JP2009500995A - 可変キャパシタンスを生みだす動きを補助するための装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、数個の素子間での相対的な動作とともに作動する機械システムから生じるエネルギーを回収すること。
【解決手段】機械システムの二つの部分の相対的な動作を補助するための装置(10)、例えば、ボールベアリングまたは歯車装置は、可変キャパシタンスと装置を形成し、このようにして、機械エネルギーが回収されることおよび電気エネルギーに変換することができる。この目的を達成するため、前記装置の駆動素子(12、14)と被駆動素子(18)のうちで少なくとも一つは、前記装置の伝導部それぞれに関して前記素子(12、14、18)の相対的な動作中に変化可能な間隔によって離間される伝導帯(32)を含み、前記伝導帯(32)と前記伝導部(12、14、18、36)は異なる等電位面(V1、V)と接する。
【選択図】図7A

Description

本発明は、変化が可動手段間において可動手段によって駆動される塊 (une masse)の動きから生じる非定値のキャパシタンスを有するシステムに関する。特に、本発明は、静電変換の実行中に、静電変換を介して電気エネルギーが回収される動作を補助する装置に関する。前記キャパシタンスの変化の他の利用法もまた提供され得る。
多くの機械システムは、作動中、一つの素子を他の素子に関して作動させる。例えば、一つのボールベアリングは、二つの相対的な可動部からなり、その動作は摩擦を制限する素子の変位を引き起こす。前記システムは、摩擦を制限する機能と結果的に生じるエネルギーの損失を最適化し、そして前記機械動作のその伝達効果のみが考慮される。
しかしながら、二つの装置間の相対的な動作は、エネルギーを発生するものとしても知られている。例えば、WO 02/103881では、磁気原理を介して可動システムのエネルギーの回収を提案している。磁性塊(une masse magnetique)が固定されたガイドに関して振動で活動するというものであり、そして、それは、連続的な磁場変動、コイルを用いて電気エネルギーに変換される変化をもたらす。さらに、US 2 266 057、またはUS 3 414 742は、ローターの機械回転エネルギーを電気エネルギーに変換する静電変換について記載している。
すべての場合において、絶縁活動体(un objet anime isole)の変位から生じる機械エネルギーを電気エネルギーに変換することに関する。
国際公開02/103881号公報 米国特許第2,266,057号公報 米国特許第3,414,742号公報
本発明は、数個の素子間での相対的な動作とともに作動する機械システムから生じるエネルギーを回収することを提案する。さらに概して言えば、本発明は、容量変化の生成とその利用法に関する。本発明は、ボールベアリングおよび歯車タイプの動作を補助するためのシステムを特定の用途として考えるが、同様の原理のいかなるシステムにも好適である。
その側面のひとつによれば、本発明は、互いに関して可動し、互いの間で空間を決める二つの駆動部を含む装置に関する。前記装置は、駆動部間の相対的な回転が環状の空間を決める、「ボールベアリング」タイプ、または、二つの相互に平行な駆動部の間で並進(translation)する、「スライドレール」タイプからなってもよい。
それらの動作によって、前記駆動素子は一つ以上の可動素子を前記空間で前記駆動部に関して相対的に動くようにロールさせる。具体的には、前記可動素子は球体または円柱である。前記変位は、関係する前記素子の表面にある歯にガイドされるか、制御されるか、または、前記空間に圧縮状態で位置する前記ローリング素子の変形と同時に起こる可能性がある。前記ローリング素子は、したがって、前記駆動素子と機械的に接触している。つまり、それらは、それらの間に、設けられ、かつそれらが駆動するスライディング素子をともなってもよい。
さらに、前記装置は、少なくとも一つの伝導部と一つの伝導帯を含み、それらは、それらの間で前記素子の相対的な変位に応じて変化可能な間隔により互いから離間される。もし伝導帯と伝導部のそれぞれ一つが異なる等電位面(un equipotentiel different)に位置するならば、キャパシタンス変化は前記装置の作動中に起きる。前記装置は、前記キャパシタンス変化を計測するための手段、および/または、前記キャパシタンス変化を、例えば、静電学上の原理により、電気エネルギーに変換するための手段からなってもよい。
前記伝導部と前記伝導帯が同一の素子上に位置していてもよく、また、二つの異なる素子上に位置していてもよい。前記伝導帯を除いて、数個の素子は、前記装置の主要部からなる伝導部を形成するために接触しているのが都合よい。 伝導部と伝導帯間の離間は、絶縁部を介して作られてよく、さらに、前記同一素子上の絶縁部により離間される数個の伝導帯、および/または、前記変位中に変化することも可能な前記間隔を有することが可能である。
