JPH01104176A - 遺伝子 - Google Patents

遺伝子

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JPH01104176A
JPH01104176A JP62222696A JP22269687A JPH01104176A JP H01104176 A JPH01104176 A JP H01104176A JP 62222696 A JP62222696 A JP 62222696A JP 22269687 A JP22269687 A JP 22269687A JP H01104176 A JPH01104176 A JP H01104176A
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csf
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Hidemitsu Ko
洪 英満
Naomi Kono
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Yoshikatsu Hirai
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    • C12N15/11DNA or RNA fragments; Modified forms thereof; Non-coding nucleic acids having a biological activity
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/53Colony-stimulating factor [CSF]
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    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
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    • C07KPEPTIDES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1泉よL皿里会1 本発明は、医薬として有用なヒトのコロニー刺激因子(
Colony−3timulatina  Facto
r 。
C3F)をコードする新規な遺伝子に関する。
i−夏一五一五一貨        □・一般に、造血
細胞の増殖、分化には特定の増殖  。
及び分化因子が必要とされており、最終的に成熟  1
した各種の血球、例えば赤血球、顆粒球、マクロファー
ジ、好酸球、血小板、リンパ球等になるま  ・での間
には、数多くの分化、増殖因子が関与している〔三浦恭
定著、血液幹細胞、中外医学社、1983年〕。之等の
中で顆粒球系前駆細胞及びマクロファージ系tfJ駆#
l胞の増殖、分化を刺激するものとしてC3Fが知られ
ており、かかるC3Fには、顆粒球の形成に特異性を有
するG型(G−C3F> 、マクロファージの形成に特
異的なM型(M−C3F)及び顆粒球とマクロファージ
の両方の形成を促進するGM型(GM−C3F)が知ら
れている。また更に多能性幹細胞に作用するC3Fとし
て、マルチCSF (Multi−C3F :IL−3
>も知られている。
上記C3Fは、その生物活性に基づき、癌化学療法及び
放射線療法時の共通した欠点である白血球の減少を軽減
させるものと考えられ、この観点から臨床研究が行なわ
れている。
また、上記C3Fは、白血球の機能を促進させる作用を
有することが知られており〔ロペッツら<LOpez、
 A、 F、 et al、)、J、  Immuno
l、。
131.2983 (1983) 、ハンダムら(Ha
ndam、E、et  al、)、同122.1134
(1979)及びバダスら(Vadas、 M、 A、
 etal、 )、同130,795 (1983))
、このことから、種々の感染症の予防及び治療薬として
の有効性が確認されている。
更に、C3Fの分化誘導作用〔メットカーフら(Met
calf’、 D、 et al、、  l nt、 
J、 Cancer。
JΩ、773 (1982))に基づき、該C3Fは骨
髄性白血病の治療剤として有効性が認められている。
しかして、C3Fは例えば胎児細胞、牌細胞等の培養液
、人尿、種々の株化培養細胞の培位液等にその活性が認
められ、該活性画分として分離、利用されているが、い
ずれの起源のものも該起源に由来する類似した多口の夾
雑物質等の混在及びC3F自体の濃度の低さが障害とな
り、その製造面で問題を残しており、均質性、収量、操
作等の面から、医薬品としてのCSFを産業的に継続し
て得る手段は、未だ見出されていない。
本発明者らは、先にC3Fを常時均質な状態で多量産生
することのできる、ヒト白血病下細胞由来のJ79.7
7株化細胞であるrAGR−ONJを確立し、該細胞に
係わる発明を特許出願した(特開昭59−169489
@公報)。また、本発明者らは、上記AGR−ONの産
生するC3Fにつき、更にその、精製を重ねた結果、該
C3Fを純粋な形で筒中にしかも高収率で収得する方法
を開発し、またかくして得られるC3Fの構造的特徴及
び生化学的特徴を解明し、かかる物質としてのC3Fに
係わる発明を完成し、特許出願した(特願昭61−12
850@)。
上記光の発明に係わるC3Fは、M−C3F、即ち、正
常骨髄細胞に作用してマクロファージの分化増殖を促進
させる活性を有するM蛋白質であって、下記の理化学的
性質を有する点において特徴付けられるもので、rAG
R−ON−C3FJと呼ばれた。
a)分子量: 非還元条件下でSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動
により、33000〜43000ダルトンであり、 非還元条件且つSDS存在下でのゲル濾過で、2300
0〜40000ダルトンでおる、b)蛋白質部分のN端
アミノ酸配列: 次の一次構造式で表わされる配列を有する。
Vat−8er−Glu−Tyr−Cys−8er−旧
5−Net−11e−Glv−ser’−G+y−旧5
−Leu−Gln−3er−Leu−Gln−八rg−
Leu−tle−^5p−3er−Gln−Het−G
lu−Thr発明が 決しようとする問題1、 本発明の目的は、上記ヒトM−CSFを、遺伝子工学的
手法によって、より容易に且つ大量に製造、供給するた
めの技術、殊に該技術に有用な遺伝子を提供することに
ある。
本発明者らは、引続く研究において、上記AGR−ON
−C3Fの由来細胞であるAGR−ONからメツセンジ
p−RNA (rr+RNA)を抽出し、該mRNAか
らその相補DNA (cDNA)を調製し、上記AGR
−ON −、C3Fのアミノ酸配列情報に基づいて所望
のM−C3FをコードするcDNAを選択し、該CDN
Aを含むベクターをfM製し、該ベクターを宿主細胞に
導入して形質転換体を製造し、これを培養して目的の生
物活性を有するM−C3Fの生成を確認するに至り、こ
こに本発明を完成した。− 4点を解決するための手。
即ち本発明は、下記式(1)のアミノ酸配列情報に基づ
いた、生物活性のヒトM−C3F分子をコードすること
を特徴とする遺伝子に係わる。
式(1): %式% 11e−丁br−Glu−Glu−Va l−3er−
Glu−丁1/r−CVS−3er−His−Net−
11e−Gly−3er−Gly−His−Leu−G
ln−3er−Leu−Gln−Arg−Leu−I 
1e−Asp−3er−Gln−)1et−Glu−丁
hr−3er−Cys−Gln−I 1e−Thr−P
he−Glu−Phe−Val−Asp−Gln−Gl
u−Gln−Leu−Lys−Asp−Pro−Val
−Cys−丁Vr−I−eu−Lys−Lys−Ala
−Phe−Leu−1eu−Val −g?n−しys
−へsn−へSn−,5er−)’ne−AIa−[j
lU−にy5−)er−>el’−GIn−八5p−V
a I −va I−丁br(ys−Pro−Asp−
Cys−Asn−Cys−Leu−丁yr−Pro−L
ys−AIa−11e−Pro−3er−8er−Δ5
p−Pro−八Ia−3er−VaI−3er−Pro
−旧5−Gln−Pro−Leu−八Ia−Pro−3
er−Net−Ala−Pro−Val−Ala−GT
y−Leu−丁hr−丁rl)−Glu−ASp−3e
r−GIU−GIy−丁hr−M’i’u−Gly−3
er−3er−Leu−Leu−Pro−Gly−Gl
u−Gln−Pro−Leu−)1is−丁hr−Va
l−Asp−Pro−G!y−3er−八+a−tys
−GIn−へrg−pro−pro−へrC)−5er
−丁hr−CyS−Gln−8er−Phe−Glu−
Pro−Pro−Glu−丁hr−Pro−Val−V
al−Lys−へ5p−3er−丁br−11e−Gl
y−Gly−3er−Pro−Gln−Pro−Arg
−Pro−3er−Val−Gly−八Ia−Phe−
Asn−Pro−Gly−)1et−GIU−A51)
−月e−LetJ−ASp−3er−Ala−)1et
−GIy−丁hr−ASn−丁rp−Val−Pro−
Glu−Glu−Ala−3er−Gly−Glu−A
la−3er−GIuJ Ie−Pro−Val−Pr
o−Gln−Gly−丁hr−Glu−Leu−3er
−Pro−3er−八rg−Pro−Gly−Gly−
Ser−ASn−Phe−LeU−3er−Ala−3
er−3er−PrO−Leu−PrO−Ala−3e
r−八Ia−Lys−Gly−Gln−Gln−Pro
−Ala−II is−Glu−Arg−Gln−3e
r−Glu−Gly−3er−3er−3er−Pro
−Gln−Leu−Gln−Glu−3er−Va I
 −Phe−Hi 5−Leu−Leu−Val−Pr
o−3er−Val−I 1e−Leu−Val−Le
u−Leu−Ala−Val−Gly−Gly−Leu
−Leu−Phe−丁yr−Arg−丁rp−Arg−
Arg−Arg−3er−His−Gln−Glu−P
ro−Gln−八rg−Ala−Asp−3er−Pr
o−Leu−Glu−Gln−Pro−Glu−Gly
−Ser−Pro−Leu−Thr−Gln−Asp−
へsp−へrg−Gln−Val−Glu−Leu−P
ro−Val 〔式中、XはTyr又はASDを示す。〕水開明1il
ll書において、ペプチド及びアミノ酸の表示は、IL
JPACにより採択されているアミノ酸命名法における
略号乃至当該分野で演用されているそれに従うものとし
、DNA塩基配列及び核酸の表示も同様とする。
本発明の遺伝子は、その利用により、遺伝子工学的手法
によって、ヒトM−C3Fを容易且つ大■に製造するこ
とができ、かくして得られるM−C3Fは、前記したご
とく、その生物活性に基づいて、例えば白血球減少を伴
う疾病もしくは病態の予防及び治療薬として、骨髄移植
の補助剤として、各種感染症の予防及び治療薬として、
更に抗癌剤等として、殊に医薬分野で有用である。
