JP7476812B2 - 上部スプレッダ案内装置 - Google Patents
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Description
本開示は、クレーンのブームに設けられる上部スプレッダ案内装置に関する。
いわゆるガントリ方式のクレーンは、ベースボディと、ベースボディに起伏可能に取り付けられたブームと、ブームの後方においてベースボディに取り付けられたガントリと、ガントリとブームの先端部とを接続する接続ユニットと、を備える。前記接続ユニットは、ブームを起伏動作させるために設けられている。具体的に、前記接続ユニットは、例えば、下部スプレッダ、上部スプレッダ、起伏ロープ及びガイラインを含む。下部スプレッダは、ガントリの上端部に取り付けられている。ガイラインは、上部スプレッダとブームの上端部とを接続している。起伏ロープは、上部スプレッダと下部スプレッダとの間の距離を調節可能なように上部スプレッダと下部スプレッダとを接続している。吊り荷を吊り上げるクレーン作業が行われるときには、前記接続ユニットは、例えば、ガントリの上端部とブームの先端部との間に張り渡されている。
クレーンがクローラクレーンである場合、前記ベースボディは、自走可能な下部走行体と、下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、を含む。クレーンが固定式クレーンである場合、前記ベースボディは、地面などに固定された土台と、土台に旋回可能に支持された上部旋回体と、を含む。クローラクレーン、固定式クレーンなどのクレーンは、公道を自走することができないので、トレーラによって輸送される。クレーンが輸送されるときには、当該クレーンの一部を構成する輸送対象のサイズが輸送の規制値の範囲内に収まるように、クレーンはいくつかの部分に分解される。例えばブームを含む輸送対象は、当該ブームにおける予め決められた取付位置に上部スプレッダが取り付けられた状態で輸送される。従って、クレーン作業の後に輸送対象が輸送される場合には、上部スプレッダをブームにおける取付位置に取り付けるための取付作業が行われる。
特許文献1は、左右一対のガイド部を備える上部スプレッダ取付装置を開示している。左右のガイド部は、倒伏状態で配置されたブームから斜め上方に延びるような形状を有し、上部スプレッダを下方に案内することができる。左右のガイド部は、ブームに回動可能に支持されており、これにより、起立姿勢と倒伏姿勢との間で姿勢を変えることができる。
この取付作業において、作業者は、ブームを倒伏状態に配置し、下部スプレッダと上部スプレッダとの間の間隔を大きくすることにより上部スプレッダをブームに向けて下降させる。下降した上部スプレッダは、左右のガイド部に案内されて前記取付位置に配置される。また、当該取付作業の完了後には、ブームを含む輸送対象の上下方向の寸法を輸送時の制限高さの範囲内に収めるために、作業者は、左右のガイド部のそれぞれが起立姿勢から倒伏姿勢に変わるように、左右のガイド部を回動中心回りに回動させるための作業を行う。これにより、倒伏状態に配置されたブームから左右のガイド部が上方に突出する突出長さを小さくすることができる。
ところで、クレーンが大型化すると次のような問題が生じる。ブームの長さは、クレーンが大型化するにつれて大きくなる。ブームの長さが大きくなると、ガントリの上端部とブームの先端部との距離も大きくなり、前記接続ユニットの長さも大きくなる。接続ユニットの長さが大きくなると、上部スプレッダをブームに向けて下降させるときに上部スプレッダの位置の前後の変動幅が大きくなるため、左右のガイド部の長さを大きくする必要がある。しかし、ガイド部が大型化するとガイド部の重量が増加するので、ガイド部のブームからの突出長さを小さくするための作業を少ない人数で行うことが困難になる。
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ガイド部の長さを確保しつつ、ガイド部のブームからの突出長さを小さくするための作業を少ない人数で行うことが可能な上部スプレッダ案内装置を提供することを目的とする。
提供されるのは、ベースボディと、前記ベースボディに起伏可能に支持されたブームと、前記ベースボディに支持されたガントリと、前記ガントリと前記ブームの先端部とを接続する接続ユニットであって下部スプレッダと上部スプレッダとを含む接続ユニットと、を備えるクレーンにおいて、前記ブームが倒伏した倒伏姿勢で配置された状態で、前記下部スプレッダと前記上部スプレッダとの間隔を大きくすることで降下する前記上部スプレッダを、前記ブームにおける取付位置に案内するための上部スプレッダ案内装置であって、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置された状態で前記ブームから斜め上方に起立した起立姿勢で配置されることが可能なように前記ブームにそれぞれ支持された左右一対のブーム側ガイド部と、前記一対のブーム側ガイド部に対する相対位置を張出位置と退避位置との間で変えることが可能なように前記一対のブーム側ガイド部にそれぞれ支持された左右一対の可動ガイド部と、を備え、前記一対の可動ガイド部のそれぞれの前記張出位置は、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置され、かつ、前記ブーム側ガイド部が前記起立姿勢で配置された状態で前記ブーム側ガイド部が起立する起立方向に沿って前記可動ガイド部が前記ブーム側ガイド部から斜め上方に起立した起立姿勢で配置されるような位置であり、前記一対の可動ガイド部のそれぞれの前記退避位置は、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置され、かつ、前記ブーム側ガイド部が前記起立姿勢で配置された状態で前記可動ガイド部が前記張出位置に比べて低い位置に配置されるような位置である。
