JP3876865B2 - 中継装置およびその電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は、電子カメラや携帯電話機、あるいはポータブルな音響機器などの携帯型の電子機器を電源や外部機器などの外部装置と電気的に接続するための中継装置およびその電子機器に関する。
従来、スピーカを内蔵した電子カメラやポータブルな音響機器などの携帯型の電子機器においては、電源や外部機器などの外部装置と電気的に接続する際、電子機器の機器本体を中継装置に着脱可能に装着して外部装置と電気的に接続し、この状態で充電を行ったり、パソコンなどの外部機器との間でデータの授受を行ったりするように構成されている。
このような中継装置においては、装置本体に電子機器が装着されたときに、電子機器のスピーカの放音孔が装置本体によって塞がれてしまうことがある。このような構造の中継装置では、その装置本体に電子機器とは別のスピーカを設け、この別のスピーカで電子機器に記憶された音データを再生するようにしたものがある。
しかしながら、このような中継装置では、装置本体に電子機器のスピーカとは別のスピーカを設けているため、部品点数が多くなるばかりか、製造コストも高くなるという問題がある。なお、このような問題を回避するため、中継装置の装置本体に電子機器を装着したときに、装置本体によって電子機器のスピーカの放音孔が塞がれないように、電子機器における所定個所にスピーカの放音孔を設けることが考えられるが、このような構造では、電子機器の機器本体におけるスピーカおよび放音孔の設置個所が制約され、機器本体の最適な位置にスピーカおよび放音孔を設けることができないという問題が生じる。
特開2003−111287号公報
この発明が解決しようとする問題点は、電子機器のスピーカおよび放音孔の設置個所が中継装置によって制約を受け、電子機器の放音孔が中継装置で覆われてしまう場合に、電子機器とは別のスピーカを中継装置に設けなければならない点にある。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図9に示すように、機器本体(カメラ本体4)に内蔵されたスピーカ(16)の音を放音孔(18)から前記機器本体の外部に放音する携帯型の電子機器(電子カメラ3)が着脱可能に装着される装置本体(2)を備え、この装置本体を介して前記電子機器と外部装置とを電気的に接続する中継装置において、
前記装置本体には、前記電子機器の前記機器本体が着脱可能に装着されて前記機器本体の前記放音孔を覆う装着部(20)が設けられ、この装着部には、前記機器本体が装着されたときに、前記放音孔から放音された音を前記装置本体の前面側に導く導音路(25)が前記装着部と前記機器本体とによって形成されていることを特徴とする中継装置(1)である。
請求項2に記載の発明は、図6および図7に示すように、前記装着部(20)に、前記装置本体(2)の前面側を除いて、前記機器本体(カメラ本体4)によって塞がれる凹部(24)が前記導音路(25)に対応して形成されていることを特徴する請求項1に記載の中継装置である。
請求項3に記載の発明は、図10〜図12に示すように、機器本体(カメラ本体4)に内蔵されたスピーカ(16)の音を放音孔(18)から前記機器本体の外部に放音する携帯型の電子機器(電子カメラ3)が着脱可能に装着される装置本体(2)を備え、この装置本体を介して前記電子機器と外部装置とを電気的に接続する中継装置において、
前記装置本体には、前記電子機器の前記機器本体が着脱可能に装着されて前記機器本体の前記放音孔を覆う装着部(20)が設けられ、この装着部には、前記機器本体が装着されたときに、前記放音孔から放音された音を前記装置本体内に導く貫通孔(32)が設けられ、前記装置本体の内部には、前記貫通孔で導かれた音を共鳴させる共鳴空間(31、34)が設けられていることを特徴とする中継装置(30)である。
請求項4に記載の発明は、図12に示すように、前記装置本体(2)の前面に、前記共鳴空間(34)で共鳴された音を前記装置本体の前面側に向けて放音する放音孔部(35)が設けられていることを特徴する請求項3に記載の中継装置である。
請求項5に記載の発明は、図13および図14に示すように、スピーカ(16)を内蔵した機器本体(カメラ本体4)を備え、この機器本体が中継装置(1)に着脱可能に装着され、この状態で前記中継装置を介して外部装置と電気的に接続される電子機器において、
