JPH1042U - 電界機 - Google Patents

電界機

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JPH1042U
JPH1042U JP006329U JP632997U JPH1042U JP H1042 U JPH1042 U JP H1042U JP 006329 U JP006329 U JP 006329U JP 632997 U JP632997 U JP 632997U JP H1042 U JPH1042 U JP H1042U
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JP006329U
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Inventor
シイ.ジャコブセン スティーブン
Original Assignee
サーコス インコーポレイテイッド
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N1/00Electrostatic generators or motors using a solid moving electrostatic charge carrier
    • H02N1/002Electrostatic motors
    • H02N1/004Electrostatic motors in which a body is moved along a path due to interaction with an electric field travelling along the path

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電界により生ずる力を効率的に利用した電
気的動力構造を提供する。 【構成】 電荷による帯電をなし得る複数個の第1素
子と、第1素子の列に近接した列に配設され且つ第1素
子の列に対して相対的に移動自在の複数個の第2素子を
含む電界機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は分離距離が低減化された電界の増加した力を利用するたため相互に近 接して位置付けられた寸法の小さい多数の力発生素子を特徴とする電界機に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
慣用的な電動機は典型的には導電体、磁界含有構造,電磁石,永久磁石,スリ ップ・リング,整流子及び他の機械的及び電気機械的要素の各種組合せと配列を 含む。これらの電動機はAC動力型DC動力型又はステッピング型式の作動にす ることができる。一部の使用に対しては、慣用的な電動機は設計速度における効 率的な作動、制御可能性、汚染の無い作動、高出力速度等といった各種所望の特 性を呈する。然し乍ら、慣用的な電動機においては、サーボ制御及びロボット制 御といった特定の使用分野でその効果を制限する多数の問題が存在している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
慣用的な電動機では比較的低い電解強度が発生し、その結果出力トルクは油圧 システム及び空圧システムといった他の型式の励起システムに比較して低くなる 。然し乍ら、既に述べた如く、高出力速度を達成出来、そのため低出力トルク及 び高速度の組合せにより電動機はファン,ディスク・ドライブ,ポンプ等といっ た装置に充分適したものとなるが、高トルクと低出力速度が要求される分野では 適していない。勿論、高トルク/低速度作動を行うためトランスミッション・シ ステムをモーターと共に利用可能であるが、トランスミッションを追加するとモ ーターの出力トルクが増加するだけでなく、電機子の慣性と制動に起因するモー ターの多数の望ましくない動的特性も更に増加する。換言すれば、トランスミッ ション・システムを伝動機と併用すればモーターの動的性能が危うくなる。その 上、トランスミッション・システムを使用すると、モーターの動力損失をもたら し、その結果作動効率が低下し、モーターの重量とコスト高につながる。
【0004】 慣用的な電動機の他の欠点はモーターに対する極めて悪い動力対重量の比をも たらす高質量密度の磁性材料と、導電体の使用により生ずる。この問題は慣用的 な電動機を油圧システム,空気圧システム及び燃焼を基にした動力システムと比 較した場合に最も明らかである。
【0005】 最後に、慣用的な電動機内で発生した磁界力の大きさは導体の電流容量に依存 しており、これは逆に導体の寸法(横断面)に依存している。こうした磁界に基 づくモーターの寸法を低減化する試みは結果的に磁界力の相当の減少をもたらし 、そのためモーターの利用が低減化される。
