JP6236364B2 - インターホン機器の取付構造 - Google Patents
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Description
特許文献1では、まず金属製フレームを壁面へ取り付け、そのフレームに対して集合玄関機ユニットを組み付けることで、集合玄関機の取り付けを実施した。その際、集合玄関機ユニットの周囲にフレームに係止する係止爪、位置決めリブを設け、壁面に取り付けたフレームに対して前方から押し込むことで係止片をフレームに係止させることで容易に装着することができた。
この構成によれば、インターホン機器ユニットをフレームへ収納操作すると係止爪が係止部に係止してインターホン機器ユニットが固定されるため、簡易な操作で取り付けできる。そして、フレームの係止部は開口部を形成した底枠の端部に設ければ良く、別途側枠を拡張等して作製する必要がない。
更にフレームは、インターホン機器ユニットの側面に対して側枠を備える程度であるため、インターホン機器ユニットと略同一サイズの最小限の大きさとすることができ、複雑な折り曲げを必要としない。
この構成によれば、インターホン機器ユニットの背部に形成された係止爪がフレームに組み付ける際に確認出来なくても、位置決めリブを切り欠きに合致させることで、係止部を背部の係止爪に係止させることができ、簡易な操作で固定操作できる。
更にフレームは、インターホン機器ユニットの側面に対して側枠を備える程度であるため、略インターホン機器ユニットと同一サイズの最小限の大きさとすることができるし、複雑な折り曲げを必要としない。
係止爪16は、突出部1aの側部を凹状に形成して空間Pを設け、この空間Pに別途壁面31を形成し、この壁面31内に形成されている。壁面31にはコ字状のスリット32が形成され、ユニット1の前方へ向けて自由端を有する弾性片31aを形成し、この弾性片31aを係止爪16としている。係止爪16はユニット1の横方向に弾性変形するよう形成される。突出部1aの側部に直接係止爪16を形成しないことで、突出部1aの密閉性を維持している。
位置決めリブ17は、中央左右側部に設けられ、図3の側面図に示すように係止爪16を形成した位置と同一の高さに形成され、係止爪16の近傍に形成されている。
穴内には、図示しない専用の埋込ボックスが埋め込まれ、この埋込ボックスに形成されたねじ孔に対してねじ挿通孔26を介してねじ止め固定される。
このとき、ユニット1の位置決めリブ17をフレーム2に形成された切り欠き25に嵌合させるよう操作することで、位置ズレを修正して装着できる。
その後、図示しない化粧板をユニット1を覆う様に組み付ければ、集合玄関機の取付は終了する。
更にフレーム2は、ユニット1の側面に対して側枠22を備える程度であるため、ユニット1と略同一サイズの最小限の大きさとすることができ、複雑な折り曲げを必要としない。
また、ユニット1の背部に形成された係止爪16がフレーム2に組み付ける際に確認出来なくても、位置決めリブ17を切り欠き25に合致させることで、背部の係止爪16を係止部24に係止させることができ、簡易な操作で固定操作できる。
Claims (2)
- マイク、スピーカ、及び複数の操作ボタンが組み込まれたインターホン機器ユニットと、当該インターホン機器ユニットの背部を覆うように配設されるフレームとを有し、設置対象の所定位置に取り付けられた前記フレームに対して前記インターホン機器ユニットを収納操作することで設置されるインターホン機器の取付構造であって、
前記インターホン機器ユニットは、前記フレームの設置面よりも後方に突出して前記設置対象に収容される突出部を有する一方、
前記フレームは、前記突出部を挿通させる開口部を備えると共に、前記設置面に当接する底枠と、前記インターホン機器ユニットの周囲を保持するために前記底枠の周囲に起立形成された側枠とを有し、
前記インターホン機器ユニットの前記突出部の側部には、弾性を有して前記フレームの開口部の一部から成る係止部に係止する係止爪が設けられ、
前記インターホン機器ユニットを前記フレームへ収納操作した際に、前記係止爪が前記係止部に係止して前記インターホン機器ユニットが固定されることを特徴とするインターホン機器の取付構造。 - 前記係止爪近傍の前記インターホン機器ユニットの側面に位置決めリブを備える一方、対応する前記フレームの側枠には前記位置決めリブに嵌合する切り欠きが形成されて成ることを特徴とする請求項1記載のインターホン機器の取付構造。
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