JP7520522B2 - 反応性スパッタ装置 - Google Patents
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Description
これにより、ヒータ室の排気が連通管を通じて行われる。すなわち、排気ポートからスパッタ室を排気すると、連通管からヒータ室も同時に排気される。このため、本発明の反応性スパッタ装置においては、ヒータ室の排気用に別個の排気系を設ける必要がなく、装置のコストダウンを図ることができる。そのうえ、連通管を通じて、ヒータ室とスパッタ室が同時に排気されるため、ヒータ室とスパッタ室との差圧が大きくなることがない。これにより、差圧により両室間の隔壁が破損する恐れがなくなるとともに、排気時に難しい制御が不要となる。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態の反応性スパッタ装置の概略図を示す。同図に示すように、本実施形態の反応性スパッタ装置は、基板Bに成膜する反応性スパッタ装置であって、スパッタ室1と、スパッタ室1に隔壁3を介して隣接したヒータ室2と、スパッタ室1とヒータ室2とを連通する細長い連通部としての連通管4とを備えている。
第1導入ポート12からは、活性ガスとして、例えば、酸素ガス(O2)が導入される。第1導入ポート12からスパッタ室1に活性ガスが導入されても、隔壁3によって隔てられたヒータ室2には活性ガスは導入されない。
そして、隔壁3のスパッタ室1側の表面には、スパッタカソード11と対向するように基板Bが取り付けられる。基板は、隔壁3の表面に直接取り付けてもよいし、間接的に取り付けてもよい。
ヒータ21としては、例えば、電流によって発熱するカーボンヒータを用いることができる。なお、図1では、ヒータ21に電流を供給する電源及び電源までの配線の図示を省略している。
連通管4は、成膜中にスパッタ室1とヒータ室2の差圧をつけるため、細長い配管で形成されている。ヒータ室2からスパッタ室1へ約10sccmの不活性ガスが連通管4を流れる場合において、真空引きされたスパッタ室1の圧力が1Pa程度であるとき、差圧をつけるためにヒータ室2の圧力は10Pa程度であることが望ましく、このときの連通管4のコンダクタンスが、スパッタ室に不活性ガスが導入された状態で、ヒータ室の圧力がスパッタ室の圧力に対して一桁以上高くなるように、すなわち、スパッタ室の圧力がヒータ室の圧力の1/10以下となるように、設定されることが好ましい。本実施形態では、例えば、0.002m3/s(2L/s)程度となるように、連通管4の寸法形状を設計した。
本実施形態では、連通管4は、内径3/8インチ(約9.5mm)、長さ約300mmの寸法形状を有し、SUS304で形成されている。
なお、連通管4のコンダクタンスは、排気ポート13や第2導入ポート22を流れるガス流量により適宜計算された値にするのが好ましい。
なお、第1導入ポート12からスパッタ室1に活性ガスが導入されている間、スパッタ室1は排気ポート13から排気されているため、成膜プロセス中、スパッタ室1は、通常、ヒータ室2に対して陰圧となっている。このため、スパッタ室1とヒータ室2とが常時連通されていても、活性ガスはスパッタ室1から連通管4を通ってヒータ室2へ実質的に進入しない。
次に、図2に、本発明の第2実施形態の反応性スパッタ装置の概略図を示す。同図に示すように、本実施形態の反応性スパッタ装置は、基板Bに成膜する反応性スパッタ装置であって、スパッタ室1と、スパッタ室1に隔壁3を介して隣接したヒータ室2と、スパッタ室1とヒータ室2とを連通する連通部として隔壁3を貫通した連通孔4aとを備えている。本実施形態の反応性スパッタ装置は、連通部が連通管4ではなく連通孔4aである点を除いて、上述した第1実施系のものと同じ構成を有する。このため、第1実施形態における構成要素と同一のものについては、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
なお、本実施形態においても、第1導入ポート12からスパッタ室1に活性ガスが導入されている間、スパッタ室1は排気ポート13から排気されているため、スパッタ室1は、通常、ヒータ室2に対して陰圧となっている。このため、スパッタ室1とヒータ室2とが常時連通されていても、成膜プロセス中、活性ガスはスパッタ室1から連通孔4aを通ってヒータ室2へ実質的に進入しない。さらに、好ましくは、連通孔4aのコンダクタンスは、スパッタ室1に不活性ガスが導入された状態で、ヒータ室2の圧力がスパッタ室の圧力に対して一桁以上高くなるように、すなわち、スパッタ室の圧力がヒータ室の圧力の1/10以下となるように、設定されるとよい。これにより、成膜プロセス中、スパッタ室1から連通孔4aを通ってヒータ室2への活性ガスの進入が確実に阻止される。