本発明の様々な実施例が提供される。具体的には、前記ローリング素子は、それらの配置(orientation)に応じて、他の駆動素子の伝導部とともに駆動部の伝導帯から離れるか、または、包囲するか、あるいは、異なる間隔または電位に位置してもよい前記ローリング素子の伝導部を絶縁する絶縁部からなってもよい。別の実施例によれば、前記ローリング素子は、伝導性があり、少なくとも同一である前記駆動素子のひとつであり、前記変位中に、前記ローリング素子は、変位の方向に沿って位置する前記伝導帯から離れるか、あるいは、前記伝導帯を包囲する。
本発明はまた、前記装置の前記素子の相対的な変位を介して、電気エネルギーに変換することが可能な一つ以上の可変キャパシタンスを生みだす方法に関する。
他の側面によれば、本発明は、可変キャパシタンスを生みだすための前記動きを補助するための装置の利用法、具体的には、ボールベアリング、ベアリング、またはスライドレールに関する。電気エネルギーへの変換のような様々な用途が提供される。
本発明によれば、このようにして、互いに関して相対的に可動する少なくとも二つの面の間で、ローリングまたはスライディングを介して動作する一つ以上のローリング素子により生みだされるキャパシタンス変化から、電気回路、センサー、または他のものを供給するために使用される電気エネルギーを、静電法を介して、生みだすことが可能である。前記キャパシタンスの変化は、例えば、電子機器のための可変キャパシタンスの生成、前記ローリング素子の位置のセンサーとしての直接的な計測、角度位置、または機械的なベアリングのアーマチャーの回転のスピードの計測など、様々なタイプの用途に用いられることができる。
このように、ローラーベアリングの電気エネルギーを生成するために使用されることが可能であるキャパシタンス変化を生みだす前記ローリング素子を活用して動作中の部分を誘導および供給すること、および存在する機械的なベアリングに前記原理を適用することが可能である。さらに、本発明による前記装置は、逆方向の動作をすること、すなわち、電気エネルギー源から機械的な動作を生みだすこと、および機械的なアクチュエーターを製造すること、が可能である。
前記ローリング部は、本発明によれば、二重目的の対象(l’objet d’un double emploi)、機械的なガイド、および容量変化のジェネレータ(generateur)である。さらに、それらは変形可能であってもよい。
本発明による前記システムはまた、機械的な加速(accelerations mecaniques)、流体運動、または他のものから発生する、自由なローリング動作からそのエネルギーを回収することを可能にする。例えば、本発明によるボールベアリングの回転中の軸は、加速の影響下にあるとき、前記ボールの動作、同様にその慣性のため外側のリングの動作を生み出す。その結果、電気エネルギーに変換可能であるキャパシタンス変化が起きる。このようにして、外部のものとの接続なしに、軸上にエネルギーを有することが可能であり、消費者装置まで電気エネルギーをもたらすための特定の電源および電気伝導体を供給することが、もはや必要とされない。
本発明の特徴と利点は、以下の記載を読み、添付の図面を参照することによって、より理解される。ただし、これらの記載と添付の図面は例示であり、限定するものではない。
互いに関して動作している二つの部分を含む機械システムには、前記変位が補助されることが可能な装置が、具体的には摩擦を制限するために、存在する。このように、図1Aに描写されるような、ベアリングまたはボールベアリングタイプの装置1は、通常、二つの素子2を含み、それらは、接触なしに互いに関して回転し、前記システムの前記動作部の各々に接続され、それらの間に、動作中にその空間の中の一つ以上の円柱または球体の被駆動素子3がロールする内部の空間を画定する。
前記駆動素子と同様に前記ローリング素子に、このタイプ、接触する前記素子間にスライドすることが防止されることが可能な係合と決められた間隔を保持するためにさらなる手段を用いずに前記ローリング素子間に維持される前記間隔の歯を備えることは有利であることができる。図1Bにおいて、そのような装置4は、前記システムの前記部分と接続され、歯を備え、互いに関して並進運動する、二つの第1素子5を含む。そして、それらの間に、第1駆動素子5と係合可能な歯を備えた第2素子6が回転することができる空間を画定する。
