JPH01106587A - カメラ一体型ｖｔｒ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカメラ一体型ＶＴＲに関し、特に再生映像信
号に任意の文字や図形を重畳する技術に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第４図は従来のタイトル等の挿入を行うテロラグ装置の
ブロック図である。図において、ｌは再生用（７）ＶＴ
Ｒ，２はビデオカメラ、３はフレームメモリ等の画像信
号発生装置、４は編集機、５は同期分離回路、６は背景
画像とタイトル画像を合成する信号合成回路、７はタイ
トル撮像用のテロップカメラ、８は録画用のＶＴＲ，９
はタイトル画である。

再生用のＶＴＲＩ、　ビデオカメラ２及び画像信号発生
装置３等から出力される背漿となる映像信号は編集機４
に入力され、同期分離回路５により同期信号が抽出され
、この同期信号は外部同期のかかるテロップカメラ７に
入力される。テロップカメラ７の撮像映像信号（タイト
ル画像信号）は信号合成回路６により背漿となる映像信
号に重畳され、録画用のＶＴＲ８へ出力され、記録され
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記した従来のテロラグ装置は、家庭用
としては専用の編集機４と外部同期がかかるテロップカ
メラ７を必要とし、装置の規模が大きく非常に高価にな
るという問題点があった。又、操作も複雑でめ９、一般
家庭用としては操作性にも問題があった。

この発明は上記のような問題点を解決するために成され
たものであり、家庭用として小形軽量で操作性が良いテ
ロップ機能を有するカメラ一体型ＶＴＲを得ることを目
的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るカメラ一体型ＶＴＲは、ＶＴＲ部（映像
信号記録再生部）が再生状態時にカメラ部（撮像部）を
ＶＴＲ部の再生映像信号と同期して動作させる同期結合
手段と、再生映像信号とカメラ部の撮像映像信号全合成
して出力する映像信号合成手段を備えたものである。

〔作用〕

この発明において、カメラ部は同期結合手段の働きによ
りＶＴＲ部の再生映像信号と同期がとれた状態でタイト
ル等を撮像し、このカメラ部の撮像映像信号を映像信号
合成手段によりＶＴＲ部の再生映像信号に重畳する。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第１
図はこの実施例によるカメラ一体型ＶＴＲのブロック図
であり、９はタイトル画、１０はレンズ、１１は固体撮
像素子、１２はカメラ映像信号処理回路、１３はエンコ
ーダ、１４は固体撮像素子１１の駆動、及びカメラ映像
信号処理回路１２で必要とする種々のパルスを発生する
タイミングパルス発生器ｂ　　ｌ　５はエンコーダ１３
で必要とする色副搬送波を発生する色副搬送波発生器、
１６はカメラ部のマスタークロック発生器、１７は記録
済みの磁気チーブ、１８は磁気ヘッド、１９は再生映像
信号処理回路、２０は再生映像信号から同期信号だけを
抜き出す同期分離回路、２１はＶＴＲ部の水平同期信号
（Ｈ−８ｙｎｃ）とカメラ部の水平同期信号との位相差
を検出する位相比較器、２２はローパスフィルタ、２３
は電圧制御発振器、２４は色副搬送波抽出回路、２５は
基準電圧発生器、２６は′電圧比較器、２７は信号切換
回路、２８は出力端子、２９．３０は通常の動作モード
とテロラグモードを切り換える連動スイッチである。こ
のような構成のカメラ部（撮像部）とＶＴＲ部（映像信
号記録再生部）は一つの箱体内に収納されている。

