JP5296651B2 - インターホンの居室親機 - Google Patents

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本発明はインターホンの居室親機に関し、詳しくは壁面に取り付けるインターホンの居室親機ハウジングに関する。
従来から、壁面に設置されるインターホンの居室親機は、通常壁面に埋設された埋込ボックスにねじ止めすることで固定されている。
例えば、特許文献1では、ハウジングである器体の背部に埋込ボックスに収容する膨出部の周囲であってハウジングの背部にねじ止めのためのボックス用孔(ねじ挿通孔)を設けて、埋込ボックスに設けられたねじ孔にねじ止めすることで固定していた。
特開2007−28543号公報
しかしながら、埋込ボックスはメーカーによって寸法にばらつきがあるし、ハウジングを取り付ける際に位置決めのために、ハウジングに設けられたねじ挿通孔は単純な円形ではなく長円形状等大きな孔で形成されていた。
一方で、埋込ボックス自体複数種類あり、ねじ挿通孔を単純に大きく形成しただけでは対応できる種類が限られていた。そのため、多くの種類の埋込ボックスに対応できるよう、長円形状に形成したねじ挿通孔を更に長くしたり、開口部自体を更に広げる等の工夫が考えられるが、その場合ハウジングの強度劣化、特にねじ止めした周辺が変形し易くなる問題があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ハウジングを取り付け可能とする埋込ボックスの種類を増やし、且つ強度劣化も防止できるインターホンの居室親機を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、玄関等に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と伝送線を介して接続され、インターホン子機からの呼び出しに応答するために居室壁面に設置されるインターホンの居室親機であって、居室親機のハウジングは、壁面に埋設された埋込ボックスにねじ止め固定するねじ止め部をハウジング背部を構成する底面に有し、ねじ止め部は、埋込ボックスの異なる種類に対応してねじを移動できるよう長孔状に形成されたねじ挿通孔を備えると共に、ねじ挿通孔形成部を補強する補強板が摺動可能に配置されて成り、補強板はねじを挿通する透孔を備えて、使用するねじ挿通孔の部位に応じて摺動して位置合わせでき、ねじ挿通孔の形成部が埋込ボックスと補強板とで挟持されてねじ止め固定され、更にねじ止め部は、補強板の摺動を案内するための一対の案内壁で上下或いは左右が囲まれると共に、案内壁は、装着された補強板の前面に係合して補強板が前方へ外れるのを防止する外れ防止リブを備えて成ることを特徴とする。
この構成によれば、ねじ止め部に補強板を配置するので、ねじ挿通孔の形状に関わらず、ねじ止めによるハウジングの破損、変形を防止することができる。よって、取り付け可能な埋込ボックスの種類を容易に増やすことができる。また、補強板はねじ止め位置に合わせて移動させることができるため、ねじ挿通孔は最小の形状に抑えることができ、補強効果を高める。
更に、装着した補強板の移動操作は案内壁によりスムーズに行うことができる。そして、装着された補強板は外れ防止リブの作用で外れ難いためハウジング取り付け作業がし易い。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、ねじ止め部内のハウジング底面には、装着された補強板を所定の位置に位置決めするための位置決めリブが形成されてなることを特徴とする。
この構成によれば、装着した補強板は所定位置で位置決めされるので、特定のねじ止め部位で位置決めすることが可能と成り作業し易くなる。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、案内壁はハウジングの側面と平行に形成され、案内壁の一方がハウジングの側面を構成する側板であることを特徴とする。
この構成によれば、案内壁はハウジングの側面を利用した構造としているので、別途案内壁を形成するスペースを必要とせず、ハウジングをそのために大型化する必要がない。
請求項の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、案内壁がないねじ止め部の2方向のうち少なくとも一方に、補強板のねじ止め部への挿入を可能とすると共に、挿入された補強板の抜けを防止する抜け防止片を備え、抜け防止片は、ハウジング底面の一部から成る弾性片の先端に形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、抜け防止片を設けてもねじ止め部に補強板を挿入できるし、挿入した補強板は、抜け防止片により外れることがない。そのため、補強板が縦方向に摺動する形態の場合、下方に抜け防止片を設ければ落下することがないし、下方から着脱操作できる。
