JPH01107667A - 静電モータ - Google Patents

静電モータ

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Publication number
JPH01107667A
JPH01107667A JP26499687A JP26499687A JPH01107667A JP H01107667 A JPH01107667 A JP H01107667A JP 26499687 A JP26499687 A JP 26499687A JP 26499687 A JP26499687 A JP 26499687A JP H01107667 A JPH01107667 A JP H01107667A
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JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
hollow cylinder
section
cylindrical
insulating film
Prior art date
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Pending
Application number
JP26499687A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Shibata
賢一 柴田
Toshiaki Yokoo
横尾 敏昭
Kosuke Takeuchi
孝介 竹内
Toshiharu Tanaka
敏晴 田中
Seiji Nishikawa
誠司 西川
Shoichi Nakano
中野 昭一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP26499687A priority Critical patent/JPH01107667A/ja
Publication of JPH01107667A publication Critical patent/JPH01107667A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電力(クーロン力)により回転する静電モー
タに関するものである。
〔従来の技術〕
静電力を用いて回転させる従来の静電モータは、例えば
The principle of an elect
ostatic 1inearactuatar ma
nufactured by 5ilicon mic
romachining”(第4回Internati
onal Conference on 5olid−
state 5ensors and actuato
rs P、864)あるいは雑誌日経メカニカル(19
87,7,27発行、P、27)  r超小型リニアモ
ータ クーロン力を駆動力に利用」に示されている。そ
れらには、内部に短冊状電極を等間隔で配置した板状の
電極基板上を、円筒電極が直線移動する構造となってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した如く、従来の静電モータはその駆動力を直線運
動として外部に取出し得るものであり、その用途が限定
されるという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑み、静電力による駆動力
を回転運動として外部に取出すことができる静電モータ
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る静電モータは、筒体内部に、周方向に多数
の電極を配設している中空円筒と、該中空円筒の内側に
その軸心に沿った円筒電極を配設してあり、前記中空円
筒の中心に回転軸を設けて、前記円筒電極を回転軸と中
空円筒とに接して回転自在に配設してあることを特徴と
する。
〔作用〕
中空円筒に設けた電極に電圧を与えると、その電極と中
空円筒に接している円筒電極との間に静電力が作用して
、円筒電極が回転する。円筒電極の回転により、それに
接している回転軸が回転する。
これにより回転力が得られる。
〔発明の原理〕
静電モータの原理を、静電モータの原理図及び要部拡大
断面図である第3図及び第4図によって説明する。
例えばシリカからなる絶縁膜3の内部に、その長さ方向
と直交する方向で短冊状の電極l^、 IB、 IC・
・・を多数配設している。各電極IA、 IB、 IC
・・・は給電パッド2,2・・・により電圧が与えられ
るようになっている。また絶縁膜3には表面に露出して
いる接地電位の接地電極4が電極IA、1B;IC・・
・と直交して設けられている。絶縁膜3は基板5上に保
持されている。円筒電極6は例えばアルミニウム製であ
り、絶縁膜3に接触させた状態で設けており、前記接地
電極4と電気的に接触していて接地電位になっている。
このような状態において、第4図に示すように例えば電
極lCの電圧をOvとして、電極10. IEに・電圧
v、■を与えると、円筒電極6には次式で表される静電
力Fが作用する。
但しQ、、Q、は電荷量、rは円筒電極と電圧を与えた
電極との距離、ε。は真空中の誘電率したがって、静電
力Fによる吸引力により円筒電極6は矢印方向に回転し
て、電極IA、 IB、 IC・・・の並設方向に転動
することになる。そして、円筒電極6の転勤にともなっ
て、電圧を与える電極を順次転勤方向に変えていくこと
により円筒電極6が直線移動する。
そして、この静電モータは磁力で駆動するモータに比べ
て以下の点で優れる。
■ 電極間隔をミクロンオーダにすると、磁力を作用さ
せるモータのエネルギー密度以上のエネルギー密度が得
られる。
■ コイルの如き複雑な部品は不要で構造が簡単である
■ 電圧駆動であり、電流駆動よりオン、オフ特性が良
い。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面によって詳述する。
第1図及び第2図は本発明に係る静電モータの断面図及
び第1図におけるII−n線断面図である。
有底円筒状であり扁平なモータケース16の底部16a
の中心には軸穴16bが形成されており、このモータケ
ース16の開口部はそれに螺合するケースカバー16c
により着脱可能に閉じられている。モータケース16内
には、その内径寸法より若干短い外径寸法であり、モー
タケース16の軸長寸法より若干短い軸長寸法の中空円
筒10を、同心状で底部16aから離して配設している
。この中空円筒IOは内周側に厚さが薄い絶縁膜部11
を設け、その外周側には絶縁膜部11を保持する絶縁膜
