JPH04119091A - 画像信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録媒体に記録されている画像信号を再生する
画像信号再生装置に関するものである〔従来の技術〕 従来より記録媒体に記録されている画像信号を再生する
画像信号再生装置として、磁気ディスクに静止画像信号
を記録し、該磁気ディスクに記録されている静止画像信
号を再生する電子スチルビデオカメラがある。

上述の電子スチルビデオカメラはテレビジョン方式に対
応してＮＴＳＣ方式に対応したものと、ＰＡＬ方式に対
応したものがある。

第５図はＰＡＬ用電子電子スチルビデオカメラ生回路の
一部の概略構成を示した図である。尚、第５図に示した
回路は磁気ディスク上に記録されている１フイ一ルド分
の静止画像信号を繰り返し再生する事により１フレーム
の静止画像信号として出力するフィールド再生モードに
対応した回路である。

第５図において、不図示の磁気ディスクより再生された
静止画像信号は同期信号を含む輝度信号と色差線順次信
号とに分離され夫々は記録時にエンファシス処理及びＦ
Ｍ変調が施されているためデイエンファシス処理、ＦＭ
変調を施した後、輝度信号は入力端子１に、色差線順次
信号は入力端子２に供給される。

入力端子ｌより入力された輝度信号は加算器３に供給さ
れ、入力端子２より入力された色差線順次信号は同時化
回路４、色差判別回路５に供給される。

色差判別回路５では色差線順次信号のペデスタル期間に
色差成分判別のため予め付加されている直流オフセット
レベルを検出する事により入力端子２に供給されている
色差線順次信号中の色差成分の種類（Ｒ−Ｙ成分かＢ−
Ｙ成分か）を判別し、その判別信号を前記同時化回路４
、同期信号発生器６に供給する。

同時化回路４ては前記色差判別回路５より出力される判
別信号に従って、入力端子２を介して供給されている色
差線順次信号を同時化する事によりＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ
信号とを形成し、Ｒ−Ｙ信号はＢ−Ｙ信号復調器７に、
Ｒ−Ｙ信号はＲ−Ｙ信号復調器８に供給する。

そして、Ｅ−Ｙ信号復調器７、Ｒ−Ｙ信号復調器８では
同期信号発生器６より供給されるキャリア信号ＣＲ，Ｃ
８に従って平衡変調した後、加算器３に供給し、前述の
様に供給されている輝度信号と周波数多重する事により
加算器３からは１フイ一ルド分のテレビジョン信号が出
力される１゜そして、該加算器３より出力されるテレビ
ジョン信号は％Ｈ（Ｈは１水平開期期間）遅延線９によ
り遅延された後、切換スイッチ１０のＡ端子側に供給さ
れると共に、切換スイッチ１０のＢ端子側に該Ｖ２Ｈ遅
延線９を介さずにそのまま供給されており、前記同期信
号発生器６より出力される１フイ一ルド期間毎に反転す
るフィールド切換信号Ｓｔにより該切換スイッチ１０を
１フイ一ルド期間毎にＡ端子側とＢ端子側とて交互に接
続状態を切換える事により、出力端子１１からはスキュ
ー補償されたｌフレーム分のテレビジョン信号が連続し
て出力される事になる。

尚、同期信号発生器６はｌフィールド分の再生画像信号
からＰＡＬ規格に準拠したテレビジョン信号を形成する
ためキャリア信号ＣＢの位相を０６、キャリア信号ＣＲ
の位相を１水平開期期間毎に９０°　と２７０°　とで
変化させている。

また、ＰＡＬ規格に準拠したテレビジョン信号を形成す
るためにはキャリア信号の位相を第６図に示す様な垂直
同期信号（Ｖｓｙｎｃ）を基準とする４種類の位相切換
パターン（第６図（ａ）〜（ｄ））を１フイ一ルド期間
毎に（ａ）→（ｂ）→（Ｃ）→（ｄ）→（ａ）・・・の
順で連続的に４フイ一ルド周期で切換える必要がある。

第７図は前記同期信号発生器６内°のキャリア信号ＣＲ
の発生回路の概略構成を示した図で、位相が９０°のキ
ャリア信号Ｃゎと２７０°のキャリア信号ＣＲ２７０と
が供給されている切換スイッチ６ａを前記第５図の色差
判別回路５より出力される判別信号と第８図（ａ）に示
す様な位相制御信号とが供給されているエクスクル−シ
ブオアゲート６６の出力によって切換える事により第８
図（Ｃ）に示す様に第６図に示した４種類の位相切換パ
ターンを４フイ一ルド周期で切換える事ができる。

以上の様に第５図に示した従来の再生回路によれば、ス
キュー補償処理を施した後に、色差信号を復調する様な
構成の再生回路に比べ、遅延線の数が少なくて済み、構
成の簡略化、低コスト化が図れると共に、色差信号の復
調時におけるキャリア信号の位相切換を容易に行なえる
ものである。