【0006】 本考案の目的は新規にして改良され且つ一層効率的な電気的機械即ちモーター を提供することにある。
【0007】 本考案の他の目的は電界により発生された力を利用する電動機を提供すること にある。
【0008】 本考案の他の目的は微小幾何寸法で寸法付けが
【0009】 出来る電界型機械即ちモーターを提供することにある。
【0010】 本考案の付加的な目的は低速度にて比較的高いトルクを発生する電動機を提供 することにある。
【0011】 本考案の他の目的は動力対重量の比が高い電動機を提供することにある。
【0012】 本考案の更に他の目的は半導体技術とその材料を利用して容易に製造可能な電 動機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前掲の目的と他の目的は列状に配設され電荷による帯電をなし得る複数個の第 1素子と、これも第1列に近接した列になった配設され且つ第1列に対して相対 的に移動自在の複数個の第2素子を含む電界機の特定の例示的実施態様で実現さ れる。複数個の第2素子は、また、電荷による帯電をなし得る。複数個の第1素 子の選択された素子は正に帯電され、その選択された素子と共に間にはさまれて いる複数個の第1素子の他の素子は負に帯電される。複数個の第2素子の素子に 電荷を連続的に与える電圧源も含まれ、正の電荷が素子の一部の素子に与えられ 、負の電荷が素子の他の素子に与えられることから、正と負の交互の電荷のパタ ーンが複数個の第2素子の素子に与えられ、そのパターンが列に沿って複数個の 第2素子に対して相対的に移動するようにされる。正と負の交互の電荷のこの移 動パターンを複数個の第2素子に適用することで結果的に複数個の第1素子の正 と負に帯電された交互の素子により生ずる電気力界と相互に作用する電気力界が 発生され、こうして複数個の第2素子を複数個の第1素子に対して相対的に移動 させる。
【0014】 素子は円板状、平面状又は他の形状に形成される基材又は他のベース上に配設 される長い導体を含むことが有利である。代替的に不動の電荷を含む不導電材料 、例えばエレクトレットを使用可能である。こうした材料は所望の電界を発生す る目的で作成可能である。正電荷を有する基材が動電荷を有する基材ではさまれ る。基材は多数の導電体を含むのが有利であり、また、基材は他方の基材と近接 して設置される寸法になっている。電荷を保存する素子のこうした位置付けは結 果的に強力な電気力界を発生し、これらの電気力界は相互に作用して他方の素子 に対する素子の一部の素子の相対的運動を生ぜしめる。
【0015】
【作用】
電荷保有素子の近接により生ずる強力な電界については点電荷に対し電界力が 距離の自乗に反比 解出来る。モーターの電磁的要素の寸法低減化は所望の力をもたらさないが、先 に掲げた理由から磁界発生要素の寸法低減化により構成要素を近接して設置する ことにより所望の力を発生することが出来よう。また、寸法が低減化すると、電 荷の移動性が低くなり、電荷をシフトさせることによりその力を中立化させる機 会が少なくなる。最後に電荷保有素子の個数を増加させる間に寸法を低減化する と電荷を小さい容積に『くくる』傾向があり、そのため素子のどの部分も(又は 電荷)隣接する素子のどの部分(又は電荷)からも極めて遠い状態にならず、そ のため全体的に大きい力を発生する力が蓄積することになる。
【0016】
【実施例】
本考案の前掲の目的と他の目的,諸特徴及び諸利点については添附図面に関連 して提供される以下の詳細な説明を考察することから明らかとなろう。
【0017】 図1 及び図2 を参照すると、本考案の1つの例示的な実施態様が図解して ある。この実施態様にはディスクの形態にされ、一方が他方の上に積層された複 数個の基材即ちベース部材4が含まれている。各基材上には複数個の延在する全 体的に半径方向に位置付けられた導体8が配設してある。各基材4a及び4c上 には導体が4個のみ示してあるが、これより多い個数が存在し得ることを理解す べきである。基材4a及び4c上の導体の交互の導体は正に帯電され、残りの導 体は負に帯電される。図示の如く、基材4a及び4cの同様の帯電導体は垂直方 向に整合している。基材はシリコーンの如き電気的に絶縁性の材料で作成され、 導体は慣用的な半導体組立て技術を使用して基材上に付着又は形成されるのが有 利である。導体は銅、金又は各種の他の金属、合金若しくは半導体である。導体 8の代わりに例えばポリプロピレン,ポリエチレン等で作成されたエレクトレッ ト(不動電荷を含む非導電性材料)を代替的に利用出来よう。
【0018】 中央の基材4bも複数個の半径方向に位置づけられた導体を支承し、この導体 は基材中心附近からその外側縁部迄延在している。基材4bの導体の個数は基材 4a及び4cの場合の3倍になっている。各導体と接触した状態で基材4bの縁 部には接触パッド12が配設してある。