以下、本発明遺伝子につき詳述する。
本発明遺伝子は、例えばM−C3F産生能を有するヒト
細胞、より具体的且つ有利には#記AGR−ONより分
離されたmRNAから調製される。以下、この調製の詳
細をAGR−ONを用いて説明するが、他の細胞でも同
様である。起源細胞として利用されるAGR−ONは、
特開昭59−169489号公報に記載された特性を有
するヒト白血病T細胞由来の亡ト培養株化細胞であり、
これはアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
(ATCC>にrATCC受託No。
CRL−8199Jとして受託されている。
上記AGR−ONからのmRNAの分mtt、基本的に
は通常の抽出操作に従い実施される。より詳しくは、上
記AGR,ONを、まず例えば02M培地、CMRL−
1066培地、DM−160培地、イーグルの最小必須
培地(Eagle’sMEM) 、フィッシャーの培地
(F 1st)er’SMedium ) 、F −1
0培地、F−12培地、L−15培地、NC丁C−10
9培地、RPMI−1640培J1!1等又は必要に応
じて牛胎児血清(Fe2)等の血清やアルブミン等の血
清成分を添加した上記培地で、約lX10’〜lXl0
7個/mQの濃度範囲で、通常の培養法例えば炭酸ガス
培養法等に従い、約30〜40’C程度、好ましくは約
37°C前後で1〜5日間を要して培養する。
次いで培養上清中にAGR−ON−C3Fが生産蓄積さ
れる時期に、上記培養細胞を、適当な界面活性剤、例え
ばSDS、NP−40,トリトンX100、デオキシコ
ール酸等を用いて、或いはホモジナイザーを用いる方法
や凍結融解等の物理的方法によって、部分的又は完全に
破壊、可溶化した後、染色体DNAを、ポリトロン等の
ミキサーもしくは注射筒を用い、ある程度せん断し、そ
の後、蛋白質と核酸分画とを分別して全RNAの抽出を
行なう。この操作には、特にフェノール・クロロホルム
抽出もしくは超遠心を用いるescQ重層法〔チルブラ
インら(Qhirgwin、J、 M、。
et  al、)、バイオケミストリー(3ioche
mistry)。
1旦、5294 (1979))等が一般に用いられる
また上記各方法においては、RN aseによるRNA
の分解を防ぐために、RN aseインヒビター、例え
ばヘパリン、ポリビニル硫酸、ジエチルピロカーボネー
ト、バナジウム複合体、ベントナイト、マカロイド等を
添加使用することもできる。
上記抽出操作に従い得られるRNAからのmRNAの分
離、精製は、例えばオリゴdニーセルロース[コラボレ
イティプ リサーチ社(Collaborative 
 Re5earch  Inc、  コ、ポリU−セフ
ァロース[ファルマシア(P harmac ia )
社コセファロース2B[ファルマシア社]等を用いて吸
着カラム法又はバッチ法により実施できる。
かくして得られるmRNAからの、目的のM−C3Fに
対するmRNAa5精製濃縮及び同定は、例えば得られ
たmRNAをMM密度勾配遠心等によって分画し、その
分画につき、蛋白質のHlt:J+系、例えばアフリカ
ッメガエルの卵母細胞への注入やウサギ網状赤血球ライ
ゼート又は小麦胚芽等の無細胞系で蛋白質に翻訳させ、
その蛋白質のM−C3F活性を調べることにより実施で
き、かくして目的とするmRNAの存在を確認できる。
更に目的とするmRNAの確認は、上記M−C3Fの活
性測定に代えて、M−C3Fに対する抗体を用いる免疫
法によっても行ない得る。
上記により得られる精製mRNAは、通常不安定である
ため、これを安定なCDNAに変換し、目的遺伝子の増
幅を可能とするために微生物由来のレプリコンに接続す
る。インごトロでの、上記mRNAのCDNAへの変換
、即ち本発明の目的遺伝子の合成は、一般に次のように
して行なうことができる。
即ち、まずオリゴdTをプライマーとしくこのプライマ
ーは遊離のオリゴdTもしくは既にベクタープライマー
に付加されたオリゴdTのいずれでもよい) 、mRN
Aを鋳型としてdNTP(dATP、dGTP、dCT
P又はdTTP)の存在下で、逆転写酵素を用いてmR
NAがらこれに相補的な一本鎖CDNAを合成する。次
のステップは、上記においてi@のオリゴdl’−を用
いたか、ベクタープライマーに付加されたオリゴdTを
用いたbにより、各々以下の如く異なる。
前者の場合、鋳型としたmRNAをアルカリ処理等によ
り分解して除去し、その後−本lDNAを鋳型として逆
転写酵素又はDNAポリメラーゼを用いて二本鎖D N
 Aを作成する。次に得られる二本鎖DNAの両端をエ
キソヌクレアーゼで処理し、そのそれぞれに適当なリン
カ−DNA又はアニーリング可能な組合せの塩基を複数
付加し、これを適当なベクター、例えばEK系プラスミ
ドベクターやλgt系フ1−ジベクター等に組込む。
また、後者の場合、鋳型としたmRNAを残存させたま
ま、上記と同様のリンカ−を付与した開環状プラスミド
と、リンカ−DNA (Lばしば動物細胞で自立復製で
きる領域とmRNAの転写プロモーター領域を含むDN
A断片が用いられる)とを、アニーリングさせて閉環状
とした後、0丁−NP存在下で、RNaseとDNAポ
リメラーゼとを共存させて、mRNA8DNA鎖に置換
し、完全なプラスミドDNAを作成できる。
上記のごとくして得られるDNAは、これをベクターの
宿主、例えばエシェリヒア コリ(Esherichi
a coli) 、バチルス ズブチリス(3acil
lus 5ubtilis) 、サツカロミセス セレ
eシ7工(Saccharomyces  cerev
isiae)等の適当な宿主内に導入して、これを形質
転換することができる。このDNAの宿主への導入及び
これによる形質転換の方法としては、一般に用いられて
いる方法、例えば主として対数増殖期にある細胞を集め
、CaCQ2処理して自然にDNAを取り込みやすい状
態にして、プラスミドを取り込ませる方法等を採用でき
る。上記方法においては、通常知られているように形質
転換の効率を一層向上させるためにM gCQ2やRb
CRを更に共存させることもできる。また、宿主細胞を
スフェロプラスト又はプロトプラスト化してから形質転
換させる方法も採用することができる。
上記により得られる形質転換株から、目的のM−C3F
のCDNAを有する株を選出する方法としては、例えば
以下に示す各種方法を採用できる。
(1)合成オリゴヌクレオチドプローブを用いるスクリ
ーニング法 目的蛋白質のアミノ酸配列の全部又は一部が解明されて
いる(該配列は、複数個連続した特異的配列であれば、
目的蛋白のどの領域のものでもよい)場合、該アミノ酸
に対応するオリゴヌクレオチドを合成しくこの場合、コ
ドン使用頻度を用いて導いた塩基配列又は考えられる塩
基配列の組合ぜの複数個のどちらでもよく、また後者の
場合、イノシンを含ませてその種類を減らすこともでき
る)、これをプローブ(32P又は35Sでラベルする
)として、形質転換株のDNAを変性固定したニトロセ
ルロースフィルターとハイブリダイゼーションし、得ら
れたポジティブ株を検索して、これを選出する。
(2)動物細胞でM−C3Fを産生させてスクリーニン
グする方法 形質転換株を培養し、遺伝子を増幅させ、その遺伝子を
動物細胞にトランスフェクトしくこの場合、自己複製可
能でm RNA転写プロモーター領域を含むプラスミド
もしくは動物細胞染色体にインチグレートするようなプ
ラスミドのいずれでもよい)、遺伝子にコードされた蛋
白質を産生させ、その培養上清もしくは細胞抽出物のM
−C3F活性を測定するか、又はM−C3Fに対する抗
体を用いてM−C3Fを検出することにより、元の形質
転換株より目的のM−C3FをコードするCDNAを有
する株を選出する。
(3)M、−CSFに対する抗体を用いて選出する方法 予め、cDNAを形質転換株内で蛋白質を発現し得るベ
クターに組込み、形質転換株内で蛋白質を産生させ、M
−C3Fに対する抗体及び該抗体に対する第二抗体を用
いて、M−C3F産生株を検出し、目的株を得る。
(4)セレクテイブ・ハイブリダイゼーション・トラン
スレーションの系を用いる方法 形質転換株から得られるCDNAを、ニトロセルロース
フィルター等にプロットし、M−C3F産生細胞からの
mRNAをハイブリダイゼーションさせた後、CDNA
に対応するmRNAを回収する。回収されたmRNAを
蛋白翻訳系、例えばアフリカッメガエルの卵母細胞への
注入や、ウサギ網状赤血球ライゼートや小麦胚芽等の無
細胞系で蛋白質に翻訳させ、その蛋白質のM−C3F活
性を調べるか、又はM−C3Fに対する抗体を用いて検
出して、目的の株を得る。
得られた目的の形質転換株よりM−C3Fをコードする
DNAを採取する方法は、公知の方法に従い実施できる
。例えば細胞よりプラスミドDNAに相当する画分を分
離し、該プラスミドDNAよりCDNA領域を切り出す
ことにより行ない得る。
かくして得られるDNAは、本発明遺伝子の一具体例で
あり、第3図に示される372のアミノ酸配列又は第5
図に示される554のアミノ酸配列、で特定されるヒト
M−C3F前駆体をコードしている。
しかして、本発明遺伝子を利用して遺伝子工学的手法に
より得られる物質が、ヒトM−C3Fの生物活性を発現
するためには、該遺伝子は必ずしも上記DNA、即ちヒ
トM−C3F前駆体のアミノ酸配列のすべてをコードす
るDNA配列を有するものでおる必要はなく、例えばそ
の部分配列であって、それがヒトM−C3Fの生物活性
発現を可能とする限り、それらのDNAもまた本発明遺
伝子に包含される。
ヒトM−CSFの生物活性発現に、必ずしも前記式(1
)に示す全アミノ酸配列を必要としない事実は、例えば
上記前駆体の一方が、その372番目のアミノM(Pr
o)をC末端アミノ酸としていること、又は前記AGR
−ON−C3Fが、その35番目のアミノ1(va+)
を、N末端アミノ酸としていること、AGR−ON−C
3F製造の際にDJ産物(マイナー成分)として、同3
3番目のアミノ酸(GIU)又は同37番目のアミノ酸
(GIIJ)をそれぞれN、!端アミノ酸とする生物活
性のM−C3Fが得られること等からも明白でめる。更
に他のヘモボエチン間の一次構造上の類似性の知見から
、同27番目の7ミノ1(Ala)をN末端アミノ酸と
するM−C3Fも天然に存在すると考えられる(J、 
W、 5chrader、et al、。
proc、Natl、Acad、Sci、、USA 、
Vol、 83゜pp、2458−2462 (198
6))。
また、後述する実施例に示す通り、#J記式(1ンに示
すアミノ酸配列における178番目のアミノ1(Cys
)以降のC末端側のアミノ酸配列は、ヒトM−C3Fの
生物活性発現には必ずしも必要でないことも確認されて
いる。
従って、本発明遺伝子は、式(1)に示されるアミノ酸
配列情報に基づいた、生物活性のヒトM−C5F分子を
コードする新規なりNA配列を有することにより特徴づ
けられる。これには、より具体的には、式(1)に示す
全アミノ酸配列をコードするDNAのほか、そのN末端
側アミノ酸配列の一部、例えばアミノ酸番号1〜26.
