JPH01103496A - 熱転写シート - Google Patents
熱転写シートInfo
- Publication number
- JPH01103496A JPH01103496A JP62259728A JP25972887A JPH01103496A JP H01103496 A JPH01103496 A JP H01103496A JP 62259728 A JP62259728 A JP 62259728A JP 25972887 A JP25972887 A JP 25972887A JP H01103496 A JPH01103496 A JP H01103496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink layer
- thermal transfer
- dye
- transfer sheet
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 11
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 14
- 238000000859 sublimation Methods 0.000 abstract description 7
- 230000008022 sublimation Effects 0.000 abstract description 6
- 239000000975 dye Substances 0.000 description 35
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 16
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 15
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 14
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 12
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 12
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 11
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 9
- WYURNTSHIVDZCO-UHFFFAOYSA-N Tetrahydrofuran Chemical compound C1CCOC1 WYURNTSHIVDZCO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Toluene Chemical compound CC1=CC=CC=C1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- YLQBMQCUIZJEEH-UHFFFAOYSA-N tetrahydrofuran Natural products C=1C=COC=1 YLQBMQCUIZJEEH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N Isopropanol Chemical compound CC(C)O KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 229920006122 polyamide resin Polymers 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 2
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 2
- NLXFWUZKOOWWFD-UHFFFAOYSA-N 1-(2-hydroxyethylamino)-4-(methylamino)anthracene-9,10-dione Chemical compound O=C1C2=CC=CC=C2C(=O)C2=C1C(NCCO)=CC=C2NC NLXFWUZKOOWWFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- MSSQDESMUMSQEN-UHFFFAOYSA-N 1-amino-2-bromo-4-hydroxyanthracene-9,10-dione Chemical compound O=C1C2=CC=CC=C2C(=O)C2=C1C(O)=CC(Br)=C2N MSSQDESMUMSQEN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- MHXFWEJMQVIWDH-UHFFFAOYSA-N 1-amino-4-hydroxy-2-phenoxyanthracene-9,10-dione Chemical compound C1=C(O)C=2C(=O)C3=CC=CC=C3C(=O)C=2C(N)=C1OC1=CC=CC=C1 MHXFWEJMQVIWDH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XCKGFJPFEHHHQA-UHFFFAOYSA-N 5-methyl-2-phenyl-4-phenyldiazenyl-4h-pyrazol-3-one Chemical compound CC1=NN(C=2C=CC=CC=2)C(=O)C1N=NC1=CC=CC=C1 XCKGFJPFEHHHQA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-M Acetate Chemical compound CC([O-])=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 229920000298 Cellophane Polymers 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 1
