114が穿設されたと
き、エッチングが完了する〔図8(d)〕
【0004】この様にして穿設されるエッチング孔11
4の幅を狭くせんとするとき、エッチング処理中にエッ
チング幅が拡大する現象のため、エッチング孔114の
最小幅はエッチング加工に供する金属薄板の板厚によっ
て決定される。従って、細幅のリードを狭ピッチで形成
するためには、エッチング加工に供する金属薄板の板厚
も薄くすることが必要である。しかしながら、エッチン
グ加工に供する金属薄板の板厚を薄くすると、得られる
リードフレームを構成するリードの機械的強度が低下
し、得られたリードフレームの取扱が困難となる。そこ
で、本発明の目的は、所望の細幅のリードを狭ピッチで
形成することができ、且つ取扱が容易な機械的強度を有
し得るリードフレーム及びその製造方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成すべく検討を重ねた結果、金属薄板にリードを形
成する部分に、所望強度のリードが得られるように、め
っきによって導電性金属を形成し、次いで導電性金属層
をエッチングすることなく隣接する導電性金属層との
の金属薄体にエッチングを施すことによって、充分な強
度を有する細幅のリードが狭ピッチで形成されたリード
フレームを得ることができ、得られたリードフレームの
取扱が容易であることを見出し、本発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明は、金属薄板にエッチン
グを施してリードが形成されたリードフレームにおい
て、該リードの各々には、前記金属薄板に施したエッチ
ングによって形成された間隙に挟まれている基部と、前
記基部を補強し所望強度のリードが得られるように、前
記基部の両平面の少なくとも一方の平面にめっきによっ
て所定の形状に形成された導電性金属層とが具備され
且つ前記導電性金属層の表面には、前記金属薄板にエッ
チングを施すエッチング液に対して不溶性の金属から成
る不溶性金属膜が形成されていることを特徴とするリー
ドフレームにある。
【0007】また、本発明は、金属薄板エッチング
施してリードが形成されたリードフレームを製造するに
際し、該金属薄板の両平面の少なくとも一方の平面のエ
ッチングを施す部分に予めレジストを形成した後、前記
リードが所望の強度が得られるように、前記金属薄板の
リードを形成する部分にめっきによって導電性金属層を
形成し、次いで、前記レジストを除去した後、前記導電
性金属層の表面に、めっきによって金属薄板にエッチン
グを施すエッチング液に対して不溶性の金属から成る不
溶性金属膜を形成し、その後、前記レジストを除去した
金属薄板の部分にエッチングを施してリード間の間隙を
形成することを特徴とするリードフレームの製造方法で
ある。
【0008】かかる構成の本発明において、基部の
面の各々に導電性金属層が形成されていること、及び/
又は導電性金属層の厚さが基部の厚さと略同一であるこ
とが、エッチングを施す金属薄板の板厚を薄くしても得
られるリードの強度を充分とし、且つリードの更なる
ァイン化を図ることができる。また、エッチングを施す
部分の金属薄板の表面に導電性金属層の表面に形成する
不溶性金属膜の金属が付着しないように保護する保護金
属膜を、前記金属薄板 の表面に形成した後、前記金属薄
板のエッチングを施す部分にレジストを形成し、次い
で、前記金属薄板の金属と同種の金属によって導電性金
属層を形成することによって、主として導電性に優れた
銅(Cu)等の金属から成るリードを形成することができ
る。更に、導電性金属層の表面に形成した不溶性金属膜
をインナーリードの全面又は一部から除去することによ
って、その後、インナーリードの所定の箇所に所望の金
属層を形成することができる。
【0009】
【作用】本発明によれば、エッチングに供する金属薄板
の板厚を薄くし、エッチングによって形成されるリー
ピッチを狭ピッチにできる。また、金属薄板のリード
が成形される部分に、予め導電性金属層が形成されてい
るため、前記金属薄板の薄板化に因るリードの機械的強
度の低下を補うことができ、得られたリードフレームの
取扱を容易に行うことができる。
【0010】
【実施例】本発明を図面を用いて更に詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の一実施例であるリードフレーム
を構成するインナーリードIの横断面図である。インナ
ーリードIは、エッチング法によって形成されたもので
ある。図1(a)のインナーリードIの側面は、隣接す
インナーリードとの間の間隙(ピッチ)臨む面であ
り、中間部近傍にエッチングが施された面14、14が
