JPH01126611A - レンズ固定構造 - Google Patents

レンズ固定構造

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Publication number
JPH01126611A
JPH01126611A JP28315487A JP28315487A JPH01126611A JP H01126611 A JPH01126611 A JP H01126611A JP 28315487 A JP28315487 A JP 28315487A JP 28315487 A JP28315487 A JP 28315487A JP H01126611 A JPH01126611 A JP H01126611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
press
fixing member
fitted
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28315487A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Takahashi
三郎 高橋
Hajime Okohara
大小原 肇
Tokuo Ishii
石井 篤雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP28315487A priority Critical patent/JPH01126611A/ja
Publication of JPH01126611A publication Critical patent/JPH01126611A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光部品等例えば発受光モジュールにおけるレ
ンズの固定構造に関するものである。
(従来の技術) 第2図は、従来の発受光モジュールの一構成例を示す断
面図である。第2図におて、1はチップ1 a sヘッ
ダ1b及び容器ICから構成された発受光素子で、レン
ズホルダ2の一端側に半田により接合、固定されている
。3はレンズ、例えば集束性ロッドレンズである円筒状
の、セルフォックレンズで、レンズホルダ2に半田によ
り接合、固定されており、例えば、発受光素子1のチッ
プ1aより出力された光を先ファイバ4に集光する。こ
のようにレンズホルダ2に嵌合されたレンズ3をレンズ
ホルダ2に接合、固定する方法としては、半田付けの他
には、エポキシ系の接着剤を用いて接合する方法が採用
されていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記半田付けによる接合方法では、レン
ズの半田接合部分に、半田付けが容易となるように金メ
ツキ等を施す処理が必要であり、また、半田付は後は、
フラックスを除去する洗浄工程が必要であるため、作業
工程数の増加及びコスト高を招くという問題点があった
。さらにエポキシ系の接着剤を用いる方法では、加熱処
理を施して接着剤を硬化させる工程が必要となり、作業
時間の増大を招き、しかも固定状態が長期的にみて信頼
性に欠けるという問題点があった。さらにまた、レンズ
としてセルフォックスレンズを用いているが、高価なレ
ンズであるために、安価な球形レンズが用いられること
もあるが、球形レンズの形状から取り扱いが容易でなく
、レンズホルダに固定する際も、半田付けや接着剤によ
る固定では作業に困難性を有するという問題点があった
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、安価で、作業工程
数及び作業時間の削減、作業効率の向上を図れ、しかも
信頼性の高い光部品を実現できる光部品のレンズ固定構
造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するため、発受光モジュール
のような光部品等のレンズ固定構造において、レンズが
圧入固定される第1の固定部材と、第1の固定部材が圧
入固定される第2の固定部材とからなり、第1の固定部
材の硬度を第2の固定部材の硬度よりも低くした。
(作用) 本発明によれば、まず、レンズを第1の固定部材に圧入
固定し、次に、第1の固定部材を第2の固定部材に圧入
固定する。この際、第2の固定部材により硬度が低い第
1の固定部材が削られることによりバリが発生する。こ
のバリを取り除くことにより、レンズ固定作業が完了す
ることになる。
(実施例) 第1図は、本発明の第1の実施例を示す断面図であり、
従来と同一構成のものは同一符号を以って表す。即ち、
1は発受光素子、2は鉄等よりなるレンズホルダ、3は
球形のレンズ、4は光ファイバで、発受光素子1はレン
ズホルダ2の一端側に半田付けにより接合され、固定さ
れる。
10はレンズ3が圧入固定されるリング形状のレンズ圧
入リング(以下、単にリングと称す。)で、レンズ3に
圧縮応力が作用しにくい材質、即ち、弾性係数の小さい
材質で、しかもレンズホルダ2の材質である鉄等よりも
硬度の低い材質、例えば黄銅で形成されており、その外
径は、ホルダ2のレンズ圧入部2aの内径よりも大きく
、予めレンズ3が圧入されたものがレンズホルダ2に圧
入される。
第3図はリング10をレンズホルダ2に圧入した場合の
、レンズ3への力の作用を説明するための図である。第
3図によれば、既に、レンズ3を圧入しであるリング1
0をレンズホルダ2に圧入する場合、圧入部2aには図
中矢印aで示す方向に応力が働く。この応力はリング1
0の外径を縮めようとする力であり、リング10の内径
gは小さくなる方向にある。この場合、レンズ3には図
中矢印すで示す圧縮応力が印加されるので、この圧縮応
力を小さくするためには、圧入部2aの圧入代は少なく
、リング10の材質は弾性係数の小さなものが適してい
ることがわかる。
次に、レンズホルダ2のレンズ圧入部2aにレンズ3を
圧入固定する手順を第4図(a) 、(b) 、(c)
に従い説明する。まず第4図(a)に示すように、予め
リング10にレンズ3を圧入しておく。また、リング1
0の外径をり、レンズホルダ2の圧入部2aの内径をd
とすると(但し、Dad)、圧入代Pは次式で与えられ
る。
(D−d)/2=P ここで第4図(b)に示すように、リング10を圧入部
2aに圧入すると、レンズホルダ2の硬度よりもリング
10の硬度が低いので、リング10の圧入代Pの部分が
レンズホルダ2により削られてバリ11となり、さらに
第4図(C)に示すように圧入することにより、レンズ
3をレンズホルダ2に固定でき、バリ11を取り除くこ
