JP2009231960A - 情報通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露出パネルと本体モジュールとからなる情報通信装置において、露出パネルの本体モジュールに対する取付強度を大きくする。
【解決手段】インターホン親機は、壁に固定される器体10を備えた本体モジュール1と本体モジュール1の前面に取着される露出パネル2とを備える。露出パネル2は器体10の前面に形成された上下一対の取付板11がそれぞれ嵌まるガイド溝23を後面の上下両端部に備える。上側のガイド溝23の下面および下側のガイド溝23の上面には係合突起23aがそれぞれ形成され、上側の取付板11の下端および下側の取付板11の上端には各係合突起23aがそれぞれ嵌まる係合溝11bがそれぞれ形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、施工面に取り付けられる本体モジュールと、本体モジュールに取り付けられる露出パネルとを備え、他の機器との間で通信を行う情報通信装置に関するものである。
従来から、宅内の施工面(壁)に取り付けられ、また、宅外などに設置された他の機器と信号線を用いて接続され、当該他の機器との間で通信を行う情報通信装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の情報通信装置においては、壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面に取り付けられる露出パネルとに分離した構成が考えられる。
露出パネル9を本体モジュール8に取着する構成の一例を、図15を参照して説明する。本体モジュール8は箱状に形成され、露出パネル9は薄箱状に形成されている。本体モジュール8は、互いに離れる向きに前面の上下両端部からそれぞれ延設された上下一対の取付板81を備えている。
下側の取付板81には、露出パネル9の後面に突設されたL字状の鉤片(図示せず)が差し込まれる引掛孔81aが貫設されている。上側の取付板81には、露出パネル2の後面に突設された取着突起91が挿通される挿通孔81bが貫設されている。取着突起91は、取付板81の後面に引っ掛かる爪部91aを先端部に備えている。鉤片を引掛孔81aに差し込んだ後、露出パネル9を本体モジュール8の前面に押し付けると(図中の矢印参照)、取着突起91が撓むことにより爪部91aは取付板81の後面に引っ掛かり、露出パネル9は本体モジュール8に取着される。
特開平6−291818号公報
ところで、上述の構成においては取着突起91の撓みを利用して爪部91aを取付板81に引っ掛けるから、爪部91aをあまり大きくすることができない。したがって、露出パネル9の重量が大きくなると対応できなくなることがある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、露出パネルを本体モジュールに取着する構成の情報通信装置において、露出パネルの取着強度を従来構成よりも大きくした情報通信装置を提供することにある。
請求項1の発明は、他の機器と通信するための通信線が接続され施工面に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面に取着され本体モジュールとの間で信号を送受信する露出パネルとを備え、露出パネルと本体モジュールとの対向面の一方は、露出パネルを本体モジュールの前面に沿って所定の取付位置に導くガイド溝を備え、他方は、ガイド溝に嵌まりガイド溝の周壁と摺接することにより露出パネルの移動を直進移動に規制する嵌合部を備え、露出パネルと本体モジュールとの一方は、前記対向面に沿って形成された係合片を備え、他方は、開口面が前記対向面と交差し係合片が係着される係合溝を備えることを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、施工面は壁面であり、ガイド溝は左右方向に沿って形成され、ガイド溝と嵌合部とのうち本体モジュール側の一方が、他方との摺動部位において露出パネルの下向き荷重を支える下壁を備えることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、施工面は壁面であり、ガイド溝は嵌合部が摺接する側壁を備え、本体モジュールは、前記取着位置において露出パネルの下向き荷重を支える支持部を備えることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記本体モジュールおよび前記露出パネルは、互いに接続して本体モジュールから露出パネルへの電力の供給および信号の送受信を可能とする第1および第2の接触端子をそれぞれ備え、本体モジュールは、本体モジュールの前面に露出する操作子を有し第1の接触端子への通電を入切する電源スイッチを備え、露出パネルは、本体モジュールへの取着時に電源スイッチを入状態にし本体モジュールからの取り外し時に電源スイッチを切状態にするよう操作子を操作する操作部を操作子に対向する部位に備えることを特徴とする。
