JPH01104660A - アゾ金属キレート化合物 - Google Patents

アゾ金属キレート化合物

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JPH01104660A
JPH01104660A JP62261049A JP26104987A JPH01104660A JP H01104660 A JPH01104660 A JP H01104660A JP 62261049 A JP62261049 A JP 62261049A JP 26104987 A JP26104987 A JP 26104987A JP H01104660 A JPH01104660 A JP H01104660A
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貢 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高い油溶性を有する色素として有用な化合物に
関する、特に耐光性に優れた性能を有する色素として有
用な化合物に関する。
「従来の技術」 色素または顔料を水または有機溶剤に溶解ないしは分散
して用いられる記録液としては、ボールペン、フェルト
ペン、万年筆あるいはインクジェット用の種々のものが
ある。
記録液が水を主成分とする液媒体の場合は、水溶性色素
を水あるいは水と少量の有機溶剤を用いた媒体中に溶解
して用いられる。
また、油溶性の色素を有機溶剤を主成分とする液媒体中
に溶解させた非水系の記録液を用いることも知られてい
る。しかしながら従来知られている非水系記録液に用い
られている油溶性色素で色相、吸光度、耐光性、溶解性
のすべて又は多(の項目について満足のい(ものは見い
だされていなかった。
また、カラーフィルター(I#にマイクロカラーフィル
ター)により代表される有機被膜に用いる油溶性色素で
色相、吸光度、耐光性のすべて又は多(の項目について
満足のい(ものは見いだされていなかった。
「本発明が解決しようとする間11点」本発明の目的は
前記従来の欠点を解決することにあり、特に良好な色相
、吸光度を保持しながら耐光性を向上させる新規な化合
物を得ることにある。
「問題点を解決するための手段」 下記一般式(I)で表わされる新規なアゾ金属キレート
化合物により前記の欠点が解決されることが判明し、本
発明を成すに至った。
一般式(I) 式中、Zは最低7個のj〜7jjの芳香環又は複素環を
完成するのに必要な複数個の原子を表わす。
これらの環上の水素原子は1つ以上のアルキル基、アリ
ールオキシ基、アラルキル基、アリール基、ハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基、エステル基、カルバモイル基
、アンル基、アシルアミノ基、スルファモイル基、スル
ホンアミド基、アミノ基、アルキルアミノ基、アシルア
ミノ基、又は水酸基で置換されてもよい。
Z′は最低1個の!〜7員の芳香環又は複素環を−わし
、その際このZ’+4アゾ結合に対する結合個所に隣接
する位置において、中キレート化座として働く窒素原子
を当該核の環内に有するか、さもなければ、r++>キ
レート化座として働く窒素原子が直接的に結合している
炭素原子を当該核の環内に有する。2′の芳香環又は複
素環上の水素原子は、7つ以上の置換基で置換されても
よく、置換基としては2と同じ置換基である。Gは金属
キレート化基を表わす。
Gは金属キレート化基を表わす。
Mは2価の6座配位金属イオンを表わす。
SQLは1個以上の油溶化基(後述)を表わす。
nは/〜弘の整数を衣わす。
但し、一般式(I)で表わされる化合物中にはレドック
ス反応や加水分解反応を起しやすい基を含まないものと
する。
一般式(I)の2%2′により形成される環の中で好ま
しいものはべ/ゼン環、ナフタレン環、ピリジン環、キ
ノリン環、ピラゾール環、チオフェン環、インドール環
、又はピラゾロトリアゾール環である。またこれらの環
上の置換基のうち好ましいものは01〜C25の置換し
てもよいアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ
基、C1”(’2sの置換してもよいアルキルスルファ
モイル基、06〜Caoの置換してもよいフェニルスル
ファモイル基、C1〜C25のエステル基、01〜C2
5のカルバモイル基、C1−C25のアンル基、C1〜
C2Bのアンルアミノ基、C1R2は水素原子、01〜
C25の置換されてもよいアルキル基又はフェニル基を
表わす。
R1とR2は一緒になってよ又は乙員環を形成してもよ
い。)で表わされるアルキルアミノ基もしくはアリール
アミノ基、水酸基である。
Gの中で好ましいものは水酸イオン、カルボキンレート
、スルホンアばトイオン、スルファモイルイオン、アミ
ン基、又はアルキルチオ基であり、特に好ましいものは
水酸イオンである。
Mの中で好ましいものはニッケル(■)、亜鉛(II)
、コバル)(El)、であり、特に好ましいものはニッ
ケル(n)である。
SQLで表わされる油浴化基とは化合物を非水溶媒に溶
けやすくするため化合物本体と結合している炭素数j〜
30の無置換又は置換(置換基とじてにアルキル基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、アラルキル基、アリー
ル基、ハロゲン原子、シアン基、ニトロ基、エステル基
、カルバモイル基、アシル基、アシルアミノ基、スルホ
ニル基、スルファモイル基、スルホンアミド基、アミン
基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基又μ水酸基が
挙げられる)されてもよいアルキル基、又は炭素数10
〜3!の置換(置換基は同上)されたアリール基を表わ
す。
これらのアルキル基又は了り−ル基は色素部本体と直接
結合してもよいし、エーテル基、エステル基、カルバモ
イル基、アシル基、アシルアミノ基、スルファモイル基
、スルホンアミド基、アミン基、アルキルアミノ基を介
して結合してもよい。
nの中で好ましいものはコでるる。
本発明の化合物中には化合物の安定性を損なうレドック
ス反応や加水分解反応を起しやすい基を含まないものと
する。
本発明の化合物のうち好ましいものは次の一般式(n)
で衣わされる。
一般式(II) 式中、Z“はナツタ2フ項又はピラゾール環を表わし、
R3は水素原子又は低級アルキル基を表わし、SQLは
上述と同じである。
本発明の化合物のうち特に好ましいものは、次の一般式
(Ill)および(IV)で表わされる。
一般式(Ill ) 一般式(IV) 式中、R3は水素原子又は低級アルキル基を表わ丁。
R4、R5は水素原子、C□〜C25の置換してもよい
アルキル基、C−C3oの置換してもよいフェニル基を
表わす。但し、R4とR5の合計の炭素数はio個以上
とする。
本発明に用いられる化合物の具体例を以下に示すO なお、具体例ン一般式(Vl〜(■)で表わす場合は、
そ・れぞれの一般式の具体的な置換基を第1表〜第3表
に示す。(ベンゼン増土の数字は置換位置を示す) ++国                      
   国          眺イ 望 一般式(■) ゛遺′i 本発明の化合物は記録液に有用されるが記録液の液媒体
は、通常の有機溶剤が所望に応じて適宜選択して使用さ
れる。
具体的には、たとえば、エタノール、ペンタノール、ヘ
プタツール、オクタツール、シクロヘキサノール、ベン
ジルアルコール、フェニルエチルアルコール、フェニル
プロピルアルコール、フルフリルアルコール、アニスア
ルコールなどのアルコール類、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエー
テル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリ
コールモノエチルエーテル、フロピレンゲリコールモノ
フェニルエーテル、ジプロピレンクリコール七ツメチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル
、エチレングリコールジアセテート、工゛チレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコ
ールモノエチルアセテート、エチレングリコールジアセ
テート、プロピレングリコールジアセテートなどのグリ