1〜32.1〜34及び1〜36の配列のいずれか、及
び/又はそのC末端側アミノ酸配列の一部、例えばアミ
ノ酸番号17B以降の配列の全て又は−部、を欠失する
各々のアミノ酸配列をコードする各DNA及び之等と実
質的に均等なりNAが包含される。
かかる本発明遺伝子は、上記情報に基づいて、例えばホ
スファイト トリエステル法(N ature。
310.105 (1984))等の常法に従い、核酸
の化学合成により製造することもでき、また第3図に示
される372の、又は第5図に示される554の、アミ
ノ酸配列からなるポリペプチドをコードするDNAを原
料として、通常の方法に従い製造することもでき、特に
後者の方法は簡便であり好適である。
この372又は554のアミノ酸配列からなるポリペプ
チドをコードするDNAを原料とする方法において、一
部DNAの化学合成やDNA鎖の切断、削除、付加乃至
は結合を目的とする酵素処理やDNAの単離、精製乃至
複製、選別等の各種操作乃至手段は、いずれも常法に従
うことができ、本発明遺伝子以外の遺伝子もしくはDN
A鎖について当該分野でよく知られている各種方法をい
ずれも採用することができる。例えば上記DNAの単離
精製は、アガロースゲル電気泳動法等に従うことができ
、核酸配列のコドンの一部の改変は、サイト−スペシフ
ィック ミュータジエネシス(Site −3peci
f’ic Mutagenesis) (Proc。
Natl、Acad、Sci、、8ユ、5662−56
66(1984>)等に従うことができる。尚、上記に
おいて所望のアミノ酸に対応する遺伝暗号の選択は、特
に限定されるものではなく、利用する宿主細胞のコドン
使用頻度等を考慮して常法に従し)決定できる。
また、上記方法に従い得られる本発明遺伝子のDNA配
列の決定及びMl認は、例えばマキサム−ギルバートの
化学修飾法(M axam −G t l bert 
Meth、Enzym、、 65.499−560(1
980))やM13ファージを用いるジデオキシヌクレ
オチド鎮終結法(Messing、 J、 andVi
eira 、 J、 、 Gene 、■、269−2
76 (1982))等により行うことができる。
かくして得られる本発明遺伝子の利用によれ(ま、遺伝
子組換え技術により、ヒトM−C3Fを容易に且つ大量
に製造、収得することができる。
このヒトM−C3Fの製造方法は、上記特定の本発明遺
伝子(DNA)を利用することを除いて、従来公知の一
般的な遺伝子組換え技術に従うことカテきルI’3ci
ence、 224.1431(1984) : Bi
ochem、 3iophys、 Res。
Comm、、 130.692 (1985) : P
roc。
Natl、Acad、Sci、、USA、80,599
0(1983);EP特許公開第187991号公報、
Mo1ecular  Qloning、 bV  T
、 Maniatiset al、、 Qold 31
)ringHarbor 1aboratory  、
(1982)等参照〕。
より詳細には、本発明遺伝子が宿主細胞中で発現できる
ような粗換えDNAを作成し、これを宿主細胞に導入し
て形質転換し、該形質転換株を培養すればよい。
ここで宿主1胞としては、真核生物及び原核生物のいず
れをも用いることができる。該真核生物のm胞には、を
椎動物、酵母等のI[l胞が含まれ、を椎動物細胞とし
ては、例えばサルの細胞で必るCOS細胞(Y、(31
uzman、 Ce1l、23.175−182(1’
981))やチャイニーズ・ハムスター卵巣細胞のジヒ
ドロ葉酸レダクターゼ欠損株(G、 Urlaub a
nd 1. A、 Chasin 、 proc、Na
tl、Acad、3ci、、USA、互、4216−4
220 (1980))等がよく用いられているが、之
等に限定される訳ではない。を椎動物細胞の発現ベクタ
ーとしては、通常発現しようとする遺伝子の上流に位置
するプロモーター、RNAのスプライス部位、ポリアデ
ニル化部位及び転写終了配列等を保有するものを使用で
き、これは更に必要により複製起点を保有していてもよ
い。該発現ベクターの例としては、SV40の初期プロ
モーターを保有するpSV2dMr(S、Sabram
ani。
R,Mulligan and P、 Berr+、M
o1. Ce1l。
[3io1.、ユ、854−764)等を例示できるが
、これに限定されない。
また真核微生物としては酵母が一般によく用いられてお
り、その中でもサツカロミセス屈酵母が有利に利用でき
る。該酵母等の真核微生物の発現ベクターとしては、例
えば酸性ホスファターゼ遺伝子に対するプロモーターを
持つpAM82 (A。
Miyanohara et al 、 Proc、N
atl、Acad、Sci、。
USA、旦ρ、1−5 (1983))等を好ましく利
用できる。
原核生物の宿主としては、大腸菌や枯草菌が一般によく
用いられている。本発明では例えば該宿主菌中で複製可
能なプラスミドベクターを用い、このベクター中に本発
明遺伝子が発現できるように該遺伝子の上流にプロモー
ター及びSD(シャイン・アンド・ダルガーノ)塩基配
列、更に蛋白合成開始に必要なATGを付与した発現プ
ラスミドが使用できる。上記宿主菌としての大腸菌とし
ては、エシェリヒア−1す(Escherichia 
 coli)K12株等がよく用いられ、ベクターとし
ては一般にpBR322がよく用いられるが、これに限
定されず、公知の各種の菌株及びベクターがいずれも利
用できる。プロモーターとしては、例えばトリプトファ
ン・プロモーター、PLプロモーター、Iacプロモー
ター、Ippプロモーター等を使用することができ、い
ずれの場合にも本発明遺伝子を発現させることができる
宿主細胞として、CO8細胞を用いる場合を例にあげる
と、発現ベクターとしては、SV40複製起点を保有し
、cosm胞において自律増殖が可能で必り、更に転写
プロモーター、転写終結シグナル及びRNAスプライス
部位等を備えたものを用いることができ、例えば1多肥
実施例に示すプラスミドpcDEを用いる場合、SV4
0初期遺伝子プロモーター下流に位置する制限酵素E 
COR■部位に、本発明遺伝子を連結することにより、
目的とする発現プラスミドを得ることができる。
かくして1qられる所望の組換えDNAの宿主細胞への
導入及びこれによる形質転換の方法としては、一般に用
いられている方法が採用でき、例えば上記プラスミドp
cDEに目的遺伝子が挿入された発現プラスミドは、D
EAE−デキストラン法やリン酸カルシウム−DNA共
沈澱法等により、CO8$lll胞に取込ませることが
でき、か(して所望の形質転換細胞を容易に得ることが
できる。
かくして得られる所望の形質転換体は、常法に従い培養
することができ、該培養により生物活性のヒトM−CS
Fが生産、蓄積される。該培養に用いられる培地として
は、採用した宿主細胞に応じて慣用される各種のものを
適宜選択でき、例えば上記CO8細胞であれば、RPM
I−1640培地、ダルベツコの修正イーグル最小必須
培地([)ulbecco’smodified  E
agle’s  MEM>等の培地に必要に応じ牛胎児
血清(Fe2)等の血清成分を添加したものを使用でき
る。
上記により、形質転換体の細胞内又は細胞外に生産され
るM−C3Fは、該M−C3Fの物理的性質、化学的性
質等を利用した各種の分離操作(「生化学データーブッ
クl1rJ、1175〜1259頁、第1版第1刷、1
980年6月23日、株式会社東京化学同人発行参照)
により、それらより分離、精製することができる。該方
法としては、具体的には例えば通常の蛋白沈澱剤による
処理、限外濾過、分子ふるいクロマトグラフィー(ゲル
濾過)、吸着クロマトグラフィー、イオン交換クロマ1
−グラフィー、アフイニテイクロマトグラフィー、高速
液体クロマトグラフィー(HPLC)等の各種液体クロ
マトグラフィー、透析法、之等の組合せ等を例示できる
特に好ましい分離方法においては、まず培養上清より予
め目的とする物質を部分精製する。この部分精製は、例
えばWlt酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、リン酸ナ
トリウム等の塩析剤を用いる処理及び/又は透析膜、平
板膜、中空繊維膜等を用いろ限外濾過処理等により行な
われろ。之等の各処理の操作及び条件は、通常のこの種
方法のそれらと同様のものとすればよい。
次いで上記で19られた粗精製物を、吸着クロマトグラ
フィー、アフイニテイクロマトグラフイー、ゲル濾過、
イオン交換クロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィ
ー等に付すことにより、又は之等各操作の組合せにより
、目的物質の活性が認められる両分を収得し、かくして
目的物質を均質な物質として単離することができる。
上記吸着クロマトグラフィーは、例えばフェニル−セフ
ァ0−ス、オクチル−セフ10−ス等を担体として実施
できる。
アフイニテイクロマトグラフイーは、場合により例えば
C0nA−セフ10−ス、レンチルレクチン−セファ0
−ス(ファルマシア社製)等の担体を利用したクロマト
グラフィーにより実施することもできる。
ゲル濾過は、例えばデキストランゲル、ポリアクリルア
ミドゲル、アガロースゲル、ポリアクリルアミド−アガ
ロースゲル、セルロース等を素材として用いて実施でき
る。上記ゲル濾過剤の具体例としては、セファデックス
Gタイプ、セファロースタイブ、セファクリルタイプ(
以上、ファルマシア社製)、セルロファイン(チッソ社
製)、バイオゲルPタイプ、同Aタイプ(バイオラド社
製)、ウルトロゲルAcA (LKB社製)、TSK−
Gタイプ(東洋曹達社製)等の市販品を例示できる。
イオン交換クロマトグラフィーは、例えばジエチルアミ
ンエチル(DE−AE)等を交換基とする陰イオン交換
体を利用したクロマトグラフィーにより実施できる。
逆相クロマトグラフィーは、例えばC1、C3、C4等
のアルキル基、シアノプロピル基、フェニル基等の官能
基がシリカゲル等の基体に結合された担体を用いて実施
できる。より具体的には例えばC4ハイボア一逆相HP
Lcカラム(RP−304、バイオラド社製)を用いて
、移動相としてアセトニトリル、トリフルオロ酸1(T
FA>、水等及び之等の混合溶媒を用いて実施できる。
上記方法により、容易に高収率、高純度で所望のM−C
3Fを工業的規模で製造できる。
上記で得られるM−C3Fは、これを医薬として用いる
に当り、その有効量を、薬理的に許容される通常の無毒
性担体と共に含有する薬理組成物の形態に調製され該形
態に応じた各種投与経路で投与される。その製剤形態と
しては、液状形態例えば溶液、懸濁液、乳濁液等が通常
採用され、之等は一般に経口、静脈内、皮下、皮肉、筋
肉的投与されるが、特に之等の形態及び投与経路に限定