- 235000006732 Torreya nucifera Nutrition 0.000 description 1
- 244000111306 Torreya nucifera Species 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 235000012745 brilliant blue FCF Nutrition 0.000 description 1
- DSSYKIVIOFKYAU-UHFFFAOYSA-N camphor Chemical compound C1CC2(C)C(=O)CC1C2(C)C DSSYKIVIOFKYAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 229920002678 cellulose Polymers 0.000 description 1
- 239000001913 cellulose Substances 0.000 description 1
- PXOZAFXVEWKXED-UHFFFAOYSA-N chembl1590721 Chemical compound C1=CC(NC(=O)C)=CC=C1N=NC1=CC(C)=CC=C1O PXOZAFXVEWKXED-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920002037 poly(vinyl butyral) polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 238000004321 preservation Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 238000013112 stability test Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38228—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of two or more ink layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱転写プリンタに使用する熱転写シートに係り
、特に低消費電力で高濃度の画像を安定して転写できる
高感度で保存性の優れた染料昇華方式の熱転写シートに
関する。
、特に低消費電力で高濃度の画像を安定して転写できる
高感度で保存性の優れた染料昇華方式の熱転写シートに
関する。
従来より、熱転写プリンタに使用する熱転写シートにお
いて、結着剤と熱により昇華または気化する染料を含有
するインク層を基体上に設けた昇華型の熱転写シートが
知られている。そのような熱転写シートの例として特開
昭61−31289号公報。
いて、結着剤と熱により昇華または気化する染料を含有
するインク層を基体上に設けた昇華型の熱転写シートが
知られている。そのような熱転写シートの例として特開
昭61−31289号公報。
特開昭61−211093号公報等が挙げられる。
上記のような昇華型の熱転写シートは、インク層を熱溶
融させて転写を行う溶融型の熱転写シートに比べ記録感
度が低い欠点がある。そのため同じ濃度の画像を転写す
るには、昇華型の熱転写シートの方が大きな熱エネルギ
ーが必要となる。
融させて転写を行う溶融型の熱転写シートに比べ記録感
度が低い欠点がある。そのため同じ濃度の画像を転写す
るには、昇華型の熱転写シートの方が大きな熱エネルギ
ーが必要となる。
本発明の目的は、より記録感度を向上させ、かつ保存性
の優れた昇華型の熱転写シートを提供することにある。
の優れた昇華型の熱転写シートを提供することにある。
本発明の目的とする記録感度が高く、保存性の優れた昇
華型の熱転写シートは、基体上に染料含有率の高いイン
ク層を含む異なる染料含有率のインク層を複数層積層す
ることにより得ることができる。特に基体に接するイン
ク層の染料含有率が低く、その上に染料含有率の高いイ
ンク層を積層することが望ましく、より好ましくは、さ
らにその上に染料含有率の低いインク層を積層する。
華型の熱転写シートは、基体上に染料含有率の高いイン
ク層を含む異なる染料含有率のインク層を複数層積層す
ることにより得ることができる。特に基体に接するイン
ク層の染料含有率が低く、その上に染料含有率の高いイ
ンク層を積層することが望ましく、より好ましくは、さ
らにその上に染料含有率の低いインク層を積層する。
さらに、染料含有率の最も高いインク層の染料含有率を
50%以上にすることにより、前記の本発明の目的が効
果的に達成される。
50%以上にすることにより、前記の本発明の目的が効
果的に達成される。
本発明の熱転写シートは、染料含有率の高いインク層を
有しており、このため昇華して転写に寄与する染料が多
いので記録感度が向上する。しかし、染料含有率の高い
インク層1層だけでは、結着材の種類にもよるが、基体
との接着力が弱く。
有しており、このため昇華して転写に寄与する染料が多
いので記録感度が向上する。しかし、染料含有率の高い
インク層1層だけでは、結着材の種類にもよるが、基体
との接着力が弱く。
熱転写シートの保存性に問題が生じる場合がある。
本発明の熱転写シートでは、基体と染料含有率の高いイ
ンク層の間に染料含有率の低いインク層が設けられてい
るので接着性が改良され、保存性が向上する。また、染
料含有率の高いインク層が最外層にあると、熱転写シー
トをロール等に巻いて保管した際、熱転写シートのイン
ク層を有していない面にインク層中の染料が転移する場
合がある。本発明の熱転写シートによれば、染料含有率