この上部スプレッダ案内装置では、上部スプレッダをブームにおける取付位置に取り付ける取付作業が行われるときには、ブームが倒伏姿勢で配置され、ブーム側ガイド部が起立姿勢で配置された状態で、左右の可動ガイド部が張出位置にそれぞれ配置されることにより、ブーム側ガイド部及び可動ガイド部を含むガイド部全体の長さを十分に確保することができる。取付作業の完了後には、前記ガイド部全体を動かさなくても、左右の可動ガイド部のそれぞれを張出位置から退避位置に動かすだけで、左右の可動ガイド部のブームからの突出長さを小さくすることができる。従って、この上部スプレッダ案内装置では、ガイド部全体の長さを確保しつつ、可動ガイド部のブームからの突出長さを小さくするための作業を少ない人数で行うことができる。
前記上部スプレッダ案内装置において、前記一対の可動ガイド部のそれぞれは、前記ブーム側ガイド部に対する相対位置を前記張出位置と前記退避位置との間で変えることが可能なように回動可能に支持されていることが好ましい。この構成では、例えばテレスコピック式の伸縮構造によって前記相対位置を変える場合に比べて、構造を簡素化することができる。
前記上部スプレッダ案内装置において、前記一対のブーム側ガイド部のそれぞれは、前記張出位置に向かって回動する前記可動ガイド部が前記張出位置を超えることを規制する第1の規制部と、前記退避位置に向かって回動する前記可動ガイド部が前記退避位置を超えることを規制するための第2の規制部と、を有し、前記一対の可動ガイド部のそれぞれは、当該可動ガイド部が前記張出位置に位置決めされるように前記第1の規制部に当接する第1の被規制部と、当該可動ガイド部が前記退避位置に位置決めされるように前記第2の規制部に当接する第2の被規制部と、を有することがより好ましい。この構成では、作業者は、可動ガイド部を張出位置に向けて回動させる作業を行うと、可動ガイド部の第1の被規制部がブーム側ガイド部の第1の規制部に当接するので、可動ガイド部を張出位置に正確に配置することができる。また、作業者は、可動ガイド部を退避位置に向けて回動させる作業を行うと、可動ガイド部の第2の被規制部がブーム側ガイド部の第2の規制部に当接するので、可動ガイド部を退避位置に正確に配置することができる。
前記上部スプレッダ案内装置において、前記一対のブーム側ガイド部のそれぞれは、前記ブームに対する相対位置を起立位置と非起立位置との間で変えることが可能なように前記ブームに回動可能に支持され、前記一対のブーム側ガイド部のそれぞれの前記起立位置は、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置された状態で前記ブーム側ガイド部が前記起立姿勢で配置されているときの位置であり、前記一対のブーム側ガイド部のそれぞれの前記非起立位置は、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置された状態で前記ブーム側ガイド部が前記起立位置に比べて低い位置に配置されるような位置であることが好ましい。この構成では、一対のブーム側ガイド部のそれぞれを回動させてブーム側ガイド部のブームに対する相対位置を起立位置から非起立位置に変えることにより、ブーム側ガイド部及び可動ガイド部を含むガイド部全体のブームからの突出長さを小さくすることができる。
本開示によれば、ガイド部の長さを確保しつつ、ガイド部のブームからの突出長さを小さくするための作業を少ない人数で行うことが可能な上部スプレッダ案内装置が提供される。
以下、実施形態に係る上部スプレッダ案内装置及びこれを備えるクレーンについて図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るクレーン100の側面図である。図1に示すように、クレーン100は、下部走行体101と、上部旋回体102と、ブーム60と、ガントリ70と、下部スプレッダ75と、上部スプレッダ80と、ガイライン90と、起伏ロープ91と、ブーム起伏ウインチ93と、上部スプレッダ案内装置10と、複数の固定部材と、を備える。下部走行体101及び上部旋回体102は、ベースボディの一例である。
図面に示される「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」の方向は、クレーン100の上部旋回体102の向きを基準とするものである。これらの方向は、実施形態に係るクレーン100を説明するために便宜上示すものであり、クレーン100の移動方向や使用態様などを限定するものではない。
下部走行体101は、左右一対の走行装置を有する。上部旋回体102は、下部走行体101の上に旋回可能に支持される旋回フレーム103を有する。旋回フレーム103の前部には、キャビンが設けられ、旋回フレーム103の後部には、カウンタウエイトが設けられている。
ブーム60は、上部旋回体102に起伏可能に支持されている。ブーム60の基端部61は、上部旋回体102の旋回フレーム103の前部に回動可能に取り付けられている。ブーム60の先端部62は、図略のブームシーブを有し、吊り荷を吊り上げるためのワイヤーロープがこのブームシーブを介して先端部62から垂れ下がるように配置される。ブーム60は、基端部61から先端部62まで長手方向A1に延びている。なお、ブーム60の先端部62には、図略のジブがさらに連結されていてもよい。
ブーム60は、複数のブーム部材により構成される。図1に示す具体例では、ブーム60は、下部ブーム部材60Aと、この下部ブーム部材60Aに連結された上部ブーム部材60Bと、を備える。本実施形態では、ブーム60は、ラチス構造を有するラチスブームであるが、伸縮可能なテレスコピックブームであってもよい。
ガントリ70、下部スプレッダ75、上部スプレッダ80、ガイライン90、起伏ロープ91、及び起伏ウインチ93は、上部旋回体102に対してブーム60を起伏させるブーム起伏装置を構成する。下部スプレッダ75、上部スプレッダ80、ガイライン90、及び起伏ロープ91は、ガントリ70の上端部とブーム60の先端部62とを接続する接続ユニットを構成する。
ガントリ70は、上部旋回体102に取り付けられ、Aフレームとも呼ばれる。ガントリ70は、ブーム60の後方に配置される。ガントリ70は、コンプレッションメンバ71と、テンションメンバ72と、を備える。
コンプレッションメンバ71は、上部旋回体102に起伏可能に取り付けられる。コンプレッションメンバ71は、上部旋回体102に、ピンを介して、着脱可能に取り付けられる。吊り荷を吊り上げる作業であるクレーン作業が行われるときには、コンプレッションメンバ71は、下端部から上端部に向かって、後方でかつ上方に延びるように配置される。クレーン100の分解時及び組立時には、コンプレッションメンバ71は、倒伏姿勢となる場合がある。コンプレッションメンバ71は、例えば、左右方向に間隔をあけて配置される2本の構造物を備える。テンションメンバ72は、コンプレッションメンバ71の上端部と上部旋回体102とを接続する。テンションメンバ72は、左右方向に間隔をあけて配置される2本の部材を備える。