前記機器本体には、前記スピーカの音を前記機器本体の外部に放音する放音孔(18)が設けられていると共に、前記機器本体が前記中継装置に装着されたときに、前記放音孔から放音された音を前記中継装置の前面側に導く導音路(42)を形成する凹部(41)が前記放音孔に対応して設けられていることを特徴とする電子機器(電子カメラ40)である。
請求項1に記載の発明によれば、装置本体の装着部に電子機器を装着すると、電子機器の機器本体に設けられた放音孔から放音される音を装置本体の前面側に導く導音路が装着部と電子機器とによって形成されるので、電子機器の機器本体に設けられてスピーカからの音を機器本体の外部に放音する放音孔が装置本体の装着部で覆われても、機器本体の放音孔から放音された音を導音路によって装置本体の前面側に導くことができ、これにより電子機器のスピーカからの音を装置本体の前面側で良好に聞くことができる。
このため、電子機器の機器本体におけるスピーカおよび放音孔の設置個所が装置本体によって制約を受けて、機器本体の放音孔が装置本体の装着部で覆われても、装置本体に電子機器とは別のスピーカを設ける必要がないので、部品点数を削減し、低コスト化を図ることができ、しかも機器本体の最適な位置にスピーカおよび放音孔を設けることができ、これにより機能的にも外観的にも好ましいものを得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、装置本体の装着部に、その装置本体の前面側を除いて、電子機器の機器本体によって塞がれる凹部を導音路に対応させて形成したので、請求項1に記載の発明と同様、機器本体の放音孔が装置本体の装着部で覆われても、電子機器のスピーカからの音を装置本体の凹部によって形成された導音路で導いて装置本体の前面側から放音することができ、これによりスピーカからの音を装置本体の前面側で良好に聞くことができるほか、特に装置本体に凹部を形成するだけで良いので、その構造が簡単で、部品点数も増加せず、容易に製作でき、低価格化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、装置本体の装着部に電子機器を装着すると、電子機器の機器本体に設けられた放音孔が装着部に設けられた貫通孔に対応し、この貫通孔を通して機器本体内のスピーカからの音が装置本体内に導かれ、この導かれた音が装置本体内の共鳴空間で共鳴されるので、機器本体の放音孔が装置本体によって覆われても、電子機器のスピーカからの音の音質を高めることができると共に、その音質が高められた音を装置本体の外部で良好に聞くことができる。
このため、この請求項3に記載の発明においても、請求項1に記載の発明と同様、電子機器の機器本体におけるスピーカおよび放音孔の設置個所が装置本体によって制約を受けて、機器本体の放音孔が装置本体の装着部で覆われても、装置本体に電子機器とは別のスピーカを設ける必要がないので、部品点数を削減し、低コスト化を図ることができ、しかも機器本体の最適な位置にスピーカおよび放音孔を設けることができ、これにより機能的にも外観的にも好ましいものを得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、装置本体の前面に、共鳴空間で共鳴された音を装置本体の前面側に向けて放音する放音孔部を設けたので、共鳴空間で共鳴されて音質が高められた音を放音孔部から装置本体の前面側に放音することができ、これにより請求項1に記載の発明と同様、機器本体の放音孔が装置本体の装着部で覆われても、電子機器のスピーカからの音を装置本体の前面側で良好に聞くことができる。
請求項5に記載の発明によれば、機器本体を中継装置に装着すると、機器本体に設けられた凹部によって機器本体に設けられた放音孔から放音された音を中継装置の前面側に導く導音路が形成されるので、機器本体の放音孔が中継装置によって覆われても、スピーカからの音を導音路によって中継装置の前面側に導くことができ、これにより機器本体内のスピーカからの音を中継装置の前面側で良好に聞くことができる。
このため、この請求項5に記載の発明においても、請求項1に記載の発明と同様、電子機器の機器本体におけるスピーカおよび放音孔の設置個所が装置本体によって制約を受けて、機器本体の放音孔が装置本体の装着部で覆われても、装置本体に電子機器とは別のスピーカを設ける必要がないので、中継装置の部品点数を削減し、低コスト化を図ることができるほか、電子機器の機器本体の最適な位置にスピーカおよび放音孔を設けることができ、これにより機能的にも外観的にも好ましいものを得ることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図7を参照して、この発明を適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明の中継装置に電子カメラを装着した状態の斜視図、図2は図1の中継装置を示した斜視図、図3は電子カメラを前面側から見た斜視図、図4はその電子カメラを裏面側から見た斜視図、図5は図1の正面図、図6は図5のA−A矢視における断面図、図7は図4の要部を拡大した断面図である。