この二つの説明される例は、数個の別形を有してもよい。図1Aにおける回転する前記ベアリングは、二つの平面間に位置する前記円柱を駆動し、一方が他方に対して平行に並進運動する二つの平面を有するスライディング補助として、丸太の上での移動の方法で、作られてもよい。図1Cに説明されるほかの実施例は、相対的な可動素子、ここでは、第3素子9に関して可動する二つの棒8を含む球体の被駆動素子7のためのガイディングケージ(une cage de guidage)の存在に関する。さらに、すべての前記可動素子2、5、8、9または、それらのうちの数個は、そのような前記機械システムの部分、前記単独の被駆動素子3、6、7によって提供される前記補助を形成してもよい。
本発明は、図2から図7に描写される例10のすべての装置に適用されてもよい。それらは、独立していてもよく、または、より複雑なシステムの動作を補助してもよい。より複雑なシステムは、少なくとも二つの駆動素子12、14を含み、それらが互いに関して可動し、それらの間に空間16を決め、そこでは、少なくとも一つの被駆動素子18が前記駆動素子12、14の前記相対的な動作中のローリングを介して動くものである。前記被駆動素子18は、実際には、その機械的な接触を介してそれぞれの前記駆動面と接するのみである。前記の様々な素子12、14、18の配置とそれらの形状は前記装置の利用法によって決まる。
本発明によれば、前記素子12、14、18のうちの一つは、電気的に絶縁している伝導帯、具体的には、絶縁部の存在を介し、一つ以上の複数の他の素子のレベルか、または、同一の素子内に位置することが可能な前記装置10の伝導部を、含む。電位差は、このように、前記関係する素子の前記伝導帯とそのような前記装置10の前記伝導部の間に作り出される。本発明によれば、前記伝導帯はある一定の間隔によって前記伝導部から離間されており、そして、前記装置は、前記駆動素子の相対的な変位中に、ひいては前記被駆動素子の回転中に、その間隔が変化するように配置される。
その間隔の変化は、前記伝導帯/伝導部のアセンブリの前記キャパシタンスの変化と一体となっており、それらの間の前記素子12、14、18の前記相対的な動作中、時間および/または空間における前記キャパシタンスの変化は生み出される。それは、計測され、および/または、適切な手段を介して電気エネルギーに変換されることが可能であり、その例として、ここでは詳細な説明を省くが、Meninger S et coll.:≪Vibration-to-electric Energy Conversion≫, IEEE Transactions on Very Large Scale Integration (VLSI) System; 2001,9(1):64-76 が知られている。
間隔変化により、前記伝導部と前記伝導帯は、その寸法が物理的に変化する絶縁空間、または、前記変位に応じて結果的に生じる誘電率が異なる値を取るように、様々の相対的な配置を取ることが可能である、不連続の誘電体媒質(un milieu dielectrique discontinu)を含む固定された空間、によって離間される。具体的には、前記誘電体媒質は、絶縁域と伝導域を含む。前記伝導帯と伝導部間に位置する前記絶縁域における電子の経路が、前記伝導域の位置(図2A参照)に応じて異なるように、前記絶縁域は、前記伝導帯(各部)を延長することが可能であるか、または、それから離間されるものである。実際には、伝導“帯”と伝導“部”は、必ずしも物理的な要素と一致している必要はないが、前記装置の動作とその構成要素の配置に応じて、本発明による前記装置の異なる部分と一致していてもよい。
前記伝導帯は、このように、変位の方向に絶縁部と交互に、駆動素子または被駆動素子に組み込まれてもよい。前記伝導部は、ほかの素子、そしてさらに、前記必要な伝導帯と絶縁部を除く前記装置のアセンブリ、からも全体に構成されてもよい。前記間隔変化は、前記被駆動素子内に、または、その動作のため、発生する可能性がある。前記間隔の変化は、伝導帯と伝導部を離間する絶縁部の適切な位置決めによって提供されてもよい。
簡単な例として、図2Aを考慮すれば、伝導性の前記駆動素子14は、伝導性があり絶縁層で覆われた前記駆動素子12に対して平行にスライドしている。その相対的なスライディング動作は前記ローリング素子18を駆動する。そのローリング素子は、互いに関して前記駆動素子12、14のどんな変位も可能にする球体か、あるいは、軸上で垂直な並進を可能とする円柱であってもよい。前記ローリング素子は、伝導部18cと絶縁部18iを含む。回転のため、前記伝導帯12の前記電位と前記伝導部14の電位間の前記間隔は、前記伝導部14を延長する前記伝導部18cの場所に応じて異なる。(それは、固定された間隔によって離間される前記駆動素子12、14間の結果として生じる誘電率が変化することを意味する。)したがって、前記駆動素子12、14間のキャパシタンスは変化し、適切な手段で確認および計測することができる。静電法を介して、このようにして、前記表面12、14の前記変位と関係がある機械エネルギーの一部を電気エネルギーに変換することが可能である。
