JPS6249310A

JPS6249310A - 光フアイバチユ−ブユニツト

Info

Publication number: JPS6249310A
Application number: JP60190218A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Hatano; 秦野　諭示; Yutaka Katsuyama; 豊勝山; Toshinao Kokubu; 利直国分; Hideo Kobayashi; 英夫小林
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1985-08-29
Filing date: 1985-08-29
Publication date: 1987-03-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、外力に対して安定な伝送特性を有する光ファ
イバチューブユニットの構造に関するものである。

（従来の技術）第６図（ａｌ、　（ｂｌは従来の光ファイバチューブユ
ニットの例の断面図であって、ｌａ　、　ｌｂ　、　ｌ
ｃ　、　ｌｄ　。

１ｅは光ファイバ、２ａ　、　２ｂ　、　２ｃ　、　２
ｄ　、　２ｅは被覆、３はテープ被覆、４．４ａ　、　
４ｂ　、　４ｃ　、　４ｄ　、　４ｅは光フアイバテー
プ、５はアルミテープ、６はポリエチレンである。光フ
ァイバｌａ　、　ｌｂ　、　ｌｃ　、　ｌｄ　。

１ｅの周囲にそれぞれ独立に被覆２ａ　、　２ｂ　、　
２ｃ　＋　２ｄ＋２ｅが施されている。５本の被覆付き
光ファイバはテープ被覆３によってテープ状に一体化さ
れて、光フアイバテープ４が構成される。４枚の光フア
イバテープ（４ａ〜４ｄ）は、アルミテープ５とポリエ
チレン６とから成るチューブ内に挿入されて、光ファイ
バチューブユニットが構成されている。

この例に示した光ファイバチューブユニットは、優れた
伝送特性および機械特性を有していることが確認された
。（例えばＦｕｃｈｇａｍｉほか”ＯｐｔｉｍｕｍＣｌ
ｅａｒａｎｃｅ　Ｄｅｓｉｇｎ　ｆｏｒ　ａ　Ｌｏｏｓ
ｅ　０ｐｔｉｃａｌ−ＦｉｂｅｒＣａｂｌｅ　Ｂａ５ｅ
ｄ　ｏｎ　５ｕｐｐｒｅｓｓｊｏｎ　ｏｆ　Ｆｉｂｅｒ
　５ｔｒａｉｎ”。

ＩＥＥＥ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｌｉｇｈｔｗａｖｅ
　ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ　＋　ＬＴ−３＋１１ｈ　１　
、　ｐｐｓ４〜５９　、１９８５）しかしながら、この
光ファイバチューブユニットは、次のような欠点を有し
ていた。

すなわち長尺の光ファイバチューブユニットの中間の任
意の点から光フアイバテープを取り出すことが、しばし
ば必要となるが、第６図（ｂ）に示す構造の光ファイバ
チューブユニットでは、アルミテープ５とポリエチレン
６から成るチューブをナイフや工具で切り裂いて光フア
イバテープを取り出す作業を行っていた。しかしこのよ
うなやり方は、ナイフや工具で光フアイバテープに傷を
つける危険性があるばかりでなく、取り出し作業が長時
間にわたるという欠点があった。

第７図は従来の光ファイバチューブユニットの別の例の
断面図であって、ｌａ、ｌｂは光ファイバ、２ａ　、　
２ｂは被覆、７はチューブ、８はスリットである。光フ
ァイバｌａ　、　ｌｂの周囲にそれぞれ被覆２ａ　、　
２ｂが施されている。これらはチューブ７の内部に挿入
されて、光ファイバチューブユニットが構成されている
。チューブ７の一部には軸方向に連続なスリット８が設
けられている。この例におけるチューブユニットでは、
スリット８があるので、第６図（ｂｌに比較すれば、光
フアイバテープの取り出しは容易であるが、問題は依然
残ったままである。すなわちスリット８の存在によって
、チューブ７は開口させることができ、光ファイバを取
り出すことができるが、チューブ７は通常プラスチック
等の弾性体であるので、開口に要する力を除去すると、
チューブ７は元の形状になって光ファイバを挟みつける
。このために光ファイバの破断が生ずる危険性があり、
光ファイバの取り出しに適した構造とは言い難い。

（発明が解決しようとする問題点）光ファイバの取り出しが容易で、かつ特性の安定な光フ
ァイバチューブユニットを提供することにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は光ファイバチューブユニットの構成要素である
チューブに、二つのＶ字形溝を設けるか、または一つの
スリットと一つのＶ字形溝を設ける。

従来の光ファイバチューブユニットでは、第６図（ｂｌ
および第７図に示したように、二つの溝やスリットが設
けられていないので、内部から光フアイバテープを取り
出すに際して工具と労力を要したが、本発明の光ファイ
バチューブユニットでは、チューブにＶ字形溝等が設け
られているので、そのＶ字形溝を利用してチューブを容
易に切開することができる。従ってチューブ内部に収容
された光ファイバを任意の点から取り出すという作業を
極めて容易に行うことができるようになる。