【0019】 図2 に最も良く示される如く、基材4a及び4cは静止状態にあり、一方、 基材4bは基材4a及び4cに対して相対的に回転するよう設置されている。特 に基材4bは軸16の端部に設置され、当該軸は逆に軸受20内に回転自在に設 置してある。軸16は図示の如く基材4a内の開口部24を貫通している。先に 説明した如く、図1及び図2 の電界機は図示の3個の基材以上に多くの基材を 含むのが有利であり、その場合、回転自在型基材の各基材は単一軸上に設置され 、各回転自在型基材は間にはさむ様式にて一対の異なる静的基材の間に配設され よう。
【0020】 基材4bの接触パッド12には2対の電気的接触ブラシ28及び32が接触し て配設してある。接触ブラシ28aは負の電圧源36に接続され、接触ブラシ2 8bはアースに接続されている。接触ブラシ32aは正の電圧源40に接続され 、接触ブラシ32bはアースに接続される。接触ブラシ28a及び32aは基材 4b上の各々第3番目の導体接触パッドと同時的に接触するよう位置付けてある ので例えば(基材4b上で直径方向に延在している)導体8が接触ブラシ28a と接触して負の電荷を受取ると、(これも基材4b上で直径方向に延在している )導体8aが接触ブラシ32aと接触して正の電荷を受取る。この時点に接触ブ ラシ28aと32aの間に位置付けられた2個の導体は荷電されない。これはこ れらの導体の接触パッドが導体を放電させた接触ブラシ28bと接触していたこ とによる。従って、基材4bの各々3番目の導体は正の電荷と負の電荷が交互に 帯電される。
【0021】 前掲の説明においては、図1 の実施態様(及び一時的に説明する本考案の他 の実施態様において)整流子の機能を果たす『ブラシ』28a,28b,32a 及び32bを説明した。即ち、ブラシは選択された導体上の電荷を選択された時 間に変更する作用がある。一部の導体の位置を検出しその導体上の電荷を制御す るこの機能は導体の位置を検出してそれに対する電荷の付与を制御するソリッド ・ステートの装置を含む各種の他の機構により実施されよう。付加的に、本考案 に従って作成された電界機の各種電荷保有素子は例えば導体と一体化されて導体 の位置の検出と電荷付与を制御するべく適合したソリツド・ステート装置により 局部的に整流可能であろう。以後、『ブラシ』の使用について説明する場合はこ うした用語は一般に整流を表わしており、他の各種特定の実行内容も利用可能で あることを理解すべきである。導体8bが負に帯電されると、基材4a及び4c 上の整合した導体により発生される電気力界と相互に作用する電気力界が発生さ れる。これらの整合した導体は、また、負に帯電されるので、導体8bにより発 生される結果的に生ずる力の場は導体を反発させ、これが逆に基材4bを矢印で 示される如く(積層体上で下方に見た場合)時計方向に回転させる。同様に、導 体8aがその接触パッドを通じて接触ブラシ32aと接触すると、導体は正に帯 電され、結果的に生ずる電気力界が基材4a及び4cの整合した導体の力の場と 相互に作用することから、この導体も反発される。基材4bが回転するのに伴な い、先に帯電していた導体が接触ブラシ28b及び32bと接触し、こうして放 電される。
【0022】 接触ブラシ28及び32の対の位置付けと寸法は基材4bの任意の位置に対し てその導体の少なくとも1つの導体が接触ブラシ28a又は接触ブラシ32aの いずれか一方と接触するよう選択される。この理由は電源が入れられた場合に基 材4bがその位置とは無関係に回転し始めるようにしたことによる。接触ブラシ 28及び32の対は例えば基材4bの回転に伴ない接触パッド12と接触するよ う配設された多数のワイヤ導体を含むような慣用的な設計することが出来る。負 の電圧源36と正の電圧源40は勿論、慣用的なものであり、個々のブラシから の電圧源の接続と切り離しを選択的に行ない得るスイッチング装置を含むことも 出来よう。
【0023】 既に説明した如く、導体の個数は図1 に示された個数より更に多くなろう。 例えば、直線が0.3cm(1/8インチ)ある基材4cに対してはその上に例 示的に16個の導体を設けることが出来よう。従って、実質上、直径が同じにな る基材4bは導体を48個含むことになろう。また、基材4b上の各第3番目の 導体が基材の回転に伴ない連続的に正又は負に帯電されるよう電気的接触ブラシ が設けられよう。一般に、導体に対する幅は約200ないし5000オングスト ロームとなり、導体同志の間の間隔は約200ないし5000オングストローム であり、基材同志の間の間隔は約200ないし5000オングストロームとなろ う。
【0024】 異なる基材上での導体の間でアークが発生する機会を低減化する目的から基材 は鉱物油の如き誘電油を保有している容器44内に収納出来よう。実際上、中央 の基材4bはアーク防止と潤滑剤として機能し、プレートと導体を保存する油の 内部で回転しよう。帯電している導体により発生される電気力界を更に増強する ため誘電油には異両双極子,他の双極子若しくは多極子を含むのが有利であろう 。模範的な双極子には電子を浸漬したナイロン,ポリプロピレン又はポリエステ ル粒子を含むことが出来よう。双極子を含ませる効果は隣接する基材の導体と連 続状態にある1つの基材上の導体同志の間における電気力界と相互作用を促進し 、増強させることにあろう。
