JP7484828B2 - 見切り線の形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、見切り線の形成方法、具体的には、易剥離性塗料の塗装における見切り線の形成方法に関する。
自動車などの車両では、フロントパネル、ピラーなどの外表部の意匠性向上の方策として、例えば部分的な黒色塗装、メタリック調のツートンカラー塗装、ストライプ塗装などが行われている。
このような多様な意匠の作成では、塗装した部分と塗装していない部分との境目、あるいは、色の違う塗膜同士の境目、すなわち見切り線をはっきりときれいに形成させることが優れた意匠性のために重要になってくる。
例えば、特許文献1には、被塗装物の塗装面に異なった複数の色を塗り分け塗装するに際して、該被塗装物の既塗装面にマスキングを貼着して必要部位を被覆し、被覆部を除いた他の部分を別の塗色によって塗り分ける見切り部の塗装方法において、該マスキングは、上層テープと下層テープとを貼着してなり、かつ両者はその一端部において下層テープが上層テープよりも内側にある状態で段部を形成しており、上記塗り分けに際しては上記段部を上記見切り部に位置させて上記下層テープ側を上記既塗装面に貼着し、その後マスキング以外の部分にクリヤ塗料を塗布し、次いで上記上層テープのみを剥離し、然る後下層テープ以外の部分にカラーベース塗料を塗布して上記クリヤ塗料の端末部分を該カラーベース塗料で覆うことを特徴とする見切り部の塗装方法が記載されている。
特許文献2には、少なくとも、基材、線状体及び粘着層を有し、該基材は、マスキングテープの長尺方向に延伸されたポリマーフィルムを有し、該線状体は、マスキングテープの幅方向の端である端辺に平行に設けられていることを特徴とするマスキングテープを使用した塗膜形成方法であって、少なくとも以下の工程(1)ないし(5):(1)マスキングテープを用いて養生領域を覆う、又は、マスキングテープを用いて養生シートの端部を養生領域の縁に固定して該養生領域を該養生シートで覆う、又は、予めマスキングテープ付属養生シートが設けられたマスキングテープを用いて該養生領域を該マスキングテープ付属養生シートで覆う工程、(2)上記塗装領域に1層目の塗膜を形成する工程、(3)上記線状体をマスキングテープから引き上げることによって、該線状体の真上にある塗膜を切り取って、該線状体が接している上記基材と共に不要の塗膜を除去するか、又は、上記線状体を含めそれより端辺側のマスキングテープを引き上げることによって、該線状体の真上にある塗膜と該線状体より端辺側にある塗膜とを切り取って、不要の塗膜を除去する工程、(4)上記塗装領域に最上層の塗膜を形成する工程、(5)マスキングテープを剥離する、又は、マスキングテープを剥離し、養生シート又はマスキングテープ付属養生シートを除去する工程、を有することを特徴とする塗膜形成方法が記載されている。
特開平4-94766号公報 特開2018-90730号公報
最近では、個性を表現するために、様々な意匠を作成する機会が増えてきている。特に、意匠として様々な2種類の色を組み合わせたツートンカラー意匠の利用が増えてきている。
通常の塗料による塗装方法では、見切り線は、塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープを境目に沿って(すなわち、境目に接するように)貼り付け、塗装する部分、特に塗装する部分の境目に接する部分上にしっかりと塗料を塗布して境目をはっきりとさせるために、塗装する部分及びマスキングテープの境目に接する部分の上に、塗料を塗布し、乾燥などにより塗料を硬化した後にマスキングテープを剥離することにより形成される。
図1に通常の塗料による塗装方法の一例を模式的に示す。図1では、まず(1)のマスキング工程で、下地1の塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープ2を境目に沿って貼り付け、(2)の塗料塗布工程で、下地1の塗装する部分及びマスキングテープ2の境目に接する部分の上に、例えばスプレー塗布により塗料3を塗布し、(3)の硬化工程で、塗料3を例えば乾燥させることで硬化させて塗膜4を形成し、(4)のマスキング剥離工程で、マスキングテープ2を剥離することで塗装が完了する。
しかしながら、易剥離性塗料を使用する場合に上記塗装方法を適用すると、マスキングテープの剥離工程が塗料硬化後に実施されるため、マスキングテープとともに、そのマスキングテープに固着した易剥離性塗料もまた剥離してしまい、きれいな見切り線を形成することが難しい。