請求項5の発明では、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記露出パネルの後面の一部は前記施工面と当接し、露出パネルは後面周部において外周側ほど露出パネルの厚みを薄くする傾斜面を備えることを特徴とする。
請求項1の構成によると、係合片と係合溝とを係合溝の幅方向と直交する面内での直進移動により互いに係着させるから、従来構成と比較すると、互いに係着する部材の係りを深くすることが可能になり、結果的に、露出パネルの取着強度を大きくすることができる。
請求項2の構成によると、露出パネルを本体モジュールに対して左右方向に移動させて取り付ける構造で本体モジュールが摺接部位において露出パネルの下向き荷重を支えるから、露出パネルの取付作業において作業者は露出パネルを支えることなく取付位置に露出パネルを導くことができる。
請求項3の構成によると、露出パネルを上下方向に移動させて本体モジュールに取り付けるから、壁面に固定された本体モジュールの側方に他の壁や柱や戸枠のような障害物がある場所においても、露出パネルを本体モジュールに取着することができる。
請求項4の構成によると、本体モジュールに露出パネルを取着すると第1の接触端子に通電され、露出パネルを本体モジュールから取り外すと第1の接触端子への通電が停止するから、第1の接触端子が通電状態で露出することがない。したがって、露出パネルの着脱作業において第1の接触端子に工具の先端など導電性の異物が接触しても短絡による障害が生じない。
請求項5の構成によると、傾斜面が形成された露出パネルの後面周部は施工面に当接しないから、露出パネルを本体モジュールに取り付ける作業において露出パネルの後面が施工面と当接することにより仮に施工面に傷が付いたとしても当該傷は露出パネルの外周縁よりも内側になり、当該傷を露出パネルで隠すことができる。
また、露出パネルの周部において施工面と傾斜面との間に隙間が形成され、当該隙間に指を掛けることができるから、露出パネルを本体モジュールに着脱する作業の際に、露出パネルを保持しやすい。
以下の各実施形態では、他の機器としてのドアホン子機(図示せず)と通話などの通信を行い、インターホンシステムを構築するインターホン親機を情報通信装置の一例として説明する。
(実施形態1)
ドアホン子機は通話のためのマイクロホンおよびスピーカーとカメラとを備え宅外に設置される。インターホン親機は、通話のためのマイクロホン(図示せず)およびスピーカー(図示せず)と、図2に示すように画像を表示する表示器21および複数個の操作スイッチ(図示せず)をそれぞれ操作する複数個の操作釦22とを備える。ドアホン子機とインターホン親機とは通信線(図示せず)を介して接続される。操作釦22を操作することにより、画像の表示やドアホン子機との通話を行うことができる。
本実施形態のインターホン親機は、箱状に形成された器体10を備える本体モジュール1と、薄箱状に形成される露出パネル2とを備える。
器体10は、図3に示すように通信線が接続される通信端子12と商用電源供給用の電源線(図示せず)が接続される電源端子13とを後面に備える。本体モジュール1は、通信線および電源線が接続された後、図4に示す器具配線用のスイッチボックス30を用いて取付ねじ(図示せず)により施工面である壁Wに固定される。
スイッチボックス30は、前端が開口する箱状に形成され、壁Wに開設された施工孔41の開口面の後方に固定される。スイッチボックス30は、取付ねじが螺入されるねじ受孔32が前端に形成された上下一対の器具固定用突起31を2組備える。
本体モジュール1は、図2に示すように各取付ねじがそれぞれ挿通される複数個の取付孔11cがそれぞれ貫設された上下一対の取付板11を備える。各取付板11は矩形状にそれぞれ形成され、上側の取付板11は、短手方向の後面下端部が器体10の前面上端部に接続された形で器体10と一体に形成され、下側の取付板11は、短手方向の後面上端部が器体10の前面下端部に接続された形で器体10と一体に形成されている。器体10の後部をスイッチボックス30(図4参照)に挿入した状態で各取付ねじを各ねじ受孔32(図4参照)にそれぞれ螺入させることにより、本体モジュール1は壁W(図4参照)に固定される。