この中継装置1は、図1に示すように、装置本体2を備え、この装置本体2に携帯型の電子機器である電子カメラ3が着脱可能に装着され、この状態で装置本体2を介して電子カメラ3と電源や外部機器などの外部装置(図示せず)とを電気的に接続するように構成されている。
この場合、電子カメラ3は、図3および図4に示すように、カメラ本体4を備えている。このカメラ本体4の前面における右上隅には、図3に示すように、撮影部5が設けられており、その左側に位置する個所には光学ファインダ6およびマイク部7が上下に並んで設けられ、更にその左側に位置する個所にはストロボ発光部8が設けられている。このカメラ本体1の上面における左側(図4では右側)には、シャッタ釦9および電源スイッチ10が設けられている。
また、このカメラ本体1の裏面における左側に位置する個所には、図4に示すように、表示部11が設けられており、その右側に位置する複数個所には各種のメニューキー12〜14が上下左右に並んで設けられている。これら各種のメニューキー12〜14の右下側には、十字方向に操作可能なカーソルキー15が設けられており、表示部11の上側に位置する個所には、カメラ本体4の前面側から連続する光学ファインダ6が設けられている。
さらに、このカメラ本体4の内部には、スピーカ16が撮影部5の下側に位置し、且つ表示部11の裏面に対応した状態で、図6および図7に示すように、スピーカ保持部材17によって取り付けられており、このカメラ本体4の下面には、スピーカ16の音を外部に放音する放音孔18が設けられている。この場合、スピーカ保持部材17は、スピーカ16の放音面をカメラ本体4の前面側に向けてスピーカ16を保持し、この状態でスピーカ16の音を放音孔18に導くように構成されている。なお、このカメラ本体4の下面におけるほぼ中間部には、図3〜図5に示すように、雌型のコネクタ19が外部に突出することなく設けられている。
一方、中継装置1の装置本体2は、図1および図2に示すように、全体がほぼ台形の箱型形状に形成されており、その手前側上部には、電子カメラ3が着脱可能に装着する装着部20が設けられている。この装着部20は、図2および図6に示すように、その前側中間部が開放された枠状部21と、その底部を塞ぐ底面部22とからなり、枠状部21は、後方に向けて傾いた状態で装置本体2の手前側上部に設けられており、底面部22は、その底面が前上がり、つまり図6および図7に示すように底面の左側が高く右側が低くなる左上がりの傾斜面に形成されている。
これにより、この装着部20は、図1に示すように、カメラ本体4の下部側が上方から枠状部21に挿入してカメラ本体4の下面が装着部20の底面部22に当接することにより、カメラ本体4を装置本体2の後方に傾けて起立させた状態で保持するように構成されている。この場合、装着部20の底面部22には、図5に示すように、カメラ本体4の下面に設けられた雌型のコネクタ19に差し込まれて電気的に接続する雄型のコネクタ23が上方に突出して設けられている。
また、装着部20の底面部22には、図6および図7に示すように、装置本体2の前面側を除いて、カメラ本体4の下面によって塞がれる凹部24が設けられている。この凹部24は、カメラ本体4が装着部20に装着されたときに、カメラ本体4の下面に設けられた放音孔18から放音されたスピーカ16の音を装置本体2の前面側に導いて放音させるための導音路25を装着部20とカメラ本体4とによって形成するように構成されている。なお、この装置本体2には、電源や外部機器などの外部装置(図示せず)と電気的に接続する接続ケーブル26が設けられており、また、この装置本体2の内部には、図示しないが、中継機能に必要な各種の電子部品が設けられている。
このような中継装置1では、装置本体2の装着部20にカメラ本体4を装着するときに、カメラ本体4の裏面つまり表示部11が設けられた面を装置本体2の前面側に向けた状態で、カメラ本体4を装置本体2の装着部20に上方から挿入すると、図6に示すように、装着部20の枠状部21によってカメラ本体4が装置本体2の後方に向けて傾いた状態で装着部20に装着される。このときには、カメラ本体4の下面に設けられた雌型のコネクタ19に装着部20の底面部22に設けられた雄型のコネクタ23が差し込まれて、カメラ本体4の下面が装着部20の底面部22に当接する。
