JP7475166B2 - インターホン機器 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明によれば、スピーカ格子を覆うカバー部材の下端に沿って、前ケースの前面側へ折り曲げられた下壁が設けられているとともに、下壁におけるスピーカ格子の下方となる箇所に切り欠きが設けられ、該切り欠きが、スピーカから発せられる音声を外部に報音するための第1の報音口とされている。したがって、報音口が本体ケースの前面に露出しておらず、報音口の目立ちにくい外観をしたインターホン機器とすることができる。
また、カバー部材の上側に隣接して表示部が設けられているとともに、カバー部材の上縁と表示部との隙間が、スピーカから発せられる音声を外部に報音するための第2の報音口とされているため、報音口が本体ケースの前面にあるものの、報音口が目立ちにくい外観としたまま、スピーカから発せられた音声を一層効率よく外部へ報音させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、前ケースの前面においてカバー部材により覆われている箇所であって、且つ、スピーカ格子の下側に、下方へ向かって後方へ傾斜する第1の傾斜面が、スピーカ格子から第1の報音口内にかけて設けられているため、スピーカから発せられた音声を効率よく外部へ報音させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、カバー部材の後面上縁で、スピーカ格子の上側となる箇所に、上方へ向かって前方へ傾斜する第2の傾斜面が設けられており、第2の傾斜面の先端が第2の報音口を構成しているため、スピーカから発せられた音声を極めて効率よく外部へ報音させることができる。
また、カバー部材の上側に隣接して表示部が設けられているとともに、カバー部材の上縁と表示部との隙間が、スピーカから発せられる音声を外部に報音するための第2の報音口とされているため、報音口が本体ケースの前面にあるものの、報音口が目立ちにくい外観としたまま、スピーカから発せられた音声を一層効率よく外部へ報音させることができる。
本体ケースの前面では、前ケース2の前面に表示操作部5が設けられているとともに、表示操作部5の下側に隣接してカバー部材4が取り付けられている。そして、スピーカ部8は、カバー部材4で覆われている箇所(カバー部材4も含む)に設けられている。カバー部材4は、左右長さが前ケース2の左右長さと略同じで、且つ、上下長さが前ケース2における表示操作部5よりも下側の上下長さと略同じとされた正面視矩形の合成樹脂製部材である。該カバー部材4の左右両側縁及び下縁は、それぞれ後方へ折り曲げられており、側壁4a、4a及び下壁4bとされている。また、下壁4bの左右方向で略中央となる箇所は所定の左右幅にわたって切り欠かれており、後述するスピーカ9から発せられた音声をインターホン親機1外へ報音するための下報音口11とされている。さらに、カバー部材4の後面上縁で、下報音口11の直上となる箇所には、カバー部材4の後面が上方へ向かうにつれて前方へ傾斜する上傾斜面12が形成されている。加えて、カバー部材4の後面下縁で、下報音口11の左右両外側に隣接する位置には、上下方向へ延びるリブ13、13が後方へ突設されているとともに、各リブ13の左右方向で外側に隣接した位置、及び左右両端部には、カバー部材4を前ケース2の前面に組み付けるための係止爪14、14・・が後方へ突設されている。なお、15は、操作ボタン7を露出させるための切り欠きである。
さらに、上記実施形態では、表示部としてタッチパネル式の表示操作部を採用しているが、そのような表示操作部に代えて、表示機能しか有さない液晶表示部を採用することも可能である。
加えて、上記実施形態ではインターホン親機について説明しているが、本発明は、スピーカ部さえ備えていれば、インターホン子機や集合玄関機等の他のインターホン機器についても好適に採用することができる。
Claims (3)
- 前側に配される前ケースと、後側に配される後ケースと、少なくとも前記前ケースの前面下部を覆うように組み付けられるカバー部材とを備えた本体ケース内に、他のインターホン機器との間で通話するためのスピーカが内蔵されたインターホン機器であって、
前記前ケースの前面で、前記カバー部材に覆われる箇所にスピーカ格子が開設され、前記スピーカ格子の後方に前記スピーカが設置されている一方、
前記カバー部材の下端に沿って、前記前ケースの前面側へ折り曲げられた下壁が設けられているとともに、前記下壁における前記スピーカ格子の下方となる箇所に切り欠きが設けられ、該切り欠きが、前記スピーカから発せられる音声を外部に報音するための第1の報音口とされており、
さらに、前記カバー部材の上側に隣接して表示部が設けられているとともに、
前記カバー部材の上縁と前記表示部との隙間が、前記スピーカから発せられる音声を外部に報音するための第2の報音口とされていることを特徴とするインターホン機器。 - 前記前ケースの前面において前記カバー部材により覆われている箇所であって、且つ、前記スピーカ格子の下側に、下方へ向かって後方へ傾斜する第1の傾斜面が、前記スピーカ格子から前記第1の報音口内にかけて設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインターホン機器。
- 前記カバー部材の後面上縁で、前記スピーカ格子の上側となる箇所に、上方へ向かって前方へ傾斜する第2の傾斜面が設けられており、前記第2の傾斜面の先端が前記第2の報音口を構成していることを特徴とする請求項1又は2に記載のインターホン機器
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ID=77669304
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Citations (3)
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2020
- 2020-03-06 JP JP2020039144A patent/JP7475166B2/ja active Active
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JP2021141502A (ja) | 2021-09-16 |
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