したがって、本発明は、塗料として易剥離性塗料を使用する場合における見切り線を形成させる方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するための手段を種々検討した結果、塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープを境目に沿って(すなわち、境目に接するように)貼り付ける工程と、塗装する部分、特に塗装する部分の境目に接する部分上にしっかりと塗料を塗布して境目をはっきりとさせ、見切り意匠をしっかり形成するために、塗装する部分及びマスキングテープの境目に接する部分の上に易剥離性塗料を塗布する工程と、易剥離性塗料を硬化させる工程と、マスキングテープを剥離する工程とを含む易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法において、マスキングテープとして、下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層から構成されるマスキングテープを使用し、易剥離性塗料を塗布した後に、上層のマスキングテープ構成層を剥離してから、易剥離性塗料を硬化させ、次いで下層のマスキングテープ構成層を剥離することによって、易剥離性塗料のマスキングテープへの固着を防止し、マスキングテープの剥離時に易剥離性塗料が一緒に剥離することを防止できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は以下の通りである。
(1)易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法であって、
(i)塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープを境目に沿って貼り付ける工程、ここで、マスキングテープは、下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層を含む、と、
(ii)塗装する部分及びマスキングテープの境目に接する部分の上に易剥離性塗料を塗布する工程と、
(iii)上層のマスキングテープ構成層を剥離する工程と、
(iv)易剥離性塗料を硬化させる工程と、
(v)下層のマスキングテープ構成層を剥離する工程と
を含む方法。
(2)(i)の工程において、下層のマスキングテープ構成層が、例えばHB以上の鉛筆硬さを有する、(1)に記載の方法。
(3)下層のマスキングテープ構成層が、例えばプラスチック製のマスキングテープである、(2)に記載の方法。
(4)(ii)の工程が、(ii’)易剥離性塗料を半硬化させる工程をさらに含む、(1)~(3)のいずれか1つに記載の方法。
(5)易剥離性塗料が揮発性溶剤を含み、(ii)の工程が(ii’)フラッシュオフ工程をさらに含み、(iv)の工程が乾燥硬化工程である、(1)~(4)のいずれか1つに記載の方法。
(6)(ii’)フラッシュオフ工程において、温度が20℃~100℃であり、フラッシュオフタイムが30秒~10分である、(5)に記載の方法。
本発明により、塗料として易剥離性塗料を使用する場合における見切り線を形成させる方法が提供される。
通常の塗料による塗装方法の一例を模式的に示す図である。 本発明による易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法の一例を模式的に示す図である。 本発明による易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法の一例を模式的に示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
本明細書では、適宜図面を参照して本発明の特徴を説明する。図面では、明確化のために各部の寸法及び形状を誇張しており、実際の寸法及び形状を正確に描写してはいない。それ故、本発明の技術的範囲は、これら図面に表された各部の寸法及び形状に限定されるものではない。なお、本発明の見切り線の形成方法は、下記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者がおこない得る変更、改良などを施した種々の形態にて実施することができる。
本発明は、易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法であって、(i)塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープを境目に沿って貼り付ける工程、ここで、マスキングテープは、下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層を含む、と、(ii)塗装する部分及びマスキングテープの境目に接する部分の上に易剥離性塗料を塗布する工程と、(iii)上層のマスキングテープ構成層を剥離する工程と、(iv)易剥離性塗料を硬化させる工程と、(v)下層のマスキングテープ構成層を剥離する工程とを含む方法に関する。