前記絶縁部18iと伝導部18cの構造によれば、もし前記駆動素子12、14間の電気接触が可能でないならば、例えば、もし前記絶縁部18iが前記ローリング素子18の円周の半分以上を含むならば、前記駆動素子12の一つである絶縁層20を覆わないことが可能である。
図2Bでは、前記実施例の別形は、実際に駆動素子14の一つからなる前記伝導部を延長する、伝導性のある被駆動素子18を全体に含んでもよい。絶縁層20で覆われている他の駆動素子12は、さらに、この場合、前記ローリング素子18の変位の方向に前記伝導帯12cを離間する絶縁部12iを含む。前記駆動素子12、14の相対的な変位中に、前記ローリング素子18は、前記伝導帯12cまたは前記絶縁体12i上を通過し、前記伝導部14、18と伝導帯12c間の間隔は、前記絶縁層20の最小の厚みと前記絶縁部12iの幅の半分以上の間で変化し、このようにしてキャパシタンス変化を生みだす。
図2Cでは、さらに、前記実施例の別形は、二つの可変キャパシタンスが同時に作られることを可能にする。絶縁部12iは、ここでは、異なる等電位面V1とV2を接続する伝導帯12cと12cを離間するのにちょうど十分な厚さに減少される。前記キャパシタンス変化は、前記被駆動素子18が、第2駆動素子12の等電位面V1またはV2のどちらかで、第1駆動素子14の定電位Vに接近するという事実に固有のものであり、このようにして、電位Vおよび電位V1とV2間のキャパシタンス変化を生みだし、あるいは、キャパシタンス変化は、前記伝導部12cの様々な電位V1とV2間に発生することができる。
前記絶縁部12iは、前記被駆動素子18のローリングの方向に対して垂直な一定間隔の線を、または、もし球体形状の前記ローリング素子による双方向の変位が可能であるならば、格子縞模様を、形成するという利点がある。 同一の駆動素子12に対して二つ以上の等電位面を有する、他の形状も可能である。
ほかの別形は、図3Aと3Bに説明されており、前記駆動素子12の一つは“物理的に”離間される伝導帯121、122を含む。ここでは再び、前記球体のローリング素子18は、球体の配置に応じて、異なる電位に位置する前記伝導帯121、122を離間する間隔をおおよそ覆う絶縁部18iを含む。前記駆動素子14が二つの駆動棒に対して平行に動く時、前記ボール18はロールし、その伝導部18cは、前記棒121、122のいずれか一方または他方、そして、そのため、電位V1及びV2のどれかと、機械的接触により電気的に接続される。二つの電位V1及びV2を離間する間隔は、前記キャパシタンスと同様に変化する。前記被駆動素子18の絶縁部18iの形状とサイズは、もちろん、所望される結果に応じて、例えば、前記様々なローリング素子18の伝導素子18c間の前記キャパシタンス変化にとってより好ましい効果を得るために、適合させることができる。
注目すべきは、前記実施例において、例えば、内蔵センサーのような電気エネルギーを使用するための手段を用いて、前記キャパシタンス変化を前記ローリング素子18において直接使用することが可能であることである。
被駆動素子18の内部のそのような利用法はまた、変形可能な素子18について同じと考えてもよい。図4に説明されるひとつの実施例によれば、前記ローリング素子18は、例えば、所々に金属被覆された重合体のボール18iのような、伝導部18cを包含する変形可能な円柱または球体を含む。前記駆動部14が前記駆動部12と平行に動く時、空間16に圧縮状態で位置する前記被駆動素子18は、一方向または双方向に、変形し、ロールする。その変形は、前記の様々な伝導部18c間の間隔変化、ひいては、キャパシタンス変化をもたらし、例えば、センサーに電力を供給するのに(pour alimenter un capteur)使用されるために、前記被駆動素子18それ自体の内部に電気を生みだすことができる。前記実施例ではまた、周辺の伝導性の接触を用いて、キャパシタンス変化、または外部に向かって電気エネルギーをもたらすことが可能である。
一般に、前記キャパシタンス変化は、ローリング素子18の内部、および/または、ローリング素子の間、または、前記被駆動素子18と駆動素子12、14の間、または、前記駆動素子12、14の内部、または空間16において、起こる可能性がある。さらに、被駆動素子の形状のすべては、固体円柱または変形可能な円柱、鋸歯状の歯車または鋸歯状の円柱、固体球または変形可能な球体を考えられることが可能である。前記駆動素子12、14は、通常個体であり、絶縁可能な部分を含む伝導性の金属において作られる。動作の構造、および前記駆動素子の性質によれば、前記ローリング素子18は、表面上に部分的に金属被覆された絶縁物質、または伝導性の挿入物(inserts)を含む物質、に製造されてもよく、または、絶縁性、および伝導性の部分をさらに含んでいてもよい。