コール誘導体、ベンジルメチルケトン、ベンジルアセト
ン、ジアセトンアルコール、シクロヘキサノンなどのケ
トン類、ブチルフェニルエーテル、ベンジルエチルエー
テル、ヘキシルエーテルなどのエーテル類、酢酸エチル
、酢酸アミル、酢酸ベンジル、酢酸フェニルエチル、酢
酸フェノキシエチル、フェニル酢酸エチル、プロピオン
酸ヘンシ゛ル、安息香酸エチル、安息香酸ブチル、ラウ
リン酸エチル、ラウリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプ
ロピル、パルミチン酸イソプロピル、リン酸トリエチル
、リン酸トリブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸シフ
チル、マロン酸ジエチル、マロン酸ジプロピル、ジエチ
ルマロン酸ジエチル、コノ−り酸ジエチル、コハク酸ジ
ブチル、グルタル酸ジメチル、グルタル酸ジエチル、ア
ジピン酸ジエチル、アジピン酸ジプロピル、アジピン酸
ジブチル、アジピン酸ジ(2−メトキシエチル)、セバ
シン酸ジエチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブ
チル、マレイン酸ジオクチル、フマル酸ジエチル、フマ
ル酸ジオクチル、ケイ皮酸3−ヘキセニルなどのエステ
ル類、石油エーテル、石油ベンジン、テトラリン、デカ
リン、t−アミルベンゼン、ジメチルナフタリンなどの
炭化水素系溶剤、アセトニトリル、ホルムアミド、N−
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン、プロピレンカーボネート、N−メチルーコー
ピロリドン、N−エチル−コーピロリトン、N−ビニル
−2−ピロリドン、N、N−ジエチルドデカンアミドな
どの極性溶媒があげられる。これらの浴剤は単独で使用
してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。溶
剤としてエステル基を2個含有するものが好ましく、溶
剤の沸点は iu。
0C以上のものが特に好ましい。
調製された記録液はインクジェット用として用いること
ができるが、特に静電を利用したインクジェット記録装
置に使用するときは、比較的抵抗の小さいアルコール類
、グリコール誘導体、ケトン類、極性溶媒を記録液の2
〜10%含有させることが好ましい。
本発明の化合物を含む記録液には、揮々の添加剤が所望
に応じて適宜添加されてもよい。その様な添加剤として
は、粘度調整剤、表面張力調整剤、比抵抗調整剤、皮膜
形成剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、退色防止剤などが
挙げられる。
本発明の化合物を含む記録液は、液媒体成分あるいは各
種添加剤が適宜加えられ、所望の物性値に調合されるこ
とによって、褌々のインクジェット記録装置に適用され
る。
本発明の化合物を含む記録液を静電゛を利用したインク
ジェット記録装置に適用する場合は、比抵抗な10%1
0   Ω・mに調整することが好ましく、to、io
  Ω・鋸が特に好ましい。
また本発明の化合物の濃度は/−20%が好ましく、3
〜IQ%が特に好ましい。
本発明の化合物を含む記録液はインクジェット用インク
以外の記録紙、例えば篭記用具(ボールペンインクなど
)としても使用できる。
本発明の化合物を含む記録液で記録するのに用いられる
記録支持体は、通常、紙が用いられるが、布、プラスチ
ックフィルム、金属板、木板、ガラス板などを使用する
こともできる。紙は木材ノξルプを主体とするが、必要
に応じて合成繊維、合成バルブ、無機繊維などを混合し
てもよい。また支持体の表面に適当なインク吸収層を設
けたシートは、記録液を適度に浸透するので好ましい結
果を与える。
インク吸収層は顔料と接着剤を主体に構成され、従来知
られているものを適宜使用することができる。顔料とし
ては、クレー、メルク、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、ケイ酸カルシウム、酸化亜鉛、カオリン、ケイ酸ア
ルミニウム、ケイ酸マグネシウム、酸性白土、酸化マグ
ネシウム、炭酸マグネシウム、酸化アルミ、シリカ、有