本発明において、(i)~(v)の工程は、基本的に(i)から(v)の順に実施される。以下に(i)~(v)の各工程について説明する。
(i)塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープを境目に沿って貼り付ける工程であって、マスキングテープが、下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層を含む工程(マスキング工程)
(i)の工程では、塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープを境目に沿って、すなわち、境目に接するように貼り付け、ここで、マスキングテープを下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層を含むものとする。
塗装する部分と塗装しない部分との境目は、見切り線を形成する部分であり、見切り部分とも表現される。
マスキングテープは、塗装しない部分を養生するために下地に貼り付けるテープであり、易剥離性塗料を塗装した後に剥離される。したがって、マスキングテープは、最終的に下地から剥離可能な接着力を有する。
マスキングテープは、下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層を含む。マスキングテープは、下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層の他に、1層以上から構成される中間層のマスキングテープ構成層を含んでいてもよい。マスキングテープの構成は、例えば、下地に下層のマスキングテープ構成層を貼り付けてから下層のマスキングテープ構成層の上に上層のマスキングテープ構成層を貼り付けることで構成してもよく、あるいは、予め下層のマスキングテープ構成層と上層のマスキングテープ構成層とを積み重ねて作製した該2層のマスキングテープ構成層を含むマスキングテープを下地に貼り付けることで構成してもよく、限定されるものではない。
マスキングテープは、下層のマスキングテープ構成層と上層のマスキングテープ構成層とが剥離できる構成を有する。すなわち、マスキングテープでは、下層のマスキングテープ構成層と上層のマスキングテープ構成層との層間が、剥離可能な接着力で接着している。このような接着力を有する接着剤は、当技術分野において公知であり、限定されない。
マスキングテープが下層のマスキングテープ構成層と上層のマスキングテープ構成層とが剥離できる構成を有することで、下記で説明する(iii)の工程で、(ii)の工程により易剥離性塗料が付着したマスキングテープにおける上層のマスキングテープ構成層を、下層のマスキングテープ構成層を残して剥離することができる。
見切り部分では、マスキングテープを構成するすべてのマスキングテープ構成層が見切り部分に沿って、ずれることなく重なっていることが好ましい。
マスキングテープのすべてのマスキングテープ構成層が見切り部分においてずれることなく重なっていることで、下記で説明する(ii)の工程で、易剥離性塗料を見切り部分に沿って均一に塗布することができ、また、下記で説明する(iii)の工程で、(ii)の工程により易剥離性塗料が付着したマスキングテープの見切り部分に接する部分を、マスキングテープを構成する上層のマスキングテープ構成層を剥離することで除去することができる。
マスキングテープにおける下地と直接接触する下層のマスキングテープ構成層としては、当技術分野で公知のマスキングテープが挙げられ、限定されない。下層のマスキングテープ構成層は、硬い層が好ましい。下層のマスキングテープ構成層は、HB以上の鉛筆硬さ(JIS K5600塗料-一般試験方法の第5部、第4節、引っかき硬度(鉛筆法)に準拠)を有することが好ましい。このような硬さを有する下層のマスキングテープ構成層としては、当技術分野で公知の素材からなるマスキングテープが挙げられ、限定されないが、例えば、プラスチック製、例えばアクリル製のマスキングテープが挙げられる。
マスキングテープにおける下地と直接接触する下層のマスキングテープ構成層を硬い層にすることで、下記で説明する(v)の工程において、よりはっきりとした、シャープできれいな見切り線を形成することができる。
下層のマスキングテープ構成層の厚さは、限定されないが、通常10μm~200μm、好ましくは50μm~150μmである。下層のマスキングテープ構成層の厚さは、易剥離性塗料の塗膜の厚さと比較して、厚くても、又は薄くてもよい。
