JPH01305780A - カメラ一体型ｖｔｒ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に再生映像信号に任意の文字や図形を重
畳するカメラ一体型ＶＴＲに関するものである。

〔従来の技術〕

第７図は特願昭６２−２６４１６１号明細書に示された
先行技術によるカメラ一体型ＶＴＲの構成図であり、図
において、■はタイトル画、２はレンズ、３は固体逼像
素子、４はカメラ映像信号処理回路、５はエンコーダ、
６は固体撮像素子３の駆動、カメラ映像信号処理回路、
およびエンコーダ５で必要とする種々のパルスを発生す
るタイミングパルス発生器、７はエンコーダ５で必要と
する色副搬送波を発生する色副搬送波発生器５　日はカ
メラ部のマスククロック発生器、９は記録済みの磁気テ
ープ、１０は磁気ヘッド、１１は再生映像信号処理回路
、１２は再生映像信号から同期信号を抜き出す同期分離
回路、１３は同期分離回路１２により再生映像信号から
抜き出した水平同期信号（ＶＴＩ？Ｈ−Ｓｙｎｃ　）と
撮像部の水平同期信号（カメラＨ−３ｙｎｃ）との位相
差を検出する位相比較器、１４はローパスフィルタ（以
下、ＬＰＦという）、１５は電圧制御発振器、１６は色
副搬送波抽出回路、１７は基準電圧発生器、１８は電圧
比較器、１９は信号切り換え回路、２０は出力端子、２
１．２２は通常の動作モードと再生映像信号に撮像部で
撮影中の文字や図形を重畳するモード（テロップモード
）を切り換える連動して動作するスイッチ回路であり、
このような構成の撮像部（カメラ部）と映像信号記録再
生部（ＶＴＲ部）は一つの箱体内に収納されている。

次に動作について説明する。第７図において、スイッチ
回路２１．２２はテロップモードの状態であり、ＶＴＲ
部は図示しない制御部により再生状態となり、カメラ部
は撮像状態となる。

このとき、磁気ヘッド１０からの信号は再生映像信号処
理回路１１によって再生映像信号となり、この再生映像
信号から同期分離回路１２により水平同期信号（Ｖ　Ｔ
　ＲＨ−Ｓｙｎｃ）と垂直同期信号（ＶＴＲＶ−Ｓｙｎ
ｃ）が抜き出される。

この抜き出した水平同期信号（Ｖ　Ｔ　Ｒ１ｌ−５ｙｎ
ｃ）とカメ・う部のタイミングパルス発生器６で作られ
たカメラ部の水平同期信号（カメラＨ−５ｙｎｃ　）と
の位相差を位相比較器１３で検出し、その出力をローパ
スフィルタ１４により平滑化し、このローパスフィルタ
１４の出力を電圧制御発振器１５の制御電圧とすること
により、位相固定閉路（ＰＬＬ）を形成し、再生映像信
号と撮像映像信号との水平方向の同期を一致させる。

同期分離回路１２により再生映像信号から抜き出した水
平同期信号（Ｖ　Ｔ　ＲＶ−５ｙｎｃ）でタイミングパ
ルス発生器６をリセットすることにより、再生映像信号
と撮像映像信号との垂直方向の同期を一致させる。

また、再生映像信号から色副搬送波抽出回路１６により
抽出した色副搬送波をカメラ部のエンコーダ５を用いて
カメラ部の色信号を変調することにより、再生映像信号
の色副搬送波と撮像映像信号の色副搬送波は同一のもの
となる。

以上の動作により、再生映像信号と撮像映像信号とは完
全に同期が合ったものとなり、また色副搬送波は再生映
像信号と撮像映像信号とでは同一のものを用いているの
で、色信号が変調されている状態で合成しても色相の変
化は起らない。

次に同期が一致している再生映像信号と撮像映像信号と
の合成について説明する。カメラ映像信号処理回路４の
輝度信号レヘルと基準電圧発生器１７で設定した電圧レ
ベルを電圧比較器１８により比較し、その結果により信
号切り換え回路１９を制御し、エンコーダ１５の出力と
再生映像信号処理回路１１の出力を切り換えて合成する
。

次に通常の撮影時の動作について説明する０通常動作に
おいては、二つのスイッチ回路２１．２２は第７図の状
態から切り換わり、タイミングパルス発生器６にはマス
ククロック発生器８により作られた安定したクロック信
号が供給され、また、エンコーダ５には色副搬送波発生
器７で作られたパルスが供給される。

