JPH01106084A - トナーカートリッジ接着フィルム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は着色微粒体であるトナーを画像形成に利用して
記録するプリンタ装置における、トナー供給用の、トナ
ーカートリッジに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、間口部をフィルム部材で接着又は溶着により密封
し、内部にトナーを封入したトナーカートリッジ容器を
装置本体に装着し、フィルム部材を所定の方向に引張っ
て溶着部を剥し、トナーを開口部から落下させ供給する
方法としては、単純に所定方向にフィルム部材を引張っ
て？りす如く構成した方法があった。

第４図に概略図を示す。トナーカートリッジ容器１０１
０開口部１０２の周縁に溶着又は接着により設けられた
フィルム部材１０３をその１端に設けられたツマミ１０
４を侍って図中矢印方向に引張り＠着又は接着部をｉｌ
ｌ　Ｌ　、前記トナーカートリッジ容器１０１の内部に
封入された図示しないトナーを自重で落下させて供給す
る。開口部形成は概ね長方形に形成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、前述の従来技術では、トナーの補給をするため
使用済のトナーカートリッジを取り外す際、トナーカー
トリッジ容器内に残留していたトナーが振動等により落
下または浮遊してしまったり、新しいトナーカートリッ
ジを装着してその開口部を密封したフィルム部材を引？
りす際にも、フィルム部材に付着したトナーが周辺に飛
散してしまい、トナーカートリッジ周辺及び交換作業者
を汚染してしまうという問題点を有する。

そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、トナー補給時はもとより、それ
以外の場合にもトナー飛散が生じることのない新たなト
ナーカートリッジを提供するところにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の、トナーカートリッジは、トナーの内部に封入
するトナーカートリッジ容器と、トナーカートリッジ容
器の開口部に接着剤を用いて、密封するフィルム部材と
、前記フィルム部材の内側に配設された開閉機構を有す
る扉と、前記トナーカートリッジ容器の開口部の前記フ
ィルム部材に前記扉よりもれたトナーを付着させるよう
に裏面に接着剤をつけたことを特徴とする。

〔作用〕

本発明の上記の構成によれば、トナーカートリッジ容器
開口部に配設したフィルム部材により、トナーカートリ
ッジ輸送時の環境変化の影響をトナーに及ぼすことを防
止でき、トナーカートリッジ装着時にフィルム部材を剥
した後、トナーカートリッジ取付部にＨｉｔすればトナ
ー飛散を生じる事な（トナー補給が終了するのである。

さらに、トナーカートリッジを取外す際にも、扉とトナ
ーカートリッジ取付部に配設した開閉機構により、扉が
閉まってからトナーカートリッジ容器を取り出せるため
トナー飛散を生じないのである。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例におけるトナーカートリッジの
構成を示す断面図であって、カートリッジ容器１１の開
口部１１ａはフィルム部材１２により密封され外気と完
全に遮断されている。フィルム部材１２の内側すなわち
トナー１６側には、両面接着テープ等の、接触剤１２ａ
が貼られている。フィルム部材１２の内側には開閉機構
を宵する扉が配設されている。第２図は扉の構成を示す
斜視図であって、扉本体１３ａ−１’３ｂは扉シート１
３ｃによって、結合されていて、扉本体１３ａ拳１３ｂ
の両端には扉回転軸１３ｄが固着されている。さらに扉
回転軸１３ｄの両端にはバネ掛は溝１３ｅを添設しであ
る。このように構成された扉を第１図に示すように、ト
ナーカートリッジ容器１１に付設したスライド溝１４に
３回転軸１３ｄを摺動可能に挿入する。そして、扉回転
軸１３ｄの両端に設けたバネ掛は溝１３ｅと、トナーカ
ートリッジ容器１１に付設した突起ｌｉｅとの間に扉復
帰バネ１５を係止し、通常り状態では扉本体１３ａ・１
３ｂが、開いているように構成する。

第３図はトナーカートリッジを本体に装着した状態を示
す断面図である。まず環境変化の影響を防止する、フィ
ルム部材１２を手で引き？すす。トナーカートリッジを
支持体２１に上方から固定バネ２２によってロックされ
るまで挿入する。その際扉回転軸１３ｄは、支持体２１
の両側のトナーカートリッジ開口部からはずれた位置に
付与した扉開閉用部材２１ａ１２１ｂの斜面上を、矢印
で示したようにスライドする。これに同期して、トナー
カートリッジ側では、第１図に示したスライド溝１４上
に摺動しながら偏移し、トナーカート、リッジ容器開口
部の中央部まで移動する。この時扉本体１３ａ、１３ｂ
と扉シート１３ｃは、２つ折りの状態となる。内部に封
入されたトナー１６は、第３図の扉開閉のための斜面２
１ａ、２１ｂの背後のトナーカートリッジ開口部の下に
ある穴を通り重力方向に落下し、トナーカートリッジ支
持体下の室２３に供給される。トナーカートリッジ交換
時は、まず支持体２１にＨｆｔされているトナーカート
リッジを改りはずすが、その時扉は扉復帰バネ１５のバ
ネ力により全く逆に動作し、扉が完全に閉じてから支持
体２１からはずすことができる。このようにバネによっ
て扉は開閉可能であり、装着されていない時は扉が閉じ
ている。しかし、輸送時による強い振動等により扉から
少量のトナーがもれてしまう。フィルム部材１２の裏面
の接着剤１２ａにより、その際にもれたトナーを付着さ
せトナー飛散を防止する。

〔発明の効果〕

以上述べたように発明によれば、環境変化の影響を防止
するフィルム部材の内側の開閉機構を有する扉を配設し
、フィルム部材の裏面に接着剤をつけた事により、輸送
時に起こる振動等で扉よりもれたトナーが付着するため
、トナー補給時はもとより、それ以外の場合にもトナー
飛散が生じる事がないので、トナーカートリッジ周辺や
紙、またトナー交換作業所を決して汚染させてしまう事
はないという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のトナーカートリッジの構成を示す断面
図。第２図は本発明の扉部の構成を示す斜視図。ｔＪ３
図は本発明のトナーカートリッジを支持体に装着した状
態を示す断面図。第４図は従来のトナーカートリッジを
示す斜視図。 １１・・・トナーカートリッジ容器 １２・・・フィルム部材 １２ａ・・・接着剤 １３・・・扉 １６・・・トナー 以　　上 出願人　セイコーエプソン株式会社 Ｎ曹ユ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トナーを内部に封入するトナーカートリッジ容器と、ト
   ナーカートリッジ容器の開口部に接着剤を用いて密封す
   るフィルム部材と、前記フィルム部材の内側に配設され
   た開閉機構を有する扉と、前記トナーカートリッジ容器
   の開口部の前記フィルム部材に前記扉よりもれたトナー
   を付着させるように裏面に接着剤をつけたことを特徴と
   するトナーカートリッジ接着フィルム。