JPH01124360A - 豆腐製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乾燥生大豆に脱皮加工を施して脱皮しこの脱
皮後に豆腐の製造の攪拌過程で泡が出る原因となる胚芽
の除去をなし次いでこの胚芽除去後の生大豆を空冷のミ
クロジェット粉砕機にかけ６５℃以下常温以上の間の温
度で４００〜１５０メツシエに粉砕することによって得
た熱変成のない生粉を使用しておからを副生ずることが
豆腐を製造する用に使う新規の豆腐製造装［Ｋ関するも
のである。

〔従来の技術〕シよび〔発明が解決しようとする問題点
〕従来、−船釣な豆腐の製造方法は乾燥生大豆を原料と
して長時間の浸漬とおからの分離作業を手作業で行なっ
ているために作業工程が非常に長くなシ、豆腐として製
品化されたときは大豆の持つ栄養分の大半は損失するし
、不衛生的な手作業を必要としているのが現状である。

また、生大豆から皮だけを取シ除き蛋白質その他の成分
をすべて微粉末にし、のっておからを副生ずることがな
い豆腐の製造は理論的に証明されているが、現在まで実
用化つまシ工業的な製造工程が充分確立されておらず、
また適当な機械設備も充分開発されていない。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は長時間の浸漬もおからの分離作業もいらない工
業的な豆腐の製造を可能とする豆腐製造装置を提供する
ことを目的とするものであって、電動機の回転軸にイン
ペラを固定した攪拌機を装備され且つ蒸気の噴出用細孔
の多数個を有する蒸気供給ノズルを沈設され且つ底部に
送出管を連結された密閉蓋付き攪拌煮沸釜と、蒸気供給
ノズルに蒸気を供給するボイラーと、送出管の出口の下
方に配装され走電動機駆動の反転装置付き傾動型皿状反
転槽と、反転槽の直線状広幅注出縁の下方罠配装される
凝固槽とを備えたことを要旨とするものである。

〔実施例〕

図に示す実施例は電動機（１）の回転軸（２）にインペ
ラ（３）を固定した攪拌機（４）を装備され且つ蒸気の
噴出用細孔（５）の多数個を有する蒸気供給ノズル（６
）を沈設され且つ底部に送出管（力を連結された密閉蓋
（８）′　付き攪拌煮沸釜（８）と、蒸気供給ノズル（
６）に蒸気を供給する軟水器（９）付き電気ボイラー員
と、送出管（７）の先端に連設されたスラジ取シ用フィ
ルターボックス収υと、スラジ（あくのようなもの）取
シフイルターボックスαυの出口の下方に配装された直
線状広幅注出縁Ｉを有する電動機駆動の反転装置α２付
き傾動型皿状反転槽ａ３と、反転槽０の直線状広幅注出
縁Ｉの下方に同注出縁Ｉと平行する向きに移動する状態
で設けられた樹脂製ころコンベア（１９と、こるコンベ
ア（へ）の上を移動する皿状凝固検収Ｑとを備えたもの
である。

尚、図中ａａは操作スイッチ盤、（Ｌ３は制御箱、翰は
開閉弁を示す。

本発明はスラジ取シ用フィルターボックス復υを省いて
、またはコンベア（ハ）を使用せずに凝固槽（Ｌｆｉを
手で所定の個所に置く手段で実施することもある。

〔作　用〕

本発明は上記のような構成であるので、先ず攪拌煮沸釜
（８）内に上記の生粉２ｔと水ＩＯｌを投入しこれ等生
粉、水を攪拌機（４）による撹拌と蒸気供給ノズル（６
）からの蒸気の送入による攪拌および加熱とによシリ９
℃以上の状態で５分間ぐらい煮ることによって豆乳を得
たのち開閉弁（ホ）を開いて・当該豆乳をフィルターボ
ックスαυ内に案内し、フィルター（図示せず）によシ
スラジを除去して同ボックスＩの出口から豆乳を反転槽
ａ３に落し溜め、定量が溜ったととるで反転槽（１３を
傾斜させこれによシ注出縁Ｉを介して高温の豆乳を注ぎ
落して当該豆乳を、予め適量の凝固剤液が入れられ且つ
こるコンベア（１５によシ搬送されて所定位置に停止し
ている凝固槽翰内に移し、この注ぎ落しによる移し作業
によシ凝固剤と高温の豆乳とを調合して凝固し、のって
豆腐を成型するようにしたものである。

尚、従来７０℃以上で粉砕加工されて得た脱脂脱臭大豆
生粉（主にパン、チョコレート、アイスクリーム等の製
造に使用されている）は公知であるが、これは水容性タ
ンパクの熱変成によるものと思われるが凝固しなく豆腐
にはならない。

また、本発明装置に使用する６５℃以下で粉砕加工され
た生粉は４００メツシュ以上の場合には豆腐を食する時
にザラザラとした粉つぼさがあり口に残る慣れがあって
具合が悪（：、、１５０メツシユ以下の場合には豆乳を
つくる際の攪拌に時間がかかシ過ぎて好ましくない等の
ことがある。

更に、攪拌煮沸釜（８）に入れる生粉と水の比率はｌ：
６〜ノ：３位が最適であって、通常、もめん豆腐の場合
には１：５が、きぬごし豆腐の場合にはｌ：３が採用さ
れる。

〔発明の効果〕

本発明は上記の通シであるので、長時間の浸漬もおから
の分離作業もいらない工業的な豆腐の製造を可能とする
とする著効かあるは勿論であるが、特に本発明の要部で
ある攪拌煮沸釜は電動機の回転軸にインペラを固定した
攪拌機を装備され且つ蒸気の噴出用細孔の多数個を有す
る蒸気供給ノズルを沈設され且つ底部に送出管を連結さ
れた構成であって当該釜に投入された生粉、水を攪拌機
（４）による攪拌と蒸気供給ノズル（６）からの蒸気の
送入による攪拌および加熱とによってなすものであるの
で、即ち攪拌用釜と加熱用釜を別々に備えていないもの
であって構成が簡略であシ且つコンパクトである利点が
あシ、また上記したようにノズルから送入される蒸気は
加熱作用と攪拌作用を果すので攪拌効率が顕著に高く豆
腐の製造時間を短くするに有効である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明豆腐製造装置の実施例を示すものであって、
全体の斜視図である。 （１）・・・電動機、（２）・・・回転軸、（３）・・
・インペラ、（４）・・・攪拌機、（５）・・・細孔、
（６）・・・ノズル、（７）・・・送出管、（８）・・
・攪拌煮沸釜、（８）′・・・密閉蓋、翰・・・ボイラ
ー、ａυ・・・フィルターボックス、ｃＬ３・・・反転
装置、α４・・・反転槽、Ｉ・・・注出縁、α９・・・
コンベア、σｅ・・・凝固槽、ａｇＩ・・・操作スイッ
チ盤、αＳ・・・制御箱、（至）・・・開閉弁、Ｑυ・
・・安全弁。 特　許　出　願　人　ダイチ産業株式会社同　　菅原茂
友 同　　鈴木満久

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動機の回転軸にインペラを固定した攪拌機を装備され
   且つ蒸気の噴出用細孔の多数個を有する蒸気供給ノズル
   を沈設され且つ底部に送出管を連結された密閉塞付き撹
   拌煮沸釜と、蒸気供給ノズルに蒸気を供給するボイラー
   と、送出管の出口の下方に配装された電動機駆動の反転
   装置付き傾動型皿状反転槽と、反転槽の直線状広幅注出
   縁の下方に配装される凝固槽とを備えたことを特徴とす
   る豆腐製造装置。