されず、上記M−C3Fは、他の通常採用される経口、
非経口投与等に適した各種の製剤形態に調製することも
でき、また使用前に適当な担体の添加により液状となし
得る乾燥品とすることもできる。各種形態の製剤の投与
量は、所望の薬理効果、疾病の種類、患者の年齢、性別
、疾患の程度等に応じて適宜決定され、特に限定はない
が、通常有効成分とするM−C3Fを蛋白量として約0
.001〜1mg、/kM日となる量で1日に1回乃至
数回に分けて投与すればよい。
実   施   例 以下、本発明遺伝子の¥A造及びその利用によるM−C
3Fの製造、その¥f徴等を、実施例として挙げて、更
に詳述する。
尚、各側で得られる試料のC3F活性は以下の方法によ
り測定されるものとする。
<C3Fの活性測定法〉 牛胎児血清(Fe2)20−1α−培地30田及び2倍
濃度α−培地20rrIQを混和して得られる溶液を3
7℃にて保温し、その23.3属を予め50℃に保温し
た7%寒天(デイフコ社製)溶液”lomQと混合して
37℃に保温する。
一方8ALB/C系マウス大FfiJ骨よりri取した
骨磨側胞(BMC)を、ハンクス液で2回洗浄後、α−
培地にて細胞濃度が107個/田となるように調製し、
その1 mQを上記37°Cに保温しである寒天培地に
加え、よく混和した債、37℃に保温し、次いでその0
.5鵬を、予め50μQの供試試料を入れたウェル(テ
ィッシュカルチャークラスター12、コスタ−社製)に
加えて手早く混和して室温に放置する。各ウェルの寒天
が固化するのを待って炭酸ガスインキュベーターに移し
、更に37℃で7日間培養する。
かくして生じたコロニー数を実体顕微鏡を用いて計測し
、C3F活性の指標とする。尚上記で生じるコロニーは
、形態学的及び酵素化学的観察の結果、いずれもマクロ
ファージコロニーであった。
実施例1 本発明遺伝子の製造 ■ AGR−ONIIII胞の培養 ヒトT、flll胞培養株化細胞AGR−ON(ATC
C受託No、CRL−8199>を、10%新生子牛血
m (NC3> 、20mM  N−2−じドロキシエ
チルピペラジン−N’ −2−エタンスルホン酸(HE
PES) 、100μg/mlトレ、ブトマイシン、1
00単位/戒ペニシリンG、50tlQ/mQゲンタマ
イシン、5X10−5M  2−メルカプトエタノール
及び1mMグルタミンを含むRPfl−1640培地[
フローラボラトリー社製]にて、約105細胞/脱の細
胞濃度に調製した。その1Qを、200mG容ティッシ
ューカルチャーフラスコ[コーニング社製15本にて、
37℃で72時間培養した。
■ mRNAの抽出 上記■で得りA G R−ON細胞約5X108wi胞
を、4M−グアニジンチオシアネート溶液[4M−グア
ニジンインチオシアネート、5゜mMトリス−HCQ 
(p)17.6> 、10mMED丁A、2%ザルコシ
ル(S arkosyl )、140mM  2−メル
カプトエタノールに溶解後、60℃に加温しながら、G
18G注射針をつけた50鵬注射筒を用いてDNAをせ
ん断した。
この溶液に60℃に加温した等量のフェノール、1/2
6itの100mM酢酸ナトリウム(1)H5、2>−
10mMトリス−HCQ (DH7.4>−1mM  
EDTA溶液及び等量のクロロホルム−イソアミルアル
コール(24:1)混合液を加え、60℃の水浴中で1
0分間振盪した後、4℃にて3 0 0 0 ramで
15分間遠心分離した。水Mを取り、フェノール−クロ
ロホルム抽出を2回、更にクロロホルム抽出を2回行な
った後、2容の冷エタノールを加えて、−20℃で60
分間保持した。4℃にて3 0 0 0 r’DIIl
で20分間遠心し、沈澱したRNAペレットを、100
mMトリス・HCQ  (J)87.4>−50mM 
 NaC!9−10mM  EDTA−0,2%SDS
溶液50mQに溶解後、プロティナーゼK [prot
einaseK、メルク社製コを200μg/mQの濃
度で加え、37°Cにて600分間反応せた。60℃に
て、フェノール−クロロホルム抽出を2回、更にクロロ
ホルム抽出を2回行なった後、1/10容の3MFIF
Wナトリウム(pH5,2>及び2容の冷エタノールを
加えて、−70’Cにて60分間放置した。4°Cにて
3000 rpmで20分間遠心し、沈澱したRNAペ
レットを冷70%エタノールで洗浄後、丁E 2g液[
10mMトリス−HCQ (pH7,5>及び1mM 
 ED下A]に溶解させた。
かくしてAGR−On胞5X108.fIIl胞から仝
RNARNA約5得Q。
次いで、上記で得られた全RNAからmRNAを塩1弾
するために、オリゴ(0丁)−セルロース「コラボレイ
テイプリサーチ社製Jを用いて、カラムクロマトグラフ
ィーを行なった。mRNAの吸容は、10mMトリス−
HC2(pH7,5>−1mM  EDTA−0,5M
  NaCQ溶液を用いて行ない、カラムを同溶液及び
10mM+−リス−HC;Q  (p)−17,5>−
1mM  EDTA−0,1M  NaCQrm液にて
洗浄後、10mMトリス・HCQ (pH7,5>−1
mM  EDTAを用いてRNAを溶出させた。
上記により、mRNA約1101.tgを得た。
■ cDNAライブラリーの作製 上記■で得たmRNA5μCIから、CDNAを、CD
NA合成システム[アマジャム社製コを利用して合成し
た。
j!7られたCDNA約0.6μqを、減圧乾燥した後
、50mMトリス−HC(2(pH7,5110mM 
 EDTA−50mM  DTT−40μMS−アゾン
シルーし−メチオニン溶液20μQに溶解し、ECOR
′TAイチ?−ゼ[二1−イングランドバイオラブ社製
]16単位を加え、37°Cにて15分間反応させた。
この反応液を70℃で10分間加熱し、反応を停止させ
た後、フェノール−クロロホルム抽出を行ない、抽出液
に1/10容の3M酢酸ナトリウム(pH5,2)及び
2.5容のエタノールを加え、−70’Cにて15分間
放置した。4℃にて15000rpmで15分間遠心し
、沈澱させたDNAペレットを、50mM トリス−H
CQ(pH7,5>−10mM  MQCQ2 10m
M  DTT−1mM  ATP−100μQ/mQE
CORIリンカ−[宝酒造社製、5’ −GGAA丁T
CC−3’ コ溶液10μQE溶解後、これにT4DN
Aリガーゼ[宝酒造社製3350単位を加え、14°C
にて16時間反応させた。
得られた反応液を70℃で10分間加熱して反応を停止
させた債、100mM  NaCQ−50mMトリス−
HCQ (pH7,5>−7mMMQCQ2 10mM
  DTT)8液16t−tQと、制限酵素ECC)R
I[宝酒造社製]40単位とを加え、37℃にて3時間
消化させた。
反応液に0.5M  EDTA (pH8,0>0.8
μQを加え、反応を停止させた後、バイオゲルA30m
[バイオ−ラド社製コカラムクロマトグラフィーにて、
余剰のEC0RIリンカ−を除去した。CDNA画分に
、制限酵素EC0RIで消化後、アルカリフォスファタ
ーゼにて、5′−リン酸基を除去したλot11 DN
A EプロトクローンGT (Protocl″−on
eGT)、プロメガバイオチク社製コ1μQ、1/10
容積の3M#酸ナトリウム(pH5,2)及び2.5容
積のエタノールを加え、−70’Cにて30分間放置し
た。4℃に715000rl)mで15分間遠心し、沈
澱させたDNAペレットを70%エタノールで洗浄後、
減圧(1乞燥し、水7μQに溶解させた。
次に、500mMトリス−HCQ (pH7,5)10
0mM  MgCQ2溶液2tlQを加え、42°Cに
て15分間保温した後、字部に戻し、100mM  D
王下1μQ、10mM  ATP1μQ及びT 4 D
 N Aリガーゼ175単位を加え、14°Cで16時
間保温した。
次に、この反応液10μQにλフアージパッケージング
エクス1〜ラクト[P ackaoene syste
m、プロメガバイオチク社製Jを加え、22°Cにて2
時間保温することにより、インビトロでリコンビナント
ファージDNAのパッケージングを行なった。この溶液
に)戸−ジ希釈紺衝液[100mMNaCQ−10mM
トリス・HCQ(pH7,9>−10mM  MgSO
3”7H20コ 0.5mQ及びクロロホルム25μQ
を加え4°Cで保存した。
■ CDNAライブラリーのスクリーニング■−11合
成プローブの作製 AGR−ON培養上清から抽出単離されたA<3R−O
N−CSFのアミノ酸配列(N末端より27残塁〉の情
報に基づいて、合成プローブとして、下記塩基配列を用
いた。
Vat  −3er  −Glu  −Tyr  −c
ys  −5’GTG  丁CG  GAG  TAC
TGT3’ CACAGCCTCA丁G  ACA3e
r −His AGCCAC3’ 丁CG  GTG  5’ 上記式に示した塩基配列に対する相補的な塩基配列(最
下段に示す)を、M−C3FをコードするCDNAを有
するリコンビナントファージの選出のためのプローブと
して利用するため、以下の方法により合成した。
即ち、N、N−ジアルキルメチルホスホロアミダイドg
4体を、縮合ユニットとして用いた同相ホスファイトト
リエステル法〔ネーチャー(Nature ) 、 3
10.105(1984))にて、自動合成1[380
A  DNAシンセサイザー、アプライドバイオシステ
ムズ社製]を用0て、目的とする完全保護DNAを合成
した。続いて該完全保lDNAを28%アンモニア水で
55℃で10時間処理することにより5′末端のOH基
に結合している保護基としてのDMTr(ジメトキシト
リチル)基以外の保護基(A、G、Cのアミノ基のアシ
ル基をさす)を脱保護させ、部分保護DNA (DMT
r休とよぶ)を得た。次いでこのDMTr体をODS 
(山村化学研究所社製)を担体とする逆相高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)により精製後、80%酢酸
を用いてv課で20分間処理して、粗オリゴヌクレオチ
ドを得た。これをODSを担体とする逆相HPLCによ
り更に精製して、目的とするオリゴヌクレオチドを得た
上記で得たDNA0.8μGを、10011)反応液[
50mMトリス−HCQ (pl−17,6)、10m
M  MqC(22、’lomM  2−メルカプトエ
タノール ATP>中で、T4ポリヌクレオチドキナーゼ[宝酒造
]1B単位と、37℃にて1時間反応させ、DNAの5
′末端を32pで標識した。標識されたDNAと未反応
の〔γ−32P)A丁Pを分別するために、バイオゲル
P−30[バイオ−ラド社製]によるゲル濾過を行なっ
た。標識DNA画分をプールし一20’Cで保存した。
1qられたプローブの比放射活性は、108cpm/μ
gDNA以上であった。
■−2.プラークハイブリダイゼーションエシェリヒア
・コリY1090株を、50pg/鵬アンピシリン及び
0.2%マルトースを含むLB培地[バクトドリプトン
