JP2010041106A - インターホン機器 - Google Patents

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Sachinobu Nakao
幸伸 中尾
Hiroshi Matsui
宏 松井
Tomoya Yashiro
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Abstract

【課題】薄型化が可能で、且つ、静電気による破損も防止可能なインターホン機器を提供する。
【解決手段】スピーカ窓11の内周面に、孔の径方向内側へ突出するリブ13をスピーカ窓12の内周面に沿って周設し、リブ13によってスピーカ6の枠部6b及びエッジ部6cが被覆されるようにスピーカ6を設置した。そのため、たとえ従来よりもスピーカ6をカバー部材3側へ近づけて設置したとしても、スピーカ孔16から静電気が侵入し、スピーカ6のエッジ部6cへ到達しようとする際に、到達経路となる距離(所謂、沿面距離)を十分に稼ぐことができる。したがって、インターホン親機1の薄型化が可能であるとともに、静電気がエッジ部6cへ到達しにくくなっており、たとえ薄型化したとしても静電気によるスピーカ6の破損防止を図ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、通話のためのスピーカが内蔵されたインターホン機器に関するものである。
一般的なインターホン機器(たとえば、インターホン親機等)には、通話のためのスピーカが内蔵されている。ここで、従来のインターホン機器におけるスピーカの取付構造について、図6をもとに説明する。図6は、従来のインターホン機器におけるスピーカ51の取付構造を示した断面説明図である。
スピーカ51は、図示しないケース部材内に設置されており、当該スピーカ51の前方は、複数のスピーカ孔52、52・・が穿設されてなるカバー部材53により覆われている。そして、スピーカ51の前方とカバー部材53との間には空間Sが確保されており、スピーカ孔52から侵入する静電気がスピーカ51(特に、金属製となるスピーカ51の周縁部)へ到達しないように図られていた。尚、54、55は、スピーカ51を固定するための固定片である。
また、当該構成以外にも、たとえば特許文献1に記載されているように、スピーカの前方に緩衝部材を設置することにより、スピーカとカバー部材との間に静電気の到達防止のための空間を確保したものもある。
特開2006−222533号公報
近年、デザイン等の理由からインターホン機器の薄型化が望まれている。しかしながら、上述したような構成では、スピーカ51の前方にある程度の空間Sを確保しなければならないため、薄型化の要求に応えることができないという課題がある。また、無理矢理にスピーカ51とカバー部材53とを近接させて構成すると、スピーカ孔52、52・・から侵入した静電気によりスピーカ51が破損するおそれがある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、薄型化が可能で、且つ、静電気による破損も防止可能なインターホン機器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、本体ケース内に、音声を発生する振動部の周囲を枠体により囲ってなるスピーカが内蔵されており、本体ケースの前面に、スピーカの振動部を露出させるためのスピーカ窓が開設されているとともに、スピーカ孔を有するカバー部材がスピーカ窓を覆うように取り付けられてなるインターホン機器であって、スピーカ窓の内周面に、更に内方へ突出するリブを内周面に沿って周設し、スピーカを、枠体がリブにより被覆された状態で振動部がスピーカ窓から露出するように、本体ケース内に設置したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、スピーカ窓の内周面にリブを設けることで、たとえスピーカを本体ケース前面へ近づけて設置したとしても、スピーカ孔から侵入する静電気が枠体へ到達するまでの経路に係る距離を十分に稼ぐことができる。したがって、インターホン機器の薄型化が可能であるとともに、静電気がスピーカの枠体へ到達しにくくなっており、たとえ薄型化したとしても静電気によるスピーカの破損防止を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、リブが、本体ケースのカバー部材を取り付ける面よりも一段後方に設けられており、カバー部材を取り付けた際、カバー部材とリブとの間に空間が形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、カバー部材とリブとの間に形成された空間内でスピーカから出された音声が響くため、より明瞭な音声を放音させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、スピーカ窓内の開口が振動部の開口と同形状であり、スピーカを設置した際、リブにより振動部が被覆されないことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、スピーカを設置した際、リブにより振動部が被覆されないため、スピーカから出された音声がリブにより遮断されたりすることがなく、一層明瞭な音声を放音させることができる。