これにより、カメラ本体4が装置本体2に電気的に接続されると共に、この装置本体2が接続ケーブル26によって電源や外部機器などの外部装置と電気的に接続されるので、中継装置1を介して電子カメラ3と外部装置とが電気的に接続される。この状態では、電子カメラ3に電力を供給して充電させたり、電子カメラ3に記憶されている画像や音声などの情報をパソコンなどの外部機器に与えたり、あるいは電子カメラ3に記憶されている画像や音声などの情報を表示部11やスピーカ16で再生したりすることができる。
このときには、カメラ本体4が装置本体2の装着部20に装着されると、装着部20の底面部22にカメラ本体4の放音孔18に対応して設けられた凹部24が、装置本体2の前面側を除いて、カメラ本体4の下面によって塞がれ、これによりカメラ本体4の放音孔18から放音されるスピーカ16の音を装置本体2の前面側に導く導音路25が装着部20とカメラ本体4とによって形成される。このため、カメラ本体4の放音孔18が装置本体2によって覆われても、カメラ本体4のスピーカ16からの音を導音路25によって装置本体2の前面側に導くことができ、これによりカメラ本体4のスピーカ16からの音を装置本体2の前面側で良好に聞くことができる。
このため、この中継装置1によれば、電子カメラ3のカメラ本体4におけるスピーカ16および放音孔18の設置個所が装置本体2の装着部20によって制約を受け、カメラ本体4の放音孔18が装置本体2の装着部20で覆われても、装置本体2にカメラ本体4のスピーカ16とは別のスピーカを設ける必要がない。このため、部品点数が少なく、製造コストを削減することができ、しかも装着部20に導音路25を形成する凹部24を形成するだけで良いので、構造が簡単で、部品点数も増加せず、容易に製作でき、これによっても低価格化を図ることができる。
また、この電子カメラ3では、カメラ本体4におけるスピーカ16および放音孔18の設置個所も装置本体2によって制約を受けることがないので、カメラ本体4の最適な位置にスピーカ16および放音孔18を設置することができ、これにより機能的にも、また外観的にも好ましいものを得ることができる。
なお、上記実施形態1では、装着部20の底面部22に凹部24を設けたが、必ずしも装着部20の底面部22に凹部24を形成する必要はなく、例えば図8および図9に示した変形例1のように、装着部20の底面部22に一対のリブ27を上方に突出させて設け、この一対のリブ27上にカメラ本体4の下面を当接させて支持することにより、装着部20の底面部22とカメラ本体4の下面との間に、カメラ本体4の放音孔18から放音されるスピーカ16の音を装置本体2の前面側に導く導音路25を形成するように構成しても良い。このような構造でも、実施形態1と同様の作用効果がある。
(実施形態2)
次に、図10および図11を参照して、この発明を適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図7に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この中継装置30は、電子カメラ3が着脱可能に装着される装置本体2の内部に共鳴空間31を設けると共に、装置本体2の装着部20の底面部22にカメラ本体4内のスピーカ16からの音を共鳴空間31に導く貫通孔32を設けた構造で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構造になっている。
すなわち、装着部20は、実施形態1と同様、カメラ本体4を装置本体2の後方に傾けた状態で起立させて保持する枠状部23と、カメラ本体4の下面が前上がりに当接する傾斜面を有する底面部22とからなり、この底面部22におけるカメラ本体4の放音孔18と対応する個所に貫通孔32が設けられている。また、装置本体2内の共鳴空間31は、装着部20の下側で且つ装置本体2の前面側に設けられ、カメラ本体4のスピーカ16からの音が放音孔18および貫通孔32を通して導かれ、この導かれた音を共鳴させように構成されている。
このような中継装置30では、実施形態1と同様、装置本体2の装着部20にカメラ本体4が装着されると、カメラ本体4が装置本体2に電気的に接続されると共に、この装置本体2を介してカメラ本体4と外部装置とが電気的に接続されるので、電子カメラ3に電力を供給して充電させたり、電子カメラ3に記憶されている画像や音声などの情報をパソコンなどの外部機器に与えたり、あるいは電子カメラ3に記憶されている画像や音声などの情報を表示部11やスピーカ16で再生したりすることができる。