〔発明が解決しようとしている問題点〕しかしながら、
上述の従来の構成はフィールド再生モードには適してい
るが、磁気ディスク上に記録されている１フレーム（２
フイールド）分の静止画像信号を１フイ一ルド分毎に交
互に再生するフレーム再生モードには適しておらず、フ
レーム再生モード時あるいはフレーム再生モードとフィ
ールド再生モードとの切換時にキャリア信号ＣＲの位相
切換の連続性が保たれないため、出力されるテレビジョ
ン信号の色相が乱れてしまっていた。

本発明は記録媒体に記録されている画像信号の色信号を
劣化させずにフィールド及びフレーム再生する事ができ
る画像信号再生装置を提供する事を目的とする。

〔問題を解決するための手段〕

本発明の画像信号再生装置は記録媒体に記録されている
画像信号を再生する装置であって、前記記録媒体より再
生された画像信号から輝度信号と色差線順次信号と複合
同期信号を分離する信号分離手段と、前記分離手段によ
り分離された複合同期信号に同期して位相の切り換わり
タイミングが制御されるキャリア信号を発生するキャリ
ア信号発生手段と、前記分離手段により分離された色差
線順次信号における夫々の色差信号を前記キャリア信号
発生手段より発生されるキャリア信号を用いて平衡変調
する事により、クロマ信号を復調する復調手段と、前記
輝度信号とクロマ信号とを周波数多重し、出力する周波
数多重手段と、フィールド再生モードと、フレーム再生
モードとを有し、該フィールド再生モード時には前記周
波数多重手段より出力された信号に対しスキュー補償処
理を施し、該フレーム再生モード時には該スキュー補償
処理を施さないスキュー補償処理手段とを備えたもので
ある。

〔作用〕

上述の構成によれば、記録媒体に記録されている画像信
号の色信号を劣化さぜずにフィールド及びフレーム再生
する事ができる様になる。

〔実施例〕

以下、本発明を本発明の実施例を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例としてのＰＡＬ用電子電子ス
チルビデオカメラ生回路の一部の概略構成を示した図で
前記第５図に示した回路と同様の構成には同一の符番を
付す。

尚、第１図に示した回路は磁気ディスク上に記録されて
いる１フイ一ルド分の静止画像信号を繰り返し再生する
ことによりｌフレームのテレビジョン信号として出力す
るフィールド再生モードと、磁気ディスク上に記録され
ているｌフレーム（２フイールド）分の静止画像信号を
交互に再生する事によりｌフレームのテレビジョン信号
として出力するフレーム再生モードとのいずれの再生モ
ードにも対応している回路である。

第１図においてフィールド再生モードとフレーム再生モ
ードとのうち、いずれか一方の再生モードが選択される
と不図示のシステムコントローラよりフィールド再生モ
ードかフレーム再生モードかを指示する再生モード指示
信号が入力端子１２を介して同期信号発生器１３に供給
される。

そして、不図示の磁気ディスクより再生された静止画像
信号は同期信号を含む輝度信号と色差線順次信号とに分
離し、夫々にデイエンファシス処理、ＦＭ復調を施した
後、輝度信号は入力端子１を介して、色差線順次信号は
入力端子′２を介して入力される。

入力端子１を介して入力された輝度信号は加算器３、同
期信号分離回路１４に供給され、入力端子２を介して入
力された色差線順次信号は同時化回路４、色差判別回路
５に供給される。

同期信号分離回路１４は供給される輝度信号から複合同
期信号Ｃ５ｙｎｃを分離し、同期信号発生器１３に供給
する。

また、色差判別回路５では色差線順次信号のペデスタル
期間に予め色差成分判別のため付加される直流オフセッ
トレベルを検出する事により入力端子２を介して入力さ
れている色差線順次信号中の色差成分の種類（Ｒ−Ｙ成
分かＢ−Ｙ成分か）を判別し、同時化回路４は該色差判
別回路５における判別結果に応じて供給されている色差
線順次信号を同時化し、Ｂ−Ｙ信号をＢ−Ｙ信号復調器
７に、Ｒ−Ｙ信号はＲ−Ｙ信号復調器８に供給する。

そして、Ｂ−Ｙ信号復調器７、Ｒ−Ｙ信号復調器８では
同期信号発生器１３より供給されるキャリア信号ＣＢ１
ＣＲに従って平衡変調した後、加算器３に供給し、前述
の様に供給されている輝度信号と周波数多重する事によ
り加算器３からはテレビジョン信号が出力される。