図5では、具体的に、さらなる形状の、第2スライディング被駆動素子28とローリング被駆動素子18を関連づけることが可能である。前記駆動素子12、14に関して前記スライデイング素子28の相対的な位置は、回転との組み合わせなしに、前記変位の方向に変わるのみである。逆に、軸または点の周りを回転中に、前記ローリング素子18は、前記スライディング素子28に異なる面を引き合わせる。具体的には、前記駆動素子12、14と前記ローリング素子18のその連続的な部分は同一の電位Vにあるので、そのスライディング素子28は、異なる等電位面V1、V2、V3の三つのゾーン281、282、283(281については前記駆動素子12、14の影響を、282、283については主に二つの連続的なローリング素子18の影響を、それぞれ受けている)を有していてもよい。前記ローリング素子18の前記伝導部18cと前記スライディング素子28の対応するゾーン282、283間の間隔によれば、すなわち、前記ローリング素子18の絶縁部18iの相対的な位置によれば、キャパシタンスは異なり、キャパシタンス変化は、VとV2またはV3の間で生みだされる。同様に、前記の様々な等電位面V1、V2、V3は、すべて、二つずつであることがわかり、キャパシタンス変化は電気エネルギーをスライディング素子28内に配置されるようにする。
もちろん、電位一つずつの間のキャパシタンス変化を増幅するため、VとV1の間のキャパシタンス変化が生み出されるように、あるいはV2(またはV3)とVの間で生みだされるキャパシタンス変化と一致して、前記スライディング素子28と前記素子12、14のその駆動表面の間に構造を有することが可能である。
ここまで、前記駆動素子が一方から他方に対して平行にスライドする“スライドレール”構造について記載してきたが、本発明は、前記駆動素子12、14が互いに対して回転する前記“ボールベアリング”構造にも全く同様に当てはまる。そして、さらに上記実施例は、説明される前記駆動素子を“内側に曲げること”によって、そして環状の空間16を形成するために前記駆動素子を包囲することによって、すぐに適合する。
実施例は図6に詳述される。環状の空間16は、伝導性の駆動素子12に関して前記軸14の相対的な回転を介して伝導性の被駆動素子18の誘導されるローリングを可能にする。中央部14は、リング12に関して、軸14のある一定の角度の位置において、大きなキャパシタンスを、ほかでは、小さなキャパシタンスを形成するような方法で分布される伝導性のセクター(secteurs)の離間を可能にする絶縁性の部分14iを含む。もしこれらの伝導性のセクターが二つの等電位面V1とV2に一緒に組み立てられるなら、前記二つの等電位面の間のキャパシタンスの時間的変化は、前記素子12、14、18のそれぞれの相対的な回転中に得られる。
また、同一の電位にすべての前記セクターを一緒に組み立てる駆動素子12と前記軸14の間のキャパシタンス変化を得ること、例えば、V1とV2を短絡化することによって、および前記回転素子14とその外側の素子12間のキャパシタンス変化を想定すること(visualisant)によって、も可能である。
またこの実施例において、さらなる変位は、回転軸に対して垂直な方向に、前記駆動装置12、14の並進と組み合わされることができる。
この実施例において、図2Cの実施例の場合のように、前記軸の外面上に格子縞模様または線を位置付けることが可能である。さらに、もし前記外側部分12に電気エネルギーを有することが望まれるならば、その役割は、例えば、格子縞模様の前記リング12の内面のコーティングで打ち消される可能性がある。
具体的には、回転構造のため、側面のガイドは、前記ローリング素子18が、その回転中に前記空間16から出てくることを防止するように、前記駆動素子12、14のどちらか一方、または両方の上に、しばしば存在する。そのため、このタイプのガイドをさらにうまく利用することが可能である。
このようにして、例えば、図7に説明される装置において、前記ローリング素子18と前記駆動面12、14は、伝導性で、および同一の電位Vにある。平面に描かれているが、前記構造は“ボールベアリング”に使用されることができる。そのため、前記面12、14は環状で、例えば、5.5cmの内径および7.5cmの外径を有する環状形状であって、具体的には、長さが24cmで幅が2.5cmの外側のローリング面14であってもよい。説明される前記骨組み内部には、前記被駆動素子は、直径d=1cmおよび長さE=2cmの伝導性の円柱18がある。前記駆動面のひとつは、少なくともガイド手段に付随している。いかなる摩擦も防止するために、前記ガイド手段の間の自由な空間は、前記円柱18の長さEよりも長いことが好ましい。
