JP7428194B2 - ブラケット - Google Patents
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Description
本実施形態のブラケット1は、ジブ係留装置70に設けられている。ジブ係留装置70は、タワークレーン20の側面図である図1に示すように、タワークレーン20に設けられている。タワークレーン20は、クローラ式の下部走行体21に上部旋回体22が旋回可能に搭載された構成となっている。なお、タワークレーン20は、クローラ以外の移動手段(例えばホイール)を用いた移動式クレーンであってもよいし、移動手段を持たない固定式クレーンであってもよい。また、本発明の適用対象はタワークレーンに限定されず、例えば、ラッフィングクレーンに本発明を適用することも可能である。
図1の要部Aの拡大図である図2に示すように、ジブ係留装置70は、上述のフック装置71と、ジブ格納ブラケット72と、を有している。フック装置71は、ジブ25の先端から吊り下げられている。ジブ格納ブラケット72は、ジブ25の先端部に設けられている。
図2に示すように、フック装置71は、フック本体81と、フック82と、ピン83と、を有している。図2をB方向から見た図である図3にも示すように、フック本体81は、左右一対の側板81aを有している。これら側板81aの間には、トラニオンピン81bとシーブピン81cとが支持されている。
図2に示すように、ジブ格納ブラケット72は、傾斜面84と、凹部85と、を有している。傾斜面84は、ジブ格納ブラケット72の下端に位置しており、ジブ25が垂下された際に、タワークレーン20の前後方向(紙面左右方向)にピン83が摺動可能である。凹部85は、傾斜面84に連続しており、ジブ25が垂下された際に、ピン83を下方から嵌めることが可能である。傾斜面84は、タワークレーン20の前後方向における凹部85の両側にそれぞれ設けられている。図3に示すように、タワークレーン20の左右方向(紙面左右方向)において、ピン83の長さは、ジブ格納ブラケット72の幅よりも長くされている。
また、図2および図4に示すように、ジブ係留装置70は、検出装置73を有している。検出装置73は、例えばリミットスイッチであり、ジブ格納ブラケット72に設けられている。検出装置73は、凹部85内の所定位置にピン83が位置したことを検出する。所定位置は、凹部85の上端よりも下方に位置している。
また、ジブ係留装置70は、図1に示すように、駆動機構74を有している。駆動機構74は、タワー24に対して折り畳まれた状態のジブ25をタワー24に係留する際に、鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢のタワー24に、垂下したジブ25を引き寄せる。また、駆動機構74は、タワー24に係留されたジブ25をタワー24から解放する際に、鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢のタワー24に引き寄せられているジブ25を、タワー24から離隔させる。
また、図1に示すように、ジブ係留装置70は、係止装置76と、被係止装置77と、解除ロープ78と、を有している。係止装置76は、タワー24の前面部に設けられている。被係止装置77は、ジブ25に設けられている。被係止装置77は、タワー24に対してジブ25を折り畳んだ際に係止装置76に対向する位置に設けられている。タワー24に対してジブ25が折り畳まれた状態で被係止装置77が係止装置76によって係止されることで、ジブ25をタワー24にロックすることができる。
解除ロープ78は、ロック解除レバー54の後端部に連結されている。この解除ロープ78を引っ張ることにより、ロックスプリング57による付勢力に抗してロック解除レバー54をロック解除位置に移動させることが可能である。即ち、係止装置76と被係止装置77との係合を解除することが可能である。また、解除ロープ78を引っ張るのを止めれば、ロックスプリング57による付勢力によって、ロック解除レバー54がロック位置に移動可能となる。
ジブ25に設けられた被係止装置77は、係止軸61を有しており、この係止軸61がロックピン51によって係止されることで、折り畳まれた状態のジブ25がタワー24にロックされる。図10に示すように、ジブ25に取り付けられたジブ側ブラケット62には、左右一対の軸支持ブラケット63が突設されている。軸支持ブラケット63の先端にはベアリング63aが設けられており、左右一対のベアリング63aによりロックピン51と交差する係止軸61が支持されている。
また、ジブ係留装置70は、図1に示すように、ブラケット1を有している。上述したように、ブラケット1は、タワー24の腹面に着脱可能に取り付けられる。
次に、ジブ係留装置70の動作について、図面を参照しつつ説明する。図24~図28は、タワークレーン20の側面図である。
まず、折り畳まれた状態のジブ25をタワー24に係留する場合について説明する。まず、図24に示すように、ブーム起伏ロープ41を繰り出すことで、タワー24を鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にする。本実施形態において、タワー24の水平面からの傾斜角度は80度であるが、傾斜角度はこれに限定されない。
次に、タワー24に係留されたジブ25をタワー24から解放する場合について説明する。まず、図28に示すように、タワー24が倒伏された状態から、ブーム起伏ロープ41を巻き取ることで、図27に示すように、タワー24を鉛直方向に対して前方に傾斜した姿勢にする。本実施形態において、タワー24の水平面からの傾斜角度は80度であるが、傾斜角度はこれに限定されない。