下部スプレッダ75は、ガントリ70のコンプレッションメンバ71の上端部に接続されている。下部スプレッダ75は、図略の複数の下部スプレッダシーブを有する。複数の下部スプレッダシーブは、起伏ロープ91が掛けられる滑車である。
ガイライン90は、クレーン作業が行われるときには、上部スプレッダ80とブーム60の先端部62とを接続する。ガイライン90は、クレーン100の分解時には、上部スプレッダ80から取り外される場合がある。
ブーム起伏ウインチ93は、起伏ロープ91の巻き取り及び繰り出しを行う。ブーム起伏ウインチ93は、上部旋回体102に取り付けられてもよく、コンプレッションメンバ71に取り付けられてもよい。
起伏ロープ91は、起伏ウインチ93から引き出され、下部スプレッダ75と上部スプレッダ80とに掛け回される。起伏ロープ91の先端部は、所定の箇所に固定される。ブーム起伏ウインチ93が、起伏ロープ91の巻き取り又は繰り出しを行うと、下部スプレッダ75と上部スプレッダ80との間隔が変わる。クレーン作業が行われるときには、上部スプレッダ80とブーム60の先端部とがガイライン90で接続されているので、下部スプレッダ75と上部スプレッダ80との間隔が変わると、上部旋回体102に対してブーム60が起伏する。
図2は、ブーム60、上部スプレッダ案内装置10、及び上部スプレッダ80を示す斜視図である。図3は、ブーム60における取付位置に上部スプレッダ80が取り付けられた状態を示す平面図である。図4は、上部スプレッダ案内装置10のブーム側ガイド部及び可動ガイド部を示す平面図である。図5は、ブーム側ガイド部及び可動ガイド部を分解して示す側面図である。図6及び図7のそれぞれは、ブーム60における取付位置に上部スプレッダ80が取り付けられた状態を示す側面図である。
図1~図3に示すように、ブーム60は、左支持部11及び右支持部11を有する。左支持部11と右支持部11は、上部スプレッダ案内装置10を支持する部分であり、左右方向に互いに離れて設けられている。左支持部11及び右支持部11は、上部スプレッダ80が取り付けられるブラケットである。すなわち、ブーム60における取付位置は、左支持部11及び右支持部11に対応する位置である。本実施形態では、左支持部11及び右支持部11は、ブーム60の基端部61と先端部62との間の中間部に設けられている。本実施形態では、左支持部11及び右支持部11は、下部ブーム部材60Aと上部ブーム部材60Bとの接続部分の付近、具体的には、下部ブーム部材60Aの先端部の上部に設けられている。ただし、ブーム60において左支持部11及び右支持部11が設けられる部位は、図1に示す具体例に限られない。
左支持部11は、ブーム60の長手方向A1に沿って延びる左側のメインパイプ63から上方に起立するような形状を有する板状の部材である。右支持部11は、ブーム60の長手方向A1に沿って延びる右側のメインパイプ63から上方に起立するような形状を有する板状の部材である。
上部スプレッダ案内装置10は、ブーム60における取付位置に上部スプレッダ80を取り付ける取付作業において、上部スプレッダ80を案内するための装置である。上部スプレッダ案内装置10は、上部スプレッダ80のブーム60への取り付けを容易にする。上部スプレッダ案内装置10は、左スプレッダガイド12と、右スプレッダガイド12と、を含む。これらのスプレッダガイド12の詳細については後述する。
複数の固定部材は、図3に示す左右一対の取付ピン95を含む。これらの取付ピン95は、前記取付位置に配置された上部スプレッダ80を左支持部11及び右支持部11に固定する。左支持部11及び右支持部11のそれぞれには、取付ピン95が挿通される挿通孔11Aが設けられている。図2及び図6に示すように、左支持部11及び右支持部11のそれぞれは、前記取付位置に配置された上部スプレッダ80を下から支えるための突起11Bと、支持面11Cと、を有する。
上部スプレッダ80は、上フレーム81と、下フレーム82と、左右一対のフレーム83と、ガイライン接続部84と、左被ガイド部85及び右被ガイド部85と、複数の上部スプレッダシーブ86と、を備える。左右一対のフレーム83のそれぞれには、取付ピン95が挿通される挿通孔83Aが設けられている。
上フレーム81及び下フレーム82は、上下に互いに対向する板状の部材であり、複数の上部スプレッダシーブ86を回転可能に支持する。右フレーム83は、上フレーム81の右側端と下フレーム82の右側端とを上下に接続する板状の部材である。左フレーム83は、上フレーム81の左側端と下フレーム82の左側端とを上下に接続する板状の部材である。ガイライン接続部84には、ガイライン90の一端が接続される。ガイライン接続部84は、例えばガイライン90を取り付けるための図略のピンを差し込み可能なピン孔を備える。
左被ガイド部85及び右被ガイド部85は、左スプレッダガイド12及び右スプレッダガイド12に案内される部分である。左被ガイド部85及び右被ガイド部85は、左右方向に互いに離れた位置に設けられている。左被ガイド部85及び右被ガイド部85は、例えば、左フレーム83及び右フレーム83に左右方向の回転軸A2(図2参照)の回りに回転可能にそれぞれ支持されるローラであってもよい。
左スプレッダガイド12は、上部スプレッダ80の左被ガイド部85を斜め下方に案内するための部材であり、右スプレッダガイド12は、上部スプレッダ80の右被ガイド部85を斜め下方に案内するための部材である。左スプレッダガイド12は、ブーム側ガイド部30と、可動ガイド部40と、を備える。同様に、右スプレッダガイド12は、ブーム側ガイド部30と、可動ガイド部40と、を備える。左スプレッダガイド12及び右スプレッダガイド12は、左右の向きが逆である以外は同様の構造を有する。以下では、左スプレッダガイド12のブーム側ガイド部30及び可動ガイド部40をそれぞれ左ブーム側ガイド部30及び左可動ガイド部40と呼ぶ場合があり、右スプレッダガイド12のブーム側ガイド部30及び可動ガイド部40をそれぞれ右ブーム側ガイド部30及び右可動ガイド部40と呼ぶ場合がある。