の高いインク層の上に、さらに染料含有率の低いインク
層が積層されているので、インク層中の染料が保管中に
熱転写シートのインク層を有していない面への染料の転
移が起りにくく保存性が向上する。
ンク層の間に染料含有率の低いインク層が設けられてい
るので接着性が改良され、保存性が向上する。また、染
料含有率の高いインク層が最外層にあると、熱転写シー
トをロール等に巻いて保管した際、熱転写シートのイン
ク層を有していない面にインク層中の染料が転移する場
合がある。本発明の熱転写シートによれば、染料含有率
の高いインク層の上に、さらに染料含有率の低いインク
層が積層されているので、インク層中の染料が保管中に
熱転写シートのインク層を有していない面への染料の転
移が起りにくく保存性が向上する。
第1図〜第3図に本発明の熱転写シートの断面図を例示
する。基体1には、ポリエチレンテレフタルート、ポリ
イミド、アセテート、セロファン等のプラスチックシー
トやコンデンサ紙のような薄葉紙等が使用できる。イン
ク層2.インク層4は染料含有率の低いインク層で、場
合によっては全く染料が含有されていなくともよい。イ
ンク層3は染料含有率が高いインク層である。また、こ
れらのインク層2〜4中の結着剤としては、ポリアミド
、ポリエステル、ポリカーボネイト、ポリビニルブチラ
ール、セルロース等の樹脂が使用できる。染料としては
、日本化架装カヤセット イエロー937(カラーイン
デイクスNa、デイスパース イエロー16)、BAS
F製ルラフィックス イエロー142(カラーインデイ
クスNa、デイスパース イエロー3)2日本化架装カ
ヤセット レッド13o(カラーインデイクスNα、デ
イスパース ヴアイオレット17)、BASF製ルフラ
イツクス レッド430(カラーインデイクスNα、デ
イスパース レッド60)2日本化架装カヤセット ブ
ルー136(カラーインデイクスNo 、ソルベント
ブルー136)、BASF製ルフライツクス ブルー6
60(カラーインデイクスNα、デイスパース ブルー
3)等の熱で昇華または気化する染料が使用できる。
する。基体1には、ポリエチレンテレフタルート、ポリ
イミド、アセテート、セロファン等のプラスチックシー
トやコンデンサ紙のような薄葉紙等が使用できる。イン
ク層2.インク層4は染料含有率の低いインク層で、場
合によっては全く染料が含有されていなくともよい。イ
ンク層3は染料含有率が高いインク層である。また、こ
れらのインク層2〜4中の結着剤としては、ポリアミド
、ポリエステル、ポリカーボネイト、ポリビニルブチラ
ール、セルロース等の樹脂が使用できる。染料としては
、日本化架装カヤセット イエロー937(カラーイン
デイクスNa、デイスパース イエロー16)、BAS
F製ルラフィックス イエロー142(カラーインデイ
クスNa、デイスパース イエロー3)2日本化架装カ
ヤセット レッド13o(カラーインデイクスNα、デ
イスパース ヴアイオレット17)、BASF製ルフラ
イツクス レッド430(カラーインデイクスNα、デ
イスパース レッド60)2日本化架装カヤセット ブ
ルー136(カラーインデイクスNo 、ソルベント
ブルー136)、BASF製ルフライツクス ブルー6
60(カラーインデイクスNα、デイスパース ブルー
3)等の熱で昇華または気化する染料が使用できる。
〔比較例1〕
〈処方 1〉
組 成 重 量昇華性
染料(日本化薬、カヤセット ブルー136) 1.0g ポリエステル樹脂(東洋紡。
染料(日本化薬、カヤセット ブルー136) 1.0g ポリエステル樹脂(東洋紡。
バイロン#290) 2.0g
テトラヒドロフラン 22.0 g基体
に6μmポリエチレンテレフタレート(電入製)を使用
し、その上に処方1に示すインク塗液をバーコータによ
り塗工した後、乾燥させて熱転写シートを作製した。こ
の時、インク層の膜厚が1.3μmになるように塗工し
た。この熱転写シートについて、ラインサーマルプリン
タ(サーマルヘッドの発熱素子抵抗210Ω、ヘッド印
加電圧7.OV、1ライン当りの通電時間O〜30m5
ec)を用いて受像紙に転写し、その転写した画像の光
学濃度をカラー反射濃度計(DSDM−400大日本ス
クリーン製造)によって測定する転写試験を行った。そ
の結果を第4図に示す。
に6μmポリエチレンテレフタレート(電入製)を使用
し、その上に処方1に示すインク塗液をバーコータによ
り塗工した後、乾燥させて熱転写シートを作製した。こ
の時、インク層の膜厚が1.3μmになるように塗工し
た。この熱転写シートについて、ラインサーマルプリン
タ(サーマルヘッドの発熱素子抵抗210Ω、ヘッド印
加電圧7.OV、1ライン当りの通電時間O〜30m5
ec)を用いて受像紙に転写し、その転写した画像の光
学濃度をカラー反射濃度計(DSDM−400大日本ス
クリーン製造)によって測定する転写試験を行った。そ
の結果を第4図に示す。
また、セキスイ化学製粘着テープ(263DO4549
)を用いてインク層の剥離試験を行った。
)を用いてインク層の剥離試験を行った。
その結果を表1に示した。さらに熱転写シートを直径1
.2■のプラスチックロールに巻き、60℃の恒温槽中
に24時間放置した後、熱転写シートのインク層を有し
ていない面への染料の転移状態を観察する保存性試験を
行った。その結果を第。
.2■のプラスチックロールに巻き、60℃の恒温槽中
に24時間放置した後、熱転写シートのインク層を有し
ていない面への染料の転移状態を観察する保存性試験を
行った。その結果を第。
2表に示した。
第1表
第2表
〔比較例2〕
く処方 2〉
組 成 重 量昇華
性染料(日本化薬、カヤセット ブルー136)’ 7.0g ポリエステル便脂(東洋紡。
性染料(日本化薬、カヤセット ブルー136)’ 7.0g ポリエステル便脂(東洋紡。
バイロン#290) 3.0g
テトラヒドロフラン 70.0 g処方
2に示すインク塗液を用いて比較例1と同様にして、熱
転写シートを作製した。この時、インク層の膜厚が1.