10Q、バクトイ−スト抽出物5g及びNaCQ5CJ
/Qコ4omoに植菌し、300rnQフラスコにて3
7℃で一夜振盪培養した。4℃にて3 0 0 0 r
pmで15分間遠心して菌体を回収し、菌体のペレット
を20鵬の8M培地[100mM  NaCQ −50
mMトリス−HCQ(DH7,5>−10mM M CJ S O4・7H200,01%ゼラチンコに
懸濁させ、4℃で保存した。
次に、上記菌液0.3鵬に、前記■で得られたりコンピ
ナン1−〕〕1−ジ粒子をSMJBfJ′l!!にて3
、5x10” pfu  (プラークフォーミンクユニ
ット)/mQに希釈したちの0.1mQを加え、37℃
にて15分間保温した。続いて、予め47℃に保温して
あいたLB軟寒天培地[バクトドリプトン10g、イー
スト抽出物5g、NaCQ 5CJ、アガロース7g#
 ] 77.5mを加えて混和した後、直径15cmの
シャーレに作ったl寒天プレート[バクトドリプトン1
0g、バクトイ−スト抽出物5g、Na095g、バク
ト寒天15g/9]に重層し、42℃にて一夜培養した
。尚、同様の傑作を合計20枚のシャーレで実施した。
プラークの出現した寒天プレート上に、直径132mm
のナイロンフィルター[BNRG132、ボール社製コ
を載せることによって、レプリカフィルターを作製した
。寒天プレートはこれをマスタープレートとして4℃に
保存した。
フィルターを、0.5M  NaOH−1,5MNaC
Q、0.5Mトリス−HCQ (DH7,5>−1,5
M  NaCQ及び0.3M  NaCQ−0,02M
  NaH2PO4(J)H7−4)−0,002M 
 ED下A (pH7,4>にて順次処理し、風乾後、
真空下に80’Cで1時間ベーキングを行なった。
ベーキング済みのフィルターを、0.75MNaCQ−
0,075Mクエン酸ナトl、Jウムー10m(1/+
n12フィコール−10mCl/m12ポリビニルピロ
リドン−10mMmf2BSA−10mMリン酸ナトリ
ウム(pH6,5)−0,2%5OS−0,1mq/m
12サーモンスパーム(Salmon Sperm)D
NA溶液50鵬中で軽く振盪しながら、42℃にて6時
間保温した。次にフィルターを1106CD/mQの濃
度にプローブを加えた同波に移し、42°Cにて20時
間軽く振盪しながら、ハイブリダイゼーションを行なっ
た。
ハイブリダイゼーションの終わったフィルターを取り出
し、0.9M  NaCQ−0,09Mクエン酸ナトリ
ウムにて室温で3回洗浄し、その後、56°Cで同溶液
にて5分間洗浄した。
フィルターを風乾後、増感紙を用いてX線フィルムEX
R5、コダック社製Jに、−70℃にて2日間オートラ
ジオグラフィーを行なった。
フィルムを現像後、シグナル領域に符合するプラークを
マスタープレートよりかき取り、上記の方法を繰返して
ポジティブシグナルを有するプラークの純化を行ない、
最終的に、代表的なポジティブクローンλCM5及びλ
cM11を単離した。
■ クローンの溝道解析 λcM5のCDNAの制限酵素地図を作製した。
その結果を第1図に示す。
第1図より、CDNAは全長的2.5キロベース(kb
)であり、その中にはBStE]I[ニューイングラン
ドバイオラブ社]、NC0I[宝酒造社J、5IDaI
[宝酒造社コ、KpnI [宝酒造社コ、EC0RI[
宝酒造社]及びNde■Eニューイングランドバイオラ
ブ社Jにより切断される個所がそれぞれ1個所、また5
CaI[宝酒造社]、5tUI[宝酒造社コ及びBam
HI[宝酒造社コにより切断される個所がそれぞれ2個
所ずつ存在することが確認された。
次に、上記CDNAの塩基配列をマスタ−プレ−トの化
学修飾法及びM13ファージを用いるジデオキシヌクレ
オチド鎖終結法にて決定した。
その結果を、第2図(第2図−1〜第2図−4)に示す
第2図より、合成プローブと相補的な領域が、5′末端
より227番目)247番目に存在(図に下線を付して
示す)した。
また、λcM5のCDNA中の最長のリーディングフレ
ーム(reading frame )を検索したとこ
ろ、これは5′末端より125番目から1240240
番目にあり、そのコドンのフレームによる227番目〜
307番目の塩基配列に対応するアミノ酸配列は、AG
R−ON−C3FのN末端27アミノ酸と完全に同一で
おった。このことは、λcM5のCDNAがM−C3F
前駆体蛋白質をコードするCDNAであることを示して
いる。
以上の結果より、決定された20M5のコードするM−
C3F前駆体蛋白質の蛋白−次構造を第3図(第3図−
1〜第3図−2)に示す。
また上記と同様にして決定された20M11CDNAの
塩基配列を第4図(第4図−1〜第4図−4)に、その
コードするM−C3F前駆体蛋白質の蛋白−次構造を第
5図(第5図−1〜第5図−3)にそれぞれ示す。
実施例2 CO8細胞における組換えM−CSF (r−MCSF)の製造 この例に利用したC08−1細胞とは、増殖量始点(O
ri)欠損の5V40DNAで、サルの腎細胞CV1を
トランスフオームさせることによって、SV40初In
伝子を発現し、■抗原陽性となった細胞である〔セル(
Cell )、 23゜175−182 (1981)
参照〕。
■ CO8細胞発現ベクターpcDEの作製まず、プラ
スミドpcDV1(オカヤマら(1」。
Okayama、 P、 Ber(] 、 Mo1. 
Ce11.Biol、、 3゜280−289 (19
83))を、制限酵素KpnIで切断し、次いで5′末
端及び3′末端の突出部分をT4DNAポリメラーゼ[
BRL社コで削り平滑末端とした。
一方、EC0RIリンカ−(5’ −GGAATTCC
−3’ >[宝酒造社コの5′末端を、T″44ポリヌ
クレオチドキナーゼりリン酸化し、これを先の平滑末端
としたDNA断片に、T4DNAリガーゼを用いて連結
した。連結物を制限酵素EcoRIで切断し、更に制限
酵素Hindlnで切断し、得られた反応物をアガロー
スゲル電気泳動に付して、2590ベースペアー(bp
)のEC0RI−Hind mDNA断片を単離精製し
た。
また他方、プラスミドpL1 (オカヤマら()−1゜
Okayama、 P、 Be+c+ 、 Mo1. 
Ce11.Biol、、 3゜280−289 (19
83))を、制限酵素pSt■[宝酒造社コで切”断接
、5′末端及び3′末端をT4DNAポリメラーゼを用
いて平滑末端とし、このDNA断片に、上記と同様にし
てEC0RIリンカ−を連結させ、得られるDNA断片
を制限酵素)1indlIIにて切断し、反応物をアガ
ロースゲル電気泳動に付して、580bl)のEcoR
I−HindmDNA断片を単離精製した。
得られたDNAWfr片と先に調製したE CORI 
−H1ndlDNA断片とを、丁4 D N A 1,
1ガーセヲ用いて連結させて、所望のプラスミドpcD
Eを □得た。
以上の概略を第6図に示す。
■ M−CSF発現プラスミドpCDM−C3Fの作製 20M5DNAを、制限酵素EC0RIで部分澗化させ
、得られる反応物をアガロースゲル電気泳動に付し、C
DNA部分(約2,5kb)をECORCOR工部分片
化断片単離精製した。
上記■で得られたCO8細胞発現ベクターpCDEを制
限酵素EC0RIで切断し、これを上記で調製したCD
NA断片にT4DNAリガーゼを用いて連結させて、所
望のプラスミドpCDM・C3Fを得た。
かくして得られたプラスミドを、エシェリヒア・コリH
8101株にトランスフオームさせて、目的のトランス
フ4−マントを、アルカリ溶菌法〔マニアナイスら(下
、 Maniatis et al。
Mo1ecular  Cloning、 I)I)9
0. Co1d 3pring)−1arvor l 
aborator’y  (1982) )によって、
得られるプラスミドDNAの制限酵素分析により選択し
た。
以上の概略を第7図に示す。
■ r−vcsFの製造 上記■で得たDCDM−C3Fを、C08−1細胞に、
DEAE−デキストラン法(prOc。
Natl、Acad、Sci、 USA、、Vol、8
1 。
D 1070 (1984))にてトランスフェクトし
、該細胞におけるr−MCSFの生産を以下の通り試験
した。
即ち、まずC08−1細胞を、10%牛脂児血清(EC
8)を含むRPMI−1640培地で、約2.5X10
5細P11/ m[2の細胞濃度に調製し、これをティ
ッシュカルチャークラスター6しコースタ−社製]に、
1ウェル当り2脱となる量で入れて、37°Cで一夜、
炭酸ガスインキュベーターにてJ8養した。
次いで培地を除去し、RPMI−1640にて細胞を2
回洗浄後、上記■で調製したpcDM・C3FIOμq
を含むRPMI−1640培地1mQ[50mMトリス
−HCl2 (DH7,4)及び400μ(J/mf2
DEAE ・デキストラン(77)L/マシ7社製)を
含む]を加え、炭酸ガスインキ1ベーター内に4時間放
置した。更に培地を除去した後、RPMI−1640に
て細胞を2回洗浄し、これに150μMクロロキンしシ
グマ礼装コを含むRPMI−’16401640培地3
え、3時間培養した。次に培地を除去し、細胞をRPM
I−1640にて洗浄後、10%EC8を含むRPMI
−1640培地にて、37℃で72時間、炭酸ガスイン
キュベーター内で培養した。
かくして得られた細胞培養物より培養上清及びその抽出
物を回収して、之等につき、それぞれの希釈倍率でのC
3F活性を測定した。
得られた結果を下記第1表に示す。尚、第1表には、コ
ントロールとしてl) CDM −C3Fに代えて、p
cDEを用いて上記と同一操作を行なった結果を併記す
る。また各活性測定試験は、同一試料につき各2回行な
った。
第1表 尚、第1表における数値は、プレート当りのコロニー数
(平均値)を示す。以降のC3F活性を示す表において
も同様とする。
■ M−C3F発現プラスミドpcDM−csF−18
5の作製 上記■で得たプラスミドpcoM−csEを利用して、
サイト−スペシフィック ミュータジエネシス(S i
te −8pecific Mutaaenesis>
(Proc、Nat、 Acad、Sci、、81 、
5662−5666 (1984))の方法に従って、
第3図におけるアミノ酸番号186のアミノM(Lys
)を]−ドするコドン(AAG>を、終止コドン(TA
G)に置換して、第3図におけるアミノ酸番号185の
アミノ酸(Thr>をC末端アミノ酸とする所望のM−
C3F発現プラスミドpcDM・C3F−185を得た
その詳細は次の通りである。
叩も、まずプラスミドpcDM−CSFよりEcoRI
−EcoRIDNA断片(大きざ1.8kb)を切り出
し、これをM13rT111フアージ(RF>のEC0
RIとEC0RIの制限酵素サイトにクローニングし、
これから−重鎖(ss> D、NA(M13−C3F)
を得、これをミュータジエネシスの鋳型とした。