【0025】 図2 には、また、パッキング素子48が示してあり、このパッキング素子を 通じて軸16がハウジングたる容器44外へ延在している。パッキング素子48 は誘電油がハウジング内の軸16の入口位置と出口位置から漏えいするのを防止 するため設けてある。基材4bの設置してある端部とは反対の軸16の端部は、 或る型式の負荷52に接続している。
【0026】 図1 と図2 に示された機械の説明から明らかな如く、基材と交互の基材上 の導体は正と負の交互の電荷のパターンがこれらの基材に対して相対的に移動さ れるような様式で帯電される。図1及び図2 の実施態様においては、交互に帯 電される導体のパターンが静止状態にとどまっている間に移動するのが実際上こ の基材4bである。即ち、基材4bの正に帯電した導体と負に帯電した導体の全 体的位置は基材が移動される間に静止状態にとどまる。勿論、電気的スイッチン グを適当に行なうことにより、正と負の交互の電荷のパターンを1組の静的基材 上で『回転』するようにし、こうして電荷が一定の導体を含む回転自在型基材を 回転させることも出来よう。電気力界を発生するこの後者の方法が図3 及び図 4 の実施態様にて適合されている。
【0027】 図3 及び図4 の実施態様には複数個の全体的に延在する平行な導体68が 上に位置付けられている全体的に矩形の基材64の積層体が含まれている。最上 方の基材64上の各導体は下方の各基材上の対応する導体と垂直に整合している 。図3 に全体的に示される如く、全体的に矩形の基材72の第2の積層体が第 1積層体の基材64ではさまれている。基材72上と残りの導体及び基材64の 導体68の両者と全体的に平行な関係を以って基材72上には複数個の導体76 も形成してある。図1 及び図2 の実施態様の場合と同様、図3 及び図4 の実施態様においては、基材64の導体の個数は基材72の場合の3倍になって いる。
【0028】 基材64はプレート80によって共に接続され当該プレートは逆に支持棒84 によって所定位置で固定されている。基材72は同様に棒92上に設置してある プレート88によって所定位置に保持されている。この棒は固定軸受96内に摺 動自在に設置してある。プレート88の設置してある端部とは反対の棒92の端 部は利用ユニット100に機械的に接続してある。
【0029】 基材64の各導体68はスイッチング装置104に接続され、スイッチング装 置は逆に負の電圧源108,正の電圧源112及びアース電位差に接続されてい る。さしあたり説明すると、このスイッチング装置104は基材64の導体に正 と負の交互の電荷を与える。図3 は最下方の基材64の導体に対してのみスイ ッチング装置104を接続した状態を示しているが、スイッチング装置からの各 線は最下方の基材上の選択された導体と他方の基材の垂直に整合された各導体に 接続されることを理解するべきである。
【0030】 基材72の導体76の交互の導体は負に帯電され、残りの導体は正に帯電され る。この場合も基材74の垂直に整合した導体が同様の電荷を含む。基材64の 導体68に正と負の電荷の交互のパターンを付与することで結果的に導体76、 従って基材74を直線状に移動させる力界が発生される。換言すれば、基材72 は基材64の間で右へ、左へ又は前後に移動されることになり、これが棒92を 同様に移動させることになる。
【0031】 図4 はスイッチング装置104、最下方の基材64及び次の上方の隣接して いる基材72を模式的に表わしている。基材72上の導体は円で表わされ、内部 の正又は負の符号は導体上に含まれている電荷を表わしている。同様に、基材6 4の導体は円で表わされている。スイッチング装置104には2個のかたまった ロータリー・スイッチ116及び120が含まれている。ロータリー・スイッチ 116及び120のワイパーは小型の慣用的なモーターにすることが出来るアク チュエーター124により回転される。アクチュエーター124はワイパーが個 々の最右側の静止接点に到達する迄最初は時計方向に回転し、次にワイパーが個 々の最左方静止接点に到達する迄反時計方向に回転し、次に再び反時計方向に回 転させる等を行なうよう作動する。ワイパーが時計方向に回転するのに伴ない、 基材64の導体上の負と正の交互の電荷のパターンが図4 において右側に向っ て移動され、かくして基材72をこれも右側に移動させる移動力界を発生する。 ワイパーが個々の最右方接点に到達すると、ワイパーの運動方向はアクチュエー ター124により逆転可能とされることから負と正の交互の電荷のパターンは基 材64の導体に沿って左方へ移動され、これが逆に基材72を左方へ移動させる ことになろう。この様式において、基材72は直線状にていずれかの方向に移動 可能とされる。(導体の荷電直後に基材64の導体をアース接続するためアース 用ワイパーも提供されよう。)