機顔料等が挙げられる。接着剤としては、カゼイ/、で
んぷん、ゼラチン、PVA、カルボ゛キシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、スチレンブタジェ
ンラテックス、メチル′メタアクリレート、ブタジェン
ラテックス、酢ビ系ラテックス、ポリアクリル系ラテッ
クス等が挙げられる。
前記以外にも記録液としては印刷インキ、マーカー等種
々のものが挙げられるが、更に、本発明の化合物は着色
剤として種々の用途に用いられる。
例えば、熱転写記録材料、印刷分野でのカラープルーフ
材料、写真分野でのカラーフィルター、電子分野でのマ
イクロカラーフィルター感光感圧記録材料、電子写臭分
野での現像剤等の着色剤として用いることができる。
以下に、本発明の着「規な化合物の実施例を示す。
実施例1 化合物屋lの合成 /−/  中間体  ≠−クロロスルホニルー2−(2
−ピリジルアゾ)−/−ナフトールの合成特開昭夕3−
3より33の方法により合成した弘−ヒドロキー、y−
3−(2−ピリジルアゾ)−/−ナフタレンスルホンH
10fi、スルホラン100m1およびオキシ塩化リン
/jmlを内温タタ〜を夕0Cで3時間加温攪拌した。
反応混合物を室温まで冷却した後、/ eの氷水中へ注
いで得られる結晶を濾取し水洗した。風乾して得られた
目的物の収量は10./9であった。
l−2中間体 μ−(j−(2,ψ−ジーtert−ア
ミルフェノキシ)プロピルスルファモイル〕−λ−(コ
ービリジルアゾ)−/−ナフトールの合成 3−(2,タージーter t−アミルフェノキシ)プ
ロピルアミンλ09およびN、N−ジメチルアセトアミ
ド70m1へ室温下、攪拌しなから/−/で得られた中
間体7yを徐々に添加した。1時間攪拌した後、反応混
合物を濃塩酸3mlおよびメタノールlりOmlの混合
物中へ注イタ。コレへ水l夕rrLlk徐々に注ぐと結
晶が析出した。濾取し、メタノール水10:/で洗った
後風乾して、得られた目的物の収量はIQ、/9であっ
た。
/−3化合物扁lの合成 塩化ニッケル6水相物69およびN、N−ジメチルホル
ムアミドt20mlからなる溶液へ合成例1−λで得た
中間体6yおよびN、N−ジメチルホルムアミドtoO
mlからなる溶液を室温下、攪拌しながら江加した。1
時間攪拌した後、氷酢酸200m1−水コ2へ圧加し、
析出した結晶な濾取。
水洗した。この結晶をクロロホルム−酢エチ/Q:lを
展開溶媒とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精
製して目的物、夕、3gを得た。
□、p、は/70〜17≠0Cであった。
赤外吸収について、赤外分光光度計IRri。
型(日本分光■製〕を用いてKBr法により測定した。
吸収曲線を第7図に示す。
化合物2.3、弘も合成例1と同様にして合成した。
それぞれのIn、p、を第μ表に記した。
第ψ表 実施例2 化合物A夕の合成 、3−/  中間体 ≠−CN−C2−シアノエチル)
−N−ヘキサデシルスルファモイル〕−2−(2−ピリ
ジルアゾ)−/−ナフトールの合成N−C2−シアノエ
チル)ヘキサデシルアミンコ、り9、合成例1−1で得
られた中間体クークロロスルホニル−2−(J −ヒI
J シルアy>−を−ナフトールJ、jfi、クロロホ
ルムタOmlおよびピリジン20m1を室温下3時間攪
拌した。反応液へ酢エチizOmlおよび水100m1
を加え3分間攪拌した後分液した。有機層より溶媒を留
去し、残留物にメタノール3omeを加え晶析し、目的
物/、 jfll得た。
2−2 化合物JPfAjの合成 合成例/−3と同様にして目的物を合成した。
m、p、は2 / A 〜2 / 9 ’Cテアッf、
−0合成例λと同様にして合成した化合物のm、p。
を第5表に記した。
第夕表 ※ A/7の赤外吸収曲線を第2図に示す。
実施例3 化合物162’Aの合成 s−i  中間体 λ−(2−ホルミルヒドラジノ)−
j−ニトロピリジンの合成 コーヒドラジノーターニトロビリジン/、jli。
りO%ギ酸torneおよびアセトニトリル/jfOm
lを2時間加熱還流した。反応混合物を氷冷して、析、
出した結晶を濾取し、目的物1.79を得た。
3−2 中間体 λ−(2−ホルミルヒドラジノ)−!