一方、合成オリゴヌクレオチド[5’ −GTGGTG
ACCTAGCCTGATT−3’  (プライマー)
コを、T4ポリヌクレオチドキナーゼでリン酸化した後
、上記5sDNA (M 13−CSF )とハイブリ
ダイズし、アニーリング後、dNTPSの存在下に、D
NAポリメラーゼ1(クレノー断片)及びT4DNAリ
ガーゼで各々処理して、15°Cで18時間インキュベ
ートした。
得うれたDNA@JM105コンピテント細胞にトラン
スフオームし、生じたコロニーの内50コロニーを、寒
天プレート上に植菌し、37°Cで18時間培養した。
生育したコロニーを含むフィルターを゛通常の方法によ
りアルカリ変性し、乾燥後、80°Cで2時間ベーキン
グ処理した。このフィルターをプレハイブリダイズした
後、このものと、上記プライマーの5′末端を32p−
r−A丁Pでラベルした32p−プローベとを、1でハ
イブリダイズさせた。ハイブリダイズさせたフィルター
を、6xssc (saline sodium ci
trate>で、室温で10分間、次いで56°Cで4
分間各々洗浄し、屹燥させた後、−70’Cで18時間
オー1へラジオグラフィーを行なった。
変異したクローンの内から、M13−C3F−185を
選び、これをJM105に感染させて培養して、5sD
NA及びRF  DNAを調製した。
上記で得られたssD N AのM13ジデオキシヌク
レオチド鎖終結法により、目的とする遺伝子の変異を確
認した。
また上記JM105で増殖させたRF  DNAよりE
coRI−EcoRI断片を調製し、これを上記■と同
様にして発現プラスミドに組込んで、所望のプラスミド
pcDM−C3F−185を得た。
このプラスミドを用いて、上記■と同様にして、CO3
−1111胞でr−MC3Fを発現させた。その結果を
下記第2表に示す。
第2表 ■ M−C3F発現プラスミドpCDM−C3F−17
7の作製 プライマーとして5’ −GCTGAATGATCCA
GCCAA−3’ を用いて、上記■と同様にして、第
3図におけるアミノ酸番号178のアミノ酸(Cys)
をコードするコドン(TGC>を終止コドン(TGA)
に置換して、第3図におけるアミノ酸番号177のアミ
ノ1lfi(GILI)をC末端アミノ酸とする所望の
M−CSF発現プラスミドpOOM−CSF−177を
得た。
このプラスミドを用いて、上記■と同様にして、003
−1細胞でr−MCSFを発現させた。季古采を同様に
して下記第3表に示す。
M3表 上記第2表及び第3表に示す結果より、本発明遺伝子を
保有するプラスミドpcDM−C3F−185及び同p
cDM−C3F−177の利用によれば、それぞれM−
C3Fの生物活性を示す所望のr−MC3Fを発現でき
ることが判る。
このことから、少なくとも第3図に示すアミノ酸配列に
おけるアミノ酸番@178以降のC端側のアミノ酸配列
は、目的とする生物活性を有するM−C3F分子の発現
には、実質的に影響を及ぼさないことが明らかである。
■ 上記■において、20M3CDNAの代わり′にλ
cM11 cDNAを用いて、プラスミドpCDM−C
3F11を得た。該プラスミドを用いて、上記■に従っ
てr−MC3Fを製造し、略同様の結果を得た。
即ち、λCMI−1DNAを、制限酵素ECoRIで部
分消化させ、得られる反応物をアガロースゲル電気泳動
に付し、CDNA部分(約2.5kb)をECoRI部
分消化断片として単離精製した。
前記■で得られたCO8細胞発現ベクターpCDEを制
限酵素ECoRIで切断し、これを上記で調製したCD
NA断片にT4DNAリガーゼを用いて連結させて、所
望のプラスミドpCDM・C3F11を得た。
かくして得られたプラスミドを、エシェリヒア・コリH
8101株にトランスフオームさせて、目的のトランス
フt−マントを、アルカリ溶菌法〔マニアティスら(T
 9Maniatis et al。
Mo1ecular  C1onin(J、 11p9
0. Co1d 5prin(1Harvor L a
boratory  (1982> )によって、得ら
れるプラスミドDNAの制限酵素分析により選択した。
また、上記λCM11DNAのcDNA(ECORIC
OR化断片)を、クローニングベクターpUC19DN
A (宝酒造)のEC0RIクロ一ニング部位に挿入し
て、プラスミド pUCMCSF・11を得た。該プラスミドをエシェリ
ヒア・コリH8101株にトランスフオームさせた形質
転換体は、Escherichia coli l−1
3101/ptJCMCSF・11なる名称で、198
7年7月16日に工業技術院微生物工業研究所に微工研
条奇第1409号(FERM  BP−1409)とし
−て寄託されている。
■ プラスミドpcDM−csF11を制限酵素EC0
RI及びBStEIIで消化し、約670bpのEco
RI−BstEIIDNA断片を単離精製した。
このDNA断片のBStEI[切断側に、5′末端を丁
4ポリヌクレオチドキナーゼにてリン酸化した合成りN
Aプリンー: 5°−G丁GACC丁GA丁AAGGA丁CCG−3’
3’−GAC丁A丁丁CC丁AGGC丁丁AA−5゜を
連結して得られたDNA断片と、前記したプラスミドp
cDEのEC0RI消化物とをT4DNAリガーゼによ
り連結して、所望のプラスミドpcDM−C3F11−
185を得た。該プラスミドは、上記合成リンカ一部位
に翻訳終止コドンTGATAAをもち、従ってプラスミ
ドpcDM・C3F11がコードする第5図に示される
ポリペプチドにおいて、その185番目のアミノ酸(T
hr)をC末端アミノ酸とするM−C3Fをコードする
以上の概略を第8図に示す。
該プラスミドを用いて、上記■と同様にして発現させた
結果を下記第4表に示す。
第4表 ■ 上記ので得たプラスミドI)CDM−C3F11−
185を用い、上記■に従って第5図におけるアミノ酸
番号17BのアミノM(Cys)をコードするコドン(
TGC)を終止コドン(丁GA)に胃換して、第5図に
おける177番目のアミノW (Glu)をC末端アミ
ノ酸とする所望のM−C3F発現プラスミドpcDM−
C3F11−177を得た。該プラスミドを用いて上記
■と同様にして発現させた結果を下記第5表に示す。
第5表 ■ プラスミドpcDM−csF11−185DNAを
、EC0RI及びBamHIで消化してEcoRI−B
amHI  DNA断片(約680bp)を単離精製し
、これを分泌型発現ベクターpIN−m−Orr+pA
3 (EMBOJ、、3.2437〜2442 (19
84))のEC0RI、BamHIクローニングサイト
に挿入して、プラスミドpIN−I11−OmpA3−
MC3F11−185を得た。
該プラスミドDNAをXbaI及びBa1ll)−II
で消化してXbaI−Bamt(I  DNA断片(約
770bp)を単離精製し、これを−重鎮DNA調製用
のクローニングベクターpUc118DNA [宝酒造
1の)(ba■、BamHIクローニングサイトに挿入
して、プラスミドpLIC’l−18−Oml)A3l
−18−O1−185を得た。
該プラスミドを用い、#記すイ;−スペシフィック ミ
ュークジエネシスの方法に従い、OmpAシグナルペプ
チドのC末端アミノ酸(Ala)をコードするコドン(
GCC)に、第5図に示すポリペプチドの35番目のア
ミノ酸(Vat>をコードするコドン(GTG>が連結
して位置するように改変して、プラスミドDUC118
−○mpA−MC3F11−NVl 51を得た。
DOら、プラスミドDLIC118−OmpA3−MC
3F11−185  DNAにてトランスフオームした
大腸菌JM105に、ヘルパーファージKO7E宝酒造
]を感染させ、37°Cで14時間振盪培養シ、−重鎖
(ss)pUcl 18−OmpA3−MC3F11−
185DNAを得、これをミュータジエネシスの鋳型と
して用い、またプライマーとして5′−丁ACCGTA
GCGCAGGCCGTGTCGGAGTACTGTA
GC−3′を用いて、上記■と同様にして所望のプラス
ミドDUC118−OmpA−MC3F11−NV15
1を得た。
該プラスミドDNAをxbaI及びBa1IIH工テ消
化してXbaI−BamHI  DNA断片(約540
bp)をIt離精製し、これを発現ベクターpIN−I
[1(If)l) p−5> −A3のXbaI−Ba
mHIサイトに挿入して、第5図における35番目のア
ミノ酸(Val)から185番目の7ミ/酸(Thr)
 マでからなるポリペプチド発現用の、所望の分泌型発
現プラスミドpI N−1[1(II)I) p−5>
 −OmpA−MC3F11−NVl 51を得た。
以上の概略を第9図−1,2及び3に示す。
また、上記分泌型発現プラスミドにコードされるアミノ
酸配列を第10図に示す。第10図中、下線を付した配
列はOmC)Aシグナルペプチドを、マはプロセッシン
グ部位をそれぞれ示す。
p〜 [相] 上記■で得たpIN−III(It)p  5
i0mpA−MCSF11−NVl 51を大腸菌HB
101及びJMI09にトランスフオームして分泌生産
を行ない、ペリプラズム画分としてC3F活性を示す上
清を回収した。
即ち、上記のM−C3F分泌型発現ベクターを保有する
菌株を2Q容フラスコにて、50μg/購アンピシリン
を含有するLB培地500mf2にて37℃で14時間
振盪培養した後、遠心(500Or凹、5分間、室温)
して菌体をペレットとした。
この菌体ペレットを、50mMトリス・HCQ(pH8
,0)−25%シ1−クロース溶液50或に再浮遊させ
、更に250mM  EDTA(pH8,0)を1.2
5+nQ加えた後、ゆっくりと振盪しながら室温に30
分間装いた。同様に遠心して得られた菌体ペレットを、
氷冷した蒸留水25mQに再浮遊させ、ゆっくりと振漕
しながら、30分間氷冷し、4°Cにて、101000
0pp分間遠心して、ペリプラズム画分として上清を回
収した。
■ 上記■において、ocDM−CSF11−185の
代りにDCDM−CSFI 1−177を用いることに
より、第5図における35番目のアミノ酸(Val)か
ら同177番目のアミノ酸(GIIJ)までからなるポ
リペプチド発現用の所望のM−C3F分泌型発現プラス
ミド、pI N−III一 (lpp   5)−0mpA−MC3F11−NV1
43を得た。
該プラスミドにコードされるアミノ酸配列を第11図に
示す。第11図中、下線を付した配列はOmpAシグナ
ルペプチドを、マはプロセッシング部位をそれぞれ示す
。該プラスミドを上記■と同様にして大腸菌に1〜ラン
スフt−ムさせて、該大腸菌よりペリプラズム画分とし
てC3F活性を示す上清を得た。
■ 上記■、■、■及び[株]で得た各上清を、下記条
件のl−I P L Cに付した。
カラム:TSKゲルG3000SW (60cmx7.
5mm直径、東洋四速工業) 溶離液:0.005%ポリエチレングリコール及び0.