【0032】 図1 及び図2 の実施態様の場合と同様、図3 及び図4 の実施態様には 基材64及び72の周わりに誘電油を設けることも出来よう。この場合も基材は 単に誘電油を含んでいるハウジング内に含まれよう。
【0033】 図5 は一対の円筒状基材150及び154を含む更に他の実施態様を示して おり、基材150は基材154の周わりに同心的に配設してある。内側の円筒状 基材154は静止した支持体158に固定され、外側の円筒状基材150は内側 の基材154上に回転自在に設置され、当該基材により支承されている。基材を 負荷に機械的に接続可能とするため円筒状基材150の外部にはプーリー162 が設置してある。円筒状基材150には基材の内周縁部の周わりに平行に配列さ れた複数個の延在する導体166が含まれている。円筒状基材154も同様に基 材の外周縁部上に平行に配列された複数個の導体170を含む。円筒状基材15 0には導体の個数が円筒状基材154の3倍含まれている。円筒状基材150上 の各導体には接触素子174が含まれ、当該各接触素子はその個々の導体から円 筒状基材150の外周縁部へ延在している。そこで、接触素子174は円筒状基 材150の回転に伴ない2対の電気的接触ブラシ178及び182と連続的に接 触する。接触ブラシ178aは負の電圧源186に接続され、接触ブラシ182 aは正の電圧源190に接続される。接触ブラシ178b及び182bは各々ア ース接続されている。
【0034】 図5 の実施態様は図1 の実施態様と同様の様式で動作し、その場合、円筒 状基材150の導体上に正と負の交互の電荷のパターンが発生されこのパターン が円筒状基材150を反時計方向に回転させる導体170により発生された電気 力界と相互に作用する電気力界を発生する。任意の所定の時点に円筒状基材15 0の各々第3番目の導体166が交互に正又は負に帯電される。(図5 には特 別に示されていないが、円筒状基材150上の直径方向に対抗する導体が電気的 に共に接続される。)円筒状基材150上の導体が帯電された後、この基材は接 触ブラシ178b又は接触ブラシ182bと遭遇した時点で放電される。円筒状 基材150が回転し続けるのに伴ない当該導体は接触ブラシ178a又は182 aのいずれかに遭遇し、そこでその導体が以前帯電された電荷とは反対の電荷を 受取る。
【0035】 基材154に対して導体が4個のみ示され且つ基材150に対して導体12個 が示してあるが、他方の基材の導体に近接して一方の基材上の導体の設置を可能 にするべく典型的には更に多くの導体が設けられることを理解すべきである。図 5に示された導体は対応する基材内に埋設されるが基材150の内周縁部又は基 材154の外周縁部のいずれかに近接して埋設される。この構造の場合、基材自 体は導体の支承用として及び導体の間のアーク防止誘電体として作用する。摩擦 を低減化し且つ基材150の回転を容易にするため慣用的な機械油の如き或る型 式の潤滑剤を基材150及び154の間に設けることが出来よう。
【0036】 図6A 及び図6B は周わりに導体208が螺旋状に巻かれている複数個の 棒204を含む本考案の別の実施態様を示す。棒204は各々2個の静止棒に対 して1個の可動棒から成る緊密につめ込まれた構成にて配列してある。可動棒は 図6A においては断面ハッチングで示してあり、ここに示してある如く、各可 動棒は六角形構成型式になった6個の不動棒により包囲されている。
【0037】 棒上の導体巻線はその上に描かれた記号によって模式的に図解してあり、これ らの記号は図6B を参照することによって理解可能である。従って、例えば、最左方の棒204 aは導体208aが棒の上方左側から始まって時計方向に頁に巻かれることを示 している。棒204bに対する導体208bは棒の上方右側から始まり、これも 時計方向に頁に巻かれる。可動棒である棒204cは棒の長さに沿って隔置され ている複数個の導体で巻かれ、各導体は反時計方向に頁に巻かれる。図6A か ら理解出来る如く、可動棒の周わりに隔置されている各対の隣接する不動棒上の 導体は反対方向に巻かれている。
【0038】 不動棒に周わりに巻かれている導体の螺旋角は図6B から最も良く理解され る如く、可動棒の周わりに巻かれた導体の螺旋角の約2倍である。即ち、不動棒 上の導体は可動棒上の導体の各1回転に対して2回転する。