左スプレッダガイド12及び右スプレッダガイド12は、左支持部11及び右支持部11から斜め上方にそれぞれ延びる形状を有する板状の部材である。左スプレッダガイド12及び右スプレッダガイド12のそれぞれにおいて、ブーム側ガイド部30の長さと可動ガイド部40の長さの比率は、各可動ガイド部40を回動させる作業の作業性、各可動ガイド部40を退避位置に配置したときの左右のスプレッダガイド12の高さ位置などを考慮して、クレーン100の仕様に応じて決定されるものであり、特に限定されるものではない。
右ブーム側ガイド部30は、図1に示すようにブーム60が前記倒伏姿勢で配置された状態でブーム60の右支持部11から後側の斜め上方に起立した起立姿勢で配置されることが可能なように右支持部11に支持されている。右可動ガイド部40は、右ブーム側ガイド部30に対する相対位置を、図6に示す張出位置と、図7に示す退避位置と、の間で変えることが可能なように右ブーム側ガイド部30に支持されている。
左ブーム側ガイド部30は、ブーム60が倒伏姿勢で配置された状態でブーム60の左支持部11から後側の斜め上方に起立した起立姿勢で配置されることが可能なように左支持部11に支持されている。左可動ガイド部40は、左ブーム側ガイド部30に対する相対位置を、右可動ガイド部40と同様の張出位置と退避位置との間で変えることが可能なように左ブーム側ガイド部30に回動可能に支持されている。左右の可動ガイド部40は、左右方向に沿って延びる回動軸の回りに回動可能に左右のブーム側ガイド部30にそれぞれ支持されている。
左右の可動ガイド部40のそれぞれの張出位置は、ブーム60が倒伏姿勢で配置され、かつ、左右のブーム側ガイド部30が起立姿勢で配置された状態で左右のブーム側ガイド部30が起立する起立方向D1(図6参照)に沿って左右の可動ガイド部40のそれぞれが対応するブーム側ガイド部30から斜め上方に起立した起立姿勢で配置されるような位置である。
左右の可動ガイド部40のそれぞれの退避位置は、ブーム60が倒伏姿勢で配置され、かつ、左右のブーム側ガイド部30が起立姿勢で配置された状態で、左右の可動ガイド部40のそれぞれが、図6に実線で示す張出位置に比べて、図7に実線で示す低い位置に配置されるような位置である。言い換えると、左右の可動ガイド部40のそれぞれの退避位置は、ブーム60が倒伏姿勢で配置され、かつ、左右のブーム側ガイド部30が起立姿勢で配置された状態で、左右の可動ガイド部40のそれぞれがブーム側ガイド部30から上方に突出する寸法が前記張出位置に比べて小さくなる位置である。
この上部スプレッダ案内装置10では、上部スプレッダ80をブーム60における取付位置に取り付ける取付作業が行われるときには、図6に示すように、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40が張出位置にそれぞれ配置される。これにより、ブーム60の左支持部11及び右支持部11から斜め上方にそれぞれ延びる左右のスプレッダガイド12の長さを確保することができる。
この取付作業において、作業者は、ブーム60を倒伏状態に配置し、下部スプレッダ75と上部スプレッダ80との間の間隔を大きくすることにより、上部スプレッダ80を図1に二点鎖線で示す位置からブーム60に向けて下降させる。下降した上部スプレッダ80は、左右のスプレッダガイド12に案内されて前記取付位置に配置される。具体的には、左被ガイド部85が左可動ガイド部40及び左ブーム側ガイド部30にこの順に接しながら斜め下方に案内されるとともに、右被ガイド部85が右可動ガイド部40及び右ブーム側ガイド部30にこの順に接しながら斜め下方に案内される。これにより、上部スプレッダ80をブーム60における取付位置まで移動させることができる。
取付作業の完了後には、作業者は、左右のスプレッダガイド12の全体を動かさなくても、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40を張出位置から退避位置に動かすだけで左右のスプレッダガイド12の上下方向の寸法を小さくすることができる。従って、これらの作業を少ない人数(例えば一人)で行うことができる。この作業では、作業者は、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40にそれぞれ設けられた後述の取っ手47を把持しながら左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40を動かすことができる。
ところで、例えばブーム60の高さが大きい場合には、ブーム60、上部スプレッダ案内装置10及び上部スプレッダ80を含む輸送対象の輸送時における高さを高さ制限の範囲内に収めるために、左右のスプレッダガイド12の高さ位置をさらに低くすることが必要になる場合がある。また、輸送対象を輸送するトレーラとしては、荷台高さの小さい低床トレーラが用いられることが好ましいが、トレーラとして、低床トレーラよりも荷台高さが大きい一般的なトレーラが用いられる場合には、左右のスプレッダガイド12の高さ位置をさらに低くすることが必要になる場合がある。これらの場合であっても、本実施形態に係る左右のスプレッダガイド12は、次のような構成を備えるので、左右のスプレッダガイド12の上下方向の寸法をさらに小さくすることができる。
すなわち、右ブーム側ガイド部30は、ブーム60の右支持部11に対する相対位置を、図6及び図7において実線で示す起立位置と、図6及び図7において二点鎖線で示す非起立位置と、の間で変えることが可能なように右支持部11に回動可能に支持されている。同様に、左ブーム側ガイド部30は、ブーム60の左支持部11に対する相対位置を、起立位置と、非起立位置と、の間で変えることが可能なように左支持部11に回動可能に支持されている。
左右のブーム側ガイド部30のそれぞれの起立位置は、ブーム60が倒伏姿勢で配置された状態で、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれが、図6及び図7において実線で示すようにブーム60における対応する支持部11から斜め上方に起立した起立姿勢で配置されているときの位置である。