このときには、カメラ本体4の放音孔18から放音されたスピーカ16の音が、装置本体2の装着部20の底面部22に設けられた貫通孔32を通して装置本体2内に導かれ、この導かれたスピーカ16の音が装置本体2内に設けられた共鳴空間31で共鳴されるので、カメラ本体4の放音孔18が装置本体2で覆われていても、カメラ本体4内のスピーカ16からの音の音質を共鳴空間31で共鳴させて高めることができると共に、この音質が高められた音を装置本体2の外部で聞くことができる。
このように、この中継装置30においても、実施形態1と同様、電子カメラ3のカメラ本体4におけるスピーカ16および放音孔18の設置個所が装置本体2の装着部20によって制約を受けて、カメラ本体4の放音孔18が装置本体2の装着部20で覆われても、装置本体2にカメラ本体4のスピーカ16とは別のスピーカを設ける必要がない。このため、部品点数が少なく、製造コストを削減することができ、しかも装置本体2内に共鳴空間31を形成するだけで良いので、構造が簡単で、部品点数も増加せず、容易に製作でき、これによっても低価格化を図ることができる。
また、この電子カメラ3においても、実施形態1と同様、カメラ本体4におけるスピーカ16および放音孔18の設置個所も装置本体2によって制約を受けることがないので、カメラ本体4の最適な位置にスピーカ16および放音孔18を設置することができ、これにより機能的にも、また外観的にも好ましいものを得ることができる。
なお、上記実施形態2では、装置本体2内に共鳴空間31を形成しただけの構造であるが、これに限らず、例えば図12に示した変形例2のように、装置本体2内に仕切り壁33を設けて共鳴空間34を形成し、この共鳴空間34に対応する装置本体2の前面部に複数の孔からなる放音孔部35を設けた構造でも良い。このようにすれば、共鳴空間34で共鳴されて音質が高められた音を放音孔部35から装置本体2の前面側に良好に放音させることができ、このためカメラ本体4内のスピーカ16からの音を装置本体2の前面側で、より一層、良好に聞くことができる。この場合、複数の孔からなる放音孔部35は必ずしも共鳴空間34に対応する装置本体2の前面部に設ける必要はなく、共鳴空間34に対応する装置本体2の左右両側の側面部に設けても良い。
(実施形態3)
次に、図13および図14を参照して、この発明を適用した実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図7に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この電子カメラ40は、そのカメラ本体4の下面に凹部41を設け、中継装置1の装置本体2に設けられた装着部20に装着されたときに、カメラ本体4の下面に設けられた凹部41によってカメラ本体4の放音孔18から放音されるスピーカ16の音を装置本体2の前面側に導く導音路42を形成する構造で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構造になっている。
すなわち、カメラ本体4の凹部41は、カメラ本体4の下面に設けられた放音孔18に対応して設けられ、カメラ本体4の下部側が装置本体4の装着部20に装着されたときに、カメラ本体4の下面が装着部20の底面部22に当接することにより、カメラ本体4内のスピーカ16からの音を装置本体2の前面側に導く導音路42を形成するように構成されている。なお、この電子カメラ40においても、カメラ本体4の下面に凹部41を設けた以外は実施形態1と同様に構成されている。
このような電子カメラ40では、中継装置1の装置本体2の装着部20にカメラ本体4の下部側を装着すると、このカメラ本体4の下面に設けられた凹部41によってカメラ本体4の放音孔18から放音されるスピーカ16の音を中継装置1の前面側に導く導音路42が形成されるので、カメラ本体4の放音孔18が中継装置1の装着部20によって覆われても、スピーカ16からの音を導音路42によって中継装置1の前面側に導くことができ、これによりスピーカ16からの音を中継装置1の前面側で良好に聞くことができる。
このため、この実施形態3では、実施形態1のように、中継装置1の装置本体2に導音路42を形成するための凹部24やリブ27を設ける必要がないので、装置本体2の形状および構造が簡単になり、その製作も容易で、中継装置1の低価格化を図ることができる。また、この実施形態3においても、電子カメラ40のスピーカ16とは別のスピーカを中継装置1に設ける必要がなく、しかもカメラ本体4におけるスピーカ16および放音孔18の設置個所も中継装置1によって制約を受けることがないため、カメラ本体4の最適な位置にスピーカ16および放音孔18を設けることができる。