【0039】 作動にあたり、不動棒の各棒上の導体は負の如き或る帯電極性で荷電され、可 動棒上の導体は反対極性の電荷の『移動するパターン』で荷電される。即ち、可 動棒上の1個以上の導体が最初に正に帯電されて次に放電され、次にその隣接す る隣りの導体又は複数の導体が正に帯電され、放電され、かくして正に帯電され た導体のパターンが可動棒に沿って長さ方向に移動される。これは例えばスイッ チ220に接続された接触ブラシ212及び216により達成可能であり、当該 スイッチは逆に正電圧源224、負電圧源228及び中立の即ちアース電圧源2 32に接続されている。接触ブラシの一方のブラシはそれと接触している導体を 励起する正電圧が供給され、一方、他方のブラシは以前帯電された導体を放電す るため中立の即ちアース電位差232に接続されよう。ブラシの1つにより正電 荷が導体に供給されると、これらの導体は不動棒上に巻かれた負に帯電した導体 に引寄せられて可動棒を直線状に移動させる。可動棒上の正に帯電した導体が不 動棒上の負に帯電した導体に接近するのに伴ない、正に帯電した導体が放電され 、連続する隣接した導体は正に帯電されて導体の引寄せ過程を続行する。可動棒 が直線状運動の最遠方位置に到達すると、スイッチ220は導体の帯電と放電の 順序を逆にして可動棒を逆方向に移動させる。
【0040】 可動棒上の正に帯電した導体を単に放電させるよりむしろ、負の電荷は図6A と図6B のアッセンブリーにおいて引寄せモードと反発モードの両者を提供 するよう与えられ得ることが理解されよう。即ち、不動棒の負に帯電した導体か ら反発するよう可動棒上の交互の導体を負に帯電することが出来る。こうした反 発力は正に帯電した導体の引寄せ力が行なうのと同じ様式にて可動棒を移動させ るよう作用することになろう。
【0041】 前述の様式にて可動棒の運動は螺旋状に巻かれた棒の相当簡単且つコンパクト なアッセンブリーで達成される。勿論、不動棒は例えばその端部において共に接 続され所定位置に保持され、可動棒も同様に供に接続されて両者間の隔置関係を 維持するのを助けることが出来よう。図6A に示された如き六角状に対して、 棒は螺旋状に巻いて帯電可能であるので電界の力により単にその周わりの6個の 棒との接触を離れて所定位置に保持出来ることを示し得る。また、内部の不動棒 の一部の棒も同じ様式にて所定位置に保持出来よう。また、他の実施態様の場合 と同様、異量双極子又は多極子を含む一部の型式の誘電油内に全体的なアッセン ブリーを浸漬することも出来よう。棒204はシリコンの如き非動電性材料で作 成するのが有利であろう。
【0042】
【考案の効果】
本考案の4種類の実施態様について特定のものを図示し且つ説明してきたが、 基材及び当該基材により支承されている電荷保持素子の形状と構成は各種形態を 取り得ることを理解するべきである。これらすべての実施態様に共通の特徴は相 互に近接してはさまれた複数個の小寸法の電荷保有素子を利用することにある。 これらの素子は電荷を有するか又は一部の素子を他方の素子に対して相対的に移 動させるよう相互に作用する電気力界を発生するよう周期的に帯電及び放電され る。寸法が小さいので、素子は近接した状態が原因で生じる増加した電界力を利 用すべく近接して設置することが出来る。
【0043】 前述した配列は本考案の原理の適用を例示したものに過ぎないことを理解すべ きである。当技術の熟知者により本考案の技術思想と範囲から逸説せずに多数の 改変例と代替的配列を案出することが出来、前掲の 請求の範囲はこうした改 変例と配列を包含する意図があるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電界発生用導体を支承している複数個のデイス
クを含むよう本発明の原理に従って作成された電界機の
分解斜視図である。
【図2】図1 の機械の側断面図である。
【図3】1組の電界発生素子が他方の組に対して相対的
に直線状に往復動する電界機の他の実施態様の斜視図で
ある。
【図4】図3 の機械と電圧源と電界発生素子の一部を
模式的に表わした図である。
【図5】相互に同心状に配設されたシリンダー状にて電
解発生素子が配設してある本考案の更に他の実施態様の
斜視図である。
【図6A】本考案の付加的な実施態様の一部破断斜視図
である。
【図6B】本考案の付加的な実施態様の一部分解側面図
である。
【符号の説明】
4…基材 8…導体 12…接触パッド 16…軸 20…軸受 24…開口部 28…接触ブラシ 32…接触ブラシ 30…正の電圧源 36…負の電圧源 64…導体 68…導体 72…基材 76…導体 80…プレート 84…支持棒 88…プレート 92…棒 96…固定軸受 100…利用ユニッ
ト 104…スイッチング装置 108…負の電圧源 112…正の電圧源 150,154…基材 158…支持体 170…導体 174…接触素子 178,182…接触ブラシ 186…負の電圧源 190…正の電圧源 208…導体 204…棒 212,216…接
触ブラシ 224…正の電圧源 228…負の電圧源

Claims (32)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電界機であって、 或る列に配設され且つ電荷が荷電され得る複数個の第1