左右のブーム側ガイド部30のそれぞれの非起立位置は、ブーム60が倒伏姿勢で配置された状態で、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれが、図6及び図7に実線で示す起立位置に比べて、図6及び図7に二点鎖線で示す低い位置に配置されるような位置である。言い換えると、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれの非起立位置は、ブーム60が倒伏姿勢で配置された状態で、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれがブーム60における対応する支持部11から上方に突出する寸法が前記起立位置に比べて小さくなる位置である。従って、本実施形態では、左右のブーム側ガイド部30をブーム60の左支持部11及び右支持部11に対してそれぞれ回動させて非起立位置に配置することにより、左右のスプレッダガイド12のそれぞれが左支持部11及び右支持部11から上方に突出する寸法をさらに小さくすることができる。
本実施形態に係る上部スプレッダ案内装置10のおおまかな構造は上記の通りである。以下では、左右のスプレッダガイド12の構造をより具体的に説明する。
図3~図7に示すように、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40は、可動部ガイド面40Sをそれぞれ有し、左ブーム側ガイド部30及び右ブーム側ガイド部30は、ブーム側ガイド面30Sをそれぞれ有する。
左右の可動ガイド部40の可動部ガイド面40Sは、図6に実線で示す取付作業状態において、上部スプレッダ80の左右の被ガイド部85が接しながら左右の被ガイド部85を左右のブーム側ガイド部30のブーム側ガイド面30Sまで斜め下方にそれぞれ案内することが可能な面である。前記取付作業状態は、ブーム60が前記倒伏姿勢で配置され、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれが前記起立姿勢で配置され、かつ、左右の可動ガイド部40のそれぞれが前記張出位置に(前記起立姿勢で)配置された状態である。
左右のブーム側ガイド部30のブーム側ガイド面30Sは、前記取付作業状態において、上部スプレッダ80の左右の被ガイド部85が接しながら左右の被ガイド部85を斜め下方に案内して上部スプレッダ80を前記取付位置に移動させることが可能な面である。
以上のように、上部スプレッダ80の左被ガイド部85及び右被ガイド部85は、左右の可動ガイド部40の可動部ガイド面40Sに接しながら斜め下方に案内されるとともに、左右のブーム側ガイド部30のブーム側ガイド面30Sに接しながら斜め下方に案内されるので、作業者は、上部スプレッダ80をブーム60における取付位置まで安定して移動させることができる。
図4及び図6に示す本実施形態では、右ブーム側ガイド部30のブーム側ガイド面30Sと右可動ガイド部40の可動部ガイド面40Sは、前記取付作業状態において、右スプレッダガイド12の下端部から上端部まで連続するように設けられている。同様に、左ブーム側ガイド部30のブーム側ガイド面30Sと左可動ガイド部40の可動部ガイド面40Sは、前記取付作業状態において、左スプレッダガイド12の下端部から上端部まで連続するように設けられている。
図4及び図5に示すように、左右のスプレッダガイド12において、左ブーム側ガイド部30及び右ブーム側ガイド部30のそれぞれは、一枚の板状の部材により構成されている。一方、左右のスプレッダガイド12において、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40のそれぞれは、二枚の板状の部材と、これらの間に配置された当接部C1と、複数の締結部材45,46と、を含む。当接部C1は、二枚の板状の部材の間隔を決めるためのスペーサとしての役割を有する。複数の締結部材45,46のそれぞれは、例えばボルトとナットにより構成されている。
図3、図6及び図7に示すように、左スプレッダガイド12は、左ブーム側ガイド部30をブーム60の左支持部11に回動可能に取り付けるための取付部材13と、ブーム60の左支持部11に対する左ブーム側ガイド部30の相対位置を前記起立位置又は前記非起立位置に位置決めするための位置決め部材14と、左可動ガイド部40を左ブーム側ガイド部30に回動可能に取り付けるための取付部材15と、左ブーム側ガイド部30に対する左可動ガイド部40の相対位置を前記張出位置又は前記退避位置に位置決めするための位置決め部材16と、をさらに備える。
同様に、右スプレッダガイド12は、右ブーム側ガイド部30をブーム60の右支持部11に回動可能に取り付けるための取付部材13(図3、図6及び図7参照)と、ブーム60の右支持部11に対する右ブーム側ガイド部30の相対位置を前記起立位置又は前記非起立位置に位置決めするための位置決め部材14と、右可動ガイド部40を右ブーム側ガイド部30に回動可能に取り付けるための取付部材15と、右ブーム側ガイド部30に対する右可動ガイド部40の相対位置を前記張出位置又は前記退避位置に位置決めするための位置決め部材16と、をさらに備える。
図5に示すように、右ブーム側ガイド部30は、挿通孔33、挿通孔34及び挿通孔35が形成された基端部31と、挿通孔36、挿通孔37及び挿通孔38が形成された先端部32と、を有する。取付部材13は、右ブーム側ガイド部30の挿通孔33と、右支持部11において挿通孔33に対応する部位に設けられた図略の挿通孔と、に挿通されるボルトと、当該ボルトに螺合されるナットと、を含む。これにより、右ブーム側ガイド部30が右支持部11に回動可能に支持される。
挿通孔34及び挿通孔35は、挿通孔33を中心とする同心円上に設けられている。挿通孔35は、右ブーム側ガイド部30を起立位置に位置決めするための孔であり、挿通孔34は、右ブーム側ガイド部30を非起立位置に位置決めするための孔である。位置決め部材14は、ピンを含む。右ブーム側ガイド部30を起立位置に位置決めする場合には、位置決め部材14のピンは、右ブーム側ガイド部30の挿通孔35と、右支持部11に設けられた図略の挿通孔と、に挿通される。右ブーム側ガイド部30を非起立位置に位置決めする場合には、位置決め部材14のピンは、右ブーム側ガイド部30の挿通孔34と、右支持部11に設けられた前記挿通孔と、に挿通される。図示は省略するが、左ブーム側ガイド部30は、右ブーム側ガイド部30と同様に、挿通孔33、挿通孔34及び挿通孔35が形成された基端部と、挿通孔36、挿通孔37及び挿通孔38が形成された先端部と、を有する。