そして、加算器３より出力されるテレビジョン信号はフ
ィード再生モード時にスキニー補償を行うために設けら
れた％Ｈ遅延線９により遅延された後、切換スイッチ１
０のＡ端子側に供給されると共に、該％Ｈ遅延線９を介
さずにそのまま切換スイッチ１０のＢ端子側に供給され
る。

前記切換スイッチ１０の切換動作は同期信号発生器１３
より出力されるフィールド切換信号Ｓ、により制御され
ており、前記同期信号発生器１３に第２図（ａ）に示す
様なフィールド再生モードを示す再生モード指示信号が
供給されている期間中は該同期信号発生器１３より第２
図（ｂ）に示すフィールド切換信号Ｓ、により該切換ス
イッチ１０は１フイ一ルド期間毎にＡ端子側とＢ端子側
とで交互に接続される事により出力端子１１からはスキ
ュー補償された１フレ一ム分のテレビジョン信号が連続
して出力され、該同期信号発生器１３に第２゛図（ａ）
に示す様なフレーム再生モードを示す再生モード指示信
号が供給されている期間中は該同期信号発生器１３より
第２図（ｂ）に示すフィールド切換信号Ｓ冒こより該切
換スイッチ１０はＢ端子側のみに接続される事になり、
出力端子１１からは１フレ一ム分のテレビジョン信号が
連続して出力される。

次に第１図に示した同期信号発生器１３の動作について
説明する。

同期信号発生器１３は第１図の同期信号分離回路１４に
おいて分離された複合同期信号を基準として前記Ｂ−Ｙ
信号復調器７、Ｂ−Ｙ信号復調器８における平衡変調時
のキャリア信号Ｃ１３ＳＣＲを発生しており、同期信号
発生器１３内のキャリア信号ＣＲの発生回路は例えば第
３図に示す様な構成となる。

第３図において、第１図の同期信号分離回路１４におい
て分離された複合同期信号Ｃ５ｙｎｃは切換スイッチ１
３ｂのＢ端子、１３ｃのＡ端子及び’ＡＨ遅延線１３ａ
に供給され、該Ｖ２Ｈ遅延線１３ａにて＋ＡＨ遅延され
た複合同期信号Ｃ５ｙｎｃは切換スイッチ１３ｂのＡ端
子、１３ｃのＢ端子に供給される。

一方、オアゲート１３ｄにはフィールド切換信号Ｓ１、
再生モード指示信号が供給されており、フィールド切換
信号Ｓ、がハ・イレベル、あるいは再生モード指示信号
がハイレベル（すなわちフレーム再生モード時）の場合
、切換スイッチ１３ｂ、１３ｃは共に図中のＢ端子に接
続され、フリップフロップ（ＦＦ）１３ｅのクロック入
力（図中のＣＫ）には％Ｈ遅延線１３ａにより遅延され
ていない複合同期信号Ｃ５ｙｎｃが入力され、ＦＦ１３
ｆのＣＫにはηＨ遅延線１３ａにより％遅延される事に
より％Ｈ進んだ複合同期信号Ｃ５ｙｎｃが入力される。

ところでＦＦ１３ｅのＤ入力には反転出力Ｑより出力さ
れる信号が供給されており、該ＦＦ１３ｅのＱ出力から
は％Ｈ遅延線１３ａにより遅延されていない複合同期信
号Ｃ５ｙｎｃに同期した第４図（ｂ）に示す信号が出力
され、切換スイッチ１３ｇのＡ端子に供給される。

また、ＦＦ１３ｆのＤ入力には前記ＦＦｅのＱ出力より
出力される信号が供給されており、該ＦＦ１３ｆのＱ出
力からは第４図（ｃ）に示す様な前記ＦＦ１３ｅのＱ出
力から出力される信号より’ＡＨ進んだ信号が出力され
、切換スイッチ１３ｇのＢ端子に供給される。

また、オアゲート１３ｄに供給されるフィールド切換信
号Ｓｆがローレベルの場合、切換スイッチ１３ｂ１１３
ｃは共に図中のＡ端子に接続され、ＦＦ１３ｅのＣＫに
は汗Ｈ遅延線１３ａにより％■（進んだ複合同期信号Ｃ
５ｙｎｃが入力され、ＦＦ１３ｆのＣＫには％Ｈ遅延線
１３ａにより各遅延されていない複合同期信号Ｃ５ｙｎ
ｃが入力される。

従ってこの時、ＦＦ１３ｅのＱ出力からは’ＡＨ進んだ
複合同期信号Ｃ５ｙｎｃに同期した第４図（ｂ）に示す
信号が出力され、切換スイッチ１３ｇのＡ端子に供給さ
れ、また、ＦＦ１３ｆのＱ出力からは第４図（ｃ）に示
す様な前記ＦＦ１３ｅのＱ出力から出力される信号より
各Ｈ進んだ信号が出力され、切換スイッチ１３ｇのＢ端
子に供給される。