なお、上記のとおり、マスキングテープは最終的に下地から剥離されるため、下地及び下地と直接接触する下層のマスキングテープ構成層は、剥離可能な接着力で接着している。このような接着力を有する接着剤は、当技術分野において公知であり、限定されない。下記で説明する(iii)の工程で、上層のマスキングテープ構成層を下層のマスキングテープ構成層が残るように剥離するために、下地及び下地と直接接触する下層のマスキングテープ構成層の間の接着力は、上層のマスキングテープ構成層及び該上層のマスキングテープ構成層と直接接する下層のマスキングテープ構成層の間の接着力と比較して同等以上であることが好ましい。
マスキングテープにおける下層のマスキングテープ構成層の上に配置される上層のマスキングテープ構成層としては、当技術分野で公知のマスキングテープが挙げられ、限定されない。上層のマスキングテープ構成層は、下層のマスキングテープ構成層と同じマスキングテープであってもよく、又は下層のマスキングテープ構成層よりも柔らかい、例えばHB未満、例えば2Bの鉛筆硬さ(JIS K5600塗料-一般試験方法の第5部、第4節、引っかき硬度(鉛筆法)に準拠)を有するマスキングテープであってもよい。上層のマスキングテープ構成層としては、紙製のマスキングテープであってもよい。
上層のマスキングテープ構成層の厚さは、限定されないが、通常10μm~200μm、好ましくは30μm~60μmである。
マスキングテープにおける下層のマスキングテープ構成層と上層のマスキングテープ構成層との間に場合により配置される中間層のマスキングテープ構成層としては、当技術分野で公知のマスキングテープが挙げられ、限定されない。中間層のマスキングテープ構成層は、上層のマスキングテープ構成層と同様の役割を担うため、上層のマスキングテープ構成層と同じマスキングテープであってもよい。中間層のマスキングテープ構成層の厚さは、存在する場合、限定されないが、通常10μm~200μm、好ましくは30μm~60μmである。
マスキングテープの厚さ、すなわち下層のマスキングテープ構成層と上層のマスキングテープ構成層とを合わせた厚さは、通常20μm~400μm、好ましくは80μm~210μmである。マスキングテープの厚さは、易剥離性塗料の塗膜の厚さと比較して、厚いことが好ましい。
(ii)塗装する部分及びマスキングテープの境目に接する部分の上に易剥離性塗料を塗布する工程(易剥離性塗料塗布工程)
(ii)の工程では、塗装する部分及びマスキングテープの境目に接する部分の上に易剥離性塗料を塗布する。
易剥離性塗料としては、当技術分野で公知の塗料が挙げられ、限定されないが、例えば揮発性溶剤含有塗料からなる群から選択される塗料が挙げられる。易剥離性塗料としては、例えば有機溶剤、例えばキシレン、エチルベンゼン、及び/又はメチルエチルケトン、酸化防止剤、シリカ反応物、顔料、例えば酸化チタン(ナノ粒子)などを含む塗料が挙げられる。
易剥離性塗料の塗布方法としては、当技術分野で公知の塗布方法が挙げられ、限定されないが、例えば、はけ、ローラーブラシ、ヘラなどを使用した手作業による塗布、エアスプレー、エアレススプレー、浸漬などを使用した機器作業による塗布、電気的引力による吸着(静電作用)を利用した装置作業による塗布などが挙げられる。
(ii)の工程では、易剥離性塗料が、塗装する部分、特に塗装する部分の見切り部分に接する部分上に均一にしっかりと塗布される方法により塗布されることが好ましい。
易剥離性塗料の塗布の厚さは限定されないが、易剥離性塗料は、易剥離性塗料の硬化後の塗膜の厚さが、通常20μm~150μm、好ましくは40μm~80μmになるように塗布される。
(ii)の工程で易剥離性塗料を塗布することにより、塗装する部分及び(i)の工程で貼り付けたマスキングテープの一部、特にマスキングテープの見切り部分に接する部分の上に易剥離性塗料が塗布される。
(ii)の工程は、易剥離性塗料の流動性を低下(粘度を増大)させるために、(ii’)易剥離性塗料を半硬化させる工程をさらに含むことが好ましい。
易剥離性塗料を半硬化させる工程、すなわち(ii’)の工程は、易剥離性塗料の性状により異なり得る。
(ii’)の工程は、例えば、易剥離性塗料が揮発性溶剤、例えばキシレン、エチルベンゼン、アセトン、メチルエチルケトン、又はそれらの混合溶剤などを含む場合には、該溶剤を揮発させるためのフラッシュオフ工程(単に「フラッシュ」工程ともいう)を含むことができる。フラッシュオフ工程は、限定されないが、大気中、通常15℃~100℃、好ましくは20℃~100℃、より好ましくは15℃~60℃、さらにより好ましくは20℃~50℃で実施することができる。フラッシュオフ工程におけるフラッシュオフタイムは、フラッシュオフ工程における温度に依存し得るが、短い方が好ましく、通常30分以下、好ましくは10分以下、より好ましくは3分以下である。フラッシュオフタイムは、短すぎると易剥離性塗料が半硬化しないため、通常30秒以上、好ましくは1分以上である。