r−Cコー(2,φ−ジーtert−はンチルフエノキ
シ)ブチルアミドコピリジンの合成合成例3−/で得た
中間体、λ−(2−ホルミルヒドラジノ)−!−二トロ
ビリジン/、 If/。
N、N−ジメチルアセトアミドrOmlおよびIQ%p
d−C0,39?オートクレーブ中、室温下uj気圧の
水素ガスにより水添した。
反応混合物に望素ガスを導入しながら、λ−(2,≠−
ジーtert−ペンチルフェノキシ)ブチルクロリド3
.7Iを加え室温下λθ分間反応させた。反応混合物よ
り触媒をn&取し、酢酸エチル200mlおよび飽和食
塩水200m1と共にかきまぜた。
有機層を飽和食塩水で2回洗った後無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を留去して粘稠な油状の目的物3.7
1を得た。
3−3 中間体 λ−ヒドラジノーj−[,2−(2,
≠−ジーtert−ヘンチルフェノキシ)ブチルアミド
]ピリジンの合成 合成例3−2で得た中間体、λ−(2−ホルミルヒドラ
ジノ)−t−(J−(、i!、 4(−ジーtert−
ペンチルフェノキシ)ブチルアミドコピリジン3.(ハ
メタノール4tOmlおよび濃塩酸0、rmlを1時間
加熱還流した。反応混合物よりメタノールを留去し、残
留物に水jOmgおよび酢酸エチルタ01nlを加え、
かきまぜながら炭酸水素ナトリウムを加えて中和した。
酢酸エチル層を分液し、飽和食塩水で3回洗い無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。酢酸エチルを留去して粘稠な油
状の目的物J、 3gを得た。
3−μ 中間体  λ−〔2−ヒドロキシ−≠−(N−
フェニル−N−メチルアミン)フェニルアゾ)−j−(
コー(2,≠−ジーtert−ペンチルフェノキシ)ブ
チルアミドコピリジンの合成合成例3−3でイflだ中
間体、コーヒドラジノータ−〔λ−(2+”−ジーte
r t−に/チルフェノキシ)ブチルアミドコピリジン
3.3&、%開昭jf−/7≠36に記載の方法で得た
≠−(N−フェニル−N−メチル)アミノ−/、コーベ
ンゾキノン/、  1.9および酢酸70m1を室温下
、2時間かきまぜた。反応混合物より酢酸を留去後、水
夕Omeおよび酢酸エチルタOmeを加えかきまぜなが
ら炭酸水素ナトリウムを加えて中和した。酢酸エチル層
を分液後、飽和食塩水で3回洗い、無水硫酸す) IJ
ウムで乾燥した。酢酸エチルを留去後ヘキサン2:酢酸
エチル3を展開溶媒とするシリカゲルりロマトグラフイ
ーにより精製し、目的物3.09を得た。
3−! 化会物屋2μの合成 合成例3−≠で得た中間体、λ−〔2−ヒドロキシ−g
−(N−フェニル−N−メチルアミノ)フェニルアゾコ
ーター〔コー(29μmジーtert−ペンチルフェノ
キシ)ブチルアミド〕ビリジ7/、09.酢酸ニッケル
6水和物およびN。
N−ジメチルホルムアミド30rrilを室温下、1時
間かきまぜた。反応混合物を水200−へ注ぎ析出した
結晶を濾取し、クロロホルム!;酢工f/を展開溶媒と
するシリカゲルクロマトグラフィーにより目的物/、 
Of/を得た。m、p、は2≠00C以上であった。赤
外吸収曲線を第3図に示す。
実施例4 化合物A2夕の合成 ≠−/ 中間体 λ−クロローター(j −(2゜弘−
ジーtert−ペンチルフェノキシ)プロピルスルファ
モイルコピリジンの合成 3−(2,4L−ジーtert−ペンチルフェノキシ)
プロピルアミン30. !PgおよびN、N−ジメチル
アセトアミドl00rrtlf氷浴上かきまぜながら、
特開昭タf−/71A34記載の方法により合成したλ
−クロロ−タークロロスルホニルピリジン7、!Iを内
温が200C以上にならないように徐々に加えた。反応
混合物を酢酸エチル200rnlおよび水2ooryに
注ぎかきまぜた。酢酸エチル層を分液し、飽和食塩水で
2回洗った後、溶媒を留去し、ヘキサン3:酢酸エチル
lを展開溶媒とするシリカゲルクロマトグラ、フィーに
より精製し、粘稠な油状の目的物23,017を得た。