請求項5の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の構成において、ねじ挿通孔は夫々複数の長孔で構成され、1つのねじ挿通孔を構成する長孔同士は、ねじが移動可能な連通部を備えてなることを特徴とする。
この構成によれば、複数の長孔で1つのねじ挿通孔を形成するため、単純にねじ挿通孔を広げること無く対応する埋込ボックスの種類を増やすことができ、強度劣化を最小限に止めることができる。そして、長孔同士は連通されているので、ねじの移動がし易く取り付け作業がし易い。
本発明によれば、ねじ止め部に補強板を配置するので、ねじ挿通孔の形状に関わらず、ねじ止めによる居室親機ハウジングの破損、変形を防止することができ、取り付け可能な埋込ボックスの種類を増やすことができる。
本発明に係るインターホンの居室親機の一例を示す斜視図である。 居室親機ハウジングの一部を成すハウジング下の斜視図である。 補強板を除いたA部を拡大した図である。 補強板の斜視図である。 A部の正面拡大図であり、装着した補強板を最上部に摺動した状態を示している。 A部の正面拡大図であり、補強板を装着する途中の状態を示している。 A部の正面拡大図であり、装着した補強板を抜け防止片が保持した状態を示している。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るインターホンの居室親機の一例を示す斜視図であり、居室親機のハウジング1は前面を構成するハウジング上1aと、壁面に埋設された埋込ボックス(図示せず)に連結するねじ止め部を備えたハウジング下1bとを嵌め合わせて構成される。この居室親機は玄関に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機(図示せず)に伝送線を介して接続されて使用される。
ハウジング上1aには、玄関子機との間で通話路を形成して通話を開始するための通話ボタン2、通話を終了するための終了ボタン3、非常時に操作する非常ボタン4等各種操作ボタンが配置されると共に、玄関子機のカメラが撮像する来訪者等の映像を表示するためのモニタ5等が組み付けられている(詳述せず)。
図2は、ハウジング下1bの斜視図であり、図1と同一の角度で示している。ハウジング下1bは、壁面に当接する平坦な背面を有する四角形の枠部11を周囲に備え、枠部11内に形成されて壁面内に配置された埋込ボックスに収容される膨出部12を中央に有している。
枠部11は、ハウジング上1aの周囲側面を構成する上側面部7と係合する下側面部14を周囲に有し、埋込ボックスにねじ止めするためのねじ挿通孔16を備えたねじ止め部15が上下左右4箇所に形成されている。このねじ止め部15は、埋込ボックスに設けられた4箇所のねじ孔に対応するよう配置されている。
ねじ挿通孔16は、斜めに配置した2つの長孔を連結した形状を有し、使用するねじ(図示せず)の径に対して大きな孔として形成されている。4箇所に形成されたねじ挿通孔16は上下左右で線対称に形成されている。
そして、このねじ挿通孔16を備えたねじ止め部15の夫々には、ねじ止め部15を補強するための補強板18が配置されている。尚、図2では補強板18は右上の1箇所のみ配置した状態を示している。
図3は、4箇所のねじ止め部15の中の右上となる図2のA部を拡大した図を示し、補強板18を外した状態を示している。また、図4は補強板18の拡大図を示している。以下、このA部について具体的に説明する。他の3箇所は、このA部の構成に対して上下、或いは左右に対称配置した形状であり、同一の構造であるため説明を省略する。
補強板18は金属板を打ち抜いて略四角形に形成され、図4に示すようにねじ挿通孔16に合わせて斜めに形成された1つの長孔から成る透孔19を有し、膨出形成された舌部18aが1隅部に形成されている。また、その舌部18aの近傍の1側部に切り欠き20が凹設されている。
ねじ止め部15は、図3に示すように、枠部11上に形成された横リブ片22、及び縦リブ片23、そしてハウジング下1bの下側面部14により3方が囲まれており、縦リブ片23と下側面部14とで補強板18の摺動を案内する案内壁を形成している。また、横リブ片22がねじ止め部15から上方へ補強板18の移動を規制している。
また、ねじ挿通孔16は、外側の第1長孔16aと内側の第2長孔16bが、連通部17を有して一体化して形成され、挿通したねじが双方を行き交うことが可能に形成されている。
横リブ片22は、枠部11上に突出形成され、横方向に直線に形成されている。縦リブ片23は、枠部11上に横リブ片22と同様に突出形成され、縦方向に直線に形成され、横リブ片22に連続して形成されている。尚、横リブ片22と縦リブ片はここでは連続形成されているが、分離して形成しても良い。
そして、縦リブ片23及び下側面部14には、装着した補強板18が前方へ外れるのを防止する外れ防止リブ24(24a,24b)が形成されている。縦リブ片23に形成された第1外れ防止リブ24aは、縦リブ片23の下方1箇所に、ねじ止め部15の内部方向に突出形成され、装着された補強板18に係合するように形成されている。この第1外れ防止リブ24aは、ハウジング底面(枠部11の前面)との間に補強板18を挿通する空間を設けて形成され、補強板18の前面左端部に係合する。