とでレンズ固定作業が完了する。
本第1の実施例によれば、レンズホルダ2の圧入部2a
の内径よりも大きな外径を有し、しかも硬度がレンズホ
ルダ2よりも低いリング10に予めレンズ3を圧入して
おき、このリング10を圧入部2aに圧入すれば、レン
ズ3の固定が完了するので作業が簡単に短時間にできる
。また、圧入代が削れてバリ11となるので、圧入代を
厳しく管理することもなく、レンズ3への応力が過大と
なることもなくレンズ3の割れを防止することができ、
しかも、安価ではあるが取り扱いが容易でない球形レン
ズを用いても簡単に固定することができる。
第5図は、本発明の第2の実施例を説明するための説明
図である。本第2の実施例と前記第1の実施例との相違
は、第5図(a)に示すように、リング10の形状及び
レンズホルダ2の圧入部2aの形状にある。即ち、リン
グ10は突部10aと底部10bとからなる凸形状をな
し、レンズホルダ2の圧入部2aは3段階形状となして
あり、リング10の突部10aの外径D1は圧入部2a
−1の内径diより大きく、圧入部2a−2の内径d2
は圧入部2a−1の内径d1より大きく、リング10の
底部10bの外径D2よりも小さく、圧入部2a−2の
厚さh2は突部10aの厚さHlよりも薄くなしである
。さらに、圧入部2a−3の内径d3はリング10の底
部10bの外径D2より大きく、圧入部2a−3の厚さ
h3と底部10bの厚さH2とは等しくなしである。
このような構成において、第5図(b)に示すように、
リング10をレンズホルダ2の圧入部2aに圧入固定す
ると、リング10と圧入部2a−2とで密閉空間20が
形成され、突部10aが圧入時に削れることによる発生
するパリは、密閉空間20に収納されてしまう。従って
、パリの取り除き作業が必要なくなるので作業工程数の
低減を図れる。
以上のように、本第2の実施例によれば、第1の実施例
の効果に加えて、パリの取り除き工程を削除することが
できるので、さらに作業効率の向上を図れ、しかも、球
形レンズの場合には、底部10b部分に圧入しておけば
よいので、レンズへの応力の過大化防止ができるレンズ
固定構造を実現している。
尚、本実施例では球形レンズを対象にしたが円筒状のセ
ルフォックレンズ等に本発明が適用できることは勿論で
ある。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、発受光モジュー
ルのような光部品等のレンズ固定構造において、レンズ
が圧入固定される第1の固定部材と、第1の固定部材が
圧入固定される第2の固定部材とからなり、第1の固定
部材の硬度を第2の固定部材の硬度よりも低くしたので
、半田により固定、或いは接着剤により固定処理を施す
必要がなく、作業工程数1作業時間の短縮化、低コスト
化が図れ安価ではあるが取り扱い難い球形レンズを用い
ても簡単にしかも短時間に固定することができる利点が
ある。また、第1の固定部材の硬度を低くできるので、
レンズの割れ防止が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図、第2図は
従来例の断面図、第3図はレンズへの力の作用を説明す
るための図、第4図はレンズの固定手順の説明図、第5
図は本発明の第2の実施例の説明図である。 図中、1・・・発受光素子、2・・・レンズホルダ、3
・・・レンズ、10・・・レンズ圧入リング、20・・
・密閉空間。 特許出願人 沖電気工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発受光モジュールのような光部品等のレンズ固定
    構造において、 レンズが圧入固定される第1の固定部材と、第1の固定
    部材が圧入固定される第2の固定部材とからなり、 第1の固定部材の硬度を第2の固定部材の硬度よりも低
    くした ことを特徴とするレンズ固定構造。
  2. (2)第1の固定部材の第2の固定部材への圧入最終端
    部に第1の固定部材と第2の固定部材で密閉空間が形成
    されるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のレンズ固定構造。
JP28315487A 1987-11-11 1987-11-11 レンズ固定構造 Pending JPH01126611A (ja)

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JP28315487A JPH01126611A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 レンズ固定構造

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JP28315487A JPH01126611A (ja) 1987-11-11 1987-11-11 レンズ固定構造

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JPH01126611A true JPH01126611A (ja) 1989-05-18

Family

ID=17661901

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442105A (ja) * 1990-06-07 1992-02-12 Mitsubishi Electric Corp 光半導体モジュールのレンズ保持方法
JPH0654270A (ja) * 1992-07-28 1994-02-25 Sharp Corp 衛星放送受信装置
JP2010008743A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Hoya Corp レンズ保持構造
US8730122B2 (en) 2008-12-05 2014-05-20 Nec Corporation Antenna device and communication device provided therewith
JP2014170123A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Nidec Sankyo Corp レンズユニット

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JPH0654270A (ja) * 1992-07-28 1994-02-25 Sharp Corp 衛星放送受信装置
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