弘−λ 中間体 2−ヒドラジノ−r−(J−(2,、
≠−ジーtert−イ/チルフェノキシ)プロピルスル
ファモイルコピリジンの合成合成例g−/で得た中間体
、λ−クロロー1−[:J−(,2,≠−ジーt’er
t−はンチルフエノキシ)プロピルスルファモイル〕ビ
リジンタ、3g、lrO%ヒドラジン水溶液20m1お
よびメチルセロソルブromiを100 °Cで3時間
かきまぜた。
反応混合物を放冷後、メタノール!Oml加え水/rt
ntを徐々に加えると目的物の結晶が析出した。
収4λ7.19゜ ≠−j  中間体 −2−(2−ヒドロキシ−≠−(N
−フェニル−N−メチルアミノ)フェニルアゾ)−r−
[3−(2,u−ジーtert−ペンチルフェノキシ)
プロピルスルファモイルコピリジンの合成 合成例μ−λで得た中間体、2−ヒドラジノ−!−(j
−(J、μmジーtert−インチルフエノギシ)プロ
ピルスルファモイルコピリジン3゜夕11特開昭jlf
−/7≠36に記載の方法で得たμm(N−フェニル−
N−メチルアミノーl。
コーペンゾキノン/、4Jおよび酢酸t30mlfg室
温下、7時間かきまぜた。反応混合物より酢酸を留去し
た後、酢酸エチル200m1および水20omtと共に
かきまぜながら、炭酸水素ナトリウムを加えて中和した
。酢酸エチル層を分液後、飽和食塩水で2回洗い、無水
硫酸ナトIIウムで乾燥した。内容量が約≠O尼になる
まで濃縮し、かきまぜながらヘキサン≠0rnlを保々
に加えると、目的物の結晶2.7gが得られた。
ルーμ 化合物I6.2夕の合成 合成例≠−3で得た中間体、λ−〔λ−ヒドロキシーμ
m(N−フェニル−N−メチルアミノ)フェニルアゾ〕
−!−〔3−(2,≠−ジ−tert −’:ンチルフ
エノキシ)プロピルスルファモイルコピリジンλ、!9
、酢酸ニッケル6水和物1.りIおよびN、N−ジメチ
ルホルムアミドtorrttを室温下、1時間かきまぜ
た。反応混合物を水200 mlに注いで、析出する結
晶を濾取し、クロロホルムよ:酢酸エチルl′?:展開
溶媒とするシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し
て目的物i、igを得た。m、p、は21AO°C以上
であった、7 赤外吸収曲線を第弘図に示す。
実施例5 化合物ム32の合成 j、、−/  中間体 i−(≠−(3−’(2、弘−
ジーjerj−3ンチルフエノキシ)プロピルスル77
モイル〕フエニル)−3−メ−f−に一μm(2−ピリ
ジルアゾ)−2−ピラゾリン−!−オンの合成 J−(2,4cmジーtert−ペンチルフェノキシ)
プロピルアミン弘、gy、およびN、N−ジメチルアセ
トアミド/1riteへ、室温下かきまぜながら特開昭
53−3夕よ33に記載の方法で合成り、り/−(≠−
クロロスルホニルフェニル)−3−メチル−≠−(2−
ピリジルアゾ)−コービラゾリンー!−オン1.りgを
添加した。1時間かきまぜた抜水rOmlに注ぎ、酢酸
エチルjOTnlで抽出した。水洗2回した後、酢酸エ
チルを留去し、残留物にメタノールjOml加えかきま
ぜて晶析し、目的物の結晶3.μ!!を得た。
!−2化合物黒32の合成 合成例j−/で得た中間体、1−(≠−〔3−(,21
μmジーtert−ペンチルフェノキシ)プロピルスル
77モイル〕フエニル)−3−メチル−4C−(2−ピ
リジルアゾ)−コービラゾリンー!−オフ2.19.酢
酸ニッケル6水和物2.ψgおよびN、N−ジメチルホ
ルムアミド60Mを室温下1時間かきまぜた。水100
m1へ注ぎ、酢酸エチル100m1で抽出した。水洗3
回した後酢酸エチルを留去し、残留物乞へキサンl:酢
酸エチルlを展開溶媒とするシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより精製し、目的物2.211’を得た。
m、p、は/jO〜!0Cであった。
合成例夕と同様にして、化合物33を合成したところm
、p、はl≠t〜r u OCであった。
本発明を以下の参考例にて更に有用性を具体的に説明す
る。
参考例1 上記各成分を混合攪拌し均一の溶液としたあと、孔径1