下側面部14に形成された第2外れ防止リブ24bは、ねじ止め部15の上部に、ねじ止め部15の内部方向に突出形成され、装着された補強板18に係合するように縦長に形成されている。この第2外れ防止リブ24bは、ハウジング底面(枠部11の前面)との間に補強板を挿通する空間を設けて形成され、補強板18の前面右端部に係合する。
双方の外れ防止リブ24は、補強板18がねじ止め部15内で移動する範囲において、常時補強板18に係合するように形成されている。
また、ねじ止め部15の開放された下方には、装着した補強板18が落下しない(抜け出ない)ように抜け防止片26が形成されている。抜け防止片26は枠部11の前面から突出形成され、枠部11を切り欠いて舌状に形成して弾性を持たせた弾性片26aの先端に形成されている。こうして抜け防止片26に弾性を持たせることで、下方からねじ止め部15への補強板18の摺動挿入を可能としている。尚、ハウジング1の下部に設けられたねじ止め部15においては、横リブ片22が補強板18の落下を防止し、抜け防止片26が上方への抜けを防止する。
更に、ねじ止め部15内には、摺動した補強板18を位置決めして保持する位置決めリブ27が所定部位に形成されている。この位置決めリブ27は、2段に形成された長孔16a,16bのうち、外側の第1長孔16aに補強板18の透孔19を合致させた状態で、補強板18の端部に係合する部位に設けられている。
具体的に、補強板18を上部に移動した状態のA部を拡大した図5に示すように、第1長孔16aに透孔19を合わせた補強板18の切り欠き20の位置に合わせて位置決めリブ27は形成されている。この状態で、補強枠18の切り欠き20に位置決めリブ27が係合し、補強板18は位置決めされる。
このように構成されたインターホンの居室親機について、以下、壁面への取り付け手順を説明する。
まず、ハウジング1に設けられた四箇所のねじ止め部15に対し、補強板18を装着する。図6、図7は何れもA部を拡大した正面図であり、図6はねじ止め部15に補強板18を装着する途中の状態を示し、図7はその後摺動操作して補強板18をねじ止め部15に装着し、抜け防止片26が保持している状態を示しており、この図に基づいて説明する。
図6に示すように、縦リブ片23に形成された第1外れ防止リブ24aに、補強板18に設けられた切り欠き20を合わせることで、補強板18をねじ止め部15に装着することができる。そして、その後押し込み操作しながら上方に摺動操作する。押し込み操作することで、抜け防止片26が後方に押し込まれて補強板18が枠部11の前面に密着し、その後摺動操作することで補強板18は摺動し、図7に示す位置に移動する。
この状態で、弾性復帰した抜け防止片26が補強板18の下端に係合するため、抜け落ちることがないし、第1外れ防止リブ24a及び第2外れ防止リブ24bの作用で前方に外れることもない。
尚、補強板18のねじ止め部15への挿入は、第1外れ防止リブ24aに切り欠き20を合わせることなく、枠部11上の抜け防止片26後方から、摺動操作により抜け防止片26上をスライドさせて挿入しても装着することができる。
こうして補強板18を取り付けたら、壁面に埋設された埋込ボックスにハウジング下1bをねじ止めする。この時、ねじ挿通孔16の2つの長孔のうち外側の第1長孔16aを使用する場合には、図5に示すように補強板18を横リブ片22に当接する、或いはそれに近い上部まで摺動させる。この位置まで摺動すると、位置決めリブ27が切り欠き20に係合して補強板18を位置決めでき、その位置で保持されるので手を離しても下方にずれることがない。この状態で、図示しないねじを補強板18の透孔19からねじ挿通孔16に挿通し、埋込ボックスにねじ止めする。
また、ねじ挿通孔16のうち内側の第2長孔16bを使用する場合は、図7に示す補強板18が抜け防止片26に当接した装着時の状態が取り付け位置となっており、この状態で上記第1長孔16aを使用する場合と同様に、図示しないねじを補強板18の透孔19からねじ挿通孔16に挿通し、埋込ボックスにねじ止めする。こうして、取り付け作業時に補強板18は位置ズレを起こすことが無く、また外れ防止リブ24の作用によって外れる虞もない。
このように、ねじ止め部15に補強板18を配置するので、ねじ挿通孔16の形状に関わらず、ねじ止めによるハウジング1の破損、変形を防止することができる。よって、取り付け可能な埋込ボックスの種類を容易に増やすことができる。また、補強板18はねじ止め位置に合わせて移動させることができるため、ねじ挿通孔16は最小の形状に抑えることができ、補強効果を高める。
また、装着した補強板18の移動操作は案内壁によりスムーズに行うことができるし、補強板18は外れ防止リブ24の作用で摺動位置に関わらず外れ難いため、ハウジング取り付け作業がし易い。
