JP5202449B2 - 屋根用換気ユニット - Google Patents

屋根用換気ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP5202449B2
JP5202449B2 JP2009145944A JP2009145944A JP5202449B2 JP 5202449 B2 JP5202449 B2 JP 5202449B2 JP 2009145944 A JP2009145944 A JP 2009145944A JP 2009145944 A JP2009145944 A JP 2009145944A JP 5202449 B2 JP5202449 B2 JP 5202449B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
ventilation
ventilation port
roof
water stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009145944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011001759A (ja
Inventor
史郎 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUNRISE CO.,LTD
Original Assignee
SUNRISE CO.,LTD
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUNRISE CO.,LTD filed Critical SUNRISE CO.,LTD
Priority to JP2009145944A priority Critical patent/JP5202449B2/ja
Publication of JP2011001759A publication Critical patent/JP2011001759A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5202449B2 publication Critical patent/JP5202449B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

本発明は、屋根の野地板に形成した通気口を覆うように野地板に取り付けて小屋裏の換気を行う屋根用換気ユニットに関する。
この種の屋根用換気ユニットの一形式として、特開2009−52231号公報に開示されている換気ユニットは、底面と、底面に立設した立面と、立面から折れ曲がって前方へ延びる上面から成り、上面の前部が前下がりに傾斜して設けられている。そして、前面と左右両側面が換気口として開放されている。
この換気ユニットを施工するには野地板に形成した通気口に上面が被さるように、かつ上面の前端部が屋根瓦の尻部に近接するように野地板上に配置し、釘等で底面を野地板に固定する。
特開2009−52231号公報
この換気ユニットによれば、小屋裏の空気が通気口から換気口を通って換気される。また、屋根瓦と屋根瓦の重合部分の隙間から屋根瓦の裏側へ雨水が浸入しても、上面によって換気口から野地板の通気口を通って小屋裏へ雨水が浸入するのを防止できる。
しかしながら、通気口からの雨水の浸入を防止するためには、換気ユニットの上面が野地板の通気口を覆うように、かつ上面前部が屋根瓦の尻部に近接するように野地板上に固定しなければならない。
そのため、野地板の所定位置に通気口を形成する作業が不可欠となり、換気ユニットの施工作業が面倒である。
また、この換気ユニットでは通気口から小屋裏に蜂が浸入して巣を作るのを防止するため、通気口に防虫網を取り付ける必要があり、より一層換気ユニットの施工が面倒である。
本発明はかかる問題点に鑑み、施工作業が容易で、かつ雨水や蜂が小屋裏に浸入するのを防止できる屋根用換気ユニットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、屋根の野地板に形成した通気口を覆うように野地板に取り付けて小屋裏の換気を行う屋根用換気ユニットであって、
箱型の本体を有し、本体前面に第1換気口を形成し、野地板に取り付けたとき前記通気口に連通する第2換気口を本体底面に形成し、
第1換気口に防虫用スクリーンを張設し、
前記本体上面を越える高さを有する第1止水板を前記第1換気口の前方に位置するように前記本体底面に立設し
第2止水板を前記第2換気口の前縁に沿うように前記本体底面に立設し、
前記第1止水板の上部を後上がりに傾斜して設け、
前記本体上面の少なくとも後半部を後下がりに傾斜して設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の屋根用換気ユニットによれば、小屋裏の空気が野地板の通気口に連通する第2換気口を通ってユニット本体の内部空間に流入し、第1換気口から小屋裏外部へと換気される。
一方、屋根瓦の裏側に浸入した雨水は第1止水板に遮られるので、第1換気口から本体内部への浸入が防止できる。また、蜂が小屋裏に浸入するのは第1換気口に被せた防虫用スクリーンによって阻止できる。
雨水が本体内部に浸入したとしても底面を伝って雨水が第2換気口から野地板の通気口へ浸入するのが、第2止水板によって阻止できる。
第1止水板を乗り越えた雨水は第1止水板の後上がりの傾斜によって上方へ飛び跳ねるので、第1換気口からの雨水の浸入をより確実に防止できる。
第1止水板の上部で飛び跳ねた雨水が上面後半部の後傾斜を伝って本体後方へ流下するので、本体前面の第1換気口からの浸入をより確実に防止できる。
本発明の実施例に係る屋根用換気ユニットを示す斜視図である。 同屋根用換気ユニットの分解斜視図である。 同屋根用換気ユニットの断面図である。 同屋根用換気ユニットの施工状態を示す説明図である。
以下に本発明を図面に基づき説明するに、図1、図2及び図3には本発明の一実施例に係る屋根用換気ユニット10が示されている。当該屋根用換気ユニット10は本体11、第1止水板12及び防虫用スクリーンとしてステンレス製の防虫金網13を備えている。
本体11は横長で扁平な箱形を有し、上面11a、背面11b及び左右両側面11cをプラスチックで一体成型したアッパケーシング20と、アッパケーシング20とは別体のプラスチック成型である底面21から成り、底面21にアッパケーシング20を接着して箱形に形成されている。この本体11の前面は第1換気口22として開放されている。
底面21には長手方向に延びる第2換気口23が形成されている。この第2換気口23の前縁に沿って第2止水板24が底面21に立設されている。第2止水板24と底面21は一体成型されている。アッパケーシング20は第2換気口23を覆うように底面21に取り付けて固定されている。
上面11aの後半部11dは後下がりの傾斜となるように形成されている。第1換気口22には防虫金網13が嵌着されている。この防虫金網13は蜂の浸入を妨げることのできるメッシュサイズのものが用いられている。
第1止水板12はガルバニュム銅板が用いられ、底面21に立設固定され、上面11aを越える高さ寸法を備えている。そして、第1止水板21の上部12aは後上がりの傾斜を有するように板金加工されている。
本実施例に係る屋根用換気ユニット10の構造は以上の通りであって、図4にその施工状態を示す。屋根瓦30を掛止するため野地板31に固定した上下の瓦桟32の間の野地板31部分に通気口33が形成されている。この通気口33は屋根の小屋裏34に連通している。屋根用換気ユニット10はこの通気口33に被せるようにして釘(図示略)で野地板31に固定される。
屋根用換気ユニット10を施工することにより、小屋裏34の空気が野地板31の通気口33に連通する第2換気口23を通ってユニット本体11の内部空間に流入し、第1換気口22から小屋裏34の外部へと換気される。
一方、屋根瓦30の裏側に浸入した雨水(図3の矢印参照)は第1止水板12に遮られるので、第1換気口22から本体11内部への浸入が防止できる。また、蜂が小屋裏34に浸入するのは第1換気口22に被せた防虫金網13によって阻止できる。
また、雨水が本体11内部に浸入したとしても底面21を伝って雨水が第2換気口23から野地板31の通気口33へ浸入するのが、第2止水板24によって阻止できる。
さらにまた、雨水が第1止水板12を乗り越えたとしても第1止水板12の後上がりに傾斜した上部12aによって上方へ飛び跳ね、上面11aの後半部11dの後傾斜を伝って本体11後方へ流下するので、本体11前面の第1換気口22からの浸入を確実に防止できる。
本実施例では、上部12aを後上がりに傾斜させた第1止水板12を本体11とは別に板金加工としたので、本体11の成型に使用する金型の構造が簡素化され、製造コストの低減が可能となる。
なお、本実施例では防虫用スクリーンとして金網を用いたが、これに代えてパンチングメタルを用いたり、あるいはアッパケーシングの成型時に前面をハニカム状の多数の通孔を成型して、これを防虫スクリーンとすることもできる。
10…屋根用換気ユニット
11…本体
11a…上面
12…第1止水板
13…防虫金網
20…アッパケーシング
21…底面
22…第1換気口
23…第2換気口
24…第2止水板
31…野地板
33…通気口
34…小屋裏

