JPS6395860A - 静電アクチユエ−タ - Google Patents

静電アクチユエ−タ

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JPS6395860A
JPS6395860A JP24124386A JP24124386A JPS6395860A JP S6395860 A JPS6395860 A JP S6395860A JP 24124386 A JP24124386 A JP 24124386A JP 24124386 A JP24124386 A JP 24124386A JP S6395860 A JPS6395860 A JP S6395860A
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stator
electrodes
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movable element
moved
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JP24124386A
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Eigo Kawakami
英悟 川上
Nobuo Watanabe
信男 渡辺
Hiroshi Yoneda
弘 米田
Hiroyasu Nose
博康 能瀬
Tetsuya Yano
哲哉 矢野
Tomoji Komata
小俣 智司
Satoshi Yuasa
聡 湯浅
Yasuhiko Ishiwatari
恭彦 石渡
Masato Niibe
正人 新部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は静電力を用いて可動子を移動させる静電アクチ
ュエータに関するものである。
[従来の技術] 従来のアクチュエータは主として電磁力を利用したもの
であり、その特質上電磁コイルや永久磁石等を備えなけ
ればならず、構造が複雑で、また消費電力も非常に大き
いものであった。このため、アクチュエータよりの発熱
量も大きかった。
このため、これらの点を解決するため、電磁力に変えて
静電力を利用したものとして、エレクトレットを用いた
同期モータ(例えば実開昭57−98191号等)が提
案されている。このような静電力を利用したアクチュエ
ータの駆動力は、印加電圧(V)の2乗に比例し、固定
子と可動子問距11a(d)に反比例することがわかっ
ている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、エレクトレットタイプのアクチュエータはエレ
クトレットを用いなければならず、電機子を小型化する
のは難かしく、電極の大きさや距lidについても充分
考慮されているとは言えないものであった。
更にエレクトレットの作成には、特殊な工程が必要なた
めコストアップが避けられなかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を解決することを目的として成さ
れたもので、小型かつ構成の簡単な廉価なアクチュエー
タを提供するため本発明の一実施例は以下の構成を備え
る。
即ち、複数の電極を所定の間隔で配設した固定子と、該
固定子の電極配設面と一定の間隙をおいて相対的に移動
可能な8電材料からなる可動子を備える。
[作用] 以上の構成において、固定子の電極に順次電圧を印加し
、電極よりの発生電界を8勤させることによって前記可
動子を移動させる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する。
[第1実施例] 第1図は本発明に係る一実施例の斜視図であり、図中、
1は固定子でその表面に電極2が形成されている。本実
施例においては、固定子1にはガラスを使用し、その表
面に電極パターンを蒸着して形成している。この電極の
バターニングはエツチング等、種々の方法を取ることが
できる。また、固定子1はガラスに限るものではなく、
絶縁性のあるものであればプラスチックスやセラミック
ス等であってもよい。なお、電極にはCrを用いている
が、Ag、Au、A旦、Cu等の各種導電性金属を用い
てバターニングしてもよい。
また、3は誘電体より成る可動子であり、本実施例では
可動子3としてガラスを用いている。この可動子は誘電
率が低く(例えば誘電率ε=1〜10程度が望ましい)
、また、抵抗値の高いものであればよく、フェノール樹
脂等で形成することもできる。
この可動子3と固定子1間は、不図示の両者を所定間隙
に保持するための保持手段により一定間隙に保たれ、図
の矢印a又は矢印す方向に移動可能に構成されている。
本実施例においては、電極2のパターン幅3゜μm1パ
タ一ンピツチ80μmに形成し、固定子1と可動子3と
の間の間隙は10μmとしている。このパターンピッチ
及び間隙を微小化することにより、可動子3上に発生す
るトルクはより大きなものとなる。
また、4は固定子1表面の電極に所定の電圧を印加する
ための駆動回路であり、駆動回路4よりは図示の如く、
φA(5)、φB(6)、φC(7)の3相の駆動出力
があり、各相は順次図示の如く交互に電極2に接続され
ている。
この駆動回路4による電極への電圧印加タイミングを第
2図(a)、(b)に示す。ここで第2図(a)は各相
(各電極)にOV/+VVのパルス状電圧を印加した場
合、第2図(b)は+V/−■の交流電圧を印加した場
合を示している。
φA(5)、φB(6)、φC(7)の各相に第2図(
a)に示すようなパルス状の電圧(横軸は時間tを表わ
す)を加えると、第1図の矢印aの方向に移動電界が発
生する。すると、可動子3にこの8動電界により電荷が
8起され、移動電界に対しであるすべりをもって同じ矢
