JPH01112959A - 麺類の移載搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は麺類の移載搬送装置に係り、８礪にて製造され
た麺類を１竿に吊下げ、この１竿を例えば、乾燥行程に
おいて乾燥室などを搬送コンベアにて搬送する場合に、
複数列に並設された上流側の搬送コンベアから下流側の
搬送コンベアに移載する装置に関する。

（従来の技術） 従来の麺類の乾燥行程においては、麺類を吊下げた１竿
の両端部をチェンコンベアなどの搬送コンベアにて支持
して移送する搬送装置が用いられ、吊り下げた１竿を乾
燥室において、複数列に並設された上流側の搬送コンベ
アから下流側の搬送コンベアに移載する装置は、例えば
、第６図に示すように、乾燥室１に複数列に搬送コンベ
ア２を並列に配置し、この各搬送コンベア２の上流側の
搬送コンベアの搬出端と下流側の搬出コンベアの搬入端
とを略半円径の移載コンベア３にて接続し、この上流側
の搬送コンベア２にて搬出側に搬送された１竿を移載コ
ンベア３に移載し、この移載コンベア３にて１竿を下８
ｉ側の搬送コンベア２の搬入端に移載して搬送する構造
が採られている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記従来の麺類の移載搬送装置では、移載コンベア３に
よって半円状に搬送するため、１竿の内側の一端側に比
して外側の（ｌ！！端側が大きく移動するため、１竿の
一端側と他端側との移動距離が異なり、１竿は水平面に
おいて傾斜状に搬送されるため、この搬送コンベア２と
８８．コンベア３との間の相互の移載時に１竿が外れて
落下することがあり、また１竿の間隔が不均一になり易
く、ざらに移載コンベア３は平面的に略半円形状に配設
されるため、並列に配置された搬送コンベア２の搬入端
と搬出端に位置する移載コンベア３の据付は面積が大き
い問題を有している。さらに従来の移載搬送装置では、
例えば、乾ｍ室１が第６図に示すように、予備乾燥室４
、主乾燥室５および仕上げ乾燥室６に仕切られている場
合、各乾燥室４゜５．６間の仕切り壁７，８があり、各
乾燥室４゜５．６１ｉｆｌの隣接する各搬送コンベア２
の間の間隔を一定にするには仕切りｇ１７．８に各搬送
コンベア２が接近しすぎ、設計が困難である問題を有し
ている。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、１竿を一本
ずつ搬送コンベアの搬送速度に合せて所定寸法で上流側
の搬送コンベアから下流側の搬送コンベアに移載でき、
１竿が落下するおそれがなく、安全に移載でき、また移
載部の設置面積を少なくでき、また各隣接搬送コンベア
の間隔を適宜に調節できる麺類の移載搬送装置を提供す
るものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の麺類の移載搬送りｔ置は、上流側の搬送コンベ
アの搬出端と下流側の搬送コンベアの搬入端とに臨ませ
て配設され上流側の搬送コンベアの搬出端と下流側の搬
送コンベアの搬入端にそれぞれ位置する上下方向に移送
する昇降搬送部とこの両搬送部の上下端を接続する水平
搬送部とを有し前記搬送コンベアの搬送方向と直交する
上下方向の垂直面に沿って移動する無端チエンを設け、
このチエンを懸回するスプロケットホイールを垂′直搬
送部と水平搬送部との各接続角部に配設し、このスプロ
ケットの回転軸上を前記チエンの駆動で移動する支軸を
このチエンに取付けた連結体にて回動自在に軸支し、こ
の支軸に回動自在に取付けられ常時水平状に保持される
支持軸の両端部に上下方向に回動自在に一対の支持アー
ムを取付け、この一対の支持アームの上下方向の回動を
規制する案内面を設けたことを特徴とするものである。

（作用） 本発明の麺類の移載搬送装置は、上流側の搬送コンベア
の搬出端に移送された１竿は、移載コンベアの昇降搬送
部にて下側から上方に向かって一対の支持アームにです
（い上げられ、このすくい上げられた１竿は移載コンベ
アにより下流側の搬送コンベアの搬入側にこの搬送コン
ベアの搬送方向と直交する上下方向の垂直面に沿って移
動され、下流側の搬送コンベアの搬入端に上側から移載
される。そしてこの移載コンベアのチェンコンベアに取
付けられ一対の支持アームを取付けた支軸は前記昇降搬
送部と水平搬送部との各接続角部に配設されたスプロケ
ットの回転軸上に位置されているため、１竿は移載コン
ベアの昇降搬送部と水平搬送部との接続角部の搬送方向
の変換搬送時には一時停止状態となり、一対の支持アー
ムは撮動することなく、１竿は一対の支持アームにて安
定して両端を支持され、落下されることがない。