〔発明が解決しようとする課題〕

先行技術によるテロップ機能を付加したカメラ一体型Ｖ
ＴＲは以上のように構成されているので、電圧比較器１
８に入力する基準電位が同期信号やカラーバースト信号
の信号レベルの近傍に設定されるか、あるいは電圧比較
器１８に入力されるカメラ部の輝度信号の同期信号やカ
ラーバースト信号が付加されるべき位置に雑音があった
などの場合、出力される合成信号の同期信号やカラーバ
ースト信号は、カメラ部の信号、ＶＴＲ部の信号のうち
何れか一方の信号ではな（，２つの信号が合成されたも
のとなる。

一般にＶＴＲ部の再生信号は磁気記録再生の特性より記
録時の波形が完全に再生されず、同期信号やカラーバー
スト信号の振幅レベルはカメラ部のものとは完全に一致
しない。そのため、同期信号やカラーバースト信号が合
成された場合、その合成信号には段差が生じたり歪んだ
ものとなり、安定した同期信号やカラーバースト信号を
出力できないという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、同期信号およびカラーバースト信号の部分に
おいては切り換え合成を行なわれず、合成出力信号の同
期信号とカラーバースト信号が歪むことな（、ＶＴＲ部
の再生映像信号とカメラ部の撮像映像信号を合成できる
カメラ一体型ＶＴＲを得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るカメラ一体型ＶＴＲは、同期信号および
カラーバースト信号の期間は再生映像信号若しくはカメ
ラ部の撮像映像信号のうちの何れか一方の信号を優先し
て選択し、それ以外の期間では２つの映像信号を合成す
る映像信号合成手段を設けたものである。

〔作　用〕

この発明における映像信号合成手段は、例えばカメラ部
の複合ブランキングパルス等の同期信号およびカラーバ
ースト信号の期間に対応した信号を制御信号として再生
映像信号と橋像信号のうちの何れか一方を優先的に選択
し、それ以外の期間ではＶＴＲ部の再生映像信号とカメ
ラ部の撮像映像信号とを合成する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面とともに説明する。第
１図はこの実施例によるカメラ一体型ＶＴＲのブロック
図であり、この構成は先に第７図で示した先行技術によ
るカメラ一体型ＶＴＲの構成とは、電圧比較器１８と信
号切り換え回路１９との間に、３０で示される切り換え
信号合成回路が設けられている点が異なっており、それ
以外の構成は同一である。

切り換え信号合成回路３０は、タイミングパルス発生器
６で作られる複合ブランキングパルスと、電圧比較器１
８の出力を合成するもので、基準電圧発生器１７．１１
圧比較器１８、切り換え信号合成回路３０、信号切り換
え回路１９よりなる映像信号合成手段の具体的な構成例
を第２図に示す。

その他の構成は第７図と同様である。

上記第２図において、３１は可変抵抗器、３２は電圧比
較のコンパレータであり、この可変抵抗器３１による基
準電圧と撮像映像信号（輝度信号）とを比較するもので
ある。

３３はコンパレータの出力を反転する反転器、３４はコ
ンパレータ３２の出力と反転器３３の出力とを切り換え
るスイッチ、３５は複合ブランキングパルスとスイッチ
３４で選択された信号との論理和をとるＯＲゲート、３
６はこのＯＲゲート３５の出力により撮像映像信号と再
生映像信号とを切り換えて合成映像信号を取り出すアナ
ログスイッチである。

次に動作について説明する。テロップモード時における
カメラ部とＶＴＲ部の同期の結合は、先行技術と同じく
、水平同期信号（カメラｔｌ−５ｙｎｃ）と水平同期信
号（Ｖ　Ｔ　ＲＨ−５ｙｎｃ）の位相差を位相比較器１
３で検出し、その出力をＬＰＦ１４で平滑した後、電圧
制御発振器１５の制御電圧とするＰＬＬ回路により水平
方向の同期を一致させ、また、水平同期信号（Ｖ　Ｔ　
ＲＶ−３ｙｎｃ）によりタイミングパルス発生器６をリ
セットし、垂直方向の同期を一致させる。

さらに、色副搬送波抽出回路１６により再生映像信号か
ら抜き出した色副搬送波をカメラ部のエンコーダ５で用
いることにより、再生映像信号と撮像映像信号の色副搬
送波を一致させる。

次に第２図に示した信号の合成について第３図を用いて
説明する。第３図（Ａ）は映像信号で、テロップモード
の場合、カメラ部とＶＴＲ部の同期は一致しているので
、再生映像信号、撮像映像信号の何れの映像信号と考え
てもかまわない。

第３図（［１）　　は複合ブランキングパルスであり、
高電位（Ｈレベル）期間は映像信号の同期信号およびカ
ラーバースト信号の期間に対応している。

コンパレータ３２の非反転入力端子には、カメラ部の輝
度信号が入力され、反転入力端子には可変抵抗器３工に
より設定された基準電圧が入力される。

コンパレータ３２の出力は、可変抵抗器３１により設定
された基準電圧より輝度信号レベルが高いか低いかによ
り、ｒＨ，レベルまたはｒ　Ｌ　Ｊレベルの何れかとな
る。そして反転器３３、スイッチ３４により基準電圧よ
り輝度信号レベルが高い場合に第３図（Ｃ）に示すよう
にスイッチ３４の出力をｒＨ，レベルとするか［ＬＪレ
ベルとするが任意に選択できる。

ＯＲゲート３５の２つの入力端子には、スイッチ３４の
出力とタイミングパルス発生器６の複合ブランキングパ
ルスが各々入力され、その出力は第３図（Ｄ）に示した
ように、複合ブランキングパルスがｒ　］（ｊレベルの
場合は必ずＯＲゲート３５の出力はｒＨ，レベルとなり
、それ以外の所は、スイッチ３４の出力が現われる。

このＯＲゲート３５の出力がアナログスイッチ３６の制
御信号となるので、映像信号の同期信号およびカラーバ
ースト信号の期間は、コンパレータ３２の出力によらず
、常に再生映像信号または撮像映像信号の何れか一方が
アナログスイッチ３６により選択されるわけである。

なお、上記実施例では、複合ブランキングパルスとスイ
ッチ３４の出力を合成するためにＯＲゲート３５を用い
たが、これは、複合ブランキングパルスが同期信号およ
びカラーバースト信号の期間でｒ　ＨＪレベルとなる場
合の例であって、同期信号およびカラーバースト信号の
期間で「Ｌ」レベルとなる複合ブランキングパルスの場
合には、ＯＲゲート３５の代りにＡＮＤゲートを用いれ
ば、同期信号およびカラーバースト期間では必ず「Ｌ」
レベルとなる切り換え制御信号が得られる。

また、ＯＲゲート３５を用いずに、第４図に示したよう
な二つの制御信号（図中Ｘ、Ｙ）により、４つの人力（
同、Ｓｒ、Ｓｔ、Ｓｚ、Ｓ−）から次の第１表に示すよ
うに一つの信号を選択して出力する４人力のアナログス
イッチを用いて、第５図に示した構成で実現することが
できる。

く第　１　表〉 第５図において、３７は４人力のアナログスイッチであ
り、２つの制御信号の入力端子には、複合ブランキング
パルス（図中Ｘ端子）とスイッチ３４の出力（同、Ｘ端
子）が各々入力され、撮像映像信号はＳ１端子に、再生
映像信号はＳ　ｔ、　Ｓ　ｚ。

Ｓ４の端子にそれぞれ入力される。

複合ブランキングパルスが「■１」レベル、すなわちＸ
端子がｒｌ（Ｊレベルの場合、４人力のアナログスイッ
チは端子Ｓ３．Ｓ４　に入力された信号をＸ端子の人力
に応じて切り換えるが、端子Ｓ、、Ｓ４には何れも再生
映像信号が入力されており、Ｘ端子の入力にかかわらず
、再生映像信号が出力される。

一方、Ｘ端子が「Ｌ」レベルの場合には、Ｘ端子の人力
に応じて端子Ｓ　＋　、　Ｓ　ｚに入力された信号が選
択される。

したがって、複合ブランキングパルスがｒ　Ｈ。

レベル、すなわち、同期信号およびカラーバースト信号
の期間は再生映像信号が必ず選択され、それ以外の期間
はスイッチ３４の出力に応じて再生映像信号と撮像映像
信号が切り換えられる。

同期信号およびカラーバースト信号の期間では撮像映像
信号を選択し出力したい場合、端子Ｓ３＋５４に撮像映
像信号を入力すればよいことは明らかである。

また、カメラ部をＶＴＲ部の再生映像信号に同期して動
作させる同期結合手段は、上記実施例に限るものではな
く、例えば第６図に示した構成であってもよい。

この第６図において、ｌはタイトル画、２はレンズ、３
は固体撮像素子、４はカメラ映像信号処理回路、５はエ
ンコーダ、４１は色副搬送波および水平同期信号を発生
する第１のタイミング信号発生器、４０は固体撮像素子
３の駆動、カメラ映像信号処理回路４、およびエンコー
ダ５で必要とする種々のパルスを発生する、電圧制御発
振部を有する第２のタイミング信号発生器、９は記録済
みの磁気テープ、１０は磁気ヘッド、１１は再生映像信
号処理回路、１２は再生映像信号から水平同期信号およ
び垂直同期信号を抜き出す同期分離回路、１３は位相比
較器、１４はローパスフィルタ、４２．４３は連動して
切り換わるスイッチ回路、１７は基準電圧発生器、１８
は電圧比較器、３０は切り換え信号合成回路、１９は信
号切り換え回路、２０は出力端子である。

２つのスイッチ回路４２．４３は通常の憑影モードとテ
ロップモードとで切り換わるもので、図示した状態はテ
ロップモード時のものである。

このとき、位相比較器１３には同期分離回路１２より得
られるＶＴＲ部の水平同期信号（ＶＴＲＨ−３ｙｎｃ　
）と、カメラ部の第２のタイミング信号発生器４０で作
られる水平同期信号（カメラｌｔ−３ｙｎｃ）が入力さ
れ、両信号の位相が検出されその出力はＬＰＦＩ４で平
滑化された後、第２のタイミング信号発生器４０の電圧
Ｍ　ｊＴｌＪ部に入力される。そして水平同期信号（Ｖ
　Ｔ　ＲＨ−３ｙｎｃ）と水平同期信号（カメラＨ−５
ｙｎｃ　）が一致するようにその発振周波数が制御され
、水平方向の同期が一致する。

同期分離回路１２により再生映像信号から抜き出した垂
直同期信号（Ｖ　Ｔ　ＲＶ−５ｙｎｃ）はスイッチ回路
４２を通じて第２のタイミング信号発生器４０をリセッ
トし、再生映像信号と撮像映像信号との垂直方向の同期
を一致させる。

また、再生映像信号処理回路１１で再生時に必要な基準
信号を第１のタイミング信号発生器４１で発生しエンコ
ーダ５に入力している色基ｌ搬送波を用いることによっ
て、再生映像信号と撮像映像信号の色副搬送波を一致さ
せる。

通常の揚影モードでは２つのスイッチ回路４２゜４３は
第６図に示した状態から切り換わり、位相比較器１３の
一方の入力には水平同期信号（ＶＴＲＩＩ−３ｙｎｃ）
に代わって、第１のタイミング信号発生器４１で作られ
る安定した水平同期信号（Ｉｔ−３ｙｎｃ）が人力され
、カメラ部はその安定した水平同期信号（Ｈ−５ｙｎｃ
　）に同期して動作する。

また、第２のタイミング信号発生器４ｏのリセット入力
は、外部からリセットのかがらない電位にスイッチ回路
４２により固定される。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、再生映像信号とそれ
に同期して動作しているカメラ部の撮像映像信号を合成
する際に、同期信号およびカラーバースト信号の期間に
対応した制御信号により、再生映像信号若しくは撮像映
像信号の何れか一方を優先して選択して出力する構成と
したので、合成による歪みのない同期信号およびカラー
バースト信号を有する合成出力信号を得ることができる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるカメラ一体型ＶＴＲ
の構成を示すブロック図、第２図は同上実施例における
映像信号合成手段の構成を示すブロック図、第３図は第
２図の映像信号合成手段の動作を説明するための波形図
、第４図は同上映像信号合成手段におけるＯＲゲートに
代わる４人力アナログスイッチを示す説明図、第５図は
同上映像信号合成の他の実施例の構成を示すブロック図
、第６図はこの発明の他の実施例によるカメラ一体型Ｖ
ＴＲの構成を示すブロック図、第７図は先行技術による
カメラ一体型ＶＴＲの構成を示すブロック図である。 １２・・・同期分離回路、１３・・・位相比較器、１４
・・・ローパスフィルタ、１５・・・電圧制御発振器、
１Ｇ・・・色副搬送波抽出回路、１７・・・基準電圧発
生器、Ｉ８・・・電圧比較器、１９・・・信号切り換え
回路、３０・・・切り換え信号合成回路。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 代理人　　　　大　　岩　　増　　雄 第２図 第３図 （コンＩ釘し−フ−±１１７）　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　＋−一−−一一−−第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一つの箱体内に撮像部と磁気テープを用いる映像信号記
   録再生部を備えたカメラ一体型ＶＴＲにおいて、上記映
   像信号記録再生部が再生状態であるとともに、上記撮像
   部が撮影状態である動作モード時に上記撮像部を映像信
   号記録再生部の再生映像信号と同期して動作させる同期
   結合手段と、同期信号およびカラーバースト信号の期間
   に対応した制御信号により、上記期間では再生映像信号
   若しくは撮像映像信号の何れか一方の信号を優先して選
   択しかつそれ以外の期間では上記再生映像信号と上記撮
   像部からの撮像映像信号を合成して出力する映像信号合
   成手段とを備えたことを特徴とするカメラ一体型ＶＴＲ
   。