本発明によれば、スピーカ窓の内周面に、更に内方へ突出するリブを内周面に沿って周設し、スピーカを、枠体がリブにより被覆された状態で振動部がスピーカ窓から露出するように、本体ケース内に設置しているため、たとえ従来よりもスピーカを本体ケース前面へ近づけて設置したとしても、スピーカ孔から侵入した静電気が枠体へ到達するまでの経路に係る距離を十分に稼ぐことができる。したがって、インターホン機器の薄型化が可能であるとともに、静電気がスピーカの枠体へ到達しにくくなっており、たとえ薄型化したとしても静電気によるスピーカの破損防止を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態となるインターホン親機について、図面をもとに説明する。
図1は、インターホン親機1の外観を示した斜視説明図である。図2は、インターホン親機1の縦方向での断面説明図であり、図3は、図2におけるA部を拡大して示した説明図である。図4は、前ケース2を示した斜視説明図であり、図5は、カバー部材3を示した斜視説明図である。
インターホン親機1は、室内等に設置されており、玄関の壁面等に設置されるインターホン子機(図示せず)を呼び出し、当該インターホン子機との間で通話するためのものであって、前ケース2と後ケース4とを組み付けてなる本体ケース5の内部空間に、スピーカ6や通話回路等が形成されてなる各種基板等が設置されたものである。また、前ケース2の前面には、デザインを向上させるためのカバー部材3が取り付けられている。尚、7は、他のインターホン機器を呼び出すための呼出ボタンであり、8は、通話を開始するための通話ボタン、9は、通話を終了するための終了ボタンである。そして、これら各種ボタンは、押し込み操作可能に取り付けられている。
スピーカ6は、従来周知の構造を有しており、振動して音声を発生させる振動部6aと、振動部6aの周囲を囲うように設けられ、振動部6aが固定される合成樹脂製の枠部6bと、枠部6bの更に周囲に設けられた金属製のエッジ部6cとからなる。そして、スピーカ6は、図示しない固定部材により前方へ放音する姿勢で前ケース2の後面に固定され、更に前ケース2と後ケース4を組み付けるに際して、後ケース4に設けられた押止突起4aにより押し止めされる。
前ケース2は、後ケース4の前方開口を覆うように組み付けられるカバー体であって、その前面略中央には、カバー部材3を取り付けるための取付凹部10が設けられている。そして、当該取付凹部10には、スピーカ6の振動部6aを露出させるためのスピーカ窓11、呼出ボタン7を取り付けるためのボタン窓12等が開設されている。スピーカ窓11は、取付凹部10の下部に開設された円孔であって、当該スピーカ窓11の内周面には、孔の径方向内側へ突出するリブ13がスピーカ窓11の内周面に沿って周設されている。尚、前ケース2の下部には、通話ボタン8や終了ボタン9を取り付けるためのボタン取付台14が設けられている。
また、リブ13は、取付凹部10の表面(すなわち、カバー部材3の設置面)よりも後方位置に設けられており、リブ13の前面と取付凹部10の表面とが面一ではなく、両者の間に段差が形成されている。したがって、カバー部材3を取付凹部10内に設置すると、リブ13とカバー部材3との間に空間Kが形成されることになる。さらに、リブ13の突出量を、スピーカ6の枠部6b及びエッジ部6cの径方向への幅と略同じとして、スピーカ窓11の開口部をスピーカ6の振動部6aと同形状にしている。したがって、図2及び3に示す如く、スピーカ6を取り付けた際、リブ13が、枠部6b及びエッジ部6cのみを被覆し、振動部6aの前方へは突出しないようになっている。
一方、カバー部材3は、上述したように取付凹部10の前面に取り付けられる薄い板状部材であって、略中央には、呼出ボタン7を露出させるための露出窓15が開設されている。また、カバー部材3の下部で、取付凹部10へ取り付けた際にスピーカ窓11の前方となる位置には、スピーカ6から出された音声を放音するための複数のスピーカ孔16、16・・が穿設されている。さらに、スピーカ孔16、16・・の周囲には、スピーカ孔16と同形状の疑似凹部(有底孔)17が複数設けられており、スピーカ孔16と疑似凹部17とを複数行複数列で規則的に配列させることによりデザインの向上を図っている。