ある。このエッチング面14、14を側面とする略矩形
の基部10の両平面に、導電性金属層12、12がめっ
きによって所定の形状に形成されている。本実施例にお
いては、基部10及び導電性金属層12、12は、共に
銅(Cu)金属によって形成されている。この基部10の厚
さAは約50μmであって、導電性金属層12、12の
厚さB、Bも約50μmである。
【0011】また、導電性金属層12、12の表面は、
エッチング液に対して不溶である不溶性金属膜16によ
って覆われている。本実施例の不溶性金属膜16は、銀
(Ag)金属から成る厚さ5μm程度の金属膜であって、め
っきによって形成されたものである。この様な図1
(a)に示すインナーリードIにおいては、基部10と
導電性金属層12、12との間にニッケル(Ni)金属から
成る厚さ1μm以下の保護金属膜18、18が形成され
ている。この保護金属膜18、18は、導電性金属層1
2、12の表面に銀(Ag)金属から成る不溶性金属膜16
をめっきによって形成する際に、エッチングを施す金属
薄板の表面に銀(Ag)金属が付着しないようにするためで
ある。
【0012】図1(a)に示すインナーリードIは、図
2に示す製造方法で製造することができる。先ず、銅(C
u)金属から成る金属薄板30(厚さ50μm)の両面
に、厚さ1μm以下のニッケル(Ni)金属から成る保護金
属膜18、18をめっきによって形成する〔図2
(イ)〕。このニッケルめっきは電解めっき或いは無電
解めっきのいずれであってもよい。この様に両面にニッ
ケルめっきが施された金属薄板30には、エッチングを
施す部分にフォトレジスト32、32・・・を塗布した
〔図2(ロ)〕、フォトレジスト32、32・・・が
塗布されておらず保護金属18、18の表面が露出し
ている部分、つまりインナーリードを形成する部分に
電解めっきによって所望形状の銅(Cu)金属から成る導電
性金属層12、12・・・を形成する〔図2(ハ)〕。
【0013】次いで、フォトレジスト32、32・・・
を除去し〔図2(ニ)〕、導電性金属層12、12・・
・の各表面に銀(Ag)金属から成り且つ厚さ5μmの金属
16をめっきによって形成する。この金属16は、
本実施例において使用するエッチング液に対して不溶性
である不溶性金属(以下、不溶性金属16を称する
ことがある)である〔図2(ホ)〕。この場合、銀(Ag)
金属を導電性金属層12に選択的に付着させる必要があ
るため、置換めっきを施す。かかる置換めっきに使用す
るめっき液としては、シアン化カリウム〔KCN〕とシ
アン化銀カリウム〔KAg(CN)2 〕とが溶解された
溶液を使用することができる。その後、エッチング液に
金属薄板30を浸漬し、不溶性金属16の非被覆部分
にエッチングを施し、インナーリードIを形成する〔図
2(ヘ)〕
【0014】この様に本実施例においては、エッチング
が施されて隣接するインナーリードとの間の間隙となる
部分が、エッチング加工に供する薄板化された金属薄板
30と略同一厚さであるため、インナーリードのピッチ
を狭ピッチとすることができる。更に、金属薄板30の
薄板化に伴い低下するリードの機械的強度は、銅(Cu)金
属から成る導電性金属層12、12の形成によって補う
ことができる。このため、本実施例の様に、板厚50μ
mの金属薄板30の両面に、厚さ50μmの導電性金属
層12、12を形成することによって、厚さ150μm
のインナーリードが100μmのピッチで形成されたリ
ードフレームを得ることができる。
【0015】図1(a)においては、基部10及び導電
性金属層12、12が共に銅(Cu)金属によって形成され
ているが、基部10及び導電性金属層12、12を異種
の金属で形成することができる。この場合、基部20を
形成する金属を鉄(Fe)ーニッケル(Ni)合金とすると、図
(b)に示す様に、図1(a)に示す保護金属膜18
を介することなく銅(Cu)金属から成る導電性金属層12
を基部20の両面の各々に直接形成できる。鉄(Fe)ーニ
ッケル(Ni)合金から成る金属薄板には、導電性金属層1
2を覆う銀(Ag)から成る不溶性金属16を置換めっき
によって形成する際に、銀(Ag)金属が付着しないからで
ある。この様な図1(b)のインナーリードの製造工程
においては、図2に示すニッケル(Ni)金属から成る保護
金属膜18を形成する工程〔図2(イ)〕を省略でき
る。
【0016】図1〜図2においては、インナーリードを
構成する基部10の両面に導電性金属層12、12が形
成されていたが、図3に示す様に、基部10の一面にの
み導電性金属層12が形成されいるインナーリードであ
ってもよい。かかる図3に示すインナーリードIは、図
4に示す工程で製造することができる。この図4の製造