壁Wに固定された本体モジュール1には露出パネル2が取着される。図3に示すように露出パネル2の後面の上下両端部には、各取付板11がそれぞれ嵌まるとともに底面が露出パネル2の後面と略平行に形成された上下一対のガイド溝23がそれぞれ凹設される。各ガイド溝23の左右方向の端部(図における右端部)は露出パネル2の側面に達し、露出パネル2の側面は各ガイド溝23により切り欠かれた形状となっている。また、下側のガイド溝23の下部は露出パネル2の下面に達し、露出パネル2の下面は下側のガイド溝23により切り欠かれた形状となっている。上側のガイド溝23の下面と下側のガイド溝23の上面との間の寸法は上側の取付板11の下端と下側の取付板11の上端との間の寸法と略同一寸法に形成されている。
各取付板11を各ガイド溝23にそれぞれ嵌めると、上側の取付板11の下端と上側のガイド溝23の下面とが摺接し、下側の取付板11の上端と下側のガイド溝23の上面とが摺接する。したがって、露出パネル2は本体モジュール1の前面に沿って左右方向に直進移動するように移動方向が規制される。
上側のガイド溝23の下面および下側のガイド溝23の上面には、係合片23aが左右方向の全長に亘って突設される。係合片23aと各ガイド溝23の底面との間には所定の隙間がそれぞれ形成され、当該各隙間はそれぞれ係合溝23bとなっている。
一方、上側の取付板11の下端および下側の取付板11の上端には、左右方向の全長に亘って、各係合溝23bにそれぞれ嵌る係合片11aと、係合片23aがそれぞれ嵌まる係合溝11bとがそれぞれ形成される。
図1に示すように露出パネル2を本体モジュール1の側方(図における右方)より近づけ、各取付板11を各ガイド溝23にそれぞれ挿入すると、図5に示すように各係合片11a,23aが各係合溝23b,11bにそれぞれ嵌まる。この状態から図1に示すように露出パネル2を側方に移動させると(図中の矢印の示す方向)、露出パネル2は所定の取付位置に導かれる。露出パネル2が前記所定の取付位置となったときに、各取付板11の左右方向の一端(図における左端)にそれぞれ突設された位置決突起11dの先端がガイド溝23の側面(図における左側面)にそれぞれ当たり、露出パネル2の摺動が停止する。
ここにおいて、各ガイド溝23の側面(図における左側面)には、係止突起29がそれぞれ突設されている。各係止突起29は左右方向の先端部(図における右部)に他の部位より大径となった円柱部29aをそれぞれ備えている。一方、各取付板11におけるガイド溝23の側面と当接する側の端部(図における左端部)には、各係止突起29がそれぞれ嵌入されるC字状の切欠11eがそれぞれ形成されている。
図6に示すように各ガイド溝23の側面に各位置決突起11dの先端がそれぞれ当たると各円柱部29aが各切欠11eにそれぞれ嵌まる。上述したように切欠11eはC字状に形成され入口部は切欠11eの径よりも狭いから、円柱部29aは切欠11eに保持される。したがって、各取付板11の各ガイド溝23における摺動が禁止される。すなわち、露出パネル2の摺動が禁止され、露出パネル2の取着が完了する。
上述のように、露出パネル2が本体モジュール1に取着された状態においては、各係合片23aと各係合片11aとは前後方向において重なっているから、露出パネル2を前方に引っ張ったとしても露出パネル2は本体モジュール1から外れることがない。また、上側の取付板11の下端と上側の凹所23の下面とが当接し、下側の取付板11の上端と下側の凹所23の上面とが当接し、各位置決突起11dの先端と各凹所23の側面(図3における左側面)とがそれぞれ当たっているから、露出パネル2に上下方向および左右方向の内の一方向(図6における右方向)において外力が作用したとしても、露出パネル2が本体モジュール1から外れることがない。
また、円柱部29aが切欠11eから外れた場合においても、各係合片11a,23aが各係合溝11b,23b(図3参照)に嵌まっている間は、下側の取付板11の周壁(上壁)において露出パネル2の下向き荷重は本体モジュール1に支持されるから、露出パネル2が本体モジュール1から脱落することがない。
本実施形態では露出パネル2を本体モジュール1に取り付けると同時に露出パネル2と本体モジュール1とが電気的に接続される。すなわち、図2に示すように本体モジュール1は、前面に開設された本体側端子窓14から一部が外部に突出する形で配設される本体側コネクタ15を備え、本体側コネクタ15は第1の接触端子15aを備える。