図5に示すように、右可動ガイド部40は、挿通孔43及び挿通孔44が形成された基端部41と、取っ手47が設けられた先端部42と、を有する。取付部材15は、ピンを含む。取付部材15のピンは、右可動ガイド部40の挿通孔43と、右ブーム側ガイド部30の挿通孔36と、に挿通される。これにより、右可動ガイド部40が右ブーム側ガイド部30に回動可能に支持される。挿通孔37及び挿通孔38は、挿通孔36を中心とする同心円上に設けられている。挿通孔38は、右可動ガイド部40を張出位置に位置決めするための孔であり、挿通孔37は、右可動ガイド部40を退避位置に位置決めするための孔である。位置決め部材16は、ピンを含む。右可動ガイド部40を張出位置に位置決めする場合には、位置決め部材16のピンは、右ブーム側ガイド部30の挿通孔38と、右可動ガイド部40の挿通孔44と、に挿通される。右可動ガイド部40を退避位置に位置決めする場合には、位置決め部材16のピンは、右ブーム側ガイド部30の挿通孔37と、右可動ガイド部40の挿通孔44と、に挿通される。図示は省略するが、左可動ガイド部40は、右可動ガイド部40と同様に、挿通孔43及び挿通孔44が形成された基端部と、取っ手47が設けられた先端部と、を有する。
図5~図7に示すように、右ブーム側ガイド部30は、当接部ガイド面S1と、張出位置規制面S2と、退避位置規制面S3と、を有する。張出位置規制面S2は、前記張出位置に向かって回動する右可動ガイド部40が図6に示す前記張出位置を超えることを規制して右可動ガイド部40を前記張出位置において停止させるための面である。退避位置規制面S3は、前記退避位置に向かって回動する右可動ガイド部40が図7に示す前記退避位置を超えることを規制して右可動ガイド部40を前記退避位置において停止させるための面である。当接部ガイド面S1は、右可動ガイド部40が回動する回動中心を中心とする円弧状の面である。当接部ガイド面S1は、張出位置規制面S2と、退避位置規制面S3と、を接続するように円弧状に延びている。張出位置規制面S2は、第1の規制部の一例である。退避位置規制面S3は、第2の規制部の一例である。図示は省略するが、左ブーム側ガイド部30は、右ブーム側ガイド部30と同様に、当接部ガイド面S1と、張出位置規制面S2と、退避位置規制面S3と、を有する。
図5に示すように、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれにおいて、当接部ガイド面S1、張出位置規制面S2及び退避位置規制面S3は、ブーム側ガイド部30の先端部32の一部に切り欠きが形成されることにより設けられている。
図4~図7に示すように、右可動ガイド部40の前記当接部C1は、右可動ガイド部40が前記張出位置に配置されたときに張出位置規制面S2に当接する部位を有し、右可動ガイド部40が前記退避位置に配置されたときに退避位置規制面S3に当接する部位を有する。図示は省略するが、左可動ガイド部40の前記当接部C1は、左可動ガイド部40が前記張出位置に配置されたときに張出位置規制面S2に当接する部位を有し、左可動ガイド部40が前記退避位置に配置されたときに退避位置規制面S3に当接する部位を有する。当接部C1における張出位置規制面S2に当接する部位は、第1の被規制部の一例であり、当接部C1における退避位置規制面S3に当接する部位は、第2の被規制部の一例である。
作業者は、左右の可動ガイド部40のそれぞれを張出位置に向けて回動させる作業を行うと、当接部C1が張出位置規制面S2に当接することで左右の可動ガイド部40のそれぞれを張出位置に正確に配置することができる。同様に、作業者は、左右の可動ガイド部40のそれぞれを退避位置に向けて回動させる作業を行うと、当接部C1が退避位置規制面S3に当接することで左右の可動ガイド部40のそれぞれを退避位置に正確に配置することができる。
左右の可動ガイド部40のそれぞれが退避位置に配置された状態では、作業者が当該可動ガイド部40を支えていなくても、左右の可動ガイド部40のそれぞれは、対応するブーム側ガイド部30の退避位置規制面S3に支えられて退避位置に保持される。これにより、作業性が向上する。左右の可動ガイド部40のそれぞれの当接部C1は、可動ガイド部40が張出位置と退避位置との間で回動するときに張出位置規制面S2と退避位置規制面S3との間を当接部ガイド面S1に沿って移動する。このことは、張出位置と退避位置との間で回動する左右の可動ガイド部40のそれぞれの動作をより安定させることができる。
図8は、右可動ガイド部40の可動部ガイド面40Sと水平面Hとのなす角度θ1、及び右ブーム側ガイド部30のブーム側ガイド面30Sと水平面Hとのなす角度θ2を示す概略図である。前記取付作業状態において、可動部ガイド面40Sと水平面Hとのなす角度θ1は、ブーム側ガイド面30Sと水平面Hとのなす角度θ2よりも大きいことが好ましい。図示は省略するが、左可動ガイド部40の可動部ガイド面40Sと水平面とのなす角度は、同様に、左ブーム側ガイド部30のブーム側ガイド面30Sと水平面とのなす角度よりも大きいことが好ましい。この場合、左右の可動部ガイド面40Sに接しながら斜め下方に移動する上部スプレッダ80の左右の被ガイド部85のそれぞれは、可動部ガイド面40Sとブーム側ガイド面30Sとの境界付近において、可動部ガイド面40Sからブーム側ガイド面30Sにスムーズに乗り移ることができる。