（実施例） 本発明の麺類の移載搬送波はの一実膓ＩＮの構成を図面
第１図ないし第５図について説明する。

１０は乾燥室で、第４図に示すように予備乾燥室１１、
主乾燥室１２および仕上げ乾燥室１３に仕切り壁１４．
１５にて仕切られている。

この各乾燥室１１．１２．１３にはそれぞれ直線状のチ
ェンコンベアなどにて形成され［にてｙＪ造された麺類
１６を吊下げ支持した１竿１７の両端部を支持して搬送
する搬送コンベア１８が複数列並列に配置されている。

そしてこの各隣接した上流側の搬送コンベア１８の搬出
端と下流側の搬送コンベア１８の搬入端とに臨ませて移
載コンベア１９がそれぞれ配Ｕされている。この移載コ
ンベア１９は第１図ないし第４図に示すように、受は台
２０が前記上流側搬送コンベア１８の搬出端と下流側の
搬送コンベア１８の搬入端とに臨ませて配置されている
。この受は台２０には略矩形形状の一対の案内枠２１．
２１が前接取付けられ、この各案内枠２１．２１は断面
路コの字状に形成され、相対向する内面に案内溝２２が
それぞれ形成され、この案内枠２１．２１は上流側の搬
送コンベア１８の搬出端と下流側の搬送コンベア１８の
搬入端にそれぞれ位置する上下方向に移送する両側の貸
降搬送部２３．２３とこの両搬送部２３．２３の上下端
側をそれぞれ接続する水平搬送部２４．２４とを有し、
前記搬送コンベア１８の搬送方向と直交する上下方向の
垂直面に沿って配置されている。

そしてこの案内枠２１．２１の各角部に位置してこの案
内枠２１．２１との間に移載コンベア２５の無端チエン
２６を懸回するスプロケットホイール２７がそれぞれ回
転自在に軸支されている。またこのチエン２６に所定間
隔をもって対称位置に取付けられた連結体２８は前記案
内枠２１．２１の案内溝２２にそれぞれ係合する案内ロ
ーラ２９．２９を有し、この連結体２８の前記スプロケ
ット２７の回転軸３０の軸線上に位置した先端部に支軸
３１が設けられ、この支軸３１に回転自在に取付けた回
動子３２に支持軸３３が回動自在に取付けられ、この支
持軸３３には常時水平状態に保持する重錘３４が取付け
られている。そしてこの支持軸３３の両端部に一対の支
持アーム３５を取付け、この一対の支持アーム３５の上
下方向の回動を規制する案内面３６が設けられている。

この案内面３６に接触される係合部３７が前記一対のア
ーム３５を取付【ノた支持軸３３にそれぞれ取付けられ
、前記案内面３６は下向き状態の支持アーム３５を係合
部３７との係合で支持軸３３を回動させて水平方向に向
け゛Ｃ順次起こす上向き傾斜案内面部３８と、この傾斜
案内面部３８に連続し前記一対の支持アーム３５を上向
きに保持する垂直案内面部３９と、この垂直案内面部３
９と連続され前記一対の支持アーム３５を上向きに保持
する水平案内面部４０とこの水平案内面部４０に連続さ
れ前記一対の支持アーム３５を下向き状態に順次倒す下
向き傾斜案内面部４１とを有し、前記上向き傾斜案内面
部３８は前記上流側搬送コンベア１８の搬出端に対向し
、また下向き傾斜案内面部４１は前記１・流側搬送コン
ベア１８の搬入端に対向されている。

なＪ３前記一対の支持アーム３５の先端上縁には１竿１
７を位置決め係止する凹部４２がそれぞれ形成されてい
る。

また前記スプロケット２７の回転軸３０の一つには電動
救にて駆動されるチエンを懸回するスプロケット４３が
設けられている。

次にこの実施例の作用について説明する。

麺類を吊下げ支持した１竿１７が搬送コンベア１８にて
両端部を支持されて搬出側に移送されると、チエン２６
の駆動により係合部３７は上向き傾斜案内面部３８に係
合され、支持軸３３は回動され、支持アーム３５は水平
状に起上がり、搬送コンベア１８の搬出端の下側から上
方に移動される。この時支持軸３３は重錘３４にて常時
水平状態に保持されている。

