JP7049876B2 - インターホン機器 - Google Patents

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本発明は、たとえば玄関に設置され、居室内に設置されるインターホン親機を呼び出すためのインターホン子機等といったインターホン機器に関するものである。
従来、所謂インターホン子機等のインターホン機器としては、押し込み操作可能なボタン部材を設けてなるものが多い(たとえば特許文献1)。また、そのようなボタン部材は、たとえば特許文献2に記載されているように、インターホン機器の本体ケースにボタン窓を開設するとともに、そのボタン窓を介して操作部が本体ケースの内側から外側へ突出するようにして設けられることが多い。
特開2009-152794号公報 実開平5-65029号公報
上述したようにして設けられたボタン部材を有するインターホン機器は、たとえば屋外への設置を考えると、ボタンの周面、特にボタンの底面とボタン窓との隙間から、本体ケース内へ浸入した水滴が、本体ケースに内蔵されている制御基板に到達しやすい等といったように防水性の点で課題を抱えている。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、防水性の高いインターホン機器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、前ケースと後ケースとを組み付けてなる本体ケースの前面に、ボタン部材の操作部が押し込み操作可能に露出しており、操作部を押し込み操作すると、本体ケースに内蔵されている制御基板の前面に搭載されているスイッチが操作されるインターホン機器であって、ボタン部材の操作部よりも下部で、本体ケースの内部に位置する箇所に、後方へ突出する第1の防水リブが設けられている一方、後ケースの下部に、前方へ突出する第2の防水リブが設けられており、前ケースと後ケースとの組み付けに伴い、制御基板の下方において、第2の防水リブが第1の防水リブの上方に近接し、且つ、両防水リブの先端同士が上下で重なり合うことを特徴とする。
本発明によれば、ボタン部材の操作部よりも下部で、本体ケースの内部に位置する箇所に、後方へ突出する第1の防水リブが設けられている一方、後ケースの下部に、前方へ突出する第2の防水リブが設けられており、前ケースと後ケースとの組み付けに伴い、制御基板の下方において、第2の防水リブが第1の防水リブの上方に近接し、且つ、両防水リブの先端同士が上下で重なり合うようになっている。すなわち、特に本体ケース内へ水滴が浸入しやすいボタン部材の底面側において、ボタン部材の底面と制御基板との間に、第1の防水リブと第2の防水リブとが近接して上下に重なり合う防水構造が設けられることになる。したがって、たとえボタン部材の底面側から本体ケース内に水滴が浸入したとしても、その水滴が制御基板に到達しにくく、高い防水性を発揮することができる。
インターホン子機を前側から示した説明図である。 図1中におけるA-A線断面を示した説明図である。 図2中における領域Bを拡大して示した説明図である。 分解状態にあるインターホン子機を後側から示した斜視説明図である。 後ケースを前側から示した斜視説明図である。 呼出ボタンを示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるインターホン子機について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、インターホン子機1を前側から示した説明図である。図2は、図1中におけるA-A線断面を示した説明図である。図3は、図2中における領域Bを拡大して示した説明図である。図4は、分解状態にあるインターホン子機1を後側から示した斜視説明図である。図5は、後ケース3を前側から示した斜視説明図である。図6は、呼出ボタン7を示した説明図である。
インターホン子機1は、前側に配置される前ケース2と、後側に配置される後ケース3とを組み付けてなる本体ケース、及び本体ケースの前面に取り付けられる化粧パネル10を有している。本体ケースの前面上部には、円孔状のカメラ窓が開設されており、該カメラ窓内にレンズが露出するように、カメラを本体ケース内に内蔵することでカメラ部5が設けられている。また、カメラ部5の右側には、通話のためのマイク部6が設けられている。さらに、カメラ部5の下側には、通話のためのスピーカ部8が設けられており、スピーカ部8の更に下側には、来訪者が居住者を呼び出す際に押し込み操作する呼出ボタン7が設けられている。そして、このようなインターホン子機1は、住戸の玄関の壁面等に設置されており、来訪者によって呼出ボタン7が押し込み操作されると、住戸内に設置されているインターホン親機(図示せず)を呼び出すとともに、カメラ部5を作動させて来訪者を撮像する。
なお、カメラ部5により撮像された映像は、インターホン親機に備えられているモニターに表示される。また、インターホン子機1の本体ケース内には、インターホン子機1の主たる動作(インターホン親機との間での通話やカメラ部5による撮像等)を制御する制御基板9が内蔵されており、当該制御基板9の前面下端部には、呼出ボタン7によりON/OFFされるスイッチ11が搭載されている。