第１図において、スイッチ２９．３０１４テロツグモー
ドの状態であり、ビデオ部は図示しない制御部により再
生状態となり、カメラ部は撮像状態となる。このとき、
磁気ヘッド１８からの信号は再生映像信号処理回路１９
によって再生映像信号となり、この再生映像信号から同
期分離回路２゜により同期信号（Ｖ　−５ｙｎｃ　、　
Ｈ−５ｙｎｃ　）が抜き出される。抜き出されたＨ−３
ｙｎｃとカメラ部のタイミングパルス発生器１４で作ら
れたカメラ部のＨ−８ｙｎｃとの位相差を位相比較器２
１で検出し、その出力をロー・！スフイルタ２２により
平滑化し、このロー・ソスフィルタ２２の出力を電圧制
御発振器２３０制御電圧としてその出力周波数を変化さ
せることにより位相固定閉路（ＰＬＬ）を形成し、再生
映像信号と撮像映像信号との水平方向の同期を一致させ
る。同じく同期分離回路２０により抜き出されたＶ−８
ｙｎｃによってタイミングパルス発生器１４をリセット
することにより、再生映像信号と撮像映像信号との垂直
方向の同期を一致させる。又、再生映像信号から色副搬
送波抽出回路２４により抽出しに色副搬送波をカメラ部
のエンコーダ１３で用いてカメラ部の色信号を変調する
ことにより、再生映像信号の色副搬送波と撮像映像信号
の色副搬送波は同一のものとなる。以上の動作により再
生映像信号と撮像映像信号とは完全に同期が合ったもの
となり、また色副搬送波は再生映像信号と撮像映像信号
とでは同一のものを用いているので、色信号が変調され
ている状態で合成しても色相の変化は起らない。

次に、完全に同期が一致している再生映像信号と撮像映
像信号との合成について説明する。第２図は基準電圧発
生器２５、電圧比較器２６及び信号切換回路２７の具体
的な構成例を示し、３１は可変抵抗器、３２は電圧比較
のコンパレータ、３３は反転器、３４はスイッチ、３５
はアナログスイッチである。この第２図に示した構成の
動作を第３図により説明する。第３図において、（４）
はカメラ部で撮像するタイトル画像、（Ｂ）はタイトル
が挿入される背景となる再生画像である。又、このタイ
トル画像を撮像したときの撮像映像信号の走査線ｊの輝
度信号は（Ｑ図となる。この輝度信号はコンパレータ３
２の非反転入力端子に入力される。

フンノＺレータ３２の反転入力端子には可変抵抗器３１
により設定された基準電圧が入力される。基準電圧のレ
ベルは、タイトル画像の文字部分の輝度レベルと背景部
分の輝度レベルの中間に設定される。このとき、コン・
々レータ３２の出力は第３図（６）に示すように文字部
分で高電位（Ｈレベル）、背景部分で低電位（Ｌレベル
）となる。スイッチ３４はコンパレータ３２の出力また
は反転器３３により反転された出力を選択し、アナログ
スイッチ３５の制御信号として出力する。アナログスイ
ッチ３５は制御信号の電位によって選択する信号が切換
わＩ）、例えば高電位の制御信号では撮像映像信号を選
択し、制御信号が低電位の場合には再生映像信号を選択
するとすれば、スイッチ３４がフン、４ル−タ３２の出
力を選択している場合には゛　タイトル画像の文字部分
でのみ撮像映像信号が選択され、スイッチ３４が反転器
３３の出力を選択した場合には、タイトル画像の文字部
分でのみ再生映像信号が選択される。この状況を第３図
で見ると、（Ｂ）図の再生画像の走査線ｌでの再生映像
信号が■図で表わされるとき、スイッチ３４がコンパレ
ータ３２の出力を選択している場合の合成映像信号は月
図に示すようになり、そのときの合成画像は（Ｇ１図に
示すようになる。又、スイッチ３４が反転器３３の出力
を選択している場合の合成映像信号は卸図に示すように
なり、そのときの合成画像は（Ｉ）図に示すようになる
。

以上はテロラグモード時の動作説明であったが。

通常動作時はスイッチ２９．３０は第１図の状態から切
換わり、タイミングパルス発生器１４にはマスタークロ
ック発生器１６により作られた安定したクロック信号が
供給され、またエンコーダ１３には色副搬送波発生器１
５で作られた・ぐルスが供給される。又、このとき動作
不要となる同期分離回路２０．位相比較器２１．　　ロ
ーノ臂スフィルタ２２、電圧制御発振器２３、色副搬送
波抽出回路２４、基準電圧発生器２５、電圧比較器２６
及び信号切換回路２７への電源供給を停止することによ
り、消費電力を少なくできることは言うまでもない。

なお、上記実施例ではタイトルを重畳すべき背沃画像と
してＶＴＲ部の再生映像信号を用いたが、外部入力端子
を設け、再生映像信号処理回路１９の出力の代りにこの
外部入力端子から入力した他の映像信号を用いても、同
様にタイトルを重畳できることは明らかである。