部11より厚さが厚い支持部12を設けたものとなって
いる。そして、絶縁膜部11内には中空円筒10の軸心
に平行する短冊状の電極19.19.19.19・・・
を周方向に適宜間、隔離隔して多数配設している。また
絶縁膜部11の内周面には□、表面を露出させた接地電
位の図示しない接地電極を設けている。
中空円筒10の中心には軸穴16bに一端を係入させた
回転軸15をケースカバー16cの中心に設けた軸受1
8を挿通して配設されている。この回転軸15と中空円
筒10を形成している絶縁膜部11との間であり、回転
軸15を挟む両側位置火々に、回転軸15と中空円筒1
0に夫々接触させた短寸の円筒電極13゜14をその軸
線と中空円筒lOの軸線とを平行させて回転自在に配設
している。この円筒電極13.14は例えばアルミニウ
ムからなり中空円筒10の軸長寸法より僅かに短寸とな
っている。
また円筒電極13.14は図示しない接地電極と接触し
ていて接地電位となっている。絶縁膜部11内に設けた
各電極19.19.19・・・は、モータケース16の
底部16aを挿通させており、電極19と同数の多数本
の素線を有するリート線20の各素線の一端と接続され
ていて、このリード線20を介して各電極19゜19.
19・・・に各別に電圧を与え得るようになっている。
このように構成した静電モータは、リード線20を介し
て先ず円筒電極13.14と対向している電極19に相
隣の電極19に電圧を与えると、その電極19と円筒電
極13.14との間に前述した静電力Fの吸引力が作用
して円筒電極13.14は例えば矢符方向に回転を始め
、それらの円筒電極13.14の回転によりそれに接触
している回転軸15が矢符方向に回転する。そして、円
筒電極13.14の転勤に応じて順次転勤方向の異なる
電極19に電圧を与えることにより円筒電極13.14
の回転を継続させて、回転軸15を所要回転数で回転さ
せることができる。このようにして円筒電極13.14
と電極19との間の静電エネルギーを回転運動として取
り出すことができる。
なお、本実施例では円筒電極を2個設けたが1個あるい
は3個設けてもよい。また電圧を与えるためには円筒電
極の位置を検出する必要があるが、例えば接地電極とは
別に、周方向に配設した多数の電極を絶縁膜表面に設け
て、その電極の電位変化により検出することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、静電エネルギーを
回転運動として取り出し得るから、従来の電磁エネルギ
ーを得ているモータと同様にその使用範囲を拡大するこ
とができ、産業上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る静電モータの断面図及
び第1図の■−■線断面図、第3図及び第4図は発明の
詳細な説明する静電モータの原理図及び要部拡大断面図
である。 10・・・中空円筒 11・・・絶縁膜部 12・・・
支持部13、14・・・円筒電極 15・・・回転軸1
6・・・モータゲース 19・・・電極 20・・・リ
ード線特 許 出願人  三洋電機株式会社 代理人 弁理士  河 野  登 夫 寮 1 図 I !2  図 第 3(21 第 lf  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、筒体内部に、周方向に多数の電極を配設している中
    空円筒と、該中空円筒の内側にその軸心に沿った円筒電
    極を配設してあり、 前記中空円筒の中心に回転軸を設けて、前 記円筒電極を回転軸と中空円筒とに接して回転自在に配
    設してあることを特徴とする静電モータ。
JP26499687A 1987-10-19 1987-10-19 静電モータ Pending JPH01107667A (ja)

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JP26499687A JPH01107667A (ja) 1987-10-19 1987-10-19 静電モータ

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JPH01107667A true JPH01107667A (ja) 1989-04-25

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ID=17411118

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JP26499687A Pending JPH01107667A (ja) 1987-10-19 1987-10-19 静電モータ

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JP (1) JPH01107667A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0757107B2 (ja) * 1990-02-02 1995-06-14 フラウンホッファー―ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ. 誘電モータ
WO2003041259A1 (en) * 2001-11-09 2003-05-15 Universitatea Din Oradea Electrostatic motor
FR2888419A1 (fr) * 2005-07-08 2007-01-12 Commissariat Energie Atomique Dispositif generateur de capacite variable pour la generation d'energie electrique et dispositif d'assistance au mouvement du type roulement a billes, l'incluant

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US8174163B2 (en) 2005-07-08 2012-05-08 Commissariat A L'energie Atomique Device for assisting relative movements between two parts of a mechanical system, forming a variable capacitance device

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