印a方向に追従する駆動力が働く、第2図(b)に示す
交流電圧を印加しても同様である。
但し、相順はA、こ、B、λ、C1百、A・・・(−は
180°位相のずれたものを意味する)が望ましい。逆
方向(矢印す方向)に可動子3を動かすには、印加電圧
の相順を逆にしてやればよく、実施例の場合、3相のう
ちの2相を入れ換えてやればよい。また、相数は移動電
界を発生させられるものであれば同相でも構わない。
[第2実施例] 固定子1と可動子3を所定間隙に保持する保持手段を備
えた本発明に係る他の実施例を第3図、第4図に示す。
ここで、第3図は側面断面図、第4図は正面断面図を示
す。
図中、10は非導電性のビーズであり、外径約50μm
のガラスを用いている。本例においては固定子1上の電
極パターンは埋込型となっており、固定子1表面をビー
ズ10が自由に回動可能に形成されている。なお、この
ビーズ1oに変え、コロタイプのものを用いてもよい。
以上の構成において、ビーズ10により、固定子1と可
動子3間の微小ギャップを保持しつつ可動子3が移動可
能である。電極2のパターン幅120μm、パターンピ
ッチ320μmとした時に、電極2に最大DC500V
の電圧を印加した時の可動子3に発生する推力は約0.
7gであった。
[第3実施例] 更に本発明に係る他の実施例を第5図(A)。
(B)に示し、第5図(A)は他の実施例の斜視図、第
5図(B)はそのA−A’面断面図である。
図中1は第1図と同様ガラス等の表面にCu、Cr等の
電極がバターニングされた固定子である。ここでは、固
定子1と可動子3との間隙を挟めるため、固定子1をベ
ース20に固定し、ベース20上の固定子1外方部にリ
テーナ22a。
22bを配設し、リテーナ22a、22b内に一定間隙
で非導電性のボール23を保持している。なお、第5図
(A)においては、固定子1表面の電極は不図示として
いるが、第1図と同様に配設されている。ボール23は
その直径から固定子1の厚みを差し引いた距離に固定子
1と可動子3とのギャップを保持する。
以上の構成によりボール23の良好な転動状態を維持し
つつ固定子1と可動子3間の間隙を狭くすることができ
る。固定子1と可動子3の間隙はボール23の大きさに
影響される。しかし、ボール23が良好に転動するため
には、ある程度の大きさがあったほうがよく、このため
本例ではボール23の外径800μm1固定子1の厚さ
790μmとし、間隙10μmを実現している。なお、
この時の固定子1表面の電極パターンを幅30μm1ピ
ッチ80μmとし、電極に最大200Vの電圧を印加し
た時の可動子3に発生する推力は約1.0gとなった。
なお、以上の説明は全て可動子の片側に固定子があるも
ので行なったが、両側にあってももちろん構わない。両
側式とすることで駆動力を2倍にすることができる。
以上説明したように、固定子の電極をバターニングで作
成し、可動子として誘電材料を用い、ビーズやボールを
介して支持することにより以下に示すような効果が得ら
れる。
(1)電極をバターニングで作成するとともに、固定子
と可動子のギャップの微小化により、小型で薄形のアク
チュエータが可能となる。
(2)ギャップの微小化に伴い、印加電圧が低減で籾、
より消費電力の少ないアクチュエータが可能である。
(3)可動子として、エレクトレットのような特殊な材
料は必要なく、ガラスやフェノール樹脂のような安価な
誘電材料でよい。
(4)部分的に誘電材料をつけることにより、カードや
シートそのものを可動子とするような搬送システムを構
築できる。
(5)静電力で駆動するため、消費電力が極めて少なく
て済み、ジュール熱による発熱のおそれもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、特殊な材料でなく
、安価な誘電材料によって低消費電力の静電アクチュエ
ータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の斜視図、第2図(a)
、(b)は本実施例の電極への印加電圧駆動タイミング
チャート、 第3図、第4図は本発明に係る他の実施例の断面図、 第5図(A)は本発明に係る更に他の実施例の一部切欠
斜視図、 第5図(B)は第5図(A)のA−A ′面断面図であ
る。 図中、1・・・固定子、2・・・電極、3・・・可動子
、4・・・駆動回路、10・・・ビーズ、20・・・ベ
ース、22a、22b・・・リテーナ、23・・・ボー
ルである。 特許出願人     キャノン株式会社手続補正書(自
発) 昭和61年12月 1日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の電極を所定の間隔で配設した固定子と、該
    固定子の電極配設面と一定の間隔をおいて相対的に移動
    可能な誘電材料からなる可動子とから構成され、前記固
    定子の電極に順次電圧を印加し、電極よりの発生電界を
    移動させることによつて前記可動子を移動させるように
    したことを特徴とする静電アクチュエータ。
  2. (2)電極は互いに複数相に接続され、該相毎に印加す
    る電圧を変化させて可動子を移動させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の静電アクチュエータ。
  3. (3)前記間隙を保持するために、前記固定子と前記可
    動子の間に複数の転動部材を配置したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の静電アクチュエ
    ータ。
JP61241243A 1986-10-13 1986-10-13 静電アクチユエ−タ Expired - Lifetime JPH06101938B2 (ja)

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