工程では、銅(Cu)金属から成る金属薄板30の一面の全
面に亘ってフォトレジスト34を塗布し、他方の面には
ニッケルめっきを施してニッケル(Ni)金属から成る保護
金属膜18を形成した後〔図4(イ)〕、エッチングを
施す部分にフォトレジスト32、32・・・を塗布する
〔図4(ロ)〕。この様なフォトレジスト32、32・
・・を塗布した金属薄板30において、フォトレジスト
32、32・・・が塗布されておらず保護金属18の
表面が露出している部分、つまりインナーリードを形成
する部分に銅(Cu)金属を電解めっきによって形成して導
電性金属層12・・・を形成する〔図4(ハ)〕
【0017】次いで、金属薄板30の一面に塗布された
フォトレジスト34及び他方の面に塗布されたフォトレ
ジスト32、32・・・を除去した後、金属薄板30の
全面が露出する一面にエッチングを施す部分にフォトレ
ジスト36、36・・・を塗布し〔図4(ニ)〕、銀(A
g)金属から成る不溶性金属16を導電性金属層12、
12・・・の表面及び金属薄板30が露出している部分
に形成する〔図4(ホ)〕。この不溶性金属16は、
本実施例において使用するエッチング液に対して不溶性
であって、置換めっきによって形成される。その後、フ
ォトレジスト36、36・・・を除去してからエッチン
グを施し、リードフレームIを形成する〔図4
(ヘ)〕
【0018】図1〜図4においては、銀(Ag)金属から成
る不溶性金属16置換めっきによって形成した例に
ついて説明してきたが、不溶性金属16を電解めっき
によって形成してもよい。例えば図2(ニ)に示す状態
の金属薄板30に電解めっきによって銀(Ag)金属から成
る不溶性金属16を形成すると、図5に示す様に、銅
(Cu)金属から成る導電性金属12には勿論のこと、ニッ
ケル(Ni)金属から成る保護金属膜18上にも銀(Ag)金属
から成る不溶性金属16が形成される。この場合、銅
(Cu)金属に対する銀(Ag)金属の付着力に比較して、ニッ
ケル(Ni)金属金属に対する銀(Ag)金属の付着力が劣るた
め、超音波等を金属薄板30に照射することによって、
ニッケル(Ni)金属から成る保護金属18上に形成され
た不溶性金属16を物理的に剥離することができ、図
(ホ)に示す状態とすることができる。
【0019】これまで述べてきた実施例では、銅(Cu)金
属から成る導電性金属層12上に形成された銀(Ag)金属
から成る不溶性金属16は、除去することなく製品と
して出荷することができるが、インナーリードのボンデ
ィング面等に銀(Ag)金属と特質・膜質の異なる別金属、
例えば金(Au)等の金属を部分めっきさせたい場合には、
インナーリードの全面に亘り銀(Ag)金属から成る不溶性
金属16をエッチング等によって剥離してもよい。ま
た、インナーリードのボンディング面等に相当する部分
に形成された銀(Ag)金属から成る不溶性金属16を残
留させつつ、その余の部分から不溶性金属16をエッ
チング等によって部分的に剥離してもよい。この様にし
て不溶性金属16が剥離されたインナーリード部分
は、図6に示す様に、エッチング面14、14を側面と
する略矩形の基部10の両平面に、導電性金属層12、
12が不溶性金属16に覆われることなく保護金属膜
18を介して形成されている。
【0020】以上、述べてき実施例においては、銀(Ag)
金属から成る不溶性金属16を導電性金属12上に形
成してきたが、銀めっきは錫めっきに比較してめっき選
択性にやや劣る傾向があるため、めっき選択性に優れて
いる錫めっきによって錫(Sn)金属から成る不溶性金属
16を導電性金属層12上に形成してもよい。この例を
図7に示す。図7(i )は、図2(ニ)の状態にある金
属薄板30に錫(Sn)金属の無電解めっき施した状態を示
し、導電性金属層12上に錫(Sn)金属から成る不溶性金
16を選択的に形成したものである。この際に採用
しためっき液は、塩化錫、チオ尿素、ジアリン酸ナトリ
ウム、クエン酸、EDTA、塩酸、及び1ー塩化ラウリ
ルピリジニウムが含有されているものであった。
【0021】次いで、エッチング液に金属薄板30を浸
漬し、不溶性金属16の非被覆部分にエッチングを施
した後〔図7(ii)〕、インナーリードの先端部(ボン
ディング面等)に形成された不溶性金属16をエッチ
ングによって部分的に剥離した〔図7(iii )〕。ボン
ディング性向上等のためにボンディング面等に銀(Ag)金
属又は金(Au)金属を部分めっきするためである。尚、必
要に応じてインナーリードの全面に形成された錫(Sn)金
属から成る不溶性金属16を剥離してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、幅狭のリードを狭ピッ