一方、露出パネル2は、図3に示すように後面に開設されたパネル側端子窓24から一部が突出するパネル側コネクタ25を備える。パネル側コネクタ25は、第1の接触端子と接続する第2の接触端子25aを備える。
本体側コネクタ15とパネル側コネクタ25とには、図7(a),(b)に示すようなスライド嵌合用の一対のコネクタ(例えば、イリソ電子工業株式会社製6153シリーズなど)を用いる。
露出パネル2を摺動させて前記所定の取付位置に配置すると、第1の接触端子15aと第2の接触端子25aとが接続し、露出パネル2と本体モジュール1とが電気的に接続される。
(実施形態2)
本実施形態のインターホン親機は、露出パネル2を本体モジュール1に取り付ける構成が、実施形態1のインターホン親機と異なる。本実施形態では、図9に示すように露出パネル2は、各取付板11がそれぞれ嵌まり、露出パネル2が上下方向に摺動できる一対のガイド溝26を後面の上下両端部にそれぞれ備える。各取付板11の左右両端には、摺動突起11gがそれぞれ突設される。左側の摺動突起11gの先端と右側の摺動突起11gの先端との間の寸法は、ガイド溝26の左右方向の寸法と略同一寸法に形成され、また、ガイド溝26の上下方向の寸法は取付板11の上下方向の寸法よりも大きく形成される。
左右の各摺動突起11gの先端が各ガイド溝26のそれぞれの左右両側壁とそれぞれ摺接することにより、露出パネル2の移動は上下方向の直進移動に規制される。
各ガイド溝26の底面には複数個の引掛孔26fがそれぞれ貫設され、一方、各取付板11には、図8に示すように先端が上を向き各引掛孔26fにそれぞれ差し込まれる複数個の鉤片11fが前面にそれぞれ突設される。各引掛孔26f(図9参照)に各鉤片11fをそれぞれ差し込み、露出パネル2を下向きに摺動させると、各鉤片11fは露出パネル2の後壁とそれぞれ係合する。別言すると、鉤片11fの先端部と取付板11の前面とで形成された溝(係合溝)に引掛孔26fの上の露出パネル2の後壁(係合片)が係着されるのである。
図10に矢印Aで示すように露出パネル2を本体モジュール1の前方より近づけて、各取付板11を各ガイド溝26(図9参照)にそれぞれ嵌めるとともに各鉤片11fを各引掛孔26f(図9参照)にそれぞれ差し込み、次いで図11(a)の矢印に示すように露出パネル2を下向きに摺動させて各鉤片11fを露出パネル2の後壁にそれぞれ引っ掛けると、各鉤片11fが露出パネル2の下向き荷重を支え、図11(b)に示すように露出パネル2が本体モジュール1に取着される。なお、本実施形態では上述のように各鉤片11fが露出パネル2の下向き荷重を支える支持部となっているが、下側の取付板11を支持部としても良い。具体的には、下側の取付板11の上端と下側のガイド溝26の上面とを当接させることにより下側の取付板11の上端において露出パネル2の下向き荷重を支える構成とする。
上述のように、各鉤片11fが露出パネル2の後壁にそれぞれ引っ掛かっているから、露出パネル2を前方に引っ張ったとしても露出パネル2が本体モジュール1から外れることがない。また、各摺動突起11fの先端がガイド溝26の左右両側面とそれぞれ当たっているから、露出パネル2に左右方向の外力が作用しても露出パネル2が本体モジュール1から外れることがない。さらに、露出パネル2の下向き荷重により各鉤片11fは露出パネル2の後壁と係合しているから、露出パネル2の下向き荷重以上の負荷が上向きに加えられない限り露出パネル2が本体モジュール1から外れることがない。
また、露出パネル2を本体モジュール1の上方より本体モジュール1に近づけて取着するから、本体モジュール1の側方に他の壁や柱や戸枠のような障害物があっても、実施形態1とは異なり露出パネル2を本体モジュール1に取着することができる。
ところで、本体モジュール1は、図12に示すように第1の接触端子15a(図9参照)への通電を入切する電源スイッチSWを備える。電源スイッチSWは、器体10の内部に収容される基板42上に配設される。また、電源スイッチSWは、器体10の前面に開設されたスイッチ用窓16から器体10の前面に露出するスライド操作が可能な操作子43を備える。操作子43は、所定の移動距離で上下方向(矢印B方向)に移動する。
一方、露出パネル2は、操作子43が嵌まる操作凹部27を後壁に備える。露出パネル2の取付作業において露出パネル2を下向きに摺動させると、操作凹部27の上壁が操作子43を押し下げ電源スイッチSWを入状態にする。露出パネル2を取り外すために露出パネル2を上向きに摺動させると、操作凹部27の下壁が操作子43を押し上げ電源スイッチSWを切状態にする。すなわち、通電状態の第1の接触端子15a(図9参照)が外部に露出することがない。