又、上記実施例では再生映像信号と撮像映像信号の同期
を合せるために同期信号（Ｈ−５ｙｎｃ　、　Ｖ−８ｙ
ｎｃ　）　ｋ　用いたが、水平駆動パルス（Ｈｌ）　ノ
＃　ルス）及び垂直駆動・ぐルス（ＶＤパルス）を用い
てもよい。

さらに、上記実施例では、再生映像信号から同期信号及
び色副搬送波を抽出するために同期分離回路２０及び色
副搬送波抽出回路２４を設けたが。

再生映像信号処理回路１９において同様の処理がなされ
ている場合には同期分離回路２０及び色副搬送波抽出回
路２４を省略できることは言うまでもない。

又、上記実施例では、タイミングパルス発生器１４に入
力するクロックツ臂ルスは動作モードに合せてマスター
クロック発生器１６と電圧制御発振器２３のクロック・
臂ルス金切り換えていたが、電圧制御発振器２３に入力
する制御電圧を、テロップモード時にはローパスフィル
タ２２の出力電圧音用い１通常動作時にはマスタークロ
ック発生器１６と同じ発振周波数となる基準電圧を用い
ることにより、マスタークロック発生器１６を省略する
ことができる。

又、映像信号の合成は、撮像映像信号中に特定の色を検
出したときに撮像映像信号と再生映像信号を切り換える
、いわゆるクロマキ一方式により行ってもよい。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、同期結合手段によりＶ
ＴＲ部の再生映像信号に同期してカメラ部を動作させ、
ＶＴＲ部の再生映像信号とカメラ部の撮像映像信号とを
映像信号合成手段により重畳するように構成したので、
−台のカメラ一体型ＶＴＲで記録済みの磁気テープを再
生しながらカメラ部でタイトル画等を撮像することによ
り、容易にタイトル等の挿入が可能となり、また専用の
テロップカメラや編集機を心安としないので非常に安価
にテロラグ機能を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるカメラ一体型ＶＴＲの構成図、
第２図及び第３図はこの発明による映像信号合成手段の
回路図及び動作説明図、第４図は従来のテロラグ装置の
構成図である。 ２０・・・同期分離回路、２１・・・位相比較器、２２
・・・ローパスフィルタ、２３・・・電圧制御発振器、
２４・・・色副搬送波抽出回路、２５・・・基準電圧発
生器、２６・・・電圧比較器、２７・・・信号切換回路
。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）一つの箱体内に撮像部と磁気テープを用いる映像
   信号記録再生部を備えたカメラ一体型ＶＴＲにおいて、
   映像信号記録再生部が再生状態であるとともに撮像部が
   撮影状態である動作モード時に撮像部を映像信号記録再
   生部の再生映像信号と同期して動作させる同期結合手段
   と、再生映像信号と撮像部からの撮像映像信号を合成し
   て出力する映像信号合成手段を備えたことを特徴とする
   カメラ一体型ＶＴＲ。
2. （２）上記同期結合手段は、映像信号記録再生部の水平
   同期信号と撮像部の水平同期信号との位相差を検出する
   位相比較器と、この位相比較器の出力を平担化するロー
   パスフィルタと、このローパスフィルタの出力に応じて
   出力周波数が変化する電圧制御発振器とから成る位相固
   定閉路により再生映像信号と撮像映像信号の水平方向の
   同期を合せるようにするとともに、映像信号記録再生部
   の垂直同期信号により撮像部のタイミング系回路をリセ
   ットすることによつて垂直方向の同期を合せるようにし
   、かつ映像信号記録再生部で得られた再生映像信号の色
   副搬送波を用いて撮像部の色信号を変調することにより
   再生映像信号と撮像映像信号の色副搬送波を等しくなる
   ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   のカメラ一体型ＶＴＲ。
3. （３）上記映像信号合成手段は、電圧比較器により撮像
   映像信号中の輝度信号を所定の基準電圧と比較し、その
   出力を制御信号として撮像映像信号と再生映像信号を切
   り換えて合成する構成としたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項または第２項記載のカメラ一体型ＶＴＲ。
4. （４）上記映像信号合成手段は、撮像映像信号中に特定
   の色を検出したときに撮像映像信号と再生映像信号とを
   切り換える、いわゆるクロマキーによる合成としたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載の
   カメラ一体型ＶＴＲ。