第１図は本発明の第一の実施例の斜視図であって、４ａ
　＋４ｂ　＋　４ｃ　＋　４ｄは光フアイバテープ、９
はプラスチックチューブ、１０ａ　、　１０ｂはＶ字形
の溝である。４枚の光フアイバテープ４ａ　＋４ｂ　＋
　４ｃ　＋４ｄはプラスチックチーブ９の内部にゆるく
収容されている。なお光フアイバテープ４ａ　＋４ｂ　
＋　４ｃ　＋４ｄの寸法は幅が１．６鶴、厚さが０．４
５ｍ−である。９はナイロンでできている。またプラス
チックチューブ９の内径は３．３ｍｍ、外径は５龍であ
る。プラスチックチューブ９の外面には、二つのＶ字形
の溝１０ａ　、　１０ｂがプラスチックチューブ９の軸
と平行になるように設けられている。溝１０ａ　、　１
０ｂの深さは０．５鶴である。

このような構造であるので、次のような手順によってプ
ラスチックチューブ９の内部から光フアイバテープ４ａ
　、４ｂ　、　４ｃ　、　４ｄを取り出すことができる
。

まず、第１図に示した破線■および■の内部に、ナイフ
によってわずかに傷をつける。■の部分において、前記
の傷とＶ字形の溝１０ａ　、　１０ｂを利用してプラス
チックチューブ９の一部を開口し、■。

■の傷、１０ａ　、　１０ｂに囲まれた部分をはぎ取る
。

溝１０ａ　、　１０ｂは０．５ｍｍの深さがあり、残さ
れたプラスチックチューブの厚さは０．４璽■以下であ
るので、囲まれた部分をはぎ取るのは容易に行うことが
できる。

チューブの目的は内部に収容した光ファイバを外力から
保護することである。従って７字形の溝１０ａ　、　１
０ｂを設けることによって、上記保護機能が失われては
ならない。試作した光フアイバチューブについて、チュ
ーブの上下から圧力を加えて変形特性を測定したところ
、溝による変形特性の劣化はわずかであり、外力からの
保護機能が失われないことが明らかになった。

この実施例の溝付きチューブ９は押出しによって容易に
製造することができた。

第２図は本発明に第二の実施例の斜視図であって、４ａ
　＋４ｂ　＋　４ｃ　＋　４ａは光フアイバテープ、１
１はプラスチックチューブ、１２ａ　、　１２ｂは７字
形の溝である。４枚の光フアイバテープ４ａ　、４ｂ　
、　４ｃ　。

４ｄはプラスチックチューブ１１の内部にゆるく収容さ
れている。１１はナイロンでできている。また１１の内
径は３．３　ａｓ、外径は５■鹿である。１１の外面に
は二つの７字形の溝１２ａ　、１２ｂがらせん状に設け
られている。溝１２ａ　、　１２ｂの深さは０．５　ｍ
ｍである。

このような構造であるので、次のような手順によってプ
ラスチックチューブ１１の内部から光フアイバテープ４
ａ　、４ｂ　、　４ｃ　、　４ｄを取り出すことができ
る。

まず、第２図に示した破線＠、■の部分で、円周方向に
プラスチックチューブのみを切断する。

その後、■の部分において、前記の切断部とＶ字形の溝
１２ａ　、　１２ｂを利用して、チューブをらせん状に
はぎ取る。そうすると光フアイバテープ４ａ　＋４ｂ　
、　４ｃ　、　４ｄが露出し、光フアイバテープを自由
に扱うことができるようになる。

このような構造では、溝がらせん状であるので、チフユ
ープの主要機能である外力からの光ファイバの保護機能
を失うことはない。この実施例の溝付きプラスチックチ
ューブ１１は押出しに際してダイスを回転することによ
って容易に製造することができた。

第３図は本発明の第三の実施例を示す図であって、４ａ
　、４ｂ　、　４ｃ　、　４ｄは光フアイバテープ、１
３はプラスチック、チューブ、１４はスリット、１５は
７字形の溝である。４枚の光フアイバテープ４ａ　、４
ｂ　。

４ｃ　、　４ｄはプラスチックチューブ１３の内部にゆ
るく収容されている。１３はナイロンでできている。

ナイロン１３には、その軸方向に連続なスリット１４と
、さらに連続な７字形の溝１５が設けられている。

このような構造であるので、光ファイバチューブユニッ
トの任意の点において、スリット１４と７字形の溝１５
を利用しててチューブの一部をはぎ取　・ることができ
る。その結果、光フアイバテープ４ａ。