上述より、通電状態の第1の接触端子15aが外部に露出することがないから、露出パネル2の取付作業において工具の先端など導電性の異物が第1の接触端子15aに触れても短絡することがない。
なお、本実施形態では露出パネル2を本体モジュール1に取り付ける(取り外す)際の露出パネル2の上下方向の摺動距離を操作子43の移動可能距離と略一致するように各鉤片11fおよび各引掛孔26fとを形成し、操作凹部27により電源スイッチSWが破壊されることがないようにしている。実施形態1において、露出パネル2の取付時の露出パネル2の摺動距離を操作子43の移動可能距離とすることで、実施形態1に上述の構成を使用することが可能となる。
また、本実施形態では上下方向に移動する操作子43を備える電源スイッチSWを使用しているが、押操作する操作子を備えるモーメンタリ型のスイッチを電源スイッチとして使用することもできる。具体的に説明すると、前記スイッチは、前記操作子が前後方向(器体10の前面に垂直な方向)に移動するように基板42上に配置され、露出パネル2は、後面から突出する操作部を備える。露出パネル2が本体モジュール1の前面に押し付けられると操作部の先端が操作子を押して(押操作)前記スイッチを入状態にし、露出パネル2を本体モジュール1の前面から取り外すと操作子への負荷(押圧)がなくなり前記スイッチは切状態になる。
実施形態1のように露出パネル2の摺動距離が操作子43の移動可能距離よりも大きい場合においては上述のようなスライド操作を行う操作子43を備えるスイッチを電源スイッチとして使用することには支障があるが、上述のような押操作を行う操作子を備えるモーメンタリ型のスイッチにおいては、支障なく電源スイッチSWとして使用することができる。
なお、本実施形態の他の構成は実施形態1の構成と同構成である。
(実施形態3)
本実施形態のインターホン親機は、図13に示すように矩形薄箱状に形成され施工面(図示せず)に直接固定される本体モジュール5と、薄箱状に形成され本体モジュール5の前面に取り付けられる薄箱状に形成された露出パネル6とを備える。
露出パネル6の後面には、底面が露出パネル6の後面と平行に形成され本体モジュール5が嵌まるガイド溝61が凹設される。ガイド溝61の下端部は露出パネル6の下面に達し、露出パネル6の下面はガイド溝61に切り欠かれた形状となっている。また、ガイド溝61の左右方向の寸法は本体モジュール5の左右方向の寸法と略同一寸法で形成される。したがって、本体モジュール5がガイド溝61に嵌まると、露出パネル6は本体モジュール5の前面に沿った面内において上下方向に摺動できる。
また、本体モジュール5の左右両側壁には係合片51がそれぞれ突設され、一方、ガイド溝61の左右両側壁には各係合片51がそれぞれ嵌まる係合溝62がそれぞれ凹設される。
露出パネル6を本体モジュール5の上方より近づけて本体モジュール5をガイド溝61に挿入し、本体モジュール5を摺動させて本体モジュール5の上面と嵌合凹部61の上面とを当接させると、露出パネル6の下向き荷重は本体モジュールの上壁を支持部として本体モジュール5に支持される。
露出パネル6が本体モジュール5に取着された状態においては、各係合片51と各係合溝62の周壁とは前後方向に重なる形となるから、露出パネル6を前方に引っ張ったとしても露出パネル6が本体モジュール5から外れることがない。また、本体モジュール5とガイド溝61の左右両側面同士がそれぞれ当接するから、露出パネル6に左右方向の負荷が加えられても露出パネル6が本体モジュール5から外れることがない。
なお、本実施形態における他の構成は実施形態2の構成と同構成である。
(実施形態4)
本実施形態のインターホン親機は、図14に示すように露出パネル2の後面周部の形状が実施形態1と異なる。具体的には、露出パネル2の後面周部には、外周側ほど露出パネル2の厚みを薄くする傾斜面28が形成される。
ここにおいて、上側の取付板11の上端と下側の取付板11の下端との間の寸法は壁Wに開設された施工孔41の上下方向の寸法よりも大きく形成され、本体モジュール1を壁Wに固定したときに各取付板11の後面先端部(上側の取付板11の後面上端部と下側の取付板11の後面下端部)は壁面にそれぞれ密着する。また、ガイド溝23の深さ寸法は取付板11の厚み寸法と略同一寸法で形成され、露出パネル2の後面と取付板11の後面とは同一面上となっている。したがって、露出パネル2を本体モジュール1に取り付けると、露出パネル2の後面は壁面に当接する。