まず、排気ポート13のバルブ130を開き、真空排気ポンプ7によって、排気ポート13からスパッタ室1を高真空(例えば、10-4Pa程度)まで排気する(ステップS1)。このとき、連通管4を通じてヒータ室2も同時に排気される。
続いて、第1導入ポート12のバルブ120を閉じてスパッタ室1への活性ガス(酸素ガス)の導入を停止する(ステップS9)。これにより、排気ポート13からのスパッタ室1の排気と、第2導入ポート22からのヒータ室2へのアルゴンガスの導入が継続しているので、連通部(連通管4又は連通孔4a)を通じてスパッタ室1がアルゴン雰囲気となる。
次に、第2導入ポート22のバルブ220を閉じてヒータ室2への不活性ガス(アルゴンガス)の導入を停止する(ステップS10)。
次に、排気ポート13のバルブ130を閉じてスパッタ室1からの真空排気を停止する。スパッタ室1及びヒータ室2を大気開放するにあたっては、パージバルブ(図示せず)を開き、窒素ガス又は空気を大気圧まで導入する。なお、空気を導入する際には、ヒータ21の酸化によるダメージを回避するため、ヒータ室2が100℃以下になってからパージバルブを開く。
2 ヒータ室
3 隔壁
4 連通管
4a 連通孔
5 高周波電源(RF電源)
6 マッチングボックス(M-BOX)
7 真空排気ポンプ
11 スパッタカソード
12 第1導入ポート
13 排気ポート
21 ヒータ
22 第2導入ポート
120、130、220 バルブ
B 基板
Claims (3)
- 基板に薄膜を成膜する反応性スパッタ装置であって、
スパッタ室と、
前記スパッタ室に隔壁を介して隣接したヒータ室と、
前記隔壁以外の部分で、前記スパッタ室及び前記ヒータ室にそれぞれ開口し、前記スパッタ室と前記ヒータ室とを連通する連通管と、
を備え、
前記スパッタ室は、
ターゲットが取り付けられるスパッタカソードと、
当該スパッタ室に活性ガスを導入する第1導入ポートと、
真空排気ポンプに接続された排気ポートと、
を備え、
前記ヒータ室は、
前記スパッタ室内に配置された前記基板を、前記隔壁を介して加熱するヒータと、
当該ヒータ室に不活性ガスを導入する第2導入ポートと、
を備え、
前記真空排気ポンプによって、前記排気ポートから前記スパッタ室を排気すると、前記連通管から前記ヒータ室も同時に排気される
ことを特徴とする、反応性スパッタ装置。 - 前記連通管は、前記スパッタ室と前記ヒータ室とを常時連通している
ことを特徴とする、請求項1記載の反応性スパッタ装置。 - 前記連通管は、前記スパッタ室に不活性ガスが導入された状態で、前記スパッタ室の圧力がヒータ室の圧力の1/10以下となるコンダクタンスを有する
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の反応性スパッタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020017843A JP7520522B2 (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 反応性スパッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020017843A JP7520522B2 (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 反応性スパッタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021123749A JP2021123749A (ja) | 2021-08-30 |
| JP7520522B2 true JP7520522B2 (ja) | 2024-07-23 |
Family
ID=77459961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020017843A Active JP7520522B2 (ja) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | 反応性スパッタ装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP7520522B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
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-
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