JPH0110766Y2 - - Google Patents

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JPH0110766Y2
JPH0110766Y2 JP1982074554U JP7455482U JPH0110766Y2 JP H0110766 Y2 JPH0110766 Y2 JP H0110766Y2 JP 1982074554 U JP1982074554 U JP 1982074554U JP 7455482 U JP7455482 U JP 7455482U JP H0110766 Y2 JPH0110766 Y2 JP H0110766Y2
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Japan
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solenoid
holding
force
locking
suction
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JP1982074554U
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JPS58176238U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はソレノイド作動装置に関するもので、
特に、第1、第2の位置に作動される作動手段を
ソレノイドの解放状態で上記第1の位置に、吸着
状態で上記第2の位置に交互に保持するソレノイ
ド作動装置に関するものである。
従来このようなソレノイド作動装置において
は、上記作動手段を第1、第2の位置にソレノイ
ドにて保持させようとする場合は、第1の位置で
は第1の係止部を、第2の位置では第2の係止部
を係止する保持手段を上記ソレノイドに連動させ
て行つていた。
しかしながらこの従来の構成では上記作動手段
を第1の位置の保持状態から、上記ソレノイドを
吸引動作させて、保持状態を解除させる場合、こ
の解除動作を確実に行なうには、保持力を小さく
するか、またはソレノイドの吸引力を大きくし
て、保持力に対して吸引力に十分余裕を持たせる
必要があるが、保持力を小さくすると保持が不安
定になるという欠点があり、また吸引力を大きく
するにはソレノイドのパワーを大きくしなければ
ならず、費消電力が大きくなつたり、大型のソレ
ノイドを使用しなければならない等の欠点があつ
た。
また第2の位置での保持状態を安定にするには
ソレノイドの吸着力を大きくして保持力を大きく
するか、ソレノイドの吸着時、その非吸着方向
(以下解放方向という)にかかる負荷を小さくす
る必要があるが、吸着力を大きくするにはこれも
ソレノイドのパワーを大きくしなければならな
い。また解放方向にかかる負荷を小さくすると、
この第2の位置の保持状態を解除する、解除動作
が不安定となり、これを解消するためには、解除
力すなわちソレノイドの解放方向にかかる力を大
きくしなければならず、そうするとソレノイドの
吸着力に余裕が少なくなる。さらにこの解除力を
大きくすると上記第1の位置での吸引負荷が大き
くなり、すなわちソレノイドのパワーを大きくし
なければならないという欠点があつた。
上記のように従来の構成では保持状態を安定に
し、さらに解除動作を確実に行うという相反する
条件を満たすためにはソレノイドのパワーを大き
くする以外になく、消費電力の増加、重量の増
加、大型化を伴なうなどの欠点があつた。
本考案はこの欠点を一気に解消し、小さいパワ
ーのソレノイドを用いて、保持状態及び解除動作
を安定に且つ確実に行うソレノイド作動装置を提
供するものである。以下に本考案の一実施例を磁
気記録再生装置に適用した場合について図面にも
とづいて説明する。
図において、1は基板で、軸2をガイドとして
摺動自在に設けられ、ばね3により矢印A方向に
付勢され、ピンチローラ4、磁気ヘツド5を有し
ている。上記ピンチローラ4は軸6により回転自
在に設けられ、キヤプスタン7に圧接可能になつ
ている。8は駆動プーリで、軸9により回転自在
に設けられ、外周部にギヤ部8a,歯欠部8a′が
形成され、またカム部8b、第1、第2の係止部
8c,8dを有している。上記ギヤ部8aは軸1
0に回転自在に設けられ、モータ(図示せず)に
より反時計方向に回転される駆動ギヤ11に噛合
されるようになつている。12は駆動レバーで、
一端12aは上記ヘツド基板1の軸13に連結さ
れ、他端12bに設けられたピン14は上記駆動
プーリ8のカム部8bに係接されるようになつて
いると共に軸15により回動自在に設けられてい
る。16はL形のロツクレバーで、軸17により
回動自在に設けられ、かつばね19により反時計
方向に付勢され、その一端の凸部16aは上記駆
動プーリ8の第1、第2の係止部8c,8dと係
接可能であり、他端16bは中継ロツド20の一
端の長孔20aに係合されている。上記中継ロツ
ド20の他端20bはソレノイド18に連結さ
れ、ばね21により、このソレノイド18の鉄心
18aと共に矢印B方向に付勢されている。
以上のような構成からなり、動作について説明
する。
まず、第1図は停止状態であり、この停止状態
ではロツクレバー16の凸部16aは駆動プーリ
8の第1の係止部8cに係止されており、これに
よりその駆動プーリ8のギヤ部8aはその歯欠部
8a′が駆動ギヤ11と対接し、この駆動ギヤ11
は反時計方向に空回転している。一方駆動レバー
12のピン14は前記カム部8bの最小径部に係
合された状態にあり、ヘツド基板1は後退状態に
ある。
この停止状態から、ソレノイド18をばね21
に抗して動作させると、上記中継ロツド20が長
孔20aの範囲内移動され次にロツクレバー16
はばね19に抗して時計方向に回動される。この
時中継ロツド20には鉄心18aと共に長孔20
aの範囲内の移動により慣性力が発生し上記ソレ
ノイド18の吸引力に加算される。上記ロツクレ
バー16が時計方向に回動されると駆動プーリ8
の第1の係止部8cとロツクレバー16の凸部1
6aの係止が解除され、そしてその凸部16aは
第2の係止部8dの傾斜面8eに当接されるの
で、上記駆動プーリ8は時計方向に少しく回動さ