上述したように、露出パネル2の後面周部には傾斜面28が形成されているから、露出パネル2を本体モジュール1に取り付けた場合において壁面と傾斜面28との間には隙間が形成されている。したがって、露出パネル2を本体モジュール1に取り付ける作業において当該隙間に指を掛けて露出パネル2を持つことができ、露出パネル2の取付作業が容易になる。
また、露出パネル2の取付作業において露出パネル2の後面を壁面に当接させる際に露出パネル2の後面が壁面に接触して壁面に傷が付いたとしても、当該傷は露出パネル2の外周縁よりも内側に形成され露出パネル2により覆い隠される。したがって、当該傷を外部より視認することはできない。
また、傾斜面28により露出パネル2が壁面より浮き上がって見えるから、壁Wに取り付けたインターホン親機が壁面から遊離して見えるという視覚的効果が得られる。
なお、本実施形態における他の構成は、実施形態1の構成と同構成である。
また、本実施形態の構成を実施形態2または実施形態3の構成に付加することもできる。
実施形態1の組立時の背面側の斜視図である。 実施形態1の前面側の分解斜視図である。 実施形態1の背面側の分解斜視図である。 実施形態1においてスイッチボックスを取り付けた状態の壁の斜視図である。 実施形態1の組立時の側面図である。 実施形態1の背面側の斜視図である。 (a)は実施形態1の本体側コネクタの斜視図であり、(b)はパネル側コネクタの斜視図である。 実施形態2の前面側の分解斜視図である。 実施形態2の背面側の分解斜視図である。 実施形態2の組立時の側面図である。 実施形態2の背面図であり、(a)は組立時(b)は組立後の図である。 実施形態2の断面図である。 実施形態3の背面側の分解斜視図である。 実施形態4の側面図である。 従来例を示す側面図である。
符号の説明
1 本体モジュール
2 露出パネル
5 本体モジュール
6 露出パネル
10 器体
11 取付板(嵌合部)
11a 係合片
11b 係合溝
11f 鉤片(係合溝)
15a 第1の接触端子
23 ガイド溝
23a 係合片
23b 係合溝
25a 第2の接触端子
26 ガイド溝
27 操作凹部(操作部)
28 傾斜面
43 操作子
51 係合片
61 ガイド溝
62 係合溝
SW 電源スイッチ

Claims (5)

  1. 他の機器と通信するための通信線が接続され施工面に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面に取着され本体モジュールとの間で信号を送受信する露出パネルとを備え、露出パネルと本体モジュールとの対向面の一方は、露出パネルを本体モジュールの前面に沿って所定の取付位置に導くガイド溝を備え、他方は、ガイド溝に嵌まりガイド溝の周壁と摺接することにより露出パネルの移動を直進移動に規制する嵌合部を備え、露出パネルと本体モジュールとの一方は、前記対向面に沿って形成された係合片を備え、他方は、開口面が前記対向面と交差し係合片が係着される係合溝を備えることを特徴とする情報通信装置。
  2. 前記施工面は壁面であり、前記ガイド溝は左右方向に沿って形成され、前記ガイド溝と前記嵌合部とのうち前記本体モジュール側の一方が、他方との摺動部位において前記露出パネルの下向き荷重を支える周壁を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報通信装置。
  3. 前記施工面は壁面であり、前記ガイド溝は前記嵌合部が摺接する側壁を備え、前記本体モジュールは、前記取着位置において前記露出パネルの下向き荷重を支える支持部を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報通信装置。
  4. 前記本体モジュールおよび前記露出パネルは、互いに接続して本体モジュールから露出パネルへの電力の供給および信号の送受信を可能とする第1および第2の接触端子をそれぞれ備え、本体モジュールは、本体モジュールの前面に露出する操作子を有し第1の接触端子への通電を入切する電源スイッチを備え、露出パネルは、本体モジュールへの取着時に電源スイッチを入状態にし本体モジュールからの取り外し時に電源スイッチを切状態にするよう操作子を操作する操作部を操作子に対向する部位に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の情報通信装置。
  5. 前記露出パネルの後面の一部は前記施工面と当接し、露出パネルは後面周部において外周側ほど露出パネルの厚みを薄くする傾斜面を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の情報通信装置。
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