15M  NaCQ含右P B S−流 速:0,8m
Q/分 フラクション容積:0,8m[2/チユ一ブ/分分子量
マーカー(グルタミン酸脱水素酵素:29万、乳酸脱水
素酵素:14,2万、エノラーゼ:6.フ万、アデニル
酸キナーゼ:3.2万、チトクロムC1,24万)を基
準として、各Iナンプルにつき、以下の結果を得た。
0サンプル:前記■で得た培養上清の4m12をセント
リコン−10(アミコン社製)に て約150μに濃縮したもの。
分子量32〜70万(平均48万)に相当する範囲の溶
出画分に、C3F活性をル2めた。
、 Oサンプル:前記■で得たJg菩上清4鵬を上記と
同様に処理したもの。
分子M6.6万から8.6万(平均7.6万)に相当す
る範囲の溶出画分に、C3F活性を認めた。
Oサンプル:前記■で得た培養上清4脱を上記と同様に
処理したもの。
分子量5.2万から8,6万(平均6,7万)に相当す
る範囲の溶出画分に、C3F活性を認めた。
Oサンプル:前記[株]で得たペリプラズム画分の上清
2mf2を上記と同様にして約110μQに濃縮したも
の。
分子量3〜4万(平均3,5万)に相当する位置に、C
3F活性を認めた。
[相] 前記■、■又は■で得た培養上清の10戒を、
1 mQのC0nA−セファロースを充填したカラムに
供した後、PBS−(5+++Q)にて洗浄後、0.5
Mメチル−α−D−マンノシド含NPBS−(10mQ
>にて溶出した。得られた溶出液の4. mQをセント
リコン−10にて濃縮し、これを下記5DS−PAGE
用サンプルとした。
また、前記■で得たペリプラズム画分の上清は、これを
そのまま、同サンプルとした。
M−C3Fの検出は、5DS−PAGE後のゲルをウェ
スタンブロッティングに供し、常法に従って製造したM
−C3Fに対する家兎抗血清を使用することにより行な
った。
即ち、5DS−PAGEはレムリの方法(1−aemm
li、 U、 K、、Nature 、 277、68
0(1970))に従い、ミニスラブ(ゲル濃度15%
)を用い、またウェスタンブロッティングは、バイオラ
ッド社のトランスプロットセルを用いて行なった。トラ
ンスファーされたニトロセルロース膜を1%牛血清アル
ブミン含*PBS”″にてブロッキング復、M−C3F
に対する上記家兎抗血清と反応させ、更にパーオキシダ
ーゼ標識ヤギ抗ウサギ抗体(バイオラッド社製)を作用
させた。M−C3Fハンドの検出は、かくして得られた
ニトロセルロースfIりと発色基質で必る4−クロ0−
1−ナフトール液を反応させることにより行なった。
結果を下記第6表に示す。
第6表 [相] プラスミドpSV2−dMr(Mo1.Ce1
l。
Bio+、、ユ、854 (1981))を、制限#素
)−1indfflとBa1llHIにより2つの断片
に切断して、ジヒドロ葉酸還元酵素(DHFR>!信子
を含む断片を単離精製した。
次に、プラスミドpR3V−CA丁(p roc。
Natl、Acad、Sci、、USA、79.677
7(1981))を、同じ< Hind IIIとBa
mHIとで切断してラウス肉腫ウィルス(R3V)のL
TR(long terminal repeat)部
分を含む断片を単離精製した。
上記で精製された2種の断片を、T4DNAリガーゼを
反応させることにより連結させた。
この反応物を大腸菌HB101コンピテントセル(宝酒
造)にトランスフオームし、得られたアンピシリン耐性
を示すコロニーからプラスミドDNAを調製し、制限酵
素地図を作成して、目的のプラスミドpRS V−dh
frを得た。
該プラスミドはR3VのしTR部分、DHFR遺伝子、
SV40由来の介在配列と1)01 yA付加シグナル
、更に大腸菌プラスミドDBR322由来の複製開始点
とアンピシリン耐性遺伝子を含有し、上記しTR部分に
含有されるプロモーターのコントロール下にDHFRを
発現するものでおる。
このプラスミドpRS V−dMrをNde■とBam
HIとで2つの断片に切断して、DHFR3ff伝子を
含む断片を単離精製した。得られたDNA断片を、DN
Aポリメラーゼ■(フレノウ フラグメント)で処理し
て両末端を平滑末端とした。
一方、前記■で得たプラスミドl)CDM・C3F11
を、3allで切断後、この切断部位を同様にDNAポ
リメラーゼIで処理して平滑末端とした。
以上により得られた両断片を、T4DNAリガーゼを用
いて連結させ、この反応物を大腸菌JM109コンピテ
ントセルにトランスフオームした。
得られたアンピシリン耐性を示すコロニーからプラスミ
ドDNAを調製し、!lI限酵素地図を作成して、目的
のM−C3FとDHFRの両遺信子の発、現プラスミド
I)CDM−C3F11−dMrを得た。
該プラスミドは、M−C3F発現に係わる5v40由来
の初期プロモータ一部分、介在配列、M−C3F遭伝子
、polyA付加シグナル、DHFR発現に係わるR3
VのLTR部分、D H’ F R遺伝子、SV40由
来の介在配列、DOIVA付加シグナルを含有し、更に
大腸菌プラスミドpBR322由来の複製開始点及びア
ンピシリン耐性遺伝子を含有する。
以上の概略を第12図−1及び−2に示す。
■ 上記で得たプラスミドl)CDM−C3F11−d
hfrを用いて、前記■に従って、r−MCSFを製造
した。
その結果、培持上清のC3F活性は、プレート当たりの
コロニー数(平均値)として68(プラスミドpCDE
を用いた対照はO)でおった。
[相] 75 cm2Ptflフラスコ(コスタ−社製
)でfg養されたチャイニーズハムスター卵巣dMr欠
損側胞(C)−IQ−DukdMr−細胞: P ro
c、 N atl。
Acad、3cj−IJsA、+ 77.4216(1
980>)を、常法に従ってトリプシン(フローラボラ
トリー社製)処理し、10%透析牛脂児血清(GIBC
O社製)を含むダルベツコ改良最小必須培地(DMEM
培地、GIBCO社製)に懸濁させ、同培地にて細胞を
洗浄した接、培地を除いた。
この細胞を、DNA注入溶液(0,25Mマンニトール
−0,1mM  CaCQ2” 2H20−0,1mM
  MqSO4’ 7H200,2mMトリスl−lC
l DH7,2、和光紬薬工業社製)に懸濁させた。
前記■で1qたM−C3F発現プラスミドDCDM−C
SF11−dhfrを、CIa工により切断し、線状化
した後、DNA注入溶液に溶解させた。
上記の細胞懸濁液200μQ (2X10B細胞)とD
NA溶液200μQ (30μCIDNA)を混合し、
融合チャンバーCH−’2(島津製作所社製)に入れ、
電気融合装置5SH−1(島津製作所社製)に接続して
、4.2KV/cm2パルスを1秒間隔で2回繰返し、
電気的に、細胞内にDNAを導入した。
DNAを導入した細胞を10%透析牛脂児而潰−1%非
必須アミノ酸溶液(フローラボラトリーズ社製)−2%
1−IT温溶液同上社製) −DMEM培地に懸濁させ
、24穴プレート(コスタ−社製)にて培養した。
48時間培養後、培地を選択培地(10%透析牛脂児血
清及び1%非必須アミノ酸溶液を含むDMEM培地)に
交換し、その後、3〜4日毎に培地を新鮮なものと交換
した。
10〜14日間培養して得られた約200クローンの形
質転換l!iI胞より50クローンを選んで、常法通り
トリプシン処理後、新しい24穴プレートに移した。
DI−IFR遺伝子の増幅は、高濃度のメトトレキセー
ト(MTX>に対する耐性を与え(J、B。
C,,253,1357(1978))、同時に形質転
換された近接の遺伝子はMTXにより増幅を示す。
上記50クローンの形質転換細胞を、20nMMTXを
含む選択培地で培養し続け、増殖のみられた耐性クロー
ンをトリプシン処理後、50nMMTXを含む選択培地
に懸濁させて培養を行なった。同様に増殖のみられた耐
性クローンを、1100n  MTXを含む選択培地で
培養し続け、最終的に400nM  MTXに耐性を示
すり0−ンを得た。
これらの耐性クローンの培養上清のCSF活性を下記第
7表に示す。
第7表 上記で1qたCHO細胞培養上漬上清そのまま、5DS
−PAGEのサンプルとして、前記0と同様にして、5
DS−PAGEによる分子量の検討を行なった。
その結果、非還元条件下で9万、還元条件下で4.4万
に相当する位置にM−CSFのバンドが検出された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、20M5のCDNAの制限酵素地図を示す。 第2図(第2図−1〜第2図−4)は、マキサム−ギル
バートの化学修飾法及びM”13フアージを用いるジデ
オキシヌクレオチド鎖終結法にて決定された上記CDN
Aの塩基配列を示す。 第3図(第3図−1〜第3図−2)は、上記CDNAに
よりコードされているM−C3F前1駆体蛋白質の蛋白
−次4?A造を示す。 第4図(第4図−1〜第4図−4)は、20M11のC
DNAの塩基配列を示す。 第5図(第5図−1〜第5図−3)は、λcM11 C
DNAによりコードされているM−C3F前駆体蛋白質
の蛋白−次構造を示す。 第6図は、CO8細胞発現ベクターpcDEの作γJの
概略図を示す。 第7図は、M−C3F発現プラスミドpCDM・C3F
の作製の概略図を示す。 第8図は、M−CSF発現プラスミドpCDM・C3F
11−185の作製の概略図を示す。 第9図(第9図−1〜第9図−3)は、M−C3F発現
プラスミドpIN−I[1(Ipp   5)−Omp
A−MC3F11−NVl 51の作製の概略図を示す
。 第10図は、M−CSF発現プラスミドDIN−III
(lpp   5)−OmpA−MC3F11−NV1
51によりコードされるアミノ酸配列を示す。 第11図は、M−C3F発現プラスミドpIN−III
 (lpp ’−5>−OmpA−MCSF11−NV
143によりコードされるアミノ酸配列を示す。 第12図(第12図−1及び第12図−2)は、M−C
SF発現プラスミドpcDM−C3FI 1−dhfr
の作製の概略図を示す。 (IX  上) 第2図 GCCCCTCGCCCCCTCCATGG CCCC
TGTGGCCGGGGAGCGG  GGGAGGT
ACCGGGGACACCGcrdAaacAAc T
GAGGGCAGCTCCCTCTTGCGACTCC
CTTG ACTCCCGTCG AGGGAGAAC
GACAGTGGATCCAGGCAGTGCCAAG
CAGCGGTGTCACCTAG  GTCCGTC
ACG  GTTCGTCGCCGAGCTTTGAG
 CCGCCAGAGA  CCCCAGTTGTCT
CGAAACTCGGCGGTCTCT  GGGGT
CAACAGCTCACCACA  GCCTCGCC
CCTCTGTCGGGGCGAGTGGTGT  C
GGAGCGGGG AGACAGCCCCGATAT
TCTTG ACTCTGCAAT  GGGCACT
AATCTATAAGAACTGAGACGTTA  
CCCGTGATTATGGAGAGGCCAGTGA
GATTCCCGTACCCCAACCTCTCCGG
  TCACTCTAAG  GGCATGGGGTT
GGCTTGACCTGGGAGGACTACCGAA
CTGG ACCCTCCTGACTGGTGAGCA
  GCCCCTGCACGACCACTCGT  C
GGGGACGTGCCACCCAGGA  GCAC
CTGCCAGGTGGGTCCT  CGTGGAC
GGTCAAGGACAGCACCATCGGTGGT