(ii’)の工程は、例えば、易剥離性塗料が熱硬化性樹脂を含む場合には、熱処理工程を含むことができる。該熱処理工程は、易剥離性塗料を完全に硬化させずに半硬化させるのに十分な時間及び温度で実施される。
(ii’)の工程は、例えば、易剥離性塗料が光硬化性樹脂を含む場合には、光照射工程を含むことができる。該照射工程は、易剥離性塗料を完全に硬化させずに半硬化させるのに十分な光波長及び時間で実施される。
(ii)の工程が(ii’)の工程をさらに含むことにより、易剥離性塗料の流動性が低下(粘度が増大)し、下記で説明する(iii)の工程で、上層のマスキングテープ構成層を剥離しても、新しく形成された下層又は中間層のマスキングテープ構成層の上に易剥離性塗料が流れ落ちることを防ぐことができる。
(iii)上層のマスキングテープ構成層を剥離する工程(上層マスキングテープ構成層剥離工程)
(iii)の工程では、上層のマスキングテープ構成層を剥離する。
上層のマスキングテープ構成層を剥離することにより、(ii)の工程により易剥離性塗料が付着したマスキングテープにおける上層のマスキングテープ構成層だけを除去することができる。マスキングテープ上、特に上層のマスキングテープ構成層の表面上に付着した易剥離性塗料が除去されることにより、下記で説明する(iv)の工程の際に、マスキングテープ、すなわち下層のマスキングテープ構成層と易剥離性塗料との固着を防止することができ、下記で説明する(v)の工程の際の下層のマスキングテープ構成層の剥離時に、塗膜化された易剥離性塗料が一緒に剥離されることを防止することができる。
(iv)易剥離性塗料を硬化させる工程(易剥離性塗料硬化工程)
(iv)の工程では、易剥離性塗料を硬化させる。
易剥離性塗料の硬化は、使用した易剥離性塗料の性状により異なり得る。
例えば、易剥離性塗料が揮発性溶剤を含み、揮発性溶剤の揮発により塗膜化される塗料である場合、該溶剤を揮発させるための乾燥工程を含むことができる。乾燥工程は、限定されないが、大気中、通常15℃~100℃、好ましくは15℃~80℃、より好ましくは40℃~60℃で、通常1分~30分、好ましくは3分~10分実施することができる。
例えば、易剥離性塗料が熱硬化性樹脂を含み、熱硬化性樹脂の硬化により塗膜化される塗料である場合、熱処理工程を含むことができる。該熱処理工程は、易剥離性塗料を完全に塗膜化させるのに十分な時間及び温度で実施される。
例えば、易剥離性塗料が光硬化性樹脂を含み、光硬化性樹脂の硬化により塗膜化される塗料である場合、光照射工程を含むことができる。該照射工程は、易剥離性塗料を完全に塗膜化させるのに十分な光波長及び時間で実施される。
(iv)の工程によって、易剥離性塗料を塗膜化することができる。
(v)下層のマスキングテープ構成層を剥離する工程(下層マスキングテープ構成層剥離工程)
(v)の工程では、下層のマスキングテープ構成層を剥離する。
(v)の工程では、(iii)の工程において予め(ii)の工程により易剥離性塗料が付着したマスキングテープにおける上層のマスキングテープ構成層だけを除去しているため、(iv)の工程の際に、マスキングテープ、すなわち下層のマスキングテープ構成層と易剥離性塗料との固着が防止され、その結果、下層のマスキングテープ構成層を剥離することにより、塗膜化された易剥離性塗料が一緒に剥離されることが防止され、はっきりとした、シャープできれいな見切り線を形成することができる。
図2に本発明による易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法の一例を模式的に示す。図2では、まず(i)のマスキング工程で、下地1の塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上に2層のマスキングテープ構成層5及び6からなるマスキングテープ2を境目に沿って貼り付け、(ii)の易剥離性塗料塗布工程で、下地1の塗装する部分及びマスキングテープ2、特に上層のマスキングテープ構成層6の境目に接する部分の上に、例えばスプレー塗布により易剥離性塗料7を塗布し、さらに場合により易剥離性塗料7を半硬化させ、(iii)の上層マスキングテープ構成層剥離工程で、硬化前の易剥離性塗料7が付着した上層のマスキングテープ構成層6を剥離し、(iv)の易剥離性塗料硬化工程で、易剥離性塗料7を例えば乾燥させることで硬化させて易剥離性塗料の塗膜8を形成し、(v)の下層マスキングテープ構成層剥離工程で、下層のマスキングテープ構成層5を剥離することで塗装を完了し、その結果、はっきりとした、シャープできれいな見切り線が形成される。