3μmになるように塗工した。
2に示すインク塗液を用いて比較例1と同様にして、熱
転写シートを作製した。この時、インク層の膜厚が1.
3μmになるように塗工した。
この熱転写シートについて、比較例1と同様に転写試験
、剥離試験、保存性試験を行いその結果をそれぞれ第4
図、第1表、第2表に示した。
、剥離試験、保存性試験を行いその結果をそれぞれ第4
図、第1表、第2表に示した。
〔実施例1〕
く処方 3〉
組 成 重 址昇華
性染料(日本化薬、カヤセット ブルー136) 1.0 g ポリアミド樹脂(ヘンケル日本。
性染料(日本化薬、カヤセット ブルー136) 1.0 g ポリアミド樹脂(ヘンケル日本。
パーサミド 930) 3.0 g
トルエン 7.2gイソプ
ロパツール 22.8g比較例1で用
いた基体上に、処方3に示すインク塗液をバーコータを
用いて塗工した後、乾燥させてインク層2を設け、さら
にその上に処方4に示すインク塗液をバーコータを用い
て塗工した後、乾燥させてインク層3を積層し熱転写シ
ートを作製した。この時、インク層2が0.2μm、イ
ンク層3が1.1μmになるように塗工した。本実施例
の熱転写シートについて、転写試験、剥離試験を比較例
1と同様に行った。その結果を第4図。
ロパツール 22.8g比較例1で用
いた基体上に、処方3に示すインク塗液をバーコータを
用いて塗工した後、乾燥させてインク層2を設け、さら
にその上に処方4に示すインク塗液をバーコータを用い
て塗工した後、乾燥させてインク層3を積層し熱転写シ
ートを作製した。この時、インク層2が0.2μm、イ
ンク層3が1.1μmになるように塗工した。本実施例
の熱転写シートについて、転写試験、剥離試験を比較例
1と同様に行った。その結果を第4図。
第1表にそれぞれ示した。第4図から明らかなように本
実施例の熱転写シートは、従来の熱転写シート(比較例
1)に比較して記録感度が大幅に向上している。また第
2表から明らかなように、同程度の記録感度を有する比
較例2の熱転写シートに比較して、インク層と基体の接
着力が増しており、保存性が優れている。
実施例の熱転写シートは、従来の熱転写シート(比較例
1)に比較して記録感度が大幅に向上している。また第
2表から明らかなように、同程度の記録感度を有する比
較例2の熱転写シートに比較して、インク層と基体の接
着力が増しており、保存性が優れている。
〔実施例2〕
〈処方 4〉
組 成 重 量昇華性
染料(日本化薬、カヤセット ブルー136) 7.0g ポリエステル樹脂(東洋紡。
染料(日本化薬、カヤセット ブルー136) 7.0g ポリエステル樹脂(東洋紡。
バイロン# 290) 3.0 g
テトラヒドロフラン 90.0 g〈処
方 5〉 組 成 重 量昇華
性染料(日本化薬、カヤセット ブルー1.β6) 1.0g ポリアミド樹脂(ヘンケル日本。
方 5〉 組 成 重 量昇華
性染料(日本化薬、カヤセット ブルー1.β6) 1.0g ポリアミド樹脂(ヘンケル日本。
パーサミド 930) 3.Og
トルエン 15.2 g60
.8g 処方4に示すインク塗液を用いて、実施例1と同様にし
てインク層3を設け、さらにその上に処方5に示すイン
ク塗液を用いてインク層4を積層し熱転写シートを作製
した。この時、インク層3の膜厚が1.2μm、インク
M4の膜厚が0.1μmとなるように塗工した。本実施
例の熱転写シートについて、転写試験、保存性試験を比
較例1と同様に行った。その結果を第4図、第2表にそ
れぞれ示した。第4図から明らかなように、本実施例の
熱転写シートは、従来の熱転写シート(比較例1)に比
較して、記録感度が大幅に向上している。また第2表′
から明らかなように、同程度の記録感度を有する比較例
2の熱転写シートに比較して、高温放置をした際、熱転
写シートのインク層を有していない面への染料の転移が
なく保存性が優れている。
.8g 処方4に示すインク塗液を用いて、実施例1と同様にし
てインク層3を設け、さらにその上に処方5に示すイン
ク塗液を用いてインク層4を積層し熱転写シートを作製
した。この時、インク層3の膜厚が1.2μm、インク
M4の膜厚が0.1μmとなるように塗工した。本実施
例の熱転写シートについて、転写試験、保存性試験を比
較例1と同様に行った。その結果を第4図、第2表にそ
れぞれ示した。第4図から明らかなように、本実施例の
熱転写シートは、従来の熱転写シート(比較例1)に比
較して、記録感度が大幅に向上している。また第2表′
から明らかなように、同程度の記録感度を有する比較例
2の熱転写シートに比較して、高温放置をした際、熱転
写シートのインク層を有していない面への染料の転移が
なく保存性が優れている。
〔実施例3〕
実施例1と同様にして、処方3に示すインク塗液を用い