前記駆動素子12のひとつに付随する前記ガイド手段30は絶縁体で、伝導帯32を除いて、一方から他方まで絶縁性であり、前記ローリング素子18の変位の方向に沿って位置付けられる。前記伝導帯は、壁30に組み入れられるか、又は、突出させてもよい。しかしながら、最小のギャップhは、前記伝導帯32とローラー18間の動作中に、供給されねばならず、少なくともそれらにとって、キャパシタンス変化の計測および/または使用に役立つ。図例において、前記ギャップhが約0.1mmであるのは有利である。
前記ローリング素子18の動作をより正確に誘導するために、ガイド手段34は、ほかの駆動素子14のどちらか側上に、例えば、突起に位置づけられてもよい。さらに、前記ギャップhの間隔を提供するため、伝導帯32を有する前記ガイド素子30を含む前記駆動素子12上にスペーサー(une butee)36を位置付けることも可能である。
その機械的な接触のため、前記被駆動素子18と駆動素子12、14、36(随意に前記ガイド手段34も同様に)は同一の等電位面Vにある。前記外側のリング14が前記円柱12の回りを動く時、前記素子18は回転およびロールされる。それらは、交互に前記伝導帯32の前を通過する。前記伝導帯32の数は、前記ローリング素子18の数の倍数であって、前記環状の空間16の周囲に沿う各側に一様に分布される、例えば、6個のローリング素子と12組の伝導帯32である、のは有利であり、前記ローリング素子18は、例えば挿入物により提供されてもよい。前記伝導帯32は、前記装置10の等電位面Vと異なる、一つ以上の等電位面V1、V2と連結していてもよい。すなわち、駆動素子12、14と被駆動素子18である。前記ローラー18の変位はまた前記等電位面Vと前記伝導素子32間のキャパシタンス変化を生みだす。電気エネルギーの回収に使用できる変化であり、前記の様々な伝導素子32と等電位面Vの前記の様々な素子間の電圧を連続的に適用することにより、アクチュエーターとして前記構造10を相互に利用しやすい。
前記実施例において、前記不連続の素子32を連続する伝導層に、および、全体的に伝導性であるローリング体18を伝導性のセクターと絶縁性のセクターを含むローリング体に、代えても提供され得る。
説明される好ましい実施例によれば、前記伝導帯32は、一列に並べられるとき前記ローリング素子18の端面によって90%まで覆われてもよく、および、ローリング段階中にこれらの同一の素子から全体的に分かれ出てもよい。 例えば、それは、ローリング方向に1cmの間隔をあけるL側上の1cmの正方形に関し、厚みe=0.1mmを有し、絶縁壁30に配置され、底面から一定の間隔を空けられていて、ここでは、lが1mmとして前記スペーサー(la butee)36の突起により示される。他の実施例すべてに関しては、通常の技術が本発明による前記装置10を製造するために使用されてよく、具体的には、機械的な機械加工(フライス盤、旋盤、スパーク加工、など)、またはモールディング(le moulage)が前記の様々な素子を作られることを可能にする。原料の選択は、作られるものの利用法次第である。
二つの一定の間隔を空けられた構成要素間のキャパシタンスCは、間隔Dにより間隔をあけられるε空気の誘電率と前記構成要素上のS面により、C=ε・S/D により与えられる。
前述の構造において、覆われるためのD=h=0.1mmの間隔を有する前記面32の前を定期的に通過する6個のローリング円柱18を有する、前記伝導素子32の電位と前記ローリング素子/駆動素子のアセンブリの間に最大のキャパシタンスがある:
Figure 2009500995
最小のキャパシタンス、それ自体は、主に前記伝導素子32上の前記面と駆動素子12、36からなる:
Figure 2009500995
このキャパシタンスCminは、前記伝導素子32に対して丸みのある形状を取ること、またはその中央のみが伝導性の駆動面12を用いること、により自然に最小限に抑えられることができる。エネルギー回収のためのこの改良は実施されるが、製作の簡潔さと頑健性(la robustesse)に被害が及ぶ。さらに、上記でなされた選択は、存在するローリングベアリング(または動作を補助するほかのいかなるシステム)が本発明による装置になるように適合されることを可能にする。
U=V−V1=15Vと等しい電圧をチャージすることで “一定の充電で (a charge constante) ”として知られる動作に対して、サイクル毎に回収されることが可能なそのエネルギーは、したがって:
Figure 2009500995

である。