更に、装着した補強板18は位置決めリブ27により、外側の第1長孔16aに合致させた部位で位置決めされるので外側の長孔を使用する場合でも作業し易くなるし、案内壁の一方をハウジング1の側面を利用した構造としているので、別途案内壁を形成するスペースを必要とせず、ハウジングをそのために大型化する必要がない。
また、抜け防止片26を設けても、ねじ止め部15に補強板18を挿入できるし、挿入した補強板18は、抜け防止片26により外れることがない。そのため、補強板18が縦方向に摺動する形態の場合、下方に抜け防止片26を設ければ落下することがないし、下方から着脱操作ができ作業し易い。
更に、2つの長孔で1つのねじ挿通孔16を形成するため、単純にねじ挿通孔16を広げること無く対応する埋込ボックスの種類を増やすことができ、強度劣化を最小限に止めることができる。そして、長孔同士は連通されているので、ねじの移動がし易く取り付け作業がし易い。
尚、上記実施形態では、ねじ止め部15をハウジング1の左右側部に形成しているが、居室親機が横長のハウジングで形成される場合は、上記構成のハウジング1を傾倒した構成とすれば良く、その場合ねじ止め部15はハウジングの上下側部に形成されることになる。そして、縦リブ片23と下側面部14とで形成した案内壁は横向きとなるため、補強板18は横方向に摺動し、操作した所定の位置を保持しやすく抜け落ち難くなるため、横リブ片22や抜け防止片26は無くても良い。
また、抜け防止片26は、補強板18の摺動方向の一方のみ設け、他方には横リブ片22を設けて補強板18の抜けを防止しているが、横リブ片22に代えて抜け防止片26を設け、一対の抜け防止片26をねじ止め部15の両端に設けて補強板18の抜けを防止しても良い。
更に、外れ防止リブ24や位置決めリブ27の形成位置は、上記形態の位置でなくとも良く、例えば位置決めリブ27は、補強板18の切り欠き20の部位でなく、補強板18の下辺に合わせて形成しても良い。
また、ねじ挿通孔16が2段の長孔で構成しているが、3段で構成しても良いし、他の形状であっても良い。
1・・ハウジング、1a・・ハウジング上、1b・・ハウジング下、11・・枠部、14・・下側面部(側板)、15・・ねじ止め部、16・・ねじ挿通孔、16a・・第1長孔、16b・・第2長孔、17・・連通部、18・・補強板、18a・・舌部、19・・透孔、20・・切り欠き、22・・横リブ片、23・・縦リブ片(案内壁)、24(24a、24b)・・外れ防リブ、26・・抜け防止片、26a・・弾性片、27・・位置決めリブ。

Claims (5)

  1. 玄関等に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機と伝送線を介して接続され、前記インターホン子機からの呼び出しに応答するために居室壁面に設置されるインターホンの居室親機であって、
    前記居室親機のハウジングは、壁面に埋設された埋込ボックスにねじ止め固定するねじ止め部をハウジング背部を構成する底面に有し、
    前記ねじ止め部は、前記埋込ボックスの異なる種類に対応してねじを移動できるよう長孔状に形成されたねじ挿通孔を備えると共に、前記ねじ挿通孔形成部を補強する補強板が摺動可能に配置されて成り、
    前記補強板はねじを挿通する透孔を備えて、使用する前記ねじ挿通孔の部位に応じて摺動して位置合わせでき、前記ねじ挿通孔の形成部が前記埋込ボックスと前記補強板とで挟持されてねじ止め固定され、
    更に前記ねじ止め部は、前記補強板の摺動を案内するための一対の案内壁で上下或いは左右が囲まれると共に、前記案内壁は、装着された前記補強板の前面に係合して前記補強板が前方へ外れるのを防止する外れ防止リブを備えて成ることを特徴とするインターホンの居室親機。
  2. 前記ねじ止め部内のハウジング底面には、装着された前記補強板を所定の位置に位置決めするための位置決めリブが形成されてなることを特徴とする請求項1記載のインターホンの居室親機。
  3. 前記案内壁は前記ハウジングの側面と平行に形成され、前記案内壁の一方が前記ハウジングの側面を構成する側板であることを特徴とする請求項1又は2記載のインターホンの居室親機。
  4. 前記案内壁がない前記ねじ止め部の2方向のうち少なくとも一方に、前記補強板の前記ねじ止め部への挿入を可能とすると共に、挿入された前記補強板の抜けを防止する抜け防止片を備え、
    前記抜け防止片は、ハウジング底面の一部から成る弾性片の先端に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のインターホンの居室親機。
  5. 前記ねじ挿通孔は夫々複数の長孔で構成され、1つのねじ挿通孔を構成する長孔同士は、ねじが移動可能な連通部を備えてなることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のインターホンの居室親機。
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