ここで、本発明の要部となる呼出ボタン7周りの防水構造について説明する。
呼出ボタン7は、前方へ膨出する操作部21と、操作部21の周囲に広がる鍔部22と、鍔部22から上方へ延設された一対の腕片23、23とを有する合成樹脂製の部材である。操作部21の後面には、スイッチ11をON/OFF操作するための操作突起24が後方へ突設されている。また、鍔部22の左右両側縁及び上縁に沿っては、押し込み操作時に呼出ボタン7の位置がずれることを防止するためのガイドリブ25が前方へ突設されている。さらに、各腕片23の先端には、呼出ボタン7を前ケース2の内面にネジ止めするためのネジ止め部26が設けられている。加えて、鍔部22の下縁に、後方へ突出する3つのボタン側防水リブ27、27・・が左右方向へ断続的に並設されている。各ボタン側防水リブ27は、鍔部22の下縁に沿って左右方向へ延びる壁状に形成されており、その先端は、操作突起24の先端よりも後方まで突出している。一方、後ケース3の下端部には、前方へ突出する3つのケース側防水リブ29、29・・がボタン側防水リブ27、27・・に対応して設けられている。なお、28は、スピーカ部材(図示せず)を後側から押さえるための当接片である。
そして、上記呼出ボタン7は、前ケース2に開設されているボタン窓12を介して操作部21を前ケース2よりも前方へ突出させるようにして、前ケース2の後面側から前ケース2に取り付けられる。また、呼出ボタン7を取り付けた後、制御基板9が前ケース2の後面側に固定される。この制御基板9の固定に伴い、操作突起24の後方にスイッチ11が位置する。一方、ボタン側防水リブ27、27・・は、制御基板9よりも下方に位置している。その後、制御基板9及び呼出ボタン7を後側から覆うように、後ケース3を前ケース2の後面側から組み付ける。この組み付けに伴い、ケース側防水リブ29、29・・が、ボタン側防水リブ27、27・・と制御基板9の下端との間に入り込み、ボタン側防水リブ27、27・・の上方に近接する。また、ケース側防水リブ29、29・・の先端とボタン側防水リブ27、27・・の先端とが上下方向で重なり合う。
以上のような構成を有するインターホン子機1によれば、呼出ボタン7の鍔部22の下縁に、後方へ突出する3つのボタン側防水リブ27、27・・を設ける一方、後ケース3の下端部に、前方へ突出する3つのケース側防水リブ29、29・・をボタン側防水リブ27、27・・に対応して設けている。そして、前ケース2と後ケース3との組み付けに伴い、ケース側防水リブ29、29・・が、ボタン側防水リブ27、27・・と制御基板9の下端との間に入り込んで、ボタン側防水リブ27、27・・の上方に近接するとともに、ケース側防水リブ29、29・・の先端とボタン側防水リブ27、27・・の先端とが、上下方向で重なり合うようにした。すなわち、特に水滴が浸入しやすい呼出ボタン7の底面側において、呼出ボタン7の底面と制御基板9との間に、ボタン側防水リブ27、27・・とケース側防水リブ29、29・・とが近接して上下に重なり合う防水構造を設けた。したがって、たとえ呼出ボタン7の底面とボタン窓12との隙間から本体ケース内に水滴が浸入したとしても、その水滴が制御基板9に到達しにくく、高い防水性を発揮することができる。
なお、本発明に係るインターホン機器は、インターホン機器の全体的な構成は勿論、防水構造に係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば上記実施形態ではインターホン子機について説明しているが、本発明は、集合住宅玄関機等の他のインターホン機器に対しても好適に採用することができる。したがって、ボタン部材に関しても呼出ボタンに限定されることはない。
また、上記実施形態では、3つのボタン側防水リブ及びケース側防水リブを設けるといしているが、3つに分かれていない1つのボタン側防水リブ及びケース側防水リブを設けても何ら問題はない。
1・・インターホン子機(インターホン機器)、2・・前ケース(本体ケース)、3・・後ケース(本体ケース)、7・・呼出ボタン(ボタン部材)、9・・制御基板、11・・スイッチ、12・・ボタン窓、21・・操作部、22・・鍔部、24・・操作突起、27・・ボタン側防水リブ(第1の防水リブ)、29・・ケース側防水リブ(第2の防水リブ)。

Claims (1)

  1. 前ケースと後ケースとを組み付けてなる本体ケースの前面に、ボタン部材の操作部が押し込み操作可能に露出しており、前記操作部を押し込み操作すると、前記本体ケースに内蔵されている制御基板の前面に搭載されているスイッチが操作されるインターホン機器であって、
    前記ボタン部材の前記操作部よりも下部で、前記本体ケースの内部に位置する箇所に、後方へ突出する第1の防水リブが設けられている一方、前記後ケースの下部に、前方へ突出する第2の防水リブが設けられており、
    前記前ケースと前記後ケースとの組み付けに伴い、前記制御基板の下方において、前記第2の防水リブが前記第1の防水リブの上方に近接し、且つ、両前記防水リブの先端同士が上下で重なり合うことを特徴とするインターホン機器。
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