モしてチエン３６の駆動により一対の支持アーム３５に
て搬送コンベア１８にて搬送された１竿１７は両端部を
下側から上方に向かってすくい上げられ、ざらにチエン
２６の駆動で、支持軸３３の係合部３７が上向ぎ傾斜案
内面部３８から垂直案内面部３９に接触して上向きに傾
斜された状態となり、１竿１７は支持アーム３５の係合
凹部４２に位置決め保持されて移送される。また引き続
きチエン２６が駆動し、１竿１７は水平案内面部４０に
て水平状態に保持されながら上背移動され、さらに最上
貨装置から水平移動し、さらに下降移動されて下流側の
搬送コンベア１８の搬入側に至り、この時支持軸３３の
係合部３７は案内面３６の水平案内面部４０に連続され
た下向き傾斜案内面部４１に係合され、一対の支持アー
ム３５は下向き状態に順次傾斜され、下流側の搬送コン
ベア１８の搬入端において１竿１７を搬送コンベア１８
上に移載する。そして一対の支持アーム３５は１竿１７
を移載した後、係合部３７は案内面３６から外れ、支持
軸３３が支持アーム３５の１ｆｆｉで下向きに傾斜され
る。

このような動作がチエン２６の駆動で順次繰返され、上
流側の搬送コンベア１８の搬出端から下１ｆｉｌｌの搬
送コンベア１８の搬入端に移載される。そして移載時に
は、類字１１は上流搬送コンベア１８の搬出端から下流
側の搬送コンベア１８の搬入端に垂直方向に上方に移動
する。そして支持アーム３５を支持する支軸３１はスプ
ロケット２１の回転中心と一致されているため、類字１
７が垂直搬送部２３と水平搬送部２４との移送方向変換
部においては、チエン２６が駆動しても支軸３１は停止
状態となり、支持アーム３５も停止され、移送方向変換
時には移動されることがなく、類字１７は振動が少なく
、落下されるおそれがない。

さらに前記支軸３１に回転自在に取付けた回動子３２に
、上側の水平搬送部２４に沿って設けた案内レールを転
動するローラを軸支し、支持アーム３５が安定して移動
するようにすることもできる。

また前記各実施例の構成では、案内枠２１の大きざを変
更することにより、搬送コンベア１８ｆｉの間隔を任意
に調整できるが、多少の間隔調整は案内面の調整でもで
きるものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、並列された搬送コンベアの搬出端から
隣接する搬送コンベアの搬入端に類字を移載するための
機構は、類字を垂直面に沿って昇降させながら移載する
ため、搬送コンベアの搬送速度に合せた所定間隔で順次
照準を移載でき、しかも照準−本ずつ移載するため、類
字の落下事故がなく、しかもチエンにて類字の支持アー
ムを移動させ、このチエンのスプロケットの回転中心に
支持アームを取付けた支軸を同一軸上に位置させること
により、方向変換部にて支持アームは一時停止し、撮動
が少なく、類字の落下を確実に防止できるため、安定し
た移送ができ、また移載機構の設置面積を縮小でき、さ
らに隣接搬送コンベア間の間隔を比較的容易に調整でき
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す麺類の移載搬送装置の
側面図、第２図は同上一部の正面図、第３図は同上支持
アームの連結体部の拡大側面図、第４図は同上支持アー
ム部の正面図、第５図は同上装置を実施した菌類乾燥室
の説明平面図、第６図は従来装置を実施した菌類乾燥室
の説明平面図である。 １Ｇ・・麺類、１７・・類字、１８・・搬送コンベア、
２３・・昇降搬送部、２４・・水平搬送部、２６・・チ
エン、２１・・スプロケットホイール、２８・・連結体
、３１・・支軸、３５・・支持アーム、３６・・案内面
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）上流側の搬送コンベアの搬出端と下流側の搬送コ
   ンベアの搬入端とに臨ませて配設され上流側の搬送コン
   ベアの搬出端と下流側の搬送コンベアの搬入端にそれぞ
   れ位置する上下方向に移送する昇降搬送部とこの両搬送
   部の上下端を接続する水平搬送部とを有し前記搬送コン
   ベアの搬送方向と直交する上下方向の垂直面に沿って移
   動する無端チエンを設け、このチエンを懸回するスプロ
   ケットホィールを垂直搬送部と水平搬送部との各接続角
   部に配設し、このスプロケットの回転軸上を前記チエン
   の駆動で移動する支軸をこのチエンに取付けた連結体に
   て回動自在に軸支し、この支軸に回動自在に取付けられ
   常時水平状に保持される支持軸の両端部に上下方向に回
   動自在に一対の支持アームを取付け、この一対の支持ア
   ームの上下方向の回動を規制する案内面を設けたことを
   特徴とする麺類の移載搬送装置。