れ、これによりモータ(図示せず)により反時計
方向に回転されている上記駆動ギヤ11にギヤ部
8aが噛合され、駆動プーリ8は時計方向に回転
される。
上記駆動プーリ8が時計方向に回転されると上
記カム部8bにより駆動レバー12は反時計方向
に回動され、ヘツド基板1はばね3に抗して矢印
C方向に移動される。
さらに、上記駆動プーリ8が時計方向に回転さ
れると上記駆動ギヤ11とギヤ部8aの噛合は歯
欠部8a′により解除され、同時に上記駆動レバー
12の他端12bのピン14は上記カム部8bの
傾斜部8b′に位置する。この時駆動レバー12は
ヘツド基板1のばね3により時計方向に付勢され
ているので、上記駆動プーリ8を時計方向に付勢
するが、上記ロツクレバー16の凸部16aが上
記駆動プーリ8の第2の係止部8dを係止するの
で第2図に示すように再生状態で保持される。
前記再生状態で上記ソレノイド18の動作を解
除させると、上記中継ロツド20は、ばね21に
より鉄心18aと共に移動されロツクレバー16
はばね19により反時計方向に回動され、凸部1
6aは上記駆動プーリ8の第2の係止部8dの係
止を解除し、この時上記凸部16aと第2の係止
部8dの係止解除が不安定であつても、上記中継
ロツド20には鉄心18aと共に長孔20aの範
囲内の移動により慣性力が発生し、上記ロツクレ
バー16の回動力として加算され、上記凸部16
aと第2の係止部8dの係止解除が確実に行なわ
れる。同時に上記駆動プーリ8は駆動レバー12
の付勢により時計方向に僅かに回動され、また上
記駆動レバー12、ヘツド基板1はばね3により
第1図の停止状態の位置に復帰される。さらに、
上記ロツクレバー16の凸部16aは上記駆動プ
ーリ8の第1の係止部8cを係止する。
以上説明したように本考案のソレノイド作動装
置によれば、上記保持手段と中継部材との連結状
態をこの中継部材が保持手段に対して上記ソレノ
イドの吸引及び解放方向に移動可能とさせ、上記
中継部材を上記ソレノイドの解放方向に付勢する
付勢手段を設けたので、上記作動手段が第1の位
置に上記第1の係止部及び保持手段により保持さ
れた状態から上記ソレノイドを吸引させると、上
記中継部材が移動される。この時上記ソレノイド
の吸引動作により上記中継部材に発生する慣性力
が吸引力に加わり、上記保持部材の第1の係止部
からの解除が小さいパワーのソレノイドでも確実
に行なえる。
また上記ソレノイドを吸着させ、上記作動手段
が第2の位置に上記第2の係止部及び保持手段に
より保持された状態から上記ソレノイドを解放さ
せると、上記中継部材は、上記付勢手段により上
記ソレノイドの解放方向に移動される。この時上
記中継部材に発生する慣性力が上記保持部材に加
わり、この保持部材の上記第2の係止部の保持の
解除が確実に行なえる。すなわちソレノイドの吸
着力が小さくても安定して保持され、確実にその
保持の解除を行うことができる。したがつて本考
案によれば小さなソレノイドを用いることがで
き、消費電力を減少させることができるとともに
小型化、軽量化にも大きな効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例をテープレコーダに
適用したもので、テープレコーダの停止状態を示
す略平面図、第2図はテープレコーダの再生状態
を示す略平面図である。 8……駆動プーリ、8a……ギヤ部、8b……
カム部、8c,8d……係止部、11……駆動ギ
ヤ、16……ロツクレバー、16a……凸部、1
8……ソレノイド、18a……鉄心、19……ば
ね、20……中継ロツド、20a……長孔、21
……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の位置では作動手段の第1の係止部を、第
    2の位置では上記作動手段の第2の係止部を交互
    に係止する保持手段と、この保持手段を第1、第
    2の位置に作動させるソレノイドと、上記ソレノ
    イドの動作を上記保持手段に連動させるように上
    記ソレノイドと上記保持手段との間に設けた中継
    部材と、上記中継部材を上記ソレノイドの非吸引
    方向に付勢する付勢手段とを備え、上記中継部材
    が上記保持手段に対して上記ソレノイドの吸引お
    よび非吸引のいずれの方向にも移動可能となるよ
    うに上記保持手段と上記中継部材とを連結したこ
    とを特徴とするソレノイド作動装置。
JP7455482U 1982-05-20 1982-05-20 ソレノイド作動装置 Granted JPS58176238U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7455482U JPS58176238U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 ソレノイド作動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7455482U JPS58176238U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 ソレノイド作動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58176238U JPS58176238U (ja) 1983-11-25
JPH0110766Y2 true JPH0110766Y2 (ja) 1989-03-28

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ID=30083976

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JP7455482U Granted JPS58176238U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 ソレノイド作動装置

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JPS58176238U (ja) 1983-11-25

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