TCCTGTCG TGGTAGCCACCCTTCA
ACCCCGGGATGGAGGGAAGTTGGG 
 GCCCTACCTCTGGGTCCCAG AAG
AAGCCTCACCCAGGGTCTTCTTCGG
AGAGGGACAGAG CTTTCCCCCTTC
CCTGTCTCGAAAGGGGGACCAGGCC
AGG  AGGGGGCAGCATGCAGACAG
GGTCCGGTCCTCCCCCGTCG  TAC
GTCTGTCTTCCTCTCAG CATCTTC
TCCACTCCCTGCAAAGGAGAGTCGT
AGAAGAGG TGAGGGACGTGGCAGA
TGTA  ACTGGTACCG CCTTGCCC
AGCCGTCTACAT  TGACCATGGCG
GAACGGGTCCAGGACTGGA  ATCA
CACCCCCCAGAAGAC:AarccraAc
cr TAGTGTGGGG GGTCTTCT(、T
CAGAGACCCCCCGGAGCCAG GCTC
TCCCAGGTCTCTGGGG  GGCCTCG
GTCCGAGAGGGTCAGGGCCTCAG C
AACCCCTCCACCCTCTGCTTCCCGG
AGTCGTTGGGGAGG TGGGAGACGA
AAGCCACTCCTCGGGCGTGCTGCCC
TTGGGTTCGGTGAGG AGCCCGCAC
G ACGGGAACCC] AGCCCGCCAG ACCCAGCAACTCGG
GCGGTCTGGGTCGTTGTCAGCAAAG
G  GCCAACAGCCAGTCGTTTCCCG
GTTGTCGGCACCATCCAT CTGCCC
TGCTGTGGTAGGTA  GACGGGACG
AGATCTCATCA  CCGCGCCCCCCT
AGAGTAGT  GGCGCGGGGGGCTCA
GCCACAGCTTTCCAGCGAGTCGGTG
 TCGAAAGGTCGAGCTGGAGG  GC
AGGAGGAGCTCGACCTCCCGTCCTC
CTCAGAAGGAGGA  CCAGCAAQTG
TCTTCCTCCT  GGTCGTTCACTAC
−ATA−ATG−(”5AG−GAC−A(’、(’
、−ATC−(’in(’、−Tyr−11e−Met
−Glu−Asp−Thr −Met、−Arg−GC
C,ATC,GCC,ATT、’GTG、CAG、CT
G、CAG。 Ala−11e−Ala−11e−Val−Gln−L
eu−Gln−AGC,TGC,TTC,ACC,AA
G、GAT、TAT、GAA、。 5er−Cys−Phe−Thr−Lys−Asp−T
yr−Glu−CGA、ACT、TTC,TAT、GA
G、ACA、CCT、CTC。 Arg−Thr−Phe−Tyr−Glu−Thr−P
ro−Leu−AAT、GTC,TTT、AAT、GA
A、ACA、AAG、AAT。 Asn=Val−Phe−Asn−Glu−Thr−L
ys−Asn−ATT、TTC,AGC,AAG、AA
C,TGC,AAC,AAC。 11e−Phe−3er−Lys−Asn−Cys−A
sn−Asn−CAA、GAT、GTG、GTG、AC
C,AAG、CCT、GAT。 Gln−Asp−Val−Val−Thr−Lys−P
ro−Asp−GCC,ATC,CCT、AGC,AG
T、GAC,CCG、GCC。 Ala−11e−Pro−3er−3er−Asp−P
ro−Ala−CTC,GCC,CCC,TCC,AT
G、GCC,CCT、GTG。 Leu−Ala−Pro−3er−Met−Ala−P
ro−Val−Glu−Leu−Ser−Leu−Ar
g−Leu−LysGAG、CAT、GAC,AAG、
GCC,TGC,GTC。 Glu−Hi 5−Asp−Lys−Ala−Cys−
Val−CAG、TTG、CTG、GAG、AAG、G
TC,AAG。 Gln−Le u−Le u−Gl u−L ys−V
al−L ys−CTC,CTT、GAC,AAG、G
AC,TGG、AAT。 Leu−Leu−Asp−Lys−Asp−Trp−A
sn−AGC,TTT、GCT、GAA、TGC,TC
C,AGC。 5er−Phe−Ala−Glu−Cys−3er−3
er−TGC,AAC,TGC,CTG、TAC,CC
C,AAA。 Cys−Asn−Cys−Leu−Tyr−Pro−L
ys−TCT、GTC,TCC,CCT、CAT、CA
G、CCC。 5er−Vcil−5er−Pro−His−Gln−
Pro−GCT、GGC,TTG、ACC,TGG、G
AG、GAC。 =Ala−Gl y−Le u−Thr−Trp−Gl
u−As p−GGC,AGC,ATG、CAG、AC
A、GAG、CCC,GCC。 Gly−3er−Met−Gl、n−Thr−Glu−
Pro−Ala−GCA、TCT、TCT、CCA、C
TC,CCT、GCA、TCA。 Ala−3er−3er−Pro−Leu−Pro−A
la−3er−GAT、GTA、ACT、GGT、AC
C,GCC,TTG、CCC。 Asp−Val−Thr−Gly−Thr−Ala−L
eu−Pro−、AGA、CCC,AGC,AAC,T
TC,CTC,TCA。 −Arg−Pro−3er−Asn−Phe−Leu−
3er−、GCA、AAG、GGC,CAA、CAG、
CCG、GCA。 −Ala−Lys−Gly−Gln−Gln−Pro−
Ala−、AGG、GTG、GGC,CCG、TGA。 −Arg−Val−Gly−Pro−””−AAGAT
CCAGT  GTGCTACCTT MGMGGCA
TTTCTAGGTCA CACGATGGAA TT
CTTCCGTAATGGAGGACA CCATGC
GCTT CAGAGATAACTACCTCCTGT
 GGTACGCGAA GTCTCTATTG′φG
TGCAGCTG CAGGAACTCT CTTTG
AGGCTACACGTCGACC’:’CCTTGA
GA GAAACTCCGAATTATGAAGA G
CATGACAAG  GCCTGCGTCCTAAT
ACTTCT  CGTACTGTTCCGGACGC
AGGCTCCAGTTGCTGGAGAAGGT  
CAAGMTGTCGAGGTCAACG ACCTC
TTCCA GTTCTTACAGCCTTGACMG
 GACTGGAATA TTTTCAGCAAGGA
ACTGTTCCTGACCTTAT AAAAGTC
GTTCTGMTGCTCCAGCCAAGAT GT
GGTGACCAGACTTACGAG GTCGGT
TCTA CACCACTGGTTTCTCCTG′G
TACMGACATAMGAGGACCA TGTTC
TGTATACCCCCAATG  CCATCGCC
ATTGGGGGTTACGGTAGCGGTAGAA
GAGCTGCTTCACCAAGGCTTCTCGA
CG AAGTGGTTCCGMCTTTCTA TG
AGACACCTCTTGAAAGAT ACTCTG
TGGATTTAATGAAA CAAAGAATCT
AAATTACTTT GTTTCTTAGAGAAC
TGCAACAACAGCTTTGCTTGACGTT
G  TTGTCGAAACAGCCTGATTG  
CMCTGCCTGTCGGACTAACGTTGAC
GGACGCCTCTGTCT  CCCCTCATC
ACGGAGACAGA GGGGAGTAGTCCA
GGCCAGG AGGGGGCAGCATGCAGA
CAGGGTCCGGTCCTCCCCCGTCG  
TACGTCTGTCCCGTCTACAT  TGA
CCATGGCGGAACGGGTCCTGGCCAG
GA CTGGAATCACACCCCCCAGAGA
CCGGTCCT  GACCTTAGTG  TGG
GGGGTCTCTGCTCAGAG ACCCCCC
GGA GCCAGGCTCTGACGAGTCTCT
GGGGGGCCT  CGGTCCGAGACCCC
CAGGGCCTCAGCAACCCCTCCACCC
TGGGGGTCCCG  GAGTCGTTGG  
GGAGGTGGGACCAGMGCCA CTCCT
CGGGCAGCGTGCTGCGGTCTTCGGT
 GAGGAGCCCG  TCGCACGACGAG
GAGGAGCA CCAGGGATCG GAGGA
GCCCCTCCTCCTCGT GGTCCCTAG
CCTCCTCGGGGAGCCCGCCAG ACC
CAGCAACTCGGGCGGTCTGGGTCGT
TGTCAGCAAAGG GCCMCAGCCAGT
CGTTTCCCGGTTGTCGGGGTGGGCC
CG GTGAGGCCCACCACCCGGGCCA
CTCCGGGTAGACAGACCA TCCATC
TGCCTCTGTCTGGT AGGTAGACGG
CCCAGGATCT CATCACCGCGGGGT
CCTAGA GTAGTGGCGCCTCTGCTC
AG  CCACAGCTTTGAGACGAGTCG
GTGTCGAAACCCTTGGGGA GCTGG
AGGGCGGGMCCCCT  CGACCTCCC
GGCAGAGCCAG MGGAGGACCCGTC
TCGGTCTTCCTCCTGGTGTGACGCC
CAGCCCCGGACACAGTACTCCACAC
TGCGGG  TCGGGGCCTG  TGTCA
TGAGGAGAGAGAGTA  CAGTGGGA
CT  GTTACCTTCCTCTCTCTCAT 
 GTCACCCTGA  CAATGGAAGGCT
ATTTGTGCAGATTAAGAT  TGCAT
TAGTTGATAAACACG  TCTAATTC
TA ACGTAATCAAATACTGTTGT  
CATATGTTGA  GCCTGTGGTCTAT
GACAACA GTATAC八ACTへへCGGAC
ACCAGTTCCCATAAA CTTCTGTCA
A GCCAGACCATAAGGGTATTT  G
AAGACAGTT  CGGTCTGGTAACTT
MCTTT TTTAACCAAA GTGCAGTT
TATGAATTGAAA AAATTGGTTT C
ACGTCAAATACCTTGTGGT TTCTG
CCCAT CACCTGAACCTGGAACACC
A AAGACGGGTA GTGGACTTGGAG
ATGTTGTCTGACCAGCTCTCTACAA
CAG ACTGGTCGAGMCTATACCT G
TCATAAGAATTTTTCTTAA CAACT
GCATCAAAAAGAATT GTTGACGTA
GTATAMACCCCTAGTTCCATATATT
TTGGG GATCAAGGTACTCTACCCT
G TACTTGGACAGAGATGGGACATG
AACCTGTTGTTCACCTT  TGTTAA
AGCCACAAGTGGAA ACAATTTCGG
TACTGAAGTT GTGTGAAATCATGA
CTTCAA CACACTTTAGTTGTGCCT
CCTGCACATTGAAACACGGAGG AC
GTGTAACT区 〈 ω 味

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]下記式(1)の全アミノ酸配列またはその一部を
    欠損した部分アミノ酸配列をコードする核酸配列を有す
    ることを特徴とするヒトM−CSFの遺伝子。 式(1): 【遺伝子配列があります】 〔式中、XはTyr又はASPを示す。〕
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