本発明の易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法において、マスキングテープが中間層のマスキングテープ構成層を含む場合、例えば、(iii)の工程において、上層のマスキングテープ構成層を剥離した後に、マスキングテープに接するまだ塗装していない塗装する部分に再度(ii)の工程を繰り返して、その後中間層のマスキングテープ構成層を剥離することで、マスキングテープを境目部分とする2つの異なる塗装を実施することができる。
この場合、本発明の易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法は、
(i)塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープを境目に沿って貼り付ける工程、ここで、マスキングテープは、下層のマスキングテープ構成層、中間層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層を含む、と、
(ii-1)塗装する部分の一部及びマスキングテープの塗装する部分の一部に接する部分の上に易剥離性塗料を塗布する工程と、
(iii-1)上層のマスキングテープ構成層を剥離する工程と、
(ii-2)(ii-1)においてまだ易剥離性塗料を塗布していない部分及びマスキングテープ(下層のマスキングテープ構成層+中間層のマスキングテープ構成層)のまだ易剥離性塗料を塗布していない部分に接する部分の上に易剥離性塗料を塗布する工程と、
(iii-2)中間層のマスキングテープ構成層を剥離する工程と、
(iv)易剥離性塗料を硬化させる工程と、
(v)下層のマスキングテープ構成層を剥離する工程と
を含む。
図3に、本発明による易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法の別の一例を模式的に示す。図3では、まず(i)のマスキング工程で、下地1の塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上に3層のマスキングテープ構成層5、9及び6からなるマスキングテープ2を境目に沿って貼り付け、(ii-1)の易剥離性塗料塗布工程で、下地1の塗装する部分の一部及びマスキングテープ2、特に上層のマスキングテープ構成層6の境目に接する部分の上に、例えばスプレー塗布により易剥離性塗料7を塗布し、さらに場合により易剥離性塗料7を半硬化させ、(iii-1)の上層マスキングテープ構成層剥離工程で、硬化前の易剥離性塗料7が付着した上層のマスキングテープ構成層6を剥離し、(ii-2)の2回目の易剥離性塗料塗布工程で、下地1の塗装する部分のまだ塗料を塗布していない部分及び中間層のマスキングテープ構成層9の境目に接する部分の上に、例えばスプレー塗布により別の易剥離性塗料10を塗布し、さらに場合により別の易剥離性塗料10を半硬化させ、(iii-2)の中間層マスキングテープ構成層剥離工程で、硬化前の別の易剥離性塗料10が付着した中間層のマスキングテープ構成層9を剥離し、(iv)の易剥離性塗料硬化工程で、易剥離性塗料7及び別の易剥離性塗料10を例えば乾燥させることで硬化させて易剥離性塗料の塗膜8及び別の易剥離性塗料の塗膜11を形成し、(v)の下層マスキングテープ構成層剥離工程で、下層のマスキングテープ構成層5を剥離することで3色のストライプ塗装を完了し、その結果、はっきりとした、シャープできれいな見切り線が形成される。
マスキングテープが中間層のマスキングテープ構成層を含む場合における上記工程によって、例えば、マスキングテープを隔てた3色のストライプ塗装を容易に実施することができる。
以下、本発明に関するいくつかの実施例につき説明するが、本発明をかかる実施例に示すものに限定することを意図したものではない。
1.下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層の検討
下記に示す(i)~(v)の工程に基づいて、易剥離性塗料を用いた塗装において、見切り線を形成した。
実施例1
(i)マスキング工程
まず、塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上に、下層のマスキングテープ構成層を境目に沿って貼り付けた。続いて、下層のマスキングテープ構成層の上に上層のマスキングテープ構成層を下層のマスキングテープ構成層と重なるように貼り付けた。
下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層としては、それぞれHBの鉛筆硬さ(JIS K5600塗料-一般試験方法の第5部、第4節、引っかき硬度(鉛筆法)に準拠)を有するマスキングテープを使用した。
(ii)易剥離性塗料塗布工程
塗装する部分及びマスキングテープの見切り部分に接する部分の上に易剥離性塗料をスプレー塗布した。易剥離性塗料としては、市販の剥がせる機能を有する塗料(揮発性溶剤含有塗料)を使用した。易剥離性塗料塗布後、フラッシュオフ工程として、60℃で10分間放置した。