４ｂ　、　４ｃ　、　４ｄを容易に取り出すことができ
る。

第４図は本発明の第四の実施例の斜視図であって、４ａ
　、４ｂ　、　４ｃ　、　４ｄは光フアイバテープ、１
３はプラスチックチューブ、１４はスリット、１５はＶ
字形の溝、１６は押え巻きである。基本的構造は第３図
の場合と類似であるが、押え巻き１６が設けである点が
異なる。押え巻き１６を設けることによって、プラスチ
ックチューブの機械的強度を向上させることができる。

光フアイバテープ４を取り出す作業は、第３図の場合と
同様に行うことができる。

第５図は本発明の第五の実施例の斜視図であって、４ａ
　、４ｂ　、　４ｃ　、　４ｄは光フアイバテープ、１
７はプラスチックチューブ、１８はスリット、１９は７
字形の溝である。１８と１９とを利用して、プラスチッ
クチューブ１７をはぎ取って光フアイバテープ４ａ　＋
４ｂ　＋　４ｃ　、４ｄを露出させることができる。な
おこの実施例においても、第４図の場合と同様に、押え
巻きを施してもよい。

以上、五つの実施例では、光ファイバの形態として、光
フアイバテープの場合を説明したが、光フアイバテープ
に限らず、いかなる形態の光ファイバであってもよい。

またチューブの材質もナイロンに限定するものでなく、
アルミニウムテープとポリエチレンの複合体、硬質ポリ
エチレン、ポリプロピレン、などの汎用プラスチックを
適用することが可能である。

光ファイバチューブユニットは、テンションメンバの周
囲により合わせ、最外層に外被を設けることによって、
ケーブルとして使用することができる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明の光ファイバチューブユニ
ットでは、チューブそのものに、二つの７字形溝または
一つのスリットと一つの７字形溝が設けられているので
、これらを利用してチューブの開口またははぎ取りを行
うことができる。しかも特殊な工具は必要としないので
、作業が簡単であるという利点がある。従ってチューブ
を開口したり、はぎ取ったりすることが容易にでき、チ
ューブの内部に収容されている光ファイバを取り出すこ
とが容易にできる。その結果、光ファイバチューブユニ
ットを集合して成る光フアイバケーブルの任意の点にお
いて光ファイバを選択的に取り扱うことができるように
なる。このような利点は、従来の光ファイバチューブユ
ニットでは実現できなかったことであり、本発明によっ
て、光フアイバケーブルのすぐれた性能を損うことなく
、機能的な使用を行うことが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例の斜視図、第２図は本発
明の第二の実施例の斜視図、第３図は本発明の第三の実
施例の斜視図、第４図は本発明の第四の実施例の斜視図
、第５図は本発明の第五の実施例の斜視図、第６図ｔａ
＋、　（ｂ）は従来の光ファイバチューブユニットの例
の断面図、第７図は従来の光ファイバチューブユニットの別の例の
断面図である。ｌａ　、　ｌｂ　、　ｌｃ　、　ｌｄ　、　１ｅ−・光
ファイバ２ａ　、　２ｂ　、　２ｃ　、　２ｄ　、　２
ｅ−−−被覆３・・・テープ被覆４、４ａ　、　４ｂ　、　４ｃ　、　４ｄ　−光フアイ
バテープ５・・・アルミテープ　　　６・・・ポリエチ
レン７・・・チューブ　　　　　８・・・スリット９・
・・プラスチックチューブ１０ａ　、　１０ｂ　・Ｖ字形の溝１１・・・プラスチックチューブ１２ａ　、　１２ｂ　−・・Ｖ字形の溝１３・・・プラ
スチックチューブ１４・・・スリット１５・・・７字形の溝１６・・・押
え巻き　　　　　１７・・・プラスチックチューブ１８
・・・スリット　　　　　１９・・・７字形の溝特許出
願人　日本電信電話株式会社代理人弁理士　杉　　村　　暁　　秀同　　　　弁理士　　　杉　　　　村　　　　興　　　
　作第１図４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ　　−−−Ｌファイベナーアｑ
　・・−グラスづラクグーブｌＩ−・−プラスチックチューブ１２ａ、１２６−Ｖ掌Ｆ、ａ壜第３図第６図（ａ）

Claims

【特許請求の範囲】１、チューブの内部に複数本の光ファイバを含み、該光
ファイバが該チューブ内でゆるく収容されて成る光ファ
イバチューブユニットにおいて、該チューブは断面がＶ
字形の連続した二つの溝を有していることを特徴とする
光ファイバチューブユニット。２、断面がＶ字形の連続した溝は、らせん状であること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光ファイバチ
ューブユニット。３、チューブの内部に複数の光ファイバを含み、該光フ
ァイバが該チューブ内でゆるく収容されて成る光ファイ
バチューブユニットにおいて、該チューブはその長さ方
向に連続した一つのスリットを有し、かつ断面がＶ字形
の連続した一つの溝を有していることを特徴とする光フ
ァイバチューブユニット。４、チューブユニットの周囲に押え巻きを施したことを
特徴とする特許請求の範囲第３項記載の光ファイバチュ
ーブユニット。