なお、上記実施形態3では、カメラ本体4の下面に凹部41を設けてスピーカ16からの音を中継装置1の前面側に導く導音路42を形成したが、必ずしもカメラ本体4の下面に設けられた凹部41で導音路42を形成する必要はなく、例えばカメラ本体4の下面に一対のリブを突出させて設け、この一対のリブによってスピーカ16からの音を中継装置1の前面側に導く導音路42を形成するように構成しても良い。
また、上記実施形態1、3およびその各変形例では、中継装置1の装置本体2と電子カメラ3、40のカメラ本体4とによって形成される導音路25、42がスピーカ16からの音を装置本体2の前面側に導くように構成されている場合について述べたが、必ずしも装置本体2の前面側に導く必要はなく、装置本体2の裏面側、または左右両側の側面側に導くように構成しても良く、要はスピーカ16からの音を装置本体2の外部に導く構成であれば良い。
更に、上記実施形態1〜3およびその各変形例では、携帯型の電子機器として、電子カメラを用い場合について述べたが、これに限らず、例えば携帯電話機やポータブルな音響機器などのスピーカを内蔵した携帯型の電子機器に広く適用することができる。
この発明の中継装置に電子カメラを装着した状態の斜視図である。(実施形態1) 図1の中継装置を示した斜視図である。 図1の電子カメラを正面側から見た斜視図である。 図1の電子カメラを裏面側から見た斜視図である。 図1の正面図である。 図5のA−A矢視における拡大断面図である。 図6の更に要部を拡大した断面図である。 変形例1の中継装置に電子カメラを装着した状態の正面図である。 図8のB−B矢視における拡大断面図である。 この発明の中継装置に電子カメラを装着した状態の正面図である。(実施形態2) 図10のC−C矢視における拡大断面図である。 変形例2の中継装置に電子カメラを装着した状態の拡大断面図である。 この発明の電子カメラを中継装置に装着した状態の正面図である。(実施形態3) 図13のD−D矢視における拡大断面図である。
符号の説明
1、30 中継装置
2 装置本体
3、40 電子カメラ
4 カメラ本体
16 スピーカ
18 放音孔
20 装着部
22 底面部
24、41 凹部
25、42 導音路
27 リブ
31、34 共鳴空間
32 貫通孔
35 放音孔部

Claims (5)

  1. 機器本体に内蔵されたスピーカの音を放音孔から前記機器本体の外部に放音する携帯型の電子機器が着脱可能に装着される装置本体を備え、この装置本体を介して前記電子機器と外部装置とを電気的に接続する中継装置において、
    前記装置本体には、前記電子機器の前記機器本体が着脱可能に装着されて前記機器本体の前記放音孔を覆う装着部が設けられ、この装着部には、前記機器本体が装着されたときに、前記放音孔から放音された音を前記装置本体の前面側に導く導音路が前記装着部と前記機器本体とによって形成されていることを特徴とする中継装置。
  2. 前記装着部には、前記装置本体の前面側を除いて、前記機器本体によって塞がれる凹部が前記導音路に対応して形成されていることを特徴する請求項1に記載の中継装置。
  3. 機器本体に内蔵されたスピーカの音を放音孔から前記機器本体の外部に放音する携帯型の電子機器が着脱可能に装着される装置本体を備え、この装置本体を介して前記電子機器と外部装置とを電気的に接続する中継装置において、
    前記装置本体には、前記電子機器の前記機器本体が着脱可能に装着されて前記機器本体の前記放音孔を覆う装着部が設けられ、この装着部には、前記機器本体が装着されたときに、前記放音孔から放音された音を前記装置本体内に導く貫通孔が設けられ、前記装置本体の内部には、前記貫通孔で導かれた音を共鳴させる共鳴空間が設けられていることを特徴とする中継装置。
  4. 前記装置本体の前面には、前記共鳴空間で共鳴された音を前記装置本体の前面側に向けて放音する放音孔部が設けられていることを特徴する請求項3に記載の中継装置。
  5. スピーカを内蔵した機器本体を備え、この機器本体が中継装置に着脱可能に装着され、この状態で前記中継装置を介して外部装置と電気的に接続される電子機器において、
    前記機器本体には、前記スピーカの音を前記機器本体の外部に放音する放音孔が設けられていると共に、前記機器本体が前記中継装置に装着されたときに、前記放音孔から放音された音を前記中継装置の前面側に導く導音路を形成する凹部が前記放音孔に対応して設けられていることを特徴とする電子機器。
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