チで形成することができ、半導体チップの高集積化等に
伴うリードフレームの多ピン化や半導体装置の小型化等
の要請に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるリードフレームを構成
するインナーリードの横断面図である。
【図2】図1のリードフレームを製造する工程を説明す
るための工程図である。
【図3】図1に示すインナーリードの他の例を示す横断
面図である。
【図4】図3のリードフレームを製造する工程を説明す
るための工程図である。
【図5】図2のリードフレーム製造工程の他の例を示す
工程図である。
【図6】図1に示すインナーリードの他の例を示す横断
面図である。
【図7】図6に示すインナーリードを具備するリードフ
レームの製造工程を示す工程図である。
【図8】エッチングの進行状態を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
10、20 基部 12 導電性金属層 14 エッチング面 16 不溶性金属 30 金属薄板 32 レジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−250363(JP,A) 特開 平4−354153(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/50

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属薄板にエッチングを施してリードが
    形成されたリードフレームにおいて、 該リードの各々には、前記金属薄板に施したエッチング
    によって形成された間隙に挟まれている基部と、 前記基部を補強し所望強度のリードが得られるように、
    前記基部の両平面の少なくとも一方の平面にめっきによ
    って所定の形状に形成された導電性金属層とが具備さ
    且つ前記導電性金属層の表面には、前記金属薄板にエッ
    チングを施すエッチング液に対して不溶性の金属から成
    る不溶性金属膜が形成され ていることを特徴とするリー
    ドフレーム。
  2. 【請求項2】 基部の両平面の各々に導電性金属層が形
    成されている請求項1記載のリードフレーム。
  3. 【請求項3】 導電性金属層の表面に形成された不溶性
    金属膜が、インナーリードの全面又は一部から除去され
    ている請求項1又は請求項2記載のリードフレーム。
  4. 【請求項4】 導電性金属層の厚さが、基部の厚さと略
    同一である請求項1〜3のいずれか1項記載のリードフ
    レーム。
  5. 【請求項5】 金属薄板にエッチングを施してリードが
    形成されたリードフレームを製造するに際し、 該金属薄板の両平面の少なくとも一方の平面のエッチン
    グを施す部分に予めレジストを形成した後、前記リード
    が所望の強度が得られるように、前記金属薄板のリード
    を形成する部分にめっきによって導電性金属層を形成
    し、 次いで、前記レジストを除去した後、前記導電性金属層
    の表面に、めっきによって金属薄板にエッチングを施す
    エッチング液に対して不溶性の金属から成る不溶性金属
    膜を形成し、 その後、前記レジストを除去した金属薄板の部分にエッ
    チングを施してリード間の間隙を形成することを特徴と
    するリードフレームの製造方法
  6. 【請求項6】 金属薄板の両平面のエッチングを施す部
    分にレジストを形成 する請求項5記載のリードフレーム
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 エッチングを施す部分の金属薄板の表面
    に導電性金属層の表面に形成する不溶性金属膜の金属が
    付着しないように保護する保護金属膜を、前記金属薄板
    の表面に形成した後、前記金属薄板のエッチングを施す
    部分にレジストを形成し、次いで、前記金属薄板の金属
    と同種の金属によって導電性金属層を形成する請求項5
    又は請求項6記載のリードフレームの製造方法。
  8. 【請求項8】 導電性金属層の表面に形成された不溶性
    金属膜をインナーリードの全面又は一部から除去する請
    求項5記載のリードフレームの製造方法。
  9. 【請求項9】 導電性金属層の厚さを、金属薄板の厚さ
    と略同一とする請求項5、請求項7又は請求項8項記載
    のリードフレームの製造方法。