前記軸12の1回転に対して、前記の使用と並行する、VとV1の間、およびVとV2の間の容量変化中に、2×3サイクルの容量変化がある。したがって、6×7.35=44.1μWが回転/秒ごとに、すなわち、毎分1500回転に対して、1.1mWが得られる。もし15Vの充電電圧を取る代わりに、100Vが取られるなら、毎分1500回転の同一スピードに対して49mWが得られる。これらのふたつの電力は、一つ以上のセンサー、同様にデータの無線送信を供給するために十分なエネルギーを回収するのに十分である。
実際に、それは前記充電電圧を電気エネルギーの要求に適応させるのに十分である。しかしながら、より多くの電気エネルギーが作り出されれば、より多くの機械エネルギーが前記軸12に吸収され、ひいては、前記装置10の自然の動作を阻害するリスクがより高くなるということを念頭に置くことが必要である。
その規模(le dimensionnement)は、その利用法に応じて様々な値を取ってもよい。具体的には、その寸法は、大型トラックタイプの車両の車軸に対しては大いに増大されうるし、また時計製造における用途に対しては大いに制限されうる。さらに、説明される前記の様々な実施例の別形は組み合わされてもよい。
本発明によれば、このようにして、互いに関して相対的に可動する少なくとも二つの面の間で、ローリングまたはスライディングを介して動作する一つ以上のローリング素子により生みだされるキャパシタンス変化から、電気回路、センサー、または他のものを供給するために使用される電気エネルギーを、静電法を介して、生みだすことが可能である。前記キャパシタンスの変化は、例えば、電子機器のための可変キャパシタンスの生成、前記ローリング素子の位置のセンサーとしての直接的な計測、角度位置、または機械的なベアリングのアーマチャーの回転のスピードの計測など、様々なタイプの用途に用いられることができる。
このように、ローラーベアリングの電気エネルギーを生成するために使用されることが可能であるキャパシタンス変化を生みだす前記ローリング素子を活用して動作中の部分を誘導および供給すること、および存在する機械的なベアリングに前記原理を適用することが可能である。さらに、本発明による前記装置は、逆方向の動作をすること、すなわち、電気エネルギー源から機械的な動作を生みだすこと、および機械的なアクチュエーターを製造すること、が可能である。
前記ローリング部は、本発明によれば、二重目的の対象(l’objet d’un double emploi)、機械的なガイド、および容量変化のジェネレータ(generateur)である。さらに、それらは変形可能であってもよい。
本発明による前記システムはまた、機械的な加速(accelerations mecaniques)、流体運動、または他のものから発生する、自由なローリング動作からそのエネルギーを回収することを可能にする。例えば、本発明によるボールベアリングの回転中の軸は、加速の影響下にあるとき、前記ボールの動作、同様にその慣性のため外側のリングの動作を生み出す。その結果、電気エネルギーに変換可能であるキャパシタンス変化が起きる。このようにして、外部のものとの接続なしに、軸上にエネルギーを有することが可能であり、消費者装置まで電気エネルギーをもたらすための特定の電源および電気伝導体を供給することが、もはや必要とされない。
様々な動作補助システムを説明する図である。 様々な動作補助システムを説明する図である。 様々な動作補助システムを説明する図である。 本発明による装置の実施例の別形を示す図である。 本発明による装置の実施例の別形を示す図である。 本発明による装置の実施例の別形を示す図である 本発明による前記装置の他の別形を示す図である。 本発明による前記装置の他の別形を示す図である。 本発明による装置の他の実施例を示す図である。 本発明による装置の他の実施例を示す図である。 本発明による装置の他の実施例を示す図である。 本発明による装置の他の実施例の様々な図である。 本発明による装置の他の実施例の様々な図である。 本発明による装置の他の実施例の様々な図である。
符号の説明
10 装置
12 駆動素子
14 駆動素子
16 空間
18 ローリング素子
18c 伝導部
18i 絶縁部
121 伝導帯(部)
122 伝導帯(部)
20 絶縁層
28 スライディング素子
282 伝導帯(ゾーン)
30 絶縁部

Claims (22)

  1. 互いに対して可動し、かつ互いの間に空間(16)を画定する少なくとも二つの駆動素子(12、14)と、
    前記駆動素子(12、14)の動作により駆動され、これにより可動性の機械的な接触をしている前記空間(16)における少なくとも一つのローリング素子(18)と、
    キャパシタンス変化を電気エネルギーに変換する手段とを備え