    素子と、 第1列に近接して列を以って配設され且つ第1列に対し
    て相対的に移動自在で電荷が荷電され得る複数個の第2
    素子と、 複数個の第1若しくは第2素子のいずれかが電気的に帯
    電され、一部の素子が負に帯電され且つ一部の素子の間
    にはさまれている他の素子が正に帯電されること、 複数個の第2素子を複数個の第1素子に対して相対的に
    移動させる電気力界を発生するよう複数個の他の素子に
    対し電荷を連続的に与える装置から成る電界機。
  2. 【請求項2】前記電荷付与装置が前記他の複数個の素子
    の選択された素子に負の電荷と正の電荷を交互に与え且
    つその選択された素子の間にはさまれている素子の他の
    素子に正の電荷と負の電荷を交互に与える装置を含むよ
    うにした請求項1に記載の電界機。
  3. 【請求項3】複数個の第1素子に電荷を連続的に与える
    ため前記電荷付与装置が第1素子に接続してあるように
    した請求項2に記載の電界機。
  4. 【請求項4】前記電荷付与装置が、 複数個の第1素子に接続された導体と、 正電圧源と、 負電圧源及び正の電圧源と負の電圧源を導体に周期的に
    接続するスイッチ装置を含むようにした請求項3に記載
    の電界機。
  5. 【請求項5】電荷を素子に連続的に与えるため前記電荷
    付与装置が複数個の第2素子に接続してある請求項2に
    記載の電界機。
  6. 【請求項6】前記電荷付与装置が、 複数個の第2素子に接続され当該素子と共に移動自在の
    接点パッドと、 正電圧源と、 負電圧源及び電荷を電圧源からパッドに周期的に運ぶよ
    う配設された装置を含むようにした請求項3に記載の電
    界機。
  7. 【請求項7】第1列と第2列の素子が延在する導体を含
    むようにした請求項2に記載の電界機。
  8. 【請求項8】前記一方の複数個の帯電素子の別の素子が
    負に帯電され残りの帯電素子が正に帯電されるようにし
    た請求項7に記載の電界機。
  9. 【請求項9】複数個の第1素子と第2素子が積層され隔
    置された関係に配設してあるようにした請求項8に記載
    の電界機。
  10. 【請求項10】前記第2列が前記第1列に対して相対的
    に直線状に移動するようにした請求項2に記載の電界
    機。
  11. 【請求項11】複数個の前記第1列が隔置された関係を
    以って相互の上に重ねられた多数の面にて配設され前記
    複数個の第2素子が複数個の第1の全体的に平行な面の
    間に残されている複数個の面内に配列され、当該面に対
    し平行な方向に移動可能になっており、各面内の素子が
    延在する導体を含み、各導体が全体的に他の導体と平行
    になっているようにした請求項10に記載の電界機。
  12. 【請求項12】各1対の隣接する面に対し、その面の一
    方の交互の素子が正に帯電され、当該面の残りの素子が
    負に帯電され、前記電荷付与装置が他の面の素子の連続
    する素子に正と負の電荷を交互に与えて正と負の電荷の
    パターンを他の面の素子の列に沿って広め且つ移動さ
    せ、こうして一方の面を他方の面と共に移動させるよう
    にした請求項11に記載の電界機。
  13. 【請求項13】前記一方の面内の素子の間隔が前記他方
    の面内の素子の間隔の2倍以上あり、前記他方の面内の
    素子の列に与えられ、その列に沿って移動する正と負の
    交互の電荷が実質的に前記一方の面内の素子の間隔と同
    じに隔置されているようにした請求項12に記載の電界
    機。
  14. 【請求項14】前記素子が約200ないし5000オン
    グストロームの幅を有し、前記他方の面の素子の間隔が
    約200ないし5000オングストロームであり、両方
    の面の間の間隔が約200ないし5000オングストロ
    ームであるようにした請求項13に記載の電界機。
  15. 【請求項15】前記第2列が前記第1列に対して相対的
    に回転するようにした請求項2に記載の電界機。
  16. 【請求項16】前記複数個の第1素子が隔置された関係
    を以って相互の上に重ねられる多数の面に配列され前記
    複数個の第2素子が当該素子に全体的に平行な複数個の
    第1素子の面の間にはさまれた多数の面を以って配列さ
    れ当該第1素子に対して相対的に回転自在であり、各面
    内の素子が延在する導体を含み、各導体が全体的に個々
    の面の中心付近から半径方向外方に延在しているように
    した請求項15に記載の電界機。
  17. 【請求項17】隣接する各対の面に対し当該面の1つの
    面の交互の素子が正に帯電され、当該面の他の素子が負
    に帯電され、前記電荷付与装置が連続する交互の正の電