以上に述べたように、本実施形態に係るブラケット1によると、複数種類の単位部材のいずれにおいても、取付部3に形成された複数の取付穴15のいずれかが利用されることで、取付部3がタワー24の腹面に取り付け可能に構成されている。ジブ25側に設けられたジブ側部材(ロープ86)に、本体部2に取り付けられたブーム側部材(ガイドシーブ88)を係合させるには、タワー24の腹面の所望の位置に取付部3を取り付ける必要がある。取付部3に形成された複数の取付穴15のいずれかを利用することで、複数種類の単位部材のいずれにおいても、取付部3を取り付けることができる。よって、タワー24の構成とジブ25の構成との組み合わせがどのようなものであっても、タワー24の腹面の所望の位置にブラケット1を取り付けることができる。
2 本体部
3 取付部
11 パイプ
12 フレーム
13 ピン
14 リンク
15 取付穴(取付手段)
15A,15B,15D 取付穴(主柱取付手段)
15C 取付穴(横材取付手段)
16 座面
17 キーパプレート
20 タワークレーン
21 下部走行体
22 上部旋回体
23 運転室
24 タワー(ブーム)
24a 下部ブーム
24b 中間ブーム
24c 上部ブーム
24d メインパイプ(主柱)
24e 直交パイプ(横材)
25 ジブ
26 ガントリ
27 ストラット
28 下部スプレッダ
29 カウンタウエイト
30 バックストップ装置
31 ジブポイントシーブ
32 巻上ロープ
34 ジブガイライン
35 ジブ起伏用下部スプレッダ
36 ジブガイライン
37 ジブ起伏用上部スプレッダ
38 ジブ起伏ロープ
39 ブームガイライン
40 上部スプレッダ
41 ブーム起伏ロープ
42 ブームフットピン
43 フック用ウインチ
44 ジブ起伏用ウインチ
45 ブーム起伏用ウインチ
51 ロックピン
52 タワー側ブラケット
53 レバー支持ブラケット
54 ロック解除レバー
56 ロックフレーム
57 ロックスプリング
58 ピンブロック部材
61 係止軸
62 ジブ側ブラケット
63 軸支持ブラケット
70 ジブ係留装置
71 フック装置
72 ジブ格納ブラケット
73 検出装置
74 駆動機構
76 係止装置
77 被係止装置
78 解除ロープ
81 フック本体
82 フック
83 ピン
84 傾斜面
85 凹部
86 ロープ(ジブ側部材)
87 ウインチ
88 ガイドシーブ(ブーム側部材、回転体)
89 シーブ
91 連結部材
92 シャックル
93 ワイヤ
Claims (5)
- ジブが起伏可能に取り付けられたラチス構造のブームに着脱可能に取り付けられるブラケットであって、
前記ブームおよび前記ジブの各々は、複数種類の単位部材から選択された複数の前記単位部材が連結されることで構成されており、
前記ジブ側に設けられたジブ側部材に係合可能なブーム側部材が取り付けられた本体部と、
複数の取付手段が設けられた取付部と、
を有し、
前記取付部は、互いに連結された2つの前記単位部材に跨って、前記ブームの腹面に取り付け可能に構成され、
複数種類の前記単位部材のいずれにおいても、複数の前記取付手段のいずれかが利用されることで、前記取付部が前記ブームの腹面に取り付け可能に構成されることを特徴とするブラケット。 - ジブが起伏可能に取り付けられたラチス構造のブームに着脱可能に取り付けられるブラケットであって、
前記ブームおよび前記ジブの各々は、複数種類の単位部材から選択された複数の前記単位部材が連結されることで構成されており、
前記ジブ側に設けられたジブ側部材に係合可能なブーム側部材が取り付けられた本体部と、
複数の取付手段が設けられた取付部と、
を有し、
前記ブームは、
前記ブームの長手方向から見たときに角の位置に配置された主柱と、
前記主柱同士をつなぎ、前記ブームの長手方向に直交する方向に延びるように設けられた横材と、
を有し、
前記取付手段は、
前記主柱に取り付け可能な主柱取付手段と、
前記横材に取り付け可能な横材取付手段と、
を有し、
複数種類の前記単位部材のいずれにおいても、複数の前記取付手段のいずれかが利用されることで、前記取付部が前記ブームの腹面に取り付け可能に構成されることを特徴とするブラケット。 - 前記ブームは、
前記ブームの長手方向から見たときに角の位置に配置された主柱と、
前記主柱同士をつなぎ、前記ブームの長手方向に直交する方向に延びるように設けられた横材と、
を有し、
前記取付手段は、
前記主柱に取り付け可能な主柱取付手段と、
前記横材に取り付け可能な横材取付手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のブラケット。 - 前記取付部は、前記ブームに接する複数種類の座面を有し、
複数種類の前記座面の前記ブーム側への突出高さは、互いに異なることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のブラケット。 - 前記ジブ側部材が、ウインチで巻き取りおよび繰り出しされるとともに前記ジブに連結されたロープであり、
前記ブーム側部材が、前記ロープをガイドする回転体であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のブラケット。
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JP2018122999A (ja) | 2017-02-01 | 2018-08-09 | コベルコ建機株式会社 | ジブ係留方法およびジブ係留装置 |
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- 2022-02-01 JP JP2022013939A patent/JP7428194B2/ja active Active
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