    その装置(10)が、少なくとも一つの伝導部と少なくとも一つの伝導帯とを備え、前記伝導帯が、前記伝導帯と前記伝導部の間のキャパシタンスが変化するように、前記伝導部から絶縁され、かつそれらの間で前記素子(12、14、18)の相対的な変位中に、変化する間隔によってそれから離間した、可変キャパシタンスを有する装置(10)。
  2. 前記空間(16)が、環状であって、前記駆動素子(12、14)は、互いに関して回転する請求項1に記載の装置。
  3. 前記駆動素子(12、14)が、平坦で、一方から他方へ平行に並進運動する請求項1に記載の装置。
  4. 前記ローリング素子(18)が、回転柱であり、前記駆動素子(12、14)の前記駆動面上に位置する歯と係合する歯をその表面上に含む請求項1から3のいずれかひとつに記載の装置。
  5. 変位の方向に沿って連続的に前記空間(16)に位置する複数のローリング素子(18)を含む請求項1から4のいずれかひとつに記載の装置。
  6. 前記ローリング素子(18)間に配置され、前記空間(16)においてスライドすることによって、ローリング素子により駆動されるスライディング素子(28)をさらに含む請求項5に記載の装置。
  7. 少なくとも一つのローリング素子(18)は、伝導部(18c)と絶縁部(18i)とを含み、スライディング素子(28)は、ローリング素子(18)の絶縁部(18i)の変位のため、ローリング素子(18)の伝導部(18c)から変化可能な間隔に位置することができる伝導帯(282)を含む請求項6に記載の装置。
  8. ローリング素子(18)は、絶縁部(18i)と伝導部(18c)とを含み、駆動素子(12)は、伝導帯、前記ローリング素子(18)の絶縁部(18i)の変位のため、前記伝導帯と前記伝導部(18c)間で変化する間隔、を含む請求項1から6までのいずれかひとつに記載の装置。
  9. 前記伝導帯を含む前記駆動素子(12)の駆動面は、絶縁層(20)に覆われている請求項8に記載の装置。
  10. ローリング素子(18)は、絶縁部分(18i)と複数の伝導部分(18c)を含む球体であり、駆動素子(12)は、前記駆動素子(12、14)の変位の方向に平行に配置される少なくとも一つの伝導帯と伝導部(121、122)を含み、ローリング中に前記球体(18)の異なる部分が前記駆動素子(12)の前記伝導部と前記伝導帯と接触し、それらに接続されることができる二つの電位間で前記間隔を変化させる請求項1から6のいずれかひとつに記載の装置。
  11. 各ローリング素子(18)は、変形可能でかつ、前記駆動素子(12、14)の相対的な動作が前記ローリング素子(18)の変形を引き起こすように、空間(16)において圧縮される場所に位置しており、前記ローリング素子(18)は、少なくとも一つの伝導帯と伝導部(18c)を離間する絶縁部を含み、それらを離間する間隔は前記変形中に変化する請求項1から6のいずれかひとつに記載の装置。
  12. 前記駆動素子(12、14)の一つが、少なくとも部分的に伝導性である請求項11に記載の装置。
  13. 前記駆動素子(12、14)の一つが、変位の方向に沿って前記伝導帯(12c)を離間する絶縁部を含み、前記ローリング素子(18)は、前記ローリング素子(18)と伝導帯(12c)間の間隔が変化するように、少なくとも部分的に伝導性である請求項1から6にいずれかひとつに記載の装置。
  14. 前記伝導帯(12c)の間の間隔が、変位の方向に一定である請求項13に記載の装置。
  15. 前記駆動素子(12)の前記絶縁部(30)が、前記ローリング素子(18)がガイディング手段の間にとどまるように、前記駆動素子(12)の前記駆動面に付随するガイディング手段上に位置する請求項13から14のいずれかひとつに記載の装置。
  16. 二つの離間された伝導帯間のキャパシタンス変化を測定する手段をさらに含む請求項13から15のいずれかひとつに記載の装置。
  17. 他の駆動素子(14)は、少なくとも部分的に伝導性である請求項8から16のいずれかひとつに記載の装置。
  18. 伝導帯と伝導部間のキャパシタンス変化を測定する手段をさらに含む請求項1から17のいずれかひとつに記載の装置。
  19. 請求項1から18のいずれかひとつに記載の装置の前記駆動素子の前記相対的な変位を含む可変キャパシタンスを生みだす方法。
  20. 可変キャパシタンスを生みだすための動作中に、その厚みが変化する絶縁帯によって互いから絶縁される二つの電気的に伝導性のある部分を含む前記動作を補助する装置(10)の利用法。
  21. 前記補助装置がボールベアリングである請求項20に記載の利用法。
  22. 前記可変キャパシタンスが電気エネルギーの回収のために使用される請求項20または21のいずれかひとつに記載の利用法。
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