JP35707991A 1991-10-09 1991-12-24 リードフレーム及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3065415B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-290972 1991-10-09
JP29097291 1991-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05160319A JPH05160319A (ja) 1993-06-25
JP3065415B2 true JP3065415B2 (ja) 2000-07-17

Family

ID=17762817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35707991A Expired - Fee Related JP3065415B2 (ja) 1991-10-09 1991-12-24 リードフレーム及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3065415B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101009818B1 (ko) * 2002-04-11 2011-01-19 엔엑스피 비 브이 전자 디바이스 제조 방법, 캐리어 및 캐리어 제조 방법
KR101297662B1 (ko) * 2008-04-10 2013-08-21 삼성테크윈 주식회사 리드프레임의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05160319A (ja) 1993-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5171711A (en) Method of manufacturing integrated circuit devices
US20010007285A1 (en) Resin sealed semiconductor device, circuit member for use therein and method of manufacturing circuit member
JPH10335569A (ja) リードフレーム、その製造方法、半導体装置及びその製造方法
US5354422A (en) Process for producing leadframe material for semiconductor
JP2001244385A (ja) 半導体搭載用部材およびその製造方法
JP2000133763A (ja) 樹脂封止型半導体装置用の回路部材およびその製造方法
JP3065415B2 (ja) リードフレーム及びその製造方法
JP2001267461A (ja) 半導体装置の製造方法
GB2182201A (en) Nickel plated lead tape
JP3085765B2 (ja) リードフレームの製造法
US20030164303A1 (en) Method of metal electro-plating for IC package substrate
JP2853516B2 (ja) リードフレームとその製造方法
JP3136194B2 (ja) リードフレームの製造方法
JP2918073B2 (ja) リードフレームの製造方法
JP2784248B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6035543A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2002050715A (ja) 半導体パッケージの製造方法
US6635407B1 (en) Two pass process for producing a fine pitch lead frame by etching
JPH02250364A (ja) リードフレーム及びその製造方法
JPS59124794A (ja) 電子回路基板の製造方法
JPH0537121A (ja) 半導体装置実装用基板およびこれを用いた半導体装置の実装方法
JP3095857B2 (ja) 電子部品搭載用基板
JP3016305B2 (ja) リードフレームの製造方法と半導体装置の製造方法
JPH07231061A (ja) リードフレームの加工方法
JP2819321B2 (ja) 電子部品搭載用基板及びこの電子部品搭載用基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees