JP3059727U - 映像信号中の偽色信号除去回路 - Google Patents

映像信号中の偽色信号除去回路

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JP3059727U
JP3059727U JP1998009761U JP976198U JP3059727U JP 3059727 U JP3059727 U JP 3059727U JP 1998009761 U JP1998009761 U JP 1998009761U JP 976198 U JP976198 U JP 976198U JP 3059727 U JP3059727 U JP 3059727U
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JP1998009761U
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康博 桑原
由貴夫 林
茂幸 吉田
Original Assignee
コロナ電業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号中のカラーバースト信号から偽色信
号を除去し、ビデオデッキ等の再生装置でも正常な色再
生を行うことができる偽色信号除去回路を提供するこ
と。 【解決手段】 映像信号が入力される第1の接点30
と、直流信号発生回路2から直流信号が入力される第2
の接点31とを有する切換回路3と、前記切換回路3へ
入力される映像信号中のカラーバースト信号と同期し
て、各カラーバスト信号のサイクルの前半部が入力され
る時間のみ、前記切換回路3を第1の接点30から第2
の接点31へ切り換えるべく制御する制御回路4と、を
備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、映像信号中の偽色信号を除去して正常な色を再生するための偽色 信号除去回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラーテレビやビデオデッキ等その他の再生装置では、ビデオテープ等の録画 された記録媒体から映像を再生する際、映像信号に含まれるカラーバースト信号 の位相を基準にして色再生を行っているが、複製防止のために、製作者が記録媒 体に録画する際に前記カラーバースト信号に偽色信号を加工し、映像再生の際に 正常な色が再生できないようにしたものがある。 前述のように、カラーバースト信号に偽色信号を加工するには、10サイクル 程度のカラーバースト信号(NTSC映像信号の規格では9サイクル以上となっ ている。)の前半部の5サイクルを、真正なカラーバースト信号の位相から18 0°位相反転した信号に変えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように一部を偽色信号に変えたカラーバースト信号を含む映像信号は、 これを再生する際、例えばカラーテレビで再生する場合には、カラーバースト信 号の前半の5サイクルを基準に色再生するため、正常な色が再生される。 しかしながら、ビデオデッキ等の再生装置で再生する場合には、前記偽色信号 の影響を受けて、正常な色再生ができないことがあった。
【0004】 この考案の目的は、映像信号中のカラーバースト信号から偽色信号を除去し、 ビデオデッキ等の再生装置でも正常な色再生を行うことができる偽色信号除去回 路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この考案による映像信号中の偽色信号除去回路は、前述の課題を解決するため 以下のように構成したものである。 すなわち、請求項1に記載の映像信号中の偽色信号除去回路は、 映像信号が入力される第1の接点30と、直流信号発生回路2から直流信号が 入力される第2の接点31とを有する切換回路3と、 前記切換回路3へ入力される映像信号中のカラーバースト信号と同期して、各 カラーバスト信号のサイクルの前半部が入力される時間のみ、前記切換回路3を 第1の接点30から第2の接点31へ切り換えるべく制御する制御回路4と、を 備えたことを特徴としている。
【0006】 請求項2に記載の映像信号中の偽色信号除去回路は、請求項1の偽色信号除去 回路において、 前記制御回路4が、前記第1の接点30へ入力される前の映像信号から水平同 期信号を取り出す同期分離回路40と、前記同期分離回路40の出力側へ接続さ れた制御信号発生回路41とで構成され、 前記制御信号発生回路41が、前記同期分離回路40から出力される水平同期 信号を、前記カラーバースト信号のサイクルの前半部が前記切換回路3へ入力さ れる時間に相当する時間だけ遅延させる遅延回路a、遅延された水平同期信号を 反転させる論理反転回路b、及び、前記同期分離回路40の出力信号と前記論理 反転回路bの出力信号とを論理積した制御信号を前記切換回路3へ出力する論理 積回路cとから構成されていることを特徴としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照しながら、この考案による偽色信号除去回路の好ましい実施形 態を説明する。 図1はこの考案による偽色信号除去回路の一実施形態を示すブロック図、図2 は図1の偽色信号除去回路における制御信号発生回路を示す回路図、図3は制御 信号発生回路で信号処理される信号の波形を段階別に示す概念図、図4はこの実 施形態の偽色信号除去回路により処理される各段階の信号の波形を示す図で、( イ)図は偽色信号を含む映像信号の波形を、(ロ)図は同期分離回路の出力信号 の波形を、(ハ)図は遅延回路の出力信号の波形を、(ニ)は論理反転回路の出 力信号の波形を、(ホ)は制御信号の波形をそれぞれ示す図、図5はこの実施形 態の偽色信号除去回路で処理された映像信号の波形を示す図である。
【0008】 3は切換回路であり、その出力側32は図示しないビデオデッキ等の再生装置 の再生部と接続され、入力側には第1の接点30と第2の接点を有している。 切換回路3の第1の接点30は映像信号入力側5と接続され、第2の接点31 は、映像信号の黒に相当する直流電圧を発生する直流信号(黒レベル信号)発生 回路2と接続されている。
【0009】 第1の接点30と映像信号入力側5との間には、前記切換回路3へ入力される 映像信号中のカラーバースト信号と同期して、各カラーバスト信号のサイクルの 前半部が切換回路3へ入力される時間のみ、前記切換回路3を第1の接点30か ら第2の接点31へ切り換えるべく制御する制御回路4が接続されている。 この実施形態において、制御回路4は、映像信号入力側5から入力される映像 信号中の水平同期信号を取り出すIC等の同期分離回路40と、この同期分離回 路40へ接続され、前記切換回路3へ制御信号を出力する制御信号発生回路41 とから構成されている。
【0010】 前記制御信号発生回路41は、例えば図2で示すように、同期分離回路40の 出力側へ接続された抵抗とコンデンサとからなる遅延回路aと、この遅延回路a の出力側へ接続された論理反転回路bと、前記同期分離回路40の出力側と前記 論理反転回路bの出力側とへ接続された論理積回路cとから構成されている。
【0011】 以上の実施形態の偽色信号除去回路によれば、図4の(イ)図のように、一定 の周期でカラバースト信号dを含み、各カラーバースト信号dのサイクルの前半 部を180°位相反転させて偽色信号eに変えた映像信号が、制御回路4の同期 分離回路40に入力されると、この同期分離回路40により映像信号から水平同 期信号が取り出される。同期分離回路40の出力信号Aは図3及び図4の(ロ) 図のような波形になる。
【0012】 水平同期信号を含む前記出力信号Aは、制御信号発生回路41の遅延回路aに より、図4の(ハ)図のように、カラーバースト信号dのサイクルの前半部の偽 色信号eが切換回路3へ入力される時間に相当する遅延時間tdだけ、水平同期 信号を遅延させ、その出力信号A’は同図のように遅延された水平同期信号を含 む波形になる。 前述のように遅延された水平同期信号を含む出力信号A’は、論理反転回路b により水平同期信号が反転され、論理反転回路bからは図3及び図4の(ニ)図 のように信号Bが出力される。
【0013】 論理反転回路bの出力信号Bと、遅延前の水平同期信号を含む同期分離回路4 0の出力Aからは、図3及び図4の(ホ)図のように、論理積回路cにより論理 積された波形の制御信号Cが出力される。その結果制御信号Cは、カラーバース ト信号dの前半部の偽色信号eが入力される時間に相当する時間論理1と、その 他の時間に相当する時間論理0とを交互に含む。 制御信号Cが時間論理1である間のみ、切換回路3を第2の接点31へ切り換 えることにより、切換回路3から出力される映像信号は、図5のように、図4の (イ)図におけるカラーバースト信号d中の偽色信号eが直流信号(黒レベル信 号)に置換されている。 したがって、前記実施形態の偽色信号除去回路をビデオデッキ等の再生装置の 入力側へ接続することにより、色を正常に再生することができる。
【0014】
【考案の効果】
この考案に係る映像信号中の偽色信号除去回路によれば、これに入力された映 像信号中の各カラーバースト信号の偽色信号が直流信号に変わるので、これをビ デオデッキ等の再生装置に使用することにより、映像信号中のカラーバースト信 号が偽色信号を含む場合であっても、色を正常に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による偽色信号除去回路の一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】図1の偽色信号除去回路における制御信号発生
回路を示す回路図である。
【図3】制御信号発生回路で信号処理される信号の波形
を段階別に示す概念図である。
【図4】この実施形態の偽色信号除去回路により処理さ
れる各段階の信号の波形を示す図で、(イ)図は偽色信
号を含む映像信号の波形を、(ロ)図は同期分離回路の
出力信号の波形を、(ハ)図は遅延回路の出力信号の波
形を、(ニ)は論理反転回路の出力信号の波形を、
(ホ)は制御信号の波形をそれぞれ示す図である。
【図5】この実施形態の偽色信号除去回路で処理された
映像信号の波形を示す図である。
【符号の説明】
2 直流信号発生回路 3 切換回路 30 第1の接点 31 第2の接点 32 出力側 4 制御回路 40 同期分離回路 41 制御信号発生回路 a 遅延回路 b 論理反転回路 c 論理積回路 5 映像信号入力側 A 同期分離回路の出力 A’ 遅延回路の出力 B 論理反転回路の出力 C 論理積回路の出力

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号が入力される第1の接点30
    と、直流信号発生回路2から直流信号が入力される第2
    の接点31とを有する切換回路3と、 前記切換回路3へ入力される映像信号中のカラーバース
    ト信号と同期して、各カラーバスト信号のサイクルの前
    半部が入力される時間のみ、前記切換回路3を第1の接
    点30から第2の接点31へ切り換えるべく制御する制
    御回路4と、を備えたことを特徴とする、 映像信号中の偽色信号除去回路。
  2. 【請求項2】 前記制御回路4は、前記第1の接点30
    へ入力される前の映像信号から水平同期信号を取り出す
    同期分離回路40と、前記同期分離回路40の出力側へ
    接続された制御信号発生回路41とを備え、 前記制御信号発生回路41は、前記同期分離回路40か
    ら出力される水平同期信号を、前記カラーバースト信号
    のサイクルの前半部が前記切換回路3へ入力される時間
    に相当する時間だけ遅延させる遅延回路a、遅延された
    水平同期信号を反転させる論理反転回路b、及び、前記
    同期分離回路40の出力信号と前記論理反転回路bの出
    力信号とを論理積した制御信号を前記切換回路3へ出力
    する論理積回路cとからなることを特徴とする、 請求項1に記載の映像信号中の偽色信号除去回路。
JP1998009761U 1998-12-09 1998-12-09 映像信号中の偽色信号除去回路 Expired - Lifetime JP3059727U (ja)

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