てインク層2を設け、その上に処方4にに示すインク塗
液を用いてインク層3を積層する。
てインク層2を設け、その上に処方4にに示すインク塗
液を用いてインク層3を積層する。
次に、さらにその上に処方5に示すインク塗液を用いて
インク層4を積層し、熱転写シートを作製した。この時
、インク層2の膜厚が0.2μm。
インク層4を積層し、熱転写シートを作製した。この時
、インク層2の膜厚が0.2μm。
インク層3の膜厚が1.0μm、インク層4の膜厚が0
.1μmになるように塗工した0本実施例の熱転写シー
トについて転写試験、剥離試験、保存性試験を比較例1
と同様に行った。その結果を第4図、第1表、第2表に
それぞれ示す。第4図から明らかなように、本実施例の
熱転写シートは、従来の熱転写シート(比較例1)に比
較して、記録感度が大幅に向上している。また第1表、
第2表より明らかなように、同程度の記録感度を有する
比較例2の熱転写シートに比較して、インク層の剥離、
高温放置の際の染料の転移がなく、保存性が優れている
。
.1μmになるように塗工した0本実施例の熱転写シー
トについて転写試験、剥離試験、保存性試験を比較例1
と同様に行った。その結果を第4図、第1表、第2表に
それぞれ示す。第4図から明らかなように、本実施例の
熱転写シートは、従来の熱転写シート(比較例1)に比
較して、記録感度が大幅に向上している。また第1表、
第2表より明らかなように、同程度の記録感度を有する
比較例2の熱転写シートに比較して、インク層の剥離、
高温放置の際の染料の転移がなく、保存性が優れている
。
以上詳細に説明してきたように、本発明によれば、イン
ク層の染料含有率を高くすることによって、記録感度が
向上するとともに、基体と染料含有率の高いインク層の
間及び/又は、最外層に染料含有率の低いインク層を設
けることによって、熱転写シートの保存性をも向上させ
ることができるという顕著な効果がある。
ク層の染料含有率を高くすることによって、記録感度が
向上するとともに、基体と染料含有率の高いインク層の
間及び/又は、最外層に染料含有率の低いインク層を設
けることによって、熱転写シートの保存性をも向上させ
ることができるという顕著な効果がある。
第1図、第2図、第3図は、それぞれ、本発明になる熱
転写シートの一例の断面図である。 第4図は、本発明の実施例1〜3と比較例1゜2の転写
試験の結果を示す特性図(通電時間〜光学濃度)である
。
転写シートの一例の断面図である。 第4図は、本発明の実施例1〜3と比較例1゜2の転写
試験の結果を示す特性図(通電時間〜光学濃度)である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基体上に熱により昇華または気化する染料を含有す
るインク層を設けた熱転写シートにおいて、染料含有率
の異なるインク層を複数層積層したことを特徴とする熱
転写シート。 2、基体に接するインク層の染料含有率が隣接するイン
ク層よりも低いことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の熱転写シート。 3、最外層のインク層の染料含有率が隣接するインク層
より低いことを特徴とする特許請求の範囲第1項または
第2項記載の熱転写シート。 4、複数層のインク層の内、最も染料含有率の高いイン
ク層の染料含有率が50%以上であることを特徴とする
特許請求の範囲第2項または第3項記載の熱転写シート
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62259728A JPH01103496A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 熱転写シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62259728A JPH01103496A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 熱転写シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01103496A true JPH01103496A (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=17338118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62259728A Pending JPH01103496A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 熱転写シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01103496A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01272488A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-10-31 | Ricoh Co Ltd | 昇華型感熱転写記録媒体 |