そして、切換スイッチ１３ｇは前記切換スイッチ１３ｂ
Ｓ１３ｃと同様にオアゲート１３ｄより出力される信号
により切換動作が制御されており、第２図（ｃ）に示す
様にオアゲート１３ｄに供給されているフイ−ルド切換
信号Ｓ、がハイレベルあるいは再生モード指示信号がハ
イレベル（すなわちフレーム再生モード時）の場合は図
中のＡ端子側に接続され、該フィールド切換信号Ｓｔが
ローレベルの場合は図中のＢ端子側に接続され、該切換
スイッチ１３ｇより出力される信号は第４図（ｅ）に示
す様な切換スイッチ１３ｈの切換制御信号として該切換
スイッチ１３ｈに供給される。

尚、切換スイッチ１３ｈには位相が９０°のキャリア信
号ＣＩ！９１１が図中のＡ端子に、位相が２７００　の
キャリア信号ＣＲ２，。が図中のＢ端子に供給されてお
り、前述の様に切換スイッチ１３ｇより出力される信号
に従って切換動作が制御される事により、該切換スイッ
チ１３ｈからは第４図（ｆ）に示す様なキャリア信号Ｃ
Ｒが出力され、第１図のＲ−Ｙ信号復調器８に供給され
る。

以上の様にして、第１図の同期信号発生器１３より発生
されたキャリア信号ＣＦ３、ＣＲに従って平衡変調され
たＢ−Ｙ信号とＲ−Ｙ信号とを輝度信号と周波数多重す
る事により形成されるテレビジョン信号は前述の様にフ
レーム再生モード時にはスキュー補償処理を施さず、フ
ィールド再生モード時にはスキュー補償処理を施し、Ｉ
／２Ｈ遅延されたテレビジョン信号と遅延されないテレ
ビジョン信号とを１フイ一ルド期間毎に交互に出力する
事により、いずれの再生モードにおいてもＲ−Ｙ信号の
キャリア位相はＩＨ毎に連続して９０°　と２７０°　
とて交互に位相が変化する様になり、色差信号の位相変
化の連続性を保つ事ができる様になる。

また、本実施例では第１図に示す如＜、Ｒ−Ｙ信号のキ
ャリア位相の切換えに色差判別回路５における判別結果
を用いていないため、ドロップアウト等の発生により生
じる判別結果の誤り等に該キャリア位相の切換えが影響
を受ける事はない。

〔発明の効果〕

以上説明して来た様に本発明によれば記録媒体に記録さ
れている画像信号の色信号を劣化させずに、フィールド
及びフレーム再生する事ができる画像信号再生装置を提
供する事ができる様になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのＰＡＬ用電子スチル
ヒデオカメラの再生回路の一部の概略構成を示した図、 第２図は第１図に示した構成の動作を説明するためのタ
イミングチャート、 第３図は第１図の同期信号発生器１３内のキャリア信号
ＯＲの発生回路の概略構成を示した図、第４図は第３図
に示した構成の動作を説明するためのタイミングチャー
ト、 第５図は従来のＰＡＬ用電子電子スチルビデオカメラ生
回路の一部の概略構成を示した図、第６図はＰＡＬ規格
に準拠した色差信号のキャリア位相の切換パターンを示
した図、 第７図は第５図の同期信号発生器６内のキャリア信号Ｃ
Ｒの発生回路の概略構成を示した図、第８図は第７図に
示した構成の動作を説明するためのタイミングチャート
である。 ３・・・加算器 ４・・・同時化回路 ５・・・色差判別回路 ９・・・ｙ２Ｈ遅延線 １０・・・切換スイッチ １３・・・同期信号発生器 １４・・・同期信号分離回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録媒体に記録されている画像信号を再生する装置であ
   って、 前記記録媒体より再生された画像信号から輝度信号と色
   差線順次信号と複合同期信号を分離する信号分離手段と
   、 前記分離手段により分離された複合同期信号に同期して
   位相の切り換わりタイミングが制御されるキャリア信号
   を発生するキャリア信号発生手段と、 前記分離手段により分離された色差線順次信号における
   夫々の色差信号を前記キャリア信号発生手段より発生さ
   れるキャリア信号を用いて平衡変調する事により、クロ
   マ信号を復調する復調手段と、 前記輝度信号とクロマ信号とを周波数多重し、出力する
   周波数多重手段と、 フィールド再生モードと、フレーム再生モードとを有し
   、該フィールド再生モード時には前記周波数多重手段よ
   り出力された信号に対しスキュー補償処理を施し、該フ
   レーム再生モード時には該スキュー補償処理を施さない
   スキュー補償処理手段とを備えたことを特徴とする画像
   信号再生装置。