以上のような構成を有するインターホン親機1によれば、スピーカ窓11の内周面に、孔の径方向内側へ突出するリブ13をスピーカ窓12の内周面に沿って周設しており、スピーカ6を設置した際、リブ13によってスピーカ6の枠部6b及びエッジ部6cを被覆している。そのため、たとえ従来よりもスピーカ6をカバー部材3側へ近づけて設置したとしても、スピーカ孔16から静電気が侵入し、スピーカ6のエッジ部6cへ到達しようとする際に、静電気の到達経路となる距離(所謂、沿面距離)を稼ぐことができる。したがって、インターホン親機1の薄型化が可能であるとともに、静電気がエッジ部6cへ到達しにくく(すなわち、静電気が発生しにくく)なっており、たとえ薄型化したとしても静電気によるスピーカ6の破損防止を図ることができる。
また、リブ13を取付凹部10の表面よりも一段後方に設けており、取付凹部10の表面とリブ13との間に段差を形成しているため、カバー部材3を取付凹部10内に取り付けた際、カバー部材3とリブ13との間に空間Kが形成される。したがって、空間Kが設けられていない構造と比較すると、スピーカ6から出された音声が空間K内で響き、より明瞭な音声を放音させることができる。
さらに、スピーカ窓11内にリブ13を設けるにあたり、スピーカ窓11の開口部がスピーカ6の振動部6aと同形状になり、リブ13によってスピーカ6の振動部6aが被覆されないようにしている。したがって、スピーカ6から出された音声がリブ13により遮断されたりすることがなく、一層明瞭な音声を放音させることができる。
なお、本発明に係るインターホン機器は、上記実施形態に記載の態様に何ら限定されるものではなく、インターホン機器そのもの、カバー部材3、スピーカ6、スピーカ窓11等に係る構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、リブ13を取付凹部10の表面よりも一段後方へ設けており、カバー部材3を設置した際にカバー部材3とリブ13との間に空間Kが形成されるようにしているが、リブ13と取付凹部10の表面とが面一となるようにリブ13を設けることも可能である。当該構成を採用することで、インターホン機器の一層の薄型化を図ることができる。
また、上記実施形態では、スピーカ窓11の開口部を振動部6aと同形状として、振動部6aが完全に露出するように構成しているが、音声の放音に支障をきたさない程度であればリブ13を振動部6aの前方まで突出させてもよい。そして、リブ13を突出させればさせるほど、沿面距離を稼ぐことができ、静電気による破損防止効果を向上させることができる。
加えて、本発明は、スピーカ6を内蔵するインターホン機器であれば、実施形態に記載のインターホン親機1に何ら限定されることはなく、携帯用の子機や親機、玄関等に設置される子機等の種々のインターホン機器に適用することができる。そして、インターホン機器の種類や大きさ等に応じて、カバー部材3の形状やスピーカ6の設置位置、スピーカ孔16の数や設置位置等を適宜設計変更可能であることは言うまでもない。
インターホン親機の外観を示した斜視説明図である。 インターホン親機の縦方向での断面説明図である。 図2におけるA部を拡大して示した説明図である。 前ケースを示した斜視説明図である。 カバー部材を示した斜視説明図である。 従来のインターホン機器におけるスピーカの取付構造を示した断面説明図である。
符号の説明
1・・インターホン親機(インターホン機器)、2・・前ケース、3・・カバー部材、4・・後ケース、5・・本体ケース、6・・スピーカ、6a・・振動部、6b・・枠部(枠体)、6c・・エッジ部(枠体)、10・・取付凹部、11・・スピーカ窓、13・・リブ、16・・スピーカ孔、K・・空間。

Claims (3)

  1. 本体ケース内に、音声を発生する振動部の周囲を枠体により囲ってなるスピーカが内蔵されており、前記本体ケースの前面に、前記スピーカの前記振動部を露出させるためのスピーカ窓が開設されているとともに、スピーカ孔を有するカバー部材が前記スピーカ窓を覆うように取り付けられてなるインターホン機器であって、
    前記スピーカ窓の内周面に、更に内方へ突出するリブを前記内周面に沿って周設し、
    前記スピーカを、前記枠体が前記リブにより被覆された状態で前記振動部が前記スピーカ窓から露出するように、前記本体ケース内に設置したことを特徴とするインターホン機器。
  2. 前記リブが、前記本体ケースの前記カバー部材を取り付ける面よりも一段後方に設けられており、前記カバー部材を取り付けた際、前記カバー部材と前記リブとの間に空間が形成されることを特徴とする請求項1に記載のインターホン機器。
  3. 前記スピーカ窓内の開口が前記振動部の開口と同形状であり、前記スピーカを設置した際、前記リブにより前記振動部が被覆されないことを特徴とする請求項1又は2に記載のインターホン機器。
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