JPH0211388A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-16 | Ricoh Co Ltd | 昇華型熱転写記録方法 |
JPH0225389A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-26 | Ricoh Co Ltd | 昇華型熱転写記録媒体 |
JPH0226790A (ja) * | 1988-07-18 | 1990-01-29 | Ricoh Co Ltd | 昇華型熱転写媒体 |
CN100371735C (zh) * | 2003-05-16 | 2008-02-27 | 株式会社电装 | 超声传感器 |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP62259728A patent/JPH01103496A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01272488A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-10-31 | Ricoh Co Ltd | 昇華型感熱転写記録媒体 |
JPH0211388A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-16 | Ricoh Co Ltd | 昇華型熱転写記録方法 |
JPH0225389A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-26 | Ricoh Co Ltd | 昇華型熱転写記録媒体 |
JPH0226790A (ja) * | 1988-07-18 | 1990-01-29 | Ricoh Co Ltd | 昇華型熱転写媒体 |
CN100371735C (zh) * | 2003-05-16 | 2008-02-27 | 株式会社电装 | 超声传感器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH011590A (ja) | 熱転写プリンタ及び熱転写方法並びにこれに用いる熱転写用インクシ−ト | |
JPH0790665B2 (ja) | 熱転写方法及びこれに用いる熱転写用インクシート | |
JPH01103496A (ja) | 熱転写シート | |
JPH03189191A (ja) | 熱染料昇華転写印刷法 | |
JPS625890A (ja) | 昇華転写記録材料 | |
JPS6266996A (ja) | 熱転写用受像体 | |
JPS6342891A (ja) | 熱印字媒体 | |
JP2741469B2 (ja) | 感熱記録媒体 | |
JP2967538B2 (ja) | 熱転写シート及びカードの製造方法 | |
JP2571752B2 (ja) | 熱転写シート | |
JP2006192605A (ja) | 昇華型感熱転写リボン | |
JP4469735B2 (ja) | 熱転写記録媒体、及びこれを用いた印刷物 | |
JP4479022B2 (ja) | セルフラミネート型熱転写シート | |
JP4282347B2 (ja) | 熱転写記録媒体及び印刷物 | |
JPH01122485A (ja) | 熱転写シート | |
JP2022149711A (ja) | 使用済み熱転写シートから情報漏洩を防止する方法 | |
JPS63170092A (ja) | 熱転写シ−ト | |
JP2001253175A (ja) | セルフラミネート型熱転写シート | |
JPS6356496A (ja) | 熱転写用インクシ−ト | |
JPH07257052A (ja) | 感熱転写シート | |
JP2005178205A (ja) | 熱転写記録媒体及び印刷物 | |
JP6108084B2 (ja) | 熱転写受像シート | |
JPH0225395A (ja) | 熱転写用受像体 | |
JP3412403B2 (ja) | 転写材およびそれを用いた転写形成体 | |
JPH0225386A (ja) | 熱転写用受像体 |