(iii)上層マスキングテープ構成層剥離工程
(ii)により易剥離性塗料が付着した上層のマスキングテープ構成層を剥離した。
(iv)易剥離性塗料硬化工程
(ii)で塗布した易剥離性塗料を硬化させるために、60℃で20分間熱処理した。
(v)下層マスキングテープ構成層剥離工程
(iv)の工程で易剥離性塗料を硬化させた後に、下層のマスキングテープ構成層を剥離し、見切り線を形成させた。
実施例2
実施例1の(i)マスキング工程において、下層のマスキングテープ構成層として、2Bの鉛筆硬さ(JIS K5600塗料-一般試験方法の第5部、第4節、引っかき硬度(鉛筆法)に準拠)を有するマスキングテープを使用し、上層のマスキングテープ構成層として、HBの鉛筆硬さを有するマスキングテープを使用した以外は、実施例1の方法と同様に見切り線を形成させた。
実施例3
実施例1の(i)マスキング工程において、下層のマスキングテープ構成層として、HBの鉛筆硬さを有するマスキングテープを使用し、上層のマスキングテープ構成層として、2Bの鉛筆硬さを有するマスキングテープを使用した以外は、実施例1の方法と同様に見切り線を形成させた。
実施例4
実施例1の(i)マスキング工程において、下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層として、それぞれ2Bの鉛筆硬さを有するマスキングテープを使用した以外は、実施例1の方法と同様に見切り線を形成させた。
表1に結果を示す。
Figure 0007484828000001
表1において、〇はきれいな見切り線が形成されたことを示し、◎は〇よりもシャープできれいな見切り線が形成されたことを示す。表1より、下層のマスキングテープ構成層としては、硬い、特にHB以上の鉛筆硬さを有するマスキングテープ、例えばプラスチック製のマスキングテープが好ましいことがわかった。
2.(ii)の易剥離性塗料塗布工程における(ii’)易剥離性塗料半硬化工程の検討(上層のマスキングテープ構成層の剥離タイミングの検討)
実施例3の(ii)の易剥離性塗料塗布工程において、易剥離性塗料を塗布して、(1)直後、(2)フラッシュオフタイム3分(23℃)、(3)フラッシュオフタイム5分(23℃)、(4)60℃×3分、(5)80℃×3分、(6)100℃×3分経過後に、(iii)の上層マスキングテープ構成層剥離工程を実施した。
表2に結果を示す。
Figure 0007484828000002
表2において、△は易剥離性塗料が少したれてしまったことを示し、〇は易剥離性塗料がたれることなく上層のマスキングテープ構成層を剥離できたことを示し、◎は〇よりも短い時間で易剥離性塗料がたれることなく上層のマスキングテープ構成層を剥離できたことを示す。表2より、易剥離性塗料半硬化工程は、23℃~100℃で、30秒~10分、特に23℃で3分のフラッシュオフタイムが好ましいことがわかった。
1.下地、2.マスキングテープ、3.(通常の)塗料、4.塗料の塗膜、5.下層のマスキングテープ構成層、6.上層のマスキングテープ構成層、7.易剥離性塗料、8.易剥離性塗料の塗膜、9.中間層のマスキングテープ構成層、10.別の易剥離性塗料、11.別の易剥離性塗料の塗膜

Claims (5)

  1. 易剥離性塗料を用いた塗装における見切り線の形成方法であって、
    (i)塗装する部分と塗装しない部分との境目の塗装しない部分上にマスキングテープを境目に沿って貼り付ける工程、ここで、マスキングテープは、下層のマスキングテープ構成層及び上層のマスキングテープ構成層を含み、下層のマスキングテープ構成層は、HB以上の鉛筆硬さを有する、と、
    (ii)塗装する部分及びマスキングテープの境目に接する部分の上に易剥離性塗料を塗布する工程と、
    (iii)上層のマスキングテープ構成層を剥離する工程と、
    (iv)易剥離性塗料を硬化させる工程と、
    (v)下層のマスキングテープ構成層を剥離する工程と
    を含む方法。
  2. 下層のマスキングテープ構成層が、プラスチック製のマスキングテープである、請求項に記載の方法。
  3. (ii)の工程が、(ii’)易剥離性塗料を半硬化させる工程をさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 易剥離性塗料が揮発性溶剤を含み、(ii)の工程が(ii’)フラッシュオフ工程をさらに含み、(iv)の工程が乾燥硬化工程である、請求項1~のいずれか一項に記載の方法。
  5. (ii’)フラッシュオフ工程において、温度が20℃~100℃であり、フラッシュオフタイムが30秒~10分である、請求項に記載の方法。
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