    荷と負の電荷を他の面の素子に与えて前記一方の面と前
    記他方の面の間に電気力界を発生し他の面を回転させる
    ようにした装置を含む請求項14に記載の電界機。
  18. 【請求項18】前記一方の面内の素子の間隔が前記他の
    面内の素子の間隔の2倍以上あり、前記他方の面内の素
    子の列に与えられた正と負の交互の電荷が実質上前記一
    方の面内の素子の間隔と同じだけ隔置された素子に与え
    られるようにした請求項17に記載の電界機。
  19. 【請求項19】前記電荷付与装置が面の回転に伴い前記
    他方の面の摩擦と周期的に接触して電荷を当該素子に与
    えるよう配設されたブラシ装置を含むようにした請求項
    18に記載の電界機。
  20. 【請求項20】前記素子が約200ないし5000オン
    グストロームの幅を有し、前記他方の面の素子の間隔が
    約200ないし5000オングストロームであり、面の
    間の間隔が約200ないし5000オングストロームで
    あるようにした請求項19に記載の電界機。
  21. 【請求項21】前記複数個の第1素子が同心的に配設さ
    れた多数の隔置されているシリンダーにて配列され前記
    複数個の第2素子が複数個の第1素子のシリンダーと同
    心的に配列された多数のシリンダーを以って配列され、
    第1素子と相対的に回転自在であり、各シリンダー内の
    素子が延在する導体を含み、各導体が全体的に他の導体
    と平行であるようにした請求項2に記載の電界機。
  22. 【請求項22】各対の隣接するシリンダーに対し、シリ
    ンダーの一方のシリンダーの交互の素子が正に帯電され
    当該シリンダーの他の素子が負に帯電され、前記電荷付
    与装置が正と負の交互の電荷を他方のシリンダーの素子
    に連続的に与えて前記一方のシリンダーと他方のシリン
    ダーの間に電気力界を発生して他方のシリンダーを回転
    させる装置を含むようにした請求項21に記載の電界
    機。
  23. 【請求項23】前記一方のシリンダー内と素子の半径方
    向の間隔が前記他方のシリンダー内の素子の半径方向間
    隔の2倍以上あり、前記他方のシリンダー内の素子の列
    に与えられた正と負の交互の電荷が前記一方のシリンダ
    ー内の素子の間隔と実質上同じ間隔にて半径方向に隔置
    された素子に与えられるようにした請求項22に記載の
    電界機。
  24. 【請求項24】前記電荷付与装置がシリンダーの回転に
    伴い他方のシリンダーの素子に電荷を周期的に与えるよ
    うに配設された整流子装置を含むようにした請求項23
    に記載の電界機。
  25. 【請求項25】前記素子が約200ないし5000オン
    グストロームの幅を有し、前記他方の面内の素子の間の
    間隔が約200ないし5000オングストロームであ
    り、面の間の間隔が約200ないし5000オングスト
    ロームであるようにした請求項24に記載の電界機。
  26. 【請求項26】前記第2列が前記第1列に対して相対的
    に直線状に移動するようにした請求項2に記載の電界
    機。
  27. 【請求項27】更に、移動自在型延在棒及び移動自在棒
    に平行で移動自在棒の周りに隔置された複数個の他の延
    在棒を含み、前記複数個の第1素子が各々延在導体を含
    み各導体が複数個の棒の異なる棒の周りに螺旋状に巻か
    れ、複数個の第2素子が延在導体を含み、移動自在棒の
    周りに螺旋状に巻かれ且つ移動自在棒に沿って隔置され
    ているようにした請求項26に記載の電界機。
  28. 【請求項28】複数個の第1素子が或る電荷極性を荷電
    され、前記電荷付与装置が複数個の第2素子の交互の素
    子に他の極性の電荷を連続的に与えて電荷パターンを移
    動自在棒に沿って広め且つ移動させ、移動自在棒を複数
    個の棒に対して相対的に長手方向に移動させる装置を含
    むようにした請求項27に記載の電界機、
  29. 【請求項29】複数個の棒が移動自在棒を包囲する6個
    の棒を含むようにした請求項28に記載の電界機。
  30. 【請求項30】複数個の第1素子の螺旋角が複数個の第
    2素子の螺旋角の約2倍であるようにした請求項29に
    記載の電界機。
  31. 【請求項31】複数個の棒の隣接する棒の上の素子が反
    対方向に巻かれているようにした請求項30に記載の電
    界機。
  32. 【請求項32】移動自在棒の周りに巻かれた素子の間の
    間隔が約200ないし5000オングストロームである
    ようにした請求項31に記載の電界機。
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