μmのフィルターを通して濾過し、インク液を調製した
。このインク液の比抵抗は3.3×107Ω・口、粘度
は弘、りcp(いずれも2j0C測定)であった。この
インク液を静電加速型インクジェット装置を用いて、イ
ンクジェット記録用紙に印写したところ、鮮明で濃度の
高いマゼンタ画像が得られた。この画像を室内光に3夕
月間放置しておいた後の濃度低下率は1%以下であつた
。このインクで印写した紙を水中にIQ分間浸しても画
像のニジミや流れは認められなかった。
参考例2 下記の組成からなるインク液217:参考例1と同様に
して調製した。
インク液λ インク液2を静電加速型インクジェット装置を用いてイ
ンクジェット記録用紙に印写した。インク液λは良好な
吐出性を示し、鮮明なイエロー画像が得られた。この画
像を室内光に3夕月間放置しておいた後の濃度低下率は
1%以下であった。
また印写した紙を、それぞれ10分間水中に浸しても画
像のニジミは認められず、乾燥後の画像濃度の変化もな
かった。
参考例3 r本発明の化合物A/         10重量部上
記配合によりボ゛−ルベン赤インクを得た。このインク
により染色した紙を室内光に3j月放置しておいた後の
濃度低下率は1%以下であった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第≠図はそれぞれ本発明の化合物A/、/7.
2≠、2jの赤外吸収曲線を示す。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書 昭和62年/し月、2日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で表わされるアゾ金属キレート化合
    物 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Zは最低1個の5〜7員の芳香環又は複素環を完
    成するのに必要な複数個の原子を表わす。 これらの環上の水素原子は1つ以上のアルキル基、アリ
    ールオキシ基、アラルキル基、アリール基、ハロゲン原
    子、シアノ基、ニトロ基、エステル基、カルバモイル基
    、アシル基、アシルアミノ基、スルファモイル基、スル
    ホンアミド基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリール
    アミノ基、又は水酸基で置換されてもよい。 Z′は最低1個の5〜7員の芳香環又は複素環を表わし
    、その際このZ′はアゾ結合に対する結合個所に隣接す
    る位置において、(i)キレート化座として働く窒素原
    子を当該核の環内に有するか、さもなければ、(ii)
    キレート化座として働く窒素原子が直接的に結合してい
    る炭素原子を当該核の環内に有する。Z′の芳香環又は
    複素環上の水素原子は、1つ以上の置換基で置換されて
    もよく、置換基としてはZと同じ置換基である。Gは金
    属キレート化基を表わす。 Mは2価の6座配位金属イオンを表わす。 SOLは1個以上の油溶化基を表わす。 nは1〜4の整数を表わす。 但し、一般式( I )で表わされる化合物中にはレドッ
    クス反応や加水分解反応を起しやすい基を含まないもの
    とする。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001158862A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Mitsubishi Chemicals Corp 金属キレート色素および光学記録媒体
JP2007527441A (ja) * 2003-06-20 2007-09-27 フジフィルム・イメイジング・カラランツ・リミテッド マゼンタ金属キレート染料およびインクジェット印刷機におけるその使用

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