Claims (1)

  1. 屋根の野地板に形成した通気口を覆うように野地板に取り付けて小屋裏の換気を行う屋根用換気ユニットであって、
    箱型の本体を有し、本体前面に第1換気口を形成し、野地板に取り付けたとき前記通気口に連通する第2換気口を本体底面に形成し、
    第1換気口に防虫用スクリーンを張設し、
    前記本体上面を越える高さを有する第1止水板を前記第1換気口の前方に位置するように前記本体底面に立設し
    第2止水板を前記第2換気口の前縁に沿うように前記本体底面に立設し、
    前記第1止水板の上部を後上がりに傾斜して設け、
    前記本体上面の少なくとも後半部を後下がりに傾斜して設けたことを特徴とする屋根用換気ユニット。
JP2009145944A 2009-06-19 2009-06-19 屋根用換気ユニット Active JP5202449B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009145944A JP5202449B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 屋根用換気ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009145944A JP5202449B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 屋根用換気ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011001759A JP2011001759A (ja) 2011-01-06
JP5202449B2 true JP5202449B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=43559935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009145944A Active JP5202449B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 屋根用換気ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5202449B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6103625B2 (ja) * 2012-10-30 2017-03-29 日本住環境株式会社 配線処理機能を有する屋根面換気材
KR102392205B1 (ko) * 2020-12-09 2022-04-28 김재훈 단방향 쉐드 지붕의 결로 방지 구조체 및 그 시공방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188234U (ja) * 1983-05-31 1984-12-13 ナショナル住宅産業株式会社 屋根換気装置
JPH1193284A (ja) * 1997-09-16 1999-04-06 Toho Kenzai:Kk 建築物の換気装置
JP3390157B2 (ja) * 2000-03-09 2003-03-24 株式会社トーコー 建物換気装置構造
JP4109980B2 (ja) * 2002-12-16 2008-07-02 一郎 仲嶋 棟換気装置及び該装置を用いた棟換気構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011001759A (ja) 2011-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7044852B2 (en) Off-ridge roof vent
JP4988955B1 (ja) 笠木下換気構造体
JP6261172B2 (ja) 軒天換気材
JP5202449B2 (ja) 屋根用換気ユニット
JP5259000B1 (ja) 笠木下換気構造体
JP5551293B1 (ja) 換気構造体
JP4720839B2 (ja) 屋外盤の換気構造
JP5696272B2 (ja) 屋根用換気ユニット
JP5503366B2 (ja) 軒天井見切り縁とその取付構造
JP6955762B2 (ja) 屋根面換気ユニット及び屋根面換気ユニットの施工方法
JP5070818B2 (ja) エアアウトレットバルブ装置
JP4936875B2 (ja) 換気機能付き鼻隠し材
JP5269263B1 (ja) 笠木下換気構造体
JP5269264B1 (ja) 笠木下換気構造体
JP5249172B2 (ja) 外装パネル用役物と外装パネルの取付構造
JP4765993B2 (ja) 外装パネル用役物
JP5507491B2 (ja) 通気部材とその取付構造
JP4915666B2 (ja) 通気防虫役物と通気外壁構造
JP6803609B2 (ja) 換気構造体
JP4878546B2 (ja) 水返し固定クリップ及び水返し固定クリップを備えた水返し材
JP6247466B2 (ja) 換気装置および換気構造
JP2012061991A (ja) カウルルーバ
JP2019207041A (ja) 換気ガラリ及び換気ガラリの施工方法
JP4926021B2 (ja) 屋外端末部品
JP5462757B2 (ja) 通気軒天井見切り縁と通気外壁構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5202449

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250