具体的には、左被ガイド部85と右被ガイド部85が互いに同じ高さを維持しながら上部スプレッダ80が斜め下方に移動する場合だけでなく、左被ガイド部85及び右被ガイド部85の一方が他方よりも多少低くなって上部スプレッダ80が多少傾いた状態で斜め下方に移動する場合もある。この場合、仮に、前記角度θ1が前記角度θ2よりも小さくなるように可動部ガイド面40Sとブーム側ガイド面30Sが配置されていると(θ1<θ2)、左被ガイド部85と右被ガイド部85の相対位置の差が前後に大きくなりやすい。すなわち、前記境界付近において、左被ガイド部85及び右被ガイド部85の一方がブーム側ガイド面30Sに接し、かつ、他方が可動部ガイド面40Sに接している状態では、当該他方の被ガイド部85が前記一方の被ガイド部85に対して後側に比較的大きくずれる場合がある。これに対し、前記角度θ1が前記角度θ2よりも大きくなるように可動部ガイド面40Sとブーム側ガイド面30Sが配置されていると(θ1>θ2)、前記境界付近において、左被ガイド部85及び右被ガイド部85の一方がブーム側ガイド面30Sに接し、かつ、他方が可動部ガイド面40Sに接している状態であっても、当該他方の被ガイド部85が前記一方の被ガイド部85に対して後側にずれることがθ1<θ2の場合に比べて抑制される。同様の理由から、左右のブーム側ガイド面30Sに接しながら斜め上方に移動する左右の被ガイド部85のそれぞれは、ブーム側ガイド面30Sと可動部ガイド面40Sとの境界付近において、ブーム側ガイド面30Sから可動部ガイド面40Sにスムーズに乗り移ることができる。
また、ブーム60が前記倒伏姿勢で配置され、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれが前記起立姿勢で配置され、かつ、左右の可動ガイド部40のそれぞれが図7に実線で示すように前記退避位置に配置された状態において、左右の可動ガイド部40の可動部ガイド面40Sのそれぞれは、ブーム側ガイド面30Sに向かって下方に傾斜するように(図7では右下がりに傾斜するように)配置されることが好ましい。この場合、前記取付作業が行われるときに、左右の可動ガイド部40は、前記退避位置に配置されていても、上部スプレッダ80の左右の被ガイド部85をブーム側ガイド面30Sまで案内することができる。
本開示は、以上説明した実施形態に限定されない。本開示は、例えば次のような態様を包含する。
(A)スプレッダガイドの延びる方向について
前記実施形態では、左右のスプレッダガイド12は、ブーム60における左右の支持部11から後側の斜め上方に延びるように傾斜しているが、ブーム60における左右の支持部11から前側の斜め上方に延びるように傾斜していてもよい。
前記実施形態では、左右のスプレッダガイド12は、ブーム60における左右の支持部11から後側の斜め上方に延びるように傾斜しているが、ブーム60における左右の支持部11から前側の斜め上方に延びるように傾斜していてもよい。
(B)可動ガイド部及びブーム側ガイド部の構造について
前記実施形態に係る左右のスプレッダガイド12では、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40は、左ブーム側ガイド部30及び右ブーム側ガイド部30に対する相対位置を前記張出位置と前記退避位置との間で変えることが可能なように左ブーム側ガイド部30及び右ブーム側ガイド部30に回動可能に支持されている。ただし、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40の前記相対位置を張出位置と退避位置との間で変えるための構造は、前記実施形態に限定されない。例えば、ブーム側ガイド部及び可動ガイド部の一方が筒形状を有し、これに他方がはめ込まれたテレスコピック式の伸縮可能な構造であってもよい。また、左右のスプレッダガイド12のうち一方は、可動ガイド部がブーム側ガイド部に回動可能に支持され、左右のスプレッダガイド12のうち他方は、上記のテレスコピック式の伸縮可能な構造であってもよい。
前記実施形態に係る左右のスプレッダガイド12では、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40は、左ブーム側ガイド部30及び右ブーム側ガイド部30に対する相対位置を前記張出位置と前記退避位置との間で変えることが可能なように左ブーム側ガイド部30及び右ブーム側ガイド部30に回動可能に支持されている。ただし、左可動ガイド部40及び右可動ガイド部40の前記相対位置を張出位置と退避位置との間で変えるための構造は、前記実施形態に限定されない。例えば、ブーム側ガイド部及び可動ガイド部の一方が筒形状を有し、これに他方がはめ込まれたテレスコピック式の伸縮可能な構造であってもよい。また、左右のスプレッダガイド12のうち一方は、可動ガイド部がブーム側ガイド部に回動可能に支持され、左右のスプレッダガイド12のうち他方は、上記のテレスコピック式の伸縮可能な構造であってもよい。
(C)規制部及び被規制部について
前記実施形態では、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれが、当接部ガイド面S1と、張出位置規制面S2と、退避位置規制面S3と、を有し、左右の可動ガイド部40のそれぞれが当接部C1を有するが、逆の配置であってもよい。すなわち、左右の可動ガイド部40のそれぞれが、当接部ガイド面S1と、張出位置規制面S2と、退避位置規制面S3と、を有し、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれが当接部C1を有していてもよい。この場合、張出位置規制面S2は、第1の被規制部の一例であり、退避位置規制面S3は、第2の被規制部の一例である。この場合、当接部C1における張出位置規制面S2に当接する部位は、第1の規制部の一例であり、当接部C1における退避位置規制面S3に当接する部位は、第2の規制部の一例である。また、当接部ガイド面S1、張出位置規制面S2及び退避位置規制面S3の少なくとも一つは、省略可能である。
前記実施形態では、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれが、当接部ガイド面S1と、張出位置規制面S2と、退避位置規制面S3と、を有し、左右の可動ガイド部40のそれぞれが当接部C1を有するが、逆の配置であってもよい。すなわち、左右の可動ガイド部40のそれぞれが、当接部ガイド面S1と、張出位置規制面S2と、退避位置規制面S3と、を有し、左右のブーム側ガイド部30のそれぞれが当接部C1を有していてもよい。この場合、張出位置規制面S2は、第1の被規制部の一例であり、退避位置規制面S3は、第2の被規制部の一例である。この場合、当接部C1における張出位置規制面S2に当接する部位は、第1の規制部の一例であり、当接部C1における退避位置規制面S3に当接する部位は、第2の規制部の一例である。また、当接部ガイド面S1、張出位置規制面S2及び退避位置規制面S3の少なくとも一つは、省略可能である。
(D)ブーム側ガイド部について
前記実施形態では、左右のブーム側ガイド部30は、ブーム60の左支持部11及び右支持部11に対する相対位置を前記起立位置と前記非起立位置との間で変えることが可能なように左支持部11及び右支持部11に回動可能にそれぞれ支持されている。ただし、左右のブーム側ガイド部30は、ブーム60の左支持部11及び右支持部11に対して回動しないように固定され、常に前記起立位置に配置されるような構造であってもよい。
前記実施形態では、左右のブーム側ガイド部30は、ブーム60の左支持部11及び右支持部11に対する相対位置を前記起立位置と前記非起立位置との間で変えることが可能なように左支持部11及び右支持部11に回動可能にそれぞれ支持されている。ただし、左右のブーム側ガイド部30は、ブーム60の左支持部11及び右支持部11に対して回動しないように固定され、常に前記起立位置に配置されるような構造であってもよい。
(E)クレーンの種類について
前記実施形態では、クレーンは下部走行体を備える移動式クレーンであるが、これに限られず、地面などに設置された土台に対してブームが起伏可能に支持されるような固定式クレーンであってもよい。この場合、前記土台及び上部旋回体は、ベースボディを構成する。
前記実施形態では、クレーンは下部走行体を備える移動式クレーンであるが、これに限られず、地面などに設置された土台に対してブームが起伏可能に支持されるような固定式クレーンであってもよい。この場合、前記土台及び上部旋回体は、ベースボディを構成する。
10 :上部スプレッダ案内装置
11 :ブームの左支持部及び右支持部
12 :右スプレッダガイド、左スプレッダガイド
30 :ブーム側ガイド部
30S :ブーム側ガイド面
40 :可動ガイド部
40S :可動部ガイド面
60 :ブーム
80 :上部スプレッダ
85 :右被ガイド部、左被ガイド部
100 :クレーン
101 :下部走行体
102 :上部旋回体
C1 :当接部
D1 :起立方向
H :水平面
S1 :当接部ガイド面
S2 :張出位置規制面(第1の規制部の一例)
S3 :退避位置規制面(第2の規制部の一例)
11 :ブームの左支持部及び右支持部
12 :右スプレッダガイド、左スプレッダガイド
30 :ブーム側ガイド部
30S :ブーム側ガイド面
40 :可動ガイド部
40S :可動部ガイド面
60 :ブーム
80 :上部スプレッダ
85 :右被ガイド部、左被ガイド部
100 :クレーン
101 :下部走行体
102 :上部旋回体
C1 :当接部
D1 :起立方向
H :水平面
S1 :当接部ガイド面
S2 :張出位置規制面(第1の規制部の一例)
S3 :退避位置規制面(第2の規制部の一例)
Claims (4)
- ベースボディと、前記ベースボディに起伏可能に支持されたブームと、前記ベースボディに支持されたガントリと、前記ガントリと前記ブームの先端部とを接続する接続ユニットであって下部スプレッダと上部スプレッダとを含む接続ユニットと、を備えるクレーンにおいて、前記ブームが倒伏した倒伏姿勢で配置された状態で、前記下部スプレッダと前記上部スプレッダとの間隔を大きくすることで降下する前記上部スプレッダを、前記ブームにおける取付位置に案内するための上部スプレッダ案内装置であって、
前記ブームが前記倒伏姿勢で配置された状態で前記ブームから斜め上方に起立した起立姿勢で配置されることが可能なように前記ブームにそれぞれ支持された左右一対のブーム側ガイド部と、
前記一対のブーム側ガイド部に対する相対位置を張出位置と退避位置との間で変えることが可能なように前記一対のブーム側ガイド部にそれぞれ支持された左右一対の可動ガイド部と、を備え、
前記一対の可動ガイド部のそれぞれの前記張出位置は、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置され、かつ、前記ブーム側ガイド部が前記起立姿勢で配置された状態で前記ブーム側ガイド部が起立する起立方向に沿って前記可動ガイド部が前記ブーム側ガイド部から斜め上方に起立した起立姿勢で配置されるような位置であり、
前記一対の可動ガイド部のそれぞれの前記退避位置は、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置され、かつ、前記ブーム側ガイド部が前記起立姿勢で配置された状態で前記可動ガイド部が前記張出位置に比べて低い位置に配置されるような位置である、上部スプレッダ案内装置。 - 請求項1に記載の上部スプレッダ案内装置であって、
前記一対の可動ガイド部のそれぞれは、前記ブーム側ガイド部に対する相対位置を前記張出位置と前記退避位置との間で変えることが可能なように回動可能に支持されている、上部スプレッダ案内装置。 - 請求項2に記載の上部スプレッダ案内装置であって、
前記一対のブーム側ガイド部のそれぞれは、前記張出位置に向かって回動する前記可動ガイド部が前記張出位置を超えることを規制する第1の規制部と、前記退避位置に向かって回動する前記可動ガイド部が前記退避位置を超えることを規制するための第2の規制部と、を有し、
前記一対の可動ガイド部のそれぞれは、当該可動ガイド部が前記張出位置に位置決めされるように前記第1の規制部に当接する第1の被規制部と、当該可動ガイド部が前記退避位置に位置決めされるように前記第2の規制部に当接する第2の被規制部と、を有する、上部スプレッダ案内装置。 - 請求項1~3の何れか1項に記載の上部スプレッダ案内装置であって、
前記一対のブーム側ガイド部のそれぞれは、前記ブームに対する相対位置を起立位置と非起立位置との間で変えることが可能なように前記ブームに回動可能に支持され、
前記一対のブーム側ガイド部のそれぞれの前記起立位置は、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置された状態で前記ブーム側ガイド部が前記起立姿勢で配置されているときの位置であり、
前記一対のブーム側ガイド部のそれぞれの前記非起立位置は、前記ブームが前記倒伏姿勢で配置された状態で前記ブーム側ガイド部が前記起立位置に比べて低い位置に配置されるような位置である、上部スプレッダ案内装置。
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